JP2956518B2 - 感圧複写用顕色シート - Google Patents
感圧複写用顕色シートInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐水性および耐スクラッ
チ性の改善された感圧複写用顕色シートに関するもので
ある。
チ性の改善された感圧複写用顕色シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】感圧複写紙は、電子供与性有機発色剤等
を油に溶解しその油滴をカプセル化したマイクロカプセ
ルを主成分とする発色剤マイクロカプセル組成物を支持
体の裏面に塗布した上用紙と、支持体の表面に上記発色
剤と接触したとき顕色する電子受容性顕色剤を含有する
顕色剤組成物を塗布した下用紙からなり、多枚数の複写
が必要な場合は、表面に顕色剤組成物を塗布し、裏面に
は発色剤マイクロカプセル組成物を塗布した中用紙がそ
れらに組み合わされて使用される。これら上、中、下用
紙は、通常それらを上、下用紙あるいは上、中、下用紙
の順に組み合わせて使用され、上からの筆圧、プリンタ
ー等の圧力によりマイクロカプセルが破壊され、電子供
与性有機発色剤等を溶解した油が顕色層に転移し、顕色
剤と反応することで発色する仕組みになっている。ま
た、支持体の同一面上に発色剤と顕色剤を含有する層を
設けた自己発色性感圧複写紙も知られている。
を油に溶解しその油滴をカプセル化したマイクロカプセ
ルを主成分とする発色剤マイクロカプセル組成物を支持
体の裏面に塗布した上用紙と、支持体の表面に上記発色
剤と接触したとき顕色する電子受容性顕色剤を含有する
顕色剤組成物を塗布した下用紙からなり、多枚数の複写
が必要な場合は、表面に顕色剤組成物を塗布し、裏面に
は発色剤マイクロカプセル組成物を塗布した中用紙がそ
れらに組み合わされて使用される。これら上、中、下用
紙は、通常それらを上、下用紙あるいは上、中、下用紙
の順に組み合わせて使用され、上からの筆圧、プリンタ
ー等の圧力によりマイクロカプセルが破壊され、電子供
与性有機発色剤等を溶解した油が顕色層に転移し、顕色
剤と反応することで発色する仕組みになっている。ま
た、支持体の同一面上に発色剤と顕色剤を含有する層を
設けた自己発色性感圧複写紙も知られている。
【0003】このような感圧複写紙は、主に各種伝票用
紙としての利用が普及しており、近年、宅配便などの配
送伝票に感圧複写紙が多く用いられるようになってき
た。一般に、配送伝票は複写機能を持った数枚の紙ある
いはフィルムが組み合わされており、配達される荷物に
は宛先表示票や預り票、控票などから構成される伝票が
少なくとも一組貼付される。ところがこれらの配送伝票
は、雨に濡れたり取扱いの過程で水濡れすると、破れて
しまったり、顕色シートの顕色層成分が脱離してしま
い、記入された宛先等の情報が不明となるなどの問題が
あった。
紙としての利用が普及しており、近年、宅配便などの配
送伝票に感圧複写紙が多く用いられるようになってき
た。一般に、配送伝票は複写機能を持った数枚の紙ある
いはフィルムが組み合わされており、配達される荷物に
は宛先表示票や預り票、控票などから構成される伝票が
少なくとも一組貼付される。ところがこれらの配送伝票
は、雨に濡れたり取扱いの過程で水濡れすると、破れて
しまったり、顕色シートの顕色層成分が脱離してしま
い、記入された宛先等の情報が不明となるなどの問題が
あった。
【0004】そこで、耐水性を付与するために、配送伝
票の上を透明プラスチックフィルムで覆い保護すること
が行われてきた。しかし、この方法では伝票の設計が制
約される、伝票の枚数が多くなるという欠点があること
から、伝票を構成する感圧複写紙の支持体にプラスチッ
クフィルムあるいは合成紙を使用して、強度と耐水性を
付与することが多くなってきている。
票の上を透明プラスチックフィルムで覆い保護すること
が行われてきた。しかし、この方法では伝票の設計が制
約される、伝票の枚数が多くなるという欠点があること
から、伝票を構成する感圧複写紙の支持体にプラスチッ
クフィルムあるいは合成紙を使用して、強度と耐水性を
付与することが多くなってきている。
【0005】一方、感圧複写用顕色シートにおいては、
顕色層に含まれる結着剤として各種澱粉、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸等の水溶性バインダー及びス
チレン−ブタジエン共重合体、酢酸ビニル系共重合体、
アクリル酸エステル重合体等のエマルジョン等が知られ
ている。しかし、支持体にプラスチックフィルムあるい
は合成紙を用いた場合、従来より使用されている上記の
結着剤では十分な耐水性が得られず、また、支持体との
結着性に劣るため耐スクラッチ性が悪いという問題があ
った。
顕色層に含まれる結着剤として各種澱粉、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸等の水溶性バインダー及びス
チレン−ブタジエン共重合体、酢酸ビニル系共重合体、
アクリル酸エステル重合体等のエマルジョン等が知られ
ている。しかし、支持体にプラスチックフィルムあるい
は合成紙を用いた場合、従来より使用されている上記の
結着剤では十分な耐水性が得られず、また、支持体との
結着性に劣るため耐スクラッチ性が悪いという問題があ
った。
【0006】特開昭62−113586号公報には、耐
水性改良のため分子内にケイ素原子を含む変性ポリビニ
ルアルコールを使用すること、また、少量のコロイダル
シリカと併用することが記載されている。しかし、十分
な耐水性および耐スクラッチ性は得られておらず、いま
だ実用に足りる耐水性を有する感圧複写用顕色シートは
見当たらない。
水性改良のため分子内にケイ素原子を含む変性ポリビニ
ルアルコールを使用すること、また、少量のコロイダル
シリカと併用することが記載されている。しかし、十分
な耐水性および耐スクラッチ性は得られておらず、いま
だ実用に足りる耐水性を有する感圧複写用顕色シートは
見当たらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、感圧複写用
顕色シートとして十分な顕色能力を有し、かつ、水濡れ
した場合でも破れたり、顕色層が脱離して印字の読取り
が不能にならない優れた耐水性を有するとともに、耐ス
クラッチ性の改良された感圧複写用顕色シートを提供す
ることを目的としている。
顕色シートとして十分な顕色能力を有し、かつ、水濡れ
した場合でも破れたり、顕色層が脱離して印字の読取り
が不能にならない優れた耐水性を有するとともに、耐ス
クラッチ性の改良された感圧複写用顕色シートを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、支持体としてプラスチックフィルムある
いは合成紙を使用した感圧複写用顕色シートにおいて、
顕色層に結着剤として平均粒径が10nm未満のコロイ
ダルシルカを含有させることより、上記課題を解決し
た。
を重ねた結果、支持体としてプラスチックフィルムある
いは合成紙を使用した感圧複写用顕色シートにおいて、
顕色層に結着剤として平均粒径が10nm未満のコロイ
ダルシルカを含有させることより、上記課題を解決し
た。
【0009】すなわち、本発明は、支持体上に、電子受
容性顕色剤を含有する顕色層を設けた感圧複写用顕色シ
ートにおいて、前記支持体がプラスチックフィルムある
いは合成紙であり、かつ前記顕色層が結着剤として平均
粒径が10nm未満のコロイダルシルカを含むことを特
徴とする感圧複写用顕色シートに関する。以下に本発明
について詳細に説明する。
容性顕色剤を含有する顕色層を設けた感圧複写用顕色シ
ートにおいて、前記支持体がプラスチックフィルムある
いは合成紙であり、かつ前記顕色層が結着剤として平均
粒径が10nm未満のコロイダルシルカを含むことを特
徴とする感圧複写用顕色シートに関する。以下に本発明
について詳細に説明する。
【0010】本発明においては、結着剤として平均粒径
が10nm未満のコロイダルシリカを使用する。コロイ
ダルシリカとは、水を分散媒とし、無水珪酸の超微粒子
を水中に分散せしめたコロイド溶液であり、一般にコロ
イド溶液として取り扱われるものは、分散質をなす粒子
の大きさが1nm〜100nmのものとされている。本
発明で用いることができるのは、平均粒径が10nm未
満のコロイダルシリカであって、平均粒径が10nmよ
り大きい場合には、結着強度が悪くなり結着剤としての
働きが劣る。本発明では、平均粒径10nm未満のコロ
イダルシリカを使用することにより十分な結着強度が得
られるので、強固な顕色層が形成される。顕色層におけ
るコロイダルシリカの配合率は、顕色層の10〜50重
量%、より好ましくは20〜40重量%である。
が10nm未満のコロイダルシリカを使用する。コロイ
ダルシリカとは、水を分散媒とし、無水珪酸の超微粒子
を水中に分散せしめたコロイド溶液であり、一般にコロ
イド溶液として取り扱われるものは、分散質をなす粒子
の大きさが1nm〜100nmのものとされている。本
発明で用いることができるのは、平均粒径が10nm未
満のコロイダルシリカであって、平均粒径が10nmよ
り大きい場合には、結着強度が悪くなり結着剤としての
働きが劣る。本発明では、平均粒径10nm未満のコロ
イダルシリカを使用することにより十分な結着強度が得
られるので、強固な顕色層が形成される。顕色層におけ
るコロイダルシリカの配合率は、顕色層の10〜50重
量%、より好ましくは20〜40重量%である。
【0011】また、本発明では、コロイダルシリカと、
従来使用されているその他の結着剤、例えば澱粉、アル
ギン酸ナトリウム、アラビアゴム、デキストリン、にか
わ、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、ビスコース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
アルコール等の水溶性高分子、及び酢酸ビニルエマルジ
ョン、アクリルエマルジョン、スチレン−アクリル共重
合体エマルジョン、スチレン−ブタジエン共重合体エマ
ルジョン等とを併用することも可能である。
従来使用されているその他の結着剤、例えば澱粉、アル
ギン酸ナトリウム、アラビアゴム、デキストリン、にか
わ、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン、ビスコース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
アルコール等の水溶性高分子、及び酢酸ビニルエマルジ
ョン、アクリルエマルジョン、スチレン−アクリル共重
合体エマルジョン、スチレン−ブタジエン共重合体エマ
ルジョン等とを併用することも可能である。
【0012】本発明では、支持体としてプラスチックフ
ィルムあるいは合成紙を使用することにより、紙である
場合に比べ雨や水に濡れた場合でも破れない強度が得ら
れる。プラスチックフィルムとしては、ポリプロピレン
フィルム、ポリカーボネートフィルム、トリアセテート
フィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。ま
た、合成紙とは、プラスチックフィルムを不透明化し、
筆記性、印刷適性を付与したものを意味する。これらの
プラスチックフィルあるいは合成紙は、接着性を良くす
るためにあらかじめコロナ処理や樹脂を塗布するなど、
通常行われている易接着処理を施してもよい。
ィルムあるいは合成紙を使用することにより、紙である
場合に比べ雨や水に濡れた場合でも破れない強度が得ら
れる。プラスチックフィルムとしては、ポリプロピレン
フィルム、ポリカーボネートフィルム、トリアセテート
フィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。ま
た、合成紙とは、プラスチックフィルムを不透明化し、
筆記性、印刷適性を付与したものを意味する。これらの
プラスチックフィルあるいは合成紙は、接着性を良くす
るためにあらかじめコロナ処理や樹脂を塗布するなど、
通常行われている易接着処理を施してもよい。
【0013】また、本発明の顕色層に含有される電子受
容性顕色剤としては、感圧記録紙の分野で通常使用され
るものから選択でき、例えば、酸性白土、活性白土、ア
タパルジャイト等の無機顕色剤と、フェノール−ホルム
アルデヒド樹脂、サリチル酸誘導体の多価金属塩、テル
ペンフェノール樹脂の多価金属塩、サリチル酸含有共重
合体の多価金属塩等の有機顕色剤が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。しかし、活性白土等の無
機顕色剤を使用した場合、水に濡れると一時的に発色像
が消失するという現象が見られることから、有機顕色剤
の使用がより望ましい。
容性顕色剤としては、感圧記録紙の分野で通常使用され
るものから選択でき、例えば、酸性白土、活性白土、ア
タパルジャイト等の無機顕色剤と、フェノール−ホルム
アルデヒド樹脂、サリチル酸誘導体の多価金属塩、テル
ペンフェノール樹脂の多価金属塩、サリチル酸含有共重
合体の多価金属塩等の有機顕色剤が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。しかし、活性白土等の無
機顕色剤を使用した場合、水に濡れると一時的に発色像
が消失するという現象が見られることから、有機顕色剤
の使用がより望ましい。
【0014】さらにまた、本発明の顕色層には、必要に
応じて顔料をはじめ感圧複写用顕色シートで通常用いら
れる各種の添加剤の使用も可能である。具体的には、顔
料として炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化亜鉛、カオリン、焼成カオリン、シリカ、硫
酸バリウム、硅酸マグネシウム、硅酸アルミニウム、タ
ルク等の無機顔料、ポリスチレン、尿素ホルマリン樹脂
等の有機顔料、また、その他の添加剤として耐水化剤、
酸化防止剤、滑剤、蛍光染料等も使用することができ
る。
応じて顔料をはじめ感圧複写用顕色シートで通常用いら
れる各種の添加剤の使用も可能である。具体的には、顔
料として炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化亜鉛、カオリン、焼成カオリン、シリカ、硫
酸バリウム、硅酸マグネシウム、硅酸アルミニウム、タ
ルク等の無機顔料、ポリスチレン、尿素ホルマリン樹脂
等の有機顔料、また、その他の添加剤として耐水化剤、
酸化防止剤、滑剤、蛍光染料等も使用することができ
る。
【0015】顕色層組成物の塗液の調製方法については
特に限定されず、適宜調製される。塗液の塗布はコ−タ
−により行われ、エアーナイフコーター、ブレードコー
ター、カーテンコーター、ロッドコーター、ロールコー
ター等の公知のコーターの中から適宜選択されたコータ
ーを使用することができる。塗工量は2〜10g/m2
程度の範囲が適当である。
特に限定されず、適宜調製される。塗液の塗布はコ−タ
−により行われ、エアーナイフコーター、ブレードコー
ター、カーテンコーター、ロッドコーター、ロールコー
ター等の公知のコーターの中から適宜選択されたコータ
ーを使用することができる。塗工量は2〜10g/m2
程度の範囲が適当である。
【0016】
【作用】本発明において、耐水性および耐スクラッチ性
が改善される理由は明らかではないが、次のように考え
られる。本発明で使用する平均粒径が10nm未満のコ
ロイダルシリカは耐水性に優れるとともに、平均粒径が
大きいものに比べて結着性が良く、顕色層が強固に形成
されることに寄与する。従って、耐水性および結着性が
向上し、水濡れによる顕色層成分の脱離を防止すること
ができる。また、顕色層と支持体との結着性も高まるの
で、耐スクラッチ性が良くなる。
が改善される理由は明らかではないが、次のように考え
られる。本発明で使用する平均粒径が10nm未満のコ
ロイダルシリカは耐水性に優れるとともに、平均粒径が
大きいものに比べて結着性が良く、顕色層が強固に形成
されることに寄与する。従って、耐水性および結着性が
向上し、水濡れによる顕色層成分の脱離を防止すること
ができる。また、顕色層と支持体との結着性も高まるの
で、耐スクラッチ性が良くなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
尚、以下に示す部及び%はそれぞれ重量部、重量%を表
す。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
尚、以下に示す部及び%はそれぞれ重量部、重量%を表
す。
【0018】[実施例1]3、5−ジ(α−メチルベン
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに先に調製した3、5−ジ(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒
子径5nmのコロイダルシリカ(商品名:スノーテック
スST−XS,日産化学(株))を乾燥固形量として5
0部、ポリビニルアルコール(商品名:PVA110,
クラレ(株))の10%水溶液を100部を混合し塗液
を得た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商品
名:クリスパー2311、50μ,東洋紡(株))に固
形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーターに
て塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに先に調製した3、5−ジ(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒
子径5nmのコロイダルシリカ(商品名:スノーテック
スST−XS,日産化学(株))を乾燥固形量として5
0部、ポリビニルアルコール(商品名:PVA110,
クラレ(株))の10%水溶液を100部を混合し塗液
を得た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商品
名:クリスパー2311、50μ,東洋紡(株))に固
形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーターに
て塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
【0019】[実施例2]実施例1の平均粒子径5nm
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を平均粒子径8nmのコロイダル
シリカ(商品名:スノーテックスST−S,日産化学
(株))に変更した以外は実施例1と同様にして感圧複
写用顕色シートを得た。
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を平均粒子径8nmのコロイダル
シリカ(商品名:スノーテックスST−S,日産化学
(株))に変更した以外は実施例1と同様にして感圧複
写用顕色シートを得た。
【0020】[実施例3]3、5−ジ(α−メチルベン
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに3、5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル
酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒子径5nmの
コロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を乾燥固形量として70部、カル
ボキシ変成SBR(商品名:Nipol407F,日本
ゼオン(株))を乾燥固形分として15部を混合し塗液
を得た。得られた塗液をポリプロピレンで出来た合成紙
(商品名:ユポ #60、王子油化合成紙(株))に固
形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーターに
て塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに3、5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル
酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒子径5nmの
コロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を乾燥固形量として70部、カル
ボキシ変成SBR(商品名:Nipol407F,日本
ゼオン(株))を乾燥固形分として15部を混合し塗液
を得た。得られた塗液をポリプロピレンで出来た合成紙
(商品名:ユポ #60、王子油化合成紙(株))に固
形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーターに
て塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
【0021】[実施例4]3、5−ジ(α−メチルベン
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに先に調製した3、5−ジ(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒
子径5nmのコロイダルシリカ(商品名:スノーテック
スST−XS,日産化学(株))を乾燥固形量として2
0部、アクリルエマルジョン(商品名:AE120,日
本合成ゴム(株))を乾燥固形分として20部を混合し
塗液を得た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商
品名:クリスパー2311、50μ,東洋紡(株))に
固形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーター
にて塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
ジル)サリチル酸亜鉛塩をサンドグラインダーにより均
一に分散して平均粒径2μmの濃度30%の分散液を得
た。別に炭酸カルシウム100部をアクリル酸ナトリウ
ムの0.5%水溶液100部に分散した分散液を準備
し、これに先に調製した3、5−ジ(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸亜鉛塩の30%分散液を30部、平均粒
子径5nmのコロイダルシリカ(商品名:スノーテック
スST−XS,日産化学(株))を乾燥固形量として2
0部、アクリルエマルジョン(商品名:AE120,日
本合成ゴム(株))を乾燥固形分として20部を混合し
塗液を得た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商
品名:クリスパー2311、50μ,東洋紡(株))に
固形分が5g/m2 となるようにエアーナイフコーター
にて塗布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
【0022】[実施例5]活性白土(商品名:シルトン
DR−1,水沢化学(株))100部を水酸化ナトリウ
ム1部、ヘキサメタリン酸ソーダを1部添加した水15
0部に分散し、これに平均粒子径5nmのコロイダルシ
リカ(商品名:スノーテックスST−XS,日産化学
(株))を乾燥固形量として80部、カルボキシ変成S
BR(商品名:Nipol407F,日本ゼオン
(株))を乾燥固形分として15部を混合し塗液を得
た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商品名:ク
リスパー2311、50μ,東洋紡(株))に固形分が
8g/m2 となるようにエアーナイフコーターにて塗
布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
DR−1,水沢化学(株))100部を水酸化ナトリウ
ム1部、ヘキサメタリン酸ソーダを1部添加した水15
0部に分散し、これに平均粒子径5nmのコロイダルシ
リカ(商品名:スノーテックスST−XS,日産化学
(株))を乾燥固形量として80部、カルボキシ変成S
BR(商品名:Nipol407F,日本ゼオン
(株))を乾燥固形分として15部を混合し塗液を得
た。得られた塗液をポリエステル系合成紙(商品名:ク
リスパー2311、50μ,東洋紡(株))に固形分が
8g/m2 となるようにエアーナイフコーターにて塗
布、乾燥して感圧複写用顕色シートを得た。
【0023】[実施例6]活性白土(商品名:シルトン
DR−1,水沢化学(株))100部を水酸化ナトリウ
ム1部、ヘキサメタリン酸ソーダを1部添加した水15
0部に分散し、これに平均粒子径5nmのコロイダルシ
リカ(商品名:スノーテックスST−XS,日産化学
(株))を乾燥固形量として30部、アクリルエマルジ
ョン(商品名:AE120,日本合成ゴム(株))を乾
燥固形分として20部を混合し塗液を得た。得られた塗
液をポリエステル系合成紙(商品名:クリスパー231
1、50μ,東洋紡(株))に固形分がg/m2 となる
ようにエアーナイフコーターにて塗布、乾燥して感圧複
写用顕色シートを得た。
DR−1,水沢化学(株))100部を水酸化ナトリウ
ム1部、ヘキサメタリン酸ソーダを1部添加した水15
0部に分散し、これに平均粒子径5nmのコロイダルシ
リカ(商品名:スノーテックスST−XS,日産化学
(株))を乾燥固形量として30部、アクリルエマルジ
ョン(商品名:AE120,日本合成ゴム(株))を乾
燥固形分として20部を混合し塗液を得た。得られた塗
液をポリエステル系合成紙(商品名:クリスパー231
1、50μ,東洋紡(株))に固形分がg/m2 となる
ようにエアーナイフコーターにて塗布、乾燥して感圧複
写用顕色シートを得た。
【0024】[比較例1]実施例1の平均粒子径5nm
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を平均粒子径14nmのコロイダ
ルシリカ(商品名:スノーテックス20,日産化学
(株))に変更した以外は実施例1と同様にして感圧複
写用顕色シートを得た。
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を平均粒子径14nmのコロイダ
ルシリカ(商品名:スノーテックス20,日産化学
(株))に変更した以外は実施例1と同様にして感圧複
写用顕色シートを得た。
【0025】
【0026】[比較例2]実施例1の平均粒子径5nm
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を乾燥固形量として50部、をカ
ルボキシ変成SBR(商品名:Nipol407F,日
本ゼオン(株))を乾燥固形分として15部に変更した
以外は実施例1と同様にして感圧複写用顕色シートを得
た。
のコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−X
S,日産化学(株))を乾燥固形量として50部、をカ
ルボキシ変成SBR(商品名:Nipol407F,日
本ゼオン(株))を乾燥固形分として15部に変更した
以外は実施例1と同様にして感圧複写用顕色シートを得
た。
【0027】以上の実施例および比較例で得られた感圧
複写用顕色シートについて次のように評価し、結果を表
1に示す。[テスト方法] (1)発色濃度 得られた感圧複写用顕色シートを市販の上用紙(商品
名:CCP NW40T,日本製紙(株))と塗布面が
対向するように重ね合わせて、線圧50Kg/cmでカ
レンダー処理し、24時間後の発色濃度をマクベス濃度
計(RD−914,ラッテン#106フィルター、MA
CBETH)を使用して測定した。 (2)耐水性 アダムスウェットラブテスターを使用して、20分間処
理後の水の濁りをCOLORIPET DK−II(島津
製作所製)を使用し、622nmの波長での透過率で表
示した。(数値が大きいほど耐水性良好) (3)耐スクラッチ性 インキの無いボールペンに250gの加重をかけて、3
m/分の速度で移動させて、その時の塗工層の状態を目
視で判定した。 塗工層が残っている ○ 塗工層が完全に剥がれている ×
複写用顕色シートについて次のように評価し、結果を表
1に示す。[テスト方法] (1)発色濃度 得られた感圧複写用顕色シートを市販の上用紙(商品
名:CCP NW40T,日本製紙(株))と塗布面が
対向するように重ね合わせて、線圧50Kg/cmでカ
レンダー処理し、24時間後の発色濃度をマクベス濃度
計(RD−914,ラッテン#106フィルター、MA
CBETH)を使用して測定した。 (2)耐水性 アダムスウェットラブテスターを使用して、20分間処
理後の水の濁りをCOLORIPET DK−II(島津
製作所製)を使用し、622nmの波長での透過率で表
示した。(数値が大きいほど耐水性良好) (3)耐スクラッチ性 インキの無いボールペンに250gの加重をかけて、3
m/分の速度で移動させて、その時の塗工層の状態を目
視で判定した。 塗工層が残っている ○ 塗工層が完全に剥がれている ×
【0028】
【表1】
【0029】表1から明らかなように、本発明の要件を
満たした実施例1〜6では、耐水性および耐スクラッチ
性ともに良好な品質が得られている。これに対し、コロ
イダルシリカの粒径が大きい場合(比較例1)などは、
耐水性および耐スクラッチ性が非常に劣ったものとなっ
ている。
満たした実施例1〜6では、耐水性および耐スクラッチ
性ともに良好な品質が得られている。これに対し、コロ
イダルシリカの粒径が大きい場合(比較例1)などは、
耐水性および耐スクラッチ性が非常に劣ったものとなっ
ている。
【0030】
【発明の効果】本発明の感圧複写用顕色シートは、十分
な発色濃度を有するとともに、耐水性に優れているため
水に濡れても顕色層成分が脱離することがなく、また、
耐スクラッチ性にも優れているため、用紙同士のこすれ
や取扱の過程における摩擦などによって顕色層が支持体
から脱落することはない。従って、本発明の感圧複写用
顕色シートを配送伝票用紙として使用した場合、取扱中
に記載された情報が不明になったり読取り不能になるこ
とがなく、大変有用な配送伝票が得られる。
な発色濃度を有するとともに、耐水性に優れているため
水に濡れても顕色層成分が脱離することがなく、また、
耐スクラッチ性にも優れているため、用紙同士のこすれ
や取扱の過程における摩擦などによって顕色層が支持体
から脱落することはない。従って、本発明の感圧複写用
顕色シートを配送伝票用紙として使用した場合、取扱中
に記載された情報が不明になったり読取り不能になるこ
とがなく、大変有用な配送伝票が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】支持体上に、電子受容性顕色剤を含有する
顕色層を設けた感圧複写用顕色シートにおいて、前記支
持体がプラスチックフィルムあるいは合成紙であり、か
つ前記顕色層が結着剤として平均粒径が10nm未満の
コロイダルシリカを含むことを特徴とする感圧複写用顕
色シート。 - 【請求項2】 電子受容性顕色剤が有機顕色剤である請
求項1記載の感圧複写用顕色シート。 - 【請求項3】 顕色層におけるコロイダルシリカの含有
量が10〜50重量%である請求項1または2記載の感
圧複写用顕色シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058972A JP2956518B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 感圧複写用顕色シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058972A JP2956518B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 感圧複写用顕色シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258413A JPH08258413A (ja) | 1996-10-08 |
| JP2956518B2 true JP2956518B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13099771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058972A Expired - Fee Related JP2956518B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 感圧複写用顕色シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956518B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7058972A patent/JP2956518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08258413A (ja) | 1996-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723 Year of fee payment: 10 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |