JP2871900B2 - 多周波数帯無線機判別方法 - Google Patents

多周波数帯無線機判別方法

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JP2871900B2
JP2871900B2 JP3184731A JP18473191A JP2871900B2 JP 2871900 B2 JP2871900 B2 JP 2871900B2 JP 3184731 A JP3184731 A JP 3184731A JP 18473191 A JP18473191 A JP 18473191A JP 2871900 B2 JP2871900 B2 JP 2871900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多周波数帯無線機判別
方式に関するものであり、特に詳しくは、異なる周波数
帯を持つ複数の無線機間に於いても、容易に通話し
無線通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の無線機間に於いて単方向、
或いは双方向に互いに通話する場合に使用される無線機
を開発設計する場合に、互いに同一の周波数帯域で交信
る様に回路設計を行う場合には特に問題は無かった
が、各種の周波数帯域を持った複数の無線機が存在する
場合、或いは製造する場合、当該無線機そのものの機能
は同じであるが周波数データのみが互いに異なる場合が
ある。
【0003】係る状況に於いては、係る異なる無線機同
志間で通話を行う必要がある場合には、各周波数帯域毎
に別々の周波数データを処理する為のソフトウェアの設
計を行う事が必要となる。つまり、一方の無線機の主要
周波数帯域が例えば800MHzであり、他方の無線機
の周波数帯域が1500MHzであるとすると、両無線
機間で通話を実行する場合には、一方の無線機では、周
波数帯域が1500MHzのデータを処理するソフトウ
ェア設計し組み込む必要があり、又他方の無線機で
は、周波数帯域が800MHzのデータを処理するソフ
トウェアを設計し組み込む必要がある。
【0004】然かしながら、各無線機に他の周波数帯域
データを処理する為のソフトウェアを設計する為には、
新たに専用のROM等を含むCPU等に関して専用化、
カスタム化する必要があり、その為に特別のマスクを作
る必要があるばかりでなく、生産工程が複雑となり、コ
ストアップとなる欠点がある。又、係る方法を採用しよ
うとすると、各工程管理も複雑となるばかりか、生産に
使用する部品、或いは生産された製品等を効率的に管理
する必要があり、そのために別の管理費用が掛かると言
う問題も見られた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、複数の異なる周波数帯域
を個別に使用して通話を実行しる複数の無線機間に於
いて、各周波数帯域に関して個別に周波数データに関す
るソフトウェアを用意する事なく、両無線機間で容易に
通話が実行出来、且つ生産コストの低下と同時に、生産
工程に於ける管理コストの大幅低減化を実行しる多周
波数帯無線機判別方を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、複数個の周波数帯
を個別に使用して互いに通話する事が可能な少なくとも
2個の無線機間で通話が行われ、各無線機には、アンテ
ナ手段、受信手段、送信手段、周波数シンセサイザ手
、並びに制御手段が設けられており、各周波数シンセ
サイザ手段の出力周波数が前記制御手段によってセット
された所定の周波数と一致する場合に、前記周波数シン
セサイザ手段からロック信号が出力されるシステムにお
ける多周波数帯無線機判別方法であって、一方の第1の
無線機から、他方の第2の無線機の制御手段に対して所
定の第1の周波数データを送信し、第2の無線機の周波
数シンセサイザ手段の出力を第2の無線機から第1の無
線機に返送させるデータに含ませる第1の工程、第2の
無線機から返送されたデータが第2の無線機周波数シ
ンセサイザ手段からのロック信号を含む場合には、第2
無線機の周波数帯を第1の無線機から送信した周波数
データに基づく第1の周波数帯であると判断する第2の
工程、第2の無線機から返送されたデータが第2の無線
周波数シンセサイザ手段からのロック信号を含まな
い場合には、第1の無線機から送信した第1の周波数デ
ータとは異なる第2の周波数データを、第2の無線機の
制御手段に対して送信し、第2の無線機の周波数シンセ
サイザ手段の出力を第2の無線機から第1の無線機に返
送させるデータに含ませる第3の工程、第3の工程に続
いて第2の無線機から返送されたデータが第2の無線機
周波数シンセサイザ手段からのロック信号を含む場合
には、第2の無線機の周波数帯を第1の無線機から送信
した周波数データに基づく第2の周波数帯であると判断
する第4の工程、及び、第3の工程に続いて第2の無線
機から返送されたデータが第2の無線機の周波数シンセ
サイザ手段からのロック信号を含まない場合には第1
の無線機に於ける周波数帯を前記第2或いは4の工程に
於ける判断結果と一致する様に逐次変更する第5の工
程、とから構成されている事を特徴とする多周波数帯無
線機判別方法である。
【0007】
【作用】本発明に掛かる多周波数帯無線機判別方に於
いては、上記の様な技術構成を採用しているので、一方
の無線機から所定の信号を送信し、他方の無線機からの
返送信号に基づいて、当該他方の無線機が所有する周波
数帯域を判断し、当該無線機の通話周波数帯域を他方の
無線機の当該周波数帯域に一致させる様に切り換えて
更するものである
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る多周波数帯無線機判別
の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図
1は、本発明に係る多周波数帯無線機判別方の原理を
説明する図であり、又、本発明に係る多周波数帯無線機
判別方の一具体例を示す図でもある。
【0009】図1に於ける多周波数帯無線機判別方
於いては、複数個の周波数帯を個別に使用して互いに通
話する事が可能な少なくとも2個の無線機1と2との間
で通話が行われるシステムに於いて、無線機1には、ア
ンテナ手段11、受信手段141、送信手段142から
構成された送受信手段14と周波数シンセサイザ手段1
3とが設けられており、一方、無線機2には、アンテナ
手段21、受信手段241、送信手段242から構成さ
れた送受信手段24と周波数シンセサイザ手段23とが
設けられている。
【0010】そして、該第1と第2の無線機1と2に
は、それぞれ各無線機の周波数シンセサイザ手段13、
23とを制御させると共に、当該送受信手段1、24
を制御する為の演算手段(CPU)12、22を有して
いる。本発明に係る無線機に於いては、周波数シンセサ
イザを有しているものであり、該周波数シンセサイザの
構成は特に限定されるものではないが、一例として、図
2に示される様な回路構成を持った周波数シンセサイザ
を用いる事が出来る。
【0011】図2に於ける周波数シンセサイザは、基準
周波数fRを発生させる基準周波数発生手段30に接続
された分周比Lを有する基準分周手段31から基準分周
周波数fR/Lを出力し、その出力が位相比較手段(P
D)32に入力され、且つその出力が低周波数帯域フィ
ルタ(LPF)33を介して電圧制御発信器(VCO)
34に入力され、そこで所定の分周周波数fpが出力さ
れる。
【0012】一方、該VCOからの出力である分周周波
数fpは2係数プリケーラ(分周比がP及びP+1)
35に入力されその出力は前記PD32とスワローカウ
ンタ37に入力されるメインカウンタ36に入力される
と共に、該スワローカウンタ37にも入力されている。
又、該スワローカウンタ37の出力は、該2係数プリ
ケーラ35に入力されている。
【0013】該メインカウンタ36と該スワローカウン
タ37の分周比をそれぞれN、Mとすると、該VCO3
4から出力される分周周波数fpは、 fp =fR・(M+N・P)/L で表される。本発明に係る該周波数シンセサイザを用い
る事によって、任意の周波数を発振させることが出来
る。又、該演算手段12又は22からの指令に基づき所
定の周波数データを分周数プリセット手段38から該メ
インカウンタ36と該スワローカウンタ37に入力す
る。
【0014】係る構成を有する周波数シンセサイザに於
いては、該電圧制御発信器(VCO)34の出力周波数
が、該分周数プリセット手段38にセットされた所定の
周波数データと一致すると該位相比較手段(PD)32
の出力からその一致を示すロック信号が出力される。
尚、本発明に係る多周波数帯無線機判別方式に於いて
は、該周波数シンセサイザ13、23に於ける位相比較
手段(PD)32の出力から周波数シンセサイザロック
信号を取り出す事が出来、その信号を適宜の送信手段1
42、242を介して、他方の無線機に返送する事が出
来る。
【0015】又、本発明に使用される演算手段(CP
U)12,22は、相手方の無線機から送信されてきた
信号の中から当該ロック信号の有無を判断し、当該ロッ
ク信号の有無に従って、当該無線機の発振周波数帯域を
所定の値に設定するか、別の周波数帯域に設定変更する
操作を指令する。
【0016】以下に本発明に於ける多周波数帯無線機判
別方式の操作手順を図3乃至図5を参照しながら説明す
る。図3及び図4は、本発明に於ける多周波数帯無線機
判別方式の操作タイミングを示す図である。本発明に於
いては、2つの無線機間に於いて互いの機能は同じであ
るが、発振周波数帯域が異なる場合を想定しているもの
であり、一つの周波数帯域F1には、個々の周波数
11、f12、f13・・f1n が含まれているものとし、
又他方の周波数帯域F2 には、個々の周波数f21
22、f23・・f2n が含まれているものとする。
【0017】図3に示す様に、先ず一方の無線機から他
方の無線機の周波数シンセサイザに対し時刻T1とT2
の間に於いて所定の周波数帯F1の周波数データ、例え
ばf11を送信し、該ロック信号の状態を判断し、時刻T
に於いて当該ロック信号が出力されていれば、当該他
方の無線機の周波数帯域は、一方の無線機から送信され
た所定の周波数F1に設定されているものと判断し、当
該無線機の発振周波数を周波数帯F1に設定して通話を
開始する。
【0018】図3中、時刻T2後に設定されている時間
t1は当該回路に於けるチャネル設定時間に相当するも
のであり、所定の信号を受信してから、当該周波数シン
セサイザが演算処理を実行して周波数チャネルを認定す
るに要する時間である。又、本発明に於いては、時刻T
2後所定の時間t2を該ロック信号出力有無判別期間と
して設定するものであり、当該時間t2内に該ロック信
号が検出されない場合には、該ロック信号が返送されな
かったものと判断する。
【0019】図3の例に於いては、該ロック信号が出力
されていない状態を“H”レベル、該ロック信号が出力
されている状態を“L”レベルとして設定してあるが、
本発明においてはこれに限定されるものでは無い。一
方、図4に示される様に、時間T3とT4との間で、所
定の周波数帯F1の周波数データ、例えばf11を送信し
たのに、時刻T4後所定の時間t2を過ぎても該ロック
信号出力が検出されなかったので、時刻TとTとの
間で、他の周波数帯F2の周波数データ、例えばf21
送信し、時刻Tの後時間2内の時刻T8に於いて当
該ロック信号の出力が検出された場合には、当該他方の
無線機の周波数帯域は、所定の周波数帯F2に設定され
ているものと判断し、当該無線機の発振周波数を周波数
帯F2に設定して通話を開始する。
【0020】それでも、該ロック信号が所定の時間t2
内にロック信号が出力されなければ、又別の周波数帯の
周波数データを用いて上記の操作を繰り返す。上記の操
作を示すフローチャートを図5に示す。無線機の電源を
ONする事によりスタート後、ステップ(a)に於い
て、該第1の無線機から、他方の第2の無線機に対して
所定の第1の周波数データf11を送信する。
【0021】該送信後所定の時間(T2−T1)経過
後、所定の時間t2の期間中に該ロック信号の出力が有
るか否を測定し(ステップ(b))、ステップ(c)に
於いて該ロック信号の出力が有ったか否を判断する。該
ステップ(c)で該ロック信号の出力が有ったと判断さ
れた場合には、ステップ(d)に於いて、当該第2の無
線機の周波数帯域は該第1の周波数データf 11が属する
周波数帯域F1であると認定する。該ステップ(c)で
該ロック信号の出力が無かったと判断された場合には、
ステップ(e)に於いて該第1の無線機から、他方の第
2の無線機に対して所定の第2の周波数データf21を送
信する。
【0022】該送信後所定の時間(T2−T1)経過
後、所定の時間t2の期間中に該ロック信号の出力が有
るか否を測定し(ステップ(f))、ステップ(g)に
於いて再び該ロック信号の出力が有ったか否を判断す
る。該ステップ(g)で該ロック信号の出力が有ったと
判断された場合には、ステップ(h)に於いて、当該第
2の無線機の周波数帯域は該第2の周波数データf 21
属する周波数帯域F2であると認定する。
【0023】該ステップ(g)で該ロック信号の出力が
無かったと判断された場合には、ステップ(a)に戻
り、上記各操作を繰り返すが、該第1の無線機から、他
方の第2の無線機に対して送信される周波数データは上
記のものとは異なる周波数帯域F3、F4等を用いるも
ので有っても良い。尚、この場合、エラー表示をする場
合もある。
【0024】次に、ステップ(i)に於いて各無線機に
於ける機能動作を設定する為に、送受信装置の切換、音
量設定等を実行し、ステップ(j)において各周波数帯
域のnチャネル周波数変更を行い、ステップ(k)でス
テップ(d)とステップ(h)に於ける判定により、当
該第2の無線機の周波数帯域が第1の周波数帯域F1で
ある場合には、ステップ(l)で当該周波数帯域F1に
係る周波数データf11を含むnチャネルの周波数データ
をセットし、又当該第2の無線機の周波数帯域が第1の
周波数帯域F2である場合には、ステップ(m)で当該
周波数帯域F2に係る周波数データf21を含むnチャネ
ルの周波数データをセットする。
【0025】
【発明の効果】本発明に於いては、上記した様な構成を
採用しているので、従来多周波数帯無線機判別方に使
用するソフトウェアを2機種分準備しなければならなか
った他、マスクやCPU、更にはプログラムROMもそ
れぞれ2種類が必要であり、更には各部品を搭載した基
板ユニットも2種類必要で有ったのに対し、本発明に於
いては全て1種類を用意するのみで足りるので、製造工
程に於ける部品の準備、部品の製造管理が簡素化され、
しかも製造工程、準備工程が簡略化され、生産効率も向
上するのでマスプロダクションによるコストダウンの効
果が得られる。又本発明に於いては、保守分野に於いて
も、保守用ストックが削減されるので、管理、メンテナ
ンスの面でのコストダウンにも大幅に寄与するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る多周波数帯無線機判別方
に使用される無線機の構成例を示すブロックダイアグ
ラムである。
【図2】図2は、本発明に於いて使用しる周波数シン
セサイザの構成例を示すブロックダイアグラムである。
【図3】図3は、本発明に於ける多周波数帯無線機判別
の操作例を示すタイアグラムである。
【図4】図4は、本発明に於ける多周波数帯無線機判別
の操作例を示すタイアグラムである。
【図5】図5は、本発明に係る多周波数帯無線機判別方
の操作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2…無線機 11、21…アンテナ 12、22…演算手段、CPU 13、23…周波数シンセサイザ 14、24…送受信手段 141、241…送信手段 142、242…受信手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の周波数帯を個別に使用して互い
    に通話する事が可能な少なくとも2個の無線機間で通話
    が行われ、各無線機には、アンテナ手段、受信手段、送
    信手段、周波数シンセサイザ手段、並びに制御手段が設
    けられており、各周波数シンセサイザ手段の出力周波数
    前記制御手段によってセットされた所定の周波数と一
    致する場合に、前記周波数シンセサイザ手段からロック
    信号が出力されるシステムにおける多周波数帯無線機判
    別方法であって、 一方の第1の無線機から、他方の第2の無線機の制御手
    に対して所定の第1の周波数データを送信し、第2の
    無線機の周波数シンセサイザ手段の出力を第2の無線機
    から第1の無線機に返送させるデータに含ませる第1の
    工程、第2の 無線機から返送されたデータが第2の無線機
    波数シンセサイザ手段からのロック信号を含む場合に
    は、第2の無線機の周波数帯を第1の無線機から送信し
    た周波数データに基づく第1の周波数帯であると判断す
    る第2の工程、第2の 無線機から返送されたデータが第2の無線機
    波数シンセサイザ手段からのロック信号を含まない場合
    には、第1の無線機から送信した第1の周波数データと
    は異なる第2の周波数データを、第2の無線機の制御手
    段に対して送信し、第2の無線機の周波数シンセサイザ
    手段の出力を第2の無線機から第1の無線機に返送させ
    るデータに含ませる第3の工程、第3の 工程に続いて第2の無線機から返送されたデータ
    第2の無線機周波数シンセサイザ手段からのロック
    信号を含む場合には、第2の無線機の周波数帯を第1の
    無線機から送信した周波数データに基づく第2の周波数
    帯であると判断する第4の工程、及び、 第3の工程に続いて 第2の無線機から返送されたデータ
    が第2の無線機の周波数シンセサイザ手段からのロック
    信号を含まない場合には第1の無線機に於ける周波数
    帯を前記第2或いは4の工程に於ける判断結果と一致す
    る様に逐次変更する第5の工程、 とから構成されている事を特徴とする多周波数帯無線機
    判別方法
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