JP2933200B2 - ロッドレスシリンダ - Google Patents
ロッドレスシリンダInfo
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- JP2933200B2 JP2933200B2 JP6335701A JP33570194A JP2933200B2 JP 2933200 B2 JP2933200 B2 JP 2933200B2 JP 6335701 A JP6335701 A JP 6335701A JP 33570194 A JP33570194 A JP 33570194A JP 2933200 B2 JP2933200 B2 JP 2933200B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンロッドを備え
ることなく、ピストンの運動を外部に伝達するロッドレ
スシリンダに関し、特に、シリンダに形成されたスリッ
トから外部に突出し、シリンダ外部で案内されるテーブ
ルが、横荷重を受けることにより生じる不都合を防止す
るための手段を備えたロッドレスシリンダに関するもの
である。
ることなく、ピストンの運動を外部に伝達するロッドレ
スシリンダに関し、特に、シリンダに形成されたスリッ
トから外部に突出し、シリンダ外部で案内されるテーブ
ルが、横荷重を受けることにより生じる不都合を防止す
るための手段を備えたロッドレスシリンダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ピストンロッドを用いずにシ
リンダ内のピストンの運動を外部装置に伝達する形式の
ロッドレスシリンダが使用されている。ロッドレスシリ
ンダでは、ピストンの往復運動に伴って長手方向にピス
トンロッドが移動する従来のシリンダと比較して、ロッ
ドの移動方向に関して、大幅にスペースの縮小を図るこ
とができる利点がある。従来使用されているロッドレス
シリンダの一例として、特公昭62ー16321号公報
に開示されているものを図5に斜視断面図で示す。
リンダ内のピストンの運動を外部装置に伝達する形式の
ロッドレスシリンダが使用されている。ロッドレスシリ
ンダでは、ピストンの往復運動に伴って長手方向にピス
トンロッドが移動する従来のシリンダと比較して、ロッ
ドの移動方向に関して、大幅にスペースの縮小を図るこ
とができる利点がある。従来使用されているロッドレス
シリンダの一例として、特公昭62ー16321号公報
に開示されているものを図5に斜視断面図で示す。
【0003】このロッドレスシリンダは、以下に示すよ
うに構成されている。すなわち、長尺状のシリンダ51
の上面には長手方向に沿ってスリット53が形成されて
いる。シリンダ51内部を摺動するピストンには、リブ
59が、シリンダ51のスリット53から突出して形成
されている。リブ59の上端には、シリンダ51の上面
を覆うように、両横方向に広がったヨーク60が形成さ
れている。また、シリンダ51の上面を覆うヨーク60
は、シリンダ51の側面の上端を一部覆うように垂直に
折れて一対の脚部61を形成している。そして、脚部6
1には、スリット53と平行に、先端三角形状の断面を
備える案内部材62が取り付けられている。一方、シリ
ンダ51の両側側部には、案内部材62と係合する三角
溝形状の案内溝63が形成されている。一対の案内部材
62は、一対の案内溝63と係合されて摺動され、ガイ
ドされる。また、ヨーク60の上面には、ピストン54
の運動を外部装置等に伝達するためのフランジ64が形
成されている。
うに構成されている。すなわち、長尺状のシリンダ51
の上面には長手方向に沿ってスリット53が形成されて
いる。シリンダ51内部を摺動するピストンには、リブ
59が、シリンダ51のスリット53から突出して形成
されている。リブ59の上端には、シリンダ51の上面
を覆うように、両横方向に広がったヨーク60が形成さ
れている。また、シリンダ51の上面を覆うヨーク60
は、シリンダ51の側面の上端を一部覆うように垂直に
折れて一対の脚部61を形成している。そして、脚部6
1には、スリット53と平行に、先端三角形状の断面を
備える案内部材62が取り付けられている。一方、シリ
ンダ51の両側側部には、案内部材62と係合する三角
溝形状の案内溝63が形成されている。一対の案内部材
62は、一対の案内溝63と係合されて摺動され、ガイ
ドされる。また、ヨーク60の上面には、ピストン54
の運動を外部装置等に伝達するためのフランジ64が形
成されている。
【0004】以上のような構成を有する従来のロッドレ
スシリンダの作用を説明する。例えば、シリンダ51の
内部をピストン54が摺動すると、その運動がリブ59
を介して外部装置等に伝達される。このように、フラン
ジ64によって外部にピストン54の運動が伝達される
が、そのピストン54の移動に際して、リブ59に設け
られたヨーク60によって安定した運動を伝達する。こ
こで、ピストン54の移動に際して横方向に力が加わっ
た場合を考える。ここで、スリット53はリブ59に対
して若干の遊びが設けられて形成されているため、リブ
59及びヨーク60は、少し傾いて移動することとな
る。
スシリンダの作用を説明する。例えば、シリンダ51の
内部をピストン54が摺動すると、その運動がリブ59
を介して外部装置等に伝達される。このように、フラン
ジ64によって外部にピストン54の運動が伝達される
が、そのピストン54の移動に際して、リブ59に設け
られたヨーク60によって安定した運動を伝達する。こ
こで、ピストン54の移動に際して横方向に力が加わっ
た場合を考える。ここで、スリット53はリブ59に対
して若干の遊びが設けられて形成されているため、リブ
59及びヨーク60は、少し傾いて移動することとな
る。
【0005】このヨーク60の傾きを防止するために、
ヨーク60の移動に際して両側面に取り付けられている
案内部材62が、シリンダ54の両側側面に形成された
案内溝63に沿って摺動する。従って、ヨーク60に横
荷重が加わった場合でも、案内部材62と案内溝63の
組合せにより、横荷重を受け止めるため、リブ59はス
リット53の側面に当接することなく摺動できる。
ヨーク60の移動に際して両側面に取り付けられている
案内部材62が、シリンダ54の両側側面に形成された
案内溝63に沿って摺動する。従って、ヨーク60に横
荷重が加わった場合でも、案内部材62と案内溝63の
組合せにより、横荷重を受け止めるため、リブ59はス
リット53の側面に当接することなく摺動できる。
【0006】次に、第2従来例として実開昭64−45
008号公報に開示されたものについて説明する。図6
は第2従来例のロッドレスシリンダの断面図である。第
2従来例は、上記第1従来例のものとその構成を同じく
する部分が多いため、以下、特徴的な構成についてのみ
説明する。第2従来例では、第1従来例のものと同じく
シリンダ81上面に形成されたスリット82から、ピス
トン83の運動を伝達する運動伝達手段84が外部に突
出するように構成されている。そして、その運動伝達手
段84の両側には、下方向に垂下して脚部85,86が
形成されている。そして、右脚部86には、45度の角
度で右ガイドローラ87が回転可能に取り付けられてい
る。右ガイドローラ87は、シリンダの右上端に水平面
と45度の傾きを持って形成された右ガイド面88に当
接して移動する。また、左脚部85には、垂直に左ガイ
ドローラ89が回転可能に取り付けられている。左ガイ
ドローラ89は、シリンダの左側面部に形成された左ガ
イド面90に当接して移動する。
008号公報に開示されたものについて説明する。図6
は第2従来例のロッドレスシリンダの断面図である。第
2従来例は、上記第1従来例のものとその構成を同じく
する部分が多いため、以下、特徴的な構成についてのみ
説明する。第2従来例では、第1従来例のものと同じく
シリンダ81上面に形成されたスリット82から、ピス
トン83の運動を伝達する運動伝達手段84が外部に突
出するように構成されている。そして、その運動伝達手
段84の両側には、下方向に垂下して脚部85,86が
形成されている。そして、右脚部86には、45度の角
度で右ガイドローラ87が回転可能に取り付けられてい
る。右ガイドローラ87は、シリンダの右上端に水平面
と45度の傾きを持って形成された右ガイド面88に当
接して移動する。また、左脚部85には、垂直に左ガイ
ドローラ89が回転可能に取り付けられている。左ガイ
ドローラ89は、シリンダの左側面部に形成された左ガ
イド面90に当接して移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のロッドレスシリ
ンダには、以下に説明するような問題点があった。 (1)第1従来例のロッドレスシリンダにおいては、内
圧によるスリットの拡幅を防止するため、シリンダチュ
ーブ上面と中心線の間に案内係合面を形成している。そ
のため、スリットに直角方向に横荷重が作用した場合に
は、その荷重が全てダイレクトにスリット自体を狭める
ように作用してしまう。それにより、シリンダチューブ
内径が縮径し、シリンダとピストンとの隙間が狭められ
るため、ピストンの摺動がスムーズでなくなる問題があ
った。
ンダには、以下に説明するような問題点があった。 (1)第1従来例のロッドレスシリンダにおいては、内
圧によるスリットの拡幅を防止するため、シリンダチュ
ーブ上面と中心線の間に案内係合面を形成している。そ
のため、スリットに直角方向に横荷重が作用した場合に
は、その荷重が全てダイレクトにスリット自体を狭める
ように作用してしまう。それにより、シリンダチューブ
内径が縮径し、シリンダとピストンとの隙間が狭められ
るため、ピストンの摺動がスムーズでなくなる問題があ
った。
【0008】(2)第2従来例のロッドレスシリンダに
おいては、水平案内面と、その反対方向で135度程度
の傾きを持つ傾斜案内面より構成されているので、スリ
ットに直角方向の横荷重がテーブルに作用する場合に
は、水平案内面側のローラ及び横荷重が作用する反対側
の傾斜案内面のローラは、横荷重を受けることができ
ず、横荷重が作用する傾斜案内面のみのローラが横荷重
を受けることとなる。また、テーブルに作用する横荷重
は、単なる静的な荷重負荷だけとは限らない。すなわ
ち、テーブルがストロークエンドにある時や中間位置で
停止する時には、その衝撃によって、テーブルに対して
ねじりモーメントが発生する。ねじりモーメントは、テ
ーブルを回転させる方向に働く。このため、第2従来例
のように横荷重に対する案内面が1つとなる構成では、
ローラ及び案内面に過大な負荷がかかり、耐久性が著し
く低下する問題があった。
おいては、水平案内面と、その反対方向で135度程度
の傾きを持つ傾斜案内面より構成されているので、スリ
ットに直角方向の横荷重がテーブルに作用する場合に
は、水平案内面側のローラ及び横荷重が作用する反対側
の傾斜案内面のローラは、横荷重を受けることができ
ず、横荷重が作用する傾斜案内面のみのローラが横荷重
を受けることとなる。また、テーブルに作用する横荷重
は、単なる静的な荷重負荷だけとは限らない。すなわ
ち、テーブルがストロークエンドにある時や中間位置で
停止する時には、その衝撃によって、テーブルに対して
ねじりモーメントが発生する。ねじりモーメントは、テ
ーブルを回転させる方向に働く。このため、第2従来例
のように横荷重に対する案内面が1つとなる構成では、
ローラ及び案内面に過大な負荷がかかり、耐久性が著し
く低下する問題があった。
【0009】本発明は、上記した従来のロッドレスシリ
ンダの欠点を防止した、横荷重によるシリンダの変形に
よって生じるピストンの運動低下をなくしたスムーズな
摺動を可能とするロッドレスシリンダを提供することを
目的とする。
ンダの欠点を防止した、横荷重によるシリンダの変形に
よって生じるピストンの運動低下をなくしたスムーズな
摺動を可能とするロッドレスシリンダを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のロッドレスシリ
ンダは、長手方向にスリットを有するシリンダと、該シ
リンダ内に摺動可能に嵌合されたピストンと、該スリッ
トからシリンダ外に突出して設けられ該ピストンと一体
的に摺動する運動伝達手段とを有するロッドレスシリン
ダであって、シリンダの両側面の各々にスリットと平行
かつシリンダの中心線より上側に形成され水平面と約4
5度の傾きを持つ一対の第一案内面と、一対の第一案内
面と90度の傾きを持ちシリンダの中心線より下側に形
成された一対の第二案内面と、運動伝達手段に取り付け
られ一対の第一案内面と係合する、ローラベアリングを
備える一対の第一ローラと、運動伝達手段に取り付けら
れ一対の第二案内面と係合する、ローラベアリングを備
える一対の第二ローラとを有している。ここで、シリン
ダ中心線とは、図1の断面が長孔形状のシリンダ孔の内
側上面と内側上面との中心面を通る線を意味している。
ンダは、長手方向にスリットを有するシリンダと、該シ
リンダ内に摺動可能に嵌合されたピストンと、該スリッ
トからシリンダ外に突出して設けられ該ピストンと一体
的に摺動する運動伝達手段とを有するロッドレスシリン
ダであって、シリンダの両側面の各々にスリットと平行
かつシリンダの中心線より上側に形成され水平面と約4
5度の傾きを持つ一対の第一案内面と、一対の第一案内
面と90度の傾きを持ちシリンダの中心線より下側に形
成された一対の第二案内面と、運動伝達手段に取り付け
られ一対の第一案内面と係合する、ローラベアリングを
備える一対の第一ローラと、運動伝達手段に取り付けら
れ一対の第二案内面と係合する、ローラベアリングを備
える一対の第二ローラとを有している。ここで、シリン
ダ中心線とは、図1の断面が長孔形状のシリンダ孔の内
側上面と内側上面との中心面を通る線を意味している。
【0011】また、上記ロッドレスシリンダにおいて、
前記一対の第一案内面が上広がりのハの字形状を成し、
前記一対の第二案内面が下広がりのハの字形状を成して
いることを特徴とする。
前記一対の第一案内面が上広がりのハの字形状を成し、
前記一対の第二案内面が下広がりのハの字形状を成して
いることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成を有する本発明のロッドレスシリンダ
は、シリンダ内にエアが供給されるとシリンダ内のピス
トンが押されて所定方向に移動し、ピストンに連結され
た運動伝達手段がシリンダに形成されたスリットを介し
て外部の装置等へ運動を伝達する。ピストンの運動が外
部装置等に伝達される際、運動伝達手段に外部から横方
向の荷重が加わった場合には、運動伝達手段に取り付け
られた第一ローラが第一案内面と係合し、同時に第二ロ
ーラが第二案内面と係合しているので、どちらの方向か
ら横荷重が作用しても、どちらかのローラと案内面の組
合せで荷重を受けることができる。
は、シリンダ内にエアが供給されるとシリンダ内のピス
トンが押されて所定方向に移動し、ピストンに連結され
た運動伝達手段がシリンダに形成されたスリットを介し
て外部の装置等へ運動を伝達する。ピストンの運動が外
部装置等に伝達される際、運動伝達手段に外部から横方
向の荷重が加わった場合には、運動伝達手段に取り付け
られた第一ローラが第一案内面と係合し、同時に第二ロ
ーラが第二案内面と係合しているので、どちらの方向か
ら横荷重が作用しても、どちらかのローラと案内面の組
合せで荷重を受けることができる。
【0013】ここで、第一案内面が水平面に対して45
度の傾きを持っているため、スリットを狭めようとする
力を、第一ローラから伝わる横荷重の半分に減少させる
ことができる。また、第二案内面が第二ローラから受け
る横荷重は、スリットを狭める作用が無いため、第1従
来例と比較して同じ横荷重を受けた場合に、スリットが
狭められる量が半減できる。さらに、運動伝達手段がエ
ンドストッパー等に当接して停止した場合には、運動伝
達手段にねじりモーメントが作用するが、シリンダの両
側に設けられている第一案内面が第一ローラと係合して
おり、かつ第二案内面が第二ローラと係合しているの
で、ねじりモーメントを2つの面で受けることができ、
案内面の耐久性を向上させることができる。そして、ス
ムーズな移動により運動伝達手段が安定した運動を伝達
できる。
度の傾きを持っているため、スリットを狭めようとする
力を、第一ローラから伝わる横荷重の半分に減少させる
ことができる。また、第二案内面が第二ローラから受け
る横荷重は、スリットを狭める作用が無いため、第1従
来例と比較して同じ横荷重を受けた場合に、スリットが
狭められる量が半減できる。さらに、運動伝達手段がエ
ンドストッパー等に当接して停止した場合には、運動伝
達手段にねじりモーメントが作用するが、シリンダの両
側に設けられている第一案内面が第一ローラと係合して
おり、かつ第二案内面が第二ローラと係合しているの
で、ねじりモーメントを2つの面で受けることができ、
案内面の耐久性を向上させることができる。そして、ス
ムーズな移動により運動伝達手段が安定した運動を伝達
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のロッドレスシリンダの第1実
施例について図面を用いて説明する。図3に、本実施例
のロッドレスシリンダを側面から見た部分断面図を示
す。図4に、ロッドレスシリンダの平面図を示す。図1
に、図3のAA断面図を示し、図2に図3のBB断面図
を示す。ロッドレスシリンダは、以下に示すように構成
されている。図1に示すように、楕円形状の中空部14
が形成されたシリンダ27の上側には、中空部14と連
通して長手方向にスリット28が形成されている。シリ
ンダ27の両端部は、シリンダ27内にエアを供給する
ためのポート29aが形成されたカバー29によって閉
鎖されている。
施例について図面を用いて説明する。図3に、本実施例
のロッドレスシリンダを側面から見た部分断面図を示
す。図4に、ロッドレスシリンダの平面図を示す。図1
に、図3のAA断面図を示し、図2に図3のBB断面図
を示す。ロッドレスシリンダは、以下に示すように構成
されている。図1に示すように、楕円形状の中空部14
が形成されたシリンダ27の上側には、中空部14と連
通して長手方向にスリット28が形成されている。シリ
ンダ27の両端部は、シリンダ27内にエアを供給する
ためのポート29aが形成されたカバー29によって閉
鎖されている。
【0015】シリンダ27の中空部14を摺動するピス
トン30には、ピストン30と一体的に摺動して外部に
運動を伝達するリブ13が、スリット28からシリンダ
27の外部に突出して設けられている。具体的には、シ
リンダ27のスリット28から若干の遊びが設けられる
ようにして、板状のリブ13が外部に突出し、リブ13
に連続して支持台18が形成されている。そして、支持
台18の上部には、ピストン30の横幅よりもさらに広
いテーブル12が固設されている。また、テーブル12
の両端部には、脚部15A,15Bが垂下して形成され
ている。脚部15A,15Bの内側には、図1に示すよ
うに、ローラの接触面が水平面と45度の傾きを持つ一
対の第一ローラ19A,19Bが回転可能に取り付けら
れている。また、脚部15A,15Bの内側には、図1
に示すように、ローラの接触面が第一ローラ19A,1
9Bの接触面と90度の傾きを持って一対の第二ローラ
17A,17Bが回転可能に取り付けられている。
トン30には、ピストン30と一体的に摺動して外部に
運動を伝達するリブ13が、スリット28からシリンダ
27の外部に突出して設けられている。具体的には、シ
リンダ27のスリット28から若干の遊びが設けられる
ようにして、板状のリブ13が外部に突出し、リブ13
に連続して支持台18が形成されている。そして、支持
台18の上部には、ピストン30の横幅よりもさらに広
いテーブル12が固設されている。また、テーブル12
の両端部には、脚部15A,15Bが垂下して形成され
ている。脚部15A,15Bの内側には、図1に示すよ
うに、ローラの接触面が水平面と45度の傾きを持つ一
対の第一ローラ19A,19Bが回転可能に取り付けら
れている。また、脚部15A,15Bの内側には、図1
に示すように、ローラの接触面が第一ローラ19A,1
9Bの接触面と90度の傾きを持って一対の第二ローラ
17A,17Bが回転可能に取り付けられている。
【0016】一方、シリンダ27の両側面には、スリッ
ト28と平行に、水平面と45度の傾きを持つ一対の第
一案内面16A,16Bが形成されている。本実施例で
は、案内面の強度を高めて耐久性を向上させるために、
シリンダ27に凹部を形成し、その凹部に第一案内面1
6A,16Bを持つ案内板を固設している。また、第一
案内面16A,16Bと90度の傾きを持つ一対の第二
案内面31A,31Bが形成されている。本実施例で
は、案内面の強度を高めて耐久性を向上させるために、
シリンダ27に凹部を形成し、その凹部に第二案内面3
1A,31Bを持つ案内板を固設している。ここで、第
一案内面16A,16Bは、上広がりのハの字形状を成
し、第二案内面31A,31Bは、下広がりのハの字形
状を成している。また、第一案内面16A,16Bと第
二案内面31A,31Bの間には、溝20A,20Bが
形成されている。そして、第一ローラ19A,19Bが
第一案内面16A,16Bに当接しながら回動し、第二
ローラ17A,17Bが第二案内面31A,31Bに当
接しながら回動する。
ト28と平行に、水平面と45度の傾きを持つ一対の第
一案内面16A,16Bが形成されている。本実施例で
は、案内面の強度を高めて耐久性を向上させるために、
シリンダ27に凹部を形成し、その凹部に第一案内面1
6A,16Bを持つ案内板を固設している。また、第一
案内面16A,16Bと90度の傾きを持つ一対の第二
案内面31A,31Bが形成されている。本実施例で
は、案内面の強度を高めて耐久性を向上させるために、
シリンダ27に凹部を形成し、その凹部に第二案内面3
1A,31Bを持つ案内板を固設している。ここで、第
一案内面16A,16Bは、上広がりのハの字形状を成
し、第二案内面31A,31Bは、下広がりのハの字形
状を成している。また、第一案内面16A,16Bと第
二案内面31A,31Bの間には、溝20A,20Bが
形成されている。そして、第一ローラ19A,19Bが
第一案内面16A,16Bに当接しながら回動し、第二
ローラ17A,17Bが第二案内面31A,31Bに当
接しながら回動する。
【0017】次に、上記したようにシリンダ1の上面に
はスリット2が形成されているが、これは、2つの要素
よりなるシールベルトによって閉じられた構成となって
いる。つまり、図3に示すようにスリット28の上方を
可撓性の外側用シールベルト26によって、また、下方
を同じく可撓性の内側用シールベルト25によって、シ
ールされている。一方、シリンダ27の端部上面には、
ブロック24が固設されている。ブロック24には、テ
ーブル12の移動を制限するため、テーブル12が当接
して停止するようにストッパー23、及びテーブル12
を緩やかに停止させるためのショックアブソーバ21が
取り付けられている。
はスリット2が形成されているが、これは、2つの要素
よりなるシールベルトによって閉じられた構成となって
いる。つまり、図3に示すようにスリット28の上方を
可撓性の外側用シールベルト26によって、また、下方
を同じく可撓性の内側用シールベルト25によって、シ
ールされている。一方、シリンダ27の端部上面には、
ブロック24が固設されている。ブロック24には、テ
ーブル12の移動を制限するため、テーブル12が当接
して停止するようにストッパー23、及びテーブル12
を緩やかに停止させるためのショックアブソーバ21が
取り付けられている。
【0018】次に、上記構成を有する本実施例のロッド
レスシリンダの作用について説明する。例えば、ポート
29aよりピストン30の一方の側の中空部14へエア
が供給される。このとき、中空部14は、カバー29、
及び内側用シールベルト25、外側用シールベルト26
によって密閉されている。これにより、ピストン30が
シリンダ27内部を摺動し、ピストン30の摺動に伴っ
て、リブ13、支持台18、及びテーブル12がスリッ
ト28に沿って移動する。
レスシリンダの作用について説明する。例えば、ポート
29aよりピストン30の一方の側の中空部14へエア
が供給される。このとき、中空部14は、カバー29、
及び内側用シールベルト25、外側用シールベルト26
によって密閉されている。これにより、ピストン30が
シリンダ27内部を摺動し、ピストン30の摺動に伴っ
て、リブ13、支持台18、及びテーブル12がスリッ
ト28に沿って移動する。
【0019】中空部14に供給されたエアによりピスト
ン30が移動する際に、外力によりテーブル12が横荷
重を受けることがあるが、図1及び図2において、図の
右側からテーブル12が横荷重を受けた場合は、シリン
ダ27の右側側面に形成された第一案内面16A及び第
二案内面31Aが、右側脚部15Aに取り付けられた第
一ローラ19A及び第二ローラ17Aを介して、横荷重
を受け止める。また、図の左側からテーブル12が横荷
重を受けた場合は、シリンダ27の左側側面に形成され
た第一案内面16B及び第二案内面31Bが、左側脚部
15Bに取り付けられた第一ローラ19B及び第二ロー
ラ17Bを介して、横荷重を受け止める。
ン30が移動する際に、外力によりテーブル12が横荷
重を受けることがあるが、図1及び図2において、図の
右側からテーブル12が横荷重を受けた場合は、シリン
ダ27の右側側面に形成された第一案内面16A及び第
二案内面31Aが、右側脚部15Aに取り付けられた第
一ローラ19A及び第二ローラ17Aを介して、横荷重
を受け止める。また、図の左側からテーブル12が横荷
重を受けた場合は、シリンダ27の左側側面に形成され
た第一案内面16B及び第二案内面31Bが、左側脚部
15Bに取り付けられた第一ローラ19B及び第二ロー
ラ17Bを介して、横荷重を受け止める。
【0020】また、テーブル12がストッパー23に当
接して停止するとき、ショックアブソーバ21の作用に
より、テーブル12で発生する衝撃荷重は減少される
が、例えば、図4のテーブル12に矢印Mで示すような
ねじりモーメントMが発生する場合がある。ねじりモー
メントMが発生した場合には、第二ローラ17Aと第二
案内面31Aの組合せ、及び第一ローラ19Bと第一案
内面16Bの組合せにより、ねじりモーメントMを受け
止めることができる。また、矢印の反対の方向にねじり
モーメントが発生した場合は、第二ローラ17Bと第二
案内面31Bの組合せ、及び第一ローラ19Aと第一案
内面16Aの組合せにより、ねじりモーメントを受け止
めることができる。
接して停止するとき、ショックアブソーバ21の作用に
より、テーブル12で発生する衝撃荷重は減少される
が、例えば、図4のテーブル12に矢印Mで示すような
ねじりモーメントMが発生する場合がある。ねじりモー
メントMが発生した場合には、第二ローラ17Aと第二
案内面31Aの組合せ、及び第一ローラ19Bと第一案
内面16Bの組合せにより、ねじりモーメントMを受け
止めることができる。また、矢印の反対の方向にねじり
モーメントが発生した場合は、第二ローラ17Bと第二
案内面31Bの組合せ、及び第一ローラ19Aと第一案
内面16Aの組合せにより、ねじりモーメントを受け止
めることができる。
【0021】以上、本発明のロッドレスシリンダの第1
実施例について説明したが、本実施例のロッドレスシリ
ンダによれば、シリンダ27の両側面の各々にスリット
28と平行に形成され水平面と約45度の傾きを持つ一
対の第一案内面16A,16Bと、一対の第一案内面1
6A,16Bと90度の傾きを持つ一対の第二案内面3
1A,31Bと、脚部15A,15Bに取り付けられ一
対の第一案内面16A,16Bと係合する一対の第一ロ
ーラ19A,19Bと、脚部15A,15Bに取り付け
られ一対の第二案内面31A,31Bと係合する一対の
第二ローラ17A,17Bとを有しているので、第一案
内面16A,16Bが水平面に対して45度の傾きを持
っているため、スリット28を狭めようとする力を、第
一ローラ19A,19Bから伝わる横荷重から減少させ
ることができる。また、第二案内面31A,31Bが第
二ローラ19A,19Bから受ける横荷重は、スリット
28を狭める作用が無いため、第1従来例と比較して同
じ横荷重を受けた場合に、スリット28が狭められる量
が半減できる。また、テーブル12にねじりモーメント
が発生した場合でも、対角線上にあるローラによりねじ
りモーメントを受けることができるため、耐久性が向上
する。
実施例について説明したが、本実施例のロッドレスシリ
ンダによれば、シリンダ27の両側面の各々にスリット
28と平行に形成され水平面と約45度の傾きを持つ一
対の第一案内面16A,16Bと、一対の第一案内面1
6A,16Bと90度の傾きを持つ一対の第二案内面3
1A,31Bと、脚部15A,15Bに取り付けられ一
対の第一案内面16A,16Bと係合する一対の第一ロ
ーラ19A,19Bと、脚部15A,15Bに取り付け
られ一対の第二案内面31A,31Bと係合する一対の
第二ローラ17A,17Bとを有しているので、第一案
内面16A,16Bが水平面に対して45度の傾きを持
っているため、スリット28を狭めようとする力を、第
一ローラ19A,19Bから伝わる横荷重から減少させ
ることができる。また、第二案内面31A,31Bが第
二ローラ19A,19Bから受ける横荷重は、スリット
28を狭める作用が無いため、第1従来例と比較して同
じ横荷重を受けた場合に、スリット28が狭められる量
が半減できる。また、テーブル12にねじりモーメント
が発生した場合でも、対角線上にあるローラによりねじ
りモーメントを受けることができるため、耐久性が向上
する。
【0022】以上、本発明のロッドレスシリンダの実施
例について詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に
限定されるものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、本実施例では、第一案
内面16A,16Bを水平面から45度の傾きを持つよ
うに構成したが、これは、45度に限定されず、約45
度であれば良い。また、第二案内面31A,31Bが第
一案内面16A,16Bとなす傾きも約90度であれば
良い。また、本実施例では、第一案内面及び第二案内面
をシリンダ本体とは別部材で構成したが、同一部材で構
成して表面処理を施す等しても良い。
例について詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に
限定されるものではなくその趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、本実施例では、第一案
内面16A,16Bを水平面から45度の傾きを持つよ
うに構成したが、これは、45度に限定されず、約45
度であれば良い。また、第二案内面31A,31Bが第
一案内面16A,16Bとなす傾きも約90度であれば
良い。また、本実施例では、第一案内面及び第二案内面
をシリンダ本体とは別部材で構成したが、同一部材で構
成して表面処理を施す等しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明のロッドレスシリン
ダによれば、シリンダの両側面の各々にスリットと平行
に形成され水平面と約45度の傾きを持つ一対の第一案
内面と、一対の第一案内面と90度の傾きを持つ一対の
第二案内面と、テーブルに取り付けられ一対の第一案内
面と係合する一対の第一ローラと、テーブルに取り付け
られ一対の第二案内面と係合する一対の第二ローラとを
有しているので、第一案内面が水平面に対して45度の
傾きを持っているため、スリットを狭めようとする力
を、第一ローラから伝わる横荷重を減少させることがで
きる。また、第二案内面が第二ローラから受ける横荷重
は、スリットを狭める作用が無いため、第1従来例と比
較して同じ横荷重を受けた場合に、スリットが狭められ
る量が半減できる。また、テーブルにねじりモーメント
が発生した場合でも、対角線上にあるローラによりねじ
りモーメントを受けることができるため、耐久性が向上
する。
ダによれば、シリンダの両側面の各々にスリットと平行
に形成され水平面と約45度の傾きを持つ一対の第一案
内面と、一対の第一案内面と90度の傾きを持つ一対の
第二案内面と、テーブルに取り付けられ一対の第一案内
面と係合する一対の第一ローラと、テーブルに取り付け
られ一対の第二案内面と係合する一対の第二ローラとを
有しているので、第一案内面が水平面に対して45度の
傾きを持っているため、スリットを狭めようとする力
を、第一ローラから伝わる横荷重を減少させることがで
きる。また、第二案内面が第二ローラから受ける横荷重
は、スリットを狭める作用が無いため、第1従来例と比
較して同じ横荷重を受けた場合に、スリットが狭められ
る量が半減できる。また、テーブルにねじりモーメント
が発生した場合でも、対角線上にあるローラによりねじ
りモーメントを受けることができるため、耐久性が向上
する。
【図1】本発明の第1実施例のロッドレスシリンダのA
A断面図である。
A断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のロッドレスシリンダのB
B断面図である。
B断面図である。
【図3】第1実施例のロッドレスシリンダの側面図であ
る。
る。
【図4】第1実施例のロッドレスシリンダの平面図であ
る。
る。
【図5】第1従来例のロッドレスシリンダの断面図であ
る。
る。
【図6】第2従来例のロッドレスシリンダの断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 12 テーブル 13 リブ 15 脚部 16 第一案内面 17 第二ローラ 19 第一ローラ 30 ピストン 31 第二案内面 M ねじりモーメント
Claims (1)
- 【請求項1】 長手方向にスリットを有するシリンダ
と、該シリンダ内に摺動可能に嵌合されたピストンと、
該スリットからシリンダ外に突出して設けられ該ピスト
ンと一体的に摺動する運動伝達手段とを有するロッドレ
スシリンダにおいて、 前記シリンダの両側面の各々に前記スリットと平行かつ
前記シリンダの中心線より上側に形成され、水平面と約
45度の傾きを持つ一対の第一案内面と、 前記一対の第一案内面と90度の傾きを持ち、かつ前記
シリンダの中心線より下側に形成された一対の第二案内
面と、 前記運動伝達手段に取り付けられ前記一対の第一案内面
と係合する、ローラベアリングを備える一対の第一ロー
ラと、 前記運動伝達手段に取り付けられ前記一対の第二案内面
と係合する、ローラベアリングを備える一対の第二ロー
ラとを有し、 前記一対の第一案内面が上広がりのハの字形状を成し、
前記一対の第二案内面が下広がりのハの字形状を成すと
ともに、 前記第一ローラと前記第二ローラとが、前記ピストンの
摺動方向において異なる位置に配設されていることを特
徴とするロッドレスシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6335701A JP2933200B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ロッドレスシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6335701A JP2933200B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ロッドレスシリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177806A JPH08177806A (ja) | 1996-07-12 |
| JP2933200B2 true JP2933200B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=18291521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6335701A Expired - Fee Related JP2933200B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | ロッドレスシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2933200B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5894945A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-06 | Nippon Tokushu Bearing Kk | ロ−ラ−ガイド装置 |
| JP2613337B2 (ja) * | 1991-12-06 | 1997-05-28 | エスエムシー株式会社 | ロッドレスシリンダ |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6335701A patent/JP2933200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08177806A (ja) | 1996-07-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |