JP2840880B2 - 自硬性埋め戻し材料の製造方法 - Google Patents
自硬性埋め戻し材料の製造方法Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、埋め戻し工事に使用する材料の製造方法に
関するものである。
関するものである。
<従来の技術> 埋め戻し工事とは、例えば地盤を開削してその開削溝
の内部にヒューム管などを吊り降ろし、その周囲を再び
埋め戻すような工事、地下構造物を構築後、型枠の位置
していた空間やあるいは引き抜いたH鋼の跡を埋め戻す
ような工事である。
の内部にヒューム管などを吊り降ろし、その周囲を再び
埋め戻すような工事、地下構造物を構築後、型枠の位置
していた空間やあるいは引き抜いたH鋼の跡を埋め戻す
ような工事である。
<本発明が解決しようとする問題点> こうした従来の埋め戻し工事では砂質土をタンパーに
よって締め固めるような方法で行っている。
よって締め固めるような方法で行っている。
<問題点を解決するための手段> そうした従来の締め固め作業では、使用する材料の砂
質土であるから次のような問題があった。
質土であるから次のような問題があった。
<イ>砂質土は自硬性がないから、埋め戻し箇所が地下
水の影響を受けた場合には容易に浸食される。
水の影響を受けた場合には容易に浸食される。
すると地中に空隙が発生し、地表の沈下の原因となっ
ている。
ている。
<ロ>H鋼の抜き跡や地下構造物の壁面の周囲などでは
その幅がきわめて狭い。
その幅がきわめて狭い。
そのために十分な砂質土を充填することができず、同
時に締め固め作業も十分に行うことができない。
時に締め固め作業も十分に行うことができない。
<ハ>埋め戻し用の土砂を遠方から運搬する必要があ
り、不経済である。
り、不経済である。
<本発明の目的> 本発明は上記のような従来の問題点を改善するために
なされたもので、次のような埋め戻し材料の製造方法を
提供することを目的とする。
なされたもので、次のような埋め戻し材料の製造方法を
提供することを目的とする。
<イ>自硬性を有し、地下水によっても流出して空隙を
発生させることのない、埋め戻し材料の製造方法 <ロ>狭い空間にも十分に流入させることのできる埋め
戻し材料の製造方法 <ハ>運搬作業が容易な埋め戻し材料の製造方法 <問題点を解決するための手段> すなわち本発明は、フライアッシュおよびクリンカー
アッシュにセメント、増粘剤、水、起泡剤とを混合する
に際し、まず、水と起泡剤を混合し、その後に増粘剤と
セメント、フライアッシュ、クリンカーアッシュとを混
合して行う、自硬性埋め戻し材料の製造方法である。
発生させることのない、埋め戻し材料の製造方法 <ロ>狭い空間にも十分に流入させることのできる埋め
戻し材料の製造方法 <ハ>運搬作業が容易な埋め戻し材料の製造方法 <問題点を解決するための手段> すなわち本発明は、フライアッシュおよびクリンカー
アッシュにセメント、増粘剤、水、起泡剤とを混合する
に際し、まず、水と起泡剤を混合し、その後に増粘剤と
セメント、フライアッシュ、クリンカーアッシュとを混
合して行う、自硬性埋め戻し材料の製造方法である。
<本発明の説明> 以下本発明を詳細に説明する。
<イ>本発明の基本構成 本発明の埋め戻し材料は、基本的には次のような材料
によって構成する。
によって構成する。
フライアッシュの原粉 クリンカーアッシュ ポルトランドセメント セルロースエーテルを主成分とする増粘剤 高級アルコール硫酸エステル系化合物を主成分とする起
泡剤 水 <ロ>自硬性埋め戻し材の機能 本材料は、次のような機能を有するために埋め戻し材
料として有効に使用できる。
泡剤 水 <ロ>自硬性埋め戻し材の機能 本材料は、次のような機能を有するために埋め戻し材
料として有効に使用できる。
流動性が高い 本発明の材料は、硬化する前には高い流動性を有して
いる。たとえば、JISテーブルフロー値は30cm以上であ
る。
いる。たとえば、JISテーブルフロー値は30cm以上であ
る。
したがってポンプによる圧送が可能であり、狭い箇所
への充填を行うことができる。
への充填を行うことができる。
さらに流動性が高いから、締め固め作業を行わなくと
も狭い間隙の隅々まで十分に充填することができる。
も狭い間隙の隅々まで十分に充填することができる。
ブリージングが発生しない また本材料は、凝結の過程でブリージングを生じな
い。そのため充填硬化後に、周囲に空隙を生じるような
弊害を発生しない。
い。そのため充填硬化後に、周囲に空隙を生じるような
弊害を発生しない。
自硬性 さらに本材料は自硬性を有し、比較的短時間で硬化し
てしまる。
てしまる。
したがって地下水流によって溶解、流出してしまう危
険性がなく、長期に安定である。
険性がなく、長期に安定である。
適度な強度 また硬化後の強度は通常の地盤と同程度であり、埋め
戻し箇所を再掘削する場合にも障害にはならない。
戻し箇所を再掘削する場合にも障害にはならない。
硬化後の圧縮強度は材令7日で3〜4(kgf/cm2)で
あり、通常の掘削機で容易に掘削できる。
あり、通常の掘削機で容易に掘削できる。
<配合例> 本発明の材料の配合の一実施例を示す。
ここにW 水 C 普通ポルトランドセメント F フライアッシュ原粉 Ash クリンカーアッシュ(乾燥質量) Add.1 増粘剤 Add.2 起泡剤 <材料の説明> 次に基本材料の性質や機能を説明する。
フライアッシュ原粉 石炭火力発電所から算出するフライアッシュの内で、
分級していないものを使用する。
分級していないものを使用する。
こうした原粉を使用するのは、分級作業を経ていない
ため安価であるであり、したがって経済性にこだわらな
ければ分級してあるものも使用できる。
ため安価であるであり、したがって経済性にこだわらな
ければ分級してあるものも使用できる。
なお試験に使用したフライアッシュは比重2.13のもの
である。
である。
クリンカーアッシュ これは石炭火力発電所の炉底灰であり、通常は産業廃
棄物として埋め立てに利用されている。
棄物として埋め立てに利用されている。
このクリンカーアッシュは水で冷却してあるために湿
潤状態で排出されてくる。
潤状態で排出されてくる。
試験練りに使用したクリンカーアッシュは、乾燥比重
1.67であり、粒度曲線は第1図に示すとおりである。
1.67であり、粒度曲線は第1図に示すとおりである。
増粘剤 増粘剤は、材料の分離に対する抵抗と、ブリージング
の発生を抑制するために使用する。
の発生を抑制するために使用する。
増粘剤の使用量と、混合順序によって、ブリージング
率が変化する状態を比較した。
率が変化する状態を比較した。
以上の3種類の試料についてブリージング率を比較し
たものが第2図である。
たものが第2図である。
この結果から、増粘剤の添加の効果を知ることができ
たが、特に増粘剤をセメントと同時に混合する場合の効
果を知ることができた。
たが、特に増粘剤をセメントと同時に混合する場合の効
果を知ることができた。
すなわち、増粘剤をセメントと同時に混合すると、ブ
リージングがまったく発生しないという効果を達成する
ことができた。
リージングがまったく発生しないという効果を達成する
ことができた。
起泡剤 本発明において起泡剤を使用することは、次のような
機能を達成させるためである。
機能を達成させるためである。
(1)強度の調整 (2)容積増加による材料の節減 (3)ブリージングの抑制 (4)単位体積重要の軽減 起泡剤の効を使用するとブリージング率がどの程度減
少するかを知るために次のような比較試験を行った。
少するかを知るために次のような比較試験を行った。
以上の比較から明らかなように、起泡剤の添加(試料
2)によって、コンシステンシーの増加を起こさずに、
単位体積重量、および圧縮強度を低減し、ブリージング
を抑制することができた。
2)によって、コンシステンシーの増加を起こさずに、
単位体積重量、および圧縮強度を低減し、ブリージング
を抑制することができた。
起泡剤の選定 起泡剤としては各種のものが知られているが、一般の
起泡剤はフライアッシュと併用すると発泡性が低下する
傾向にある。そのために本発明の場合にはフライアッシ
ュと併用しても安定した気泡を導入できる起泡剤を洗濯
する必要がある。
起泡剤はフライアッシュと併用すると発泡性が低下する
傾向にある。そのために本発明の場合にはフライアッシ
ュと併用しても安定した気泡を導入できる起泡剤を洗濯
する必要がある。
そこで以下の4種類の起泡剤について比較試験を行
い、最適なものを選択した。
い、最適なものを選択した。
(1)ファインフォーム606(日曹マスタービルダース
(株)製:高級アルコール硫酸エステル系化合物) (2)エスコートL((株)マノール製:特殊合成界面
活性剤) (3)モノクリート(第一化成産業(株)製:動物性加
水分解蛋白質) (4)ファインフォーム505(日曹マスタービルダース
(株)製:ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル
化合物) 起泡剤の添加方法 Wと起泡剤とをまず混合しておき、後にC+F+Ash
+増粘剤を混合する。
(株)製:高級アルコール硫酸エステル系化合物) (2)エスコートL((株)マノール製:特殊合成界面
活性剤) (3)モノクリート(第一化成産業(株)製:動物性加
水分解蛋白質) (4)ファインフォーム505(日曹マスタービルダース
(株)製:ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル
化合物) 起泡剤の添加方法 Wと起泡剤とをまず混合しておき、後にC+F+Ash
+増粘剤を混合する。
以上のような比較から、起泡剤としては(1)および
(2)が気泡導入力が優れていると判断した。
(2)が気泡導入力が優れていると判断した。
両者を比較すると、(1)では硬化後の表面に微細な
気泡が分散しているのに対し、(2)では気泡が荒いこ
とが分かった。
気泡が分散しているのに対し、(2)では気泡が荒いこ
とが分かった。
したがって本発明に使用する材料に対してはファイン
フォーム606の使用が適していると判断した。
フォーム606の使用が適していると判断した。
<本発明の効果> 本発明の埋め戻し材料の製造方法は、以上のような構
成であるから、次のような効果を達成することができ
る。
成であるから、次のような効果を達成することができ
る。
<イ>本発明の方法で際増した埋め戻し材料は良好な流
動性を有する。
動性を有する。
したがって、締め固めを行わなくとも狭い空間を完全
に充填することができ、従来の砂質土のような締め固め
不足による施工不良を発生することがない。
に充填することができ、従来の砂質土のような締め固め
不足による施工不良を発生することがない。
<ロ>さらに本発明の方法で製造した埋め戻し材料は自
硬性を有する。そのために地下水のある地盤であっても
浸食されることがなく、長期に安定した機能を維持する
ことができる。
硬性を有する。そのために地下水のある地盤であっても
浸食されることがなく、長期に安定した機能を維持する
ことができる。
<ハ>従来は産業廃棄物として投棄されていた石炭火力
発電所のクリンカーアッシュを利用できるから、資源の
有効な活用をはかることができる。
発電所のクリンカーアッシュを利用できるから、資源の
有効な活用をはかることができる。
<ニ>混合した後にブリージングの発生がないから、充
填後に空間が発生することがなく、完全な充填が可能で
ある。
填後に空間が発生することがなく、完全な充填が可能で
ある。
<ホ>硬化後の硬度が3〜4(kgf/cm2)程度であるか
ら、再度掘削する場合での通常の土砂掘削と同様の作業
によって行うことができる。
ら、再度掘削する場合での通常の土砂掘削と同様の作業
によって行うことができる。
第1図:クリンカーアッシュの粒度曲線図 第2図:増粘剤の添加時期とブリージング率の関係を示
す図
す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 103:44 103:48 111:70 (72)発明者 鳥羽 暁男 千葉県柏市中原1―23―9 (72)発明者 林田 芳明 神奈川県川崎市中原区上丸子天神町318 (56)参考文献 特開 平4−182334(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 28/00 - 28/36 C04B 18/08 - 18/10 C04B 24/16
Claims (2)
- 【請求項1】フライアッシュおよびクリンカーアッシュ
にセメント、増粘剤、水、起泡剤とを混合するに際し、 まず、水と起泡剤を混合し、 その後に増粘剤とセメント、フライアッシュ、クリンカ
ーアッシュとを混合して行う、 自硬性埋め戻し材料の製造方法 - 【請求項2】起泡剤として、高級アルコール硫酸エステ
ル系化合物を使用する、請求項1記載の自硬性埋め戻し
材料の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31139990A JP2840880B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自硬性埋め戻し材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31139990A JP2840880B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自硬性埋め戻し材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04182335A JPH04182335A (ja) | 1992-06-29 |
| JP2840880B2 true JP2840880B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=18016730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31139990A Expired - Fee Related JP2840880B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 自硬性埋め戻し材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2840880B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101117065B1 (ko) | 2009-10-28 | 2012-02-22 | 한국건설기술연구원 | 경량 유동성 채움재 및 이를 이용한 공유수면 매립방법 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2745446B2 (ja) * | 1994-03-02 | 1998-04-28 | 日本製紙株式会社 | セメント組成物 |
| JP3428725B2 (ja) * | 1994-04-28 | 2003-07-22 | 独立行政法人港湾空港技術研究所 | 転圧舗装用コンクリート |
| JP3683789B2 (ja) * | 2000-08-21 | 2005-08-17 | 太平洋セメント株式会社 | 石炭灰処理・物流複合システム |
| CA2439698C (en) | 2001-03-09 | 2011-04-19 | James Hardie Research Pty. Limited | Fiber reinforced cement composite materials using chemically treated fibers with improved dispersibility |
| WO2007115379A1 (en) | 2006-04-12 | 2007-10-18 | James Hardie International Finance B.V. | A surface sealed reinforced building element |
| JP4897754B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2012-03-14 | 第一工業製薬株式会社 | セメント組成物用起泡剤 |
| CN113387629A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-09-14 | 宁波工程学院 | 一种利用钢渣脱硫副产物及建筑渣土的可控低强度材料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP31139990A patent/JP2840880B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101117065B1 (ko) | 2009-10-28 | 2012-02-22 | 한국건설기술연구원 | 경량 유동성 채움재 및 이를 이용한 공유수면 매립방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04182335A (ja) | 1992-06-29 |
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