JP2825708B2 - 抵抗溶接制御装置 - Google Patents
抵抗溶接制御装置Info
- Publication number
- JP2825708B2 JP2825708B2 JP4196490A JP19649092A JP2825708B2 JP 2825708 B2 JP2825708 B2 JP 2825708B2 JP 4196490 A JP4196490 A JP 4196490A JP 19649092 A JP19649092 A JP 19649092A JP 2825708 B2 JP2825708 B2 JP 2825708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- value
- current
- dust
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/24—Electric supply or control circuits therefor
- B23K11/25—Monitoring devices
- B23K11/252—Monitoring devices using digital means
- B23K11/256—Monitoring devices using digital means the measured parameter being the inter-electrode electrical resistance
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/24—Electric supply or control circuits therefor
- B23K11/25—Monitoring devices
- B23K11/252—Monitoring devices using digital means
- B23K11/257—Monitoring devices using digital means the measured parameter being an electrical current
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/24—Electric supply or control circuits therefor
- B23K11/25—Monitoring devices
- B23K11/252—Monitoring devices using digital means
- B23K11/258—Monitoring devices using digital means the measured parameter being a voltage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接トランスの2次側
回路に一対の溶接電極を設け、この溶接電極間に被溶接
材を挟み、1次側回路に溶接電流を通電することによっ
て該被溶接材に抵抗発熱を生じさせて溶接を行う形式の
溶接機のための制御装置に関する。
回路に一対の溶接電極を設け、この溶接電極間に被溶接
材を挟み、1次側回路に溶接電流を通電することによっ
て該被溶接材に抵抗発熱を生じさせて溶接を行う形式の
溶接機のための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記溶接機の場合、溶接電流が小さすぎ
れば充分に溶接されず、また溶接電流が大きすぎるとチ
リ(またはスパッタ)が発生して溶接部の外観が低下す
る問題等が生じる。このため溶接電流を適値に調整する
必要がある。また繰返し溶接をすすめていくと、溶接電
極の形状が変化するため、それに追従して溶接電流の適
値も変化してゆく。従って溶接機の制御装置には、その
状態における溶接電流の適値を求め、求められた値に溶
接電流を調整する機能が求められる。
れば充分に溶接されず、また溶接電流が大きすぎるとチ
リ(またはスパッタ)が発生して溶接部の外観が低下す
る問題等が生じる。このため溶接電流を適値に調整する
必要がある。また繰返し溶接をすすめていくと、溶接電
極の形状が変化するため、それに追従して溶接電流の適
値も変化してゆく。従って溶接機の制御装置には、その
状態における溶接電流の適値を求め、求められた値に溶
接電流を調整する機能が求められる。
【0003】上記制御を行なうためには、電極間抵抗を
測定することが有効であり、この電極間抵抗が所定の変
化をするように溶接電流を調整する技術が提案されてい
る。これは特公昭62−18273号公報に開示されて
いる。
測定することが有効であり、この電極間抵抗が所定の変
化をするように溶接電流を調整する技術が提案されてい
る。これは特公昭62−18273号公報に開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術の場
合、1次側電流と電極間電圧を測定し、これから電極間
抵抗を算出する。そのために、従来の技術では電極間に
亘って電圧測定装置を付加する必要がある。しかしなが
ら、電極間に電圧測定装置を付加するためには電極を保
持するガンに特別加工を施してリード線を取付けなけれ
ばならない。またガンは溶接治具の奥深くに位置してい
る場合が多く、メインテナンスが困難である。さらにま
たリード線が、ガンやワークの移動で傷ついたり、ある
いは溶接中に発生するチリによって損傷することが多
い。このため、溶接機が多用される生産ラインの現場で
は電極間抵抗によって溶接機を制御する方法はほとんど
採用されていない。
合、1次側電流と電極間電圧を測定し、これから電極間
抵抗を算出する。そのために、従来の技術では電極間に
亘って電圧測定装置を付加する必要がある。しかしなが
ら、電極間に電圧測定装置を付加するためには電極を保
持するガンに特別加工を施してリード線を取付けなけれ
ばならない。またガンは溶接治具の奥深くに位置してい
る場合が多く、メインテナンスが困難である。さらにま
たリード線が、ガンやワークの移動で傷ついたり、ある
いは溶接中に発生するチリによって損傷することが多
い。このため、溶接機が多用される生産ラインの現場で
は電極間抵抗によって溶接機を制御する方法はほとんど
採用されていない。
【0005】また従来の電極間抵抗を指標として制御す
る技術では、予め目標となる値やあるいはカーブを設定
しておいて、この目標と一致するように溶接電流を制御
する。しかしながら実際には、ワーク厚、ワークのメッ
キ層厚等がばらつき、目標と一致するように制御しても
必ずしも適正に溶接されないことがある。そこで本発明
では、電極間抵抗を算出するにあたって、信頼性、操作
性を損わないこと、ならびに電極間抵抗に基づいてより
確実に適正溶接が実行されるようにする制御装置を開発
しようとするものである。
る技術では、予め目標となる値やあるいはカーブを設定
しておいて、この目標と一致するように溶接電流を制御
する。しかしながら実際には、ワーク厚、ワークのメッ
キ層厚等がばらつき、目標と一致するように制御しても
必ずしも適正に溶接されないことがある。そこで本発明
では、電極間抵抗を算出するにあたって、信頼性、操作
性を損わないこと、ならびに電極間抵抗に基づいてより
確実に適正溶接が実行されるようにする制御装置を開発
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
その概念が図1に模式的に示されている抵抗溶接制御装
置、すなわち、溶接トランスBの1次側電流の時間変化
率が略零となるタイミングを検出する手段D、該タイミ
ング検出手段Dで該タイミングが検出された時の該溶接
トランスBの1次側電流値と1次側電圧値を測定する手
段E、該測定手段Eで測定された1次側電流値と1次側
電圧値と該溶接トランスの特性値とから2次側回路の抵
抗値を演算する手段F、該演算手段Fで演算された2次
側回路の抵抗値の所定時間毎の変化量を演算する手段
G、該変化量演算手段Gで演算された変化量に関する量
を、チリ発生時の変化量に関する量とチリ非発生時の変
化量に関する量の中間量と比較してチリの発生の有無を
判別する手段H、該判別手段Hで判別されたチリの発生
回数と最適溶接時のチリ発生回数と比較し、前者が後者
よりも大きければ溶接電流を低下し、前者が後者よりも
小さければ溶接電流を増大させる溶接電流調整手段Iと
を有する抵抗溶接制御装置を創出した。
その概念が図1に模式的に示されている抵抗溶接制御装
置、すなわち、溶接トランスBの1次側電流の時間変化
率が略零となるタイミングを検出する手段D、該タイミ
ング検出手段Dで該タイミングが検出された時の該溶接
トランスBの1次側電流値と1次側電圧値を測定する手
段E、該測定手段Eで測定された1次側電流値と1次側
電圧値と該溶接トランスの特性値とから2次側回路の抵
抗値を演算する手段F、該演算手段Fで演算された2次
側回路の抵抗値の所定時間毎の変化量を演算する手段
G、該変化量演算手段Gで演算された変化量に関する量
を、チリ発生時の変化量に関する量とチリ非発生時の変
化量に関する量の中間量と比較してチリの発生の有無を
判別する手段H、該判別手段Hで判別されたチリの発生
回数と最適溶接時のチリ発生回数と比較し、前者が後者
よりも大きければ溶接電流を低下し、前者が後者よりも
小さければ溶接電流を増大させる溶接電流調整手段Iと
を有する抵抗溶接制御装置を創出した。
【0007】
【作用】本発明によると、2次側抵抗値演算手段Fによ
って2次側抵抗値が演算される。ここで2次側抵抗値を
演算するために用いる値は1次側の電流値と1次側の電
圧値であり、2次側に測定装置を付加する必要はない。
このため信頼性・メインテナンス性等が改善される。ま
た操作性も損われない。
って2次側抵抗値が演算される。ここで2次側抵抗値を
演算するために用いる値は1次側の電流値と1次側の電
圧値であり、2次側に測定装置を付加する必要はない。
このため信頼性・メインテナンス性等が改善される。ま
た操作性も損われない。
【0008】また本発明によると2次側抵抗値の変化量
が手段Gによって演算される。ここで2次側抵抗値は、
溶接トランスの内部抵抗RT、溶接ケーブルの抵抗R
C、ガンの抵抗RGと電極間抵抗(すなわちワーク抵
抗)RWの総和となっており、必ずしもワーク抵抗でな
い。ただし前記のうちRT,RC,RGは溶接中あまり
変化せず、RWのみがそれらに比して大きく変動する。
そのため手段Gで2次側抵抗値の変化量が演算される
と、演算された値はワーク抵抗RWの変化量にほぼ相当
することになる。
が手段Gによって演算される。ここで2次側抵抗値は、
溶接トランスの内部抵抗RT、溶接ケーブルの抵抗R
C、ガンの抵抗RGと電極間抵抗(すなわちワーク抵
抗)RWの総和となっており、必ずしもワーク抵抗でな
い。ただし前記のうちRT,RC,RGは溶接中あまり
変化せず、RWのみがそれらに比して大きく変動する。
そのため手段Gで2次側抵抗値の変化量が演算される
と、演算された値はワーク抵抗RWの変化量にほぼ相当
することになる。
【0009】ワーク抵抗RWは溶接中チリが発生すると
そのとき大きく低下することが知られている。これに対
してチリが発生しなければゆるかやに低下する。そこで
ワーク抵抗RWの変化量を、チリ発生時の大変化量より
は小さくチリ非発生時の小変化量よりは大きい中間量と
比較することによって、チリが発生したか否かの推定が
正確になし得る。このために手段Hによってチリの発生
の有無が正確に判別される。
そのとき大きく低下することが知られている。これに対
してチリが発生しなければゆるかやに低下する。そこで
ワーク抵抗RWの変化量を、チリ発生時の大変化量より
は小さくチリ非発生時の小変化量よりは大きい中間量と
比較することによって、チリが発生したか否かの推定が
正確になし得る。このために手段Hによってチリの発生
の有無が正確に判別される。
【0010】最適溶接はチリが発生しない範囲内で最大
溶接電流を流したときに実現される。このようにすると
最短時間で溶接できる。しかしながら、適度にチリが発
生する程度の溶接電流を流しても溶接部外観は悪化せ
ず、適正に溶接することができる。本発明の手段Iで
は、かかる知見に基づき、最適チリ発生回数となるよう
に溶接電流を調整する。このため本装置によると、実際
のチリ発生回数が最適チリ発生回数となるように制御さ
れるため、確実に適正溶接が確保される。
溶接電流を流したときに実現される。このようにすると
最短時間で溶接できる。しかしながら、適度にチリが発
生する程度の溶接電流を流しても溶接部外観は悪化せ
ず、適正に溶接することができる。本発明の手段Iで
は、かかる知見に基づき、最適チリ発生回数となるよう
に溶接電流を調整する。このため本装置によると、実際
のチリ発生回数が最適チリ発生回数となるように制御さ
れるため、確実に適正溶接が確保される。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例を図2以後を参照して
説明する。図2は本実施例に係わる制御装置を組込んだ
溶接機の全体構成を示している。図中2は商用電源であ
り、図中10は溶接トランスである。溶接トランス10
と電源2との間には、溶接電流を調整する機能と溶接電
流の通電と停止を切換える機能を有する調整機8が設け
られている。溶接トランスの2次側には溶接ケーブル1
6を介して一対の電極12,14が接続されており、該
一対の電極12,14間に被溶接物Wが狭持される。
説明する。図2は本実施例に係わる制御装置を組込んだ
溶接機の全体構成を示している。図中2は商用電源であ
り、図中10は溶接トランスである。溶接トランス10
と電源2との間には、溶接電流を調整する機能と溶接電
流の通電と停止を切換える機能を有する調整機8が設け
られている。溶接トランスの2次側には溶接ケーブル1
6を介して一対の電極12,14が接続されており、該
一対の電極12,14間に被溶接物Wが狭持される。
【0012】溶接トランス10の1次側には、溶接電流
iの検出用空芯トランス4が付加されている。この空芯
トランス4からは溶接電流iの時間微分値di/dtに
相当する電圧が出力される。また溶接トランス10の1
次側には降圧トランス6も付加されており、この降圧ト
ランス6は1次側電圧Vに相当する電圧を出力する。
iの検出用空芯トランス4が付加されている。この空芯
トランス4からは溶接電流iの時間微分値di/dtに
相当する電圧が出力される。また溶接トランス10の1
次側には降圧トランス6も付加されており、この降圧ト
ランス6は1次側電圧Vに相当する電圧を出力する。
【0013】1次側電流(溶接電流)検出用トランス4
の信号は、積分回路18と、1次側電流の時間変化率d
i/dtがほぼゼロとなるタイミングを検出する回路2
4に入力される。積分回路18は、1次側電流検出用ト
ランス4から出力される1次側電流の時間変化率di/
dtを積分することによって、1次側電流iに相当する
信号を出力する。タイミング検出回路24は1次側電流
検出用トランス4から出力される値をゼロに近い小さな
値と比較し、前者が後者以下であるときにオン信号を出
力する。
の信号は、積分回路18と、1次側電流の時間変化率d
i/dtがほぼゼロとなるタイミングを検出する回路2
4に入力される。積分回路18は、1次側電流検出用ト
ランス4から出力される1次側電流の時間変化率di/
dtを積分することによって、1次側電流iに相当する
信号を出力する。タイミング検出回路24は1次側電流
検出用トランス4から出力される値をゼロに近い小さな
値と比較し、前者が後者以下であるときにオン信号を出
力する。
【0014】図8は1次側の電流と電圧の波形の典型例
を示しており、半サイクルに一度1次側電流の時間変化
率di/dtが略ゼロとなる。タイミング検出回路24
はタイミングT1,T2を検出し、そのときにオン信号
を出力するのである。
を示しており、半サイクルに一度1次側電流の時間変化
率di/dtが略ゼロとなる。タイミング検出回路24
はタイミングT1,T2を検出し、そのときにオン信号
を出力するのである。
【0015】タイミング検出回路24の信号はサンプル
ホールド回路20に入力される。このサンプルホールト
回路20は、タイミング検出回路24からオン信号が送
られてきたときの積分回路18の出力値をホールドす
る。このためサンプルホールド回路20の出力値は、図
8に示すように、タイミングT1〜T2間はI1にな
り、タイミングT2以後はI2となる。この値はA/D
変換器22でディジタル化され、マイクロコンピュータ
32に入力される。
ホールド回路20に入力される。このサンプルホールト
回路20は、タイミング検出回路24からオン信号が送
られてきたときの積分回路18の出力値をホールドす
る。このためサンプルホールド回路20の出力値は、図
8に示すように、タイミングT1〜T2間はI1にな
り、タイミングT2以後はI2となる。この値はA/D
変換器22でディジタル化され、マイクロコンピュータ
32に入力される。
【0016】一方、1次側電圧Vの検出用トランス6の
出力は増幅回路26で増幅されたのち、サンプルホール
ド回路28に入力される。このサンプルホールド回路2
8にもタイミング検出回路24の信号が入力されてい
る。このためサンプルホールド回路28の出力値は、図
8に示す例ではタイミングT1〜T2間ではV1とな
り、タイミングT2でV2に変化する。この値はA/D
変換器30でディジタル化され、マイクロコンピュータ
32に入力される。
出力は増幅回路26で増幅されたのち、サンプルホール
ド回路28に入力される。このサンプルホールド回路2
8にもタイミング検出回路24の信号が入力されてい
る。このためサンプルホールド回路28の出力値は、図
8に示す例ではタイミングT1〜T2間ではV1とな
り、タイミングT2でV2に変化する。この値はA/D
変換器30でディジタル化され、マイクロコンピュータ
32に入力される。
【0017】マイクロコンピュータ32は後述の処理を
実行し、その信号に基づいて調整機8に制御信号を送
る。この結果、調整機8はマイクロコンピュータ32の
指示に基づいて溶接電流iのオン・オフとその電流値を
調整する。
実行し、その信号に基づいて調整機8に制御信号を送
る。この結果、調整機8はマイクロコンピュータ32の
指示に基づいて溶接電流iのオン・オフとその電流値を
調整する。
【0018】図3は初期設定モードにおける実行処理を
示している。まずステップS2では標準溶接電流をセッ
トしこれをI0として記憶する。ここで標準溶接電流I
0は、溶接用電極の形状が標準形を保っており、被溶接
物Wが標準品であるときに最適溶接が行なわれる電流値
であり、オペレータが過去のデータ等に基づいて入力す
る。次にステップS4で通電サイクル数を入力しこれを
S0として記憶する。ここで通電サイクル数は溶接電流
を通電する時間であり、商用電源のサイクル数で入力さ
れる。後述の図6,7は14サイクルがセットされた場
合を例示している。
示している。まずステップS2では標準溶接電流をセッ
トしこれをI0として記憶する。ここで標準溶接電流I
0は、溶接用電極の形状が標準形を保っており、被溶接
物Wが標準品であるときに最適溶接が行なわれる電流値
であり、オペレータが過去のデータ等に基づいて入力す
る。次にステップS4で通電サイクル数を入力しこれを
S0として記憶する。ここで通電サイクル数は溶接電流
を通電する時間であり、商用電源のサイクル数で入力さ
れる。後述の図6,7は14サイクルがセットされた場
合を例示している。
【0019】次にステップS6で標準変化量ΔSRSを
入力する。図6は、溶接中に生じる電極間抵抗(ワーク
抵抗)の変化の様子を示している。ワーク抵抗は溶接の
開始時にはワーク温度の上昇に起因して上昇し、溶接の
進行とともに減少する傾向にある。図6(A) は溶接中チ
リ(ないしはスパッタ)が発生するときのワーク抵抗を
示しており、ワーク抵抗は急激に低下する。これに対し
図6(B) はチリが発生しないときのワーク抵抗を示して
おり、ワーク抵抗は緩やかに低下する。そこで同一時間
間隔でワーク抵抗の変化量ΔSRを求めると、チリ発生
時の変化量ΔSRは大きく、チリ非発生時の変化量ΔS
Rは小さい。図3のステップS6では、チリ発生時の変
化量ΔSRよりは小さく、チリ非発生時の変化量ΔSR
よりは大きい関係にある中間量を標準変化量ΔSRSと
して入力するのである。
入力する。図6は、溶接中に生じる電極間抵抗(ワーク
抵抗)の変化の様子を示している。ワーク抵抗は溶接の
開始時にはワーク温度の上昇に起因して上昇し、溶接の
進行とともに減少する傾向にある。図6(A) は溶接中チ
リ(ないしはスパッタ)が発生するときのワーク抵抗を
示しており、ワーク抵抗は急激に低下する。これに対し
図6(B) はチリが発生しないときのワーク抵抗を示して
おり、ワーク抵抗は緩やかに低下する。そこで同一時間
間隔でワーク抵抗の変化量ΔSRを求めると、チリ発生
時の変化量ΔSRは大きく、チリ非発生時の変化量ΔS
Rは小さい。図3のステップS6では、チリ発生時の変
化量ΔSRよりは小さく、チリ非発生時の変化量ΔSR
よりは大きい関係にある中間量を標準変化量ΔSRSと
して入力するのである。
【0020】次にステップS8では、修正時考慮スポッ
ト数を入力しこれをP0として記憶する。1つのワーク
の1カ所の溶接において後述するようにして溶接電流の
過大・過小が判別されても、それはワークのばらつきに
起因することもあり得る。そこで過去のデータから平均
的に過大や過小であるか否かを判別し、平均的傾向に基
づいて溶接電流を修正することが好ましい。ステップS
8はこの平均的傾向を把握するための期間を入力するも
のであり、スポット数(すなわち溶接回数)で指定され
る。ワーク毎のばらつきが大きい場合には長い期間を指
定し、ワーク毎のばらつきが小さい場合には短い期間を
指定する。
ト数を入力しこれをP0として記憶する。1つのワーク
の1カ所の溶接において後述するようにして溶接電流の
過大・過小が判別されても、それはワークのばらつきに
起因することもあり得る。そこで過去のデータから平均
的に過大や過小であるか否かを判別し、平均的傾向に基
づいて溶接電流を修正することが好ましい。ステップS
8はこの平均的傾向を把握するための期間を入力するも
のであり、スポット数(すなわち溶接回数)で指定され
る。ワーク毎のばらつきが大きい場合には長い期間を指
定し、ワーク毎のばらつきが小さい場合には短い期間を
指定する。
【0021】次にステップS10でチリの最適発生回数
を入力し、これをCNNTSとしてセットする。ここで
最適発生回数とは、前記のようにして指定されたP0回
の溶接中に発生することが好ましいチリ発生回数であ
る。一度もチリが発生しなければそれは溶接電流が小さ
すぎるのに相当する。一方チリ発生回数が多すぎるのは
溶接電流が大きすぎるのに相当する。すなわちチリ発生
回数には最適値が存在するのであり、これがステップS
10で入力される。なおチリ発生回数は1回の溶接当り
の回数で入力してもよい。
を入力し、これをCNNTSとしてセットする。ここで
最適発生回数とは、前記のようにして指定されたP0回
の溶接中に発生することが好ましいチリ発生回数であ
る。一度もチリが発生しなければそれは溶接電流が小さ
すぎるのに相当する。一方チリ発生回数が多すぎるのは
溶接電流が大きすぎるのに相当する。すなわちチリ発生
回数には最適値が存在するのであり、これがステップS
10で入力される。なおチリ発生回数は1回の溶接当り
の回数で入力してもよい。
【0022】図4は溶接作業時にマイクロコンピュータ
32で実行される処理手順図を示している。まずステッ
プS12では、1回の溶接当りのチリ発生回数をカウン
トするカウンタCNの値をゼロに初期化する。次にステ
ップS14で通電開始条件が成立したことがわかると、
ステップS16で通電が開始される。
32で実行される処理手順図を示している。まずステッ
プS12では、1回の溶接当りのチリ発生回数をカウン
トするカウンタCNの値をゼロに初期化する。次にステ
ップS14で通電開始条件が成立したことがわかると、
ステップS16で通電が開始される。
【0023】次にステップS18でサンプリングタイミ
ングか否か判定される。ここではマイクロコンピュータ
32によってタイミング検出回路24からオン信号が出
力されているかどうかが比較される。図8に例示したよ
うに、このステップS18では半サイクル毎に1回イエ
スとなる。そこで半サイクル毎に1回ステップS20以
後の処理が実行される。
ングか否か判定される。ここではマイクロコンピュータ
32によってタイミング検出回路24からオン信号が出
力されているかどうかが比較される。図8に例示したよ
うに、このステップS18では半サイクル毎に1回イエ
スとなる。そこで半サイクル毎に1回ステップS20以
後の処理が実行される。
【0024】ステップS20では、サンプルホールド回
路20,28にホールドされている1次側電流値iと1
次側電圧値Vと溶接トランス10の巻数比Nとから2次
側抵抗値が演算されSRとして記憶される。ここでは1
次側電流値の時間変化率がゼロのタイミングの値を用い
るため、誘導成分を考慮する必要がない。そのためSR
←(V/N)/(i×N)の式に基づいて2次側抵抗値
SRが演算される。
路20,28にホールドされている1次側電流値iと1
次側電圧値Vと溶接トランス10の巻数比Nとから2次
側抵抗値が演算されSRとして記憶される。ここでは1
次側電流値の時間変化率がゼロのタイミングの値を用い
るため、誘導成分を考慮する必要がない。そのためSR
←(V/N)/(i×N)の式に基づいて2次側抵抗値
SRが演算される。
【0025】このようにして2次側抵抗値SRが演算さ
れると、次に抵抗値SRの平均値を求めるためにとりあ
えず総和を求めておく(S22)。またそれまでの最大
抵抗値SRMAXと比較し(S24)、今回演算された
抵抗値SRがそれまでの最大抵抗値より大きければ最大
抵抗値SRMAXを更新する(ステップS26)。これ
を溶接中繰返すことにより、図7に示すように、1回の
溶接中の最大の抵抗値がSRMAXに記憶される。
れると、次に抵抗値SRの平均値を求めるためにとりあ
えず総和を求めておく(S22)。またそれまでの最大
抵抗値SRMAXと比較し(S24)、今回演算された
抵抗値SRがそれまでの最大抵抗値より大きければ最大
抵抗値SRMAXを更新する(ステップS26)。これ
を溶接中繰返すことにより、図7に示すように、1回の
溶接中の最大の抵抗値がSRMAXに記憶される。
【0026】さて図4のステップS28では、半サイク
ル前の抵抗値SR0と今回の抵抗値SRの差を演算し、
これをΔSRとして記憶する。この結果ΔSRには図6
(A)(B)に例示する変化量ΔSRが記憶されることにな
る。以上の処理の終了後ステップS30で前回の抵抗値
SR0として今回の値SRを記憶させる。
ル前の抵抗値SR0と今回の抵抗値SRの差を演算し、
これをΔSRとして記憶する。この結果ΔSRには図6
(A)(B)に例示する変化量ΔSRが記憶されることにな
る。以上の処理の終了後ステップS30で前回の抵抗値
SR0として今回の値SRを記憶させる。
【0027】次にステップS32で、ステップS28で
演算された変化量ΔSRがステップS6で入力されてい
る標準変化量ΔSRSと比較される。前者が後者よりも
大きければ、チリが発生している。そこでステップS3
4でチリ発生カウンタCNに1を加える。一方前者が後
者よりも小さければチリが発生していない。そこでこの
ときはステップS34を実行させない。
演算された変化量ΔSRがステップS6で入力されてい
る標準変化量ΔSRSと比較される。前者が後者よりも
大きければ、チリが発生している。そこでステップS3
4でチリ発生カウンタCNに1を加える。一方前者が後
者よりも小さければチリが発生していない。そこでこの
ときはステップS34を実行させない。
【0028】ステップS36は通常停止条件が成立した
か否かを判別するものであり、成立しない間はステップ
S18以後の処理を繰返す。成立したときはステップS
38で通電を停止する。ステップS4で入力したサイク
ル数が経過したときにステップS36はイエスとなる。
か否かを判別するものであり、成立しない間はステップ
S18以後の処理を繰返す。成立したときはステップS
38で通電を停止する。ステップS4で入力したサイク
ル数が経過したときにステップS36はイエスとなる。
【0029】さてこのようにして一回の溶接が終了する
と、次にステップS40が実行される。これは過去P0
回(これはステップS8で入力されている)の溶接にお
いて、それぞれカウントされたチリ発生回数CNN
(1)〜CNN(P0)を更新するものであり、最新の
チリ発生回数CNN(P0)にステップS34でカウン
トされたCNの値を代入する。CNN(1)〜CNN
(P0−1)にはそれまでのCNN(2)〜CNN(P
0)の値を代入してそれぞれ更新する。これによって現
在の溶接の直前P0回のチリ発生回数がCNN(1)〜
CNN(P0)に記憶される。
と、次にステップS40が実行される。これは過去P0
回(これはステップS8で入力されている)の溶接にお
いて、それぞれカウントされたチリ発生回数CNN
(1)〜CNN(P0)を更新するものであり、最新の
チリ発生回数CNN(P0)にステップS34でカウン
トされたCNの値を代入する。CNN(1)〜CNN
(P0−1)にはそれまでのCNN(2)〜CNN(P
0)の値を代入してそれぞれ更新する。これによって現
在の溶接の直前P0回のチリ発生回数がCNN(1)〜
CNN(P0)に記憶される。
【0030】ステップS42は最大抵抗値SRMAXと
溶接終了時の抵抗値SRとの差を求め、これをΔRSと
比較する。ここでΔRSは図7に示すように通常に溶接
が行なわれたときの抵抗変化量ΔRの下限値がセットさ
れている。そこでステップS42がイエスとなるのは、
空打ち(すなわちワークWを介装しないで電極が直接接
触したまま溶接電流を流すこと)の場合である。そこで
ステップS44ではその旨の異常を表示し、一旦処理を
終了する(ステップS46)。
溶接終了時の抵抗値SRとの差を求め、これをΔRSと
比較する。ここでΔRSは図7に示すように通常に溶接
が行なわれたときの抵抗変化量ΔRの下限値がセットさ
れている。そこでステップS42がイエスとなるのは、
空打ち(すなわちワークWを介装しないで電極が直接接
触したまま溶接電流を流すこと)の場合である。そこで
ステップS44ではその旨の異常を表示し、一旦処理を
終了する(ステップS46)。
【0031】次にステップS48ではステップS22で
演算された抵抗値の総和TSRを所定値TSRSと比較
する。ここで抵抗値の総和TSRは溶接中の平均抵抗値
に相当する値であり、また所定値TSRSは正常に溶接
が行なわれているときにあり得る最大の平均抵抗値に相
当する値がとられている。そこでステップS48でイエ
スとなれば、それは溶接ケーブルの断線等によって2次
側抵抗値が異常に大きいことに相当する。そこでこの場
合はステップS50で異常を表示し、一旦処理を終了す
る(ステップS52)。なおステップS48では平均値
に相当する総和によって比較しているが、サンプル回数
で除した平均抵抗値で比較してもよい。
演算された抵抗値の総和TSRを所定値TSRSと比較
する。ここで抵抗値の総和TSRは溶接中の平均抵抗値
に相当する値であり、また所定値TSRSは正常に溶接
が行なわれているときにあり得る最大の平均抵抗値に相
当する値がとられている。そこでステップS48でイエ
スとなれば、それは溶接ケーブルの断線等によって2次
側抵抗値が異常に大きいことに相当する。そこでこの場
合はステップS50で異常を表示し、一旦処理を終了す
る(ステップS52)。なおステップS48では平均値
に相当する総和によって比較しているが、サンプル回数
で除した平均抵抗値で比較してもよい。
【0032】以上の処理の終了後、すなわち溶接が正常
に行なわれている場合には、ステップS54が実行され
る。ステップS54では過去のP0回の溶接で発生した
チリ発生回数CNN(1)〜CNN(P0)の総和を求
め、これをCNNTとして記憶する。次にステップS5
6で、得られたチリ発生総回数CNNTとステップS1
0で指定されている最適チリ発生回数CNNTSを比較
する。前者が後者よりも大きければ、ステップS58で
溶接電流を1%減少する。一方前者が後者よりも小さけ
れば(S60でイエスならば)、ステップS62で溶接
電流を1%増大させる。前者と後者が等しければステッ
プS58とS62をスキップして溶接電流を維持する。
このようにして次回の溶接電流が調整される。次回のス
テップS16ではこのようにして調整される溶接電流が
流される。
に行なわれている場合には、ステップS54が実行され
る。ステップS54では過去のP0回の溶接で発生した
チリ発生回数CNN(1)〜CNN(P0)の総和を求
め、これをCNNTとして記憶する。次にステップS5
6で、得られたチリ発生総回数CNNTとステップS1
0で指定されている最適チリ発生回数CNNTSを比較
する。前者が後者よりも大きければ、ステップS58で
溶接電流を1%減少する。一方前者が後者よりも小さけ
れば(S60でイエスならば)、ステップS62で溶接
電流を1%増大させる。前者と後者が等しければステッ
プS58とS62をスキップして溶接電流を維持する。
このようにして次回の溶接電流が調整される。次回のス
テップS16ではこのようにして調整される溶接電流が
流される。
【0033】この結果、次回以後の溶接では最適チリ発
生回数となるように溶接電流が調整される。このため次
回以後適切溶接が確保される。なお溶接の進行とともに
溶接電極の形状が変化しても、チリ発生回数が最適値に
保たれるため、適切溶接が確保され続ける。
生回数となるように溶接電流が調整される。このため次
回以後適切溶接が確保される。なお溶接の進行とともに
溶接電極の形状が変化しても、チリ発生回数が最適値に
保たれるため、適切溶接が確保され続ける。
【0034】なお溶接電極を交換した直後は、上記のよ
うにして学習された溶接電流では不適当なため、ステッ
プS2で入力されている標準溶接電流に戻し、その後再
学習させる。また最適チリ発生回数CNNTSが1回の
溶接当りの回数で与えられていれば、ステップS56の
左辺の値を1回当りの平均チリ発生回数に換算したうえ
で比較に用いる。
うにして学習された溶接電流では不適当なため、ステッ
プS2で入力されている標準溶接電流に戻し、その後再
学習させる。また最適チリ発生回数CNNTSが1回の
溶接当りの回数で与えられていれば、ステップS56の
左辺の値を1回当りの平均チリ発生回数に換算したうえ
で比較に用いる。
【0035】この実施例では、2次側抵抗値を求めるに
必要なデータが全部1次側で測定される。このため溶接
ケーブルよりも先端側になにかを付加する必要がなく、
操作性・信頼性を損なわない。またステップS42の処
理によって空打ちが検出され、異常が確実に検出され
る。さらにステップS48によって断線異常等も確実に
検出される。このためにも2次側回路に測定手段を必要
としない。
必要なデータが全部1次側で測定される。このため溶接
ケーブルよりも先端側になにかを付加する必要がなく、
操作性・信頼性を損なわない。またステップS42の処
理によって空打ちが検出され、異常が確実に検出され
る。さらにステップS48によって断線異常等も確実に
検出される。このためにも2次側回路に測定手段を必要
としない。
【0036】さらにまたステップS56〜S62の処理
によって、溶接中チリが発生しすぎるようであれば溶接
電流が低下し、溶接中チリが発生しすぎなければ溶接電
流が増大する制御がなされる。これによって溶接電流は
実際に最適値に調整される。この実施例では実際のチリ
発生回数に基づいて制御するため、ワーク抵抗を目標値
に調整する技術に比してより確実に適切溶接が行なわれ
るようになる。
によって、溶接中チリが発生しすぎるようであれば溶接
電流が低下し、溶接中チリが発生しすぎなければ溶接電
流が増大する制御がなされる。これによって溶接電流は
実際に最適値に調整される。この実施例では実際のチリ
発生回数に基づいて制御するため、ワーク抵抗を目標値
に調整する技術に比してより確実に適切溶接が行なわれ
るようになる。
【0037】さてこの実施例では、タイミング検出回路
24によって1次側電流値iの時間変化率di/dtが
略ゼロとなるタイミングを検出する手段Dが構成されて
いる。ただしこれは一例にすぎず、マイクロコンピュー
タ32のプログラムによってdi/dtが略ゼロとなる
タイミングを検出するようにしてもよい。またこの実施
例ではサンプルホールド回路20,28の値をマイクロ
コンピュータ32で読み出すことで、1次側の電流値と
電圧値を検出する手段が構成されている。これも一実施
例にすぎず、サンプルホールド機能をマイクロコンピュ
ータ32によって実現してもよい。
24によって1次側電流値iの時間変化率di/dtが
略ゼロとなるタイミングを検出する手段Dが構成されて
いる。ただしこれは一例にすぎず、マイクロコンピュー
タ32のプログラムによってdi/dtが略ゼロとなる
タイミングを検出するようにしてもよい。またこの実施
例ではサンプルホールド回路20,28の値をマイクロ
コンピュータ32で読み出すことで、1次側の電流値と
電圧値を検出する手段が構成されている。これも一実施
例にすぎず、サンプルホールド機能をマイクロコンピュ
ータ32によって実現してもよい。
【0038】またこの実施例では、ステップS20とそ
れを実行するマイクロコンピュータ32によって、2次
側抵抗値を演算する手段Fが構成されているが、これは
ハードウェアに置換えることもできる。なお2次側抵抗
値変化量演算手段GはステップS28で、チリ発生有無
判別手段HはステップS32で、溶接電流調整手段Iは
ステップS56〜S62でそれぞれ構成されているが、
他の同種処理手順によることも当然に可能である。本実
施例では、チリ発生回数の大小によって1%ずつ溶接電
流を増減する。これにかわってチリ発生回数と最適チリ
発生回数の差を求め、この差に応じた比率で溶接電流を
増減修正するようにしてもよい。
れを実行するマイクロコンピュータ32によって、2次
側抵抗値を演算する手段Fが構成されているが、これは
ハードウェアに置換えることもできる。なお2次側抵抗
値変化量演算手段GはステップS28で、チリ発生有無
判別手段HはステップS32で、溶接電流調整手段Iは
ステップS56〜S62でそれぞれ構成されているが、
他の同種処理手順によることも当然に可能である。本実
施例では、チリ発生回数の大小によって1%ずつ溶接電
流を増減する。これにかわってチリ発生回数と最適チリ
発生回数の差を求め、この差に応じた比率で溶接電流を
増減修正するようにしてもよい。
【0039】以上に説明した実施例では、チリ発生有無
判別手段(具体的には図4のステップS32)で、2次
側回路の抵抗値の変化量ΔSRをそのまま比較の対象と
している。しかし必ずしも変化量ΔSRをそのまま比較
の対象とする必要はない。
判別手段(具体的には図4のステップS32)で、2次
側回路の抵抗値の変化量ΔSRをそのまま比較の対象と
している。しかし必ずしも変化量ΔSRをそのまま比較
の対象とする必要はない。
【0040】次にその実施例を説明する。この実施例で
は2次側抵抗値の変化量ΔSRに関する量としてΔSR
/ΔRという量、すなわち変化率を用いる。ここでΔR
は図5のステップS42の左辺の量であり、最大抵抗値
SRMAXと溶接終了時の抵抗値SRの差である。この
実施例では図4のステップS32で比較される量がΔS
R/ΔRであることに対応して、右辺の量もΔSRS/
ΔRが用いられる。
は2次側抵抗値の変化量ΔSRに関する量としてΔSR
/ΔRという量、すなわち変化率を用いる。ここでΔR
は図5のステップS42の左辺の量であり、最大抵抗値
SRMAXと溶接終了時の抵抗値SRの差である。この
実施例では図4のステップS32で比較される量がΔS
R/ΔRであることに対応して、右辺の量もΔSRS/
ΔRが用いられる。
【0041】この実施例によると、溶接電極の形状が変
化してΔRが変化する場合にも、正確にチリ発生回数を
カウントすることができる。なお図4,図5の処理で
は、ステップS32の実行時にはまだΔRが算出されて
いない。そこでこの実施例ではステップS38以前では
ΔSRの値を次々に記憶しておき、ステップS38の実
行後にそれまでに記憶されているΔSRの値を用いて、
チリ発生回数をカウントする。
化してΔRが変化する場合にも、正確にチリ発生回数を
カウントすることができる。なお図4,図5の処理で
は、ステップS32の実行時にはまだΔRが算出されて
いない。そこでこの実施例ではステップS38以前では
ΔSRの値を次々に記憶しておき、ステップS38の実
行後にそれまでに記憶されているΔSRの値を用いて、
チリ発生回数をカウントする。
【0042】以上から理解されるように、本発明は、Δ
SRを直接用いるもののみならず、ΔSRを修正した値
を用いる技術をも含むのである。
SRを直接用いるもののみならず、ΔSRを修正した値
を用いる技術をも含むのである。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、1次側回路に測定手段
を設けるだけでよく、2次側回路には測定手段を付加し
なくてもよいことから、取扱性や信頼性が大幅に向上す
る。また本発明によると2次側抵抗値自体でなく、その
変化量を指標とすることから、1次側のデータのみで有
意義なデータを算出することが可能となっている。さら
に本発明によると、実際のチリ発生回数が最適回数とな
るように調整することから、確実に適切溶接が行なわれ
る。
を設けるだけでよく、2次側回路には測定手段を付加し
なくてもよいことから、取扱性や信頼性が大幅に向上す
る。また本発明によると2次側抵抗値自体でなく、その
変化量を指標とすることから、1次側のデータのみで有
意義なデータを算出することが可能となっている。さら
に本発明によると、実際のチリ発生回数が最適回数とな
るように調整することから、確実に適切溶接が行なわれ
る。
【図1】本発明の概念を模式的に示す図
【図2】一実施例のシステム図
【図3】初期設定モードの処理手順図
【図4】運転モードの処理手順図
【図5】運転モードの処理手順図
【図6】ワーク抵抗の変化をチリ発生時と非発生時と比
較して示す図
較して示す図
【図7】ワーク抵抗の変化を正常時と空打ち時と比較し
て示す図
て示す図
【図8】1次側の電流・電圧の波形を示す図
B 溶接トランス D 時間変化率di/dtが略ゼロとなるタイミングを
検出する手段 E 1次側の電流値と1次側の電圧値測定手段 F 2次側抵抗値演算手段 G 2次側抵抗値変化量演算手段 H チリ発生有無判別手段 I 溶接電流調整手段
検出する手段 E 1次側の電流値と1次側の電圧値測定手段 F 2次側抵抗値演算手段 G 2次側抵抗値変化量演算手段 H チリ発生有無判別手段 I 溶接電流調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 11/24
Claims (1)
- 【請求項1】 溶接トランスの1次側電流の時間変化率
が略零となるタイミングを検出する手段、 該タイミング検出手段で該タイミングが検出された時の
該溶接トランスの1次側電流値と1次側電圧値を測定す
る手段、 該測定手段で測定された1次側電流値と1次側電圧値と
該溶接トランスの特性値とから2次側回路の抵抗値を演
算する手段、 該演算手段で演算された2次側回路の抵抗値の所定時間
毎の変化量を演算する手段、 該変化量演算手段で演算された変化量に関する量を、チ
リ発生時の変化量に関する量とチリ非発生時の変化量に
関する量の中間量と比較してチリの発生の有無を判別す
る手段、 該判別手段で判別されたチリの発生回数と最適溶接時の
チリ発生回数と比較し、前者が後者よりも大きければ溶
接電流を低下し、前者が後者よりも小さければ溶接電流
を増大させる溶接電流調整手段、とを有する抵抗溶接制
御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196490A JP2825708B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 抵抗溶接制御装置 |
| US07/935,398 US5276308A (en) | 1992-06-29 | 1992-08-26 | Controller for resistance welding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4196490A JP2825708B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 抵抗溶接制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671457A JPH0671457A (ja) | 1994-03-15 |
| JP2825708B2 true JP2825708B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16358646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4196490A Expired - Fee Related JP2825708B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 抵抗溶接制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5276308A (ja) |
| JP (1) | JP2825708B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2617668B2 (ja) * | 1992-12-24 | 1997-06-04 | 本田技研工業株式会社 | 直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法 |
| JP3322448B2 (ja) * | 1993-07-16 | 2002-09-09 | 小原株式会社 | 抵抗溶接制御方法 |
| JP3211586B2 (ja) * | 1994-10-17 | 2001-09-25 | 松下電器産業株式会社 | 溶接品質監視装置 |
| JP3010977U (ja) * | 1994-11-09 | 1995-05-09 | エザーク株式会社 | 厨房機器等用洗浄装置 |
| KR100322345B1 (ko) * | 1999-06-14 | 2002-02-07 | 이준웅 | 점 용접기의 용접 전류 결정 방법 및 장치 |
| KR100327892B1 (ko) * | 1999-06-14 | 2002-03-09 | 이준웅 | 점 용접기의 익스펄전 발생 판단 방법 |
| US6444942B1 (en) | 1999-08-03 | 2002-09-03 | Nadex Co. Ltd | Welding control systems |
| JP4772859B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2011-09-14 | 本田技研工業株式会社 | チリ検出方法 |
| US8357870B1 (en) | 2010-03-22 | 2013-01-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Intelligent stepper welding system and method |
| JP5584026B2 (ja) * | 2010-07-02 | 2014-09-03 | 株式会社ダイヘン | 抵抗溶接制御方法 |
| JP6572281B2 (ja) * | 2017-10-06 | 2019-09-04 | ファナック株式会社 | スポット溶接システム |
| US11623292B2 (en) * | 2019-03-29 | 2023-04-11 | Lincoln Global, Inc. | Real time resistance monitoring of an arc welding circuit |
| CN111230280B (zh) * | 2020-01-20 | 2021-06-15 | 上海交通大学 | 基于本征过程信号的电阻点焊飞溅在线检测方法及系统 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3546421A (en) * | 1968-07-18 | 1970-12-08 | Square D Co | Control for compensating for the effects of progressive mushrooming of theelectrodes in a resistance welder apparatus |
| US4419560A (en) * | 1980-12-19 | 1983-12-06 | Midland-Ross Corporation | Welding control with automatic percent heat adjustment |
| JPS6218273A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | Ricoh Co Ltd | 荷電偏向型インクジエツト記録装置 |
| US4694135A (en) * | 1986-07-09 | 1987-09-15 | General Motors Corporation | Method and apparatus for monitoring and controlling resistance spot welding |
| US5083003A (en) * | 1990-06-15 | 1992-01-21 | Square D Company | Adaptive stepper |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4196490A patent/JP2825708B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-26 US US07/935,398 patent/US5276308A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671457A (ja) | 1994-03-15 |
| US5276308A (en) | 1994-01-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3886603B2 (ja) | 単位体積当たりの累積発熱量を指標とする抵抗溶接システム | |
| EP1044753B1 (en) | Control apparatus for resistance welding machine | |
| EP0059279B1 (en) | Power factor monitoring and control system for resistance welding | |
| US6031203A (en) | Method and apparatus for determining stability of arc welding | |
| JPH0671457A (ja) | 抵抗溶接制御装置 | |
| JP2001047240A (ja) | 溶接線の倣い判定装置と倣い制御装置 | |
| JPH0759351B2 (ja) | 溶接コントローラ | |
| US4289951A (en) | Power factor monitoring and control system for resistance welding with line disturbance immunity | |
| JP2742544B2 (ja) | 抵抗溶接制御方法及び装置 | |
| JP2510377B2 (ja) | 溶接コントロ―ラ | |
| JP3724016B2 (ja) | アーク溶接の自動制御装置 | |
| JP4151777B2 (ja) | ホットワイヤ溶接方法および装置 | |
| EP0294485B1 (en) | Control apparatus for automatic arc welding machines | |
| KR100322345B1 (ko) | 점 용접기의 용접 전류 결정 방법 및 장치 | |
| JP3769787B2 (ja) | 自動溶接機の制御装置 | |
| JPH1158012A (ja) | ワイヤ突出し長検出方法 | |
| JP3146943B2 (ja) | アーク溶接ロボットシステム | |
| JP2734092B2 (ja) | スポット溶接装置の溶接電流制御装置 | |
| JP3117764B2 (ja) | 抵抗溶接制御方法 | |
| JPH0679785B2 (ja) | 抵抗溶接制御装置 | |
| JPH09253846A (ja) | 溶接装置の電気的特性の計測方法 | |
| JPH06218548A (ja) | 溶接ロボットの溶接制御方法 | |
| KR100251657B1 (ko) | 기준스테퍼 기능을 갖는 저항용접 제어장치 | |
| SU727374A1 (ru) | Способ контрол качества соединений при контактной стыковой сварке оплавлением | |
| JP2004098162A (ja) | 溶接線倣い制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |