JP2837068B2 - リードフレームの製造方法 - Google Patents
リードフレームの製造方法Info
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置用のリード
フレームに係わり、特に多ピン化・微細ピッチ化されて
いるクワッドフラットパッケージ(以下QFPと呼ぶ)
に用いられるリードフレームの製造方法に関する。
フレームに係わり、特に多ピン化・微細ピッチ化されて
いるクワッドフラットパッケージ(以下QFPと呼ぶ)
に用いられるリードフレームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置用リードフレームの一
般的な製造方法としては、写真手法による腐食処理を利
用したエッチング加工やプレス型を用いて打ち抜きする
プレス加工が知られている。両者とも能率のよい加工方
式であるが、一般にこれらは製品品質の安定状態や生産
量によって使い分けられている。
般的な製造方法としては、写真手法による腐食処理を利
用したエッチング加工やプレス型を用いて打ち抜きする
プレス加工が知られている。両者とも能率のよい加工方
式であるが、一般にこれらは製品品質の安定状態や生産
量によって使い分けられている。
【0003】近年、半導体素子の高密度実装化や高集積
化がより一層激しく要求されてきており、これに伴って
QFPの多ピン化が要求されてきている。QFPにおい
て多ピン化を実現する方法、即ち出力ピンを増やす方法
は2通りある。第1の方法はは外部リードピッチを固定
させピン数を増やす方法であるが、この方法では約30
0ピンの正方形のQFPの場合にその寸法は40mm×
40mm程度の大きなものとなって実装される回路基板
の高集積化を妨げ、さらにピン数を増やそうとしてもモ
ールドレジンの内部応力や重量の増加によってハンドリ
ング及び輸送上の不具合の原因になり、この方法は現実
的ではない。
化がより一層激しく要求されてきており、これに伴って
QFPの多ピン化が要求されてきている。QFPにおい
て多ピン化を実現する方法、即ち出力ピンを増やす方法
は2通りある。第1の方法はは外部リードピッチを固定
させピン数を増やす方法であるが、この方法では約30
0ピンの正方形のQFPの場合にその寸法は40mm×
40mm程度の大きなものとなって実装される回路基板
の高集積化を妨げ、さらにピン数を増やそうとしてもモ
ールドレジンの内部応力や重量の増加によってハンドリ
ング及び輸送上の不具合の原因になり、この方法は現実
的ではない。
【0004】第2の方法は、QFP外形寸法を固定し、
外部リードピッチを狭くしていく(狭ピッチ化してい
く)方法であり、この方法を採用すれば前述の第1の方
法の問題点はほぼ解決される。この場合は、インナーリ
ードと半導体チップを接続するワイヤにたるみが生じな
いようにインナーリードと半導体チップを近づけたり、
インナーリード部分に安定したワイヤーボンディングを
行うための約100μm程度の平坦部を設けたり、半導
体チップと接続されたすべてのインナーリードをアウタ
ーリードとして外部へ接続できるようにすることが必要
である。以上のように、QFPの多ピン化のための大き
な課題は、リードフレームのリード間の隙間寸法をいか
に狭く、かつ安定した品質で製造できるかということで
ある。
外部リードピッチを狭くしていく(狭ピッチ化してい
く)方法であり、この方法を採用すれば前述の第1の方
法の問題点はほぼ解決される。この場合は、インナーリ
ードと半導体チップを接続するワイヤにたるみが生じな
いようにインナーリードと半導体チップを近づけたり、
インナーリード部分に安定したワイヤーボンディングを
行うための約100μm程度の平坦部を設けたり、半導
体チップと接続されたすべてのインナーリードをアウタ
ーリードとして外部へ接続できるようにすることが必要
である。以上のように、QFPの多ピン化のための大き
な課題は、リードフレームのリード間の隙間寸法をいか
に狭く、かつ安定した品質で製造できるかということで
ある。
【0005】ところが、前述のエッチング加工やプレス
加工は、共に使用される金属板の板厚の80%程度の隙
間しか製造できず、それ以下の隙間を良好に加工するこ
とは不可能である。つまり、現在最もよく使用されてい
る素材の板厚は0.15mm〜0.125mm程度であ
り、その80%の隙間は0.12mm〜0.1mmとな
るが、プレス加工の場合にはこの隙間を抜く為のパンチ
がプレス圧に耐えきれずに折れてしまうか、または折れ
なくても大きな加工歪が発生する。一方、エッチング加
工の場合には効率の良い両面からのエッチングでも、断
面方向の中央部が溶解しきれずにつながるか、これを無
理矢理エッチングして分離しようとしても加工すべきで
ない両横のリード部が必要以上にエッチングされ形状不
良となってしまう。
加工は、共に使用される金属板の板厚の80%程度の隙
間しか製造できず、それ以下の隙間を良好に加工するこ
とは不可能である。つまり、現在最もよく使用されてい
る素材の板厚は0.15mm〜0.125mm程度であ
り、その80%の隙間は0.12mm〜0.1mmとな
るが、プレス加工の場合にはこの隙間を抜く為のパンチ
がプレス圧に耐えきれずに折れてしまうか、または折れ
なくても大きな加工歪が発生する。一方、エッチング加
工の場合には効率の良い両面からのエッチングでも、断
面方向の中央部が溶解しきれずにつながるか、これを無
理矢理エッチングして分離しようとしても加工すべきで
ない両横のリード部が必要以上にエッチングされ形状不
良となってしまう。
【0006】これに対し、特開平3−123063号公
報においては、リードフレームの一部または全部の加工
にレーザビームを用いる方式が開示されている。このレ
ーザービームによる加工方式によれば、従来のエッチン
グ加工やプレス加工とは異なってインナーリード部分に
対して機械的歪を与えることなくリード間の隙間の加工
を行うことが可能である。さらに、レーザビームは極め
て小さなスポットに集光することができるので、極めて
微細な加工を行うことが可能である。従って、リード間
の隙間は使用される素材の板厚に関係なく、おそらく1
μm程度の隙間の加工も可能となり、インナーリード間
ピッチを格段に小さくすることができる。
報においては、リードフレームの一部または全部の加工
にレーザビームを用いる方式が開示されている。このレ
ーザービームによる加工方式によれば、従来のエッチン
グ加工やプレス加工とは異なってインナーリード部分に
対して機械的歪を与えることなくリード間の隙間の加工
を行うことが可能である。さらに、レーザビームは極め
て小さなスポットに集光することができるので、極めて
微細な加工を行うことが可能である。従って、リード間
の隙間は使用される素材の板厚に関係なく、おそらく1
μm程度の隙間の加工も可能となり、インナーリード間
ピッチを格段に小さくすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように特開平3
−123063号公報に記載の方式によれば、レーザビ
ームを用いることで微細な加工を安定した品質で行うこ
とができるが、一般的に産業上実用化されているCO2
レーザやYAGレーザによる加工は入熱による溶融を利
用した加工であるため、加工に伴って溶融した溶湯が飛
散してスパッタとしてリードフレーム表面に付着した
り、溶湯が凝集して再凝固しドロスとして切断された部
分の端面等に残留する。
−123063号公報に記載の方式によれば、レーザビ
ームを用いることで微細な加工を安定した品質で行うこ
とができるが、一般的に産業上実用化されているCO2
レーザやYAGレーザによる加工は入熱による溶融を利
用した加工であるため、加工に伴って溶融した溶湯が飛
散してスパッタとしてリードフレーム表面に付着した
り、溶湯が凝集して再凝固しドロスとして切断された部
分の端面等に残留する。
【0008】これらスパッタやドロスがリードフレーム
表面やリード端面に付着すると短絡等の性能欠陥の主因
となり易いほか、後工程での他部品との接合時における
密着性の悪化にもつながるため、これらスパッタやドロ
スの付着は極力回避されるべきものである。しかし、上
記レーザビームを利用した加工においてはスパッタやド
ロスの付着はある程度は避けられない現象である。
表面やリード端面に付着すると短絡等の性能欠陥の主因
となり易いほか、後工程での他部品との接合時における
密着性の悪化にもつながるため、これらスパッタやドロ
スの付着は極力回避されるべきものである。しかし、上
記レーザビームを利用した加工においてはスパッタやド
ロスの付着はある程度は避けられない現象である。
【0009】本発明の目的は、スパッタやドロスのない
清浄な表面を有するリードフレームを製造することが可
能なリードフレームの製造方法を提供することである。
清浄な表面を有するリードフレームを製造することが可
能なリードフレームの製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、半導体チップの各端子と接続され
る多数のインナーリードと、前記インナーリードの外側
に連続するアウターリードとを有するリードフレームを
形成する際に、前記リードフレームの少なくとも一部を
レーザビームの照射によって形成するリードフレームの
製造方法において、前記レーザビームの照射による加工
後に、前記リードフレームの、前期レーザービームが照
射された面側とは反対側の面側から、前記リードフレー
ムに多数の微小粒状体を高速に衝突させることを特徴と
するリードフレームの製造方法が提供される。
め、本発明によれば、半導体チップの各端子と接続され
る多数のインナーリードと、前記インナーリードの外側
に連続するアウターリードとを有するリードフレームを
形成する際に、前記リードフレームの少なくとも一部を
レーザビームの照射によって形成するリードフレームの
製造方法において、前記レーザビームの照射による加工
後に、前記リードフレームの、前期レーザービームが照
射された面側とは反対側の面側から、前記リードフレー
ムに多数の微小粒状体を高速に衝突させることを特徴と
するリードフレームの製造方法が提供される。
【0011】上記リードフレームの製造方法において、
好ましくは、前記微小粒状体の粒径が、前記リードフレ
ームにおける最小のリード間の幅以下である。
好ましくは、前記微小粒状体の粒径が、前記リードフレ
ームにおける最小のリード間の幅以下である。
【0012】
【0013】
【0014】また、好ましくは、前記微小粒状体を前記
リードフレームの両面側から、前記リードフレームにか
ら衝突させる。
リードフレームの両面側から、前記リードフレームにか
ら衝突させる。
【0015】
【0016】
【作用】上記のように構成した本発明では、リードフレ
ームにおけるレーザビームの照射によって形成された部
分に、リードフレームの、レーザービームが照射された
面側とは反対側の面側から、多数の微小粒状体を高速で
衝突させることにより、その運動エネルギによってリー
ドフレームに付着したドロス等が除去される。従って、
その後のリードフレームの表面はドロス等のない清浄な
表面となる。
ームにおけるレーザビームの照射によって形成された部
分に、リードフレームの、レーザービームが照射された
面側とは反対側の面側から、多数の微小粒状体を高速で
衝突させることにより、その運動エネルギによってリー
ドフレームに付着したドロス等が除去される。従って、
その後のリードフレームの表面はドロス等のない清浄な
表面となる。
【0017】また、上記微小粒状体の粒径がリードフレ
ームにおける最小のリード間の幅以下であることによ
り、微小粒状体はいかなるリード間の隙間をも通過する
ことができ、例えば非常に大きなドロスがリードの端面
に付着していたとしてもこれを確実に除去することがで
きる。また、リードフレームの片面側から微小粒状体を
衝突させた場合でも微小粒状体はリード間の隙間を通過
してリードフレームの反対側にもまわりこみその面もあ
る程度清浄にする。
ームにおける最小のリード間の幅以下であることによ
り、微小粒状体はいかなるリード間の隙間をも通過する
ことができ、例えば非常に大きなドロスがリードの端面
に付着していたとしてもこれを確実に除去することがで
きる。また、リードフレームの片面側から微小粒状体を
衝突させた場合でも微小粒状体はリード間の隙間を通過
してリードフレームの反対側にもまわりこみその面もあ
る程度清浄にする。
【0018】また、微小粒状体をリードフレームの両面
側からリードフレームに衝突させることにより、リード
フレームの両面のスパッタやドロスが同時に除去され能
率よく確実に清浄な表面が得られる。
側からリードフレームに衝突させることにより、リード
フレームの両面のスパッタやドロスが同時に除去され能
率よく確実に清浄な表面が得られる。
【0019】
【0020】
【実施例】本発明によるリードフレームの製造方法の一
実施例について、図1から図4を参照しながら説明す
る。図1は本実施例によって製造されるリードフレーム
の一例を示す図、図2は本実施例のリードフレームの製
造方法を示す工程図である。図1において、リードフレ
ーム301の中央部分には、半導体チップ(図示せず)
を搭載するダイパッド302が設けられており、このダ
イパッド302を囲むようにして多数のインナーリード
303と、これらインナーリード303に連続するアウ
ターリード304が配設されている。これら隣合うイン
ナーリード303とアウターリード304とはダムバー
305により互いに連結状に支持されている。また、ダ
イパッド302の周辺は腕302a以外は切欠き部30
6が設けられており、この切欠き部306によりインナ
ーリード303はダイパッド302と分離され、かつ隣
合うインナーリード303はこの切欠き部306により
それぞれ分割されている。さらに、リードフレーム30
1の外周部分には半導体チップの端子とインナーリード
303との接続時の位置決め用に位置決め穴307が設
けられている。尚、ダムバー305は、半導体チップの
モールド時にレジンを堰止める役割とインナーリード3
03及びアウターリード304を補強する役割を有し、
モールド後に除去される。
実施例について、図1から図4を参照しながら説明す
る。図1は本実施例によって製造されるリードフレーム
の一例を示す図、図2は本実施例のリードフレームの製
造方法を示す工程図である。図1において、リードフレ
ーム301の中央部分には、半導体チップ(図示せず)
を搭載するダイパッド302が設けられており、このダ
イパッド302を囲むようにして多数のインナーリード
303と、これらインナーリード303に連続するアウ
ターリード304が配設されている。これら隣合うイン
ナーリード303とアウターリード304とはダムバー
305により互いに連結状に支持されている。また、ダ
イパッド302の周辺は腕302a以外は切欠き部30
6が設けられており、この切欠き部306によりインナ
ーリード303はダイパッド302と分離され、かつ隣
合うインナーリード303はこの切欠き部306により
それぞれ分割されている。さらに、リードフレーム30
1の外周部分には半導体チップの端子とインナーリード
303との接続時の位置決め用に位置決め穴307が設
けられている。尚、ダムバー305は、半導体チップの
モールド時にレジンを堰止める役割とインナーリード3
03及びアウターリード304を補強する役割を有し、
モールド後に除去される。
【0021】また、インナーリード303は、ダイパッ
ド302の方へ収束するように延びており、その先端部
は半導体チップ(図示せず)をダイパッド302に搭載
した後に行われるワイヤボンディング等の電気的接続を
行うのに十分な幅となっている。従って、相隣合うリー
ド間の隙間303aは、特にインナーリード303の内
側が板厚よりも狭い極めて微細な構造となっており、し
かもこの部分の加工はリードフレームの加工において最
も寸法精度や清浄度が厳しい部分である。
ド302の方へ収束するように延びており、その先端部
は半導体チップ(図示せず)をダイパッド302に搭載
した後に行われるワイヤボンディング等の電気的接続を
行うのに十分な幅となっている。従って、相隣合うリー
ド間の隙間303aは、特にインナーリード303の内
側が板厚よりも狭い極めて微細な構造となっており、し
かもこの部分の加工はリードフレームの加工において最
も寸法精度や清浄度が厳しい部分である。
【0022】以下、本実施例の工程を説明する。まず、
図2のステップS1において、レーザビームの照射によ
り金属板を加工して図1のようなリードフレームを形成
する。この時のレーザビームによる加工は例えばYAG
レーザを用いた従来の方法で行えばよい。但し、レーザ
ビームで加工すべき部分は少なくともインナーリード3
03の内側部分の微細な部分であって、それ以外のアウ
ターリード304等の大きな部分は従来のエッチング加
工やプレス加工により形成してもよい。
図2のステップS1において、レーザビームの照射によ
り金属板を加工して図1のようなリードフレームを形成
する。この時のレーザビームによる加工は例えばYAG
レーザを用いた従来の方法で行えばよい。但し、レーザ
ビームで加工すべき部分は少なくともインナーリード3
03の内側部分の微細な部分であって、それ以外のアウ
ターリード304等の大きな部分は従来のエッチング加
工やプレス加工により形成してもよい。
【0023】上記レーザービームによる加工方式によれ
ば、従来のエッチング加工やプレス加工とは異なってイ
ンナーリード部分に対して機械的歪を与えることなくリ
ード間の隙間の加工を行うことが可能である。さらに、
レーザビームは極めて小さなスポットに集光することが
できるので、極めて微細な加工を行うことが可能であ
る。従って、リード間の隙間は使用される素材の板厚に
関係なく、おそらく1μm程度の隙間の加工も可能とな
り、インナーリード間ピッチを格段に小さくすることが
でき、微細な加工を安定した品質で行うことができる。
ば、従来のエッチング加工やプレス加工とは異なってイ
ンナーリード部分に対して機械的歪を与えることなくリ
ード間の隙間の加工を行うことが可能である。さらに、
レーザビームは極めて小さなスポットに集光することが
できるので、極めて微細な加工を行うことが可能であ
る。従って、リード間の隙間は使用される素材の板厚に
関係なく、おそらく1μm程度の隙間の加工も可能とな
り、インナーリード間ピッチを格段に小さくすることが
でき、微細な加工を安定した品質で行うことができる。
【0024】しかし、一般的に産業上実用化されている
CO2レーザやYAGレーザによる加工は入熱による溶
融を利用した加工であるため、図3に示すように加工に
伴って溶融した溶湯が飛散してスパッタ10としてリー
ドフレーム301表面に付着したり、溶湯が凝集して再
凝固しドロス11として切断された部分の端面等に残留
する。特に、スパッタはリードフレームを支持している
ホルダー等で反射するなどしてリードフレームの反対側
の面にも付着する。これらスパッタ10やドロス11が
付着すると短絡等の性能欠陥の主因となり易いほか、後
工程での他部品との接合時における密着性の悪化にもつ
ながるため、このことは極力回避されなければならない
が、レーザビームを利用した加工においてはある程度は
避けられない現象である。
CO2レーザやYAGレーザによる加工は入熱による溶
融を利用した加工であるため、図3に示すように加工に
伴って溶融した溶湯が飛散してスパッタ10としてリー
ドフレーム301表面に付着したり、溶湯が凝集して再
凝固しドロス11として切断された部分の端面等に残留
する。特に、スパッタはリードフレームを支持している
ホルダー等で反射するなどしてリードフレームの反対側
の面にも付着する。これらスパッタ10やドロス11が
付着すると短絡等の性能欠陥の主因となり易いほか、後
工程での他部品との接合時における密着性の悪化にもつ
ながるため、このことは極力回避されなければならない
が、レーザビームを利用した加工においてはある程度は
避けられない現象である。
【0025】次いで、ステップS2において、上記リー
ドフレームの一方の面から微小粒状体を高速で衝突させ
る。この時の状態を図4に示す。図4において、ステッ
プS1で加工されたリードフレーム301がホルダー2
00上に載置される。また、粒状体タンク100に蓄え
られた微小粒状体101が管路110によって粒状体用
ノズル120に供給され、高圧空気源130からの高圧
空気131によって微小粒状体101は加速され粒状体
用ノズル120先端部より噴出する。そして、この微小
粒状体101はリードフレーム301表面に高速で衝突
し、レーザビームによる加工の際に付着したスパッタ1
0やドロス11などがその運動エネルギにより除去され
る。この工程は精密機械加工部品のバリ取りなどに採用
されているショットブラストという技術の応用である。
さらに、粒状体用ノズル120をレーザビームで加工さ
れた部分全体に沿って移動(スキャン)させ、スパッタ
10やドロス11などを全て除去して表面を清浄にす
る。
ドフレームの一方の面から微小粒状体を高速で衝突させ
る。この時の状態を図4に示す。図4において、ステッ
プS1で加工されたリードフレーム301がホルダー2
00上に載置される。また、粒状体タンク100に蓄え
られた微小粒状体101が管路110によって粒状体用
ノズル120に供給され、高圧空気源130からの高圧
空気131によって微小粒状体101は加速され粒状体
用ノズル120先端部より噴出する。そして、この微小
粒状体101はリードフレーム301表面に高速で衝突
し、レーザビームによる加工の際に付着したスパッタ1
0やドロス11などがその運動エネルギにより除去され
る。この工程は精密機械加工部品のバリ取りなどに採用
されているショットブラストという技術の応用である。
さらに、粒状体用ノズル120をレーザビームで加工さ
れた部分全体に沿って移動(スキャン)させ、スパッタ
10やドロス11などを全て除去して表面を清浄にす
る。
【0026】この時使用される微小粒状体101は、粒
径が約200μm以下の樹脂またはガラス玉などの比較
的硬い粒状体である。また、これらの微小粒状体101
は、その粒径がリードフレーム301における最小のリ
ード間(インナーリードの隙間)の隙間303aより小
さい。これにより、微小粒状体101はいかなるリード
間の隙間をも通過することができ、例えば非常に大きな
ドロスがリードの端面に付着していたとしてもこれを確
実に除去することができる。また、微小粒状体101は
リード間の隙間を通過し、ホルダー200で反射するな
どしてリードフレームの反対側にもまわりこみその面に
あるスパッタも除去してある程度清浄にする。
径が約200μm以下の樹脂またはガラス玉などの比較
的硬い粒状体である。また、これらの微小粒状体101
は、その粒径がリードフレーム301における最小のリ
ード間(インナーリードの隙間)の隙間303aより小
さい。これにより、微小粒状体101はいかなるリード
間の隙間をも通過することができ、例えば非常に大きな
ドロスがリードの端面に付着していたとしてもこれを確
実に除去することができる。また、微小粒状体101は
リード間の隙間を通過し、ホルダー200で反射するな
どしてリードフレームの反対側にもまわりこみその面に
あるスパッタも除去してある程度清浄にする。
【0027】次いで、ステップS3において、リードフ
レーム301を裏返してホルダー200上に載置し、他
方の面から微小粒状体を高速で衝突させる。これは上記
ステップS2と同様に行われる。このステップS3によ
り、ステップS2で十分除去しきれなかったリードフレ
ーム301の他方の面のスパッタ10やドロス11が確
実に除去される。
レーム301を裏返してホルダー200上に載置し、他
方の面から微小粒状体を高速で衝突させる。これは上記
ステップS2と同様に行われる。このステップS3によ
り、ステップS2で十分除去しきれなかったリードフレ
ーム301の他方の面のスパッタ10やドロス11が確
実に除去される。
【0028】最後に、ステップS4でリードフレーム3
01の表面に残留した微小粒状体101が洗浄等により
除去され、製造が完了する。
01の表面に残留した微小粒状体101が洗浄等により
除去され、製造が完了する。
【0029】以上のような本実施例においては、リード
フレーム301におけるレーザビームの照射によって形
成された部分に、微小粒状体101を高速で衝突させる
ので、その運動エネルギによってリードフレーム301
に付着したスパッタ10やドロス11等が除去される。
従って、その後のリードフレーム301の表面はスパッ
タやドロスのない清浄な表面となる。
フレーム301におけるレーザビームの照射によって形
成された部分に、微小粒状体101を高速で衝突させる
ので、その運動エネルギによってリードフレーム301
に付着したスパッタ10やドロス11等が除去される。
従って、その後のリードフレーム301の表面はスパッ
タやドロスのない清浄な表面となる。
【0030】また、微小粒状体101の粒径がリードフ
レーム301における最小のリード間(インナーリード
間)の隙間303aの幅以下であるので、微小粒状体は
いかなるリード間の隙間をも通過することができ、例え
ば非常に大きなドロスがリードの端面に付着していたと
してもこれを確実に除去することができる。また、この
微小粒状体101はリード間の隙間を通過してリードフ
レームの反対側にもまわりこみその面もある程度清浄に
することもできる。
レーム301における最小のリード間(インナーリード
間)の隙間303aの幅以下であるので、微小粒状体は
いかなるリード間の隙間をも通過することができ、例え
ば非常に大きなドロスがリードの端面に付着していたと
してもこれを確実に除去することができる。また、この
微小粒状体101はリード間の隙間を通過してリードフ
レームの反対側にもまわりこみその面もある程度清浄に
することもできる。
【0031】尚、表面清浄度があまり厳しくないような
リードフレームの場合は、図2のステップS3を行う必
要はなく、片面のみから微小粒状体を衝突させるだけで
よい。この場合は、前述のようにリードフレームの反対
側にまわりこんだ微小粒状体101によってその面にあ
るスパッタが除去され反対側の面もある程度清浄にな
る。
リードフレームの場合は、図2のステップS3を行う必
要はなく、片面のみから微小粒状体を衝突させるだけで
よい。この場合は、前述のようにリードフレームの反対
側にまわりこんだ微小粒状体101によってその面にあ
るスパッタが除去され反対側の面もある程度清浄にな
る。
【0032】次に、本発明によるリードフレームの製造
方法の他の実施例について、図5を参照しながら説明す
る。本実施例では、図5に示すように、レーザビーム用
ノズル150と粒状体用ノズル120とは腕156によ
って近接して固定される。図5において、レーザ発振器
151より発生したレーザ光152は加工ヘッド153
に入射し、加工ヘッド153内に設けられたベンディン
グミラー154で方向が変られた後、加工ヘッド153
下部のレーザビーム用ノズル150内の集光レンズ15
5で集光されてリードフレーム301となる金属板素材
に照射される。
方法の他の実施例について、図5を参照しながら説明す
る。本実施例では、図5に示すように、レーザビーム用
ノズル150と粒状体用ノズル120とは腕156によ
って近接して固定される。図5において、レーザ発振器
151より発生したレーザ光152は加工ヘッド153
に入射し、加工ヘッド153内に設けられたベンディン
グミラー154で方向が変られた後、加工ヘッド153
下部のレーザビーム用ノズル150内の集光レンズ15
5で集光されてリードフレーム301となる金属板素材
に照射される。
【0033】また、上記レーザビームによる加工の直後
に、レーザビーム用ノズル150に近接して固定された
粒状体用ノズル120から微小粒状体101が前述の実
施例と同様に噴出し、リードフレーム301に高速に衝
突する。但し、図5において、レーザビーム用ノズル1
50及び粒状体用ノズル120は図中矢印150A及び
120Aでそれぞれ示すように紙面上を左方から右方へ
移動しており、レーザビーム用ノズル150よりも右側
の斜線部分はまだ加工されていない。これ以外の製造方
法は図1から図4で説明した実施例と同様である。
に、レーザビーム用ノズル150に近接して固定された
粒状体用ノズル120から微小粒状体101が前述の実
施例と同様に噴出し、リードフレーム301に高速に衝
突する。但し、図5において、レーザビーム用ノズル1
50及び粒状体用ノズル120は図中矢印150A及び
120Aでそれぞれ示すように紙面上を左方から右方へ
移動しており、レーザビーム用ノズル150よりも右側
の斜線部分はまだ加工されていない。これ以外の製造方
法は図1から図4で説明した実施例と同様である。
【0034】以上のような本実施例によれば、図1から
図4で説明した実施例と同様の効果が得られると共に、
レーザビームによる加工と微小粒状体の衝突によるスパ
ッタやドロスの除去とを一つの工程で行うことができ、
製造の能率が向上する。
図4で説明した実施例と同様の効果が得られると共に、
レーザビームによる加工と微小粒状体の衝突によるスパ
ッタやドロスの除去とを一つの工程で行うことができ、
製造の能率が向上する。
【0035】次に、本発明によるリードフレームの製造
方法のさらに他の実施例について、図6及び図7を参照
しながら説明する。本実施例では、図6に示すように、
粒状体用ノズル120のリードフレーム301に関する
反対側の位置にも粒状体用ノズル120aを配置する。
但し、リードフレーム301は図4や図5のホルダー2
00で支持されるのではなく、図示しないリードフレー
ム端部のみが支持される。また、粒状体用ノズル120
aには粒状体タンク100aに蓄えられた微小粒状体1
01aが管路110aによって運ばれ、高圧空気源13
0aからの高圧空気131aによって微小粒状体101
aは加速され粒状体用ノズル120a先端部より噴出す
る。即ち、リードフレーム301の両面から同時に微小
粒状体が衝突し、両面のスパッタやドロスが同時に除去
される。従って、能率よく確実に清浄な表面が得られ
る。
方法のさらに他の実施例について、図6及び図7を参照
しながら説明する。本実施例では、図6に示すように、
粒状体用ノズル120のリードフレーム301に関する
反対側の位置にも粒状体用ノズル120aを配置する。
但し、リードフレーム301は図4や図5のホルダー2
00で支持されるのではなく、図示しないリードフレー
ム端部のみが支持される。また、粒状体用ノズル120
aには粒状体タンク100aに蓄えられた微小粒状体1
01aが管路110aによって運ばれ、高圧空気源13
0aからの高圧空気131aによって微小粒状体101
aは加速され粒状体用ノズル120a先端部より噴出す
る。即ち、リードフレーム301の両面から同時に微小
粒状体が衝突し、両面のスパッタやドロスが同時に除去
される。従って、能率よく確実に清浄な表面が得られ
る。
【0036】以下、本実施例の工程を説明する。まず、
図7のステップS11において、レーザビームの照射に
より金属板が加工されてリードフレームが形成される。
この工程は図2のステップS1と同様である。次に、ス
テップS12において、上記リードフレームの両面から
同時に図6に示した方法で微小粒状体を高速で衝突させ
る。この工程は図2のステップS2とS3とを同時に行
うものである。最後に、ステップS13でリードフレー
ム301の表面に残留した微小粒状体101が洗浄等に
より除去され、製造が完了する。
図7のステップS11において、レーザビームの照射に
より金属板が加工されてリードフレームが形成される。
この工程は図2のステップS1と同様である。次に、ス
テップS12において、上記リードフレームの両面から
同時に図6に示した方法で微小粒状体を高速で衝突させ
る。この工程は図2のステップS2とS3とを同時に行
うものである。最後に、ステップS13でリードフレー
ム301の表面に残留した微小粒状体101が洗浄等に
より除去され、製造が完了する。
【0037】以上のように本実施例によれば、図1から
図4で説明した実施例と同様の効果が得られると共に、
微小粒状体101及び101aをリードフレーム301
の両面から衝突させるので、リードフレーム301の両
面のスパッタやドロスが同時に除去され、能率よく確実
に清浄な表面を得ることができる。
図4で説明した実施例と同様の効果が得られると共に、
微小粒状体101及び101aをリードフレーム301
の両面から衝突させるので、リードフレーム301の両
面のスパッタやドロスが同時に除去され、能率よく確実
に清浄な表面を得ることができる。
【0038】尚、リードフレームを鉛直面内に縦向きに
吊り下げ、その両面から微小粒状体を衝突させ、吊り下
げたリードフレームを上下に移動させてもよい。
吊り下げ、その両面から微小粒状体を衝突させ、吊り下
げたリードフレームを上下に移動させてもよい。
【0039】次に、本発明によるリードフレームの製造
方法のさらに他の実施例について、図8を参照しながら
説明する。本実施例は、インナーリード等の微細な部分
以外の大きな部分を従来のエッチングによって加工する
場合において、エッチング液に微小粒状体を混入する実
施例である。但し、エッチングによって加工する部分の
エッチングパターンに基づくレジスト処理等は予め従来
の方法により行われているものとする。
方法のさらに他の実施例について、図8を参照しながら
説明する。本実施例は、インナーリード等の微細な部分
以外の大きな部分を従来のエッチングによって加工する
場合において、エッチング液に微小粒状体を混入する実
施例である。但し、エッチングによって加工する部分の
エッチングパターンに基づくレジスト処理等は予め従来
の方法により行われているものとする。
【0040】本実施例では、微小粒状体をエッチング液
に混合し、この混合物をリードフレームに衝突させる。
図8において、混合物タンク160に蓄えられた微小粒
状体とエッチング液との混合物161は管路170に設
けられたポンプ171によって混合物用ノズル180に
圧送され、高圧空気源190からの高圧空気191によ
って混合物161は加速され混合物用ノズル180先端
部より噴出する。そして、この混合物161はリードフ
レーム301表面に高速で衝突し、レーザビームによる
加工の際に付着したスパッタ10やドロス11などが混
合物161中の微小粒状体の運動エネルギにより除去さ
れると共に、混合物161中のエッチング液による腐食
によってもスパッタやドロスが除去され、リードフレー
ム表面がさらに清浄になる。さらに、混合物用ノズル1
80はリードフレーム全体に沿って移動(スキャン)
し、レーザビームによる加工が行われた部分はスパッタ
10やドロス11などが除去されて表面が清浄になり、
エッチングパターンに基づくレジスト処理が行われた部
分は従来通りのエッチングが行われる。
に混合し、この混合物をリードフレームに衝突させる。
図8において、混合物タンク160に蓄えられた微小粒
状体とエッチング液との混合物161は管路170に設
けられたポンプ171によって混合物用ノズル180に
圧送され、高圧空気源190からの高圧空気191によ
って混合物161は加速され混合物用ノズル180先端
部より噴出する。そして、この混合物161はリードフ
レーム301表面に高速で衝突し、レーザビームによる
加工の際に付着したスパッタ10やドロス11などが混
合物161中の微小粒状体の運動エネルギにより除去さ
れると共に、混合物161中のエッチング液による腐食
によってもスパッタやドロスが除去され、リードフレー
ム表面がさらに清浄になる。さらに、混合物用ノズル1
80はリードフレーム全体に沿って移動(スキャン)
し、レーザビームによる加工が行われた部分はスパッタ
10やドロス11などが除去されて表面が清浄になり、
エッチングパターンに基づくレジスト処理が行われた部
分は従来通りのエッチングが行われる。
【0041】以上のように本実施例によれば、図1から
図4で説明した実施例と同様の効果が得られるだけでな
く、エッチング液による腐食によってもスパッタやドロ
スが除去され、リードフレーム表面がさらに清浄にな
る。
図4で説明した実施例と同様の効果が得られるだけでな
く、エッチング液による腐食によってもスパッタやドロ
スが除去され、リードフレーム表面がさらに清浄にな
る。
【0042】尚、以上の4つの実施例では、微小粒状体
を噴出させるノズルをリードフレーム表面で移動(スキ
ャン)させたが、リードフレーム全体をカバーできるよ
うな噴出口を用いてリードフレーム全体に一度に微小粒
状体を衝突させてもよい。この場合は上記のような噴出
口を移動(スキャン)させる必要がない。
を噴出させるノズルをリードフレーム表面で移動(スキ
ャン)させたが、リードフレーム全体をカバーできるよ
うな噴出口を用いてリードフレーム全体に一度に微小粒
状体を衝突させてもよい。この場合は上記のような噴出
口を移動(スキャン)させる必要がない。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、リードフレームにおけ
るレーザビーム照射によって形成された部分に、微小粒
状体を高速で衝突させるので、リードフレームの表面を
スパッタやドロスのない清浄な表面とすることができ
る。
るレーザビーム照射によって形成された部分に、微小粒
状体を高速で衝突させるので、リードフレームの表面を
スパッタやドロスのない清浄な表面とすることができ
る。
【0044】また、微小粒状体の粒径がリードフレーム
における最小のリード間の幅以下であるので、微小粒状
体はいかなるリード間の隙間をも通過することができ、
スパッタやドロスを確実に除去することができる。ま
た、この微小粒状体リードフレームの反対側の面にもま
わりこんでその面もある程度清浄にすることができる。
における最小のリード間の幅以下であるので、微小粒状
体はいかなるリード間の隙間をも通過することができ、
スパッタやドロスを確実に除去することができる。ま
た、この微小粒状体リードフレームの反対側の面にもま
わりこんでその面もある程度清浄にすることができる。
【0045】また、レーザビームの照射直後に、そのレ
ーザビームによって加工された部分に微小粒状体を衝突
させるので、レーザビームによる加工と微小粒状体の衝
突によるスパッタやドロスの除去とを一つの工程で行う
ことができ、製造の能率が向上する。
ーザビームによって加工された部分に微小粒状体を衝突
させるので、レーザビームによる加工と微小粒状体の衝
突によるスパッタやドロスの除去とを一つの工程で行う
ことができ、製造の能率が向上する。
【0046】また、微小粒状体をリードフレームの両面
から衝突させるので、リードフレームの両面のスパッタ
やドロスが同時に除去され、能率よく確実に清浄な表面
を得ることができる。
から衝突させるので、リードフレームの両面のスパッタ
やドロスが同時に除去され、能率よく確実に清浄な表面
を得ることができる。
【0047】また、微小粒状体をエッチング液に混合し
てリードフレームに衝突させるので、エッチング液によ
る腐食によってもスパッタやドロスが除去され、リード
フレーム表面がさらに清浄になる。
てリードフレームに衝突させるので、エッチング液によ
る腐食によってもスパッタやドロスが除去され、リード
フレーム表面がさらに清浄になる。
【0048】また、本発明によれば、リードフレームの
各リード端部が面取りされた状態となり、リードフレー
ムへの半導体チップ搭載、ワイヤボンディング、モール
ド、アウターリードよりも外周部分のプレス切断、及び
アウターリード曲げなどの後工程において、角の部分の
引っかかりがなくなりハンドリングが容易になる。
各リード端部が面取りされた状態となり、リードフレー
ムへの半導体チップ搭載、ワイヤボンディング、モール
ド、アウターリードよりも外周部分のプレス切断、及び
アウターリード曲げなどの後工程において、角の部分の
引っかかりがなくなりハンドリングが容易になる。
【0049】また、リードフレーム表面に微小粒状体の
衝突による無数の微細なくぼみが生じ、梨地状の表面と
なって後ほどハンダメッキを行う場合においてハンダの
濡れ性が向上する。さらに、上記梨地状の表面は残留圧
縮応力状態、即ち加工硬化した状態になっているため、
リードフレーム自体の強度が向上すると共に、疲労強度
も向上し、半導体装置が一層高密度化して内部発熱が起
こる場合でもリードフレームの熱疲労が問題とならな
い。
衝突による無数の微細なくぼみが生じ、梨地状の表面と
なって後ほどハンダメッキを行う場合においてハンダの
濡れ性が向上する。さらに、上記梨地状の表面は残留圧
縮応力状態、即ち加工硬化した状態になっているため、
リードフレーム自体の強度が向上すると共に、疲労強度
も向上し、半導体装置が一層高密度化して内部発熱が起
こる場合でもリードフレームの熱疲労が問題とならな
い。
【図1】本発明の一実施例によって製造されるリードフ
レームの一例を示す図である。
レームの一例を示す図である。
【図2】図1のリードフレームの製造方法を示す工程図
である。
である。
【図3】レーザビームによる加工に伴ってスパッタやド
ロスがリードフレームに付着する状況を示す図である。
ロスがリードフレームに付着する状況を示す図である。
【図4】図2の製造工程において、レーザビームの照射
後のリードフレームの一方の面から微小粒状体を衝突さ
せる状況を示す図である。
後のリードフレームの一方の面から微小粒状体を衝突さ
せる状況を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例によるリードフレームの製
造方法を説明する図である。
造方法を説明する図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例によるリードフレー
ムの製造方法を説明する図である。
ムの製造方法を説明する図である。
【図7】図6の場合のリードフレームの製造方法を示す
工程図である。
工程図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例によるリードフレー
ムの製造方法を説明する図である。
ムの製造方法を説明する図である。
10 スパッタ 11 ドロス 100,100a 粒状体タンク 101,101a 微小粒状体 120,120a 粒状体用ノズル 130,130a 高圧空気源 150 レーザビーム用ノズル 151 レーザ発振器 155 集光レンズ 160 混合物タンク 161 (微小粒状体とエッチング液との)混合物 171 ポンプ 180 混合物用ノズル 190 高圧空気源 301 リードフレーム 303 インナーリード 303a (リード間の)隙間 304 アウターリード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体チップの各端子と接続される多数
のインナーリードと、前記インナーリードの外側に連続
するアウターリードとを有するリードフレームを形成す
る際に、前記リードフレームの少なくとも一部をレーザ
ビームの照射によって形成するリードフレームの製造方
法において、 前記レーザビームの照射による加工後に、前記リードフ
レームの、前記レーザービームが照射された面側とは反
対側の面側から、前記リードフレームに多数の微小粒状
体を高速に衝突させることを特徴とするリードフレーム
の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のリードフレームの製造方
法において、前記微小粒状体の粒径が、前記リードフレ
ームにおける最小のリード間の幅以下であることを特徴
とするリードフレームの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のリードフレームの製造方
法において、前記微小粒状体を前記リードフレームの両
面側から、前記リードフレームに衝突させることを特徴
とするリードフレームの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155582A JP2837068B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リードフレームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155582A JP2837068B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リードフレームの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0714958A JPH0714958A (ja) | 1995-01-17 |
| JP2837068B2 true JP2837068B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=15609198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155582A Expired - Lifetime JP2837068B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | リードフレームの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2837068B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002331312A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-19 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 打ち抜き金型用マーキング部品およびこれを用いた打ち抜き金型 |
| JP4696873B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2011-06-08 | 株式会社デンソー | レーザ溶接装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155582A patent/JP2837068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0714958A (ja) | 1995-01-17 |
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