JP2806026B2 - メモリテスト回路 - Google Patents

メモリテスト回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、LSIに内蔵された複数のメモリをテスト
するためのメモリテスト回路に関する。
[従来の技術] 従来、LSIに内蔵されたROM等のメモリをテストする場
合、ROMに記憶されているデータをLSIの外部に順次読み
出すと共に、この読出データと予め用意されている出力
期待値とを順次比較して、両者の一致/不一致を検出し
て、その検出結果に基づいて、メモリが良品であるか不
良品であるかを判定するようにしている。
一方、近年、LSIの集積化及び多機能化が進み、1つ
のLSIに5〜6個のROMを内蔵する例も増えてきた。この
場合、従来のメモリテスト方法であると、全てのROMか
らの読出データを一度にLSIの外部に読み出すことは、
外部端子数、つまりチップサイズの制限から不可能であ
るため、内蔵されたROMは1つずつ順番にテストされる
ことになる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のメモリテスト方法で
は、LSIに内蔵された複数のROMを1つずつ順番にテスト
するため、内蔵ROMの数が増えると、それに比例してテ
スト時間が増大するという問題点がある。
また、通常動作では、内蔵ROMのデータが外部に読み
出されることがないLSIについても、上述したテスト方
法では、データ読出のための外部端子を最低4ビットか
ら16ビット程度必要とするため、チップサイズ及びパッ
ケージサイズが大型化して、コストアップを招くという
問題点もある。
この発明は、このような従来の問題点を解決するため
になされたもので、LSIに内蔵されたメモリの数に拘ら
ず、短時間でメモリテストを終了することができ、しか
もメモリテストのために必要な外部端子数を大幅に削減
することができるメモリテスト回路を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この発明によるメモリテスト回路は、複数のメモリを
内蔵した半導体集積回路に前記メモリと共に内蔵された
メモリテスト回路であって、外部から同時にシリアルに
供給される前記各メモリの出力期待値を夫々保持しパラ
レルデータとして出力するシフトレジスタからなる複数
の期待値保持手段と、これら期待値保持手段に保持され
た前記各メモリの出力期待値と前記各メモリからの読出
データとを同時並列的に比較して両者の一致/不一致を
検出する複数の比較手段と、これら比較手段の出力に不
一致の検出結果が含まれていることを検出してテスト結
果信号を外部に出力するテスト結果出力手段とを備えた
ことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、外部から各メモリの出力期待値を
複数の期待値保持手段に同時に与えると、期待値保持手
段がこれを保持し、更に複数の比較手段が上記保持され
た複数の出力期待値と、複数のメモリからの読出データ
とを同時並列的に比較して、両者の一致/不一致を検出
するので、複数の内蔵メモリに対するメモリテストを同
時に行うことができ、テスト時間の短縮を図ることがで
きる。
また、この発明によれば、前記複数の比較手段からの
比較結果に不一致の検出結果が含まれているかどうかを
示すテスト結果信号のみが外部に取り出されて判定され
ることになるので、メモリの読出データを直接外部に取
り出す必要がない。このため、データ読み出しのための
外部端子が不要になり、外部端子数を大幅に削減するこ
とができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。
第1図は、この発明の実施例のLSIを示すブロック図
である。
このLSI1には、2つのROM11,12が内蔵されている。RO
M11は、アドレスバスABからの4ビットのアドレスA0〜A
3の指定によって4ビットのデータD10〜D13を出力する
もので、24=16ワードの容量を備えている。また、ROM1
2は、アドレスバスABからの5ビットのアドレスA0〜A4
の指定によって5ビットのデータD20〜D24を出力するも
ので、25=32ワードの容量を備えている。
また、このLSI1は、これらのROM11,12のテスト時の出
力期待値E1,E2を夫々シリアルに入力するための外部入
力端子13,14を備えている。外部入力端子13から入力さ
れる出力期待値E1は、期待値保持手段であるシリアルイ
ン/パラレルアウトのシフトレジスタ(以下、S/Pと略
記する。)15のシリアル入力端子SINに入力されてい
る。S/P15は、出力期待値E1をマスタクロックφに従
って順次シフトインし、4ビットのパラレルデータE10,
E11,E12,E13を出力する。また、外部入力端子14から入
力される出力期待値E2は、期待値保持手段であるS/P16
のシリアル入力端子SINに入力されている。S/P16は、出
力期待値E2をマスタクロックφに従って順次シフトイ
ンし、5ビットのパラレルデータE20,E21,E22,E23,E24
を出力する。これらのS/P15,16は、テスト信号TESTによ
って上記パラレルデータを保持するものとなっている。
第2図は、S/P15の更に詳細な構成例を示した図であ
る。即ち、S/P15は、縦続接続された同一構成の4つの
1ビットラッチ回路41,42,43,44からなり、各ラッチ回
路41〜44は、テスト信号TESTによって前段からの出力デ
ータと自段の出力データとのいずれか一方を選択するAN
Dゲート51,52及びORゲート53と、ORゲート53から出力さ
れる選択されたデータをマスタクロックφに応じて保
持するD型フリップフロップ54とにより構成されてい
る。このような構成により、テスト信号TESTが、“1"の
ときのデータのシフトインを禁止して、出力期待値を保
持することができる。
一方、ROM11,12の出力は、夫々データバスDB1,DB2
供給されると共に、クロックφに同期して夫々ラッチ
回路17,18にラッチされるようになっている。
ラッチ回路17にラッチされた読出データD10〜D13と、
S/P15から与えられる出力期待値データE10〜E13とは、
比較手段である排他的論理和ゲート(以下、EX−ORと略
記する。)21,22,23,24で比較されるようになってい
る。これらのEX−ORゲート21〜24の出力は、ORゲート25
に入力されている。ORゲート25の出力は、ANDゲート26
の一方の入力端に供給されている。ADNゲート26の他方
の入力端には、アドレス信号A4をインバータ27で反転さ
せた信号が与えられている。
また、ラッチ回路18にラッチされた読出データD20〜D
24と、S/P16から与えられる出力期待値データE20〜E24
とは、比較手段であるEX−ORゲート31,32,33,34,35で比
較されるようになっている。これらのEX−OR31〜35の出
力は、ORゲート36に入力されている。
ANDゲート26の出力とORゲート36の出力とは、夫々ROM
11,12の読出データとその出力期待値との一致/不一致
を示す信号であり、これらの信号は、テスト結果出力手
段であるORゲート37に入力されている。そして、ORゲー
ト37の出力である、テスト結果を示すP/F(PASS/FAIL)
信号は、外部出力端子38を介してLSI1の外部に出力され
るようになっている。
次に、上記のように構成されたこの実施例のLSI1の動
作について説明する。
第3図は、このLSI1の動作を示すタイミング図であ
る。
マスタクロックφに同期して出力期待値E1,E2が第
3図に示すようにシリアルに入力されると、この出力期
待値E1,E2は、夫々S/P15,16に順次シフトインされてい
く。ここで、出力期待値E1は4ビット、出力期待値E2
5ビットのデータであるから、両者の入力タイミングを
合わせるために、出力期待値E2は、出力期待値E1よりも
1ビット分先行して入力されることになる。
一方、ROM11,12には、クロックφに示す周期でアド
レスA0〜A4が与えられ、ROM11,12からの読出データD10
〜D13,D20〜D24がラッチ回路17,18にラッチされる。
S/P15,16に出力期待値E1,E2が全てセットされたら、
テスト信号TESTが“1"になったタイミングで、上記出力
期待値E1,E2がS/P15,16に保持され、ROM11,12からの読
出データD10〜D13,D20〜D24と比較される。この結果、
良品の場合には、出力期待値と読出データとが一致する
ので、P/F信号は、ローレベルとなる。もし、両者の間
に1ビットでも不一致が生じた場合には、P/F信号は、
ハイレベルになるので、これによって良品、不良品を判
別することができる。
なお、この実施例では、ROM11,12の容量が異なってお
り、アドレス0番地から順にテストを行った場合、アド
レス信号A4が“1"になった時点でROM11のテストが先に
終了する。従って、このアドレス信号A4をインバータ27
で反転させ、ANDゲート26の一方の入力として与えるこ
とにより、ROM11のテストが終了した後のEX−ORゲート2
1〜24の不定出力をANDゲート26でマスクするようにして
いる。これにより、ROM11のテスト終了後の比較手段の
出力がROM12のテスト結果に影響を及ぼすのを防止する
ことができる。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、LSIにメモリ
と共に内蔵された比較手段が複数のメモリからの読出デ
ータと出力期待値とを同時並列的に比較するので、複数
の内蔵メモリに対するメモリテストを同時に行うことが
できる。このため、メモリテストに要する時間を従来に
比べて大幅に短縮することができる。
また、この発明によれば、テスト結果信号のみが外部
に取り出されるため、メモリの読出データを直接外部に
取り出す必要がない。このため、データ読み出しのため
の外部端子が不要になり、外部端子数を従来に比べて大
幅に削減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例によるメモリテスト回路を内
蔵したLSIのブロック図、第2図は同メモリテスト回路
におけるシリアルイン/パラレルアウトのシフトレジス
タの詳細ブロック図、第3図は同メモリテスト回路の動
作を示すタイミング図である。 1;LSI、11,12;ROM、13,14;外部入力端子、15,16;リアル
イン/パラレルアウトのシフトレジスタ、17,18;ラッチ
回路、21〜24,31〜35;EX−ORゲート、25,36,37,53;ORゲ
ート、26,51,52;ANDゲート、38;外部出力端子、41〜44;
1ビットラッチ回路、54;D型フリップフロップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のメモリを内蔵した半導体集積回路に
    前記メモリと共に内蔵されたメモリテスト回路であっ
    て、 外部から同時にシリアルに供給される前記各メモリの出
    力期待値を夫々保持しパラレルデータとして出力するシ
    フトレジスタからなる複数の期待値保持手段と、 これら期待値保持手段に保持された前記各メモリの出力
    期待値と前記各メモリからの読出データとを同時並列的
    に比較して両者の一致/不一致を検出する複数の比較手
    段と、 これら比較手段の出力に不一致の検出結果が含まれてい
    ることを検出してテスト結果信号を外部に出力するテス
    ト結果出力手段と を備えたことを特徴とするメモリテスト回路。
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