JP2803189B2 - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
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- JP2803189B2 JP2803189B2 JP18007989A JP18007989A JP2803189B2 JP 2803189 B2 JP2803189 B2 JP 2803189B2 JP 18007989 A JP18007989 A JP 18007989A JP 18007989 A JP18007989 A JP 18007989A JP 2803189 B2 JP2803189 B2 JP 2803189B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば咽頭等に薬液を吸入する際に使用
される吸入器に関する。
される吸入器に関する。
(ロ)従来の技術 第5図は、本願出願人が先に出願した吸入器を示す断
面図である。
面図である。
この吸入器は、噴出口11を設けたカバー体12を脱着可
能に取付けた本体ケース1の内部(底部)に、平板状の
ヒータ13を固着し、このヒータ13の上方にタンクユニッ
ト14を配置している。このタンクユニット14は、水を貯
溜する給水タンク2と、圧力調整通気路3と、第2の加
熱室4とを一体に備えたユニットである。給水タンク2
は、上開口部にカバー体21を脱着可能に嵌着し、下部
(底部)には内部に逆止弁51を備えた第1の通水路5を
突設している。この第1の通水路5の両側には、水平状
のフランジ板部22が突設してあり、パッキン13aを介し
てヒータ13上に配置されている。つまり、ヒータ13を底
部として、パッキン13aに囲まれ、水平状フランジ板部2
2を上壁とし、且つ第1の通水路5に連通する小容量の
第1の加熱室6が形成されている。同様に、大容量の第
2の加熱室(下開口で上部に蒸気ノズル42を備えた)4
は、パッキン13aを介してヒータ13を底部としている。
この第2の加熱室4の下部と上記給水タンク2の上部と
は、圧力調整通気路3を介して連通している。また、前
記第1の加熱室6と第2の加熱室4とは、第2の通水路
(管)7を介して連通している。更に、ケース本体1に
は吸入液タンク8が装脱可能に配備され、この吸入液タ
ンク8内に嵌挿配備した吸入液チューブ81の先端ノズル
(吸入液ノズル)82が、前記蒸気ノズル42に対応配置し
てある。
能に取付けた本体ケース1の内部(底部)に、平板状の
ヒータ13を固着し、このヒータ13の上方にタンクユニッ
ト14を配置している。このタンクユニット14は、水を貯
溜する給水タンク2と、圧力調整通気路3と、第2の加
熱室4とを一体に備えたユニットである。給水タンク2
は、上開口部にカバー体21を脱着可能に嵌着し、下部
(底部)には内部に逆止弁51を備えた第1の通水路5を
突設している。この第1の通水路5の両側には、水平状
のフランジ板部22が突設してあり、パッキン13aを介し
てヒータ13上に配置されている。つまり、ヒータ13を底
部として、パッキン13aに囲まれ、水平状フランジ板部2
2を上壁とし、且つ第1の通水路5に連通する小容量の
第1の加熱室6が形成されている。同様に、大容量の第
2の加熱室(下開口で上部に蒸気ノズル42を備えた)4
は、パッキン13aを介してヒータ13を底部としている。
この第2の加熱室4の下部と上記給水タンク2の上部と
は、圧力調整通気路3を介して連通している。また、前
記第1の加熱室6と第2の加熱室4とは、第2の通水路
(管)7を介して連通している。更に、ケース本体1に
は吸入液タンク8が装脱可能に配備され、この吸入液タ
ンク8内に嵌挿配備した吸入液チューブ81の先端ノズル
(吸入液ノズル)82が、前記蒸気ノズル42に対応配置し
てある。
この吸入器では、給水タンク2内の水は、第1の通水
路(逆止弁51)5を通り、第1の加熱室6に流入する。
この第1の加熱室6内で水は加熱沸騰する。沸騰によ
り、圧力上昇した熱水は、その堆積膨張により第2の通
水路7を通り、第2の加熱室4内に流入する。この時、
逆止弁51により、第1の加熱室6より給水タンク2への
熱水の逆流は防止される。第2の加熱室4へ流入した熱
水は、ここで完全に蒸気化して蒸気ノズル42より噴出す
る。一方、第2の加熱室4下部と給水タンク2の上部
は、圧力調整通気路3により連通している。従って、給
水タンク2内に圧力が加わり、給水タンク2より第1の
加熱室6に水がスムーズに供給される。
路(逆止弁51)5を通り、第1の加熱室6に流入する。
この第1の加熱室6内で水は加熱沸騰する。沸騰によ
り、圧力上昇した熱水は、その堆積膨張により第2の通
水路7を通り、第2の加熱室4内に流入する。この時、
逆止弁51により、第1の加熱室6より給水タンク2への
熱水の逆流は防止される。第2の加熱室4へ流入した熱
水は、ここで完全に蒸気化して蒸気ノズル42より噴出す
る。一方、第2の加熱室4下部と給水タンク2の上部
は、圧力調整通気路3により連通している。従って、給
水タンク2内に圧力が加わり、給水タンク2より第1の
加熱室6に水がスムーズに供給される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記、本願出願人が先に提案した吸入器は、小容量の
水を第1の加熱室及び第2の加熱室の2段階に分けて蒸
気化するものであるから、電源の入り切りによって迅速
な噴霧開始と停止とを実行し得る効果がある。
水を第1の加熱室及び第2の加熱室の2段階に分けて蒸
気化するものであるから、電源の入り切りによって迅速
な噴霧開始と停止とを実行し得る効果がある。
ところで、この吸入器における圧力調整通気路は、下
部を第2の加熱室下部とを連通し、上部を給水タンク上
部に連通することで、第2の加熱室内の水量を一定以上
増加しないように過剰分を給水タンク側へ戻す作用と、
全体の圧力バランスを保たせる機能とを有している。従
って、この圧力調整通気路における第2加熱室との連通
部分(開口部)位置は、この吸入器における安定した霧
化状態を保持するのに最も重要な個所である。例えば、
第5図及び第6図(A)で示すように、この連通部分
(ヒータ13面と圧力調整通気路3の下部開口面Aとの隙
間t)があり過ぎると、つまりヒータ13面に対し圧力調
整通気路3の下部開口面Aが上方にあり過ぎると、第2
加熱室4内の水量が多くなり、熱湯がノズルより直接噴
出する虞れがある。逆に、ヒータ13面に対し圧力調整通
気路3の下部開口面Aが下方にあり過ぎると(隙間tが
小さ過ぎると)、第2加熱室4の水量が少な過ぎて圧力
が上がりにくくなり、噴霧が間歇する、所謂息つぎ現象
が発生する。従って、通常は第6図(A)で示すよう
に、圧力調整通気路3の下部開口面Aとヒータ13のと隙
間t(第2の加熱室4との連通部分)を適正に設定し、
安定した霧化状態となるようにしている。
部を第2の加熱室下部とを連通し、上部を給水タンク上
部に連通することで、第2の加熱室内の水量を一定以上
増加しないように過剰分を給水タンク側へ戻す作用と、
全体の圧力バランスを保たせる機能とを有している。従
って、この圧力調整通気路における第2加熱室との連通
部分(開口部)位置は、この吸入器における安定した霧
化状態を保持するのに最も重要な個所である。例えば、
第5図及び第6図(A)で示すように、この連通部分
(ヒータ13面と圧力調整通気路3の下部開口面Aとの隙
間t)があり過ぎると、つまりヒータ13面に対し圧力調
整通気路3の下部開口面Aが上方にあり過ぎると、第2
加熱室4内の水量が多くなり、熱湯がノズルより直接噴
出する虞れがある。逆に、ヒータ13面に対し圧力調整通
気路3の下部開口面Aが下方にあり過ぎると(隙間tが
小さ過ぎると)、第2加熱室4の水量が少な過ぎて圧力
が上がりにくくなり、噴霧が間歇する、所謂息つぎ現象
が発生する。従って、通常は第6図(A)で示すよう
に、圧力調整通気路3の下部開口面Aとヒータ13のと隙
間t(第2の加熱室4との連通部分)を適正に設定し、
安定した霧化状態となるようにしている。
ところが、本願出願人が先に出願した第5図〔第6図
(A)〕の吸入器では、圧力調整通気路3の下部の連通
部分は、単に下部を開口しただけで、下部開口面Aとヒ
ータ13との対向面に所定の距離(t)を開かせただけの
構造である。一方、永年使用により、ヒータ13やタンク
ユニット14が、熱や圧力によって、所謂反りが生じる。
この反りに起因して、ヒータ13に対する圧力調整通気路
3の下部開口面Aの位置高さ関係が変化する。第6図
(B)で示すように、ヒータ13が熱、圧力等により外方
向へ反った場合、連通部分(ヒータ13と圧力調整通気路
3の下部開口面Aとの隙間t)が大きくなり、結果的に
第2の加熱室4内の湯量が多くなり、ノズルより熱湯が
直接噴出する危険がある。つまり、安定した霧化状態を
保持し得なくなる。
(A)〕の吸入器では、圧力調整通気路3の下部の連通
部分は、単に下部を開口しただけで、下部開口面Aとヒ
ータ13との対向面に所定の距離(t)を開かせただけの
構造である。一方、永年使用により、ヒータ13やタンク
ユニット14が、熱や圧力によって、所謂反りが生じる。
この反りに起因して、ヒータ13に対する圧力調整通気路
3の下部開口面Aの位置高さ関係が変化する。第6図
(B)で示すように、ヒータ13が熱、圧力等により外方
向へ反った場合、連通部分(ヒータ13と圧力調整通気路
3の下部開口面Aとの隙間t)が大きくなり、結果的に
第2の加熱室4内の湯量が多くなり、ノズルより熱湯が
直接噴出する危険がある。つまり、安定した霧化状態を
保持し得なくなる。
この発明は、以上のような課題を解消させ、ヒータ或
いはタンクユニットに反りが生じた場合であっても、圧
力調整通気路の第2加熱室下部に連通する連通部分(隙
間)を常に一定に保持し、安定した霧化状態を実現する
吸入器を提供することを目的とする。
いはタンクユニットに反りが生じた場合であっても、圧
力調整通気路の第2加熱室下部に連通する連通部分(隙
間)を常に一定に保持し、安定した霧化状態を実現する
吸入器を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるための、この発明の吸入器で
は、次のような構成としている。
は、次のような構成としている。
水を収容する給水タンクと、ヒータの上にあって前記
給水タンクからの水を加熱する小容量の第1の加熱室
と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室で沸騰した水
を蒸発させてノズルから噴出させる大容量の第2の加熱
室と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室と前記第2
の加熱室とを連通する通水路と、下部がこの通水路に連
通し上部が前記給水タンクの上部に連通する圧力調整通
気路とを備えた吸入器において、前記圧力調整通気路の
下部は垂直方向に配置され、上端部が前記圧力調整通気
路内の前記下部にあって前記上端部より大きな下端部が
前記通水路内にあってヒータに支持された圧力バランス
用の可動調整弁を設けたことを特徴としている。
給水タンクからの水を加熱する小容量の第1の加熱室
と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室で沸騰した水
を蒸発させてノズルから噴出させる大容量の第2の加熱
室と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室と前記第2
の加熱室とを連通する通水路と、下部がこの通水路に連
通し上部が前記給水タンクの上部に連通する圧力調整通
気路とを備えた吸入器において、前記圧力調整通気路の
下部は垂直方向に配置され、上端部が前記圧力調整通気
路内の前記下部にあって前記上端部より大きな下端部が
前記通水路内にあってヒータに支持された圧力バランス
用の可動調整弁を設けたことを特徴としている。
このような構成を有する吸入器では、全体の圧力バラ
ンスを保持し、安定した霧化状態を確保するために、圧
力調整通気路の下部に、圧力バランス用可動調整弁を嵌
合配備している。例えば、ヒータが下方へ反った場合
(或いはタンクユニットが上方へ反った場合)は、ヒー
タ面と圧力調整通気路の下部開口面との対向距離は変位
する。つまり、対向距離が拡大する。この時、ヒータが
反り対向距離が拡大した分、可動調整弁が自重により降
下して追従し、依然として下端部がヒータに当接する。
従って、圧力調整弁とヒータとの対向距離(連通用の隙
間)は全く変化せず、全体の圧力バランスは完全に保持
され、安定した霧化状態を確保する。
ンスを保持し、安定した霧化状態を確保するために、圧
力調整通気路の下部に、圧力バランス用可動調整弁を嵌
合配備している。例えば、ヒータが下方へ反った場合
(或いはタンクユニットが上方へ反った場合)は、ヒー
タ面と圧力調整通気路の下部開口面との対向距離は変位
する。つまり、対向距離が拡大する。この時、ヒータが
反り対向距離が拡大した分、可動調整弁が自重により降
下して追従し、依然として下端部がヒータに当接する。
従って、圧力調整弁とヒータとの対向距離(連通用の隙
間)は全く変化せず、全体の圧力バランスは完全に保持
され、安定した霧化状態を確保する。
(ホ)実施例 第1図は、この発明に係る吸入器の具体的な一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
吸入器の全体構成は、第5図に示す構成とほぼ同様で
ある。
ある。
本体ケース1は、上開口有底のケース体で、上部一端
部に回動可能な噴出し口部11を備えている。このケース
体1の上方に、噴出し口部11を突出させる窓孔12aを備
えたカバー体12を脱着可能に嵌着している。また、本体
ケース1の適所には凹部1aを設け、この凹部1aに吸入液
タンク8を挿脱可能に配備している。本体ケース1の内
部(底部)には、支承板部1bを介して平板状のヒータ
(正特性サーミスタ)13を固着し、このヒータ13の上方
にタンクユニット14を配置している。このタンクユニッ
ト14は、水を貯溜する給水タンク2と、圧力調整通気路
3と、第2の加熱室4とを一体に備えたユニットであ
る。
部に回動可能な噴出し口部11を備えている。このケース
体1の上方に、噴出し口部11を突出させる窓孔12aを備
えたカバー体12を脱着可能に嵌着している。また、本体
ケース1の適所には凹部1aを設け、この凹部1aに吸入液
タンク8を挿脱可能に配備している。本体ケース1の内
部(底部)には、支承板部1bを介して平板状のヒータ
(正特性サーミスタ)13を固着し、このヒータ13の上方
にタンクユニット14を配置している。このタンクユニッ
ト14は、水を貯溜する給水タンク2と、圧力調整通気路
3と、第2の加熱室4とを一体に備えたユニットであ
る。
給水タンク2は上開口で、この上開口には円筒状のカ
バー体(タンクキャップ)21が脱着可能に嵌着してあ
る。また、給水タンク2の下部(底部)には、逆止弁51
を備えた第1の通水路5を突設している。この第1の通
水路5の両側には、水平状のフランジ板部22が突設して
あり、パッキン13aを介して上記ヒータ13上に配置して
ある。つまり、ヒータ13を底部とし、パッキン13aで囲
まれ、水平状フランジ板部22を上壁とし、且つ第1通水
路5に連通する小容量の第1の加熱室6が形成されてい
る。同様に、大容量の第2の加熱室(下開口で上部に蒸
気ノズル42を備える)4は、パッキン13aを介してヒー
タ13を底部としている。この第2の加熱室4の下部と上
記給水タンク2の上部とは、圧力調整通気路3を介して
連通している。また、前記第1の加熱室6と第2の加熱
室4とは、第2の通水路(管)7を介して連通してい
る。つまり、第2の通水路7は、一端を第1の加熱室6
に連通させ、他端を第2の加熱室4の上部に連通させる
ことで、第1の加熱室6で沸騰した熱水を第2の加熱室
4に送るように設定している。更に、前記吸入液タンク
8には、吸入液チューブ81が嵌挿配備され、この吸入液
チューブ81の先端ノズル(吸入液ノズル)82が、前記蒸
気ノズル42に対応配置してある。
バー体(タンクキャップ)21が脱着可能に嵌着してあ
る。また、給水タンク2の下部(底部)には、逆止弁51
を備えた第1の通水路5を突設している。この第1の通
水路5の両側には、水平状のフランジ板部22が突設して
あり、パッキン13aを介して上記ヒータ13上に配置して
ある。つまり、ヒータ13を底部とし、パッキン13aで囲
まれ、水平状フランジ板部22を上壁とし、且つ第1通水
路5に連通する小容量の第1の加熱室6が形成されてい
る。同様に、大容量の第2の加熱室(下開口で上部に蒸
気ノズル42を備える)4は、パッキン13aを介してヒー
タ13を底部としている。この第2の加熱室4の下部と上
記給水タンク2の上部とは、圧力調整通気路3を介して
連通している。また、前記第1の加熱室6と第2の加熱
室4とは、第2の通水路(管)7を介して連通してい
る。つまり、第2の通水路7は、一端を第1の加熱室6
に連通させ、他端を第2の加熱室4の上部に連通させる
ことで、第1の加熱室6で沸騰した熱水を第2の加熱室
4に送るように設定している。更に、前記吸入液タンク
8には、吸入液チューブ81が嵌挿配備され、この吸入液
チューブ81の先端ノズル(吸入液ノズル)82が、前記蒸
気ノズル42に対応配置してある。
この実施例の特徴は、前記圧力調整通気路3に圧力バ
ランス用可動調整弁31を配備し、この可動調整弁31を介
して圧力調整通気路3と第2加熱室4とを連通させた点
にある。
ランス用可動調整弁31を配備し、この可動調整弁31を介
して圧力調整通気路3と第2加熱室4とを連通させた点
にある。
可動調整弁31は、第2図に示すように、円筒軸部31a
の先端に、略円錐形状の大径頭部31bを一体に設け、こ
の大径頭部31の先端を平坦面31cとし、且つこの平坦面3
1cの面内に所定深さの溝部31dを設けている。そして、
この溝部31dが円筒軸部31aの内孔と連通している。可動
調整弁31は、金属製(例えばSUS)で、一定の重量を有
している。この溝部31dを介して、圧力調整通気路3と
第2の加熱室4下部とが連通するようになっている。ま
た、この溝部31dの深さ、つまり溝部31dの底部とヒータ
13との対向距離が、最も最適な圧力調整となるように設
定してある。第1図で示すように、この可動調整弁31
は、軸部31aが圧力調整通気路3に上下動可能に嵌合さ
れており、この嵌合状態において頭部31bは圧力調整通
気路3の下端大径開口部30より外方へ突出している。つ
まり、この状態において可動調整弁31の平坦面31cが、
ヒータ13の上面に当接し、ヒータ13上面に対し溝部31d
深さが連通用隙間となるように設定されている。
の先端に、略円錐形状の大径頭部31bを一体に設け、こ
の大径頭部31の先端を平坦面31cとし、且つこの平坦面3
1cの面内に所定深さの溝部31dを設けている。そして、
この溝部31dが円筒軸部31aの内孔と連通している。可動
調整弁31は、金属製(例えばSUS)で、一定の重量を有
している。この溝部31dを介して、圧力調整通気路3と
第2の加熱室4下部とが連通するようになっている。ま
た、この溝部31dの深さ、つまり溝部31dの底部とヒータ
13との対向距離が、最も最適な圧力調整となるように設
定してある。第1図で示すように、この可動調整弁31
は、軸部31aが圧力調整通気路3に上下動可能に嵌合さ
れており、この嵌合状態において頭部31bは圧力調整通
気路3の下端大径開口部30より外方へ突出している。つ
まり、この状態において可動調整弁31の平坦面31cが、
ヒータ13の上面に当接し、ヒータ13上面に対し溝部31d
深さが連通用隙間となるように設定されている。
このような構成を有する吸入器では、第3図で示すよ
うに、常態において、可動調整弁31は自重により、圧力
調整通気路3に対し下方へ降下し、頭部31aの平坦面31c
がヒータ13上面に加圧接面し、溝部31dの深さ(底部)
とヒータ13との対向距離は、設定どおりの間隔(連通部
分の適正な隙間常態)となっている。従って、全体の圧
力調整が適正であり、安定した霧化状態が確保されてい
る。仮に、第4図で示すように、ヒータ13が下方へ反っ
た場合(或いはタンクユニット14が上方へ反った場合)
は、ヒータ13面と圧力調整通気路3の下部開口面との対
向距離は変位する。つまり、対向距離が拡大する。この
時、ヒータ13が反り対向距離が拡大した分、可動調整弁
31が自らの自重により降下し追従して、この変化分を吸
収する。そして、平坦面31cは以前としてヒータ13面に
接面する。従って、溝部31dと反りを生じたヒータ13と
の対向距離(連通部分の隙間)は、全く変化せず、全体
の圧力バランスは完全に保持され、安定した霧化状態を
確保し得る。
うに、常態において、可動調整弁31は自重により、圧力
調整通気路3に対し下方へ降下し、頭部31aの平坦面31c
がヒータ13上面に加圧接面し、溝部31dの深さ(底部)
とヒータ13との対向距離は、設定どおりの間隔(連通部
分の適正な隙間常態)となっている。従って、全体の圧
力調整が適正であり、安定した霧化状態が確保されてい
る。仮に、第4図で示すように、ヒータ13が下方へ反っ
た場合(或いはタンクユニット14が上方へ反った場合)
は、ヒータ13面と圧力調整通気路3の下部開口面との対
向距離は変位する。つまり、対向距離が拡大する。この
時、ヒータ13が反り対向距離が拡大した分、可動調整弁
31が自らの自重により降下し追従して、この変化分を吸
収する。そして、平坦面31cは以前としてヒータ13面に
接面する。従って、溝部31dと反りを生じたヒータ13と
の対向距離(連通部分の隙間)は、全く変化せず、全体
の圧力バランスは完全に保持され、安定した霧化状態を
確保し得る。
(ヘ)発明の効果 この発明では、以上のように、上端部が圧力調整通気
路内の下部に位置し、この上端部より大きな下端部が通
水路内にあってヒータにより支持された圧力バランス用
の可動調整弁を設けてあるので、この可動調整弁は自重
により常に下端部がヒータに接面し、可動調整弁を介し
て圧力調整通気路と第2の加熱室とが連通している。従
って、ヒータ或いはタンクユニットが熱又は圧力で反
り、圧力調整通気路の下部開口面とヒータとの対向距離
が変位した場合であっても、この変位に対し可動調整弁
が自重により追従し、常に下端部がヒータに接面する。
従って、ヒータ等の変形にかかわらず、圧力調整通気路
と第2の加熱室との連通部分(隙間)は全く変位せず、
常時、全体の圧力バランスが保持され、常に安定した霧
化状態を慧ることができる。
路内の下部に位置し、この上端部より大きな下端部が通
水路内にあってヒータにより支持された圧力バランス用
の可動調整弁を設けてあるので、この可動調整弁は自重
により常に下端部がヒータに接面し、可動調整弁を介し
て圧力調整通気路と第2の加熱室とが連通している。従
って、ヒータ或いはタンクユニットが熱又は圧力で反
り、圧力調整通気路の下部開口面とヒータとの対向距離
が変位した場合であっても、この変位に対し可動調整弁
が自重により追従し、常に下端部がヒータに接面する。
従って、ヒータ等の変形にかかわらず、圧力調整通気路
と第2の加熱室との連通部分(隙間)は全く変位せず、
常時、全体の圧力バランスが保持され、常に安定した霧
化状態を慧ることができる。
第1図は、実施例吸入器を示す断面図、第2図は、実施
例吸入器に使用する圧力バランス用可動調整弁を示す斜
視図、第3図は、実施例吸入器の要部拡大断面図、第4
図は、実施例吸入器の作用状態を示す要部拡大断面図、
第5図は、従来の吸入器を示す断面図、第6図(A)
は、従来の吸入器の要部拡大断面図、第6図(B)は、
従来の吸入器の欠点を示す要部説明断面図である。 2:給水タンク、3:圧力調整通気路、 4:第2加熱室、5:第1通水路、 6:第1加熱室、31:可動調整弁。
例吸入器に使用する圧力バランス用可動調整弁を示す斜
視図、第3図は、実施例吸入器の要部拡大断面図、第4
図は、実施例吸入器の作用状態を示す要部拡大断面図、
第5図は、従来の吸入器を示す断面図、第6図(A)
は、従来の吸入器の要部拡大断面図、第6図(B)は、
従来の吸入器の欠点を示す要部説明断面図である。 2:給水タンク、3:圧力調整通気路、 4:第2加熱室、5:第1通水路、 6:第1加熱室、31:可動調整弁。
Claims (1)
- 【請求項1】水を収容する給水タンクと、ヒータの上に
あって前記給水タンクからの水を加熱する小容量の第1
の加熱室と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室で沸
騰した水を蒸発させてノズルから噴出させる大容量の第
2の加熱室と、ヒータの上にあって前記第1の加熱室と
前記第2の加熱室とを連通する通水路と、下部がこの通
水路に連通し上部が前記給水タンクの上部に連通する圧
力調整通気路とを備えた吸入器において、 前記圧力調整通気路の下部は垂直方向に配置され、上端
部が前記圧力調整通気路内の前記下部にあって前記上端
部より大きな下端部が前記通水路内にあってヒータに支
持された圧力バランス用の可動調整弁を設けたことを特
徴とする吸入器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18007989A JP2803189B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18007989A JP2803189B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 吸入器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345268A JPH0345268A (ja) | 1991-02-26 |
| JP2803189B2 true JP2803189B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16077090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18007989A Expired - Lifetime JP2803189B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 吸入器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803189B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030017740A (ko) * | 2001-08-22 | 2003-03-04 | 주식회사 에스텍 | 증기 온열 흡입 치료기 |
| KR100712639B1 (ko) * | 2006-06-16 | 2007-05-02 | 나노제트(주) | 분무장치 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP18007989A patent/JP2803189B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0345268A (ja) | 1991-02-26 |
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