JP2876449B2 - 鉄道模型車両制御装置 - Google Patents
鉄道模型車両制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道模型車両の駆動制御
装置に関し、特に車両の走行と前照灯、尾灯、室内燈等
のライトの点灯を制御する装置に関する。
装置に関し、特に車両の走行と前照灯、尾灯、室内燈等
のライトの点灯を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道模型においても前照灯、尾灯
及び室内灯を点灯させて走行させることが行われている
が、一般にはその電源を走行動力用のモータと同一の電
源から取っている。 ここで、図5に従来のコントローラ
および鉄道模型車両の構成例を示す。図5において、コ
ントローラ100は直流可変電圧源101、極性切替ス
イッチ102で構成され、鉄道模型車両200には走行
動力用のモータ201、リアクトル202、前照灯20
3、尾灯204、室内灯205が設けられ、前照灯20
3および尾灯204には各々ダイオード206、207
が接続されている。 また、モータ201を駆動させるた
めの電力は、フィーダ線路150、151を介してコン
トローラ100の直流可変電圧源101から供給され
る。 フィーダ線路150、151を介して入力される電
力は、モータ201を駆動するとともに、前照灯20
3、尾灯204、室内灯205を点灯させるが、前照灯
203と尾灯204はダイオード206、207の特性
によりどちらか一方のみが点灯する。この前照灯203
と尾灯204は端子208、209に印加される直流電
圧の極性に応じてどちらか一方が点灯するため、通常は
車両の進行方向に合わせて前進時には前照灯203が後
進時には尾灯204が点灯するように設定されている。
ところが、上述のように車両照明の電源を走行動力用の
モータと同一の電源から取っている場合は、車両を停止
させるために電源を落とすと当然のことながら、これら
の前照灯、尾灯、室内灯は消灯する。これは明らかに実
際の鉄道などとは異なっているので鉄道マニアにとって
は面白くない結果である。
及び室内灯を点灯させて走行させることが行われている
が、一般にはその電源を走行動力用のモータと同一の電
源から取っている。 ここで、図5に従来のコントローラ
および鉄道模型車両の構成例を示す。図5において、コ
ントローラ100は直流可変電圧源101、極性切替ス
イッチ102で構成され、鉄道模型車両200には走行
動力用のモータ201、リアクトル202、前照灯20
3、尾灯204、室内灯205が設けられ、前照灯20
3および尾灯204には各々ダイオード206、207
が接続されている。 また、モータ201を駆動させるた
めの電力は、フィーダ線路150、151を介してコン
トローラ100の直流可変電圧源101から供給され
る。 フィーダ線路150、151を介して入力される電
力は、モータ201を駆動するとともに、前照灯20
3、尾灯204、室内灯205を点灯させるが、前照灯
203と尾灯204はダイオード206、207の特性
によりどちらか一方のみが点灯する。この前照灯203
と尾灯204は端子208、209に印加される直流電
圧の極性に応じてどちらか一方が点灯するため、通常は
車両の進行方向に合わせて前進時には前照灯203が後
進時には尾灯204が点灯するように設定されている。
ところが、上述のように車両照明の電源を走行動力用の
モータと同一の電源から取っている場合は、車両を停止
させるために電源を落とすと当然のことながら、これら
の前照灯、尾灯、室内灯は消灯する。これは明らかに実
際の鉄道などとは異なっているので鉄道マニアにとって
は面白くない結果である。
【0003】 この様な事態を避けるため、例えば図2や
図3に示すような方法が開発されている。図2は、高周
波交流を利用する方法で、この方法は、コントローラ2
0側で例えば電圧制御の可能な直流電源21に高周波交
流22を重畳するようにする。車両30側では、重畳さ
れた電気信号からコンデンサ32などを用いて高周波交
流22を取り出して、これを各ライト31の点灯用に当
て、直流成分はモータ34の駆動に当てるという方法で
ある。これによると、車両30が停止していても前照
灯、尾灯、室内灯を点灯することが出来るが、先頭車の
前照灯と尾灯が同時に点灯してしまい、現実感を損ね、
また点灯の前後の切り替えが難しい。
図3に示すような方法が開発されている。図2は、高周
波交流を利用する方法で、この方法は、コントローラ2
0側で例えば電圧制御の可能な直流電源21に高周波交
流22を重畳するようにする。車両30側では、重畳さ
れた電気信号からコンデンサ32などを用いて高周波交
流22を取り出して、これを各ライト31の点灯用に当
て、直流成分はモータ34の駆動に当てるという方法で
ある。これによると、車両30が停止していても前照
灯、尾灯、室内灯を点灯することが出来るが、先頭車の
前照灯と尾灯が同時に点灯してしまい、現実感を損ね、
また点灯の前後の切り替えが難しい。
【0004】 図3は、車両30側に受信器35を搭載す
る方法である。コントローラ20側で電源24に例えば
複数のパルス信号源25から周波数の異なる何種類かの
パルス信号重畳する。車両30側ではこのパルス信号を
選択受信出来るチューナ36とコンバータ37からなる
受信器35を設け、この受信器35で選択的に各ライト
31を点灯する。
る方法である。コントローラ20側で電源24に例えば
複数のパルス信号源25から周波数の異なる何種類かの
パルス信号重畳する。車両30側ではこのパルス信号を
選択受信出来るチューナ36とコンバータ37からなる
受信器35を設け、この受信器35で選択的に各ライト
31を点灯する。
【0005】 このような構成によると、前照灯、尾灯、
室内灯を車両ごとに別々に点灯することができるので、
現実感という面では勝れているが、点灯したい車両30
に全てに受信基板を搭載する必要があり、更に、専用の
スイッチ26のコントローラが必要なためコストが高く
なる。また受信基板を搭載していない従来の模型車両に
は用いることができないという問題もある。
室内灯を車両ごとに別々に点灯することができるので、
現実感という面では勝れているが、点灯したい車両30
に全てに受信基板を搭載する必要があり、更に、専用の
スイッチ26のコントローラが必要なためコストが高く
なる。また受信基板を搭載していない従来の模型車両に
は用いることができないという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の構
成によると、車両の停止とともにライトが消灯したり、
前照灯、尾灯の点灯の仕方が実際の車両と異なって現実
感に乏しかったり、また、各車両ごとに受信基板を搭載
していなくては点灯できないなどの問題があった。そこ
で、本発明では、ユーザの所有している従来車両および
従来コントローラにそのまま適用でき、車両の停止中の
照明点灯および車両の進行方向に応じた前照灯、尾灯の
点灯切り替えを可能にする小形で、廉価な鉄道模型車両
用制御装置を提供することを目的とする。
成によると、車両の停止とともにライトが消灯したり、
前照灯、尾灯の点灯の仕方が実際の車両と異なって現実
感に乏しかったり、また、各車両ごとに受信基板を搭載
していなくては点灯できないなどの問題があった。そこ
で、本発明では、ユーザの所有している従来車両および
従来コントローラにそのまま適用でき、車両の停止中の
照明点灯および車両の進行方向に応じた前照灯、尾灯の
点灯切り替えを可能にする小形で、廉価な鉄道模型車両
用制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、車両駆動用電源と、前記車両駆動用電
源の出力電圧を車両の目標速度に応じて可変制御して速
度制御電圧信号として出力する電圧制御手段とを具備す
る鉄道模型車両制御装置において、所定の基準パルスを
発生するパルス発生手段と、前記パルス発生手段から出
力されたパルス信号のパルス幅を前記車両の照明の所望
の明るさに応じて可変制御して出力するパルス幅制御手
段と、前記パルス幅制御手段から出力されるパルス信号
のピーク電圧を前記電圧制御手段の出力電圧に応じて可
変制御する振幅制御手段と、前記振幅制御手段により前
記電圧制御手段の出力電圧に応じて可変制御されたパル
ス信号を照明制御パルス信号として前記速度制御電圧信
号に重畳する重畳手段と、前記重畳手段の出力信号の極
性を前記車両の前進、後進に応じて切り換えて前記車両
に出力する極性切換手段とを具備することを特徴とす
る。ここで、前記車両駆動用電源と前記電圧制御手段と
を一ユニットとし、前記パルス発生手段と前記パルス幅
制御手段と前記重畳手段と前記振幅制御手段と前記切替
手段と前記極性切換手段とを別ユニットに構成すること
ができる。
め、本発明では、車両駆動用電源と、前記車両駆動用電
源の出力電圧を車両の目標速度に応じて可変制御して速
度制御電圧信号として出力する電圧制御手段とを具備す
る鉄道模型車両制御装置において、所定の基準パルスを
発生するパルス発生手段と、前記パルス発生手段から出
力されたパルス信号のパルス幅を前記車両の照明の所望
の明るさに応じて可変制御して出力するパルス幅制御手
段と、前記パルス幅制御手段から出力されるパルス信号
のピーク電圧を前記電圧制御手段の出力電圧に応じて可
変制御する振幅制御手段と、前記振幅制御手段により前
記電圧制御手段の出力電圧に応じて可変制御されたパル
ス信号を照明制御パルス信号として前記速度制御電圧信
号に重畳する重畳手段と、前記重畳手段の出力信号の極
性を前記車両の前進、後進に応じて切り換えて前記車両
に出力する極性切換手段とを具備することを特徴とす
る。ここで、前記車両駆動用電源と前記電圧制御手段と
を一ユニットとし、前記パルス発生手段と前記パルス幅
制御手段と前記重畳手段と前記振幅制御手段と前記切替
手段と前記極性切換手段とを別ユニットに構成すること
ができる。
【0008】
【作用】本発明では、パルス発生手段と、そのパルス発
生手段から出力されたパルス信号のパルス幅を可変制御
して出力するパルス幅制御手段と、そのパルス幅制御手
段から出力されるパルス信号のピーク電圧を車両駆動用
電源の出力電圧に応じて可変制御する振幅制御手段と、
そのパルス信号を照明制御パルス信号として速度制御電
圧信号に重畳する重畳手段と、重畳手段の出力信号の極
性を前記車両の前進、後進に応じて切り換えて車両に出
力する極性切換手段を設け、重畳手段の出力重畳信号の
極性を切替手段で切替えることによって、模型車両の走
行方向とライトの点灯方向を同時に切替えるように構成
したので、停車中にも車両のライトを点灯することがで
き、車両の進行方向と前照灯、尾灯の切替えを同一のス
イッチで実現でき、また、ユーザ手持ちの従来の模型車
両をそのまま利用できる。
生手段から出力されたパルス信号のパルス幅を可変制御
して出力するパルス幅制御手段と、そのパルス幅制御手
段から出力されるパルス信号のピーク電圧を車両駆動用
電源の出力電圧に応じて可変制御する振幅制御手段と、
そのパルス信号を照明制御パルス信号として速度制御電
圧信号に重畳する重畳手段と、重畳手段の出力信号の極
性を前記車両の前進、後進に応じて切り換えて車両に出
力する極性切換手段を設け、重畳手段の出力重畳信号の
極性を切替手段で切替えることによって、模型車両の走
行方向とライトの点灯方向を同時に切替えるように構成
したので、停車中にも車両のライトを点灯することがで
き、車両の進行方向と前照灯、尾灯の切替えを同一のス
イッチで実現でき、また、ユーザ手持ちの従来の模型車
両をそのまま利用できる。
【0009】また、車両の速度制御を行う電圧制御手段
と、車両の進行方向を切り替える極性切替手段のみで構
成される従来の模型車両コントローラを利用できるよう
に、車両駆動用電源と、電圧制御手段を除く各手段を別
体に構成することもできる。このように構成すること
で、車両駆動用電源と電圧制御手段を除く各手段を別体
に構成した装置を、アダプタとして従来の模型車両コン
トローラに接続し、、模型車両の速度制御および照明制
御を行うことができる。
と、車両の進行方向を切り替える極性切替手段のみで構
成される従来の模型車両コントローラを利用できるよう
に、車両駆動用電源と、電圧制御手段を除く各手段を別
体に構成することもできる。このように構成すること
で、車両駆動用電源と電圧制御手段を除く各手段を別体
に構成した装置を、アダプタとして従来の模型車両コン
トローラに接続し、、模型車両の速度制御および照明制
御を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
図1において、1は電源電圧低下検出回路、2は過電流
検出回路、3は警報LEDランプ、4は昇圧回路、5は
パルス電圧制御回路、6は基準発振器、7はフィーダ入
力回路、8は微分パルス発生回路、9は電圧増幅器、1
0は電流増幅器、11はパイロットLEDランプ、12
はミキシング回路、13と14は正転逆転切替スイッチ
である。
明する。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
図1において、1は電源電圧低下検出回路、2は過電流
検出回路、3は警報LEDランプ、4は昇圧回路、5は
パルス電圧制御回路、6は基準発振器、7はフィーダ入
力回路、8は微分パルス発生回路、9は電圧増幅器、1
0は電流増幅器、11はパイロットLEDランプ、12
はミキシング回路、13と14は正転逆転切替スイッチ
である。
【0011】 ところで、この装置は車両駆動用電源と、
駆動用電源の出力電圧(フィーダ電圧)を制御する電圧
制御装置と、電圧制御された電源出力の極性を切替える
切替手段を具備する従来型の模型車両用のコントローラ
(以後本体と呼ぶ)に接続されて運転される。
駆動用電源の出力電圧(フィーダ電圧)を制御する電圧
制御装置と、電圧制御された電源出力の極性を切替える
切替手段を具備する従来型の模型車両用のコントローラ
(以後本体と呼ぶ)に接続されて運転される。
【0012】 本体から本装置には、DC12〜15Vの
直流電圧と、車両駆動用に目標走行速度に応じてDC0
〜12Vに制御されたフィーダ電圧とが入力される。こ
の入力された直流電圧は電源電圧低下検出回路1で基準
電圧と比較される。電源電圧低下検出回路1は入力直流
電圧が12Vよりも低くなれば警報LEDランプ3を点
灯して基準発振器6の発振を停止するようにする。
直流電圧と、車両駆動用に目標走行速度に応じてDC0
〜12Vに制御されたフィーダ電圧とが入力される。こ
の入力された直流電圧は電源電圧低下検出回路1で基準
電圧と比較される。電源電圧低下検出回路1は入力直流
電圧が12Vよりも低くなれば警報LEDランプ3を点
灯して基準発振器6の発振を停止するようにする。
【0013】また、過電流検出回路2は流れる電流を監
視し、規定以上の電流が流れると、やはり警報LEDラ
ンプ3を点灯して基準発振器6の発振を停止させる。す
なわち、この電源電圧低下検出回路1、過電流検出回路
2と警報LEDランプ3とでこの装置の保護警報回路を
構成している。過電流検出回路2を経て出力される直流
電圧は、基準発振器6の電源に与えられると共にステッ
プアップコンバータからなる昇圧回路4に入力される。
視し、規定以上の電流が流れると、やはり警報LEDラ
ンプ3を点灯して基準発振器6の発振を停止させる。す
なわち、この電源電圧低下検出回路1、過電流検出回路
2と警報LEDランプ3とでこの装置の保護警報回路を
構成している。過電流検出回路2を経て出力される直流
電圧は、基準発振器6の電源に与えられると共にステッ
プアップコンバータからなる昇圧回路4に入力される。
【0014】ここで、車両が停車中は、車両駆動用に制
御されたフィーダ入力電圧は0Vなのでこの昇圧回路4
ではDC入力電圧をDC30Vまで昇圧して出力する。
また、車両が全速力で走行しているときはフィーダ入力
電圧はほぼDC12Vなので昇圧回路4での昇圧電圧は
これより低くてよい。この昇圧電圧をきめる電圧制御
は、パルス電圧制御回路5によって実行される。
御されたフィーダ入力電圧は0Vなのでこの昇圧回路4
ではDC入力電圧をDC30Vまで昇圧して出力する。
また、車両が全速力で走行しているときはフィーダ入力
電圧はほぼDC12Vなので昇圧回路4での昇圧電圧は
これより低くてよい。この昇圧電圧をきめる電圧制御
は、パルス電圧制御回路5によって実行される。
【0015】 一方、基準発振器6は電源回路に異常がな
いかぎり電源ONと共に常に発振している20KHz程
度の発振周波数の矩形波発振器で、その出力は微分パル
ス発生回路8に入力される。微分パルス発生回路8は基
準発振器6出力を微分することで、5μsec前後まで
発振器出力のパルス幅を狭くする。この時、微分回路の
定数を変えることにでパルス幅を制御することができ
る。このパルス幅は各ライトに加わるパルスのパルス幅
なので、このパルス幅を狭くすると各ライトに加わるパ
ワーが少なくなり、これによりライトの明るさを調節す
ることができる。
いかぎり電源ONと共に常に発振している20KHz程
度の発振周波数の矩形波発振器で、その出力は微分パル
ス発生回路8に入力される。微分パルス発生回路8は基
準発振器6出力を微分することで、5μsec前後まで
発振器出力のパルス幅を狭くする。この時、微分回路の
定数を変えることにでパルス幅を制御することができ
る。このパルス幅は各ライトに加わるパルスのパルス幅
なので、このパルス幅を狭くすると各ライトに加わるパ
ワーが少なくなり、これによりライトの明るさを調節す
ることができる。
【0016】 微分パルス発生回路8出力は電圧増幅回路
9で昇圧回路4の出力昇圧電圧まで増幅され、また、電
流増幅回路10で出力インピーダンスを低くして電流増
幅される。この電圧電流増幅されたパルスはミキシング
回路12でフィーダ入力電圧に重畳される。そうして、
この重畳電圧信号は正転逆転切替スイッチ13または1
4に入力され、正転出力または逆転出力として模型車両
のフィーダ線路に入力される。
9で昇圧回路4の出力昇圧電圧まで増幅され、また、電
流増幅回路10で出力インピーダンスを低くして電流増
幅される。この電圧電流増幅されたパルスはミキシング
回路12でフィーダ入力電圧に重畳される。そうして、
この重畳電圧信号は正転逆転切替スイッチ13または1
4に入力され、正転出力または逆転出力として模型車両
のフィーダ線路に入力される。
【0017】ここで、図4にフィーダ線路へ出力される
重畳電圧信号(ミキシング回路12)の出力波形例を示
す。 図4において、図4(a)はフィーダ電圧が10V
の場合の、図4(b)はフィーダ電圧が0Vの場合の出
力波形例を示している。 さて、図4に示すようにフィー
ダ線路へ出力される重畳電圧信号の出力波形は0〜12
Vのフィーダ電圧とピーク−ピーク電圧30Vのパルス
の部分からなり共に極性を持っている。この両部分の極
性は同時に正転逆転切替スイッチ13または14で切替
えることができる。この極性の切替は模型車両の前進、
後進を切替えるが、模型車両は図5に示した車両のよう
に前進時の電圧極性で前照灯が、後進時の電圧極性で尾
灯が点灯するようになっているので、模型車両の進行方
向とともに前照灯、尾灯の点灯方向も切替わり、前進時
には最前部車両の前照灯と最後部車両の尾灯が点灯し、
後進時には最後部車両の前照灯と最前部車両の尾灯が点
灯する。 また、室内灯は前進時、後進時どちらの電圧極
性においても点灯する。 したがって、同一の正転逆転切
替スイッチ13または14で模型車両の進行方向と前照
灯、尾灯の点灯方向が一致して切替わることになり、非
常に現実感が増すことになる。
重畳電圧信号(ミキシング回路12)の出力波形例を示
す。 図4において、図4(a)はフィーダ電圧が10V
の場合の、図4(b)はフィーダ電圧が0Vの場合の出
力波形例を示している。 さて、図4に示すようにフィー
ダ線路へ出力される重畳電圧信号の出力波形は0〜12
Vのフィーダ電圧とピーク−ピーク電圧30Vのパルス
の部分からなり共に極性を持っている。この両部分の極
性は同時に正転逆転切替スイッチ13または14で切替
えることができる。この極性の切替は模型車両の前進、
後進を切替えるが、模型車両は図5に示した車両のよう
に前進時の電圧極性で前照灯が、後進時の電圧極性で尾
灯が点灯するようになっているので、模型車両の進行方
向とともに前照灯、尾灯の点灯方向も切替わり、前進時
には最前部車両の前照灯と最後部車両の尾灯が点灯し、
後進時には最後部車両の前照灯と最前部車両の尾灯が点
灯する。 また、室内灯は前進時、後進時どちらの電圧極
性においても点灯する。 したがって、同一の正転逆転切
替スイッチ13または14で模型車両の進行方向と前照
灯、尾灯の点灯方向が一致して切替わることになり、非
常に現実感が増すことになる。
【0018】次に本装置を使用して実際に鉄道模型車両
を駆動させる場合の操作について述べる。まず本装置
を、本体に接続する。この時、フィーダ電圧は0Vに
し、極性は前進方向に固定しておく。本装置の出力がフ
ィーダ線路に出力するように接続し、本体の電源をON
にする。これにより、本装置からピーク−ピーク電圧3
0Vのパルスが出力され、正転逆転切替スイッチ13ま
たは14をOFF位置から正転(前進)位置にすると、
車両は停止したまま、最前部車両の前照灯、最後部車両
の尾灯および室内灯が点灯する。このとき、ピーク−ピ
ーク電圧30Vのパルス電圧が 両駆動用のモータにも
印加されるが、車両駆動用のモータには駆動電流を平滑
化するために平滑リアクトルが直列に接続されており、
この平滑リアクトルに蓄積される磁気エネルギーを処理
するためのダイオード等で構成される回路が接続されて
いないため、パルス電圧の印加ではモータに駆動電流が
流れないために、モータが駆動して車両が動くことはな
い。
を駆動させる場合の操作について述べる。まず本装置
を、本体に接続する。この時、フィーダ電圧は0Vに
し、極性は前進方向に固定しておく。本装置の出力がフ
ィーダ線路に出力するように接続し、本体の電源をON
にする。これにより、本装置からピーク−ピーク電圧3
0Vのパルスが出力され、正転逆転切替スイッチ13ま
たは14をOFF位置から正転(前進)位置にすると、
車両は停止したまま、最前部車両の前照灯、最後部車両
の尾灯および室内灯が点灯する。このとき、ピーク−ピ
ーク電圧30Vのパルス電圧が 両駆動用のモータにも
印加されるが、車両駆動用のモータには駆動電流を平滑
化するために平滑リアクトルが直列に接続されており、
この平滑リアクトルに蓄積される磁気エネルギーを処理
するためのダイオード等で構成される回路が接続されて
いないため、パルス電圧の印加ではモータに駆動電流が
流れないために、モータが駆動して車両が動くことはな
い。
【0019】 また、逆転(後進)に切替えると、最後部
車両の前照灯、最前部車両の尾灯、室内灯が点灯する。
この時、ライトの明るさは微分パルス発生回路8の微分
定数を変えてパルス幅を変えることで調整できる。正転
逆転切替スイッチ13または14を正転(前進)位置に
した状態で本体のフィーダ電圧を徐々に高くしていく
と、列車はスタートし、次第に速度を速めて行く。そし
て、フィーダ電圧が12Vになったところで最も速度が
速くなる。車両のライトの明るさはパルス電圧制御回路
5の働きで、列車速度が変わっても一定に保たれる。な
お、停止の際はフィーダ電圧を徐々に低くしていけばい
いことは言うまでもない。この場合、車両停止後も最前
部車両の前照灯、最前部車両の尾灯、室内灯はそのまま
点灯し続ける。
車両の前照灯、最前部車両の尾灯、室内灯が点灯する。
この時、ライトの明るさは微分パルス発生回路8の微分
定数を変えてパルス幅を変えることで調整できる。正転
逆転切替スイッチ13または14を正転(前進)位置に
した状態で本体のフィーダ電圧を徐々に高くしていく
と、列車はスタートし、次第に速度を速めて行く。そし
て、フィーダ電圧が12Vになったところで最も速度が
速くなる。車両のライトの明るさはパルス電圧制御回路
5の働きで、列車速度が変わっても一定に保たれる。な
お、停止の際はフィーダ電圧を徐々に低くしていけばい
いことは言うまでもない。この場合、車両停止後も最前
部車両の前照灯、最前部車両の尾灯、室内灯はそのまま
点灯し続ける。
【0020】 逆転(後進)に移る場合は停車中に正転逆
転切替スイッチ13または14を逆転(後進)位置にす
る。これにより、最後部車両の前照灯、最前部車両の尾
灯、室内灯が点灯する。スタートさせ、速度を上げてい
くには、本体のフィーダ電圧を徐々に高くして行けば良
い。なお図1では、正転逆転切替スイッチ13または1
4を2組設けたので、2系統のフィーダ線路の模型車両
の走行方向を独立に制御できる。また、本実施例では装
置を本体と別体にして説明したが、本体と一体のもので
あっても良いことは勿論である。
転切替スイッチ13または14を逆転(後進)位置にす
る。これにより、最後部車両の前照灯、最前部車両の尾
灯、室内灯が点灯する。スタートさせ、速度を上げてい
くには、本体のフィーダ電圧を徐々に高くして行けば良
い。なお図1では、正転逆転切替スイッチ13または1
4を2組設けたので、2系統のフィーダ線路の模型車両
の走行方向を独立に制御できる。また、本実施例では装
置を本体と別体にして説明したが、本体と一体のもので
あっても良いことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本装置では、パルス発生手段と、その出
力パルス信号のパルス幅を制御するパルス幅制御手段
と、制御されたパルス信号を車両駆動用電源の直流電圧
に重畳する重畳手段を設け、重畳手段の出力重畳信号の
極性を切替手段で切替えることによって、模型車両の走
行方向とライトの点灯方向を同時に切替えるように構成
されているので、1)停車中も前照灯、尾灯、室内灯を
点灯することができ、2)従来のコントローラ、模型車
両をそのまま利用することができ、経済的で、3)走行
方向と前照灯、尾灯の点灯を同一のスイッチで制御で
き、違和感が生まれず、4)線路に印加する車両駆動用
電圧の極性によって、車両の進行方向を検知して作動す
る自動信号機や、自動踏切などの装置がそのまま使用で
きる等の利点がある。
力パルス信号のパルス幅を制御するパルス幅制御手段
と、制御されたパルス信号を車両駆動用電源の直流電圧
に重畳する重畳手段を設け、重畳手段の出力重畳信号の
極性を切替手段で切替えることによって、模型車両の走
行方向とライトの点灯方向を同時に切替えるように構成
されているので、1)停車中も前照灯、尾灯、室内灯を
点灯することができ、2)従来のコントローラ、模型車
両をそのまま利用することができ、経済的で、3)走行
方向と前照灯、尾灯の点灯を同一のスイッチで制御で
き、違和感が生まれず、4)線路に印加する車両駆動用
電圧の極性によって、車両の進行方向を検知して作動す
る自動信号機や、自動踏切などの装置がそのまま使用で
きる等の利点がある。
【図1】本発明の鉄道模型車両制御装置の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】従来の鉄道模型車両制御装置の一例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】従来の鉄道模型車両制御装置の他の例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図4】フィーダ線路へ出力される重畳電圧信号の出力
波形例を示した図。
波形例を示した図。
【図5】従来のコントローラおよび鉄道模型車両の構成
例を示した図。
例を示した図。
1 電源電圧低下検出回路 2 過電流検出回路 3 警報LEDランプ 4 昇圧回路 5 パルス電圧制御回路 6 基準発振器 7 フィーダ入力回路 8 微分パルス発生回路 9 電圧増幅器 10 電流増幅器 11 パイロットLEDランプ 12 ミキシング回路 13、14 正転逆転切替スイッチ 20 コントローラ 21 直流可変電圧源 22 高周波交流電源 24 電源 25 パルス信号源 26 スイッチ 30 車両 31 ライト 32 コンデンサ 33 インダクタンス 34 モータ 35 受信器 36 チューナ 37 コンバータ 100 コントローラ 101 直流可変電圧源 102 極性切替スイッチ 151、152 フィーダ線路 200 鉄道模型車両 201 モータ 202 リアクトル 203 前照灯 204 尾灯 205 室内灯 206、207 ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 車両駆動用電源と、 前記車両駆動用電源の出力電圧を車両の目標速度に応じ
て可変制御して速度制御電圧信号として出力する電圧制
御手段とを具備する鉄道模型車両制御装置において、 所定の基準パルスを発生するパルス発生手段と、 前記パルス発生手段から出力されたパルス信号のパルス
幅を前記車両の照明の所望の明るさに応じて可変制御し
て出力するパルス幅制御手段と、 前記パルス幅制御手段から出力されるパルス信号のピー
ク電圧を前記電圧制御手段の出力電圧に応じて可変制御
する振幅制御手段と、 前記振幅制御手段により前記電圧制御手段の出力電圧に
応じて可変制御されたパルス信号を照明制御パルス信号
として前記速度制御電圧信号に重畳する重畳手段と、 前記重畳手段の出力信号の極性を前記車両の前進、後進
に応じて切り換えて前記車両に出力する極性切換手段と
を具備すること を特徴とする鉄道模型車両制御装置。 - 【請求項2】 前記車両駆動用電源と前記電圧制御手段
とを一ユニットとし、前記パルス発生手段と前記パルス
幅制御手段と前記重畳手段と前記振幅制御手段と前記切
替手段と前記極性切換手段とを別ユニットに構成するこ
とを特徴とする請求項1記載の鉄道模型車両制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34166593A JP2876449B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 鉄道模型車両制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34166593A JP2876449B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 鉄道模型車両制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163762A JPH07163762A (ja) | 1995-06-27 |
| JP2876449B2 true JP2876449B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=18347846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34166593A Expired - Lifetime JP2876449B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 鉄道模型車両制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876449B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004060517A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Nikko Co., Ltd. | モータ駆動玩具 |
| JP2008048935A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Tokyo Marui:Kk | 鉄道模型車輌及びその制御装置 |
| TWI552508B (zh) * | 2015-11-17 | 2016-10-01 | A method and a device for causing a motor to emit a specific audio |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP34166593A patent/JP2876449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07163762A (ja) | 1995-06-27 |
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