JP2955593B2 - 金属ガスケット - Google Patents
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ孔の内周
に鋳込式シリンダスリーブ又はフランジ付きシリンダラ
イナを備えたシリンダブロックを有するエンジンに好適
する金属ガスケットに関する。
に鋳込式シリンダスリーブ又はフランジ付きシリンダラ
イナを備えたシリンダブロックを有するエンジンに好適
する金属ガスケットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンジンの
シリンダブロックとシリンダヘッド間に設けられる金属
ガスケットであって、シリンダブロックのシリンダ孔内
周に設けられたシリンダスリーブ又はシリンダライナを
変形することなく良好なシール性能を発揮するようにし
た金属ガスケットを提供することを目的とする。
シリンダブロックとシリンダヘッド間に設けられる金属
ガスケットであって、シリンダブロックのシリンダ孔内
周に設けられたシリンダスリーブ又はシリンダライナを
変形することなく良好なシール性能を発揮するようにし
た金属ガスケットを提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の金属ガスケットは、シリンダ孔の内周に
鋳込み式シリンダスリーブ又はフランジ付きシリンダラ
イナを備えたシリンダブロックとシリンダヘッドとの間
に挟持される基板と、該基板に形成されたシリンダ孔の
内周を挟持する折返板と、該折返板の外周に隙間をあけ
て前記基板の両側に積層されたビード板とを有する金属
ガスケットにおいて、前記基板は少なくとも前記シリン
ダブロックにおけるシリンダスリーブの外周又は前記シ
リンダライナの円筒部の外周に相当する部位を境にして
その外周に厚さ大の部分とその内周に上下面に均等に薄
く形成された厚さ小の部分とを有し、前記折返板が前記
基板のシリンダ孔の内周に沿って前記基板の厚さ小の部
分から厚さ大の部分の内周付近を上下面から均等に挟持
すると共に、前記夫々のビード板が前記折返板よりも薄
く形成されたことにより、前記基板の厚さ大の部分にお
ける積層合計が他の部位の積層合計よりも厚く形成され
た積層厚さ最大部を有し、該積層厚さ最大部が前記シリ
ンダブロックにおけるシリンダスリーブの包囲部上面又
は前記シリンダライナのフランジ上面に対して最大面圧
を発揮するようにしたものである。
めに、本発明の金属ガスケットは、シリンダ孔の内周に
鋳込み式シリンダスリーブ又はフランジ付きシリンダラ
イナを備えたシリンダブロックとシリンダヘッドとの間
に挟持される基板と、該基板に形成されたシリンダ孔の
内周を挟持する折返板と、該折返板の外周に隙間をあけ
て前記基板の両側に積層されたビード板とを有する金属
ガスケットにおいて、前記基板は少なくとも前記シリン
ダブロックにおけるシリンダスリーブの外周又は前記シ
リンダライナの円筒部の外周に相当する部位を境にして
その外周に厚さ大の部分とその内周に上下面に均等に薄
く形成された厚さ小の部分とを有し、前記折返板が前記
基板のシリンダ孔の内周に沿って前記基板の厚さ小の部
分から厚さ大の部分の内周付近を上下面から均等に挟持
すると共に、前記夫々のビード板が前記折返板よりも薄
く形成されたことにより、前記基板の厚さ大の部分にお
ける積層合計が他の部位の積層合計よりも厚く形成され
た積層厚さ最大部を有し、該積層厚さ最大部が前記シリ
ンダブロックにおけるシリンダスリーブの包囲部上面又
は前記シリンダライナのフランジ上面に対して最大面圧
を発揮するようにしたものである。
【0004】また、前記基板は、前記シリンダライナの
フランジ幅と同等かそれよりも小幅 に形成された厚さ大
の部分と、該厚さ大の部分の内周に設けられた厚さ小の
部分と、前記厚さ大の部分の外周に設けられた厚さ中の
部分とから成り、これらの厚さ大の部分と厚さ小の部分
と厚さ中の部分は上下方向に対称に形成されて成り、該
基板の厚さ大の部分を前記シリンダブロックにおけるシ
リンダスリーブの包囲部上面又は前記シリンダライナの
フランジ上面に位置させると共に、前記折返板が前記基
板の厚さ小の部分から厚さ大の部分を越して厚さ中の部
分まで上下対称に延長された構成としてもよい。
フランジ幅と同等かそれよりも小幅 に形成された厚さ大
の部分と、該厚さ大の部分の内周に設けられた厚さ小の
部分と、前記厚さ大の部分の外周に設けられた厚さ中の
部分とから成り、これらの厚さ大の部分と厚さ小の部分
と厚さ中の部分は上下方向に対称に形成されて成り、該
基板の厚さ大の部分を前記シリンダブロックにおけるシ
リンダスリーブの包囲部上面又は前記シリンダライナの
フランジ上面に位置させると共に、前記折返板が前記基
板の厚さ小の部分から厚さ大の部分を越して厚さ中の部
分まで上下対称に延長された構成としてもよい。
【0005】さらに、前記折返板が2枚またはそれ以上
の複層構成によって形成された構成としてもよい。
の複層構成によって形成された構成としてもよい。
【0006】
【従来の技術】従来のエンジンの断面図が、図6又は図
7に示してある。これらの図に示すように、シリンダ孔
2の内周には鋳込式シリンダスリーブ3又はフランジ付
きシリンダライナ4が嵌合してあり、これらのシリンダ
スリーブ3又はシリンダライナ4により、シリンダ孔2
の摩耗を保護してエンジンを長年の使用に耐えるように
してある。
7に示してある。これらの図に示すように、シリンダ孔
2の内周には鋳込式シリンダスリーブ3又はフランジ付
きシリンダライナ4が嵌合してあり、これらのシリンダ
スリーブ3又はシリンダライナ4により、シリンダ孔2
の摩耗を保護してエンジンを長年の使用に耐えるように
してある。
【0007】このうち、図6に示すシリンダスリーブ3
には、その外周の複数箇所に周状又は断続状の突起3a
が形成され、この突起3aがシリンダブロック1の鋳造
時の鋳込みにより形成された周状の凹部1aに保持され
た状態で固定される。
には、その外周の複数箇所に周状又は断続状の突起3a
が形成され、この突起3aがシリンダブロック1の鋳造
時の鋳込みにより形成された周状の凹部1aに保持され
た状態で固定される。
【0008】また、図7に示すシリンダライナ4には、
その上端外周にフランジ4aが形成され、このフランジ
4aがシリンダブロック1の内周上部に形成された段差
状のフランジ受面1bに支持された状態で固定される。
その上端外周にフランジ4aが形成され、このフランジ
4aがシリンダブロック1の内周上部に形成された段差
状のフランジ受面1bに支持された状態で固定される。
【0009】このようなシリンダブロック1の上面に設
けられる従来の金属ガスケットは、シリンダ孔2を囲繞
する基板31と、該基板31とは別体であってその外側
にビード32aが形成されたビード板32と、このビー
ド板32に積層された補助板34をシリンダ孔2の周囲
で折り返して基板31の内周を挟持した折返し部35と
から成り、該折返し部35の形成位置における合計厚さ
が最大の厚さを有するように構成されている。
けられる従来の金属ガスケットは、シリンダ孔2を囲繞
する基板31と、該基板31とは別体であってその外側
にビード32aが形成されたビード板32と、このビー
ド板32に積層された補助板34をシリンダ孔2の周囲
で折り返して基板31の内周を挟持した折返し部35と
から成り、該折返し部35の形成位置における合計厚さ
が最大の厚さを有するように構成されている。
【0010】従って、上記の金属ガスケットにおいて
は、折返し部35がシリンダスリーブ3又はシリンダラ
イナ4のシリンダ孔2側の上面に位置し、図6又は図7
の黒塗りの矢印で示すように、ビード32aの面圧より
も大なる面圧を発揮するため、シリンダブロック1とシ
リンダスリーブ3又はシリンダライナ4のフランジ4a
との熱膨張差、或は燃焼爆発時のたたかれによって、以
下に示す問題点が生じていたのである。
は、折返し部35がシリンダスリーブ3又はシリンダラ
イナ4のシリンダ孔2側の上面に位置し、図6又は図7
の黒塗りの矢印で示すように、ビード32aの面圧より
も大なる面圧を発揮するため、シリンダブロック1とシ
リンダスリーブ3又はシリンダライナ4のフランジ4a
との熱膨張差、或は燃焼爆発時のたたかれによって、以
下に示す問題点が生じていたのである。
【0011】即ち、図6に示す鋳込式シリンダスリーブ
3を設けたシリンダブロック1においては、金属ガスケ
ットの折返し部35がシリンダスリーブ3を下方に押圧
してシリンダブロック1の内周が下方に変形するため、
シリンダスリーブ3の上面において、金属ガスケットの
面圧が不足して燃焼ガスの吹き抜けが生じ、またシリン
ダスリーブ3の変形によってシリンダ孔2内周のピスト
ン当たりが不良となって、オイル消費量が大になるとい
う問題点があった。
3を設けたシリンダブロック1においては、金属ガスケ
ットの折返し部35がシリンダスリーブ3を下方に押圧
してシリンダブロック1の内周が下方に変形するため、
シリンダスリーブ3の上面において、金属ガスケットの
面圧が不足して燃焼ガスの吹き抜けが生じ、またシリン
ダスリーブ3の変形によってシリンダ孔2内周のピスト
ン当たりが不良となって、オイル消費量が大になるとい
う問題点があった。
【0012】また、図7に示すフランジ付きシリンダラ
イナ4を挿着したシリンダブロック1においては、金属
ガスケットの折返し部35がシリンダライナ4を下方に
押圧し、フランジ4a側はフランジ受け面1bで支持さ
れたことにより、シリンダライナ4の上面に摺鉢状に傾
斜する変形が生じると共に、シリンダライナ4の内壁4
bが外側にふくらんで、上記同様に、シリンダライナ4
の上面の面圧不足による燃焼ガスの吹き抜け、またピス
トン当たりに不良が生じてオイル消費量が大になるとい
う問題点があった。
イナ4を挿着したシリンダブロック1においては、金属
ガスケットの折返し部35がシリンダライナ4を下方に
押圧し、フランジ4a側はフランジ受け面1bで支持さ
れたことにより、シリンダライナ4の上面に摺鉢状に傾
斜する変形が生じると共に、シリンダライナ4の内壁4
bが外側にふくらんで、上記同様に、シリンダライナ4
の上面の面圧不足による燃焼ガスの吹き抜け、またピス
トン当たりに不良が生じてオイル消費量が大になるとい
う問題点があった。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は鋳込式シリンダスリーブを
シリンダ孔の内周に設けたシリンダブロックとシリンダ
ヘッド間に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示
す断面図である。図2はフランジ付きシリンダライナを
シリンダ孔の内周に備えたシリンダブロックとシリンダ
ヘッド間に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示
す断面図である。
シリンダ孔の内周に設けたシリンダブロックとシリンダ
ヘッド間に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示
す断面図である。図2はフランジ付きシリンダライナを
シリンダ孔の内周に備えたシリンダブロックとシリンダ
ヘッド間に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示
す断面図である。
【0014】図1に示す金属ガスケットは、シリンダ孔
2の内周に鋳込式シリンダスリーブ3を備えたシリンダ
ブロック1の上面に配設され、シリンダ孔2の周囲に設
けられた基板5が、シリンダスリーブ3の包囲部上面
(シリンダブロック1の外周付近の上面)を含む外周に
おいて厚さ大(厚さ大の部分5a)に形成されると共
に、その内側のシリンダ孔2側にてそれよりも厚さ小
(厚さ小の部分5b)に形成されている。
2の内周に鋳込式シリンダスリーブ3を備えたシリンダ
ブロック1の上面に配設され、シリンダ孔2の周囲に設
けられた基板5が、シリンダスリーブ3の包囲部上面
(シリンダブロック1の外周付近の上面)を含む外周に
おいて厚さ大(厚さ大の部分5a)に形成されると共
に、その内側のシリンダ孔2側にてそれよりも厚さ小
(厚さ小の部分5b)に形成されている。
【0015】そして、シリンダ孔2の周囲にて折り返さ
れた折返板6によって基板5の厚さ小の部分5bから厚
さ大の部分5aの内周付近を上下面から均等に一括して
挟持すると共に、折返板6を基板5の厚さ小の部分の上
下面に密着するように変形したことにより、基板5の厚
さ大の部分5aの両側に折返板6の膨出部6a、6aが
形成され、基板5の厚さ大の部分と折返板6との積層合
計の厚さが他の部位の積層合計よりも厚く形成された積
層厚さ最大部7を形成している。
れた折返板6によって基板5の厚さ小の部分5bから厚
さ大の部分5aの内周付近を上下面から均等に一括して
挟持すると共に、折返板6を基板5の厚さ小の部分の上
下面に密着するように変形したことにより、基板5の厚
さ大の部分5aの両側に折返板6の膨出部6a、6aが
形成され、基板5の厚さ大の部分と折返板6との積層合
計の厚さが他の部位の積層合計よりも厚く形成された積
層厚さ最大部7を形成している。
【0016】さらに、基反5の両側に重ね合わされたビ
ード板8、8のシリンダ孔2側の内周が折返板6の両側
の外周に隙間10、10を開けた状態で設けられ、シリ
ンダ孔2を囲繞する対称位置と基板5の外周付近を囲繞
する対称位置に段差ビード8a、8a…が形成されてい
る。
ード板8、8のシリンダ孔2側の内周が折返板6の両側
の外周に隙間10、10を開けた状態で設けられ、シリ
ンダ孔2を囲繞する対称位置と基板5の外周付近を囲繞
する対称位置に段差ビード8a、8a…が形成されてい
る。
【0017】また、図2に示す金属ガスケットは、シリ
ンダ孔2の内周にフランジ4a付きシリンダライナ4を
備えたシリンダブロック1の上面に設けられ、基板5の
厚さ大の部分5aがフランジ4a上面を含む外周に形成
され、その内周のシリンダ孔2側に厚さ小の部分5bが
形成されている。
ンダ孔2の内周にフランジ4a付きシリンダライナ4を
備えたシリンダブロック1の上面に設けられ、基板5の
厚さ大の部分5aがフランジ4a上面を含む外周に形成
され、その内周のシリンダ孔2側に厚さ小の部分5bが
形成されている。
【0018】そして、この図2の金属ガスケットにおい
ても、図1の金属ガスケットと同様に、折返板6が基板
5の厚さ小の部分5bから厚さ大の部分5aのうちシリ
ンダライナ4のフランジ部4a上面までを両側対称に一
括して挟持したことにより、積層厚さ最大部7をシリン
ダライナ4のフランジ部4a上面に形成し、さらに折返
板6の外周の両側対称位置に隙間10、10をあけて基
板5を挟んでビード板8、8を重ねている。これらのビ
ード板8、8には、図1と同様に、シリンダ孔2を囲繞
する対称位置と基板5の外周付近を囲繞する対称位置に
段差ビード8a、8a…が形成されている。
ても、図1の金属ガスケットと同様に、折返板6が基板
5の厚さ小の部分5bから厚さ大の部分5aのうちシリ
ンダライナ4のフランジ部4a上面までを両側対称に一
括して挟持したことにより、積層厚さ最大部7をシリン
ダライナ4のフランジ部4a上面に形成し、さらに折返
板6の外周の両側対称位置に隙間10、10をあけて基
板5を挟んでビード板8、8を重ねている。これらのビ
ード板8、8には、図1と同様に、シリンダ孔2を囲繞
する対称位置と基板5の外周付近を囲繞する対称位置に
段差ビード8a、8a…が形成されている。
【0019】なお、上記の基板5の厚さ小の部分5bの
厚さは、厚さ大の部分5aのと関係でエンジンの特性に
応じて適宜設定されるものである。
厚さは、厚さ大の部分5aのと関係でエンジンの特性に
応じて適宜設定されるものである。
【0020】ただし、基板5は、図1、図2に示すよう
に、厚さ大の部分5aと厚さ小の部分5bとを一体的に
設ける場合と、図3(b)、図4(b)に示すように別
体に設ける場合とがある。
に、厚さ大の部分5aと厚さ小の部分5bとを一体的に
設ける場合と、図3(b)、図4(b)に示すように別
体に設ける場合とがある。
【0021】いずれにしても、金属ガスケットの積層厚
さ最大部7によって発揮される最大面圧は、図1におい
てはシリンダスリーブ3の包囲部上面に作用し、図2に
おいてはシリンダライナ4のフランジ4a上面に作用し
てフランジ受け面1bで支持されるため、燃焼爆発時の
たたかれ等によってこれらのシリンダスリーブ3又はシ
リンダライナ4の内壁側は変形せずに元の形状を維持す
ることが可能となる。
さ最大部7によって発揮される最大面圧は、図1におい
てはシリンダスリーブ3の包囲部上面に作用し、図2に
おいてはシリンダライナ4のフランジ4a上面に作用し
てフランジ受け面1bで支持されるため、燃焼爆発時の
たたかれ等によってこれらのシリンダスリーブ3又はシ
リンダライナ4の内壁側は変形せずに元の形状を維持す
ることが可能となる。
【0022】この場合、積層厚さ最大部7の形成位置
が、シリンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライ
ナ4のフランジ4a上面に定置されてその位置を変動し
ないことが肝要であるが、折返板6とビード板8とが別
体且つ隙間10を有しているため、燃焼爆発時のたたか
れによってビード板8が撓んでも、このビード板8が折
返板6をシリンダ2側に押圧することがなく、上記の定
位置を維持することが可能となる。
が、シリンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライ
ナ4のフランジ4a上面に定置されてその位置を変動し
ないことが肝要であるが、折返板6とビード板8とが別
体且つ隙間10を有しているため、燃焼爆発時のたたか
れによってビード板8が撓んでも、このビード板8が折
返板6をシリンダ2側に押圧することがなく、上記の定
位置を維持することが可能となる。
【0023】また、積層厚さ最大部7がシリンダスリー
ブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4のフランジ4a
の上面に対して最大面圧を発揮すると共に一次シールを
成して燃焼爆発時のたたかれを防止することにより、ビ
ード板8に形成されたビード8aのへたりを防止して、
このビード8aによる二次シール性を長期にわたって維
持することが可能となる。
ブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4のフランジ4a
の上面に対して最大面圧を発揮すると共に一次シールを
成して燃焼爆発時のたたかれを防止することにより、ビ
ード板8に形成されたビード8aのへたりを防止して、
このビード8aによる二次シール性を長期にわたって維
持することが可能となる。
【0024】なお、図1と図2において20はシリンダ
ブロック1とシリンダヘッド21に形成された水孔であ
り、これに対応する水孔20aが金属ガスケットの基板
5とビード板8にも設けてある。
ブロック1とシリンダヘッド21に形成された水孔であ
り、これに対応する水孔20aが金属ガスケットの基板
5とビード板8にも設けてある。
【0025】
【実施例】図3(a)乃至(c)は本発明による実施例
1の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。図4
(a)乃至(c)は本発明による実施例2の金属ガスケ
ットの各種例を示す断面図である。図6は折返板が基板
の厚さ小の部分に倣った段差形状とならずに形成された
金属ガスケットを示す断面図である。
1の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。図4
(a)乃至(c)は本発明による実施例2の金属ガスケ
ットの各種例を示す断面図である。図6は折返板が基板
の厚さ小の部分に倣った段差形状とならずに形成された
金属ガスケットを示す断面図である。
【0026】(実施例1) 図3(a)乃至(c)に示す金属ガスケットに共通した
構成としては、基板5の厚さ大の部分5aがシリンダ孔
2側の厚さ小の部分5b以外の部位において連続的かつ
均等の厚さに形成され、折返板6を基板5の厚さ小の部
分5bから厚さ大の部分5aまで上下対称に密着状に挟
持して厚さ大の部分5aの上下面に膨出部6a、6aを
形成し、さらに基板5の上下面に配したビード板8、8
を折返板6の外周に対して隙間10をあけて該折返板6
とは別体に設けてあることである。また、夫々のビード
板8、8には、シリンダ孔2を囲繞する対称位置と基板
5の外周付近を囲繞する対称位置に段差ビード8a、8
a…が形成されている。
構成としては、基板5の厚さ大の部分5aがシリンダ孔
2側の厚さ小の部分5b以外の部位において連続的かつ
均等の厚さに形成され、折返板6を基板5の厚さ小の部
分5bから厚さ大の部分5aまで上下対称に密着状に挟
持して厚さ大の部分5aの上下面に膨出部6a、6aを
形成し、さらに基板5の上下面に配したビード板8、8
を折返板6の外周に対して隙間10をあけて該折返板6
とは別体に設けてあることである。また、夫々のビード
板8、8には、シリンダ孔2を囲繞する対称位置と基板
5の外周付近を囲繞する対称位置に段差ビード8a、8
a…が形成されている。
【0027】また、折返板6は基板5の厚さ小の部分5
bから大の部分5aに至って基板5の両面に接触した状
態で段差状に付設されている。
bから大の部分5aに至って基板5の両面に接触した状
態で段差状に付設されている。
【0028】ただし、図3(a)及び(c)に示す金属
ガスケットにおいては、基板5の厚 さ大の部分5aとシ
リンダ孔2側の厚さ小の部分5bとが一体的に形成さ
れ、図3(b)に示す金属ガスケットにおいては、基板
5の厚さ大の部分5aとシリンダ孔2側の厚さ小の部分
5bとが別体に形成されている。なお、図3(b)に示
す金属ガスケットにおいては、厚さ小の部分5bが別体
に形成されているにもかかわらず、該厚さ小の部分の上
下面に密着した折返板6によってその上下に関する対称
的な定位置を保持するようにしている。
ガスケットにおいては、基板5の厚 さ大の部分5aとシ
リンダ孔2側の厚さ小の部分5bとが一体的に形成さ
れ、図3(b)に示す金属ガスケットにおいては、基板
5の厚さ大の部分5aとシリンダ孔2側の厚さ小の部分
5bとが別体に形成されている。なお、図3(b)に示
す金属ガスケットにおいては、厚さ小の部分5bが別体
に形成されているにもかかわらず、該厚さ小の部分の上
下面に密着した折返板6によってその上下に関する対称
的な定位置を保持するようにしている。
【0029】この実施例1の金属ガスケットにおいて
は、図3(a)に示すように、基板5の厚さ大の部分5
aと両側の折返板6、6との積層合計の厚さをT1と
し、基板5の厚さ小の部分5bと両側の折返板6、6と
の積層合計の厚さをT2とし、さらには基板5の両側に
ビード板8、8を設けた部位の積層合計の厚さをT3と
すると、折返板6がビード板8よりも厚く形成されてい
るため、基板5の厚さ大の部分5aと折返板6、6とが
積層された厚さT1が積層厚さ最大部7を形成する。
は、図3(a)に示すように、基板5の厚さ大の部分5
aと両側の折返板6、6との積層合計の厚さをT1と
し、基板5の厚さ小の部分5bと両側の折返板6、6と
の積層合計の厚さをT2とし、さらには基板5の両側に
ビード板8、8を設けた部位の積層合計の厚さをT3と
すると、折返板6がビード板8よりも厚く形成されてい
るため、基板5の厚さ大の部分5aと折返板6、6とが
積層された厚さT1が積層厚さ最大部7を形成する。
【0030】このような金属ガスケットを、図1または
図2に示すシリンダヘッド21とシリンダブロック1の
間に介挿してボルト締結すると、積層厚さ最大部7がシ
リンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4の
フランジ4aの上面に対して最大面圧を発揮することに
より一次シールを成して燃焼爆発時のたたかれを防止す
ると共に、ビード板8、8に形成されたビード8a、8
a…により二次シールを行うことができる。
図2に示すシリンダヘッド21とシリンダブロック1の
間に介挿してボルト締結すると、積層厚さ最大部7がシ
リンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4の
フランジ4aの上面に対して最大面圧を発揮することに
より一次シールを成して燃焼爆発時のたたかれを防止す
ると共に、ビード板8、8に形成されたビード8a、8
a…により二次シールを行うことができる。
【0031】さらに、図3(c)の金属ガスケットにお
いては、折返板6が複層、図においては二枚の金属板
6’、6”から形成され、外側のみをシリコン樹脂等の
シール材13又はモリブデン等の滑り効果を上げる材料
を塗布してある。このように折返板6の積層量を増すこ
とによって、シリンダブロック1とシリンダヘッド21
間の締付け歪みによる隙間変化を補充することができ、
燃焼ガスのリークを防止することが可能となる。
いては、折返板6が複層、図においては二枚の金属板
6’、6”から形成され、外側のみをシリコン樹脂等の
シール材13又はモリブデン等の滑り効果を上げる材料
を塗布してある。このように折返板6の積層量を増すこ
とによって、シリンダブロック1とシリンダヘッド21
間の締付け歪みによる隙間変化を補充することができ、
燃焼ガスのリークを防止することが可能となる。
【0032】(実施例2) 図4(a)乃至(c)に示す金属ガスケットに共通した
構成としては、基板5が、図1におけるシリンダスリー
ブ3の包囲部上面、又は図2におけるシリンダライナ4
のフランジ4a上面においてのみ、厚さ大の部分5aを
有し、そのシリンダ孔2側は厚さ小の部分5bとされ、
さらに厚さ大の部分5aの外周はそれらの中位の厚さ
(厚さ中の部分5c)にされると共に、折返板6が外周
が厚さ大の部分5aを挟持した膨出部6aを越して厚さ
中の部分5cまで延長された挟持部6bを有することで
ある。ただし、折返板6がビード板8と別体であって両
者が隙間10を有することは図1或は図2の金属ガスケ
ットと同様である。
構成としては、基板5が、図1におけるシリンダスリー
ブ3の包囲部上面、又は図2におけるシリンダライナ4
のフランジ4a上面においてのみ、厚さ大の部分5aを
有し、そのシリンダ孔2側は厚さ小の部分5bとされ、
さらに厚さ大の部分5aの外周はそれらの中位の厚さ
(厚さ中の部分5c)にされると共に、折返板6が外周
が厚さ大の部分5aを挟持した膨出部6aを越して厚さ
中の部分5cまで延長された挟持部6bを有することで
ある。ただし、折返板6がビード板8と別体であって両
者が隙間10を有することは図1或は図2の金属ガスケ
ットと同様である。
【0033】そして、この折返板6は、基板5の両側の
厚さ変化に応じて接触した状態で添設されることによ
り、両側の挟持部6bが厚さ中の部分5cを両側から包
み込むように挟持した状態にされている。
厚さ変化に応じて接触した状態で添設されることによ
り、両側の挟持部6bが厚さ中の部分5cを両側から包
み込むように挟持した状態にされている。
【0034】このような折返板6の挟持部6bの構成に
より、該挟持部6bが基板5の厚さ大の部分5a、5a
に係止され、エンジン運転中のシリンダブロック1とシ
リンダヘッド21の熱膨張差による両者の面の移動等の
ために折返板6がシリンダ孔2側へ移動するのを防止す
ることができる。
より、該挟持部6bが基板5の厚さ大の部分5a、5a
に係止され、エンジン運転中のシリンダブロック1とシ
リンダヘッド21の熱膨張差による両者の面の移動等の
ために折返板6がシリンダ孔2側へ移動するのを防止す
ることができる。
【0035】図4(a)の金属ガスケットは、基板5の
厚さが、図1または図2のシリンダブロック1における
シリンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4
のフランジ4aの上面において厚さが最大となるように
形成されると共に、該基板5の厚大の部分5aの内周側
(厚さ小の部分5b)の厚さが基板5の厚さ大の部分5
aの外周側(厚さ中の部分5c)の厚さよりも薄く形成
され、さらに折返板6がシリンダ孔2側から基板5の厚
さ大の部分5aを越して該厚さ大の部分5aの外周側ま
で延長された構成とされているため、厚さ大の部分5a
における積層合計厚さT1と、厚さ小の部分5bにおけ
る積層合計厚さT2と、厚さ中の部分5cにおける積層
合計厚さT1との関係は、T1>T2>T3となる。ま
た、折返板6がビード板8よりも厚く形成され、折返板
6の両側の挟持部6b、6bと厚 さ中の部分5cとの積
層合計厚さT4と両側のビード板8、8と厚さ中の部分
5cとの積層合計厚さT3がT4>T3の関係を有する
ため、T1>T4>T2>T3の厚さ関係を有してい
る。
厚さが、図1または図2のシリンダブロック1における
シリンダスリーブ3の包囲部上面又はシリンダライナ4
のフランジ4aの上面において厚さが最大となるように
形成されると共に、該基板5の厚大の部分5aの内周側
(厚さ小の部分5b)の厚さが基板5の厚さ大の部分5
aの外周側(厚さ中の部分5c)の厚さよりも薄く形成
され、さらに折返板6がシリンダ孔2側から基板5の厚
さ大の部分5aを越して該厚さ大の部分5aの外周側ま
で延長された構成とされているため、厚さ大の部分5a
における積層合計厚さT1と、厚さ小の部分5bにおけ
る積層合計厚さT2と、厚さ中の部分5cにおける積層
合計厚さT1との関係は、T1>T2>T3となる。ま
た、折返板6がビード板8よりも厚く形成され、折返板
6の両側の挟持部6b、6bと厚 さ中の部分5cとの積
層合計厚さT4と両側のビード板8、8と厚さ中の部分
5cとの積層合計厚さT3がT4>T3の関係を有する
ため、T1>T4>T2>T3の厚さ関係を有してい
る。
【0036】また、図4(b)に示す金属ガスケット
は、図4(a)の基板5の厚さ大の部分5aと厚さ中の
部分5cと厚さ小の部分5bとが分離された部材により
構成されている。
は、図4(a)の基板5の厚さ大の部分5aと厚さ中の
部分5cと厚さ小の部分5bとが分離された部材により
構成されている。
【0037】さらに、図4(c)に示す金属ガスケット
において、基板5は厚さ小の部分5b以外は連続的に均
等なそれよりも厚い部分5aを有するが、積層厚さ最大
部7の位置の基板5の上下面にシリンダ孔2を囲繞する
環状の補助板12、12を添付して、厚さ大の部分5a
を形成し、その外周を厚さ中の部分5cとしてある。
において、基板5は厚さ小の部分5b以外は連続的に均
等なそれよりも厚い部分5aを有するが、積層厚さ最大
部7の位置の基板5の上下面にシリンダ孔2を囲繞する
環状の補助板12、12を添付して、厚さ大の部分5a
を形成し、その外周を厚さ中の部分5cとしてある。
【0038】また、図5に示す金属ガスケットは、図1
及び図2に示す金属ガスケットの折返板6が基板5の凹
凸面に沿って接触しつつ段差状に折曲されたのに対し
て、折返板6を折曲しない状態で延長して基板5の厚さ
大の部分5aの両面を挟持するようにしてある。
及び図2に示す金属ガスケットの折返板6が基板5の凹
凸面に沿って接触しつつ段差状に折曲されたのに対し
て、折返板6を折曲しない状態で延長して基板5の厚さ
大の部分5aの両面を挟持するようにしてある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属ガス
ケットは、積層厚さ最大部が、シリンダブロックにおけ
るシリンダスリーブの包囲部の上面又はシリンダライナ
のフランジの上面に配設されたため、燃焼爆発時のたた
かれ等によってもこれらのシリンダスリーブ又はシリン
ダライナが変形せずに元の形状を維持することが可能と
なり、燃焼ガスの吹き抜け、ピストン当たりの不良等の
従来の問題点を解消することができる。
ケットは、積層厚さ最大部が、シリンダブロックにおけ
るシリンダスリーブの包囲部の上面又はシリンダライナ
のフランジの上面に配設されたため、燃焼爆発時のたた
かれ等によってもこれらのシリンダスリーブ又はシリン
ダライナが変形せずに元の形状を維持することが可能と
なり、燃焼ガスの吹き抜け、ピストン当たりの不良等の
従来の問題点を解消することができる。
【0040】また、この金属ガスケットにおいては、折
返板とビード板とは別体且つ隙間を有して配設されてい
るため、燃焼爆発時のたたかれによってビード板が撓ん
でも、このビード板が折返板を横方向に押圧することな
く積層厚さ最大部の定位置を維持することができる。
返板とビード板とは別体且つ隙間を有して配設されてい
るため、燃焼爆発時のたたかれによってビード板が撓ん
でも、このビード板が折返板を横方向に押圧することな
く積層厚さ最大部の定位置を維持することができる。
【0041】さらに、この金属ガスケットにおいては、
積層厚さ最大部がシリダブロックの上面に対して最大面
圧を発揮すると共に一次シールを成して燃焼爆発時のた
たかれを防止することにより、ビード板に形成されたビ
ードのへたりを防止してこのビードによる二次シール性
を長期にわたって維持することが可能となる。
積層厚さ最大部がシリダブロックの上面に対して最大面
圧を発揮すると共に一次シールを成して燃焼爆発時のた
たかれを防止することにより、ビード板に形成されたビ
ードのへたりを防止してこのビードによる二次シール性
を長期にわたって維持することが可能となる。
【図1】図1は鋳込式シリンダスリーブをシリンダ孔の
内周に備えたシリンダブロックとシリンダヘッド間に本
発明の金属ガスケットを配設した状況を示す断面図であ
る。
内周に備えたシリンダブロックとシリンダヘッド間に本
発明の金属ガスケットを配設した状況を示す断面図であ
る。
【図2】図2はフランジ付きシリンダライナをシリンダ
孔の内周に備えたシリンダブロックとシリンダヘッド間
に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示す断面図
である。
孔の内周に備えたシリンダブロックとシリンダヘッド間
に本発明の金属ガスケットを配設した状況を示す断面図
である。
【図3】図3(a)乃至(c)は本発明による実施例1
の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。
の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。
【図4】図4(a)乃至(c)は本発明による実施例2
の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。
の金属ガスケットの各種例を示す断面図である。
【図5】図5は折返板が基板の厚さ小の部分に倣った段
差形状とならずに形成された本発明による他の実施例の
金属ガスケットを示す断面図である。
差形状とならずに形成された本発明による他の実施例の
金属ガスケットを示す断面図である。
【図6】図6は鋳込式シリンダスリーブを内周に備えた
シリンダブロックとシリンダヘッド間に従来の金属ガス
ケットを配設した状況を示す断面図である。
シリンダブロックとシリンダヘッド間に従来の金属ガス
ケットを配設した状況を示す断面図である。
【図7】図7はフランジ付きシリンダライナを内周に備
えたシリンダブロックとシリンダヘッド間に従来の金属
ガスケットを配設した状況を示す断面図である。
えたシリンダブロックとシリンダヘッド間に従来の金属
ガスケットを配設した状況を示す断面図である。
1…シリンダブロック 2…シリンダ孔 3…シリンダスリーブ 4…シリンダライナ 4a…シリンダライナのフランジ 5…基板 5a…基板の厚さ大の部分 5b…基板の厚さ小の部分 5c…基板の厚さ中の部分 6…折返板 7…積層厚さ最大部 8…ビード板 8a…ビード 9、12…補助板 10…隙間
Claims (3)
- 【請求項1】シリンダ孔の内周に鋳込み式シリンダスリ
ーブ又はフランジ付きシリンダライナを備えたシリンダ
ブロックとシリンダヘッドとの間に挟持される基板と、
該基板に形成されたシリンダ孔の内周を挟持する折返板
と、該折返板の外周に隙間をあけて前記基板の両側に積
層されたビード板とを有する金属ガスケットにおいて、 前記基板は小なくとも前記シリンダブロックにおけるシ
リンダスリーブの外周又は前記シリンダライナの円筒部
の外周に相当する部位を境にしてその外周に厚さ大の部
分とその内周に上下面に均等に薄く形成された厚さ小の
部分とを有し、前記折返板が前記基板のシリンダ孔の内
周に沿って前記基板の厚さ小の部分から厚さ大の部分の
内周付近を上下面から均等に挟持すると共に、前記夫々
のビード板が前記折返板よりも薄く形成されたことによ
り、前記基板の厚さ大の部分における積層合計が他の部
位の積層合計よりも厚く形成された積層厚さ最大部を有
し、該積層厚さ最大部が前記シリンダブロックにおける
シリンダスリーブの包囲部上面又は前記シリンダライナ
のフランジ上面に対して最大面圧を発揮するようにした
ことを特徴とする金属ガスケット。 - 【請求項2】前記基板は、前記シリンダライナのフラン
ジ幅と同等かそれよりも小幅に形成された厚さ大の部分
と、該厚さ大の部分の内周に設けられた厚さ小の部分
と、前記厚さ大の部分の外周に設けられた厚さ中の部分
とから成り、これらの厚さ大の部分と厚さ小の部分と厚
さ中の部分は上下方向に対称に形成されて成り、該基板
の厚さ大の部分を前記シリンダブロックにおけるシリン
ダスリーブの包囲部上面又は前記シリンダライナのフラ
ンジ上面に位置させると共に、前記折返板が前記基板の
厚さ小の部分から厚さ大の部分を越して厚さ中の部分ま
で上下対称に延長されたことを特徴とする請求項1記載
の金属ガスケット。 - 【請求項3】前記折返板が2枚またはそれ以上の複層構
成によって形成されたことを特徴とする請求項1記載の
金属ガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19367095A JP2955593B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19367095A JP2955593B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属ガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942457A JPH0942457A (ja) | 1997-02-14 |
| JP2955593B2 true JP2955593B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16311835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19367095A Expired - Fee Related JP2955593B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 金属ガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2955593B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040046098A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드 개스켓 |
| US11703013B1 (en) * | 2022-03-03 | 2023-07-18 | Caterpillar Inc. | Engine head gasket having anti-preignition wrap and method of making same |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19367095A patent/JP2955593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0942457A (ja) | 1997-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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