JP2909618B2 - コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法 - Google Patents
コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法Info
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- concrete curing
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート養生
用枠及びコンクリート養生方法に関するものである。更
に詳しくは、例えばコンクリートブロックなどのコンク
リート二次製品の製造におけるコンクリート養生作業に
おいて、スチームを節約できると共に作業環境を向上さ
せることができるコンクリート養生用枠及びコンクリー
ト養生方法に関するものである。
用枠及びコンクリート養生方法に関するものである。更
に詳しくは、例えばコンクリートブロックなどのコンク
リート二次製品の製造におけるコンクリート養生作業に
おいて、スチームを節約できると共に作業環境を向上さ
せることができるコンクリート養生用枠及びコンクリー
ト養生方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】コンクリートブロックなどのコンクリート
二次製品の製造においては、型枠にコンクリートを流し
込んだ後、一定の時間養生をし、コンクリートの水分が
抜けて、ある程度硬化したところで型抜きを行う。この
養生の際、コンクリートの硬化を早めるために、型枠を
包むように合成樹脂製のシートを被せ、シート内部にス
チームを送り込んでいる。また、他の手段として、大型
のスチーム室をつくり、このスチーム室に型枠を運び込
んで、同様にスチームでコンクリートを温めて養生する
方法もあった。
二次製品の製造においては、型枠にコンクリートを流し
込んだ後、一定の時間養生をし、コンクリートの水分が
抜けて、ある程度硬化したところで型抜きを行う。この
養生の際、コンクリートの硬化を早めるために、型枠を
包むように合成樹脂製のシートを被せ、シート内部にス
チームを送り込んでいる。また、他の手段として、大型
のスチーム室をつくり、このスチーム室に型枠を運び込
んで、同様にスチームでコンクリートを温めて養生する
方法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記した従
来の方法には次のような課題があった。 (a)シートを使用する方法では、シートの隙間からス
チームが抜けてしまうので、養生中絶えずスチームを送
り続ける必要がある。従って、大量のスチームが無駄に
なり、運転維持費もコスト高となる。また、スチームが
絶えず送り込まれるので、シート内には大量の結露水が
発生する。このため、シートが水と油にまみれて汚れる
ので、取り扱いの際に衣服を汚すなど、作業環境がよく
ない。
来の方法には次のような課題があった。 (a)シートを使用する方法では、シートの隙間からス
チームが抜けてしまうので、養生中絶えずスチームを送
り続ける必要がある。従って、大量のスチームが無駄に
なり、運転維持費もコスト高となる。また、スチームが
絶えず送り込まれるので、シート内には大量の結露水が
発生する。このため、シートが水と油にまみれて汚れる
ので、取り扱いの際に衣服を汚すなど、作業環境がよく
ない。
【0004】(b)スチーム室を使用する方法では、ス
チーム室をつくるために多大な設備投資が必要である。
また、スチーム室は固定されているので、使用するには
型枠を運び込む必要があるが、その際の型枠の大きさや
形状に様々な制限があるため使いにくい。
チーム室をつくるために多大な設備投資が必要である。
また、スチーム室は固定されているので、使用するには
型枠を運び込む必要があるが、その際の型枠の大きさや
形状に様々な制限があるため使いにくい。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、コ
ンクリートブロックなどのコンクリート二次製品の製造
におけるコンクリート養生作業において、スチームの無
駄を低減すると共に作業環境を向上させることができる
コンクリート養生用枠を提供することを目的とする。ま
た、設備費用が比較的安価で、型枠の大きさや形状にそ
れほど制限を受けず使いやすいコンクリート養生用枠を
提供することを目的とする。
ンクリートブロックなどのコンクリート二次製品の製造
におけるコンクリート養生作業において、スチームの無
駄を低減すると共に作業環境を向上させることができる
コンクリート養生用枠を提供することを目的とする。ま
た、設備費用が比較的安価で、型枠の大きさや形状にそ
れほど制限を受けず使いやすいコンクリート養生用枠を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、コンクリート二次製品の製造において使用
されるコンクリート養生用枠であって、この養生用枠
は、分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態では下
部が開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態となる
複数の枠部材を備えている、コンクリート養生用枠であ
る。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、コンクリート二次製品の製造において使用
されるコンクリート養生用枠であって、この養生用枠
は、分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態では下
部が開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態となる
複数の枠部材を備えている、コンクリート養生用枠であ
る。
【0007】第2の発明にあっては、コンクリート二次
製品の製造において使用されるコンクリート養生用枠で
あって、この養生用枠は、分解及び組み立てが可能で、
組み立てた状態では下部が開口し側部と上部が実質的に
封鎖された状態となる複数の枠部材を備えており、当該
枠部材は、側面部材を備えている下部枠部材と、側面部
材と上面部材を備えている上部枠部材と、を備えてい
る、コンクリート養生用枠である。
製品の製造において使用されるコンクリート養生用枠で
あって、この養生用枠は、分解及び組み立てが可能で、
組み立てた状態では下部が開口し側部と上部が実質的に
封鎖された状態となる複数の枠部材を備えており、当該
枠部材は、側面部材を備えている下部枠部材と、側面部
材と上面部材を備えている上部枠部材と、を備えてい
る、コンクリート養生用枠である。
【0008】第3の発明にあっては、枠部材は実質的に
同一形状で、側面部材が接合面側へ向けて末広がりに形
成してある、第1または第2の発明に係るコンクリート
養生用枠である。
同一形状で、側面部材が接合面側へ向けて末広がりに形
成してある、第1または第2の発明に係るコンクリート
養生用枠である。
【0009】第4の発明にあっては、下部枠部材の上部
に上部枠部材を載置する際の位置決めを容易にするガイ
ド部材が設けてある、第2または3の発明に係るコンク
リート養生用枠である。
に上部枠部材を載置する際の位置決めを容易にするガイ
ド部材が設けてある、第2または3の発明に係るコンク
リート養生用枠である。
【0010】第5の発明にあっては、枠部材の底部に走
行手段が設けてある、第1ないし第4の発明に係るコン
クリート養生用枠である。
行手段が設けてある、第1ないし第4の発明に係るコン
クリート養生用枠である。
【0011】第6の発明にあっては、コンクリート二次
製品の製造におけるコンクリート養生方法であって、こ
の方法は、分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態
では下部が開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態
となる複数の枠部材を、コンクリート二次製品を製造す
る型枠の設置場所に移動させるステップ、型枠を内部に
収容するようにして枠部材を組み立てるステップ、枠部
材内部にスチームを送り込むステップ、を含んでいる、
コンクリート養生方法である。
製品の製造におけるコンクリート養生方法であって、こ
の方法は、分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態
では下部が開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態
となる複数の枠部材を、コンクリート二次製品を製造す
る型枠の設置場所に移動させるステップ、型枠を内部に
収容するようにして枠部材を組み立てるステップ、枠部
材内部にスチームを送り込むステップ、を含んでいる、
コンクリート養生方法である。
【0012】(作 用)コンクリート二次製品の製造に
おいて、型枠にコンクリートを流し込んだ後、その型枠
を内部に収容するようにして、枠部材を組み立ててコン
クリート養生用枠を形成する。コンクリート養生用枠の
内部にスチームを送給し、枠内部が所要の温度に達した
らスチームの送給を停止し、所要時間放置する。これに
より、枠内部の型枠内のコンクリートが加温されて水分
が抜け、比較的短い時間で硬化し、型抜きが可能とな
る。
おいて、型枠にコンクリートを流し込んだ後、その型枠
を内部に収容するようにして、枠部材を組み立ててコン
クリート養生用枠を形成する。コンクリート養生用枠の
内部にスチームを送給し、枠内部が所要の温度に達した
らスチームの送給を停止し、所要時間放置する。これに
より、枠内部の型枠内のコンクリートが加温されて水分
が抜け、比較的短い時間で硬化し、型抜きが可能とな
る。
【0013】コンクリート養生用枠は側部と上部が封鎖
されており、枠内部はほぼ密閉状態となるので、枠内部
に送給されたスチームは抜けにくい。従って、スチーム
が枠内部に充満し所要の温度になったときにスチームの
送給を停止しても枠内部の温度は急激には低下しない。
これにより、スチームの無駄を低減することができ、運
転維持費も安価になる。
されており、枠内部はほぼ密閉状態となるので、枠内部
に送給されたスチームは抜けにくい。従って、スチーム
が枠内部に充満し所要の温度になったときにスチームの
送給を停止しても枠内部の温度は急激には低下しない。
これにより、スチームの無駄を低減することができ、運
転維持費も安価になる。
【0014】枠部材が、側面部材を備えた下部枠部材
と、側面部材と上面部材を備えた上部枠部材を備えてい
るものにあっては、枠部材が大型のものであっても小さ
く分解可能となるので、保管や運搬の際に嵩張らず便利
である。
と、側面部材と上面部材を備えた上部枠部材を備えてい
るものにあっては、枠部材が大型のものであっても小さ
く分解可能となるので、保管や運搬の際に嵩張らず便利
である。
【0015】枠部材が実質的に同一形状で、側面部材が
接合面側へ向けて末広がりに形成してあるものにあって
は、枠部材の側面部と上面部の外面側に他の枠部材の側
面部と上面部の内面側を合せるようにして重ねることが
できる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利であ
る。
接合面側へ向けて末広がりに形成してあるものにあって
は、枠部材の側面部と上面部の外面側に他の枠部材の側
面部と上面部の内面側を合せるようにして重ねることが
できる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利であ
る。
【0016】下部枠部材の上部に上部枠部材を載置する
際の位置決めを容易にするガイド部材が設けてあるもの
にあっては、位置決めが容易にできるので、下部枠部材
と上部枠部材の取着作業が迅速にできる。
際の位置決めを容易にするガイド部材が設けてあるもの
にあっては、位置決めが容易にできるので、下部枠部材
と上部枠部材の取着作業が迅速にできる。
【0017】枠部材の底部に走行手段が設けてあるもの
にあっては、枠部材またはコンクリート養生用枠の移動
が容易にでき、設置位置の細かい調整も簡単であるの
で、作業性に優れている。
にあっては、枠部材またはコンクリート養生用枠の移動
が容易にでき、設置位置の細かい調整も簡単であるの
で、作業性に優れている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係るコン
クリート養生用枠の実施の形態を示す斜視図、図2は上
部養生枠の斜視図、図3は下部養生枠の斜視図、図4は
下部養生枠のキャスター部及びスカート部の構造を示す
説明図である。
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係るコン
クリート養生用枠の実施の形態を示す斜視図、図2は上
部養生枠の斜視図、図3は下部養生枠の斜視図、図4は
下部養生枠のキャスター部及びスカート部の構造を示す
説明図である。
【0019】符号Aはコンクリート養生用枠で、二基の
上部養生枠1と、同じく二基の下部養生枠2を備えてい
る。図2を参照して上部養生枠1の構造を説明する。上
部養生枠1は、一端側が直角に接続された長方形の側面
部材11、12と、これら側面部材11、12の上辺部
を二辺とする直角三角形状の上面部材13を備えてい
る。側面部材11、12及び上面部材13はそれぞれ金
属製の枠材10で枠組みされている。枠材10で形成さ
れた窓部には、FRP製の封鎖板14が張設されてい
る。
上部養生枠1と、同じく二基の下部養生枠2を備えてい
る。図2を参照して上部養生枠1の構造を説明する。上
部養生枠1は、一端側が直角に接続された長方形の側面
部材11、12と、これら側面部材11、12の上辺部
を二辺とする直角三角形状の上面部材13を備えてい
る。側面部材11、12及び上面部材13はそれぞれ金
属製の枠材10で枠組みされている。枠材10で形成さ
れた窓部には、FRP製の封鎖板14が張設されてい
る。
【0020】上面部材13の枠材10のうち、三箇所の
角部近傍にはU状で折り畳み式の吊下げ金具15が設け
てある。側面部材11の先端寄りには、枠内部の温度を
外部から見ることができる温度計16が設けてある。側
面部材11、12及び上面部材13の先端辺部で形成さ
れるコ状部分には、全長にわたりゴム製のシール部材1
7が取り付けてある。なお、図面に示した上部養生枠1
と対になる他の上部養生枠1には、このシール部材17
は設けられていない。
角部近傍にはU状で折り畳み式の吊下げ金具15が設け
てある。側面部材11の先端寄りには、枠内部の温度を
外部から見ることができる温度計16が設けてある。側
面部材11、12及び上面部材13の先端辺部で形成さ
れるコ状部分には、全長にわたりゴム製のシール部材1
7が取り付けてある。なお、図面に示した上部養生枠1
と対になる他の上部養生枠1には、このシール部材17
は設けられていない。
【0021】側面部材11、12の先端辺部の中央部に
は、他の上部養生枠1と取着する際に使用するボルト取
着部18が設けてある。ボルト取着部18は側面部材1
1、12の枠材10の外面側に設けてある外口部181
を備えている。接合面板182は枠材10外面とは45
°の角度をもって形成してあり、外口部181に対応し
てボルト口183が設けてある(図5参照)。側面部材
11、12の外面側下部には、枠材10の縦部材の中間
部の六箇所に取着金具19(図6参照)が設けられてい
る。取着金具19は底板にボルト孔(図示省略)が設け
てある。
は、他の上部養生枠1と取着する際に使用するボルト取
着部18が設けてある。ボルト取着部18は側面部材1
1、12の枠材10の外面側に設けてある外口部181
を備えている。接合面板182は枠材10外面とは45
°の角度をもって形成してあり、外口部181に対応し
てボルト口183が設けてある(図5参照)。側面部材
11、12の外面側下部には、枠材10の縦部材の中間
部の六箇所に取着金具19(図6参照)が設けられてい
る。取着金具19は底板にボルト孔(図示省略)が設け
てある。
【0022】図3を参照して下部養生枠2の構造を説明
する。下部養生枠2は一端側が直角に接続された長方形
の側面部材21、22を備えている。側面部材21、2
2はそれぞれ金属製の枠材20で枠組みされている。枠
材20で形成された窓部にはFRP製の封鎖板24が張
設されている。
する。下部養生枠2は一端側が直角に接続された長方形
の側面部材21、22を備えている。側面部材21、2
2はそれぞれ金属製の枠材20で枠組みされている。枠
材20で形成された窓部にはFRP製の封鎖板24が張
設されている。
【0023】側面部材21、22の外面側下部には、枠
材20の縦部材に対応して七箇所に走行手段であるキャ
スター23が設けてある。側面部材21、22の下部に
は、ゴム製のスカート25がほぼ全長にわたって設けて
ある。スカート25は側面部材21、22の下辺と設置
面との隙間を封鎖するものである。側面部材21、22
の外面側上部にはガイド部材26と取着金具29が設け
てある。ガイド部材26は、側面部材21、22の接続
角部近傍とそれぞれの先端部の三箇所に設けてある。ガ
イド部材26の上部内側には案内斜面260が設けてあ
る。
材20の縦部材に対応して七箇所に走行手段であるキャ
スター23が設けてある。側面部材21、22の下部に
は、ゴム製のスカート25がほぼ全長にわたって設けて
ある。スカート25は側面部材21、22の下辺と設置
面との隙間を封鎖するものである。側面部材21、22
の外面側上部にはガイド部材26と取着金具29が設け
てある。ガイド部材26は、側面部材21、22の接続
角部近傍とそれぞれの先端部の三箇所に設けてある。ガ
イド部材26の上部内側には案内斜面260が設けてあ
る。
【0024】取着金具29は上記取着金具19に対応し
て枠材20の縦部材の中間部の六箇所に設けられてい
る。取着金具19は上板にボルト孔290が設けてあ
る。側面部材21、22の先端辺部の中央部には上記ボ
ルト取着部18と同じ構造のボルト取着部28が設けて
ある。また、側面部材21、22の上面部と先端辺部に
はゴム製のシール部材27が取り付けてある。なお、図
面に示した下部養生枠2と対になる他の下部養生枠2に
は、このシール部材27は設けられていない。
て枠材20の縦部材の中間部の六箇所に設けられてい
る。取着金具19は上板にボルト孔290が設けてあ
る。側面部材21、22の先端辺部の中央部には上記ボ
ルト取着部18と同じ構造のボルト取着部28が設けて
ある。また、側面部材21、22の上面部と先端辺部に
はゴム製のシール部材27が取り付けてある。なお、図
面に示した下部養生枠2と対になる他の下部養生枠2に
は、このシール部材27は設けられていない。
【0025】(作 用)図5は上部養生枠同士の取着構
造を示す要部斜視図、図6は上部養生枠と下部養生枠の
取着構造を示す要部斜視図、図7は上部養生枠同士の収
容構造を示す斜視図である。図1ないし図6を参照して
本実施の形態の作用を説明する。コンクリートブロック
などのコンクリート二次製品の製造において、型枠にコ
ンクリートを流し込んだ後、その型枠を内部に収容する
ようにして、上部養生枠1、1と下部養生枠2、2を組
み立ててコンクリート養生用枠Aを形成する。
造を示す要部斜視図、図6は上部養生枠と下部養生枠の
取着構造を示す要部斜視図、図7は上部養生枠同士の収
容構造を示す斜視図である。図1ないし図6を参照して
本実施の形態の作用を説明する。コンクリートブロック
などのコンクリート二次製品の製造において、型枠にコ
ンクリートを流し込んだ後、その型枠を内部に収容する
ようにして、上部養生枠1、1と下部養生枠2、2を組
み立ててコンクリート養生用枠Aを形成する。
【0026】組み立ては、まず型枠を囲む位置に下部養
生枠2、2を移動させ、ボルト具B1を介してボルト取
着部28部分を取着してシール部材27を密着させ四角
筒状に形成する(図5参照)。この際の下部養生枠2、
2の移動はキャスター23の作用によりスムーズにでき
る。次に、クレーンなどの吊下げ機械で上部養生枠1を
吊り上げ、下部養生枠2の上に載置する。この際、上部
養生枠1の底部は下部養生枠2の各ガイド部材26の案
内斜面260に案内されて載置がスムーズに行われる。
生枠2、2を移動させ、ボルト具B1を介してボルト取
着部28部分を取着してシール部材27を密着させ四角
筒状に形成する(図5参照)。この際の下部養生枠2、
2の移動はキャスター23の作用によりスムーズにでき
る。次に、クレーンなどの吊下げ機械で上部養生枠1を
吊り上げ、下部養生枠2の上に載置する。この際、上部
養生枠1の底部は下部養生枠2の各ガイド部材26の案
内斜面260に案内されて載置がスムーズに行われる。
【0027】載置した上部養生枠1と下部養生枠2を取
着金具19、29にボルト具B2を装着し締付け固定す
る。次に、同様にして他の上部養生枠1を下部養生枠2
の上部に載置して固定する。また、上記上部養生部材1
同士もボルト具B1を介して締付け固定し、シール部材
17を密着させる(図5参照)。
着金具19、29にボルト具B2を装着し締付け固定す
る。次に、同様にして他の上部養生枠1を下部養生枠2
の上部に載置して固定する。また、上記上部養生部材1
同士もボルト具B1を介して締付け固定し、シール部材
17を密着させる(図5参照)。
【0028】コンクリート養生用枠Aの内部にスチーム
を送給し、枠内部が所要の温度に達したらスチームの送
給を停止し、所要時間放置する。これにより、枠内部の
型枠内のコンクリートが加温されて水分が抜け、比較的
短い時間で硬化し、型抜きが可能となる。
を送給し、枠内部が所要の温度に達したらスチームの送
給を停止し、所要時間放置する。これにより、枠内部の
型枠内のコンクリートが加温されて水分が抜け、比較的
短い時間で硬化し、型抜きが可能となる。
【0029】なお、コンクリート養生用枠Aは側部と上
部が封鎖されており、枠内部はほぼ密閉状態となるの
で、枠内部に送給されたスチームは抜けにくい。従っ
て、スチームが枠内部に充満し所要の温度になったとき
にスチームの送給を停止しても枠内部の温度は急激には
低下しない。これにより、スチームの無駄を低減するこ
とができ、運転維持費も安価になる。
部が封鎖されており、枠内部はほぼ密閉状態となるの
で、枠内部に送給されたスチームは抜けにくい。従っ
て、スチームが枠内部に充満し所要の温度になったとき
にスチームの送給を停止しても枠内部の温度は急激には
低下しない。これにより、スチームの無駄を低減するこ
とができ、運転維持費も安価になる。
【0030】上部養生枠1、1はほぼ同一形状で側面部
材11、12は接合面側へ向けて末広がりに形成してあ
るので、図7に示すように双方共に外面側に内面側を合
せるようにして重ねることができる。また、下部養生枠
2、2も同一形状で側面部材21、22は接合面側へ向
けて末広がりに形成してあるので、同様に重ねることが
できる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利であ
る。なお、本発明は図示の実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えばコンクリート養生用枠Aの形状を半球
状または上面が円形、楕円形、多角形である枡状のもの
にするなど特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
材11、12は接合面側へ向けて末広がりに形成してあ
るので、図7に示すように双方共に外面側に内面側を合
せるようにして重ねることができる。また、下部養生枠
2、2も同一形状で側面部材21、22は接合面側へ向
けて末広がりに形成してあるので、同様に重ねることが
できる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利であ
る。なお、本発明は図示の実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えばコンクリート養生用枠Aの形状を半球
状または上面が円形、楕円形、多角形である枡状のもの
にするなど特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)コンクリート養生用枠は側部と上部が封鎖されて
おり、枠内部はほぼ密閉状態となるので、枠内部に送給
されたスチームは抜けにくい。従って、スチームが枠内
部に充満し所要の温度になったときにスチームの送給を
停止しても枠内部の温度は急激には低下しない。これに
より、スチームの無駄を低減することができ、運転維持
費も安価になる。
する。 (a)コンクリート養生用枠は側部と上部が封鎖されて
おり、枠内部はほぼ密閉状態となるので、枠内部に送給
されたスチームは抜けにくい。従って、スチームが枠内
部に充満し所要の温度になったときにスチームの送給を
停止しても枠内部の温度は急激には低下しない。これに
より、スチームの無駄を低減することができ、運転維持
費も安価になる。
【0032】(b)枠部材が、側面部材を備えた下部枠
部材と、側面部材と上面部材を備えた上部枠部材を備え
ているものにあっては、枠部材が大型のものであっても
小さく分解可能となるので、保管や運搬の際に嵩張らず
便利である。
部材と、側面部材と上面部材を備えた上部枠部材を備え
ているものにあっては、枠部材が大型のものであっても
小さく分解可能となるので、保管や運搬の際に嵩張らず
便利である。
【0033】(c)枠部材が実質的に同一形状で、側面
部材が接合面側へ向けて末広がりに形成してあるものに
あっては、枠部材の側面部と上面部の外面側に他の枠部
材の側面部と上面部の内面側を合せるようにして重ねる
ことができる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利
である。
部材が接合面側へ向けて末広がりに形成してあるものに
あっては、枠部材の側面部と上面部の外面側に他の枠部
材の側面部と上面部の内面側を合せるようにして重ねる
ことができる。従って、保管や運搬の際に嵩張らず便利
である。
【0034】(d)下部枠部材の上部に上部枠部材を載
置する際の位置決めを容易にするガイド部材が設けてあ
るものにあっては、位置決めが容易にできるので、下部
枠部材と上部枠部材の取着作業が迅速にできる。
置する際の位置決めを容易にするガイド部材が設けてあ
るものにあっては、位置決めが容易にできるので、下部
枠部材と上部枠部材の取着作業が迅速にできる。
【0035】(e)枠部材の底部に走行手段が設けてあ
るものにあっては、枠部材またはコンクリート養生用枠
の移動が容易にでき、設置位置の細かい調整も簡単であ
るので作業性に優れている。
るものにあっては、枠部材またはコンクリート養生用枠
の移動が容易にでき、設置位置の細かい調整も簡単であ
るので作業性に優れている。
【図1】本発明に係るコンクリート養生用枠の実施の形
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図2】上部養生枠の斜視図。
【図3】下部養生枠の斜視図。
【図4】下部養生枠のキャスター部及びスカート部の構
造を示す説明図。
造を示す説明図。
【図5】上部養生枠同士の取着構造を示す要部斜視図。
【図6】上部養生枠と下部養生枠の取着構造を示す要部
斜視図。
斜視図。
【図7】上部養生枠同士の収容構造を示す斜視図。
A コンクリート養生用枠 1 上部養生枠 10 枠材 11、12 側面部材 13 上面部材 14 封鎖板 15 吊下げ金具 16 温度計 17 シール部材 18 ボルト取着部 181 外口部 182 接合面板 183 ボルト口 19 取着金具 2 下部養生枠 20 枠材 21、22 側面部材 23 キャスター 24 封鎖板 25 スカート 26 ガイド部材 260 案内斜面 27 シール部材 28 ボルト取着部 29 取着金具 290 ボルト孔
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート二次製品の製造において使
用されるコンクリート養生用枠であって、この養生用枠
は、 分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態では下部が
開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態となる複数
の枠部材を備えていることを特徴とする、 コンクリート養生用枠。 - 【請求項2】 コンクリート二次製品の製造において使
用されるコンクリート養生用枠であって、この養生用枠
は、 分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態では下部が
開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態となる複数
の枠部材を備えており、 当該枠部材は、 側面部材を備えている下部枠部材と、 側面部材と上面部材を備えている上部枠部材と、を備え
ていることを特徴とする、 コンクリート養生用枠。 - 【請求項3】 枠部材は実質的に同一形状で、側面部材
が接合面側へ向けて末広がりに形成してあることを特徴
とする、 請求項1または2記載のコンクリート養生用枠。 - 【請求項4】 下部枠部材の上部に上部枠部材を載置す
る際の位置決めを容易にするガイド部材が設けてあるこ
とを特徴とする、 請求項2または3記載のコンクリート養生用枠。 - 【請求項5】 枠部材の底部に走行手段が設けてあるこ
とを特徴とする、 請求項1ないし4記載のコンクリート養生用枠。 - 【請求項6】 コンクリート二次製品の製造におけるコ
ンクリート養生方法であって、この方法は、 分解及び組み立てが可能で、組み立てた状態では下部が
開口し側部と上部が実質的に封鎖された状態となる複数
の枠部材を、コンクリート二次製品を製造する型枠の設
置場所に移動させるステップ、 型枠を内部に収容するようにして枠部材を組み立てるス
テップ、 枠部材内部にスチームを送り込むステップ、を含んでい
ることを特徴とする、 コンクリート養生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4667396A JP2909618B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4667396A JP2909618B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09208338A JPH09208338A (ja) | 1997-08-12 |
| JP2909618B2 true JP2909618B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=12753897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4667396A Expired - Lifetime JP2909618B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | コンクリート養生用枠及びコンクリート養生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909618B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101668332B1 (ko) * | 2015-02-23 | 2016-10-24 | (주)서원산업 | 스팀양생이 필요없는 프리케스트 콘크리트 양생장치 |
| CN108442717B (zh) * | 2018-05-24 | 2024-05-03 | 兰州理工大学 | 用于混凝土结构侧面养护装置及施工方法 |
| CN114714490B (zh) * | 2022-03-31 | 2024-02-27 | 山东天元绿色建筑科技有限公司 | 一种适用于固定模台的蒸汽养护装置 |
| CN115042309B (zh) * | 2022-05-18 | 2025-01-17 | 湖州众驰建材有限公司 | 一种混凝土制备用安全养护装置 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP4667396A patent/JP2909618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09208338A (ja) | 1997-08-12 |
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