JP2948032B2 - 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 - Google Patents
水添ブロック共重合体エラストマー組成物Info
- Publication number
- JP2948032B2 JP2948032B2 JP4267025A JP26702592A JP2948032B2 JP 2948032 B2 JP2948032 B2 JP 2948032B2 JP 4267025 A JP4267025 A JP 4267025A JP 26702592 A JP26702592 A JP 26702592A JP 2948032 B2 JP2948032 B2 JP 2948032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- block copolymer
- resin
- parts
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
として用いられるエアバッグシステムのエアバッグカバ
ーにおいて、エアバッグの展開性、展開時の耐飛散性に
優れた水添ブロック共重合体エラストマー組成物に関す
るものである。
イロン系ネットを入れたウレタンが使用されている。エ
アバッグカバーは内部に折り畳まれて収納されたエアバ
ッグの膨張展開によって、補強用ナイロン系ネットのな
い薄肉部で破裂するようになっている。しかし、このよ
うなエアバッグカバーは補強用ナイロン系ネットがない
と薄肉の開裂部以外に亀裂が生じたり、カバーが飛散す
る。また、エアバッグカバー成形時、補強用ネットの位
置合わせに時間がかかり、また補強用ナイロン系ネット
の位置ズレによる不良率が高い。ウレタンRIM成形に
よる生産の低さなどが欠点であった。また、補強用ナイ
ロン系ネットをいれない熱可塑性樹脂によるエアバッグ
カバーも数多く検討されたが、硬度が40〜90という
自動車内装部品として人間が不愉快に感じない柔らかさ
で温度−40℃〜85℃において確実にエアバッグが展
開し、エアバッグ展開時にエアバッグカバーが開裂部以
外に亀裂を生じたり、破片が絶対飛散しないことは非常
に困難であるため、温度−40℃〜90℃におけるエア
バッグの展開性、展開時の耐飛散性に優れた硬度40〜
90であるエアバッグカバーは開発されていないのが現
状である。
などの安全装置として用いられるエアバッグシステムの
エアバッグカバーではできなかった補強用ナイロン系ネ
ットを必要としない熱可塑性樹脂によるJISK630
1のスプリング硬さ(硬度)40〜90のエアバッグカ
バーを得んとして研究した結果、水添ブロック共重合体
組成物を主成分として使用し、低温側の展開性はe成分
の熱可塑性エラストマーを添加アロイ化することによっ
て改善し、高温側の展開性はc成分の非晶性オレフィン
樹脂を添加アロイ化することによって改善すると言った
配合設計思想で、−40℃〜85℃という特に広い温度
範囲でのエアバッグの展開性、展開時の耐飛散性に優れ
たエアバッグカバーを得ることができ、この知見に基づ
き種々の研究を進めて本発明を完成するに至ったもので
ある。
分a、b,c及びeを溶融混練してペレット化したエア
バッグカバー用水添ブロック共重合体エラストマー組成
物である。 (a)少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする末端重合体ブロッ クAと、少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重合体 ブロックBとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添 ブロック共重合体でスプリング硬度(JIS K6301)が99以下のもの 100重量部 (b)パラフィン系オイル 10〜300重量部 (c)非晶性オレフィン系樹脂単独または非晶性オレフィン系樹脂と熱変形 温度90℃以上の結晶性オレフィン系樹脂のブレンド体でその比率が 25/75以上(重量)のもの 5〜250重量部 (e)動的に加硫されたエチレン−α・オレフィン−非共役ジエン共重合体 ゴムとポリオレフィン系樹脂のブレンド体からなる熱可塑性エラスト マーのうち脆化温度が−50℃以下のもの 10〜150重量部
共重合体は、少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主
体とする末端重合体ブロックAと、少なくとも1個の共
役ジエン化合物を主体とする中間重合体ブロックBとか
らなるブロック共重合体を水素添加して得られるもので
あり、下記一般式で示される構造を有するビニル芳香族
化合物−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加
されたものである。 A−(B−A)n 1≦n≦5 この水添ブロック共重合体は、水添ブロック共重合体エ
ラストマー組成物を得るためには硬度99以下、好適に
は90以下のものを使用する必要があるので、ビニル芳
香族化合物を5〜50重量%、好ましくは10〜40重
量%含み、さらにブロック構造について言及すると、ビ
ニル芳香族化合物を主体とする末端重合体Aが、ビニル
芳香族化合物重合体ブロックまたは、ビニル芳香族化合
物を50重量%を越え好ましくは70重量%以上含有す
るビニル芳香族化合物と水素添加された共役ジエン化合
物との共重合体ブロックの構造を有しており、そしてさ
らに、水素添加された共役ジエン化合物を主体とする中
間重合体ブロックBが、水素添加された共役ジエン化合
物重合体ブロック、または水素添加された共役ジエン化
合物を50重量%を越え好ましくは70重量%以上含有
する水素添加された共役ジエン化合物とビニル芳香族化
合物との共重合体ブロックの構造を有するものである。
また、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック
及び水素添加された共役ジエン化合物を主体とする重合
体ブロックがそれぞれ2個以上ある場合は、各重合体ブ
ロックはそれぞれが同一構造でもよく、異なる構造であ
っても良い。
香族化合物としては、例えばスチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、p−第3ブチルスチレン等のう
ちから1種または2種以上が選択でき、中でもスチレン
が好ましい。また水素添加された共役ジエン化合物を構
成する水添前の共役ジエン化合物としては、例えばブタ
ジエン、イソプレン、2.3−ジメチル−1.3−ブタ
ジエン等のうちから1種または2種以上が選ばれ、中で
もブタジエン、イソプレン及びこれらの組み合わせが好
ましい。また、本発明で用いる水添ブロック共重合体の
数平均分子量(Mn)は5000〜1000000、好
ましくは10000〜800000、更に好ましくは3
0000〜500000の範囲であり、分子量分布Mw
/Mnは10以下である(Mw:重量平均分子量)。さ
らに水添ブロック共重合体の分子構造は、直鎖状、分岐
状、放射状或いはこれらの任意の組み合わせのいずれで
あっても良い。更に、上述のタイプの水添ブロック共重
合体の23℃における動的貯蔵弾性率G’を測定すると
5×102MPa以下である。
ルは、得られる組成物の硬度を調整し、柔軟性を与える
作用を持つ必須成分である。一般にゴムの軟化、増容、
加工性向上に用いられるプロセスオイルまたはエクステ
ンダーオイルとよばれる鉱物油系ゴム用軟化剤は芳香族
環、ナフテン環、パラフィン鎖の3者が組わさった混合
物であり、パラフィン鎖の炭素数が全炭素数の50%以
上占めるものがパラフィン系と呼ばれ、ナフテン環炭素
数が30から45%のものがナフテン系、芳香環炭素数
が30%を越えるものが芳香族系とされる。本発明の成
分bとして用いられるオイルは上記区分でパラフィン系
のものが好ましく、ナフテン系、芳香族系のものは分散
性、溶解性の点で好ましくない。パラフィン系ゴム用軟
化剤の性状は37.8℃における動粘度はが20〜50
0cst、流動点が−10〜−15℃および引火点が1
70〜300℃を示す成分bのパラフィン系オイルの配
合量は成分aの100重量部に対して10〜300重量
部であり、好ましくは20〜250重量部である。30
0重量部をこえた配合のものは、軟化剤のブリードアウ
トを生じやすく、最終製品に粘着性を生じる恐れがあ
り、機械的性質を低下せしめる。また、10部未満の配
合では、得られる組成物が樹脂組成物に近くなり、硬度
が増し、柔軟性を失う他に経済的観点からも好ましくな
い。
る非晶性オレフィン系樹脂は、85℃でのエアバッグ展
開性を改善するための必須成分であるだけではなく、得
られる組成物の加工性、耐熱性向上に有効であり、環状
オレフィン構造を有する重合体単独ないし環状オレフィ
ンとα−オレフィンとの共重合体であり、その構造及び
性質より非晶性ポリオレフィンと言える。非晶性オレフ
ィン系樹脂の例としては、下記の様な物が挙げられる。
例えば、一般式(1)で表されるジシクロペンタジエン
の開環重合体またはその水添物。
ペンタジエンを使用し、環状オレフィンの公知の開環重
合法により製造することができる。また、この開環重合
体の水素添加物も通常の水素添加反応法を利用して得る
ことができる。及びまた、一般式(2)または一般式
(3)で表される不飽和単量体からなる群から選ばれた
少なくとも一種の化合物等も挙げられる。これらは、シ
クロペンタジエン類と相応するオレフィン類、及び環状
オレフィン類とをディールス・アルダー反応で縮合させ
ることにより容易に製造される。
の整数であり、lは3以上の整数であり、R1ないしR
10はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭素水素基
を示す。)及びまた、一般式(4)(式中、R1は水素
原子もしくはメチル基を示し、R2はC1〜C20の炭化水
素基を示す。)及び(5)(R3〜R6は、水素原子また
はR3、R4から構成されるC1〜C10のアルキリデン基
を示す。)で表されるテトラシクロドデセン誘導体の開
環重合体またはその水添物等が挙げられる。なお、これ
らは2種類以上の混合物としても使用できる。
対し5〜250重量部であり、好ましくは10〜150
重量部である。250重量部を越えた配合では、得られ
るエラストマー状組成物の硬度が高くなりすぎて柔軟性
が失われ、ゴム的感触の製品が得られないばかりでな
く、高温でのゴム弾性(圧縮永久歪)が極度に悪化し、
85℃でのエアバッグ展開性が好ましくない。また、5
重量部未満の配合では、該c成分が未添加の場合の85
℃でのエアバッグ展開性、加工性、及び耐熱性しか発揮
できない。ここに、挙げたc成分の非晶性オレフィン系
樹脂、結晶性オレフィン系樹脂はc成分として併用して
配合できる。用いられる結晶性オレフィン系樹脂は、例
えばポリエチレン、アイソタクチックポリプロピレンや
プロピレンと他の少量のα−オレフィンのランダムまた
は及びブロック共重合体、具体的にはポリプロピレン−
エチレン共重合体、プロピレン−1−ヘキセン共重合
体、プロピレンー4ーメチルー1ペンテン共重合体、及
びポリ4ーメチルー1−ペンテン、ポリブテン−1等を
あげることができる。また、環状オレフィン系樹脂を用
いることが有効である。さらに、ポリエチレンとポリプ
ロピレンといったように2種以上の結晶性オレフィン樹
脂を組み合わせて使用しても良い。結晶性オレフィン系
樹脂として、アイソタクチックポリプロピレンまたはそ
の共重合体を用いる場合のMFR(ASTM-D-1238L条件、
230℃)は0.1〜50g/10分特に0.5〜30g
/10分の範囲のものが好適に使用できる。また、ここ
で熱変形温度(JIS K72074.6kgf/cm2)を90℃以上に
制限したのは、それ未満の場合は耐熱性向上に効果がな
いためである。また、c成分が非晶性オレフィン系樹脂
及び熱変形温度90℃以上の結晶性オレフィン系樹脂の
ブレンド体の時、その比率を25/75以上(重量)の
ものに規定したのは該比率未満の場合、非晶性オレフィ
ン系樹脂を添加する効果(85℃エアバッグ展開性の改
善)が発現されないためである。
可塑性エラストマーは−40℃でのエアバッグ展開性を
改善するための必須成分であり、共重合体ゴムにおける
α・オレフィンは炭素数3〜15のものが適する。非共
役ジエンとしてはジシクロペンタジエン、1,4−ヘキ
サジエン、エチリデンノルボルネン、及びメチレンノル
ボルネン等が使用できる。本発明においては入手の容易
さ、耐衝撃性改良の観点からα・オレフィンとしてはポ
リプロピレンが適する。従って、e成分中のエチレン−
α・オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムとしてはい
わゆるEPDMが好適となる。共重合ゴムのエチレン/
α・オレフィン比は重量比で50/50〜90/10、
さらに好適には60/40〜80/20が適する。加硫
剤としては通常のゴム用の加硫剤を用いる事ができ、と
くに硫黄の他にアルキルフェノール・ホルムアルデヒド
樹脂、ジクミルペルオキシドのような有機過酸化物が特
に好適に用いられる。加硫剤の他に加硫助剤、酸化防止
剤等を併用しても良い。アルキルフェノール・ホルムア
ルデヒド樹脂の添加量は共重合体ゴム100重量部に対
して、0.5部〜15重量部の範囲が強度と加工性のバ
ランスの点で好ましい。有機過酸化物の場合、共重合体
ゴム100重量部に対して0.05重量部〜1重量部の
範囲が強度と加工性のバランスの点で好ましい。共重合
体ゴム100重量部に対して、ポリオレフィン系樹脂を
5重量部以上含むことが加工性を保つために不可欠であ
る。共重合体ゴムとポリオレフィン系樹脂のブレンド体
を動的に溶融混練させながら、加硫剤を加えて加硫させ
て本成分fを得る事ができる。e成分を得る方法として
は市販品を入手する方法もあるが、これらのものは加工
性向上のために、本発明のb成分が予め添加されている
場合があるので、b成分の添加量の補正が必要である。
ここで熱可塑性エラストマーの脆化温度を−50℃以下
に規定したのは、それ以上の脆化温度を持つものは−4
0℃でのエアバッグ展開性を改善できない為である。成
分eの配合量は成分a100重量部に対して10〜15
0重量部の範囲で好適に選ぶことができる。成分eが1
50重量部超の配合では得られるエラストマー状組成物
の高温でのゴム弾性が劣り90℃でのエアバッグ展開性
が好ましくないばかりか、高温時の耐熱保形性が著しく
悪化し成形物としての使用に耐えない。また、成分eが
10重量部未満の配合では共重合体ゴムを添加する効果
としての−40℃でのエアバッグ展開性の改善が認めら
れず好ましくない。
発明の組成物はさらに必要に応じて、無機充鎮剤、ポリ
スチレン樹脂のような安価な樹脂を配合することも可能
である。これらは、増量剤として製品コストの低下をは
かることの利益があるばかりでなく、品質改良(無機充
填剤:耐熱保形、難燃性付与等 ポリスチレン樹脂:加
工性向上等)に積極的効果を付与する利点もある。無機
充鎮剤としては、例えば炭酸カルシウム、カーボンブラ
ック、タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、硫酸バリ
ウム、天然ケイ酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)、
酸化チタン等があり、カーボンプラックとしてはチャン
ネルブラック、ファーネスブラック等が使用できる。こ
れらの無機充填剤のうちタルク、炭酸カルシウムは経済
的にも有利で好ましいものである。また、この目的で使
用できるポリスチレン樹脂は、ラジカル重合法、イオン
性重合法で得られるものが好適に使用でき、その数平均
分子量は5000〜500000、好ましくは1000
0〜200000の範囲から選択でき、分子量分布Mw
/Mnは5以下のものが好ましい。さらに必要に応じて
造核剤、外滑剤剤、内滑剤、ヒンダードアミン系光安定
剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、着色剤、シリ
コンオイル等を添加しても良い。本発明の組成物を製造
する方法としては、通常の樹脂組成物、ゴム組成物の製
造に用いられる一般的な全ての方法を採用出来る。基本
的には機械的溶融混練方法であり、これ等には単軸押出
機、二軸押出機、バンバリーミキサー、各種ニーダー、
ブラベンダー、ロール等が用いられる。この際、各成分
の添加順序には制限がなく、例えば、全成分をヘンシェ
ルミキサー、ブレンダー等の混合機で予備混合し上記の
混練機で溶融混練したり、任意の成分を予備混合しマス
ターバッチ的に溶融混練し、さらに残りの成分を添加し
溶融混練する等の添加方法を採用できる。また、この際
溶融混練する温度は180℃〜300℃のなかから好適
に選ぶことが出来る。ここで得られた水添ブロック共重
合体組成物はさらにエアバッグカバーの金型を備えた射
出成形機に供給し短時間で射出成形しエアバッグカバー
を得ることが出来る。また、射出成形品の不要なバリ、
ランナー部、およびスプール部は本発明の組成物が熱可
塑性であるため、リサイクル成形が可能であり、再度エ
アバッグカバーの素材として利用出来る長所を持つ。以
下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本
発明は、これら実施例に限定されるものではない。
た各成分は以下の通りである。 <成分a> ポリスチレン−水素添加されたポリブタジエン−ポリス
チレンの構造を有し、結合スチレン量30%の旭化成製
タフテックH1041 [硬度:86] <成分b> 出光興産製ダイアナプロセスオイルPW−380[パラ
フィン系プロセスオイル、動粘度:381.6cst
(40℃)、30.1(100℃)、平均分子量74
6、環分析値:CA=0%、CN=27%、CP=73
%] <成分c(1)> 三井石油化学製状非晶性オレフィン系樹脂、アペル13
0A[熱変形温度温度:130℃] <成分c(2)> 日本合成ゴム製非晶性オレフィン系樹脂、ARTON
I [熱変形温度温度:165℃] <成分c(3)> 日本ゼオン製非晶性オレフィン系樹脂、ZEONEX
280 [熱変形温度温度:150℃] <成分c(5)> 住友化学製ポリプロピレン樹脂、AV664B [MFR(230℃)=5g/10分 熱変形温度温
度:122℃] <成分e(1)> モンサント社製サントプレン201−80[加硫剤:ア
ルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂 脆化温度:
−60℃>] <成分e(2)> 住友化学製住友TPE821[加硫剤:有機過酸化物
脆化温度:−60℃>]
後、二軸混練機を用いて樹脂温260〜275℃になる
ような条件で溶融混練し押し出しペレタイズ化した。こ
のペレットを使用して以下の評価を行った。 (1) 硬度(JIS K6301):プレスシートを作成
し測定した。 (2) 外観:射出成形機により、エアバッグカバーの開裂
部の厚み0.5mm、エアバッグカバーの開裂部以外の
厚み2〜5mmのエアバッグカバーの成形品を作製し、
目視にてフローマーク、艶等の外観を観察をし、良好な
ものを○、やや不良なものを△、不良なものを×とし
た。 (3) 耐熱保形性:このエアバッグカバー成形品を温度9
0℃の環境で耐熱保形性試験を行った。24時間後保形
性が良好でへたり等を生じていないものを○、へたり等
を生じたものを×とした。 (4) 展開試験:このエアバッグカバー成形品を環境温度
85℃、23℃及び−40℃でエアバッグ展開試験を行
った。エアバッグカバーの開裂部より良好に展開したも
のを○、エアバッグカバーの開裂部以外に亀裂を生じた
り、カバーが飛散したもの、エアバッグが良好に展開し
なかったものを×とした。 その結果を実施例として表1、表2に示し、比較例とし
ては表3に示した。この結果から、本発明で得られた組
成物を成形したエアバッグカバーは、硬度40〜90で
あり、しかも−40℃〜85℃のエアバッグ展開性に優
れていることがわかる。
グカバーは−40℃〜90℃間におけるエアバッグ展開
時に開裂部以外に亀裂が生じたりカバーが飛散すること
無しに良好なエアバッグの展開が得られる。また、耐光
老化性、耐熱老化性が良好なため、長期信頼性に優れて
いる。しかも従来のウレタンと補強用ナイロンネットに
較べ、良好な成形加工性がある、良好な生産性がある、
色合わせが簡単である、コストが安価である等利用価値
は非常に大きい。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記成分a〜c及びeからなる水添ブロ
ック共重合体エラストマー組成物。 (a)少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする末端重合体ブロックA と、少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重合体ブロック Bとからなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重 合体でスプリング硬度(JIS K6301) が99以下のもの 100重量部 (b)パラフィン系オイル 10〜300重量部 (c)非晶性オレフィン系樹脂単独または非晶性オレフィン系樹脂と熱変形温度 90℃以上の結晶性オレフィン系樹脂のブレンド体でその比率が25/7 5以上(重量)のもの 5〜250重量部 (e)動的に加硫されたエチレン−α・オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴム とポリオレフィン系樹脂のブレンド体からなる熱可塑性エラストマーのう ち脆化温度が−50℃以下のもの 10〜150重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267025A JP2948032B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267025A JP2948032B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06116474A JPH06116474A (ja) | 1994-04-26 |
| JP2948032B2 true JP2948032B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17439013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4267025A Expired - Lifetime JP2948032B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948032B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0699519A3 (en) * | 1994-08-30 | 1998-04-22 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | Co moulded multi-layer polymer blend system, and shaped articles derived therefrom |
| JP2001261964A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-09-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低弾性率高分子組成物およびそれを用いたシール材 |
| JP7567194B2 (ja) * | 2020-03-30 | 2024-10-16 | Mcppイノベーション合同会社 | 熱可塑性エラストマー組成物、成形体及びインストルメントパネル用表皮 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2607260B2 (ja) * | 1988-04-06 | 1997-05-07 | 三井石油化学工業株式会社 | 環状オレフィン系ランダム共重合体組成物 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4267025A patent/JP2948032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06116474A (ja) | 1994-04-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI480339B (zh) | A crosslinking composition, a method for producing a crosslinked composition, and a molded product | |
| CN100365060C (zh) | 丙烯类树脂组合物 | |
| JP2005068430A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物及びその製造方法 | |
| EP0733676B1 (en) | Thermoplastic elastomer composition | |
| JP2654356B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| US4843125A (en) | Molding resin composition | |
| JP2989136B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JP2787844B2 (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JP3330464B2 (ja) | 低クリープ性及び低温耐衝撃性を有する熱可塑性エラストマー | |
| JP2991871B2 (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JP3984073B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JPH08176394A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH06116474A (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JP3219952B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JPH1087902A (ja) | 架橋樹脂組成物 | |
| JPH06100755A (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JP3209643B2 (ja) | エアーバッグカバー材用熱可塑性エラストマーの製造方法 | |
| JPH0778155B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JP2000063618A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JPH06116475A (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JPH0649314A (ja) | 水添ブロック共重合体エラストマー組成物 | |
| JP2000273252A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JP2002173576A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JPS6160739A (ja) | 熱可塑性高弾性エラストマ−の組成物 | |
| JP2618360B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702 Year of fee payment: 11 |