JP2802104B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製版された孔版原紙を自動的に版胴に着装
し、又は使用済みの孔版原紙を自動的に排出する機能を
備えた孔版印刷装置に関するものである。
〔従来の技術〕
回転する版胴を備えた輪転式の孔版印刷装置におい
て、版胴の外周面に原紙を巻付けて着装するために原紙
の一端を版胴に係止する手段として、例えば本出願人の
提案になる発明が特開昭59−96984号において開示され
ている。この発明の装置は、版胴の外周面に揺動自在に
設けられたクランプ片と、該クランプ片を外周面に固定
する磁石板とを有しており、互いに磁着したクランプ片
と磁石板との間に原紙の一端を係止するように構成され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したような孔版印刷装置においては、一般にロー
ル状に巻かれた孔版原紙が使用されている。このような
孔版原紙は巻方向による巻ぐせや製造過程での諸条件の
変化により、その原紙先端部が上方にカールすることが
あり、このカールの状態が大きい場合には以下に示すよ
うな不都合が生じる。
即ち、上記の原紙係止装置でクランプ片が開状態とさ
れると、その孔版原紙の先端部は、上方向にカールする
ことになる。このカールの程度が少ない場合には次の排
版処理には特に問題は生じないが、温度・湿度等による
原因で前記孔版原紙のカールが助長されると、次の排版
処理を確実に行なうことができなくなってしまう。この
ような孔版原紙のカールは、排版工程だけでなく、孔版
原紙を導入してクランプする着版時にも同様に問題とな
っている。
本発明は、上記の点に鑑み成されたもので、クランプ
時又はクランプ解除後の孔版原紙先端部の上方向へのカ
ールを防止し、孔版原紙の版胴への巻付け又は排版手段
までの孔版原紙の搬送を確実にして常に正常な印刷又は
排版処理を行なえる孔版印刷装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係る孔版印刷装置は、回動自在なクランプ
片を外周面に備えた版胴を有し、給送された製版済みの
孔版原紙の一端を前記クランプ片で係止するとともに、
該孔版原紙を前記版胴の外周面に巻き付けて着版した後
に印刷を行なう孔版印刷装置において前記孔版原紙を上
方から案内するために前記クランプ片の動作領域内にあ
る孔版原紙の係止位置の上方に案内片を延設し、かつ、
この案内片がクランプ片と前記係止位置との間に抜脱自
在に保持されるように構成したことを特徴としている。
請求項2に係る孔版印刷装置は、回動自在なクランプ
片を外周面に備えた版胴を有し、給送された製版済みの
孔版原紙の一端を前記クランプ片で係止するとともに該
孔版原紙を前記版胴の外周面に巻き付けて着版し、印刷
後には前記孔版原紙を排版手段によって前記版胴から剥
ぎ取る孔版印刷装置において、前記孔版原紙を上方から
案内するために前記クランプ片の動作領域内にある孔版
原紙の係止位置の上方に案内片を延設し、孔版原紙を係
止する際には前記クランプ片と前記孔版原紙の係止位置
との間に前記案内片が抜脱自在に保持され、孔版原紙の
係止を解除する際には前記案内片が前記クランプ片に接
触して弾性的に変形するように構成し、さらに回動する
クランプ片と接触する版胴の上方位置から前記排版手段
の上方位置にかけて該クランプ片の回動を妨げることな
く変形し又は移動する案内部材とを設けたことを特徴と
している。
〔作用〕
請求項1の孔版印刷装置によれば、版胴の係止位置の
上方に給送された孔版原紙の端部は、案内片によって上
方から案内される。クランプ片が回動して孔版原紙を係
止位置に係止すると、前記案内片もクランプ片と係止位
置の間に保持されるが、版胴が回転すれば案内片はクラ
ンプ片から容易に抜ける。
請求項2の孔版印刷装置によれば、着版時のクランプ
動作は請求項1の装置と同じである。排版時にクランプ
片が開放されると、回動するクランプ片が案内片に下方
から接触し、案内片を弾性的に変形させていく。この
間、解放された孔版原紙の端部は案内片又はクランプ片
によって上方から案内される。クランプ片と案内片が離
れると、案内片は原形に復帰して下方に戻り、孔版原紙
を押えつける。その後版胴が回動して孔版原紙の端部を
排版手段の方向へ送る。版胴の回動に伴って前記案内片
から外れた孔版原紙の端部は、排版手段に達するまで案
内部材によって案内される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面によって説明する。
まず、本実施例は、製版装置2と排版装置25とを有す
る輪転式の孔版印刷装置1であり、第1図はその概略構
成を示す断面図、第2図はその要部平面図である。
図において、3は版胴を示している。該版胴3は、イ
ンキ通過性の多孔質構造の円筒体により構成され、外周
面の一部に孔版原紙Sの一端部を選択的に係止する原紙
係止装置4を有し、図示されていない電動機によって自
身の中心軸線の周りに図にて時計廻り方向に回転駆動さ
れるようになっている。
版胴3の内部にはスクィージローラ10とドクタロッド
11とインキ供給パイプ12とを含むインキ供給装置が設け
られている。該インキ供給装置は版胴3の回転に応じて
版胴3の内周面へ印刷インキを供給する。そして、版胴
3の外周面には、一端部を原紙係止装置4によって版胴
3に係止された孔版原紙Sが印刷インキの粘性によって
巻付け装着される。そして、版胴3を挟んでスクィージ
ローラ10と対向する部分、即ち版胴3の下方にはプレス
ローラ13が設けられており、該プレスローラ13は、図示
されていない印刷用紙を版胴3の外周面へ向けて押付
け、版胴3と共働して孔版印刷を行うようになってい
る。
次に、前記原紙印刷装置4について詳述する。まず、
版胴3の外周面の一部には、版取付座部5が設けられて
いる。版取付座部5の上面5aは平坦面となっており、版
胴3の周方向に関する該上面5aの両側方には、版胴3の
中心軸線と長手方向を一致させて帯状の磁石板6,7がそ
れぞれ埋め込み固定されている。磁石板6,7は多極構造
のゴム磁石の如く適度の柔軟性を備えた永久磁石により
構成され、その外面(上面)は版取付座部5の上面5aと
面一になっている。
版取付座部5の両磁石板6,7の間であって、版胴3の
中心軸線方向に関する両側端部には、各々軸受ブラケッ
ト8aが設けられている。該軸受ブラケット8aには帯板状
のクランプ片9に一体に設けられた枢軸8が各々回動可
能に係合している。
クランプ片9は、版胴3の中心軸線に平行な枢軸8に
よって版胴3に回動自在に枢支されている。即ち、クラ
ンプ片9は、第1図及び第2図に示されている如く、一
方の磁石板6に磁気的に吸着された第一の状態(クラン
プ状態)と、第5図及び第6図に示されている如く、磁
石板6から引離され、ほぼ180゜回転変位してもう一つ
の磁石板7に磁気的に吸着される第二の状態(非クラン
プ状態)との間で、枢軸8を中心として回動することが
できるようになっている。
枢軸8の一端部には従動歯車8bが取付けられており、
該従動歯車8bには図には示されていない駆動歯車が選択
的に噛合するようになっており、これによってクランプ
片9が前記クランプ状態と前記非クランプ状態との間で
回動駆動されるようになっている。尚、このクランプ片
9の駆動構造についてより詳細な説明が必要であるなら
ば、特願昭57−207217号を参照されたい。
前記版胴3の一方の側には原紙貯容部14が設けられて
いる。原紙貯容部14はロール状に巻成された連続シート
状の孔版原紙Sを貯容するようになっている。
原紙貯容部14と版胴3との間には、製版装置2が設け
られている。製版装置2は、感熱式の製版装置としての
サーマルヘッド15とプラテンローラ16とを有し、原紙貯
容部14より孔版原紙Sを供給されて該孔版原紙Sの製版
を感熱式に行うようになっている。
製版装置2と版胴3との間には原紙ストック装置17が
設けられている。原紙ストック装置17は、何枚分もの孔
版原紙Sに相当する長さの孔版原紙Sをメアンダ状にて
貯容し得る箱状の原紙ストック部18と、前記製版装置2
から原紙ストック部18へ孔版原紙Sを送り込む原紙送り
込みローラ19と、原紙ストック部18から孔版原紙Sを後
述する原紙切断装置21へ送り出す原紙送り出しローラ20
とを有している。
前記原紙ストック装置17の原紙送り出しローラ20と版
胴3との間には、原紙切断装置21が設けられている。原
紙切断装置21は、外周面に螺旋状の刃部22を有する円柱
形の回転刃23と該回転刃23に接する平刃24とを有してい
て、該両刃23,24によって孔版原紙Sの切断を行うよう
になっている。
版胴3を間にして前記製版装置2と反対の側には、排
版手段としての排版装置25が設けられている。排版装置
25はローラ対26と原紙剥ぎ取り爪27と原紙廃棄箱28とを
有している。
ローラ対26は、版胴3の軸線に平行となるように原紙
廃棄箱28の入口部に設けられた下部回転軸と上部回転軸
とに各々担持されて互いに係合する金属ローラ29とゴム
ローラ30とを有している。金属ローラ29は電動機31によ
って図にて時計廻り方向に回転駆動されるようになって
いる。ローラ対26は、図示されている如く、着版排版位
置にある版胴3の原紙係止装置4に原紙切断装置21とは
反対の側にて極く接近した位置に設けられている。
原紙剥ぎ取り爪27は、その基端部を枢軸32によって枢
支されており、また枢軸32をはさんで爪の先端と反対側
の端部は、ソレノイド装置33のプランジャに駆動連結さ
れている。このように、原紙剥ぎ取り爪27は、版胴3に
近接した原紙剥ぎ取り位置と、前記原紙剥ぎ取り位置よ
り枢軸32の周りに反時計廻り方向に回動した待避位置と
の間において、回動駆動されるようになっている。
次に、前記版胴3の上方であって、第1図に示す着版
排版位置において回動するクランプ片9に接触する位置
には、クランプ片9の回動に追従して変移する孔版原紙
の案内部材40が設けられている。この「クランプ片9の
回動に追従して変移する」という語句は、案内部材40が
クランプ片9の回動を妨げることなく変形し又は移動す
ることを意味している。本実施例では、案内部材40が可
撓性部材で構成され、回動するクランプ片9によって該
案内部材40が変形を受けるようになっている。第2図に
示すように、ガイド部材40は複数枚の短冊板形状の部材
であって、原紙切断装置21側の一端縁部は回転刃23のケ
ース23aに固定されており、排版装置25側の他端縁部は
原紙廃棄箱28の中に固定されずに移動自在の状態で配設
されている。なお、この案内部材の構造等についてより
詳細な説明が必要であるならば、特願昭63−152390号を
参照されたい。
次に、第1図及び第2図に示すように、前記案内部材
の下方には一対の案内片50が設けらている。これらの案
内片50は前記ケース23aに一端を固定された片持ち梁状
の部材であり、その自由端は孔版原紙Sの係止位置の上
方に延設されている。即ち、原紙係止装置4を版胴3の
最頂位置に設定した状態において、クランプ片9の動作
領域内であるとともに、クランプ片9との間に孔版原紙
Sが挟持される版取付座部5の上面5aの上方位置に、前
記案内片50の自由端が設定されている。第2図に示すよ
うに、これら一対の案内片50,50は、上方から見て磁石
板7の外側にそれぞれ配設されており、回動するクラン
プ片9の両側方部にそれぞれ接触するように構成されて
いる。また、第3図に示すように、版取付座部5の上面
5aの案内片50と対面する部分には、回動するクランプ片
9に押圧された案内片50が入り込む凹部51が形成されて
いる。凹部51の外形は案内片50の自由端部に合致した形
状であり、その深さは、案内片50の厚さと孔版原紙Sの
厚さの合計寸法よりも若干大きい。
次に、以上の構成における作用・効果を第4図〜第10
図によって説明する。
製版印刷に際しては、最初は原紙ストック部18に孔版
原紙Sがなく、孔版原紙Sは原紙送り込みローラ19より
直接原紙送り出しローラ20へ向かい、その先端部が原紙
切断装置21の部分に至っている。この状態にて製版装置
2のサーマルヘッド15に画像情報信号が与えられて製版
が開始されると、原紙送り込みローラ19が回転駆動さ
れ、製版の進行に伴い製版済みの孔版原紙Sが原紙スト
ック部18内に送り込まれる。
一枚分の、換言すれば印刷するに必要な一回分の長さ
の製版が完了すると、原紙送り出しローラ20が回転駆動
され、これによって孔版原紙Sの先端部が版胴3のクラ
ンプ片9へ送られる。
第4図に示すように、版胴3上の係止位置の上方に送
り込まれた孔版原紙Sは、たとえ上方に反り返るような
くせをもっていたとしても、案内片50にガイドされて上
限位置を規制されるので、クランプ片9の作動領域から
外れてクランプできなくなってしまうようなことはな
い。
第5図に示すように、クランプ片9が図中反時計回り
方向に回動して磁石板7に磁着し、案内片50にガイドさ
れていた孔版原紙Sを版取付座部5乃至磁石板7との間
に挟持固定する。第5図及び第7図に示すように、この
時、案内片50はクランプ片9に押し下げられて版取付座
部5の凹部51内に入り込み、該凹部51とクランプ片9に
区画された空間内に孔版原紙Sの端部と共に保持され
る。
この時、図示はしないが、クランプ片9の先端は前記
案内部材40の下面に接触し、案内部材40を上方に向けて
撓ませる。即ち、案内部材40は、孔版原紙Sを係止する
ためのクランプ片9の回動に追従して変形することがで
き、クランプ片9の作動を阻害することがない。また、
この案内部材40は前記案内片のすぐ上方に設けられてい
るので、孔版原紙Sの先端が何らかの理由で案内片50か
ら外れ、上方に舞い上ってしまったとしても、該孔版原
紙Sの先端は幅方向の全体に亘って確実に案内される。
従って孔版原紙Sの先端は、クランプ片9の先端よりも
上方に突出することはない。
次に、クランプ片9による孔版原紙Sの係止が完了す
ると、版胴3が図中時計回り方向に回転駆動される。前
記案内片50は、クランプ片9と版取付座部5との間に挟
持されているわけではないので、版胴3が回れば第6図
に示すように凹部51から抵抗なく簡単に抜ける。そし
て、版胴3の回転に伴い孔版原紙Sの版胴3に対する着
版が行われる。印刷に必要な一枚分の長さに相当する孔
版原紙Sが版胴3に巻付けられると、原紙送り出しロー
ラ20の回転が停止されると共に原紙切断装置21が駆動さ
れて孔版原紙Sが切断される。これにより版胴3に対す
る孔版原紙Sの着版が完了し、引き続き版胴3が回転す
ることによって孔版原紙処理が行なわれる。
次に、不図示の操作部より排版命令が指示されたり、
あるいは次の製版印刷処理が指示されると、版胴3の外
周面に巻付け装着されている孔版原紙Sを、版胴3から
取り外す排版が行なわれる。
第9図に示すように、クランプ片9が図中時計回り方
向に回動する。係止する解除された孔版原紙Sの端部は
上方にカールし始め、前記案内片50は回動するクランプ
片9によって下方から押上げられて弾性的に変形する。
そして第10図に示すように、クランプ片9がさらに回
動して案内片50と離れると、案内片50は下方の位置に戻
り、上方にカールし始めた孔版原紙Sをその勢いで上か
ら押え付ける。孔版原紙Sのカールが甚しいと、クラン
プ片9を解放した瞬間に孔版原紙Sの端部が大きく変形
して巻き込みを生じ、より上方にある案内部材40では変
形を規制できない場合がある。ところが、本実施例では
クランプ片9に連動する案内片50により、カール変形を
始めた孔版原紙Sを解放直後に弾性力で押え付けるよう
にしてある。これによって、クランプ解除時に孔版原紙
Sの端部が一挙に大きくカール変形し、排版装置25にか
からなくなってしまうという従来の問題は解消される。
そして版胴3の回動に伴って該孔版原紙Sが案内片50か
ら外れた後には、該孔版原紙Sは案内部材40にガイドさ
れて確実に排版装置25へと送られることになる。
上記クランプ解除動作時においても、クランプ片9の
先端は案内部材40の下面に接触するが、案内部材40は上
方に向けてたわむのでクランプ片9の回動を阻害するこ
とはない。
次に、原紙剥ぎ取り爪27が第1図に示す待機位置から
版胴3に近接した剥ぎ取り位置に移動し、この状態にて
版胴3が第1図で見て時計廻り方向に回転する。これに
より版胴3の外周面に取付けられている孔版原紙Sは、
その一端部より原紙剥ぎ取り爪27によって版胴3の回転
に伴い版胴3より剥ぎ取られ、原紙剥ぎ取り爪27の先端
部に案内されて金属ローラ29とゴムローラ30との間に進
入し、金属ローラ29の第1図で見て時計廻り方向の回転
及びこれに伴うゴムローラ30の第1図で見て反時計廻り
方向の回転に伴い該両ローラ29,30に挟まれて原紙廃棄
箱28内へ向けて廃棄搬送される。
以上説明したように、案内片50を備えた本実施例の孔
版印刷装置によれば、上向きのカールがひどい孔版原紙
Sを用いても確実な着板が行なえるので印刷不良等の発
生が回避される。また排版時には、係止を解除された孔
版原紙Sの係止端部を確実にローラ対26へ送り込めるの
で、該ローラ対26によって確実に原紙廃棄箱28内に廃棄
搬送されるようになり、排版不良の発生が回避される。
以上説明した一実施例では、クランプ片9と版取付座
部5の間に保持された案内片50が、版胴3の回転によっ
て簡単に抜けるように、版取付座部5の要所に案内片50
を収めるための凹部51を設けた。しかしながら、このよ
うな作用は他の構造によっても実現できることは言うま
でもない。例えば、磁石板7の上面と版取付座部5の上
面5aを面一とせず、版取付座部5の上面から磁石板7が
所定高さ突出するようにし、磁石板7に磁着したクラン
プ片6の端部と版取付座部5の上面5aとの間に隙間が生
じるようにする。そして、この隙間に案内片50を抜脱自
在に保持させるようにしてもよい。また、案内片50はク
ランプ片9の両端に設けたが、もっと内方に配設しても
かまわない。
〔発明の効果〕
請求項1記載の発明によれば、係止位置の上方で孔版
原紙を案内片でガイドしながらクランプ片で係止できる
ので、カールの強い孔版原紙でも確実に係止しても着版
できるという効果がある。
請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、クラ
ンプ解除後に変形し始める孔版原紙を案内片で直ちに押
え付けることができるので、孔版原紙の端部を排版手段
に確実に送り込み、不良のない排版を行なうことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は同実施例
の要部平面図、第3図は同実施例の要部斜視図、第4
図,第5図,第6図は同実施例における着版動作を示す
要部断面図、第7図(a)は第5図におけるVII−VII線
断面図、第7図(b)は第7図(a)の部分拡大断面
図、第8図,第9図,第10図は同実施例における排版動
作を示す要部平面図である。 S……孔版原紙,1……孔版印刷装置, 3……版胴,9……クランプ片, 25……拝版手段としての拝版装置, 40……案内部材,50……案内片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在なクランプ片を外周面に備えた版
    胴を有し、給送された製版済みの孔版原紙の一端を前記
    クランプ片で係止するとともに、該孔版原紙を前記版胴
    の外周面に巻き付けて着版した後に印刷を行なう孔版印
    刷装置において、 前記孔版原紙を上方から案内すべく前記クランプ片の動
    作領域内にある孔版原紙の係止位置の上方に延設され、
    前記孔版原紙を係止するために回動する前記クランプ片
    と前記孔版原紙の係止位置との間に抜脱自在に保持され
    る案内片を設けたことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】回動自在なクランプ片を外周面に備えた版
    胴を有し、給送された製版済みの孔版原紙の一端を前記
    クランプ片で係止するとともに該孔版原紙を前記版胴の
    外周面に巻き付けて着版し、印刷後には前記孔版原紙を
    排版手段によって前記版胴から剥ぎ取る孔版印刷装置に
    おいて、 前記孔版原紙を上方から案内すべく前記クランプ片の動
    作領域内にある孔版原紙の係止位置の上方に延設され
    て、孔版原紙を係止する際には前記クランプ片と前記孔
    版原紙の係止位置との間に抜脱自在に保持されるととも
    に、孔版原紙の係止を解除する際には前記クランプ片に
    接触して弾性的に変形する孔版原紙の案内片と、 回動するクランプ片と接触する版胴の上方位置から前記
    排版手段の上方位置にかけて該クランプ片の回動を妨げ
    ることなく変形し又は移動する案内部材とを設けたこと
    を特徴とする孔版印刷装置。
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