JP2829577B2 - カーペット - Google Patents
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- Woven Fabrics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地経糸と覆経糸
とパイル経糸を有する経糸群を上口と下口の地緯糸で織
成するとともに、表面をパイルに形成したカーペットに
関し、地経糸と覆経糸と地緯糸とで構成される地組織と
パイル部分との間に、積層経糸を介在させることによ
り、パイルの起立性確保とともに、パイル組織と地組織
間とを連結し、機能付与効果を形成するようにしたこと
を特長とするものである。
とパイル経糸を有する経糸群を上口と下口の地緯糸で織
成するとともに、表面をパイルに形成したカーペットに
関し、地経糸と覆経糸と地緯糸とで構成される地組織と
パイル部分との間に、積層経糸を介在させることによ
り、パイルの起立性確保とともに、パイル組織と地組織
間とを連結し、機能付与効果を形成するようにしたこと
を特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】表面にパイルを形成したカーペット織物
については、図1、2に示すように、パイル経糸の両側
に配糸した2本1組の地経糸を上口と下口の地緯糸1本
ごとに交互に入れ換えるように織成した織物とか、図3
に示すように、パイル経糸の両側に配糸した2本1組の
地経糸を地緯糸2本ごとに上口と下口を入れ換えるよう
にした二越の織物とか、図4に示すように、地経糸を地
緯糸3本ごとに上口と下口とに入れ換えるようにした三
越の織物の他に、例えば、本出願人の先願、特公昭61
ー8180号公報のように、隣接して2口配糸したパイ
ル経糸にパイル部分と非パイル部分とを互いに交互に形
成させるようにしたカーペットがある。
については、図1、2に示すように、パイル経糸の両側
に配糸した2本1組の地経糸を上口と下口の地緯糸1本
ごとに交互に入れ換えるように織成した織物とか、図3
に示すように、パイル経糸の両側に配糸した2本1組の
地経糸を地緯糸2本ごとに上口と下口を入れ換えるよう
にした二越の織物とか、図4に示すように、地経糸を地
緯糸3本ごとに上口と下口とに入れ換えるようにした三
越の織物の他に、例えば、本出願人の先願、特公昭61
ー8180号公報のように、隣接して2口配糸したパイ
ル経糸にパイル部分と非パイル部分とを互いに交互に形
成させるようにしたカーペットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカーペット
は、上口の地緯糸に織り込まれるパイル経糸の根元が、
覆経糸と地経糸と地緯糸とで構成される地組織と上下一
体に合体して織成されているために、例えば床暖房シス
テムにおいては、裏面側からの熱伝導率が低く、熱効率
にロスを生ずるなどの機能的な欠点となる。また、隣接
する経糸群間のパイルの起立性の保持及び種々の機能性
付与を形成し難いという問題がある。
は、上口の地緯糸に織り込まれるパイル経糸の根元が、
覆経糸と地経糸と地緯糸とで構成される地組織と上下一
体に合体して織成されているために、例えば床暖房シス
テムにおいては、裏面側からの熱伝導率が低く、熱効率
にロスを生ずるなどの機能的な欠点となる。また、隣接
する経糸群間のパイルの起立性の保持及び種々の機能性
付与を形成し難いという問題がある。
【0004】そのために、各経糸群間のパイルが整然と
支持できて、かつ、パイル部分との結合性に富む地組織
を備えたカーペットを得ることが解決すべき課題となっ
ていた。
支持できて、かつ、パイル部分との結合性に富む地組織
を備えたカーペットを得ることが解決すべき課題となっ
ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、2本1
組の地経糸と、比較的に太い覆経糸と、同じく比較的に
太いパイル経糸を配糸した経糸群を、上口と下口の地緯
糸で織ったカーペットにおいて、1若しくは2本以上の
覆経糸と同口に、かつ、低いテンションのもとで比較的
に太い積層経糸を供給して、この積層経糸を覆経糸の上
に重ね合わされるように織り込むことにより前記経糸群
中のパイル経糸が形成するパイルの立ちを隣接する経糸
群のパイルとの間で整然と区画して起立保持させるよう
にしたことを特徴とするカーペットを提供するものであ
る。
組の地経糸と、比較的に太い覆経糸と、同じく比較的に
太いパイル経糸を配糸した経糸群を、上口と下口の地緯
糸で織ったカーペットにおいて、1若しくは2本以上の
覆経糸と同口に、かつ、低いテンションのもとで比較的
に太い積層経糸を供給して、この積層経糸を覆経糸の上
に重ね合わされるように織り込むことにより前記経糸群
中のパイル経糸が形成するパイルの立ちを隣接する経糸
群のパイルとの間で整然と区画して起立保持させるよう
にしたことを特徴とするカーペットを提供するものであ
る。
【0006】覆経糸と同口で、かつ、低いテンションの
もとで供給される比較的に太い積層経糸は、図2、3、
4、5の各図中(c)に示すように、比較的に強い緊張
状態のもとで供給される覆経糸の上に重ね合わされた状
態に織り込まれる。そのために、覆経糸の上の積層経糸
が、パイルで形成されるカーペットの表面と、覆経糸と
地経糸と地緯糸とで構成される地組織との間に介在し
て、カーペットの構造内部に機能付与効果を形成し、パ
イルと地組織との結合性を増す。また、地組織のサイド
に(横側に)起立する各経糸群毎のパイルは、その根元
を両側から積層経糸に支えられる状態になるので、起立
性が与えられ、密植したカーペット表面のパイルが整然
とととのい、織物の風合いを高めることができる。
もとで供給される比較的に太い積層経糸は、図2、3、
4、5の各図中(c)に示すように、比較的に強い緊張
状態のもとで供給される覆経糸の上に重ね合わされた状
態に織り込まれる。そのために、覆経糸の上の積層経糸
が、パイルで形成されるカーペットの表面と、覆経糸と
地経糸と地緯糸とで構成される地組織との間に介在し
て、カーペットの構造内部に機能付与効果を形成し、パ
イルと地組織との結合性を増す。また、地組織のサイド
に(横側に)起立する各経糸群毎のパイルは、その根元
を両側から積層経糸に支えられる状態になるので、起立
性が与えられ、密植したカーペット表面のパイルが整然
とととのい、織物の風合いを高めることができる。
【0007】本発明カーペットに使用する積層経糸に、
防炎性または防ダニ性または抗菌性または消臭性または
熱融着性を具えた機能性糸を用いると、パイル部分と、
地経糸並びに覆経糸と地緯糸とで形成する地組織との間
に機能付与効果が形成されることになるので、防炎効
果、抗菌・消臭効果、防ダニ効果等、所望の機能効果を
具えた機能的なカーペットを得ることができる。本発明
は以上のようにして前記の課題を解決したものである。
防炎性または防ダニ性または抗菌性または消臭性または
熱融着性を具えた機能性糸を用いると、パイル部分と、
地経糸並びに覆経糸と地緯糸とで形成する地組織との間
に機能付与効果が形成されることになるので、防炎効
果、抗菌・消臭効果、防ダニ効果等、所望の機能効果を
具えた機能的なカーペットを得ることができる。本発明
は以上のようにして前記の課題を解決したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
について説明する。本発明の最も好ましい実施形態の一
例としてそれぞれ図示したカーペットは、図1に示すよ
うに、2本を1組とする地経糸1a、1bの間にそれぞ
れ位置するように配したパイル経糸2と、2本を1口と
する覆経糸3と、覆経糸3と同口に供給した積層経糸4
とからなる経糸群Aを、1本毎に上口aと下口bを繰り
返す地緯糸5て織り、表面側に密植した適宜の高さのパ
イル6を形成してなる。
について説明する。本発明の最も好ましい実施形態の一
例としてそれぞれ図示したカーペットは、図1に示すよ
うに、2本を1組とする地経糸1a、1bの間にそれぞ
れ位置するように配したパイル経糸2と、2本を1口と
する覆経糸3と、覆経糸3と同口に供給した積層経糸4
とからなる経糸群Aを、1本毎に上口aと下口bを繰り
返す地緯糸5て織り、表面側に密植した適宜の高さのパ
イル6を形成してなる。
【0009】積層経糸4は、同じく図1に示すように、
覆経糸3と同口に、そして比較的に低いテンションのも
とで織面の上方から供給されることにより、覆経糸3の
上に重ね合わされて、地組織を嵩高く形成するととも
に、各経糸群A毎のパイル経糸2が形成するパイル6を
両側から挟んでその起立性をより良く保持するように織
り込まれる。
覆経糸3と同口に、そして比較的に低いテンションのも
とで織面の上方から供給されることにより、覆経糸3の
上に重ね合わされて、地組織を嵩高く形成するととも
に、各経糸群A毎のパイル経糸2が形成するパイル6を
両側から挟んでその起立性をより良く保持するように織
り込まれる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。実施例1
は、図1に示すように、ジャカード織機7を使用し、ヘ
ルド8を介して、経糸群A中の積層経糸4並びに覆経糸
3とパイル経糸2と交互に、2本1組の地経糸1a、1
bを開口させ、1本毎に上口aと下口bとに入れ換わる
地緯糸5と織った場合のものである。
は、図1に示すように、ジャカード織機7を使用し、ヘ
ルド8を介して、経糸群A中の積層経糸4並びに覆経糸
3とパイル経糸2と交互に、2本1組の地経糸1a、1
bを開口させ、1本毎に上口aと下口bとに入れ換わる
地緯糸5と織った場合のものである。
【0011】実施例1のパイル経糸2は、パイル形成用
のワイヤー9をおさ10と地緯糸5の差し込み位置との
間に挿通して1回のおさ打ち毎にパイル6を形成する。
パイル6の根元は、前後2本の上口aの地緯糸5にかか
り、地緯糸5の1本毎に上口aと下口bとに入れ換わる
2本1組の地経糸1a、1bにより前後左右を緊締され
つつ織られる。
のワイヤー9をおさ10と地緯糸5の差し込み位置との
間に挿通して1回のおさ打ち毎にパイル6を形成する。
パイル6の根元は、前後2本の上口aの地緯糸5にかか
り、地緯糸5の1本毎に上口aと下口bとに入れ換わる
2本1組の地経糸1a、1bにより前後左右を緊締され
つつ織られる。
【0012】図2(a)の糸支配図にもとづいて、覆経
糸3と、同口の積層経糸4は、パイル経糸2と同じかか
り方で、地経糸1a、1bにより前後を緊締されるが、
覆経糸3よりも十分に低いテンションで、かつ、織面の
上方から供給される積層経糸4は、図2(b)に示すよ
うに、前後2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生
じ、側面からパイル6の根元を圧縮するように織り込ま
れる。
糸3と、同口の積層経糸4は、パイル経糸2と同じかか
り方で、地経糸1a、1bにより前後を緊締されるが、
覆経糸3よりも十分に低いテンションで、かつ、織面の
上方から供給される積層経糸4は、図2(b)に示すよ
うに、前後2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生
じ、側面からパイル6の根元を圧縮するように織り込ま
れる。
【0013】また、積層経糸4は、図2(c)に示すよ
うに、2本1口の覆経糸3の上に重ね合わされるので、
隣接する経糸群Aのパイル間に介在してパイル6の起立
性を側面から支持し、密植した各経糸群A毎のパイル6
の根元を両側から圧縮して、整然とととのえさせて織物
の風合いを高めるように働く。なお各経糸群Aは、図2
(c)に示すように、互いに隣接してそれぞれ一つづつ
のおさ目Bに挿通されることはいうまでもない。
うに、2本1口の覆経糸3の上に重ね合わされるので、
隣接する経糸群Aのパイル間に介在してパイル6の起立
性を側面から支持し、密植した各経糸群A毎のパイル6
の根元を両側から圧縮して、整然とととのえさせて織物
の風合いを高めるように働く。なお各経糸群Aは、図2
(c)に示すように、互いに隣接してそれぞれ一つづつ
のおさ目Bに挿通されることはいうまでもない。
【0014】図3は、同じく実施例1と同様にジャカー
ド織機7とワイヤー9を使用して、同図(a)の糸支配
図に従い、同図(b)に示すように、パイル経糸2、積
層経糸4並びに覆経糸4と交互に、経糸群A中の地経糸
1a、1bを、上口aと下口bを1本毎に繰り返えす地
緯糸5により二越に織って、パイル6を形成した実施例
2を示すものである。
ド織機7とワイヤー9を使用して、同図(a)の糸支配
図に従い、同図(b)に示すように、パイル経糸2、積
層経糸4並びに覆経糸4と交互に、経糸群A中の地経糸
1a、1bを、上口aと下口bを1本毎に繰り返えす地
緯糸5により二越に織って、パイル6を形成した実施例
2を示すものである。
【0015】実施例2においても、積層経糸4は、前後
2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生じ、側面か
らパイル6の根元を圧迫するように織り込まれるので、
実施例1と同様の作用、効果を奏することができる。
2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生じ、側面か
らパイル6の根元を圧迫するように織り込まれるので、
実施例1と同様の作用、効果を奏することができる。
【0016】図4も、同じくジャカード織機7とワイヤ
ー9を使用して、同図(a)の糸支配図に従い、同図
(b)に示すように、パイル経糸2、積層経糸4並びに
覆経糸3と交互に、経糸群A中の地経糸1a、1bを、
上口aと下口bを1本毎に繰り返えす地緯糸5により三
越に織って、パイル6を形成した実施例3を示すもので
ある。
ー9を使用して、同図(a)の糸支配図に従い、同図
(b)に示すように、パイル経糸2、積層経糸4並びに
覆経糸3と交互に、経糸群A中の地経糸1a、1bを、
上口aと下口bを1本毎に繰り返えす地緯糸5により三
越に織って、パイル6を形成した実施例3を示すもので
ある。
【0017】この実施例3においても、積層経糸4は、
前後2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生じ、側
面からパイル6の根元を圧迫するように織り込まれるの
で、実施例1と同様の作用、効果を奏することができ
る。
前後2本の上口aの地経糸1aの間に膨らみを生じ、側
面からパイル6の根元を圧迫するように織り込まれるの
で、実施例1と同様の作用、効果を奏することができ
る。
【0018】図5に示す実施例4は、前記本出願人の先
願、特公昭61ー8180号に本発明を適用した場合の
ものである。実施例4は、同図(a)の糸支配図にもと
づき、同図(b)に示すように、隣接する2口のパイル
経糸2a、2bに、上口aと下口bを1本毎に繰り返え
す6本の地緯糸5毎にパイル部分11と非パイル部分1
2を互いに交互に形成するもので、各パイル経糸2a、
2b、積層経糸4並びに覆経糸3は、上記2口のパイル
経糸2a、2bの両側に配糸されて、パイル経糸2a、
2bの各パイル6を前後で押さえる前後2本の上口aの
地緯糸5と1本の下口bの地緯糸5にかかる2本1組の
地経糸1a、1bと交互に地緯糸5に織られている。
願、特公昭61ー8180号に本発明を適用した場合の
ものである。実施例4は、同図(a)の糸支配図にもと
づき、同図(b)に示すように、隣接する2口のパイル
経糸2a、2bに、上口aと下口bを1本毎に繰り返え
す6本の地緯糸5毎にパイル部分11と非パイル部分1
2を互いに交互に形成するもので、各パイル経糸2a、
2b、積層経糸4並びに覆経糸3は、上記2口のパイル
経糸2a、2bの両側に配糸されて、パイル経糸2a、
2bの各パイル6を前後で押さえる前後2本の上口aの
地緯糸5と1本の下口bの地緯糸5にかかる2本1組の
地経糸1a、1bと交互に地緯糸5に織られている。
【0019】またこの実施例4も、上記各実施例と同様
に、積層経糸4が、前後2本の上口aの地経糸1aの間
に膨らみを生じ、側面からパイル6の根元を圧縮するよ
うに織り込まれるので、前記実施例1と同様の作用、効
果を奏することができる。
に、積層経糸4が、前後2本の上口aの地経糸1aの間
に膨らみを生じ、側面からパイル6の根元を圧縮するよ
うに織り込まれるので、前記実施例1と同様の作用、効
果を奏することができる。
【0020】上記した各実施例において、積層経糸4に
防炎性または防ダニ性または抗菌性または消臭性または
熱融着性を具えた機能性糸を用いると、パイル6を形成
する表面と、地経糸1a、1b並びに覆経糸3と地緯糸
5とで形成する地組織との間に機能付与効果が形成され
ることになるので、防炎効果、抗菌・防臭効果、防ダニ
効果等、所望の機能効果を有する機能的なカーペットを
得ることができる。
防炎性または防ダニ性または抗菌性または消臭性または
熱融着性を具えた機能性糸を用いると、パイル6を形成
する表面と、地経糸1a、1b並びに覆経糸3と地緯糸
5とで形成する地組織との間に機能付与効果が形成され
ることになるので、防炎効果、抗菌・防臭効果、防ダニ
効果等、所望の機能効果を有する機能的なカーペットを
得ることができる。
【0021】すなわち、パイル経糸2に有機栽培綿糸
を、地経糸1a、1bに綿糸を用い、地緯糸5と覆経糸
3に黄麻糸を用いて、積層経糸4に防炎性機能糸を用い
ると、表面側の環境変化、例えば、不測の接炎事故時
に、積層経糸4を介在させた地組織により熱変化が防止
されて防炎性、難燃性に富むカーペットを得ることがで
きる。
を、地経糸1a、1bに綿糸を用い、地緯糸5と覆経糸
3に黄麻糸を用いて、積層経糸4に防炎性機能糸を用い
ると、表面側の環境変化、例えば、不測の接炎事故時
に、積層経糸4を介在させた地組織により熱変化が防止
されて防炎性、難燃性に富むカーペットを得ることがで
きる。
【0022】また、抗菌性または消臭性を具えた積層経
糸4を用いれば、カーペットの表面側の汚れがパイル及
び地組織へ及び難くなり、防ダニ性積層糸を用いれば室
内の環境保持に有効なカーペットを得ることができる。
また、熱融着性積層経糸を用いればパイルと地組織の結
合強化に役立つなどきわめて有用になる。
糸4を用いれば、カーペットの表面側の汚れがパイル及
び地組織へ及び難くなり、防ダニ性積層糸を用いれば室
内の環境保持に有効なカーペットを得ることができる。
また、熱融着性積層経糸を用いればパイルと地組織の結
合強化に役立つなどきわめて有用になる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、2本1組の地経糸と、比
較的に太い覆経糸と、同じく比較的に太いパイル経糸を
配糸した経糸群を、上口と下口の地緯糸で織ったカーペ
ットにおいて、覆経糸と同口に、かつ、低いテンション
のもとで比較的に太い積層経糸を供給して、この積層経
糸を比較的に強い緊張状態のもとで供給される覆経糸の
上に重ね合わされた状態に織り込むようにした本発明に
よれば、パイルが形成するカーペットの表面側と、覆経
糸と地経糸と地緯糸とで構成される地組織との間に介在
する積層経糸が、カーペットの全体に機能付与効果を形
成する。
較的に太い覆経糸と、同じく比較的に太いパイル経糸を
配糸した経糸群を、上口と下口の地緯糸で織ったカーペ
ットにおいて、覆経糸と同口に、かつ、低いテンション
のもとで比較的に太い積層経糸を供給して、この積層経
糸を比較的に強い緊張状態のもとで供給される覆経糸の
上に重ね合わされた状態に織り込むようにした本発明に
よれば、パイルが形成するカーペットの表面側と、覆経
糸と地経糸と地緯糸とで構成される地組織との間に介在
する積層経糸が、カーペットの全体に機能付与効果を形
成する。
【0024】また、地組織の側面に起立する各経糸群毎
のパイルは、その根元を両側から積層経糸に支えられる
状態になるので、起立性を付与され、密植したカーペッ
ト表面のパイルが整然とととのい、稠密な風合いの高い
カーペットを得ることができる。なお、本発明カーペッ
トの表面をカットパイルあるいはループパイルに形成す
ることは、通常のパイル織物の場合と同様に任意であ
る。本発明には以上のようにきわめて優れた効果があ
る。
のパイルは、その根元を両側から積層経糸に支えられる
状態になるので、起立性を付与され、密植したカーペッ
ト表面のパイルが整然とととのい、稠密な風合いの高い
カーペットを得ることができる。なお、本発明カーペッ
トの表面をカットパイルあるいはループパイルに形成す
ることは、通常のパイル織物の場合と同様に任意であ
る。本発明には以上のようにきわめて優れた効果があ
る。
【図1】図1は本発明の実施例1の織り方を略示する一
部切欠立面図
部切欠立面図
【図2】図2は実施例1の糸支配図(a)と断面側面図
(b)と拡大断面立面図(c)
(b)と拡大断面立面図(c)
【図3】図3は実施例2の糸支配図(a)と断面側面図
(b)と拡大断面立面図(c)
(b)と拡大断面立面図(c)
【図4】図4は実施例3の糸支配図(a)と断面側面図
(b)と拡大断面立面図(c)
(b)と拡大断面立面図(c)
【図5】図5は実施例4の糸支配図(a)と断面側面図
(b)と拡大断面立面図(c)である。
(b)と拡大断面立面図(c)である。
A 経糸群 1 地経糸(1a、1b) 2 パイル経糸(2a、2b) 3 覆経糸 4 積層経糸 5 地緯糸 a 上口 b 下口 6 パイル 7 ジャカード織機 8 ヘルド 9 ワイヤー 10 おさ 11 ループ部分 12 非ループ部分 B おさ目
Claims (6)
- 【請求項1】 2本1組の地経糸と、比較的に太い覆経
糸と、同じく比較的に太いパイル経糸を配糸した経糸群
を、上口と下口の地緯糸で織ったカーペットにおいて、
1若しくは2本以上の覆経糸と同口に、かつ、低いテン
ションのもとで比較的に太い積層経糸を供給して、この
積層経糸を覆経糸の上に重ね合わされるように織り込む
ことにより、前記経糸群中のパイル経糸が形成するパイ
ルの立ちを隣接する経糸群のパイルとの間で整然と区画
して起立保持させるようにしたことを特徴とするカーペ
ット。 - 【請求項2】 前記積層経糸に、防炎性または防ダニ性
または抗菌性または消臭性または熱融着性を具えた機能
性糸を用いて、前記パイルを形成した部分と、前記地経
糸と覆経糸および前記地緯糸とで形成する地組織との間
に機能付与効果を形成するようにしたことを特徴とする
請求項1のカーペット。 - 【請求項3】 前記経糸群中の各地経糸は、前記パイル
経糸、積層経糸並びに覆経糸と交互に、上口と下口を1
本毎に繰り返えす前記地緯糸に織られていることを特徴
とする請求項1のカーペット。 - 【請求項4】 前記経糸群中の各地経糸は、前記パイル
経糸、積層経糸並びに覆経糸と交互に、上口と下口を1
本毎に繰り返えす前記地緯糸と二越に織られていること
を特徴とする請求項1のカーペット。 - 【請求項5】 前記経糸群中の各地経糸は、前記パイル
経糸、積層経糸並びに覆経糸と交互に、上口と下口を1
本毎繰り返えす前記地緯糸と三越に織られていることを
特徴とする請求項1のカーペット。 - 【請求項6】 前記経糸群中のパイル経糸は、上口と下
口を1本毎に繰り返えす複数本の地緯糸毎にパイル部分
と非パイル部分を互いに交互に形成して隣接する2口の
パイル経糸からなり、各パイル経糸、積層経糸並びに覆
経糸は、上記2口のパイル経糸の両側に配糸されて、パ
イル経糸の各パイルを前後で押さえる前後2本の上口地
緯糸と1本の下口地緯糸にかかる2本1組の地経糸とと
もに織られていることを特徴とする請求項1のカーペッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32958195A JP2829577B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32958195A JP2829577B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | カーペット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143840A JPH09143840A (ja) | 1997-06-03 |
| JP2829577B2 true JP2829577B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18222955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32958195A Expired - Fee Related JP2829577B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829577B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3894663B2 (ja) * | 1998-06-05 | 2007-03-22 | 阪野織物株式会社 | パイル織カーペット |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP32958195A patent/JP2829577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09143840A (ja) | 1997-06-03 |
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