JP2914037B2 - スペックル干渉装置 - Google Patents
スペックル干渉装置Info
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- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B9/00—Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
- G01B9/02—Interferometers
- G01B9/02055—Reduction or prevention of errors; Testing; Calibration
- G01B9/02075—Reduction or prevention of errors; Testing; Calibration of particular errors
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- G—PHYSICS
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- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペックル干渉装置に関
し、例えばスペックル干渉縞パターン(スペックルパタ
ーン)の位相情報を高精度に検出することができる位相
情報取り出し手段を有したスペックル干渉装置に関する
ものである。
し、例えばスペックル干渉縞パターン(スペックルパタ
ーン)の位相情報を高精度に検出することができる位相
情報取り出し手段を有したスペックル干渉装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より光源からのコヒーレント光を測
定物の光拡散面に照射し、該測定物より得られる干渉縞
パターン、所謂スペックル干渉縞パターンを利用した測
定装置が種々と提案されている。これらの測定装置は測
定面を選ばず非接触で行なえるので応用範囲が広い。
定物の光拡散面に照射し、該測定物より得られる干渉縞
パターン、所謂スペックル干渉縞パターンを利用した測
定装置が種々と提案されている。これらの測定装置は測
定面を選ばず非接触で行なえるので応用範囲が広い。
【0003】そこで、もともとノイズと考えていたスペ
ックル干渉縞パターンからいかにして必要な情報を取り
出すかが、スペックルパターンの応用測定の重要な要素
となっている。
ックル干渉縞パターンからいかにして必要な情報を取り
出すかが、スペックルパターンの応用測定の重要な要素
となっている。
【0004】従来よりスペックルパターンを利用した測
定装置は測定物を介したスペックル干渉縞パターンの移
動や大きさの変化を受光素子から得られた周波数信号か
らスペクトル解折し、該測定物の移動速度に比例した周
波数シフトを積分して移動量を読み取っていた。又これ
らの受光素子として多くの場合CCDを用いており、そ
の信号処理に画像処理を必要としている。
定装置は測定物を介したスペックル干渉縞パターンの移
動や大きさの変化を受光素子から得られた周波数信号か
らスペクトル解折し、該測定物の移動速度に比例した周
波数シフトを積分して移動量を読み取っていた。又これ
らの受光素子として多くの場合CCDを用いており、そ
の信号処理に画像処理を必要としている。
【0005】又スペックル干渉計を利用した各種の測定
は、どのような状態の測定面でも計測できるという特徴
があるが、多様な測定面に対応するためには測定面の反
射率に合わせて参照面からの反射光量を調節しないと測
定可能な干渉縞を効果的に発生させることが難しくな
る。
は、どのような状態の測定面でも計測できるという特徴
があるが、多様な測定面に対応するためには測定面の反
射率に合わせて参照面からの反射光量を調節しないと測
定可能な干渉縞を効果的に発生させることが難しくな
る。
【0006】従来、スペックル干渉計を利用した測定器
は、干渉させたときのスペックル干渉縞のコントラスト
を処理が可能までに高めるために計測面とほぼ同じ程度
の反射率を持つ参照面を使用したり、NDフィルターを
反射率の高い方に挿入したりして光量のバランスをとっ
ていた。
は、干渉させたときのスペックル干渉縞のコントラスト
を処理が可能までに高めるために計測面とほぼ同じ程度
の反射率を持つ参照面を使用したり、NDフィルターを
反射率の高い方に挿入したりして光量のバランスをとっ
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
ペックル干渉装置において画像処理を行う際の受光素子
と信号処理方法が複雑になるという問題点があり、さら
にCCDや画像処理等の信号処理のために高速なデータ
処理が難しいという問題点があった。
ペックル干渉装置において画像処理を行う際の受光素子
と信号処理方法が複雑になるという問題点があり、さら
にCCDや画像処理等の信号処理のために高速なデータ
処理が難しいという問題点があった。
【0008】又、対象物の測定可能な移動及び変化の速
度が画像処理等の信号処理速度により制限されてしまう
という問題点があった。
度が画像処理等の信号処理速度により制限されてしまう
という問題点があった。
【0009】又、スペックルの性質そのものを利用する
方法では測定面が完全な粗面でなくてはならず、鏡面や
光沢面では測定が難しいという問題点があった。
方法では測定面が完全な粗面でなくてはならず、鏡面や
光沢面では測定が難しいという問題点があった。
【0010】又、測定面と参照面からの反射光量を調節
する際にNDフィルターを用いる方法は測定面が変わる
毎に参照面やNDフィルターを変換しなければならず、
又連続的に光量バランスを調整するのができず干渉縞の
コントラストを効果的に向上させるのが大変難しいとい
う問題点があった。
する際にNDフィルターを用いる方法は測定面が変わる
毎に参照面やNDフィルターを変換しなければならず、
又連続的に光量バランスを調整するのができず干渉縞の
コントラストを効果的に向上させるのが大変難しいとい
う問題点があった。
【0011】本発明はスペックル干渉装置において、ス
ペックル干渉縞を2方向に分け、受光素子の前にスペッ
クル干渉縞パターンに対応した適切な物理的な窓を配置
し、その窓を開け閉めして同位相のスペックル干渉縞パ
ターンを選択することにより、簡単でしかも高速な受光
素子と信号処理で、スペックル干渉パターンから必要と
する位相情報を効果的に取り出すことのできる位相情報
取り出し手段を有したスペックル干渉装置の提供を目的
とする。
ペックル干渉縞を2方向に分け、受光素子の前にスペッ
クル干渉縞パターンに対応した適切な物理的な窓を配置
し、その窓を開け閉めして同位相のスペックル干渉縞パ
ターンを選択することにより、簡単でしかも高速な受光
素子と信号処理で、スペックル干渉パターンから必要と
する位相情報を効果的に取り出すことのできる位相情報
取り出し手段を有したスペックル干渉装置の提供を目的
とする。
【0012】この他本発明は測定面が粗面でも鏡面でも
高精度な測定ができること、又測定面と参照面からの反
射光の光量比を容易にしかも迅速に調整することができ
測定面の反射率が種々と変化しても高いコントラストの
スペックル干渉縞が容易に得られ常に高精度な測定が可
能なスペックル干渉装置の提供を目的とする。
高精度な測定ができること、又測定面と参照面からの反
射光の光量比を容易にしかも迅速に調整することができ
測定面の反射率が種々と変化しても高いコントラストの
スペックル干渉縞が容易に得られ常に高精度な測定が可
能なスペックル干渉装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のスペックル干渉
装置は、 (1−イ)光源からの光束を複数の光束に分割し、この
うち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面を介
した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パターンを
形成するスペックル干渉装置において、該スペックル干
渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有する
空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルターに
より同位相のスペックル干渉縞パターンを形成したこと
を特徴としている。
装置は、 (1−イ)光源からの光束を複数の光束に分割し、この
うち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面を介
した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パターンを
形成するスペックル干渉装置において、該スペックル干
渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有する
空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルターに
より同位相のスペックル干渉縞パターンを形成したこと
を特徴としている。
【0014】特に本発明では、前記スペックル干渉縞パ
ターンに基づく光束をビームスプリッターで2つに分割
し、分割した各々の光路中に前記フィルターを配置し、
該フィルターを介して形成した2つのスペックル干渉縞
パターン間に90度の位相差がつくようにしたことを特
徴としている。
ターンに基づく光束をビームスプリッターで2つに分割
し、分割した各々の光路中に前記フィルターを配置し、
該フィルターを介して形成した2つのスペックル干渉縞
パターン間に90度の位相差がつくようにしたことを特
徴としている。
【0015】(1−ロ)光源からの光束を複数の光束に
分割し、このうち1つの光束を測定面、他の1つの光束
を参照面を介した後に各々重ね合わせてスペックル干渉
縞パターンを形成するスペックル干渉装置において、該
スペックル干渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出す
る窓を有する空間的なフィルターを光路中に配置し、該
フィルターにより同位相のスペックル干渉縞粒子を抽出
する際、対象とするスペックル干渉縞粒子の位置移動を
追跡し、該スペックル干渉縞粒子に対応する該フィルタ
ーの窓を該スペックル干渉縞粒子の移動に合わせて切り
替えるようにしたことを特徴としている特に本発明で
は、前記フィルターの窓の開閉に際して、開く窓と閉じ
る窓を同数とし、かつ同時に行っていることや、前記ス
ペックル干渉縞粒子の初期位相を計測するエリアセンサ
ーを有しており、該エリアセンサーにより、該スペック
ル干渉縞粒子の追跡の為の移動を読み取っていること等
を特徴としている。
分割し、このうち1つの光束を測定面、他の1つの光束
を参照面を介した後に各々重ね合わせてスペックル干渉
縞パターンを形成するスペックル干渉装置において、該
スペックル干渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出す
る窓を有する空間的なフィルターを光路中に配置し、該
フィルターにより同位相のスペックル干渉縞粒子を抽出
する際、対象とするスペックル干渉縞粒子の位置移動を
追跡し、該スペックル干渉縞粒子に対応する該フィルタ
ーの窓を該スペックル干渉縞粒子の移動に合わせて切り
替えるようにしたことを特徴としている特に本発明で
は、前記フィルターの窓の開閉に際して、開く窓と閉じ
る窓を同数とし、かつ同時に行っていることや、前記ス
ペックル干渉縞粒子の初期位相を計測するエリアセンサ
ーを有しており、該エリアセンサーにより、該スペック
ル干渉縞粒子の追跡の為の移動を読み取っていること等
を特徴としている。
【0016】(1−ハ)光源からの光束を光分割器によ
り複数の光束に分割し、このうち1つの光束を測定面、
他の1つの光束を参照面を介した後に各々重ね合わせて
スペックル干渉縞パターンを形成するスペックル干渉装
置において、該スペックル干渉縞パターンのうち同位相
の領域を抽出する窓を有する空間的なフィルターを光路
中に配置し、該フィルターにより同位相のスペックル干
渉縞パターンを形成する際、該光源と該光分割器との間
の光路中に1/2波長板を回動可能に配置し、該1/2
波長板を回動させることにより、該測定面と該参照面に
入射する光の光量比を調整したことを特徴としている。
り複数の光束に分割し、このうち1つの光束を測定面、
他の1つの光束を参照面を介した後に各々重ね合わせて
スペックル干渉縞パターンを形成するスペックル干渉装
置において、該スペックル干渉縞パターンのうち同位相
の領域を抽出する窓を有する空間的なフィルターを光路
中に配置し、該フィルターにより同位相のスペックル干
渉縞パターンを形成する際、該光源と該光分割器との間
の光路中に1/2波長板を回動可能に配置し、該1/2
波長板を回動させることにより、該測定面と該参照面に
入射する光の光量比を調整したことを特徴としている。
【0017】特に本発明では、前記測定面と参照面から
の反射光量が等しくなるように前記1/2波長板の回動
操作を自動的に行っていることを特徴としている。
の反射光量が等しくなるように前記1/2波長板の回動
操作を自動的に行っていることを特徴としている。
【0018】 (1−ニ)光源からの光束を複数の光束に分割し、この
うち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面を介
した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パターンを
形成するスペックル干渉装置において、該スペックル干
渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有する
空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルターに
より同位相のスペックル干渉縞パターンを形成する際、
該参照面を該光源からの光束の波長の1/2の長さに相
当する距離を移動させたときのスペックル干渉縞粒子の
明暗変化をエリアセンサーで検出し、該エリアセンサー
からの信号を用いてスペックル干渉縞粒子の1つ1つの
初期位相を計測したことを特徴としている。 (1−ホ)光源からの光束を分割し、分割した光束の一
つを測定面に、分割した光束の他の一つを参照面に導い
た後に互いを合波してスペックル干渉縞パターンを形成
するスペックル干渉装置において、該スペックル干渉縞
パターンの内の特定領域を選択して検出するための選択
手段を有し、該選択手段によって該スペックル干渉縞パ
ターン中の同位相領域を抽出して検出可能としたことを
特徴としている。特に、前記選択手段は、前記スペック
ル干渉縞パターンを検出する為に光路中に配置された、
複数の窓を有し且つ該窓の各々の開け閉めを制御可能な
空間フィルターを有することを特徴としている。
うち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面を介
した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パターンを
形成するスペックル干渉装置において、該スペックル干
渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有する
空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルターに
より同位相のスペックル干渉縞パターンを形成する際、
該参照面を該光源からの光束の波長の1/2の長さに相
当する距離を移動させたときのスペックル干渉縞粒子の
明暗変化をエリアセンサーで検出し、該エリアセンサー
からの信号を用いてスペックル干渉縞粒子の1つ1つの
初期位相を計測したことを特徴としている。 (1−ホ)光源からの光束を分割し、分割した光束の一
つを測定面に、分割した光束の他の一つを参照面に導い
た後に互いを合波してスペックル干渉縞パターンを形成
するスペックル干渉装置において、該スペックル干渉縞
パターンの内の特定領域を選択して検出するための選択
手段を有し、該選択手段によって該スペックル干渉縞パ
ターン中の同位相領域を抽出して検出可能としたことを
特徴としている。特に、前記選択手段は、前記スペック
ル干渉縞パターンを検出する為に光路中に配置された、
複数の窓を有し且つ該窓の各々の開け閉めを制御可能な
空間フィルターを有することを特徴としている。
【0019】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。同図はスペックル干渉装置においてスペックル干渉
縞パターンより位相情報を取り出し測定物の移動量(移
動情報)を計測する場合を例にとり示している。
る。同図はスペックル干渉装置においてスペックル干渉
縞パターンより位相情報を取り出し測定物の移動量(移
動情報)を計測する場合を例にとり示している。
【0020】図中1はレーザーで波長λのコヒーレント
光を放射している。2はλ/2板、101はビームエク
スパンダーであり、2つのレンズ3,4を有し、レーザ
ー1からの光束を拡大し平行光束としている。5,6は
各々偏光ビームスプリッターであり、所定方向の直線偏
光を透過及び反射させている。
光を放射している。2はλ/2板、101はビームエク
スパンダーであり、2つのレンズ3,4を有し、レーザ
ー1からの光束を拡大し平行光束としている。5,6は
各々偏光ビームスプリッターであり、所定方向の直線偏
光を透過及び反射させている。
【0021】7,8,9は各々λ/4板である。10は
測定物の光拡散面(測定面)である。11は参照面であ
り滑らかな平面より成っている。12,13は物理的な
窓を一つあるいは複数個もつ空間的なフィルター、1
4,15は受光素子で例えばフォトダイオードより成っ
ている。
測定物の光拡散面(測定面)である。11は参照面であ
り滑らかな平面より成っている。12,13は物理的な
窓を一つあるいは複数個もつ空間的なフィルター、1
4,15は受光素子で例えばフォトダイオードより成っ
ている。
【0022】16は物理的な窓の開け閉めを制御するコ
ントローラ、17,18は電気信号の振幅やオフセット
を合わせるバッファアンプ、19は電気信号の位相を分
割して分解能を上げるための補間回路、20はアナログ
信号をデジタルのパルス信号に変換するパルス化回路、
21は移動方向を判別してアップとダウンのパルスを出
力する方向判別回路、22はアップとダウンのパルスを
カウントするカウンタ、23はカウンタ22で計測した
数値を表示する表示器、24はピエゾ素子25を駆動す
るピエゾコントローラー、25は参照面11を移動させ
るピエゾ素子、26はスペックル干渉縞パターンの選択
シーケンス等を制御するシステムコントローラ及び位相
の計算をするデータ処理部である。
ントローラ、17,18は電気信号の振幅やオフセット
を合わせるバッファアンプ、19は電気信号の位相を分
割して分解能を上げるための補間回路、20はアナログ
信号をデジタルのパルス信号に変換するパルス化回路、
21は移動方向を判別してアップとダウンのパルスを出
力する方向判別回路、22はアップとダウンのパルスを
カウントするカウンタ、23はカウンタ22で計測した
数値を表示する表示器、24はピエゾ素子25を駆動す
るピエゾコントローラー、25は参照面11を移動させ
るピエゾ素子、26はスペックル干渉縞パターンの選択
シーケンス等を制御するシステムコントローラ及び位相
の計算をするデータ処理部である。
【0023】本実施例ではレーザー1からでた直線偏光
の可干渉な光(コヒーレント光)はλ/2板2を介しビ
ームエクスパンダー101によって広げられ平行光と
し、偏光ビームスプリッター5に入射している。このと
きλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度によっ
て偏光ビームスプリッター5からの直線偏光の反射光と
透過光の強度比を調整している。
の可干渉な光(コヒーレント光)はλ/2板2を介しビ
ームエクスパンダー101によって広げられ平行光と
し、偏光ビームスプリッター5に入射している。このと
きλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度によっ
て偏光ビームスプリッター5からの直線偏光の反射光と
透過光の強度比を調整している。
【0024】偏光ビームスプリッター5からの反射光は
λ/4板7を通って円偏光とし測定面10に照射され
る。測定面10の拡散面で乱反射した光(信号光)は再
びλ/4板7を通過し前とは直交する直線偏光となり、
今度は偏光ビームスプリッター5を透過する。
λ/4板7を通って円偏光とし測定面10に照射され
る。測定面10の拡散面で乱反射した光(信号光)は再
びλ/4板7を通過し前とは直交する直線偏光となり、
今度は偏光ビームスプリッター5を透過する。
【0025】一方、ビームエクスパンダー101から平
行光として偏光ビームスプリッター5に入射した光のう
ち透過光はλ/4板8を通って円偏光とし参照面11で
反射し、該反射光(参照光)は元の光路を戻している。
そしてふたたびλ/4板8を通過し、前とは直交する直
線偏光となり、今度は偏光ビームスプリッター5で反射
して、測定面10からの信号光と一緒にしている。
行光として偏光ビームスプリッター5に入射した光のう
ち透過光はλ/4板8を通って円偏光とし参照面11で
反射し、該反射光(参照光)は元の光路を戻している。
そしてふたたびλ/4板8を通過し、前とは直交する直
線偏光となり、今度は偏光ビームスプリッター5で反射
して、測定面10からの信号光と一緒にしている。
【0026】偏光ビームスプリッター5で一緒になった
測定面10からの信号光と参照面11からの参照光はλ
/4板9を通って円偏光とし互いに干渉させ、スペック
ル干渉縞パターンを形成している。そして偏光ビームス
プリッター6で反射光と透過光の2方向に分割しそれぞ
れのスペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は
複数個もつ空間的なフィルター12,13上に導光して
いる。
測定面10からの信号光と参照面11からの参照光はλ
/4板9を通って円偏光とし互いに干渉させ、スペック
ル干渉縞パターンを形成している。そして偏光ビームス
プリッター6で反射光と透過光の2方向に分割しそれぞ
れのスペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は
複数個もつ空間的なフィルター12,13上に導光して
いる。
【0027】図2は本実施例の空間的なフィルター1
2,13の説明図である。
2,13の説明図である。
【0028】同図において32,35は各々空間的なフ
ィルターとしてのマトリックス状の液晶シャッターであ
る。31と34は液晶シャッター32,35上に描かれ
た複数のスペックル干渉縞粒子より成るスペックル干渉
縞パターンである。33と36は図2の液晶シャッター
32,35によって選択されたスペックル干渉縞パター
ンを表している。
ィルターとしてのマトリックス状の液晶シャッターであ
る。31と34は液晶シャッター32,35上に描かれ
た複数のスペックル干渉縞粒子より成るスペックル干渉
縞パターンである。33と36は図2の液晶シャッター
32,35によって選択されたスペックル干渉縞パター
ンを表している。
【0029】空間的なフィルター12,13は受光素子
14,15からの出力信号を取り込みながら空間的なフ
ィルター12,13の窓の開け閉めを制御する空間フィ
ルターコントローラー16からの指令によって窓を開け
閉めしている。これによりスペックル干渉縞パターンの
うち受光素子14,15に入射するスペックル干渉縞パ
ターンを選択している。
14,15からの出力信号を取り込みながら空間的なフ
ィルター12,13の窓の開け閉めを制御する空間フィ
ルターコントローラー16からの指令によって窓を開け
閉めしている。これによりスペックル干渉縞パターンの
うち受光素子14,15に入射するスペックル干渉縞パ
ターンを選択している。
【0030】ここでフィルター12,13で選択される
スペックル干渉縞パターンは空間的なフィルター12、
同じく空間的なフィルター13上では同位相となり、空
間的フィルター12と13とでは互いに90°位相がず
れている。
スペックル干渉縞パターンは空間的なフィルター12、
同じく空間的なフィルター13上では同位相となり、空
間的フィルター12と13とでは互いに90°位相がず
れている。
【0031】図2において31を空間的なフィルター1
2上のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32
を空間的なフィルター12、34を空間的なフィルター
13上のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター3
5を空間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択し
たスペックル干渉縞パターン33と36との関係が90
°の位相ずれに相当している。
2上のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32
を空間的なフィルター12、34を空間的なフィルター
13上のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター3
5を空間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択し
たスペックル干渉縞パターン33と36との関係が90
°の位相ずれに相当している。
【0032】空間的なフィルター12上のスペックル干
渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペッ
クル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリッ
ター6からの反射光と透過光の関係なので初めから18
0°の位相差を持ったパターンとなっている。
渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペッ
クル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリッ
ター6からの反射光と透過光の関係なので初めから18
0°の位相差を持ったパターンとなっている。
【0033】本実施例においてスペックル干渉縞パター
ンの選択方法の例として参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させる方法が適用可能である。これにはまずフィ
ルター12、又はフィルター13の任意のシャッターを
一つ開け、ピエゾコントローラー24の指令によってピ
エゾ素子25を駆動し、参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させる。するとシャッターを開けた場所に対応す
るスペックル干渉縞パターンが1周期分の明暗の変化を
起こすので受光素子14又は受光素子15から1周期分
の正弦波信号が得られる。
ンの選択方法の例として参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させる方法が適用可能である。これにはまずフィ
ルター12、又はフィルター13の任意のシャッターを
一つ開け、ピエゾコントローラー24の指令によってピ
エゾ素子25を駆動し、参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させる。するとシャッターを開けた場所に対応す
るスペックル干渉縞パターンが1周期分の明暗の変化を
起こすので受光素子14又は受光素子15から1周期分
の正弦波信号が得られる。
【0034】今、これをn等分サンプリングしてデータ
処理26に取り込んだデータをD(i) とし、データ処理
26にて作ったsinとcosの1周期をn等分した数
値データ列をsin(i) ,cos(i) とすると、この場
所におけるスペックル干渉縞パターンの位相φは次式
処理26に取り込んだデータをD(i) とし、データ処理
26にて作ったsinとcosの1周期をn等分した数
値データ列をsin(i) ,cos(i) とすると、この場
所におけるスペックル干渉縞パターンの位相φは次式
【0035】
【数1】 をデータ処理26において計算することによって求める
ことができる。
ことができる。
【0036】これを空間フィルターのシャッターを開け
る場所を替えて任意の回数繰り返すことによって同位
相、あるいは90°位相のずれたスペックル干渉縞粒子
を複数個選択している。
る場所を替えて任意の回数繰り返すことによって同位
相、あるいは90°位相のずれたスペックル干渉縞粒子
を複数個選択している。
【0037】以上のスペックル干渉縞パターンの選択シ
ーケンスはシステムコントローラ26の制御によって行
なっている。
ーケンスはシステムコントローラ26の制御によって行
なっている。
【0038】空間的なフィルター12,13で選択する
スペックル干渉縞粒子はそれぞれ一つづつでもよいが複
数個選択することによって受光素子14,15に入射す
る光量が増え、平均化効果によって、外乱やノイズに強
くなる。受光素子14,15は光量変化を電気信号の変
化に変換する働きをする。受光素子14,15から出力
される電気信号は測定面10の移動によって変化し、互
いに90°位相のずれた光が空間的なフィルター12,
13から透過してくるから電気信号も90°位相のずれ
たものとなる。
スペックル干渉縞粒子はそれぞれ一つづつでもよいが複
数個選択することによって受光素子14,15に入射す
る光量が増え、平均化効果によって、外乱やノイズに強
くなる。受光素子14,15は光量変化を電気信号の変
化に変換する働きをする。受光素子14,15から出力
される電気信号は測定面10の移動によって変化し、互
いに90°位相のずれた光が空間的なフィルター12,
13から透過してくるから電気信号も90°位相のずれ
たものとなる。
【0039】例えば受光素子14からの電気信号が正弦
波であったとすると受光素子15からの電気信号は90
°位相のずれた正弦波となる。これ以降の信号処理は2
つの信号からアップ、ダウンパルスを作る一般的な処理
である。
波であったとすると受光素子15からの電気信号は90
°位相のずれた正弦波となる。これ以降の信号処理は2
つの信号からアップ、ダウンパルスを作る一般的な処理
である。
【0040】次にその一例を示す。受光素子14,(1
5)からの電気信号はバッファアンプ17(18)を介
して補間回路19に入る。補間回路19では2つの90
°位相のずれた電気信号からさらに中間の位相を作りだ
し分解能を上げる働きをする。そして次のパルス化回路
20でパルス信号に変換したのち、方向判別回路21で
測定面10の移動方向を判別してアップ、ダウンのパル
スを作る。方向判別回路21から出力されるアップ、ダ
ウンのパルスをカウンタ22で計測し表示器23に測定
面10の移動量としての数値を表示している。
5)からの電気信号はバッファアンプ17(18)を介
して補間回路19に入る。補間回路19では2つの90
°位相のずれた電気信号からさらに中間の位相を作りだ
し分解能を上げる働きをする。そして次のパルス化回路
20でパルス信号に変換したのち、方向判別回路21で
測定面10の移動方向を判別してアップ、ダウンのパル
スを作る。方向判別回路21から出力されるアップ、ダ
ウンのパルスをカウンタ22で計測し表示器23に測定
面10の移動量としての数値を表示している。
【0041】本実施例では以上のようにして測定面10
の移動情報を検出し表示している。これにより測定面が
粗面であっても鏡面もしくは光沢面であっても高精度な
測定が可能となる。
の移動情報を検出し表示している。これにより測定面が
粗面であっても鏡面もしくは光沢面であっても高精度な
測定が可能となる。
【0042】図3は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。
る。
【0043】本実施例ではスペックル干渉装置を光ディ
スクドライブの光ピックアップを直接位置計測すること
に用い、光ピックアップの駆動能力及び位置決め性能の
計測に利用した光ディスクドライブ検査装置に適用した
場合を示している。
スクドライブの光ピックアップを直接位置計測すること
に用い、光ピックアップの駆動能力及び位置決め性能の
計測に利用した光ディスクドライブ検査装置に適用した
場合を示している。
【0044】図中51はスペックル干渉装置、52は光
ピックアップ、53は光ピックアップ52の駆動ステー
ジ、54はディスク回転用モータ、55は光ディスク、
56はスペックル干渉装置51のデータ処理をするスペ
ックル干渉コントローラー、57はピックアップ位置決
めコントローラであり、駆動ステージ53を駆動して光
ピックアップ52のトラッキングと位置決めを制御して
いる。58はディスク回転用モータ54の回転を制御す
るコントローラー、59は光ディスクシステムをコント
ロールする光ディスクメインコントローラー、60は計
測のアルゴリズムを指令し計測データを集計する計測シ
ステムである。
ピックアップ、53は光ピックアップ52の駆動ステー
ジ、54はディスク回転用モータ、55は光ディスク、
56はスペックル干渉装置51のデータ処理をするスペ
ックル干渉コントローラー、57はピックアップ位置決
めコントローラであり、駆動ステージ53を駆動して光
ピックアップ52のトラッキングと位置決めを制御して
いる。58はディスク回転用モータ54の回転を制御す
るコントローラー、59は光ディスクシステムをコント
ロールする光ディスクメインコントローラー、60は計
測のアルゴリズムを指令し計測データを集計する計測シ
ステムである。
【0045】本実施例においては計測システム60は光
ピックアップ52を検査用のアルゴリズムで移動と位置
決めを行なうように光ディスクメインコントローラー5
9に指令を送る。
ピックアップ52を検査用のアルゴリズムで移動と位置
決めを行なうように光ディスクメインコントローラー5
9に指令を送る。
【0046】次に光ディスクメインコントローラー59
はディスク回転コントローラー58とピックアップ位置
決めコントローラー57に位置決めサーボを行なうよう
に指示する。ピックアップ位置決めコントローラー57
は光ディスクメインコントローラー59の指示に基づき
駆動ステージ53を移動させピックアップ52からのト
ラッキング信号を読み取りながら位置決めサーボを行な
う。これらの一連の位置決め動作をスペックル干渉装置
51を通してスペックル干渉コントローラー56で読み
取りデータを計測システム60に送る。
はディスク回転コントローラー58とピックアップ位置
決めコントローラー57に位置決めサーボを行なうよう
に指示する。ピックアップ位置決めコントローラー57
は光ディスクメインコントローラー59の指示に基づき
駆動ステージ53を移動させピックアップ52からのト
ラッキング信号を読み取りながら位置決めサーボを行な
う。これらの一連の位置決め動作をスペックル干渉装置
51を通してスペックル干渉コントローラー56で読み
取りデータを計測システム60に送る。
【0047】計測システム60はスペックル干渉装置か
ら得られた光ピックアップ52の位置情報から演算処理
を行ない、位置決め再現性や位置決め時間、位置決め時
のサーボ振動や共振周波数などといった計測結果を出力
し、光ディスクシステムの検査及び評価を行なう。
ら得られた光ピックアップ52の位置情報から演算処理
を行ない、位置決め再現性や位置決め時間、位置決め時
のサーボ振動や共振周波数などといった計測結果を出力
し、光ディスクシステムの検査及び評価を行なう。
【0048】この場合、光ピックアップ52の動き情報
をスペックル干渉装置51で直接読み取ることによって
駆動ステージ53の変形や誤差を含まない光ピックアッ
プ52の位置そのものを読み取ることができ、また光ピ
ックアップ52の計測部分にミラーを張り付けて本来軽
い光ピックアップ52を不必要に重くし、通常の使用状
態とは違う条件で測定してしまうこともなくなる。
をスペックル干渉装置51で直接読み取ることによって
駆動ステージ53の変形や誤差を含まない光ピックアッ
プ52の位置そのものを読み取ることができ、また光ピ
ックアップ52の計測部分にミラーを張り付けて本来軽
い光ピックアップ52を不必要に重くし、通常の使用状
態とは違う条件で測定してしまうこともなくなる。
【0049】更に本発明のスペックル干渉装置は画像処
理といった計測サンプリングの速度を遅くする要因がな
いのでサーボ振動や共振といった計測系の応答が早くな
ければ測定できない計測も可能である。もちろん光ピッ
クアップ52にミラーを張り付けるといった特別の処理
が必要ないので検査効率も高くなる。
理といった計測サンプリングの速度を遅くする要因がな
いのでサーボ振動や共振といった計測系の応答が早くな
ければ測定できない計測も可能である。もちろん光ピッ
クアップ52にミラーを張り付けるといった特別の処理
が必要ないので検査効率も高くなる。
【0050】尚、本発明はこの他各種部品の形状測定や
モーター等の回動軸振れ測定や振動測定等、一般的な変
位計として、又はステージ等の位置決め用のセンサーと
しても同様に適用可能である。
モーター等の回動軸振れ測定や振動測定等、一般的な変
位計として、又はステージ等の位置決め用のセンサーと
しても同様に適用可能である。
【0051】図4は本発明の実施例3の要部概略図であ
る。図4において図1で示した要素と同一要素には同符
番を付している。
る。図4において図1で示した要素と同一要素には同符
番を付している。
【0052】本実施例は図1の実施例1に比べて、測定
中のスペックル干渉縞粒子の位置移動に対応して空間フ
ィルターの窓を変更している点が異なっており、これに
よりスペックル干渉縞の位相情報を抽出し、測定面が粗
面であっても鏡面であっても実施例1と同様に高精度の
測定ができるようにしている。
中のスペックル干渉縞粒子の位置移動に対応して空間フ
ィルターの窓を変更している点が異なっており、これに
よりスペックル干渉縞の位相情報を抽出し、測定面が粗
面であっても鏡面であっても実施例1と同様に高精度の
測定ができるようにしている。
【0053】次に本実施例の構成の特徴について説明す
る。
る。
【0054】図中、符番1〜26に示す各要素は図1で
示した要素と同じである。27はハーフミラー、28は
スペックル干渉縞粒子(スペックル干渉縞パターンを構
成する1つのパターン)の初期位相を計測するためのエ
リアセンサー、29はエリアセンサー28を駆動するた
めのエリアセンサーコントローラー、30はエリアセン
サーのアナログ出力をデジタル変換するA/Dコンバー
ター、2027はλ/2板2を回転させるアブソリュー
ト型のエンコーダー付きモーター、2028はエンコー
ダー付きモーター2027を制御するモーターコントロ
ーラー、2029と2030は測定面10及び参照面1
1に行く光をそれぞれ単独にカットすることのできるシ
ャッター、2031はシステムコントローラー26の指
令によってシャッター2029と2030を制御するシ
ャッターコントローラーである。
示した要素と同じである。27はハーフミラー、28は
スペックル干渉縞粒子(スペックル干渉縞パターンを構
成する1つのパターン)の初期位相を計測するためのエ
リアセンサー、29はエリアセンサー28を駆動するた
めのエリアセンサーコントローラー、30はエリアセン
サーのアナログ出力をデジタル変換するA/Dコンバー
ター、2027はλ/2板2を回転させるアブソリュー
ト型のエンコーダー付きモーター、2028はエンコー
ダー付きモーター2027を制御するモーターコントロ
ーラー、2029と2030は測定面10及び参照面1
1に行く光をそれぞれ単独にカットすることのできるシ
ャッター、2031はシステムコントローラー26の指
令によってシャッター2029と2030を制御するシ
ャッターコントローラーである。
【0055】図5はスペックル干渉縞粒子を選択し選択
したスペックル干渉縞粒子の追跡を行う処理フローであ
る。
したスペックル干渉縞粒子の追跡を行う処理フローであ
る。
【0056】図5において、401はエリアセンサー2
8よりスペックル干渉縞パターンを読み込む画像データ
読み込み処理、402は測長時に使用するスペックル干
渉縞粒子の候補を第一段階として選択する第一段階の粒
子選択の処理、403は処理402で候補として選択さ
れたスペックル干渉縞粒子から位相が0°と90°のス
ペックル干渉縞粒子をさらに第二段階として選択する第
二段階の粒子選択の処理、404は処理403で選択さ
れたスペックル干渉縞粒子のうち物理的な窓12におい
て開くべき窓を指定する窓指定の処理、405は処理4
03で選択されたスペックル干渉縞粒子のうち物理的な
窓13において開くべき窓を指定する窓指定の処理、4
06は処理404又は処理405又は処理409で指定
された窓を開きその他を閉める窓開閉の処理、407は
処理403で選択されたスペックル干渉縞粒子の移動を
追跡する粒子移動追跡の処理、408はスペックル干渉
縞粒子の移動により開閉する窓を変更する必要があるか
どうか判断する処理、409は処理408で変更すると
判断された窓の開閉指定変更を行う開閉指定変更の処
理、410は選択されたスペックル干渉縞粒子の追跡を
止めて窓の切替処理を終了するかどうか判断する処理で
ある。
8よりスペックル干渉縞パターンを読み込む画像データ
読み込み処理、402は測長時に使用するスペックル干
渉縞粒子の候補を第一段階として選択する第一段階の粒
子選択の処理、403は処理402で候補として選択さ
れたスペックル干渉縞粒子から位相が0°と90°のス
ペックル干渉縞粒子をさらに第二段階として選択する第
二段階の粒子選択の処理、404は処理403で選択さ
れたスペックル干渉縞粒子のうち物理的な窓12におい
て開くべき窓を指定する窓指定の処理、405は処理4
03で選択されたスペックル干渉縞粒子のうち物理的な
窓13において開くべき窓を指定する窓指定の処理、4
06は処理404又は処理405又は処理409で指定
された窓を開きその他を閉める窓開閉の処理、407は
処理403で選択されたスペックル干渉縞粒子の移動を
追跡する粒子移動追跡の処理、408はスペックル干渉
縞粒子の移動により開閉する窓を変更する必要があるか
どうか判断する処理、409は処理408で変更すると
判断された窓の開閉指定変更を行う開閉指定変更の処
理、410は選択されたスペックル干渉縞粒子の追跡を
止めて窓の切替処理を終了するかどうか判断する処理で
ある。
【0057】図6は90°の位相差を持ったスペックル
干渉縞粒子を選択する処理フローで、図5における処理
403の処理内容である。
干渉縞粒子を選択する処理フローで、図5における処理
403の処理内容である。
【0058】図6において、501は参照面11をステ
ップ移動させるステップ移動カウンターをリセットする
カウンターリセットの処理、502はピエゾ素子25を
駆動して参照面11を1ステップ移動させる処理、50
3はエリアセンサー28にて各座標のセンサーの光量を
取り込みA/Dコンバーター30により数値化して変数
に記憶する光量取り込みの処理、504は処理503で
取り込んだ数値にSIN係数及びCOS係数を掛けてそ
の和を計算する演算の処理、505は参照面ステップ移
動のステップ移動カウンターをカウントアップするカウ
ントの処理、506は参照面11がλ/2分の移動を完
了したかどうか判断する処理、507はスペックル干渉
縞粒子の候補粒子座標カウンターをリセットするカウン
ターリセットの処理、508は処理502から処理50
6の処理によって計算されたSxy及びCxyより位相
角度を計算する演算の処理、509は処理508で計算
した位相角度が0°かどうか判断する処理、510は現
在のスペックル干渉縞粒子の候補粒子座標カウンターに
対応するスペックル干渉縞粒子を位相角度0°のスペッ
クル干渉縞粒子として記憶する処理、511は処理50
8で計算した位相角度が90°かどうか判断する処理、
512は現在のスペックル干渉縞粒子の候補粒子座標カ
ウンターに対応するスペックル干渉縞パターン粒子を位
相角度90°のスペックル干渉縞パターン粒子として記
憶する処理、513はスペックル干渉縞粒子の候補粒子
座標カウンターをカウントアップするカウントの処理、
514はスペックル干渉縞粒子の候補粒子の判定が全て
終わったかどうか判断する処理である。
ップ移動させるステップ移動カウンターをリセットする
カウンターリセットの処理、502はピエゾ素子25を
駆動して参照面11を1ステップ移動させる処理、50
3はエリアセンサー28にて各座標のセンサーの光量を
取り込みA/Dコンバーター30により数値化して変数
に記憶する光量取り込みの処理、504は処理503で
取り込んだ数値にSIN係数及びCOS係数を掛けてそ
の和を計算する演算の処理、505は参照面ステップ移
動のステップ移動カウンターをカウントアップするカウ
ントの処理、506は参照面11がλ/2分の移動を完
了したかどうか判断する処理、507はスペックル干渉
縞粒子の候補粒子座標カウンターをリセットするカウン
ターリセットの処理、508は処理502から処理50
6の処理によって計算されたSxy及びCxyより位相
角度を計算する演算の処理、509は処理508で計算
した位相角度が0°かどうか判断する処理、510は現
在のスペックル干渉縞粒子の候補粒子座標カウンターに
対応するスペックル干渉縞粒子を位相角度0°のスペッ
クル干渉縞粒子として記憶する処理、511は処理50
8で計算した位相角度が90°かどうか判断する処理、
512は現在のスペックル干渉縞粒子の候補粒子座標カ
ウンターに対応するスペックル干渉縞パターン粒子を位
相角度90°のスペックル干渉縞パターン粒子として記
憶する処理、513はスペックル干渉縞粒子の候補粒子
座標カウンターをカウントアップするカウントの処理、
514はスペックル干渉縞粒子の候補粒子の判定が全て
終わったかどうか判断する処理である。
【0059】上記構成において、レーザー1からでた直
線偏光の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5ではλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度に
よって反射する光と透過する光のパワー比が変わり、λ
/2板2をシステムコントローラー26からモーターコ
ントローラー2028を介して制御し回転させることに
よって測定面10と参照面11の光量バランスを自動的
にとることができる。
線偏光の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5ではλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度に
よって反射する光と透過する光のパワー比が変わり、λ
/2板2をシステムコントローラー26からモーターコ
ントローラー2028を介して制御し回転させることに
よって測定面10と参照面11の光量バランスを自動的
にとることができる。
【0060】偏光ビームスプリッタ5で反射した光はλ
/4板7を通って測定面10に照射される。測定面10
の拡散面で乱反射した光は再びλ/4板7を通過し今度
は偏光ビームスプリッタ5を透過する。レンズ3と4か
ら平行光として偏光ビームスプリッタ5に入射した光の
うち透過した光はλ/4板8を通って参照面11で反射
され再びλ/4板8を通過し、偏光ビームスプリッタ5
で今度は反射して、測定面10からの光と一緒になる。
/4板7を通って測定面10に照射される。測定面10
の拡散面で乱反射した光は再びλ/4板7を通過し今度
は偏光ビームスプリッタ5を透過する。レンズ3と4か
ら平行光として偏光ビームスプリッタ5に入射した光の
うち透過した光はλ/4板8を通って参照面11で反射
され再びλ/4板8を通過し、偏光ビームスプリッタ5
で今度は反射して、測定面10からの光と一緒になる。
【0061】偏光ビームスプリッタ5で一緒になった測
定面10と参照面11からの光は、λ/4板9を通って
偏光ビームスプリッタ6で2方向に分けられ、それぞれ
スペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は複数
個もつ空間的なフィルター12と13上に描く。
定面10と参照面11からの光は、λ/4板9を通って
偏光ビームスプリッタ6で2方向に分けられ、それぞれ
スペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は複数
個もつ空間的なフィルター12と13上に描く。
【0062】ここで空間的なフィルター12,13とし
て例えば図2のマトリックス状の液晶シャッター32,
35等が考えられる。図2の31と34は液晶シャッタ
ー32,35上に描かれたスペックル干渉縞、図2の3
3と36は図2の液晶シャッター32,35によって選
択されたスペックル干渉縞パターンを表している。
て例えば図2のマトリックス状の液晶シャッター32,
35等が考えられる。図2の31と34は液晶シャッタ
ー32,35上に描かれたスペックル干渉縞、図2の3
3と36は図2の液晶シャッター32,35によって選
択されたスペックル干渉縞パターンを表している。
【0063】このとき偏光ビームスプリッタ6で2方向
に分けられた光のうち少なくとも片方の光路にハーフミ
ラー27が配置されエリアセンサー28上にも空間的な
フィルター13又は12上に描かれたものと同じスペッ
クル干渉縞パターンが描かれる。空間的なフィルター1
2と13は、空間的なフィルターの窓の開け閉めを制御
する空間フィルターコントローラー16の指令によって
窓を開け閉めし、スペックル干渉縞パターンのうち受光
素子14と15に透過するスペックル干渉縞パターンを
選択する。
に分けられた光のうち少なくとも片方の光路にハーフミ
ラー27が配置されエリアセンサー28上にも空間的な
フィルター13又は12上に描かれたものと同じスペッ
クル干渉縞パターンが描かれる。空間的なフィルター1
2と13は、空間的なフィルターの窓の開け閉めを制御
する空間フィルターコントローラー16の指令によって
窓を開け閉めし、スペックル干渉縞パターンのうち受光
素子14と15に透過するスペックル干渉縞パターンを
選択する。
【0064】ここで選択されるスペックル干渉縞パター
ンは、空間的なフィルター12、同じくフィルター13
上では同位相で、フィルター12と13では互いに90
°位相がずれているものである。
ンは、空間的なフィルター12、同じくフィルター13
上では同位相で、フィルター12と13では互いに90
°位相がずれているものである。
【0065】図2の31を空間的なフィルター12上の
スペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32を空間
的なフィルター12、34を空間的なフィルター13上
のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター35を空
間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択したスペ
ックル干渉縞パターン33と36の関係が90°の位相
ずれにあたる。空間的なフィルター12上のスペックル
干渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペ
ックル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリ
ッタ6で反射した光と透過した光の関係なので初めから
180°の位相差を持ったパターンとなっている。
スペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32を空間
的なフィルター12、34を空間的なフィルター13上
のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター35を空
間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択したスペ
ックル干渉縞パターン33と36の関係が90°の位相
ずれにあたる。空間的なフィルター12上のスペックル
干渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペ
ックル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリ
ッタ6で反射した光と透過した光の関係なので初めから
180°の位相差を持ったパターンとなっている。
【0066】次に本実施例において、例えば測長器とし
て機能させるためのスペックル干渉縞粒子を選択し、物
理的な窓に対応させる方法を含む前準備及び測長中の処
理について説明する。
て機能させるためのスペックル干渉縞粒子を選択し、物
理的な窓に対応させる方法を含む前準備及び測長中の処
理について説明する。
【0067】ターゲットである被測定面10にレーザー
を当て、測長準備開始をシステムコントローラー26に
指令すると、まず処理401にてエリアセンサー28を
通してスペックル干渉縞粒子の画像を取り込む。この画
像から処理402で測長に利用するスペックル干渉縞粒
子の候補を大きさや形から決定する。そして処理403
で前記候補粒子より干渉縞の位相が0°と90°のスペ
ックル干渉縞粒子、すなわち位相差が90°のスペック
ル干渉縞粒子を選択する。このスペックル干渉縞パター
ンの選択方法の例として参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させ、このときのスペックル干渉縞粒子の1周期
分の明暗変化からスペックル干渉縞粒子の1粒1粒の初
期位相を計測する方法がある。
を当て、測長準備開始をシステムコントローラー26に
指令すると、まず処理401にてエリアセンサー28を
通してスペックル干渉縞粒子の画像を取り込む。この画
像から処理402で測長に利用するスペックル干渉縞粒
子の候補を大きさや形から決定する。そして処理403
で前記候補粒子より干渉縞の位相が0°と90°のスペ
ックル干渉縞粒子、すなわち位相差が90°のスペック
ル干渉縞粒子を選択する。このスペックル干渉縞パター
ンの選択方法の例として参照面11を光軸方向にλ/2
分移動させ、このときのスペックル干渉縞粒子の1周期
分の明暗変化からスペックル干渉縞粒子の1粒1粒の初
期位相を計測する方法がある。
【0068】図6の処理501でピエゾ素子25による
参照面11の移動カウンターiを1にリセットし、各候
補粒子に対応する変数SxyとCxyを0にクリアーし
ておく。処理502でピエゾコントローラー24がピエ
ゾ素子25を駆動し参照面11を光軸方向に1ステップ
移動させる。この1ステップの移動量はλ/2をn等分
したものである。nは理論的に正弦波を決定できる分割
数でよいが多い方がノイズ等による誤差をおさえること
ができる。移動後、処理503でエリアセンサー28の
各候補粒子に対応する座標xyにおける光量を取り込
み、Dxy(i)とする。処理504ではDxy(i)
とデータ処理26にて予め作ったSINとCOSの1周
期をn等分した数値データ列のSIN(i)、COS
(i)から Sxy=Sxy+Dxy(i)×SIN(i) Cxy=Cxy+Dxy(i)×COS(i) を計算する。
参照面11の移動カウンターiを1にリセットし、各候
補粒子に対応する変数SxyとCxyを0にクリアーし
ておく。処理502でピエゾコントローラー24がピエ
ゾ素子25を駆動し参照面11を光軸方向に1ステップ
移動させる。この1ステップの移動量はλ/2をn等分
したものである。nは理論的に正弦波を決定できる分割
数でよいが多い方がノイズ等による誤差をおさえること
ができる。移動後、処理503でエリアセンサー28の
各候補粒子に対応する座標xyにおける光量を取り込
み、Dxy(i)とする。処理504ではDxy(i)
とデータ処理26にて予め作ったSINとCOSの1周
期をn等分した数値データ列のSIN(i)、COS
(i)から Sxy=Sxy+Dxy(i)×SIN(i) Cxy=Cxy+Dxy(i)×COS(i) を計算する。
【0069】そして処理505にて参照面11の移動カ
ウンターiをカウントアップし、処理506で参照面1
1がλ/2分の移動を完了したかどうか判断し、Noな
らば処理502へ戻り処理502から処理505を繰り
返す。処理506でYesとなると処理507へシーケ
ンスは進む。
ウンターiをカウントアップし、処理506で参照面1
1がλ/2分の移動を完了したかどうか判断し、Noな
らば処理502へ戻り処理502から処理505を繰り
返す。処理506でYesとなると処理507へシーケ
ンスは進む。
【0070】このとき変数SxyとCxyは
【0071】
【数2】 という値になっている。
【0072】処理507でスペックル干渉縞粒子の測長
用候補粒子座標カウンターxyをリセットし、処理50
8においてスペックル干渉縞粒子の初期位相、 φxy=arcTAN(Sxy/Cxy) を計算する。
用候補粒子座標カウンターxyをリセットし、処理50
8においてスペックル干渉縞粒子の初期位相、 φxy=arcTAN(Sxy/Cxy) を計算する。
【0073】処理509では処理508で計算した初期
位相φxyが物理的な窓12上で0°かどうか判定し、
Yesならば処理510で初期位相が0°のスペックル
干渉縞粒子として記憶し、Noならばシーケンスは処理
511へ進み処理511で今度は処理508で計算した
初期位相φxyが物理的な窓13上で90°かどうか判
定する。処理511の判定がYesなら処理512で初
期位相が90°のスペックル干渉縞粒子として記憶す
る。処理510及び処理512の後のシーケンス、そし
て処理511においてNoと判定された後のシーケンス
は処理513へ進み、測長用候補粒子座標カウンターx
yをカウントアップする。
位相φxyが物理的な窓12上で0°かどうか判定し、
Yesならば処理510で初期位相が0°のスペックル
干渉縞粒子として記憶し、Noならばシーケンスは処理
511へ進み処理511で今度は処理508で計算した
初期位相φxyが物理的な窓13上で90°かどうか判
定する。処理511の判定がYesなら処理512で初
期位相が90°のスペックル干渉縞粒子として記憶す
る。処理510及び処理512の後のシーケンス、そし
て処理511においてNoと判定された後のシーケンス
は処理513へ進み、測長用候補粒子座標カウンターx
yをカウントアップする。
【0074】そして処理514で測長用候補粒子が終了
したかどうか判断し、Noならば処理508へ戻り処理
508から処理513を繰り返す。Yesならばスペッ
クル干渉縞粒子の位相による選択ルーチンをぬける。以
上で物理的な窓12及び13上での位相差が90°のス
ペックル干渉縞粒子が選択できる。
したかどうか判断し、Noならば処理508へ戻り処理
508から処理513を繰り返す。Yesならばスペッ
クル干渉縞粒子の位相による選択ルーチンをぬける。以
上で物理的な窓12及び13上での位相差が90°のス
ペックル干渉縞粒子が選択できる。
【0075】次に処理404において物理的な窓12の
中で処理510で初期位相0°として記憶したスペック
ル干渉縞粒子に対応する座標の窓を開くよう指定する。
同様に処理405において物理的な窓13の中で処理5
12で初期位相90°として記憶したスペックル干渉縞
粒子に対応する座標の窓を開くよう指定する。そして処
理406では開くように指定された窓を空間フィルター
コントローラー16によって開きその他の窓を閉める。
ここまででスペックル測長器としての前準備が完了し測
長器として機能するようになる。
中で処理510で初期位相0°として記憶したスペック
ル干渉縞粒子に対応する座標の窓を開くよう指定する。
同様に処理405において物理的な窓13の中で処理5
12で初期位相90°として記憶したスペックル干渉縞
粒子に対応する座標の窓を開くよう指定する。そして処
理406では開くように指定された窓を空間フィルター
コントローラー16によって開きその他の窓を閉める。
ここまででスペックル測長器としての前準備が完了し測
長器として機能するようになる。
【0076】受光素子14と15は光量変化を電気信号
の変化に変換する働きをし、受光素子14と15から出
力される電気信号は測定面10の移動によって変化し、
物理的な窓12と13は互いに90°位相のずれたスペ
ックル干渉縞粒子を選択して窓が開かれているため受光
素子14と15からの電気信号も90°位相のずれたも
のとなる。例えば受光素子14からの電気信号が正弦波
とすると受光素子15からの電気信号は90°位相のず
れた正弦波となる。これ以降の信号処理は二つの信号か
らアップ、ダウンパルスを作る一般的な処理である。
の変化に変換する働きをし、受光素子14と15から出
力される電気信号は測定面10の移動によって変化し、
物理的な窓12と13は互いに90°位相のずれたスペ
ックル干渉縞粒子を選択して窓が開かれているため受光
素子14と15からの電気信号も90°位相のずれたも
のとなる。例えば受光素子14からの電気信号が正弦波
とすると受光素子15からの電気信号は90°位相のず
れた正弦波となる。これ以降の信号処理は二つの信号か
らアップ、ダウンパルスを作る一般的な処理である。
【0077】受光素子14と15からの電気信号はバッ
ファアンプ17及び18を介して補間回路19に入る。
補間回路19では二つの90°位相のずれた電気信号か
らさらに中間の位相を作り出し分解能を上げる働きをす
る。そして次のパルス化回路20でパルス信号に変換し
たのち、方向判別回路21で測定面の移動方向を判別し
てアップ、ダウンのパルスを作る。方向判別回路21か
ら出力されるアップ、ダウンのパルスをカウンタ22で
計測し、表示器23に測定面の移動量として数値が表示
される。
ファアンプ17及び18を介して補間回路19に入る。
補間回路19では二つの90°位相のずれた電気信号か
らさらに中間の位相を作り出し分解能を上げる働きをす
る。そして次のパルス化回路20でパルス信号に変換し
たのち、方向判別回路21で測定面の移動方向を判別し
てアップ、ダウンのパルスを作る。方向判別回路21か
ら出力されるアップ、ダウンのパルスをカウンタ22で
計測し、表示器23に測定面の移動量として数値が表示
される。
【0078】このように測長器として機能している間シ
ステムコントローラー26は処理406から処理410
のシーケンスを実行する。
ステムコントローラー26は処理406から処理410
のシーケンスを実行する。
【0079】処理407において処理403で選択した
スペックル干渉縞粒子を追跡し、処理408でスペック
ル干渉縞粒子の移動によって指定した物理的な窓12と
13の開く窓の指定を変更するかどうか判断する。Ye
sならば処理409で開く窓の指定を変更して処理40
6へ戻り、新たに指定した窓を開き指定を解除された窓
を閉じる。このとき窓の開閉は、開く窓、閉める窓、同
数でかつ同時に行う。処理408の判断でNoのときは
処理410で選択したスペックル干渉縞粒子の追跡を終
了するかどうかの判断をする。Noならば処理407へ
戻って処理を続行する。Yesならばシーケンスは終了
する。すなわち測長器としての機能が終了する。
スペックル干渉縞粒子を追跡し、処理408でスペック
ル干渉縞粒子の移動によって指定した物理的な窓12と
13の開く窓の指定を変更するかどうか判断する。Ye
sならば処理409で開く窓の指定を変更して処理40
6へ戻り、新たに指定した窓を開き指定を解除された窓
を閉じる。このとき窓の開閉は、開く窓、閉める窓、同
数でかつ同時に行う。処理408の判断でNoのときは
処理410で選択したスペックル干渉縞粒子の追跡を終
了するかどうかの判断をする。Noならば処理407へ
戻って処理を続行する。Yesならばシーケンスは終了
する。すなわち測長器としての機能が終了する。
【0080】ここで用いるエリアセンサー28は、例え
ば像を取り込むときに使うCCDのように面の位置座標
とその点における光量の変化をとらえることのできるセ
ンサーをいう。
ば像を取り込むときに使うCCDのように面の位置座標
とその点における光量の変化をとらえることのできるセ
ンサーをいう。
【0081】初期位相の計測は測長の前準備のときだけ
で、しかも参照面11を移動させた時の干渉縞の明暗変
化に出力と処理が追従すれば良いし、スペックル干渉縞
粒子の追跡も測定面の光軸方向の移動に比べれば比較的
ゆっくりであるので処理速度の遅いCCDのようなセン
サーでもよい。
で、しかも参照面11を移動させた時の干渉縞の明暗変
化に出力と処理が追従すれば良いし、スペックル干渉縞
粒子の追跡も測定面の光軸方向の移動に比べれば比較的
ゆっくりであるので処理速度の遅いCCDのようなセン
サーでもよい。
【0082】物理的な窓12と13で選択するスペック
ル干渉縞粒子はそれぞれ一つずつでもよいが複数個選択
することによって受光素子14と15に入射する光量が
増え、平均化効果によって、外乱やノイズに強くなる。
ル干渉縞粒子はそれぞれ一つずつでもよいが複数個選択
することによって受光素子14と15に入射する光量が
増え、平均化効果によって、外乱やノイズに強くなる。
【0083】又、上記スペックル干渉縞粒子の選択シー
ケンスの実施例において選択する粒子の初期位相を0°
と90°と限定して説明したがこれは一例であって、物
理的な窓12と13上においてそれぞれの位相差が90
°であれば良いので0°及び90°以外の位相角度でも
差が90°であればなんら問題はない。以上のスペック
ル干渉縞粒子の選択シーケンス及びスペックル干渉縞粒
子の追跡シーケンスはシステムコントローラー26によ
ってコントロールされる。
ケンスの実施例において選択する粒子の初期位相を0°
と90°と限定して説明したがこれは一例であって、物
理的な窓12と13上においてそれぞれの位相差が90
°であれば良いので0°及び90°以外の位相角度でも
差が90°であればなんら問題はない。以上のスペック
ル干渉縞粒子の選択シーケンス及びスペックル干渉縞粒
子の追跡シーケンスはシステムコントローラー26によ
ってコントロールされる。
【0084】図2ではスペックル干渉縞粒子の一粒一粒
を小さな干渉縞として描いているが例えば測定面が鏡面
ならば大きな干渉縞が現れるはずである。この場合もス
ペックル干渉縞パターンが極端に大きくなったとして物
理的な窓を対応させれば上記システム及びシーケンスは
なんら問題なく扱うことができる。同様に半鏡面の金属
面や光沢面であっても本実施例は同様に対応することが
できる。
を小さな干渉縞として描いているが例えば測定面が鏡面
ならば大きな干渉縞が現れるはずである。この場合もス
ペックル干渉縞パターンが極端に大きくなったとして物
理的な窓を対応させれば上記システム及びシーケンスは
なんら問題なく扱うことができる。同様に半鏡面の金属
面や光沢面であっても本実施例は同様に対応することが
できる。
【0085】図7,図8,図9は各々本発明の実施例
4,5,6の要部概略図である。図7,図8,図9にお
いて図4で示した要素と同一要素には同符番を付してい
る。図7の実施例4において、601はAOM周波数シ
フター、602はAOMシフターコントローラーであ
る。
4,5,6の要部概略図である。図7,図8,図9にお
いて図4で示した要素と同一要素には同符番を付してい
る。図7の実施例4において、601はAOM周波数シ
フター、602はAOMシフターコントローラーであ
る。
【0086】図7の実施例4はスペックル干渉縞粒子の
位相の違いによる選択方法で干渉縞に1周期分の変化を
与える手段として図4の実施例3における参照面11を
機械的に移動させる方法の代わりとしてAOM周波数シ
フター601によって所定の周波数差のついた偏光面が
互いに直交する2周波数のレーザー光を作り、それぞれ
の光を測定面10と参照面11にあて干渉させることに
より2周波数の差による干渉縞の周期変化信号を得る方
法を用いている点が異なっており、その他の構成は実質
的に同じである。
位相の違いによる選択方法で干渉縞に1周期分の変化を
与える手段として図4の実施例3における参照面11を
機械的に移動させる方法の代わりとしてAOM周波数シ
フター601によって所定の周波数差のついた偏光面が
互いに直交する2周波数のレーザー光を作り、それぞれ
の光を測定面10と参照面11にあて干渉させることに
より2周波数の差による干渉縞の周期変化信号を得る方
法を用いている点が異なっており、その他の構成は実質
的に同じである。
【0087】図8の実施例5では図7の実施例4におい
て、測長信号の取り方を光ヘテロダイン方式としたもの
である。図8において701は光の周波数シフト量を位
相差信号に変換する位相変換器である。
て、測長信号の取り方を光ヘテロダイン方式としたもの
である。図8において701は光の周波数シフト量を位
相差信号に変換する位相変換器である。
【0088】図8において実施例3と同様に物理的な窓
13によって選択された同位相のスペックル干渉縞粒子
からの信号は次に説明するような信号となる。
13によって選択された同位相のスペックル干渉縞粒子
からの信号は次に説明するような信号となる。
【0089】即ち、AOM周波数シフター601を出た
偏光面が互いに直交する2周波数のレーザー光の周波数
をそれぞれf1,f2とし、測定面10にはf1、参照
面11にはf2の周波数のレーザー光が行くものとす
る。この時測定面10が移動するとf1はドップラー周
波数シフトΔf1を生じ、周波数f1+Δf1となり、
これが参照面11から反射した光f2と干渉すると周波
数(f2−f1)±Δf1という信号となる。
偏光面が互いに直交する2周波数のレーザー光の周波数
をそれぞれf1,f2とし、測定面10にはf1、参照
面11にはf2の周波数のレーザー光が行くものとす
る。この時測定面10が移動するとf1はドップラー周
波数シフトΔf1を生じ、周波数f1+Δf1となり、
これが参照面11から反射した光f2と干渉すると周波
数(f2−f1)±Δf1という信号となる。
【0090】この周波数(f2−f1)±Δf1という
信号が物理的な窓13によって同じ位相のスペックル干
渉縞粒子からの光のみ通過することになり受光素子15
にて電気信号として検出される。受光素子15からの電
気信号(f2−f1)±Δf1は基準発振器602から
の基準信号(f2−f1)と共に位相変換器701に入
り周波数シフト信号が位相差の信号に変換される。この
後の処理は実施例3と同様に行なわれ測定面10の移動
量が数値化され表示器23に表示される。
信号が物理的な窓13によって同じ位相のスペックル干
渉縞粒子からの光のみ通過することになり受光素子15
にて電気信号として検出される。受光素子15からの電
気信号(f2−f1)±Δf1は基準発振器602から
の基準信号(f2−f1)と共に位相変換器701に入
り周波数シフト信号が位相差の信号に変換される。この
後の処理は実施例3と同様に行なわれ測定面10の移動
量が数値化され表示器23に表示される。
【0091】図9の実施例6では図4の実施例3に比べ
てスペックル干渉縞粒子の選択を物理的な窓ではなくて
画像処理によってソフト的に選択しようとするものであ
る点が異なっており、その他の構成は基本的に同じであ
る。
てスペックル干渉縞粒子の選択を物理的な窓ではなくて
画像処理によってソフト的に選択しようとするものであ
る点が異なっており、その他の構成は基本的に同じであ
る。
【0092】図9において801はエリアセンサー、8
02は画像処理及びデータ処理などを行なうコントロー
ラー、802は表示器である。図9の実施例6では物理
的な窓の代わりを画像処理にて行ない測定面10の移動
による位相信号の変化をソフト的に処理している。
02は画像処理及びデータ処理などを行なうコントロー
ラー、802は表示器である。図9の実施例6では物理
的な窓の代わりを画像処理にて行ない測定面10の移動
による位相信号の変化をソフト的に処理している。
【0093】以上のように実施例3〜6においてはスペ
ックル干渉縞粒子を選択して、物理的な窓を持つ空間的
なフィルターを前記選択したスペックル干渉縞粒子に対
応して開閉し、位相が90°ずれた信号を取り出すこと
によって、特殊な受光素子や複雑な信号処理装置を必要
とせずに従来からある信号処理回路で簡単にスペックル
干渉計の位相情報を取り出すことができる。
ックル干渉縞粒子を選択して、物理的な窓を持つ空間的
なフィルターを前記選択したスペックル干渉縞粒子に対
応して開閉し、位相が90°ずれた信号を取り出すこと
によって、特殊な受光素子や複雑な信号処理装置を必要
とせずに従来からある信号処理回路で簡単にスペックル
干渉計の位相情報を取り出すことができる。
【0094】更に前記選択したスペックル干渉縞粒子の
移動に伴って対応する物理的な窓を変更する機能を合わ
せて持たせることによって、物体面の移動を計測する測
長器に利用することができる。又その処理も高速に行な
うことができる。更にスペックルはターゲットが粗面で
なくては現れないのにもかかわらず測定面が鏡面でも光
沢面であっても本実施例1によるシステムは対応するこ
とが可能である等の効果を有している。
移動に伴って対応する物理的な窓を変更する機能を合わ
せて持たせることによって、物体面の移動を計測する測
長器に利用することができる。又その処理も高速に行な
うことができる。更にスペックルはターゲットが粗面で
なくては現れないのにもかかわらず測定面が鏡面でも光
沢面であっても本実施例1によるシステムは対応するこ
とが可能である等の効果を有している。
【0095】図10は本発明の実施例7の要部概略図で
ある。図10において図4で示した要素と同一要素には
同符番を付している。
ある。図10において図4で示した要素と同一要素には
同符番を付している。
【0096】本実施例は図1の実施例1に比べて1/2
波長板2をシステムコントローラ26の指令によって回
動可能に構成することにより測定面10と参照面11か
らの反射光の光量比を自動的に任意に調整することがで
きるようにしたことが異なっており、その他の構成は基
本的に同じである。
波長板2をシステムコントローラ26の指令によって回
動可能に構成することにより測定面10と参照面11か
らの反射光の光量比を自動的に任意に調整することがで
きるようにしたことが異なっており、その他の構成は基
本的に同じである。
【0097】次に本実施例の構成の特徴について図4の
実施例3と一部重複するが説明する。図中、符番1〜2
6,2027,2028,2029,2030,203
1に示す各要素は図4で示した要素と同じである。
実施例3と一部重複するが説明する。図中、符番1〜2
6,2027,2028,2029,2030,203
1に示す各要素は図4で示した要素と同じである。
【0098】本実施例において、レーザー1からでた直
線偏光の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5によってレーザー光は2分割され一方は測定面10、
他方は参照面11に照射される。λ/2板2は光軸を軸
にして回転させることによって垂直に入射した直線偏光
の光の偏光面を回転させる働きをする。偏光面の回転角
度はλ/2板2の回転角度の2倍となる。
線偏光の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5によってレーザー光は2分割され一方は測定面10、
他方は参照面11に照射される。λ/2板2は光軸を軸
にして回転させることによって垂直に入射した直線偏光
の光の偏光面を回転させる働きをする。偏光面の回転角
度はλ/2板2の回転角度の2倍となる。
【0099】図11にその様子を示す。32が入射光の
偏光面、33が透過光の偏光面、θがλ/2板2の回転
角度、2θが透過光の偏光面33の回転角度である。
偏光面、33が透過光の偏光面、θがλ/2板2の回転
角度、2θが透過光の偏光面33の回転角度である。
【0100】次に光量バランス取りの一例を示す。まず
偏光ビームスプリッタ5に入射する光がすべて透過し参
照面11に達するようにレーザー光の偏光面を回転させ
た時のλ/2板2の回転角度を0°及びレーザー光の偏
光面の回転角度も0°とする。この時測定面10と参照
面11に略同じ光量が入射するようにレーザーの偏光面
を45°回転させるためにλ/2板2を22.5°回転
させる。
偏光ビームスプリッタ5に入射する光がすべて透過し参
照面11に達するようにレーザー光の偏光面を回転させ
た時のλ/2板2の回転角度を0°及びレーザー光の偏
光面の回転角度も0°とする。この時測定面10と参照
面11に略同じ光量が入射するようにレーザーの偏光面
を45°回転させるためにλ/2板2を22.5°回転
させる。
【0101】そしてエンコーダー2027によってλ/
2板2の回転角度をモーターコントローラー2028を
介しデータ処理26に読み込む。回転させる角度は正確
でなくてよいが何度回転させたかは、エンコーダー20
27によって正確に読み込む。この時の読み込んだ回転
角度をθ1とする。
2板2の回転角度をモーターコントローラー2028を
介しデータ処理26に読み込む。回転させる角度は正確
でなくてよいが何度回転させたかは、エンコーダー20
27によって正確に読み込む。この時の読み込んだ回転
角度をθ1とする。
【0102】次にシャッター2029を閉じて、シャッ
ッター2030を開けて参照面11からの反射光のみの
光量を受光素子14又は15によってデータ処理26に
読み込む。この時の光量をP1とする。
ッター2030を開けて参照面11からの反射光のみの
光量を受光素子14又は15によってデータ処理26に
読み込む。この時の光量をP1とする。
【0103】今度は逆にシャッター2030を閉じてシ
ャッター2029を開き参照面11からの反射光量を受
光素子14又は15よりデータ処理26に読み込む。こ
の時の光量をP2とする。又同時にこの時のλ/2板2
の回転角度も読み込みθ2とする。
ャッター2029を開き参照面11からの反射光量を受
光素子14又は15よりデータ処理26に読み込む。こ
の時の光量をP2とする。又同時にこの時のλ/2板2
の回転角度も読み込みθ2とする。
【0104】ここで参照面11の反射率をR1、測定面
10の反射率をR2、レーザーから偏光ビームスプリッ
タ5に入射する全光量をSとすると、
10の反射率をR2、レーザーから偏光ビームスプリッ
タ5に入射する全光量をSとすると、
【0105】
【数3】 という関係になる。
【0106】そして光量P1とP2が等しくなるときの
λ/2板2の回転角度をθxとすると、
λ/2板2の回転角度をθxとすると、
【0107】
【数4】 となり、(3)の式に(1)と(2)の式を代入すると
【0108】
【数5】 となってλ/2板2の回転角度θxは
【0109】
【数6】 と求まる。
【0110】これらの計算をデータ処理26で行ない、
計算結果であるθxの角度までλ/2板2を回転するよ
うにモーターコントローラー2028に指示し、エンコ
ーダー付きモーター2027によってλ/2板2がθx
の角度まで回転する。最後にシャッター2029とシャ
ッター2030を開く。これで光量のバランス取りが完
了する。以上の光量バランス取り手順はシステムコント
ローラー26の指令によって自動的に行っている。
計算結果であるθxの角度までλ/2板2を回転するよ
うにモーターコントローラー2028に指示し、エンコ
ーダー付きモーター2027によってλ/2板2がθx
の角度まで回転する。最後にシャッター2029とシャ
ッター2030を開く。これで光量のバランス取りが完
了する。以上の光量バランス取り手順はシステムコント
ローラー26の指令によって自動的に行っている。
【0111】図12は本発明の実施例8の要部概略図で
ある。本実施例は図10の実施例7に比べてλ/2板2
を光源1とビームエクスパンダー101との間に配置す
る代わりに、ビームエクスパンダー101と偏光ビーム
スプリッタ5との間に配置した点が異なっており、その
他の構成は基本的に同じである。
ある。本実施例は図10の実施例7に比べてλ/2板2
を光源1とビームエクスパンダー101との間に配置す
る代わりに、ビームエクスパンダー101と偏光ビーム
スプリッタ5との間に配置した点が異なっており、その
他の構成は基本的に同じである。
【0112】この他、本実施例出においてλ/2板2を
ビームエクスパンダー101を構成するレンズ3とレン
ズ4との間に配置しても前述の実施例7と同様の効果が
得られる。
ビームエクスパンダー101を構成するレンズ3とレン
ズ4との間に配置しても前述の実施例7と同様の効果が
得られる。
【0113】以上のように実施例7,8においては、光
学的な位相差が使用する光の波長の1/2に相当する波
長板(λ/2板)を測定面10と参照面11に光を分け
る偏向ビームスプリッタと光源との間の光路中に挿入
し、この波長板を回転させることによって光の偏向面を
回転させ、偏向ビームスプリッターによって分岐して測
定面10と参照面11にむかう光の光量比を無段階に調
整する機構を持ち、測定面10と参照面11からの反射
光量が等しくなるような光量バランスとなるようにλ/
2板の回転角度を自動的に調整することによって、連続
的な光量の微調節が可能となって干渉縞のコントラスト
を充分に高めることができる。
学的な位相差が使用する光の波長の1/2に相当する波
長板(λ/2板)を測定面10と参照面11に光を分け
る偏向ビームスプリッタと光源との間の光路中に挿入
し、この波長板を回転させることによって光の偏向面を
回転させ、偏向ビームスプリッターによって分岐して測
定面10と参照面11にむかう光の光量比を無段階に調
整する機構を持ち、測定面10と参照面11からの反射
光量が等しくなるような光量バランスとなるようにλ/
2板の回転角度を自動的に調整することによって、連続
的な光量の微調節が可能となって干渉縞のコントラスト
を充分に高めることができる。
【0114】その結果、スペックル干渉計の出力電気信
号とノイズとの比が大きくなり、測定精度が向上する。
又参照面11と測定面10の光量バランスを取るための
NDフィルターも必要なくなる等といった効果を有して
いる。
号とノイズとの比が大きくなり、測定精度が向上する。
又参照面11と測定面10の光量バランスを取るための
NDフィルターも必要なくなる等といった効果を有して
いる。
【0115】図13は本発明の実施例9の要部概略図で
ある。同図において図1で示した要素と同一要素には同
符番を付している。
ある。同図において図1で示した要素と同一要素には同
符番を付している。
【0116】本実施例は図1の実施例1に比べて、参照
面11を光源1からの光束の波長の1/2程度、光軸方
向に移動させて、この時エリアセンサーでスペックル干
渉縞粒子の明暗変化を検出して、スペックル干渉縞粒子
の1つ1つの初期位相を計測している点が異なり、その
他の構成は基本的に同じである。図中符番1〜26に示
す各要素は図1で示した要素と同じである。
面11を光源1からの光束の波長の1/2程度、光軸方
向に移動させて、この時エリアセンサーでスペックル干
渉縞粒子の明暗変化を検出して、スペックル干渉縞粒子
の1つ1つの初期位相を計測している点が異なり、その
他の構成は基本的に同じである。図中符番1〜26に示
す各要素は図1で示した要素と同じである。
【0117】図13において、27はハーフミラー、2
8はスペックル粒子の干渉縞の初期位相を計測するため
のエリアセンサー、29はエリアセンサー28を駆動す
るためのエリアセンサーコントローラー、30はエリア
センサーのアナログ出力をデジタル変換するA/Dコン
バーターである。
8はスペックル粒子の干渉縞の初期位相を計測するため
のエリアセンサー、29はエリアセンサー28を駆動す
るためのエリアセンサーコントローラー、30はエリア
センサーのアナログ出力をデジタル変換するA/Dコン
バーターである。
【0118】本実施例において、レーザー1からでた直
線偏向の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5ではλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度に
よって反射する光と透過する光のパワー比が変わる。偏
光ビームスプリッタ5で反射した光はλ/4板7を通っ
て測定面10に照射される。測定面10の拡散面で乱反
射した光は再びλ/4板7を通過し今度は偏光ビームス
プリッタ5を透過する。レンズ3と4から平行光として
偏光ビームスプリッタ5に入射した光のうち透過した光
はλ/4板8を通って参照面11で反射され再びλ/4
板8を通過し、偏光ビームスプリッタ5で今度は反射し
て、測定面10からの光と一緒になる。
線偏向の可干渉な光はλ/2板2を通り、レンズ3と4
によって広げられ平行光となる。偏光ビームスプリッタ
5ではλ/2板2の光軸を中心とする回転の回転角度に
よって反射する光と透過する光のパワー比が変わる。偏
光ビームスプリッタ5で反射した光はλ/4板7を通っ
て測定面10に照射される。測定面10の拡散面で乱反
射した光は再びλ/4板7を通過し今度は偏光ビームス
プリッタ5を透過する。レンズ3と4から平行光として
偏光ビームスプリッタ5に入射した光のうち透過した光
はλ/4板8を通って参照面11で反射され再びλ/4
板8を通過し、偏光ビームスプリッタ5で今度は反射し
て、測定面10からの光と一緒になる。
【0119】偏光ビームスプリッタ5で一緒になった測
定面10と参照面11からの光は、λ/4板9を通って
偏光ビームスプリッタ6で2方向に分けられ、それぞれ
スペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は複数
個もつ空間的なフィルター12と13上に描く。
定面10と参照面11からの光は、λ/4板9を通って
偏光ビームスプリッタ6で2方向に分けられ、それぞれ
スペックル干渉縞パターンを物理的な窓を一つ又は複数
個もつ空間的なフィルター12と13上に描く。
【0120】ここで空間的なフィルター12,13とし
て例えば図2のマトリックス状の液晶シャッター32,
35などが考えられる。図2の31,34は液晶シャッ
ター32,35上に描かれたスペックル干渉縞、図2の
33と36は図2の液晶シャッター32,35によって
選択されたスペックル干渉縞パターンを表している。
て例えば図2のマトリックス状の液晶シャッター32,
35などが考えられる。図2の31,34は液晶シャッ
ター32,35上に描かれたスペックル干渉縞、図2の
33と36は図2の液晶シャッター32,35によって
選択されたスペックル干渉縞パターンを表している。
【0121】このとき、偏光ビームスプリッター6で2
方向に分けられた光のうち少なくとも片方の光路にハー
フミラー27が配置され、エリアセンサー28上にも空
間的なフィルター13又は12上に描かれたものと同じ
スペックル干渉縞パターンが描かれる。
方向に分けられた光のうち少なくとも片方の光路にハー
フミラー27が配置され、エリアセンサー28上にも空
間的なフィルター13又は12上に描かれたものと同じ
スペックル干渉縞パターンが描かれる。
【0122】空間的フィルター12と13は、空間的な
フィルターの窓の開け閉めを制御する空間フィルターコ
ントローラー16の指令によって窓を開け閉めし、スペ
ックル干渉縞パターンのうち受光素子14と15に透過
するスペックル干渉縞パターンを選択する。
フィルターの窓の開け閉めを制御する空間フィルターコ
ントローラー16の指令によって窓を開け閉めし、スペ
ックル干渉縞パターンのうち受光素子14と15に透過
するスペックル干渉縞パターンを選択する。
【0123】ここで選択されるスペックル干渉縞パター
ンは空間的なフィルター12、同じく13上では同位相
で、フィルター12と13では互いに90°位相がずれ
てるものである。
ンは空間的なフィルター12、同じく13上では同位相
で、フィルター12と13では互いに90°位相がずれ
てるものである。
【0124】図2の31を空間的なフィルター12上の
スペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32を空間
的なフィルター12、34を空間的なフィルター13上
のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター35を空
間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択したスペ
ックル干渉縞パターン33と36の関係が90°の位相
ずれにあたる。空間的なフィルター12上のスペックル
干渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペ
ックル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリ
ッタ6で反射した光と透過した光の関係なので初めから
180°の位相差を持ったパターンとなっている。
スペックル干渉縞パターン、液晶シャッター32を空間
的なフィルター12、34を空間的なフィルター13上
のスペックル干渉縞パターン、液晶シャッター35を空
間的なフィルター13とすれば、それぞれ選択したスペ
ックル干渉縞パターン33と36の関係が90°の位相
ずれにあたる。空間的なフィルター12上のスペックル
干渉縞パターン31と空間的なフィルター13上のスペ
ックル干渉縞パターン34はそれぞれ偏光ビームスプリ
ッタ6で反射した光と透過した光の関係なので初めから
180°の位相差を持ったパターンとなっている。
【0125】このスペックル干渉縞パターンの選択方法
の例として参照面11を光軸方向にλ/2分移動させ、
エリアセンサー28でスペックル干渉縞パターンの1粒
1粒の初期位相を計測している。これはまずピエゾコン
トローラー24の指令によってピエゾ25を駆動し、参
照面11を光軸方向にλ/2分移動させる。このときス
ペックル干渉縞パターンはそれぞれ1周期分の明暗変化
を起こす。
の例として参照面11を光軸方向にλ/2分移動させ、
エリアセンサー28でスペックル干渉縞パターンの1粒
1粒の初期位相を計測している。これはまずピエゾコン
トローラー24の指令によってピエゾ25を駆動し、参
照面11を光軸方向にλ/2分移動させる。このときス
ペックル干渉縞パターンはそれぞれ1周期分の明暗変化
を起こす。
【0126】この変化をエリアセンサー28でアナログ
の電気信号として捉え、A/Dコンバーター30で時間
軸方向にn等分し、デジタル変換してデータ処理26に
送る。1回の測定でエリアセンサー28上に描かれた全
スペックル干渉縞パターンそれぞれについてn等分した
1周期分の明暗変化のデータが得られる。
の電気信号として捉え、A/Dコンバーター30で時間
軸方向にn等分し、デジタル変換してデータ処理26に
送る。1回の測定でエリアセンサー28上に描かれた全
スペックル干渉縞パターンそれぞれについてn等分した
1周期分の明暗変化のデータが得られる。
【0127】次にデータ処理26では取り込んだデータ
からそれぞれのスペックル干渉縞パターンの位相を計算
する。以下にその計算方法を示す。
からそれぞれのスペックル干渉縞パターンの位相を計算
する。以下にその計算方法を示す。
【0128】まず全スペックル干渉縞パターンのデータ
のうち一つのスペックルの明暗変化データをD(i) と
し、データ処理26にて作ったSINとCOSの1周期
をn等分した数値データ列をSIN(i) ,COS(i) と
するとこの場所におけるスペックル干渉縞パターンの位
相はφは、
のうち一つのスペックルの明暗変化データをD(i) と
し、データ処理26にて作ったSINとCOSの1周期
をn等分した数値データ列をSIN(i) ,COS(i) と
するとこの場所におけるスペックル干渉縞パターンの位
相はφは、
【0129】
【数7】 をデータ処理26において計算することによって求める
ことができる。
ことができる。
【0130】これをエリアセンサー28で取り込んだ全
てのスペックル干渉縞パターンについて計算し、同位相
あるいは90°位相のずれたスペックル干渉縞パターン
を複数個選択することができる。
てのスペックル干渉縞パターンについて計算し、同位相
あるいは90°位相のずれたスペックル干渉縞パターン
を複数個選択することができる。
【0131】予めエリアセンサー28の座標と空間的な
フィルター12と13の一つ一つのシャッターの位置の
対応を付けておけばエリアセンサー28からのデータを
計算した結果から選択すべきスペックル干渉縞パター
ン、即ち空間的なフィルター12と13のシャッターを
決定することができる。
フィルター12と13の一つ一つのシャッターの位置の
対応を付けておけばエリアセンサー28からのデータを
計算した結果から選択すべきスペックル干渉縞パター
ン、即ち空間的なフィルター12と13のシャッターを
決定することができる。
【0132】ここで用いるエリアセンサー28とは、例
えば像を取り込む時に使うCCDのように面の位置座標
とその点における光量の変化をとらえることのできるセ
ンサーをいう。
えば像を取り込む時に使うCCDのように面の位置座標
とその点における光量の変化をとらえることのできるセ
ンサーをいう。
【0133】初期位相の計測は始めの1回だけでしかも
参照面11をλ/2分移動させた時に干渉縞の明暗変化
に出力と処理が追従すればよいので処理速度の遅いCC
Dのようなセンサーでもよい。
参照面11をλ/2分移動させた時に干渉縞の明暗変化
に出力と処理が追従すればよいので処理速度の遅いCC
Dのようなセンサーでもよい。
【0134】空間的なフィルター12と13で選択する
スペックル干渉縞パターンはそれぞれ一つづつでもよい
が複数個選択することによって受光素子14と15に入
射する光量が増え、平均化効果によって、外乱やノイズ
に強くなる。
スペックル干渉縞パターンはそれぞれ一つづつでもよい
が複数個選択することによって受光素子14と15に入
射する光量が増え、平均化効果によって、外乱やノイズ
に強くなる。
【0135】以上のスペックル干渉縞パターンの選択シ
ーケンスはシステムコントローラー26によってコント
ロールされる。受光素子14と15は光量変化を電気信
号の変化に変換する働きをする。
ーケンスはシステムコントローラー26によってコント
ロールされる。受光素子14と15は光量変化を電気信
号の変化に変換する働きをする。
【0136】受光素子14と15から出力される電気信
号は測定面10の移動によって変化し、互いに90°位
相のずれた光が空間的なフィルター12と13から透過
してくるから電気信号も90°位相のずれたものとな
る。例えば受光素子14からの電気信号が正弦波とする
と受光素子15からの電気信号は90°位相のずれた正
弦波となる。これ以降の信号処理は二つの信号からアッ
プ、ダウンパルスを作る一般的な処理である。以下にそ
の一例を示す。
号は測定面10の移動によって変化し、互いに90°位
相のずれた光が空間的なフィルター12と13から透過
してくるから電気信号も90°位相のずれたものとな
る。例えば受光素子14からの電気信号が正弦波とする
と受光素子15からの電気信号は90°位相のずれた正
弦波となる。これ以降の信号処理は二つの信号からアッ
プ、ダウンパルスを作る一般的な処理である。以下にそ
の一例を示す。
【0137】受光素子14(15)からの電気信号はバ
ッファアンプ17(18)を介して補間回路19に入
る。補間回路19では二つの90°位相のずれた電気信
号からさらに中間の位相を作りだし分解能を上げる働き
をする。そして次のパルス化回路20でパルス信号に変
換したのち、方向判別回路21で測定面の移動方向を判
別してアップ、ダウンのパルスを作る。方向判別回路2
1から出力されるアップ、ダウンのパルスをカウンタ2
2で計測し、表示器23に測定面の移動量として数値を
表示している。
ッファアンプ17(18)を介して補間回路19に入
る。補間回路19では二つの90°位相のずれた電気信
号からさらに中間の位相を作りだし分解能を上げる働き
をする。そして次のパルス化回路20でパルス信号に変
換したのち、方向判別回路21で測定面の移動方向を判
別してアップ、ダウンのパルスを作る。方向判別回路2
1から出力されるアップ、ダウンのパルスをカウンタ2
2で計測し、表示器23に測定面の移動量として数値を
表示している。
【0138】図14,図15は本発明の実施例10の一
部分の概略図、図16,図17は本発明の実施例11の
一部分の概略図である。
部分の概略図、図16,図17は本発明の実施例11の
一部分の概略図である。
【0139】実施例10,11は図13の実施例9に比
べて、偏光ビームスプリッタ6からの光束をエリアセン
サー28に導光するまでの光学系が異なっているだけで
あり、その他は基本的に同じである。
べて、偏光ビームスプリッタ6からの光束をエリアセン
サー28に導光するまでの光学系が異なっているだけで
あり、その他は基本的に同じである。
【0140】図14,図15の実施例10ではハーフミ
ラーの代わりに可動式のミラー71を用いている。図1
4,図15において71はミラー、72はミラー71を
駆動する駆動装置、73は駆動装置72を動かすドライ
バーである。
ラーの代わりに可動式のミラー71を用いている。図1
4,図15において71はミラー、72はミラー71を
駆動する駆動装置、73は駆動装置72を動かすドライ
バーである。
【0141】スペックル干渉縞パターンの初期位相を計
測する時は図14のようにミラー71で光をエリアセン
サー28に導く。測定面の移動量を計測するスペックル
干渉系測長器として信号を処理する時は図15のように
ミラー71を移動させて光を空間的なフィルター13あ
るいは12に導いている。
測する時は図14のようにミラー71で光をエリアセン
サー28に導く。測定面の移動量を計測するスペックル
干渉系測長器として信号を処理する時は図15のように
ミラー71を移動させて光を空間的なフィルター13あ
るいは12に導いている。
【0142】図16,図17の実施例11ではハーフミ
ラーを用いず、その代わりにエリアセンサー28を光路
中に挿脱可能としている。
ラーを用いず、その代わりにエリアセンサー28を光路
中に挿脱可能としている。
【0143】図16,図17の実施例11において、7
4はエリアセンサー28を駆動する駆動装置、75は駆
動装置74を動かすドライバーである。
4はエリアセンサー28を駆動する駆動装置、75は駆
動装置74を動かすドライバーである。
【0144】スペックル干渉縞パターンの初期位相を計
測する時は図16のようにエリアセンサー28で光を受
ける。測定面の移動量を計測するスペックル干渉系測長
器として信号を処理する時は図17のようにエリアセン
サー28を移動させて光を空間的なフィルター13ある
いは12に導いている。
測する時は図16のようにエリアセンサー28で光を受
ける。測定面の移動量を計測するスペックル干渉系測長
器として信号を処理する時は図17のようにエリアセン
サー28を移動させて光を空間的なフィルター13ある
いは12に導いている。
【0145】尚、実施例10,11における信号処理、
シーケンス及び計算処理等は実施例9と同じである。
シーケンス及び計算処理等は実施例9と同じである。
【0146】以上のように実施例9,10,11におい
ては、スペックル干渉縞に対応して物理的な窓を持つ空
間的なフィルターを配置し位相が90°ずれた信号を取
り出すことによって、特殊な受光素子や複雑な信号処理
装置を必要とせずに従来からある信号処理回路で簡単に
スペックル干渉計の位相情報を取り出すことができ、物
体面の移動を計測する測長器に利用することができる。
又その処理も高速に行なうことができるといった効果を
有している。
ては、スペックル干渉縞に対応して物理的な窓を持つ空
間的なフィルターを配置し位相が90°ずれた信号を取
り出すことによって、特殊な受光素子や複雑な信号処理
装置を必要とせずに従来からある信号処理回路で簡単に
スペックル干渉計の位相情報を取り出すことができ、物
体面の移動を計測する測長器に利用することができる。
又その処理も高速に行なうことができるといった効果を
有している。
【0147】
【発明の効果】本発明によれば前述したようにスペック
ル干渉縞パターンに対応した窓を持つ空間的なフィルタ
ーを配置し位相が90°ずれた2つの信号を取り出すこ
とによって、特殊な受光素子や複雑な信号処理装置を必
要とせずに従来からある信号処理回路で簡単に必要な位
相情報を取り出すことができ、例えば測定面の移動情報
を高精度に、かつ高速に計測する測長器に利用すること
ができるといったスペックル干渉装置を達成することが
できる。
ル干渉縞パターンに対応した窓を持つ空間的なフィルタ
ーを配置し位相が90°ずれた2つの信号を取り出すこ
とによって、特殊な受光素子や複雑な信号処理装置を必
要とせずに従来からある信号処理回路で簡単に必要な位
相情報を取り出すことができ、例えば測定面の移動情報
を高精度に、かつ高速に計測する測長器に利用すること
ができるといったスペックル干渉装置を達成することが
できる。
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明に係る空間的なフィルターの説明図
【図3】 本発明の実施例2の要部概略図
【図4】 本発明の実施例3の要部概略図
【図5】 本発明の実施例3のシーケンスフローの説
明図
明図
【図6】 本発明の実施例3のスペックル干渉縞粒子
の選択シーケンスフローの説明図
の選択シーケンスフローの説明図
【図7】 本発明の実施例4の要部概略図
【図8】 本発明の実施例5の要部概略図
【図9】 本発明の実施例6の要部概略図
【図10】 本発明の実施例7の要部概略図
【図11】 図10の一部分の説明図
【図12】 本発明の実施例8の要部概略図
【図13】 本発明の実施例9の要部概略図
【図14】 本発明の実施例10の要部概略図
【図15】 本発明の実施例10の要部概略図
【図16】 本発明の実施例11の要部概略図
【図17】 本発明の実施例11の要部概略図
【符号の説明】 1 レーザ 2 λ/2板 3,4 レンズ 5,6 偏光ビームスプリッター 7,8,9 λ/4板 10 測定面 11 参照面 12,13 空間的なフィルター 14,15 受光素子 17,18 バッファアンプ 101 ビームエクスパンダー 27 ハーフミラー 28 エリアセンサー
Claims (10)
- 【請求項1】 光源からの光束を複数の光束に分割し、
このうち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面
を介した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パター
ンを形成するスペックル干渉装置において、該スペック
ル干渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有
する空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルタ
ーにより同位相のスペックル干渉縞パターンを形成した
ことを特徴とするスペックル干渉装置。 - 【請求項2】 前記スペックル干渉縞パターンに基づく
光束をビームスプリッターで2つに分割し、分割した各
々の光路中に前記フィルターを配置し、該フィルターを
介して形成した2つのスペックル干渉縞パターン間に9
0度の位相差がつくようにしたことを特徴とする請求項
1のスペックル干渉装置。 - 【請求項3】 光源からの光束を複数の光束に分割し、
このうち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面
を介した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パター
ンを形成するスペックル干渉装置において、該スペック
ル干渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有
する空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルタ
ーにより同位相のスペックル干渉縞粒子を抽出する際、
対象とするスペックル干渉縞粒子の位置移動を追跡し、
該スペックル干渉縞粒子に対応する該フィルターの窓を
該スペックル干渉縞粒子の移動に合わせて切り替えるよ
うにしたことを特徴とするスペックル干渉装置。 - 【請求項4】 前記フィルターの窓の開閉に際して、開
く窓と閉じる窓を同数とし、かつ同時に行っていること
を特徴とする請求項3のスペックル干渉装置。 - 【請求項5】 前記スペックル干渉縞粒子の初期位相を
計測するエリアセンサーを有しており、該エリアセンサ
ーにより、該スペックル干渉縞粒子の追跡の為の移動を
読み取っていることを特徴とする請求項3のスペックル
干渉装置。 - 【請求項6】 光源からの光束を光分割器により複数の
光束に分割し、このうち1つの光束を測定面、他の1つ
の光束を参照面を介した後に各々重ね合わせてスペック
ル干渉縞パターンを形成するスペックル干渉装置におい
て、該スペックル干渉縞パターンのうち同位相の領域を
抽出する窓を有する空間的なフィルターを光路中に配置
し、該フィルターにより同位相のスペックル干渉縞パタ
ーンを形成する際、該光源と該光分割器との間の光路中
に1/2波長板を回動可能に配置し、該1/2波長板を
回動させることにより、該測定面と該参照面に入射する
光の光量比を調整したことを特徴とするスペックル干渉
装置。 - 【請求項7】 前記測定面と参照面からの反射光量が等
しくなるように前記1/2波長板の回動操作を自動的に
行っていることを特徴とする請求項6のスペックル干渉
装置。 - 【請求項8】 光源からの光束を複数の光束に分割し、
このうち1つの光束を測定面、他の1つの光束を参照面
を介した後に各々重ね合わせてスペックル干渉縞パター
ンを形成するスペックル干渉装置において、該スペック
ル干渉縞パターンのうち同位相の領域を抽出する窓を有
する空間的なフィルターを光路中に配置し、該フィルタ
ーにより同位相のスペックル干渉縞パターンを形成する
際、該参照面を該光源からの光束の波長の1/2の長さ
に相当する距離を移動させたときのスペックル干渉縞粒
子の明暗変化をエリアセンサーで検出し、該エリアセン
サーからの信号を用いてスペックル干渉縞粒子の1つ1
つの初期位相を計測したことを特徴とするスペックル干
渉装置。 - 【請求項9】 光源からの光束を分割し、分割した光束
の一つを測定面に、分割した光束の他の一つを参照面に
導いた後に互いを合波してスペックル干渉縞パターンを
形成するスペックル干渉装置において、該スペックル干
渉縞パターンの内の特定領域を選択して検出するための
選択手段を有し、該選択手段によって該スペックル干渉
縞パターン中の同位相領域を抽出して検出可能としたこ
とを特徴とするスペックル干渉装置。 - 【請求項10】 前記選択手段は、前記スペックル干渉
縞パターンを検出する為に光路中に配置された、複数の
窓を有し且つ該窓の各々の開け閉めを制御可能な空間フ
ィルターを有することを特徴とする請求項9のスペック
ル干渉装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247248A JP2914037B2 (ja) | 1991-09-30 | 1992-08-24 | スペックル干渉装置 |
| US07/953,045 US5392121A (en) | 1991-09-30 | 1992-09-29 | Speckle interferometry spatial filters or the like to achieve using phase selection |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-278794 | 1991-09-30 | ||
| JP27879491 | 1991-09-30 | ||
| JP4247248A JP2914037B2 (ja) | 1991-09-30 | 1992-08-24 | スペックル干渉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196419A JPH05196419A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2914037B2 true JP2914037B2 (ja) | 1999-06-28 |
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