JPH1087902A - 架橋樹脂組成物 - Google Patents
架橋樹脂組成物Info
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- JPH1087902A JPH1087902A JP24074696A JP24074696A JPH1087902A JP H1087902 A JPH1087902 A JP H1087902A JP 24074696 A JP24074696 A JP 24074696A JP 24074696 A JP24074696 A JP 24074696A JP H1087902 A JPH1087902 A JP H1087902A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オレフィン系樹脂、エチレン−α−オレフィ
ン系共重合体ゴム、水素化芳香族ビニル−共役ジエン化
合物ブロック共重合体及び鉱物油を含有する樹脂組成物
を有機過酸化物により動的架橋して得られる架橋樹脂組
成物であって、柔軟性に優れ、しかも高強度を有し、か
つ圧縮永久歪に優れた架橋樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 下記(A)5〜15重量%、(B)5〜
50重量%、(C)2〜30重量%及び(D)20〜8
0重量%を含有する樹脂組成物を有機過酸化物により動
的架橋して得られる架橋樹脂組成物。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):数平均分子量150000以上の水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体 (D):鉱物油
ン系共重合体ゴム、水素化芳香族ビニル−共役ジエン化
合物ブロック共重合体及び鉱物油を含有する樹脂組成物
を有機過酸化物により動的架橋して得られる架橋樹脂組
成物であって、柔軟性に優れ、しかも高強度を有し、か
つ圧縮永久歪に優れた架橋樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 下記(A)5〜15重量%、(B)5〜
50重量%、(C)2〜30重量%及び(D)20〜8
0重量%を含有する樹脂組成物を有機過酸化物により動
的架橋して得られる架橋樹脂組成物。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):数平均分子量150000以上の水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体 (D):鉱物油
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架橋樹脂組成物に
関するものである。更に詳しくは、本発明は、オレフィ
ン系樹脂、エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム、
水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合
体及び鉱物油を含有する樹脂組成物を有機過酸化物によ
り動的架橋して得られる架橋樹脂組成物であって、柔軟
性に優れ、しかも高強度を有し、かつ圧縮永久歪に優れ
た架橋樹脂組成物に関するものである。
関するものである。更に詳しくは、本発明は、オレフィ
ン系樹脂、エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム、
水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合
体及び鉱物油を含有する樹脂組成物を有機過酸化物によ
り動的架橋して得られる架橋樹脂組成物であって、柔軟
性に優れ、しかも高強度を有し、かつ圧縮永久歪に優れ
た架橋樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オレフィン系樹脂成分及びゴム成分を含
有するいわゆる熱可塑性エラストマー(TPE)は、耐
熱性、耐寒性、耐候性、耐薬品性に優れるといった特徴
を活かし、広く利用されている。一方、柔軟性、強度及
び圧縮永久歪に対する要求水準は、近年ますます高度に
なりつつあるが、従来の熱可塑性エラストマーは、柔軟
性、強度及び圧縮永久歪のすべての点において満足すべ
き水準にあるとは言いがたいものであった。
有するいわゆる熱可塑性エラストマー(TPE)は、耐
熱性、耐寒性、耐候性、耐薬品性に優れるといった特徴
を活かし、広く利用されている。一方、柔軟性、強度及
び圧縮永久歪に対する要求水準は、近年ますます高度に
なりつつあるが、従来の熱可塑性エラストマーは、柔軟
性、強度及び圧縮永久歪のすべての点において満足すべ
き水準にあるとは言いがたいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、オレフィン系樹脂、エ
チレン−α−オレフィン系共重合体ゴム、水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体及び鉱物油
を含有する樹脂組成物を有機過酸化物により動的架橋し
て得られる架橋樹脂組成物であって、柔軟性に優れ、し
かも高強度を有し、かつ圧縮永久歪に優れた架橋樹脂組
成物を提供する点に存する。
発明が解決しようとする課題は、オレフィン系樹脂、エ
チレン−α−オレフィン系共重合体ゴム、水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体及び鉱物油
を含有する樹脂組成物を有機過酸化物により動的架橋し
て得られる架橋樹脂組成物であって、柔軟性に優れ、し
かも高強度を有し、かつ圧縮永久歪に優れた架橋樹脂組
成物を提供する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記(A)5〜15重量%、(B)5〜50重量%、
(C)2〜30重量%及び(D)20〜80重量%を含
有する樹脂組成物を有機過酸化物により動的架橋して得
られる架橋樹脂組成物に係るものである。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):数平均分子量150000以上の水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体 (D):鉱物油
記(A)5〜15重量%、(B)5〜50重量%、
(C)2〜30重量%及び(D)20〜80重量%を含
有する樹脂組成物を有機過酸化物により動的架橋して得
られる架橋樹脂組成物に係るものである。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):数平均分子量150000以上の水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体 (D):鉱物油
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分は、オレフィ
ン系樹脂である。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン又はプロピレンと炭素数が2個以上のα−オレフ
ィンとの共重合体が好ましい。炭素数が2個以上のα−
オレフィンとしては、たとえばエチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセ
ン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテンなどがあげられる。オ
レフィン系樹脂のメルトフローレートは通常0.1〜1
00g/10分であり、好ましくは0.5〜50g/1
0分の範囲である。
ン系樹脂である。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン又はプロピレンと炭素数が2個以上のα−オレフ
ィンとの共重合体が好ましい。炭素数が2個以上のα−
オレフィンとしては、たとえばエチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセ
ン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテンなどがあげられる。オ
レフィン系樹脂のメルトフローレートは通常0.1〜1
00g/10分であり、好ましくは0.5〜50g/1
0分の範囲である。
【0006】本発明の(B)成分は、エチレン−α−オ
レフィン系共重合体ゴムであり、具体的にはエチレン−
α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげることができ
る。
レフィン系共重合体ゴムであり、具体的にはエチレン−
α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげることができ
る。
【0007】上記のα−オレフィンとしては、たとえば
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1・4−ヘキサ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノルボルネンなどがあげられる。
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1・4−ヘキサ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノルボルネンなどがあげられる。
【0008】(B)におけるエチレン/α−オレフィン
の比率(重量比)は、通常90/10〜30/70であ
る。エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体
ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、ヨウ素価
で通常5〜40である。なお、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴムとエチレン−α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合体ゴムを混合して用いてもよい。なお、油展
ゴム及び非油展ゴムのいずれでもよい。なお、油展ゴム
を用いる場合の伸展油の含有量は、共重合体ゴム100
重量部あたり通常20〜200重量部である。
の比率(重量比)は、通常90/10〜30/70であ
る。エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体
ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、ヨウ素価
で通常5〜40である。なお、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴムとエチレン−α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合体ゴムを混合して用いてもよい。なお、油展
ゴム及び非油展ゴムのいずれでもよい。なお、油展ゴム
を用いる場合の伸展油の含有量は、共重合体ゴム100
重量部あたり通常20〜200重量部である。
【0009】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
の好ましい具体例として、エチレン/プロピレンの重量
比率が85/15〜45/55のエチレン−プロピレン
共重合体ゴムをあげることができる。
の好ましい具体例として、エチレン/プロピレンの重量
比率が85/15〜45/55のエチレン−プロピレン
共重合体ゴムをあげることができる。
【0010】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が1
0〜350のものが好ましく、更に好ましくは30〜3
00である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度
に劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると
成形品の外観が損なわれることがある。
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が1
0〜350のものが好ましく、更に好ましくは30〜3
00である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度
に劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると
成形品の外観が損なわれることがある。
【0011】本発明の(C)成分は、数平均分子量15
0000以上の水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物
ブロック共重合体である。
0000以上の水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物
ブロック共重合体である。
【0012】芳香族ビニルとしては、スチレン、α−メ
チルスチレン、第3−ブチルスチレン、p−メチルスチ
レン、ビニルトルエンなどをあげることができ、スチレ
ンが好ましい。
チルスチレン、第3−ブチルスチレン、p−メチルスチ
レン、ビニルトルエンなどをあげることができ、スチレ
ンが好ましい。
【0013】共役ジエンとしては、ブタジエン、イソプ
レン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,
3−ブタジエンなどをあげることができ、ブタジエン及
びイソプレンが好ましい。
レン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,
3−ブタジエンなどをあげることができ、ブタジエン及
びイソプレンが好ましい。
【0014】(C)の数平均分子量150000以上で
ある。数平均分子量が150000未満であると圧縮永
久歪の値が大きくなる。
ある。数平均分子量が150000未満であると圧縮永
久歪の値が大きくなる。
【0015】(C)の水素化率が50%以上であること
が好ましく、更に好ましくは80%以上である。水素化
率が低過ぎると耐候性及び耐熱老化性が悪化する場合が
ある。なお、水素化率とは、エチレン性二重結合が水素
添加された割合を意味する。
が好ましく、更に好ましくは80%以上である。水素化
率が低過ぎると耐候性及び耐熱老化性が悪化する場合が
ある。なお、水素化率とは、エチレン性二重結合が水素
添加された割合を意味する。
【0016】(C)成分としては、市販の該当品を使用
することができる。
することができる。
【0017】本発明の(D)成分は、鉱物油であり、通
常ゴムに配合されるアロマ系、ナフテン系、パラフィン
系鉱物油があげられる。なかでも、パラフィン系鉱物油
が好ましい。
常ゴムに配合されるアロマ系、ナフテン系、パラフィン
系鉱物油があげられる。なかでも、パラフィン系鉱物油
が好ましい。
【0018】本発明における上記の各成分の含有量は、
(A)5〜15重量%、(B)5〜50重量%、(C)
2〜30重量%及び(D)20〜80重量%であり、好
ましくは(A)8〜12重量%、(B)25〜40重量
%、(C)4〜20重量%及び(D)40〜70重量%
である(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=1
00重量%とする。)。(B)として油展ゴムを用いた
場合の(B)の量は、伸展油を含まないポリマー成分の
みの量を基準とする。(A)成分が過少であると流動性
が低下し、成形性が悪くなり、一方(A)成分が過多で
あると硬く、柔軟性がなくなる。(B)成分が過少であ
ると硬く、柔軟性がなくなり、一方(B)成分が過多で
あると流動性が低下し、成形性が悪くなる。(C)成分
が過少であると柔軟性の悪化及び強度の低下が生じ、一
方(C)成分が過多であると耐熱性が悪くなる。(D)
成分が過少であると流動性及び柔軟性が悪くなり、一方
(D)成分が過多であると表面にブリードし、タック性
が発生する。なお、各成分中において二種以上を混合し
て用いる場合の各成分の量は、その合計量を基準とす
る。
(A)5〜15重量%、(B)5〜50重量%、(C)
2〜30重量%及び(D)20〜80重量%であり、好
ましくは(A)8〜12重量%、(B)25〜40重量
%、(C)4〜20重量%及び(D)40〜70重量%
である(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=1
00重量%とする。)。(B)として油展ゴムを用いた
場合の(B)の量は、伸展油を含まないポリマー成分の
みの量を基準とする。(A)成分が過少であると流動性
が低下し、成形性が悪くなり、一方(A)成分が過多で
あると硬く、柔軟性がなくなる。(B)成分が過少であ
ると硬く、柔軟性がなくなり、一方(B)成分が過多で
あると流動性が低下し、成形性が悪くなる。(C)成分
が過少であると柔軟性の悪化及び強度の低下が生じ、一
方(C)成分が過多であると耐熱性が悪くなる。(D)
成分が過少であると流動性及び柔軟性が悪くなり、一方
(D)成分が過多であると表面にブリードし、タック性
が発生する。なお、各成分中において二種以上を混合し
て用いる場合の各成分の量は、その合計量を基準とす
る。
【0019】本発明の最終目的物である架橋樹脂組成物
は、上記の各成分を含有する樹脂組成物を有機過酸化物
により動的架橋して得られるものである。すなわち、た
とえば、(B)成分及び(C)成分をバンバリーミキサ
ーなどを用いて混練し、更に(A)成分及び(D)成分
を添加して溶融混練することにより樹脂組成物を得る。
更に、該溶融混練した組成物に有機過酸化物を添加し、
動的架橋を行うことにより、架橋樹脂組成物とすること
ができる。有機過酸化物としてはジアルキルパーオキサ
イドなどを用いることができる。なお、上記の混練時
に、必要に応じて、タルク、炭酸カルシウムなどの無機
フィラー、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、耐熱安定剤、老
化防止剤、離型剤などの添加剤、顔料などを用いてもよ
い。
は、上記の各成分を含有する樹脂組成物を有機過酸化物
により動的架橋して得られるものである。すなわち、た
とえば、(B)成分及び(C)成分をバンバリーミキサ
ーなどを用いて混練し、更に(A)成分及び(D)成分
を添加して溶融混練することにより樹脂組成物を得る。
更に、該溶融混練した組成物に有機過酸化物を添加し、
動的架橋を行うことにより、架橋樹脂組成物とすること
ができる。有機過酸化物としてはジアルキルパーオキサ
イドなどを用いることができる。なお、上記の混練時
に、必要に応じて、タルク、炭酸カルシウムなどの無機
フィラー、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、耐熱安定剤、老
化防止剤、離型剤などの添加剤、顔料などを用いてもよ
い。
【0020】本発明によるとASTM D2240に準
拠して測定したショアーA硬度が50以下といった柔軟
性に優れた架橋樹脂組成物を得ることができる。
拠して測定したショアーA硬度が50以下といった柔軟
性に優れた架橋樹脂組成物を得ることができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明する。
【0022】実施例1及び比較例1〜2 表1の配合をバンバリーミキサーを用いて混練し、更に
架橋剤である2,5−ジメチル−2、5−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキシル及び架橋助剤であるN,N’
−n−フェニレンビスマレイミドを添加して混練し、動
的架橋を行い、熱可塑性樹脂エラストマー組成物を得
た。得られた熱可塑性樹脂エラストマーを射出成形機に
より、厚さ2mmのプレートに加工した。加工されたプ
レートを打ち抜き、物性測定を行った。破断強度及び伸
びはJIS K6301に準拠して測定した(3号ダン
ベル、引張速度200mm/min)。引裂強度におい
てもJIS K6301に準拠して測定した(JIS
B型 引張速度200mm/min)。また、圧縮永久
歪においてもJIS K6301に準拠して測定した。
架橋剤である2,5−ジメチル−2、5−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキシル及び架橋助剤であるN,N’
−n−フェニレンビスマレイミドを添加して混練し、動
的架橋を行い、熱可塑性樹脂エラストマー組成物を得
た。得られた熱可塑性樹脂エラストマーを射出成形機に
より、厚さ2mmのプレートに加工した。加工されたプ
レートを打ち抜き、物性測定を行った。破断強度及び伸
びはJIS K6301に準拠して測定した(3号ダン
ベル、引張速度200mm/min)。引裂強度におい
てもJIS K6301に準拠して測定した(JIS
B型 引張速度200mm/min)。また、圧縮永久
歪においてもJIS K6301に準拠して測定した。
【0023】結果から次のことがわかる。本発明の条件
を充足するすべての実施例は、満足すべき柔軟性、強
度、圧縮永久歪を示している。一方、分子量15000
0以上のSEBSを用いなかった比較例1及び比較例2
は、いずれも強度及び圧縮永久歪に劣る。
を充足するすべての実施例は、満足すべき柔軟性、強
度、圧縮永久歪を示している。一方、分子量15000
0以上のSEBSを用いなかった比較例1及び比較例2
は、いずれも強度及び圧縮永久歪に劣る。
【0024】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 比較例 比較例 1 1 2 配合 wt (A) PP 8 ← ← (B) 油展EPDM 44 ← ← (C) SEBS-1 19 0 0 SEBS-2 0 19 0 SEBS-3 0 0 19 (D) 鉱物油 29 ← ← 架橋助剤 0.4 ← ← 架橋剤 0.16 ← ← 評価 硬度 shoreA 39 34 38 破断強度 kg/cm2 26.5 23.6 23.7 破断伸び % 573 475 569 引裂強度 kg/cm 13.6 14.1 12.1 圧縮永久歪 % 38.6 81.4 90.2 タック性 ○ ○ × −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0025】PP:ポリプロピレン(メルトフローレー
ト=5.0、ブテン含有量=22%) 油展EPDM:エチレン−プロピレン−5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレン/プロピレ
ン重量比=72/28、ヨウ素価=12、ML 1+4 10
0℃=53、油展量=100phr ) SEBS−1:数平均分子量174000、水素化率9
9.9%のSEBS(水素化スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、スチレン含有量33%) SEBS−2:数平均分子量分子量70000、水素化
率99.9%のSEBS(スチレン含有量30%) SEBS−3:数平均分子量49000、水素化率9
9.9%のSEBS(スチレン含有量30%) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW−90」 架橋助剤:スミファインBM(住友化学工業社製) 架橋剤:サンペロックスYPO(三建化工社製) タック性:○(タック性なし) ×(タック性あり)
ト=5.0、ブテン含有量=22%) 油展EPDM:エチレン−プロピレン−5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレン/プロピレ
ン重量比=72/28、ヨウ素価=12、ML 1+4 10
0℃=53、油展量=100phr ) SEBS−1:数平均分子量174000、水素化率9
9.9%のSEBS(水素化スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、スチレン含有量33%) SEBS−2:数平均分子量分子量70000、水素化
率99.9%のSEBS(スチレン含有量30%) SEBS−3:数平均分子量49000、水素化率9
9.9%のSEBS(スチレン含有量30%) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW−90」 架橋助剤:スミファインBM(住友化学工業社製) 架橋剤:サンペロックスYPO(三建化工社製) タック性:○(タック性なし) ×(タック性あり)
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、オ
レフィン系樹脂、エチレン−α−オレフィン系共重合体
ゴム、水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物ブロック
共重合体及び鉱物油を含有する樹脂組成物を有機過酸化
物により動的架橋して得られる架橋樹脂組成物であっ
て、柔軟性に優れ、しかも高強度を有し、かつ圧縮永久
歪に優れた架橋樹脂組成物を提供することができた。
レフィン系樹脂、エチレン−α−オレフィン系共重合体
ゴム、水素化芳香族ビニル−共役ジエン化合物ブロック
共重合体及び鉱物油を含有する樹脂組成物を有機過酸化
物により動的架橋して得られる架橋樹脂組成物であっ
て、柔軟性に優れ、しかも高強度を有し、かつ圧縮永久
歪に優れた架橋樹脂組成物を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 53/02 C08L 53/02
Claims (8)
- 【請求項1】 下記(A)5〜15重量%、(B)5〜
50重量%、(C)2〜30重量%及び(D)20〜8
0重量%を含有する樹脂組成物を有機過酸化物により動
的架橋して得られる架橋樹脂組成物。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):数平均分子量150000以上の水素化芳香族
ビニル−共役ジエン化合物ブロック共重合体 (D):鉱物油 - 【請求項2】 (A)がポリプロピレンである請求項1
記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項3】 (B)がエチレン−α−オレフィン共重
合体ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムである請求項1記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項4】 (B)のα−オレフィンがプロピレンで
ある請求項1記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項5】 (C)が数平均分子量150000以上
の水素化スチレン−ブタジエンブロック共重合体である
請求項1記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項6】 (C)の水素化率が50%以上である請
求項1記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項7】 (D)がパラフィン系鉱物油である請求
項1記載の架橋樹脂組成物。 - 【請求項8】 ASTM D2240に準拠して測定し
たショアーA硬度が50以下である請求項1記載の架橋
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24074696A JPH1087902A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 架橋樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24074696A JPH1087902A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 架橋樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1087902A true JPH1087902A (ja) | 1998-04-07 |
Family
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- 1996-09-11 JP JP24074696A patent/JPH1087902A/ja active Pending
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