JP2825560B2 - インプラント - Google Patents

インプラント

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JP2825560B2
JP2825560B2 JP1297517A JP29751789A JP2825560B2 JP 2825560 B2 JP2825560 B2 JP 2825560B2 JP 1297517 A JP1297517 A JP 1297517A JP 29751789 A JP29751789 A JP 29751789A JP 2825560 B2 JP2825560 B2 JP 2825560B2
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blades
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潔 井上
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Ishifuku Metal Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人工歯を固定するため顎骨内に埋め込まれ
るインプラント(人工歯根)の改良に関する。
〔従来の技術〕
インプラントは通常、顎骨内に植込まれる部分が薄い
偏平な一対のブレードで構成され、これを顎骨に沿って
埋め込んだとき骨と密着嵌合して強い結合力を発揮し、
その上に取り付けられる人工歯を安定かつ堅固に支持し
得るものでなくてはならない。
ブレードにはヘッドが取り付けられ、このヘッドに人
工歯を冠せて支持するものであるが、歯には約35〜70kg
f程度の咬合力が作用するから、良好な植込みができて
いない場合には、緩んだり移動したりして安定が悪く、
長期の使用に耐えないという問題を生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は叙上の問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは顎骨への結合が極めて強
固になされ、耐久性に優れたインプラントを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、所望の間隙を介して互いに対向せしめ
られた一対の同一形状のブレードと、上記ブレードを顎
骨内に埋め込んだとき顎骨外に突出してこれに人工歯が
取り付けられる支柱となるヘッドとを一体的に固着して
成るインプラントにおいて、上記ヘッドの基部を上記一
対のブレード間の間隙内にブレードの全高の1/2以下の
範囲で突出させたことを特徴とするインプラントによっ
て達成し得る。
〔作用〕
上記の如き構成であると、顎骨内に埋め込まれたブレ
ード間に突出したヘッドの基部が、これに対応して顎骨
に形成した凹部内に嵌合、支持されて堅固に保持される
ため、顎骨への結合が極めて強固になされ、耐久性に優
れたインプラントが提供されるものである。
〔実 施 例〕
以下、本発明を図面を参照しつゝ具体的に説明する。
第1図は本発明にかゝるインプラントの一実施例を示
す正面図、第2図はその上面図、第3図はその右側面
図、第4図は第1図中A−A線に沿った断面図、第5図
は第1図中B−B線に沿った断面図、第6図は第1図中
C−C線に沿った断面図、第7図は本発明にかゝるイン
プラントを埋め込むために顎骨に明けた溝の外観図、第
8図はブレードの表面に酸化膜を形成したインプラント
の一実施例を示す正面図、第9図は本発明にかゝるイン
プラントの更にもう一つの実施例を示す正面図、第10図
は第9図中D−D線に沿った断面図である。
第1図に示した本発明にかゝるインプラントは、先端
が2つの円弧状に形成されたブレード1A及び1Bを第2図
のように平行に対向させ、両者間に2本の棒状のヘッド
2A及び2Bを挟んだ状態でこれらを一体的に結合して単一
構造としたものであり、ブレード1A及び1Bを顎骨に切っ
た溝に植込み保持させ、口腔内に露出するヘッド2A及び
2B上に人工歯を嵌挿支持させるようになっている。
ブレード1Aの孔1a,1a(ブレード1Bにも同様の孔が明
けられている。)は、これを通して骨が再生され、ブレ
ード1A及び1Bを顎骨に強固に固定保持させるためのもの
であり、またヘッド2A及び2Bの孔2a及び2bは、インプラ
ントの植込み、引抜き等の手術の際に便利なように設け
たものである。
図示した実施例における各部の寸法を掲げれば、ブレ
ード1A及び1Bの高さb=4〜6mm、ブレードの長さc=1
8〜20mm、ブレードの厚さd=0.4〜0.5mm、ブレード間
の間隙e=1.5〜2.5mm、ヘッド2A及び2Bの高さf=9〜
11mm、ヘッドの頂部の横幅g=2.5〜3.5mm、ヘッドの頂
部の厚さh=1.5〜2.5mm、ヘッドの頂部から孔2a,2bの
中心までの距離i=2〜3mm、ヘッド間距離j=9〜10m
m程度にそれぞれ設定されている。
而して、本発明にかゝるインプラントにおいては、上
記ヘッド2A及び2Bの基部2A′及び2B′がそれぞれ上記一
対のブレード間の間隙内に突出するように作製されてお
り、ブレードの上端から下方への突出量a=2〜2.5mm
程度に設定されている。
即ち、上記突出量aはブレードの全高bの1/2以下と
なるように、換言すればb/a≧2となるように設定され
ており、又、望ましくはaはbの1/5以上、即ち5≧b/a
となるように設定されている。突出量aがブレード全高
bの1/2以上であると、これに対応して顎骨に彫られる
溝が大きくなり過ぎ、却ってインプラントの固定力を低
下させ、又1/5以下であると突出させたことによる特別
の効果が得られない。
而して、上記の如くヘッド2A及び2Bの基部2A′及び2
B′をそれぞれ上記一対のブレード間の間隙内に突出す
るように構成することにより、そうでない場合に比べて
顎骨に対する固定力が大幅に向上し、そのためブレード
1A及び1Bの高さbを従来に比べて短く設定でき、顎骨に
深い溝を明ける必要がなく、治療が容易となる。
第7図は、上記インプラントを埋め込むために顎骨に
明けた溝の状態を示しており、顎骨7に明けた溝7aは上
記インプラントのブレード1A、溝7bはブレード1Bをそれ
ぞれ埋め込むための溝であり、又、溝7cはヘッドの基部
2A′、溝7dはヘッドの基部2B′が埋め込まれる溝であ
る。
なお、ヘッド2A及び2Bは、図示するように先端に向か
うに従って次第に細くなるように、即ちテーパ状に形成
し、人工歯の取付けを容易にすることが推奨される。
また、ブレード1A及び1Bの先端側から一定範囲の表面
には、第8図に示すように酸化膜1A′(ブレード1B上に
酸化膜1B′は図では隠れて見えない。)を形成し、顎骨
との結合性を向上させるようにすることが推奨される。
酸化膜1A′を形成する範囲としては、ブレードの先端か
ら、少なくともブレードの上端から2mm程度までの領域
とすることが推奨される。
なお、上記第1図ないし第6図には、2本のヘッドを
有するインプラントを示したが、本発明は第9図及び第
10図に示すように1本のヘッドを有するインプラントに
も適用可能である。
その場合においても、ヘッド2の基部2′を一対のブ
レード1A及び1Bの間に間隙内にブレードの全高bの1/2
以下の範囲(b/a≧2)で突出させるものであり、また
ヘッド2はその先端側へ向けてテーパ状とすると共に、
ブレード1A及び1Bの表面には少なくとも部分的に酸化膜
1A′を形成することが推奨される。
〔発明の効果〕
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明によると
きは、ブレードの高さが従来より短くても顎骨への結合
が極めて強固になされ、耐久性に優れたインプラントを
提供し得るものである。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものでな
く、例えばヘッドとブレードをねじ結合するもの等々、
上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更
実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかゝるインプラントの一実施例を示す
正面図、第2図はその上面図、第3図はその右側面図、
第4図は第1図中A−A線に沿った断面図、第5図は第
1図中B−B線に沿った断面図、第6図は第1図中C−
C線に沿った断面図、第7図は本発明にかゝるインプラ
ントを埋め込むために顎骨に明けた溝の外観図、第8図
はブレードの表面に酸化膜を形成したインプラントの一
実施例を示す正面図、第9図は本発明にかゝるインプラ
ントの更にもう一つの実施例を示す正面図、第10図は第
9図中D−D線に沿った断面図である。 1A,1B……ブレード 2A,2B……ヘッド 7……顎骨

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の間隙を介して互いに対向せしめられ
    た一対の同一形状のブレードと、上記ブレードを顎骨内
    に埋め込んだとき顎骨外に突出してこれに人工歯が取り
    付けられる支柱となるヘッドとから成るインプラントに
    おいて、上記ヘッドの基部を上記一対のブレード間の間
    隙内にブレードの全高の1/2以下の範囲で突出させたこ
    とを特徴とする上記のインプラント。
  2. 【請求項2】上記ヘッドを先端方向へ向けてテーパ状と
    した請求項1に記載のインプラント。
  3. 【請求項3】上記ブレードの表面の少なくとも一部に酸
    化膜を形成した請求項1に記載のインプラント。
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