JP2777086B2 - 棚用薬品容器位置規定装置 - Google Patents

棚用薬品容器位置規定装置

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JP2777086B2
JP2777086B2 JP7165913A JP16591395A JP2777086B2 JP 2777086 B2 JP2777086 B2 JP 2777086B2 JP 7165913 A JP7165913 A JP 7165913A JP 16591395 A JP16591395 A JP 16591395A JP 2777086 B2 JP2777086 B2 JP 2777086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理化学用の薬品等を
入れる瓶等の容器を棚の上に位置を規定した状態で載置
するための棚用薬品容器位置規定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、薬品容器を棚の上に載置する際に
は、次のようにされている。図7に示すように、棚S′
の手前側部分には、逆U字状のストッパ70が設けられ
ている。そして、薬品容器Bを奥の方から順に載置して
いく。そして、薬品容器Bが手前の方まで載置される
と、ストッパ70によって、最前列の薬品容器Bが棚
S′上から手前側へ落ちることが防止されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に薬品容
器Bは、地震発生時にも位置がずれて転倒するようなこ
となく、所定の位置に載置されるべきである。しかしな
がら、上記のようなストッパ70のみでは、次のような
欠点がある。すなわち、複数個の薬品容器Bが奥の方か
ら順に載置されてきてストッパ70の近傍まで載置され
た状態では、薬品容器Bが棚S′の奥行き方向に移動す
ることは防止されるが、ストッパ70の近傍までは載置
されていない場合には、地震等によって棚S′の奥行き
方向に移動してしまい、不安定である。
【0004】そこで、本発明は、薬品容器の個数によら
ず、棚の上において位置ずれすることなく(すなわち位
置が規定された状態で)、棚の上に薬品容器を載置する
ことができる棚用薬品容器位置規定装置を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、薬品容器を棚の上に位置を
規定した状態で載置するための棚用薬品容器位置規定装
置であって、対をなし前記棚の上においてその奥行き方
向に延びて配設される側部材と、その対をなす側部材間
を連結する連結棒とを有し、前記対をなす各側部材のう
ちの他方の側部材に対向する側の部分には、前記棚の奥
行き方向に複数個の連結棒係止部が形成されており、そ
の連結棒係止部には、前記連結棒の着脱を許容する開放
部が斜め上部後方に向けて形成されている。なお、ここ
で、「対をなす側部材」とは、2つの場合はもちろん、
3つ又はそれ以上の場合であって、その各間が各々対を
なす側部材に該当する場合等も含むものである。
【0006】また、請求項2に係る発明は、薬品容器を
棚の上に位置を規定した状態で載置するための棚用薬品
容器位置規定装置であって、対をなし前記棚の上におい
てその奥行き方向に延びて配設される側部材と、その対
をなす側部材間を連結する連結棒とを有し、前記対をな
す各側部材のうちの他方の側部材に対向する側の部分に
は、前記棚の奥行き方向に複数個の連結棒係止部が形成
されており、その連結棒係止部における前記連結棒の着
脱を許容する開放部の近傍には、その開放部を狭める方
向に突出する突起部が形成され、その突起部が、前記連
結棒の着脱の際には抵抗となるとともに、所定以上の力
で前記連結棒の着脱が行われることによって前記開放部
が広がる方向に弾性変形して前記連結棒の着脱を許容す
るものである。
【0007】また、請求項3に係る発明は、薬品容器を
棚の上に位置を規定した状態で載置するための棚用薬品
容器位置規定装置であって、対をなし前記棚の上におい
てその奥行き方向に延びて配設される側部材と、その対
をなす側部材間を連結する連結棒とを有し、前記対をな
す各側部材のうちの他方の側部材に対向する側の部分に
は、前記棚の奥行き方向に複数個の連結棒係止部が形成
されており、その連結棒係止部には、前記連結棒の着脱
を許容する開放部が斜め上部後方に向けて形成されてお
り、その開放部の近傍には、その開放部を狭める方向に
突出する突起部が形成され、その突起部が、前記連結棒
の着脱の際には抵抗となるとともに、所定以上の力で前
記連結棒の着脱が行われることによって前記開放部が広
がる方向に弾性変形して前記連結棒の着脱を許容するも
のである。
【0008】
【作用・効果】請求項1〜請求項3に係る発明において
は、対をなす側部材の複数個の連結棒係止部のうち、棚
の上に載置された薬品容器のすぐ手前側の連結棒係止部
に連結棒を係止して当該対をなす側部材を連結すること
によって、薬品容器の手前側位置が規定される。このた
め、薬品容器の手前側方向へ位置ずれすることが防止さ
れ、薬品容器の転倒防止が図られる。その際、薬品容器
を棚の奥側から順に載置していってもよいし、最奥部よ
り手前側の部分においても連結棒を係止し、その手前側
から薬品容器を載置していってもよい。また、複数個の
連結棒によって棚を奥行き方向に複数の区域ごとに区分
し、その各区分ごとに各々薬品容器を載置することもで
きる。また、ここで、「位置ずれが防止される」とは、
全く位置がずれないことのみを意味するのではなく、あ
まり位置がずれない(位置がずれる距離が短くなる)こ
とも意味する。薬品容器のちょうど手前側に連結棒係止
部が存在しない場合もあるからである。
【0009】そして、請求項1に係る発明においては、
各連結棒係止部に対しては、その斜め上部後方に向けて
形成されている開放部を通して連結棒が着脱される。こ
のため、地震等において薬品容器に手前側方向の力が加
わっても、その力によって連結棒が連結棒係止部から外
れてしまうようなことはなく、安全性が高められる。
【0010】請求項2に係る発明においては、連結棒係
止部の開放部の近傍に形成されている突起部の抵抗を受
けつつそれを弾性変形させながら、連結棒を連結棒係止
部に対して着脱させる。このため、地震等の際における
衝撃等によって容易に連結棒が連結棒係止部から外れる
ことが防止され、安全性が高められる。
【0011】請求項3に係る発明においては、上記の請
求項1及び請求項2に係る発明の作用効果を同時に得る
ことができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、この棚用薬品容器位置規定
装置は、複数個の側部材10と、それら側部材10を連
結する複数本の連結棒50を有している。連結棒50
は、中空の丸棒状をしている。
【0013】側部材10は、棚Sの側部又はその棚Sを
幅方向において仕切る位置に、棚S上の奥行き方向に延
びるように配設される。図2〜図4に示すように、側部
材10は衝立状をなし、その輪郭を形成する周囲部には
フランジ12が形成されている。フランジ12のうちの
下部の部分は設置部14とされており、設置部14には
ネジ孔16が形成されている。そして、側部材10は、
設置部14において、ネジ18によって棚Sに対して固
定される。
【0014】側部材10の左右の両側面には、連結棒係
止部群20が形成されている。連結棒係止部群20は、
側部材10の両側面から突出して形成されている。連結
棒係止部群20は、奥行き方向に連続する多数の連結棒
係止部30を有している。
【0015】各連結棒係止部30は、後方に傾斜したほ
ぼU字状をしている。その各U字状の下部の円弧面状の
部分は、連結棒保持部32とされており、その各U字状
の上部の一対の斜板部34の間の部分は、開放部36と
されている。このようにして、開放部36は斜め上部後
方に向けて形成されている。
【0016】斜板部34に対応して、側部材10には貫
通孔38が形成されている。そして、図5に示すよう
に、側部材10の左右両側の斜板部34は、貫通孔38
を通して一体的につながって形成されている。また、斜
板部34は連結棒保持部32よりも薄肉とされている。
このようにして、斜板部34は、開放部36を広げる方
向に弾性変形しやすくされている。
【0017】図2〜図4に示すように、斜板部34の先
端部には、突起部35が形成されている。各突起部35
は、各々後側の開放部36に対して突出するように形成
されており、その開放部36を狭めるものである。その
結果、開放部36の広さは連結棒50の直径よりも若干
狭いものとされている。このため、連結棒50を、開放
部36を通して連結棒保持部32(連結棒係止部30)
に係止させようとしたり、係止状態の連結棒50を連結
棒保持部32(連結棒係止部30)から取り外そうとす
る際には、突起部35は、その着脱における抵抗になる
ようにされている。しかし、所定以上の力でその着脱が
行われることによって、斜板部34(突起部35)が開
放部36を広げる方向に弾性的に変形して、その着脱が
行われるようにされている。
【0018】次に、この装置の使用方法及び作用効果に
ついて説明する。図1に示すように、ある一対の側部材
10の間において、棚Sの上に薬品容器Bを奥の方から
載置していく。そして、その最前列の薬品容器Bのすぐ
手前側の連結棒係止部30(一対の側部材10の連結棒
係止部30)に連結棒50を係止して、一対の側部材1
0を連結する。このようにすることにより、連結棒50
によって、薬品容器Bが位置ずれることが防止され、薬
品容器Bが位置規定状態で載置されることになる。そし
て、地震等の際にも薬品容器が転倒するようなことが防
止される。
【0019】また、図4に示すように、連結棒係止部3
0に対する連結棒50の着脱は、斜め上部後方に向けて
形成されている開放部36を通して行われる。このた
め、地震等において薬品容器Bに手前側方向の力が加わ
って、その力によって連結棒50に手前側方向の力が加
わっても、連結棒50が開放部36を通して連結棒係止
部30から外れてしまうようなことはなく、安全性が確
保される。
【0020】また、同じく連結棒係止部30に対する連
結棒50の着脱の際には、突起部35の抵抗を受けつつ
それを弾性変形させながら行われる。このため、地震等
の際における衝撃等によって容易に連結棒50が連結棒
係止部30から外れることが防止され、その点からも安
全性が確保される。
【0021】また、図6に示すように、薬品容器Bの個
数があまり多くなく、かつ棚Sのあまり奥側に載置した
くない際には、一本の連結棒50で薬品容器Bの後側の
位置を規定して、もう一本の連結棒50で薬品容器Bの
前側の位置を規定するというように、2本の連結棒50
で薬品容器Bを挟むようにして、薬品容器Bを棚Sの前
側(奥側でない場所)に位置規定状態で載置することも
できる。この場合は、薬品容器Bが前側に載置されるた
めに、薬品容器Bの収容及び取出しの作業がしやすくな
る。
【0022】また、この棚用薬品容器位置規定装置で
は、側部材10の左右両側に連結棒係止部群20が形成
されているため、2つの側部材10を連結棒50で連結
するだけでなく、3つ又はそれ以上の側部材10の各間
を各々連結棒50で連結して使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1の装置の要部拡大斜視図である。
【図3】図2の装置の側面図である。
【図4】図3中の要部をさらに拡大して示すとともにそ
の作用を示す図である。
【図5】図4中のV−V断面図である。図4よりは縮小
してある。
【図6】図1の装置の別の使用説明図である。
【図7】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
10 側部材 30 連結棒係止部 35 突起部 36 開放部 50 連結棒

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品容器を棚の上に位置を規定した状態
    で載置するための棚用薬品容器位置規定装置であって、 対をなし前記棚の上においてその奥行き方向に延びて配
    設される側部材と、 その対をなす側部材間を連結する連結棒とを有し、 前記対をなす各側部材のうちの他方の側部材に対向する
    側の部分には、前記棚の奥行き方向に複数個の連結棒係
    止部が形成されており、 その連結棒係止部には、前記連結棒の着脱を許容する開
    放部が斜め上部後方に向けて形成されている棚用薬品容
    器位置規定装置。
  2. 【請求項2】 薬品容器を棚の上に位置を規定した状態
    で載置するための棚用薬品容器位置規定装置であって、 対をなし前記棚の上においてその奥行き方向に延びて配
    設される側部材と、 その対をなす側部材間を連結する連結棒とを有し、 前記対をなす各側部材のうちの他方の側部材に対向する
    側の部分には、前記棚の奥行き方向に複数個の連結棒係
    止部が形成されており、 その連結棒係止部における前記連結棒の着脱を許容する
    開放部の近傍には、その開放部を狭める方向に突出する
    突起部が形成され、その突起部が、前記連結棒の着脱の
    際には抵抗となるとともに、所定以上の力で前記連結棒
    の着脱が行われることによって前記開放部が広がる方向
    に弾性変形して前記連結棒の着脱を許容するものである
    棚用薬品容器位置規定装置。
  3. 【請求項3】 薬品容器を棚の上に位置を規定した状態
    で載置するための棚用薬品容器位置規定装置であって、 対をなし前記棚の上においてその奥行き方向に延びて配
    設される側部材と、 その対をなす側部材間を連結する連結棒とを有し、 前記対をなす各側部材のうちの他方の側部材に対向する
    側の部分には、前記棚の奥行き方向に複数個の連結棒係
    止部が形成されており、 その連結棒係止部には、前記連結棒の着脱を許容する開
    放部が斜め上部後方に 向けて形成されており、 その開放部の近傍には、その開放部を狭める方向に突出
    する突起部が形成され、その突起部が、前記連結棒の着
    脱の際には抵抗となるとともに、所定以上の力で前記連
    結棒の着脱が行われることによって前記開放部が広がる
    方向に弾性変形して前記連結棒の着脱を許容するもので
    ある棚用薬品容器位置規定装置。
JP7165913A 1995-06-30 1995-06-30 棚用薬品容器位置規定装置 Expired - Lifetime JP2777086B2 (ja)

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JPH0910045A JPH0910045A (ja) 1997-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6036103Y2 (ja) * 1982-10-16 1985-10-26 ヤマト科学株式会社 薬品棚の支持バ−取付構造
JPS6111349U (ja) * 1984-06-28 1986-01-23 三井東圧化学株式会社 柵つき棚

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