JP2889018B2 - ペースト供給装置 - Google Patents
ペースト供給装置Info
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- JP2889018B2 JP2889018B2 JP14819391A JP14819391A JP2889018B2 JP 2889018 B2 JP2889018 B2 JP 2889018B2 JP 14819391 A JP14819391 A JP 14819391A JP 14819391 A JP14819391 A JP 14819391A JP 2889018 B2 JP2889018 B2 JP 2889018B2
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスクリーン印刷
機にペースト状インクを供給するために好適に使用され
るペースト供給装置に関する。
機にペースト状インクを供給するために好適に使用され
るペースト供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電気回路装置は、プリント回路基
板によりなるチップに対して種々の回路素子が実装され
て製造されるが、最近においては、実装効率の一層の向
上のための要求が益々大きくなっており、このような要
求に応えるために、チップに、半田ペースト、ペースト
状レジストインク、接着ペーストなどのペーストによる
パターンを、高い精度でしかも効率的に印刷することが
求められている。このようなペーストによる微細なパタ
ーンの印刷には、通常、スクリーン印刷が好適に利用さ
れるが、良好なスクリーン印刷を実行するためには、ス
クリーン上に供給されるペースト(インク)を均一な性
状のものとするために十分に混練りすること、並びに当
該ペーストの粘度の調整および供給量の制御を確実に行
うことが必要である。
板によりなるチップに対して種々の回路素子が実装され
て製造されるが、最近においては、実装効率の一層の向
上のための要求が益々大きくなっており、このような要
求に応えるために、チップに、半田ペースト、ペースト
状レジストインク、接着ペーストなどのペーストによる
パターンを、高い精度でしかも効率的に印刷することが
求められている。このようなペーストによる微細なパタ
ーンの印刷には、通常、スクリーン印刷が好適に利用さ
れるが、良好なスクリーン印刷を実行するためには、ス
クリーン上に供給されるペースト(インク)を均一な性
状のものとするために十分に混練りすること、並びに当
該ペーストの粘度の調整および供給量の制御を確実に行
うことが必要である。
【0003】従来、スクリーン印刷機に対するペースト
の供給は、殆どの場合に作業者の手作業によって行われ
ていた。すなわち、ペーストの混練りは作業者がへらに
より行い、その粘度の調整および供給量の調整も作業者
の経験による判断に従って行われていた。また、最近に
おいては、容器内のペーストを、当該容器の上部に設け
たピストンによって容器から押し出すペースト供給装置
も提案されている。
の供給は、殆どの場合に作業者の手作業によって行われ
ていた。すなわち、ペーストの混練りは作業者がへらに
より行い、その粘度の調整および供給量の調整も作業者
の経験による判断に従って行われていた。また、最近に
おいては、容器内のペーストを、当該容器の上部に設け
たピストンによって容器から押し出すペースト供給装置
も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
の手作業によるペーストの供給においては、ペーストの
混練り、粘度の調整および供給量の制御を常に同一の再
現性をもって実行することがきわめて困難であるため、
高い信頼性を確保することができない。また、従来のペ
ースト供給装置においては、単にペーストの供給が機械
的に行われるに過ぎず、実際上ペーストの混練りを行う
ことができず、粘度の調整および供給量の制御も殆ど不
可能である、という問題点がある。
の手作業によるペーストの供給においては、ペーストの
混練り、粘度の調整および供給量の制御を常に同一の再
現性をもって実行することがきわめて困難であるため、
高い信頼性を確保することができない。また、従来のペ
ースト供給装置においては、単にペーストの供給が機械
的に行われるに過ぎず、実際上ペーストの混練りを行う
ことができず、粘度の調整および供給量の制御も殆ど不
可能である、という問題点がある。
【0005】本発明は、以上のような問題点を解決し、
ペーストの混練り、粘度の調整および供給量の制御を高
い精度で安定に達成することができ、従って高い信頼性
が得られるペースト供給装置を提供することを目的とす
る。
ペーストの混練り、粘度の調整および供給量の制御を高
い精度で安定に達成することができ、従って高い信頼性
が得られるペースト供給装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るペースト供
給装置は、上下方向に伸びる筒状の容器と、この容器の
下端部に形成したペースト供給口と、前記容器内におい
て上下方向に伸びるよう設けられ、ペースト入口および
ペースト出口が上下に離間した位置に形成された、前記
容器の内径より小さい外径を有する外套管、並びにこの
外套管内に同軸的に配設したスパイラル溝を有するスク
リュー軸を有してなるスパイラルポンプと、このスパイ
ラルポンプのスクリュー軸に連結して設けた、トルクセ
ンサーを有する駆動モーターと、前記容器内において、
外套管の周囲の環状空間を上下に移動するピストンとを
具えてなることを特徴とする。
給装置は、上下方向に伸びる筒状の容器と、この容器の
下端部に形成したペースト供給口と、前記容器内におい
て上下方向に伸びるよう設けられ、ペースト入口および
ペースト出口が上下に離間した位置に形成された、前記
容器の内径より小さい外径を有する外套管、並びにこの
外套管内に同軸的に配設したスパイラル溝を有するスク
リュー軸を有してなるスパイラルポンプと、このスパイ
ラルポンプのスクリュー軸に連結して設けた、トルクセ
ンサーを有する駆動モーターと、前記容器内において、
外套管の周囲の環状空間を上下に移動するピストンとを
具えてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のペースト供給装置によれば、容器内の
ペーストは、スパイラルポンプによって当該容器内にお
いて循環させられるために十分な混練りが達成されると
共に、当該スパイラルポンプのスクリュー軸は、トルク
センサーを有する駆動モーターによって駆動されるた
め、当該トルクセンサーによってペーストの粘度の検出
を行うことができ、従って得られる粘度情報によって混
練りの程度を制御することにより、ペーストの粘度を調
整することができる。また、このように容器内のペース
トが均一でしかも制御された状態となるため、ペースト
の供給量を確実に制御することができる。そして、ピス
トンの動作によって以上の作用を安定に達成することが
可能となる。
ペーストは、スパイラルポンプによって当該容器内にお
いて循環させられるために十分な混練りが達成されると
共に、当該スパイラルポンプのスクリュー軸は、トルク
センサーを有する駆動モーターによって駆動されるた
め、当該トルクセンサーによってペーストの粘度の検出
を行うことができ、従って得られる粘度情報によって混
練りの程度を制御することにより、ペーストの粘度を調
整することができる。また、このように容器内のペース
トが均一でしかも制御された状態となるため、ペースト
の供給量を確実に制御することができる。そして、ピス
トンの動作によって以上の作用を安定に達成することが
可能となる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のペースト供給装置10の基本
的構成の一例を示す説明用断面図である。このペースト
供給装置10は円筒状容器11を具え、この容器11は、基本
的に、上下方向に伸びるよう設けられた円筒状容器本体
12と、その上部に気密に接続された、同一の内径を有す
る上部カバー13とにより構成されている。容器本体12の
下端部には、円錐状部分14を介して、小径の上下方向に
伸びるペースト供給用筒部15が一体に形成され、このペ
ースト供給用筒部15の下端にペースト供給口16が形成さ
れている。また、容器本体12の上部カバー13上には、ト
ルクセンサー(図示せず)を有する駆動モーター17が配
置されると共に、一対のエアコネクタ18,19 が設けられ
ている。
的構成の一例を示す説明用断面図である。このペースト
供給装置10は円筒状容器11を具え、この容器11は、基本
的に、上下方向に伸びるよう設けられた円筒状容器本体
12と、その上部に気密に接続された、同一の内径を有す
る上部カバー13とにより構成されている。容器本体12の
下端部には、円錐状部分14を介して、小径の上下方向に
伸びるペースト供給用筒部15が一体に形成され、このペ
ースト供給用筒部15の下端にペースト供給口16が形成さ
れている。また、容器本体12の上部カバー13上には、ト
ルクセンサー(図示せず)を有する駆動モーター17が配
置されると共に、一対のエアコネクタ18,19 が設けられ
ている。
【0009】容器11内には、その中心軸に沿って容器11
の内径より小さい外径を有する円筒状の外套管20が、そ
の上端が上部カバー13に固定されて配設されている。こ
の外套管20の容器本体12内における下方部分21の開放さ
れた下端筒部は、容器本体12の円錐状部分14の下端筒部
に嵌合しており、開口22を介してペースト供給用筒部15
内に連通している。この外套管20の下方部分21の下端に
は、当該外套管20の周壁を貫通する孔によってペースト
入口23が形成されると共に、下方部分21の上端には同様
の貫通孔によってペースト出口24が形成され、この外套
管20の下方部分21と、その内部に同軸的に設けられたス
クリュー軸25とにより、スパイラルポンプ26が構成され
ている。
の内径より小さい外径を有する円筒状の外套管20が、そ
の上端が上部カバー13に固定されて配設されている。こ
の外套管20の容器本体12内における下方部分21の開放さ
れた下端筒部は、容器本体12の円錐状部分14の下端筒部
に嵌合しており、開口22を介してペースト供給用筒部15
内に連通している。この外套管20の下方部分21の下端に
は、当該外套管20の周壁を貫通する孔によってペースト
入口23が形成されると共に、下方部分21の上端には同様
の貫通孔によってペースト出口24が形成され、この外套
管20の下方部分21と、その内部に同軸的に設けられたス
クリュー軸25とにより、スパイラルポンプ26が構成され
ている。
【0010】スクリュー軸25は、上下方向に伸びる回転
軸27に固定されたスパイラル翼28を有してなり、このス
パイラル翼28間の空間によってスパイラル溝29が形成さ
れている。このスクリュー軸25に係る回転軸27の上部
は、外套管20の上方部分30内に設けられた支承機構31に
よって回転自在に支承されると共に、その上端は、連結
機構32を介して、容器11の上部カバー13上に配設した駆
動モーター17の駆動軸33に連結されている。
軸27に固定されたスパイラル翼28を有してなり、このス
パイラル翼28間の空間によってスパイラル溝29が形成さ
れている。このスクリュー軸25に係る回転軸27の上部
は、外套管20の上方部分30内に設けられた支承機構31に
よって回転自在に支承されると共に、その上端は、連結
機構32を介して、容器11の上部カバー13上に配設した駆
動モーター17の駆動軸33に連結されている。
【0011】一方、回転軸27の下部は外套管20の開口22
から下方に突出して外套管20のペースト供給用筒部15内
に位置され、これに前記スパイラル翼28と同方向のスパ
イラル翼41が設けられ、これによりペースト供給部40が
構成されている。
から下方に突出して外套管20のペースト供給用筒部15内
に位置され、これに前記スパイラル翼28と同方向のスパ
イラル翼41が設けられ、これによりペースト供給部40が
構成されている。
【0012】容器11内には、外套管20とによって形成さ
れる環状空間内を、外套管20の外周面に嵌合した状態で
上下に移動するエアピストン50が設けられている。この
エアピストン50は、容器本体12の下端の円錐状部分14と
適合する円錐状の下面を有する中央部分51と、容器11の
内周面に沿って移動する環状の外周エッジ部52とを有し
ている。
れる環状空間内を、外套管20の外周面に嵌合した状態で
上下に移動するエアピストン50が設けられている。この
エアピストン50は、容器本体12の下端の円錐状部分14と
適合する円錐状の下面を有する中央部分51と、容器11の
内周面に沿って移動する環状の外周エッジ部52とを有し
ている。
【0013】一対のエアコネクタ18,19 のうちの一方の
エアコネクタ18から伸びるエアチューブ55が、エアピス
トン50の中央部分51に形成された環状空間の下方部分S
1 に開口する貫通孔53に接続されている。このエアチュ
ーブ55は、エアピストン50の降下が許容されるよう十分
な長さを有し、図1に示すエアピストン50が上昇された
状態においては、余分のエアチューブ55は、環状空間の
当該エアピストン50より上の上方部分S2 内に収納され
る。この上方部分S2 には、他方のエアコネクタ19が連
通している。
エアコネクタ18から伸びるエアチューブ55が、エアピス
トン50の中央部分51に形成された環状空間の下方部分S
1 に開口する貫通孔53に接続されている。このエアチュ
ーブ55は、エアピストン50の降下が許容されるよう十分
な長さを有し、図1に示すエアピストン50が上昇された
状態においては、余分のエアチューブ55は、環状空間の
当該エアピストン50より上の上方部分S2 内に収納され
る。この上方部分S2 には、他方のエアコネクタ19が連
通している。
【0014】そして、駆動モーター17のトルクセンサー
からの検出トルク信号を受け、これに応じて当該駆動モ
ーター17の回転を制御する機能を有する駆動制御装置を
設ける。図2は、駆動制御装置の一例の構成を示し、こ
の例の駆動制御装置は、駆動制御部60と、表示部62およ
び指示設定部63と、電源部(図示せず)と、圧縮エア制
御部66とより構成されている。駆動制御部60は、集中処
理制御部71と、駆動モーター制御部72と、電流検出部73
とよりなり、駆動モーター制御部72よりの駆動信号DS
によって駆動モーター17が駆動されると共に、駆動モー
ター17のトルクセンサーよりの検出トルク信号TSが駆
動モーター制御部72に制御信号として帰還される。
からの検出トルク信号を受け、これに応じて当該駆動モ
ーター17の回転を制御する機能を有する駆動制御装置を
設ける。図2は、駆動制御装置の一例の構成を示し、こ
の例の駆動制御装置は、駆動制御部60と、表示部62およ
び指示設定部63と、電源部(図示せず)と、圧縮エア制
御部66とより構成されている。駆動制御部60は、集中処
理制御部71と、駆動モーター制御部72と、電流検出部73
とよりなり、駆動モーター制御部72よりの駆動信号DS
によって駆動モーター17が駆動されると共に、駆動モー
ター17のトルクセンサーよりの検出トルク信号TSが駆
動モーター制御部72に制御信号として帰還される。
【0015】表示部62には、例えば装置の運転が可能で
あることを表示する運転可能表示機構75、容器11内のペ
ースト量の不足を示すペースト不足表示機構76、ペース
トの粘度を表示する粘度表示機構77、その他が設けら
れ、指示設定部63には、粘度設定部80、ペーストの初期
供給量設定部81およびその自動−手動状態を切り替える
ための動作状態切替え部82、定常供給量設定部83および
その自動−手動状態を切り替えるための動作状態切替え
部84、その他が設けられる。
あることを表示する運転可能表示機構75、容器11内のペ
ースト量の不足を示すペースト不足表示機構76、ペース
トの粘度を表示する粘度表示機構77、その他が設けら
れ、指示設定部63には、粘度設定部80、ペーストの初期
供給量設定部81およびその自動−手動状態を切り替える
ための動作状態切替え部82、定常供給量設定部83および
その自動−手動状態を切り替えるための動作状態切替え
部84、その他が設けられる。
【0016】圧縮エア制御部66は、圧縮エア源86および
切替えバルブ87を有し、駆動制御部60の集中処理制御部
71からの制御信号によって作動される切替えバルブ制御
部85により、切替えバルブ87を介して、ペースト供給装
置10のエアコネクタ18,19 の一方が圧縮エア源86に接続
されると共に他方が大気に連通させられる。圧縮エア源
86から切替えバルブ87に至る圧縮エア通路には、必要に
応じて、エアフィルター、レギュレーター、圧力計など
を介挿することが好ましい。
切替えバルブ87を有し、駆動制御部60の集中処理制御部
71からの制御信号によって作動される切替えバルブ制御
部85により、切替えバルブ87を介して、ペースト供給装
置10のエアコネクタ18,19 の一方が圧縮エア源86に接続
されると共に他方が大気に連通させられる。圧縮エア源
86から切替えバルブ87に至る圧縮エア通路には、必要に
応じて、エアフィルター、レギュレーター、圧力計など
を介挿することが好ましい。
【0017】図1の例においては、容器本体12は例えば
樹脂製とされ、この容器本体12を確実に装着するため
に、上部カバー13に着脱自在に固定される金属製の容器
本体保持カバー90が設けられている。また、容器本体12
内のペーストを必要に応じて加熱するための加熱機構を
設けることが好ましく、この加熱機構は、例えば容器本
体保持カバー90に設けることができる。
樹脂製とされ、この容器本体12を確実に装着するため
に、上部カバー13に着脱自在に固定される金属製の容器
本体保持カバー90が設けられている。また、容器本体12
内のペーストを必要に応じて加熱するための加熱機構を
設けることが好ましく、この加熱機構は、例えば容器本
体保持カバー90に設けることができる。
【0018】以上のような構成のペースト供給装置10
は、次のように動作する。すなわち、容器11の容器本体
12内が供給すべきペーストによって充填された状態にお
いて、駆動モーター17を駆動し、回転軸27を介してスク
リュー軸25を正転させると、外套管20内のペーストはス
クリュー軸25のスパイラル翼28およびスパイラル溝29の
動作によって上方に移動され、これにより容器本体12内
のペーストは、外套管20のペースト入口23から導入され
て外套管20内を上昇した後、上方のペースト出口24から
容器本体12内へ吐出されるようになる。すなわち、スパ
イラルポンプ26の正転動作によって容器本体12内のペー
ストが循環させられることとなり、このようなスパイラ
ルポンプ26の正転動作を継続することによって容器本体
12内のペーストの混練りが行われ、ペーストを均一な状
態のものとすることができる。
は、次のように動作する。すなわち、容器11の容器本体
12内が供給すべきペーストによって充填された状態にお
いて、駆動モーター17を駆動し、回転軸27を介してスク
リュー軸25を正転させると、外套管20内のペーストはス
クリュー軸25のスパイラル翼28およびスパイラル溝29の
動作によって上方に移動され、これにより容器本体12内
のペーストは、外套管20のペースト入口23から導入され
て外套管20内を上昇した後、上方のペースト出口24から
容器本体12内へ吐出されるようになる。すなわち、スパ
イラルポンプ26の正転動作によって容器本体12内のペー
ストが循環させられることとなり、このようなスパイラ
ルポンプ26の正転動作を継続することによって容器本体
12内のペーストの混練りが行われ、ペーストを均一な状
態のものとすることができる。
【0019】以上のようにスパイラルポンプ26が正転動
作されている間、ペースト供給用筒部15内においては、
スパイラル翼28と同方向のスパイラル翼41が同様にペー
ストを上昇させる方向に動作するため、ペーストが重力
によってペースト供給口16から漏出することはない。
作されている間、ペースト供給用筒部15内においては、
スパイラル翼28と同方向のスパイラル翼41が同様にペー
ストを上昇させる方向に動作するため、ペーストが重力
によってペースト供給口16から漏出することはない。
【0020】また、スパイラルポンプ26を駆動する駆動
モーター17にはトルクセンサーが設けられており、この
トルクセンサーから得られる検出トルク信号は、スクリ
ュー軸25が受ける負荷に応じた大きさのものとなるか
ら、結局、外套管20内のペーストの粘度に応じた信号で
あり、従ってこの検出トルク信号によって容器本体12内
のペーストの粘度を測定することができる。そして、例
えばスクリュー軸25の回転速度を大きくすると、ペース
トに作用される剪断力が大きくなると共にペーストの温
度が上昇するためにペーストの粘度が低下するようにな
るので、検出トルク信号に基づいて駆動制御装置により
駆動モーター17の回転速度などを制御することにより、
容器本体12内のペーストの粘度を調整することができ
る。
モーター17にはトルクセンサーが設けられており、この
トルクセンサーから得られる検出トルク信号は、スクリ
ュー軸25が受ける負荷に応じた大きさのものとなるか
ら、結局、外套管20内のペーストの粘度に応じた信号で
あり、従ってこの検出トルク信号によって容器本体12内
のペーストの粘度を測定することができる。そして、例
えばスクリュー軸25の回転速度を大きくすると、ペース
トに作用される剪断力が大きくなると共にペーストの温
度が上昇するためにペーストの粘度が低下するようにな
るので、検出トルク信号に基づいて駆動制御装置により
駆動モーター17の回転速度などを制御することにより、
容器本体12内のペーストの粘度を調整することができ
る。
【0021】また、容器本体12内のペーストのための加
熱機構が設けられている場合には、以上の駆動モーター
17の制御による粘度調整と共に当該加熱機構の動作を制
御してペーストの温度を独立の因子として制御すること
ができるため、きわめて効率的に容器本体12内のペース
トの粘度の調整を達成することができる。
熱機構が設けられている場合には、以上の駆動モーター
17の制御による粘度調整と共に当該加熱機構の動作を制
御してペーストの温度を独立の因子として制御すること
ができるため、きわめて効率的に容器本体12内のペース
トの粘度の調整を達成することができる。
【0022】更に、以上のようにして混練りと粘度の調
整がなされた容器本体12内のペーストの供給は、駆動モ
ーター17の回転方向を変えてスパイラルポンプ26を逆転
動作させることにより、行うことができる。このとき、
外套管20内のペーストは下方に移動されるようになり、
その結果、容器本体12内のペーストは、ペースト入口23
から導入されるものも含めて、外套管20の下端の開口22
からペースト供給部40のペースト供給用筒部15内に移動
され、スパイラル翼41およびそのスパイラル溝によって
ペースト供給口16から押し出される。
整がなされた容器本体12内のペーストの供給は、駆動モ
ーター17の回転方向を変えてスパイラルポンプ26を逆転
動作させることにより、行うことができる。このとき、
外套管20内のペーストは下方に移動されるようになり、
その結果、容器本体12内のペーストは、ペースト入口23
から導入されるものも含めて、外套管20の下端の開口22
からペースト供給部40のペースト供給用筒部15内に移動
され、スパイラル翼41およびそのスパイラル溝によって
ペースト供給口16から押し出される。
【0023】而して、このようにスパイラルポンプ26の
逆転動作によってペースト供給口16から供給されるペー
ストの量は、スパイラルポンプ26の回転数あるいは時間
に対応するから、当該スパイラルポンプ26の逆転動作を
制御することにより、ペースト供給口16よりのペースト
の供給量を高い精度で制御することができる。
逆転動作によってペースト供給口16から供給されるペー
ストの量は、スパイラルポンプ26の回転数あるいは時間
に対応するから、当該スパイラルポンプ26の逆転動作を
制御することにより、ペースト供給口16よりのペースト
の供給量を高い精度で制御することができる。
【0024】以上のようにしてペーストが供給されるこ
とにより容器本体12内のペースト量は減少するが、ペー
ストは流動性の高いものではなくてしかも付着性を有し
ているため、一部のペーストは容器本体12の内壁面に付
着したままの状態となる。また、容器本体12内のペース
トの上面層には、空気が巻き込まれてしまう場合があ
る。このような現象が生ずると、容器本体12内のペース
トを全部供給することができなくなるのみでなく、上述
のペーストの混練り、粘度の調整および供給量の制御を
十分好適に行うことができない。
とにより容器本体12内のペースト量は減少するが、ペー
ストは流動性の高いものではなくてしかも付着性を有し
ているため、一部のペーストは容器本体12の内壁面に付
着したままの状態となる。また、容器本体12内のペース
トの上面層には、空気が巻き込まれてしまう場合があ
る。このような現象が生ずると、容器本体12内のペース
トを全部供給することができなくなるのみでなく、上述
のペーストの混練り、粘度の調整および供給量の制御を
十分好適に行うことができない。
【0025】然るに、容器11内には、エアピストン50が
設けられており、これを動作させることにより、上述の
現象を解消することができる。すなわち、エアコネクタ
19を介して圧縮エアを環状空間におけるエアピストン50
の上部の上方部分S2 に導入すると、エアピストン50が
降下し、このとき、外周エッジ部52が容器11の内周面に
沿って移動するために、付着していたペーストが掻き落
とされると共に、エアピストン50によってペーストの上
面層に与えられる衝撃により、巻き込まれていた空気の
気泡が潰されるようになる。このように、エアピストン
50の作用によって、上述の容器本体12内のペーストの混
練り、粘度の調整および供給量の制御を確実に達成する
ことが可能となる。
設けられており、これを動作させることにより、上述の
現象を解消することができる。すなわち、エアコネクタ
19を介して圧縮エアを環状空間におけるエアピストン50
の上部の上方部分S2 に導入すると、エアピストン50が
降下し、このとき、外周エッジ部52が容器11の内周面に
沿って移動するために、付着していたペーストが掻き落
とされると共に、エアピストン50によってペーストの上
面層に与えられる衝撃により、巻き込まれていた空気の
気泡が潰されるようになる。このように、エアピストン
50の作用によって、上述の容器本体12内のペーストの混
練り、粘度の調整および供給量の制御を確実に達成する
ことが可能となる。
【0026】エアピストン50が降下するときには、環状
空間の下方部分S1 内の空気は、エアピストン50に形成
された貫通孔53を介して上方部分S2 からエアチューブ
55を通って大気中に放出されるが、貫通孔53がペースト
によって閉塞されないようにボール弁などを設けておく
ことが好ましい。また、エアピストン50が上昇するとき
は、逆に環状空間の下方部分S1 に圧縮エアが導入さ
れ、上方部分S2 の空気が大気中に放出される。
空間の下方部分S1 内の空気は、エアピストン50に形成
された貫通孔53を介して上方部分S2 からエアチューブ
55を通って大気中に放出されるが、貫通孔53がペースト
によって閉塞されないようにボール弁などを設けておく
ことが好ましい。また、エアピストン50が上昇するとき
は、逆に環状空間の下方部分S1 に圧縮エアが導入さ
れ、上方部分S2 の空気が大気中に放出される。
【0027】また、エアピストン50の中央部分51の下面
は、容器本体12の下端の円錐状部分14と適合する円錐状
であるため、容器本体12内のペーストを完全に排出させ
て容器本体12内を容易に空にすることができる。なお、
装置を使用しないときにペースト供給口16を密閉するキ
ャップを準備しておくことが好ましい。
は、容器本体12の下端の円錐状部分14と適合する円錐状
であるため、容器本体12内のペーストを完全に排出させ
て容器本体12内を容易に空にすることができる。なお、
装置を使用しないときにペースト供給口16を密閉するキ
ャップを準備しておくことが好ましい。
【0028】容器本体12内にペーストを充填するために
は、例えば、単独に分離された容器本体12と同様の形状
の包装容器を用意してその中にペーストを満たした上で
密閉しておき、この容器を、容器本体保持カバー90が外
されたペースト供給装置10に装着し、その後容器本体保
持カバー90を上部カバー13に装着すればよい。ペースト
を満たした容器本体12を装着する作業中は、スパイラル
ポンプ26を正転動作させておくことが好ましい。
は、例えば、単独に分離された容器本体12と同様の形状
の包装容器を用意してその中にペーストを満たした上で
密閉しておき、この容器を、容器本体保持カバー90が外
されたペースト供給装置10に装着し、その後容器本体保
持カバー90を上部カバー13に装着すればよい。ペースト
を満たした容器本体12を装着する作業中は、スパイラル
ポンプ26を正転動作させておくことが好ましい。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明においては、種々の変更が可能である。例え
ば、ペースト供給口からペーストを供給するためには、
スパイラルポンプの逆転動作によらずに、エアピストン
を降下させるようにしてもよい。この場合には、ペース
ト供給量の制御の精度は若干低下するが、厳密な制御が
要求されない場合には十分である。また、エアピストン
の代わりに電動ピストンを用いることも可能である。
が、本発明においては、種々の変更が可能である。例え
ば、ペースト供給口からペーストを供給するためには、
スパイラルポンプの逆転動作によらずに、エアピストン
を降下させるようにしてもよい。この場合には、ペース
ト供給量の制御の精度は若干低下するが、厳密な制御が
要求されない場合には十分である。また、エアピストン
の代わりに電動ピストンを用いることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のペースト供給装
置によれば、容器内のペーストは、スパイラルポンプに
よって当該容器内において循環させられるために十分な
混練りが達成されると共に、当該スパイラルポンプのス
クリュー軸は、トルクセンサーを有する駆動モーターに
よって駆動されるため、当該トルクセンサーによってペ
ーストの粘度の検出を行うことができ、従って得られる
粘度情報によってペーストの粘度を調整することがで
き、また、このように容器内のペーストが均一でしかも
制御された状態となるため、ペーストの供給量を確実に
制御することができる。そして、ピストンの動作によっ
て以上の作用を安定に達成することが可能となる。
置によれば、容器内のペーストは、スパイラルポンプに
よって当該容器内において循環させられるために十分な
混練りが達成されると共に、当該スパイラルポンプのス
クリュー軸は、トルクセンサーを有する駆動モーターに
よって駆動されるため、当該トルクセンサーによってペ
ーストの粘度の検出を行うことができ、従って得られる
粘度情報によってペーストの粘度を調整することがで
き、また、このように容器内のペーストが均一でしかも
制御された状態となるため、ペーストの供給量を確実に
制御することができる。そして、ピストンの動作によっ
て以上の作用を安定に達成することが可能となる。
【図1】本発明のペースト供給装置の一実施例の構成を
示す説明用断面図である。
示す説明用断面図である。
【図2】本発明のペースト供給装置に用いられる駆動制
御装置の一例の概略を示すブロック図である。
御装置の一例の概略を示すブロック図である。
10 ペースト供給装置 11 円筒状容器 12 容器本体 13 上部カバー 14 円錐状部分 15 ペースト供給用筒部 16 ペースト供給口 17 駆動モーター 18 エアコネクタ 18 エアコネクタ 20 外套管 21 下方部分 22 開口 23 ペースト入口 24 ペースト出口 25 スクリュー軸 26 スパイラルポンプ 27 回転軸 28 スパイラル翼 29 スパイラル溝 30 上方部分 31 支承機構 32 連結機構 33 駆動軸 40 ペースト供給部 41 スパイラル翼 50 エアピストン 51 中央部分 52 外周エッジ部 S1 下方部分 S2 上方部分 53 貫通孔 55 エアチューブ 60 駆動制御部 62 表示部 63 指示設定部 66 圧縮エア制御部 71 集中処理制御部 72 駆動モーター制御部 73 電流検出部 DS 駆動信号 TS 検出トルク信号 75 運転可能表示機構 76 ペースト不足表示機構 77 粘度表示機構 80 粘度設定部 81 初期供給量設定部 82 動作状態切替え部 83 定常供給量設定部 84 動作状態切替え部 85 切替えバルブ制御部 86 圧縮エア源 87 切替えバルブ 90 容器本体保持カバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 15/40 B01J 4/00 103 B41F 15/08 303 B41F 31/08 G01N 11/14
Claims (2)
- 【請求項1】 上下方向に伸びる筒状の容器と、この容
器の下端部に形成したペースト供給口と、前記容器内に
おいて上下方向に伸びるよう設けられ、ペースト入口お
よびペースト出口が上下に離間した位置に形成された、
前記容器の内径より小さい外径を有する外套管、並びに
この外套管内に同軸的に配設したスパイラル溝を有する
スクリュー軸を有してなるスパイラルポンプと、このス
パイラルポンプのスクリュー軸に連結して設けた、トル
クセンサーを有する駆動モーターと、前記容器内におい
て、外套管の周囲の環状空間を上下に移動するピストン
とを具えてなることを特徴とするペースト供給装置。 - 【請求項2】 容器はその下端部に上下方向に伸びる小
径筒状のペースト供給用筒部を有し、このペースト供給
用筒部内には、前記スクリュー軸と同方向のスパイラル
溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
ペースト供給装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14819391A JP2889018B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ペースト供給装置 |
| US07/881,267 US5265773A (en) | 1991-05-24 | 1992-05-11 | Paste feeding apparatus |
| EP92108153A EP0514770B1 (en) | 1991-05-24 | 1992-05-14 | Paste feeding apparatus |
| DE69204902T DE69204902T2 (de) | 1991-05-24 | 1992-05-14 | Vorrichtung für die Zuführung von pasteartigem Stoff. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14819391A JP2889018B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ペースト供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04347638A JPH04347638A (ja) | 1992-12-02 |
| JP2889018B2 true JP2889018B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15447338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14819391A Expired - Lifetime JP2889018B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ペースト供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889018B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3364625B2 (ja) * | 1993-06-16 | 2003-01-08 | 谷電機工業株式会社 | スクリーン印刷装置ならびにスクリーン印刷方式 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14819391A patent/JP2889018B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04347638A (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990126 |