JPH09314991A - インクジェット用被記録材 - Google Patents
インクジェット用被記録材Info
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- JPH09314991A JPH09314991A JP3668397A JP3668397A JPH09314991A JP H09314991 A JPH09314991 A JP H09314991A JP 3668397 A JP3668397 A JP 3668397A JP 3668397 A JP3668397 A JP 3668397A JP H09314991 A JPH09314991 A JP H09314991A
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- absorbing layer
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- inkjet
- gelatin
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- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5236—Macromolecular coatings characterised by the use of natural gums, of proteins, e.g. gelatins, or of macromolecular carbohydrates, e.g. cellulose
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐水性、耐ブロッキング性に優れたインクジェ
ット用被記録材を提供する。特に光沢を有する被記録材
や、透明性が高い被記録材を提供する。 【解決手段】インク吸収層が下記一般式化1で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種で架橋されたゼラチ
ンを含有する。 【化14】 (一般式中、XはN原子に結合しているカルボニル基ま
たはスルホニル基を有する2価の残基を表す。R1、
R2、R4およびR5は1価の残基を表す。R3およびR6
は2価の残基を表し、pおよびqは0または1の整数を
表す。Ar+は四級化窒素原子を有する複素芳香族基を
表し、nは1以上3以下の整数を表す。Yn-はn価の陰
イオンを表す。) また、インク吸収層が親水性モノマーでグラフト化され
たゼラチンを含有する。インク吸収層が屈折率が1.7
以下の有機高分子微粒子または無機顔料微粒子を含有す
る。塗液をゲル化させない状態で乾燥してインク吸収層
を形成する。
ット用被記録材を提供する。特に光沢を有する被記録材
や、透明性が高い被記録材を提供する。 【解決手段】インク吸収層が下記一般式化1で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種で架橋されたゼラチ
ンを含有する。 【化14】 (一般式中、XはN原子に結合しているカルボニル基ま
たはスルホニル基を有する2価の残基を表す。R1、
R2、R4およびR5は1価の残基を表す。R3およびR6
は2価の残基を表し、pおよびqは0または1の整数を
表す。Ar+は四級化窒素原子を有する複素芳香族基を
表し、nは1以上3以下の整数を表す。Yn-はn価の陰
イオンを表す。) また、インク吸収層が親水性モノマーでグラフト化され
たゼラチンを含有する。インク吸収層が屈折率が1.7
以下の有機高分子微粒子または無機顔料微粒子を含有す
る。塗液をゲル化させない状態で乾燥してインク吸収層
を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録方式を利用したプリンターやプロッターに使用される
被記録材に関するものであり、特にカラー記録での要望
が高い写真の印画紙調の光沢を有するインクジェット用
被記録材や、OHPフィルムとして使用可能な透明性が
高いインクジェット用被記録材等に関するものである。
録方式を利用したプリンターやプロッターに使用される
被記録材に関するものであり、特にカラー記録での要望
が高い写真の印画紙調の光沢を有するインクジェット用
被記録材や、OHPフィルムとして使用可能な透明性が
高いインクジェット用被記録材等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンターやプロ
ッターの目ざましい進歩により、フルカラーでしかも高
精細な画像が容易に得られるようになってきた。これに
伴い、従来からあるインクジェット記録用の上質紙や塗
工紙以外でもインクジェット用被記録材の開発が切望さ
れている。
ッターの目ざましい進歩により、フルカラーでしかも高
精細な画像が容易に得られるようになってきた。これに
伴い、従来からあるインクジェット記録用の上質紙や塗
工紙以外でもインクジェット用被記録材の開発が切望さ
れている。
【0003】インクジェット記録方式は、種々の作動原
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の被記録材
に付着させ、画像および文字等の記録を行なうものであ
る。インクジェットプリンターやプロッターは、高速印
字性や低騒音性に優れ、記録パターンの融通性が大き
く、現像−定着が不要等の特長があり、複雑な画像を正
確、且つ迅速に形成することができる点で注目されてい
る。特にコンピューターにより作成した文字や各種図形
等の画像情報のハードコピー作成装置として、種々の用
途において、近年急速に普及している。また、複数個の
インクノズルを使用することにより、多色記録を行うこ
とも容易である。多色インクジェット方式により、形成
されるカラー画像は、製版方式による多色印刷やカラー
写真方式による印画に比較して、遜色のない記録を得る
ことが可能であり、更に作成部数が少ない用途において
は、印刷技術や写真技術によるよりも安価で済むことか
ら広く応用されつつある。
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の被記録材
に付着させ、画像および文字等の記録を行なうものであ
る。インクジェットプリンターやプロッターは、高速印
字性や低騒音性に優れ、記録パターンの融通性が大き
く、現像−定着が不要等の特長があり、複雑な画像を正
確、且つ迅速に形成することができる点で注目されてい
る。特にコンピューターにより作成した文字や各種図形
等の画像情報のハードコピー作成装置として、種々の用
途において、近年急速に普及している。また、複数個の
インクノズルを使用することにより、多色記録を行うこ
とも容易である。多色インクジェット方式により、形成
されるカラー画像は、製版方式による多色印刷やカラー
写真方式による印画に比較して、遜色のない記録を得る
ことが可能であり、更に作成部数が少ない用途において
は、印刷技術や写真技術によるよりも安価で済むことか
ら広く応用されつつある。
【0004】最近では、銀塩写真の画像に匹敵する高精
細な画像を出力できるインクジェットプリンター等が安
価で市販されている。インクジェット用被記録材は、銀
塩写真方式と比べ同品質の画像が得られながら非常に安
価であることから、大面積の画像が必要な看板や商品見
本等で表示画像を頻繁に取り替える利用者にとって経済
的に大きなメリットがある。また、コンピューター上で
画像を作成し、これをプリントアウトを見ながら配色や
レイアウトを訂正することは従来の銀塩写真方式では全
く無理であったがインクジェット記録ではこのような操
作が気軽にできるという長所もある。
細な画像を出力できるインクジェットプリンター等が安
価で市販されている。インクジェット用被記録材は、銀
塩写真方式と比べ同品質の画像が得られながら非常に安
価であることから、大面積の画像が必要な看板や商品見
本等で表示画像を頻繁に取り替える利用者にとって経済
的に大きなメリットがある。また、コンピューター上で
画像を作成し、これをプリントアウトを見ながら配色や
レイアウトを訂正することは従来の銀塩写真方式では全
く無理であったがインクジェット記録ではこのような操
作が気軽にできるという長所もある。
【0005】インクジェットプリンターやプロッターの
利用分野として、最近、特に注目されているものとして
は、写真に近い画質が要求される印刷分野におけるカラ
ー版下の作製やデザイン部門でのデザインイメージのア
ウトプット等のフルカラー画像記録等や、コンピュータ
ーで作成した画像情報をインクジェットプリンターを用
いて透明な被記録材に記録し、会議のプレゼンテーショ
ン等でOHP(オーバーヘッドプロジェクター)で利用
する等がある。
利用分野として、最近、特に注目されているものとして
は、写真に近い画質が要求される印刷分野におけるカラ
ー版下の作製やデザイン部門でのデザインイメージのア
ウトプット等のフルカラー画像記録等や、コンピュータ
ーで作成した画像情報をインクジェットプリンターを用
いて透明な被記録材に記録し、会議のプレゼンテーショ
ン等でOHP(オーバーヘッドプロジェクター)で利用
する等がある。
【0006】上述した、インクジェットプリンターやプ
ロッターの利用分野からの要望や、インクジェットプリ
ンターやプロッターの普及に伴い、被記録材に対する要
望が多様化し、例えば、銀塩カラー写真並の高い光沢表
面を有する優れた外観適性を備えた被記録材や、OHP
フィルムとして使用可能な透明性の高い被記録材等が要
望されている。
ロッターの利用分野からの要望や、インクジェットプリ
ンターやプロッターの普及に伴い、被記録材に対する要
望が多様化し、例えば、銀塩カラー写真並の高い光沢表
面を有する優れた外観適性を備えた被記録材や、OHP
フィルムとして使用可能な透明性の高い被記録材等が要
望されている。
【0007】インクジェット記録方式で使用される被記
録材としては、通常の印刷、或は筆記用上質紙やコーテ
ッド紙を用いることができる様に、装置やインク組成の
面から努力がなされてきた。しかし、高速化、高精細
化、或はフルカラー化等インクジェット記録装置の性能
の向上や用途の拡大に伴い、被記録材に対しても、より
高度な特性が要求されるようになった。即ち、被記録材
としては、色調が明るく鮮やかであること、インクの吸
収が早くて、印字ドットが重なった場合においてもイン
クが流れ出したり滲んだりしないこと等が要求される。
特に、カラー記録の場合は、イエロー・マゼンタ・シア
ン・ブラックの単色記録だけでなく、これらの色を重ね
る重色記録がなされ、インク付着量が更に多くなるため
に極めて厳しい性能が要求される。
録材としては、通常の印刷、或は筆記用上質紙やコーテ
ッド紙を用いることができる様に、装置やインク組成の
面から努力がなされてきた。しかし、高速化、高精細
化、或はフルカラー化等インクジェット記録装置の性能
の向上や用途の拡大に伴い、被記録材に対しても、より
高度な特性が要求されるようになった。即ち、被記録材
としては、色調が明るく鮮やかであること、インクの吸
収が早くて、印字ドットが重なった場合においてもイン
クが流れ出したり滲んだりしないこと等が要求される。
特に、カラー記録の場合は、イエロー・マゼンタ・シア
ン・ブラックの単色記録だけでなく、これらの色を重ね
る重色記録がなされ、インク付着量が更に多くなるため
に極めて厳しい性能が要求される。
【0008】従来インクジェット用被記録材としては、
例えば特開昭55−51583号、同56−157号、
同57−107879号、同57−107880号、同
59−230787号、同62−160277号、同6
2−184879号、同62−183382号、同64
−11877号公報等に見られるシリカ等の含珪素顔料
を水系バインダーとともに紙表面に塗工して得られる被
記録材が提案されている。シリカ等の無機顔料は吸油量
が大きく、シリカ等の無機顔料をインク吸収層の主成分
とする被記録材は一般にインクの吸収容量および吸収速
度の点ではある程度のレベルに達するものであるが、被
記録材自体の表面光沢が得られないという欠点を有す
る。光沢性を得る目的でシリカに替えてコロイダルシリ
カを使用すると先の特開昭56−157号公報に記載さ
れているようにインクの吸収性を悪くするため好ましく
ない。あるいは、特開平3−215082号、同4−6
7986号、同5−32037号公報等に記載されてい
るように微細なアルミナゾルを水溶性バインダーととも
に支持体表面に塗工することで透明性を有する被記録材
を形成する方法が記載されているが、塗層中におけるア
ルミナゾル(擬ベーマイト)のバインダーに対する比率
を高めないとインク吸収性が劣る問題があり、こうした
顔料比率の高い塗工層は塗布乾燥の際塗膜のひび割れが
非常に発生しやすく、かつ塗工量も20g/m2程度以
上でなければインク吸収容量が充分でないため厚膜塗布
が必要である。また、実製造における乾燥条件のコント
ロール等が困難となる問題がある。さらに塗膜強度が弱
いためインクジェット記録した表面が擦られることで容
易に画像が剥離する問題や、印字後にカールが発生しや
すいという種々の問題があることに加え、塗膜の透明性
が劣る為、高光沢表面を有する支持体を用いた場合でさ
えも、光沢表面が得られないという欠点を有する。一
方、光沢表面を備えたインクジェット用被記録材として
は、塗層が湿潤状態にある間にキャスト仕上げして得ら
れるキャスト塗被紙が特開平6−320857号公報等
に記載されているが、銀塩写真と比較するとその表面光
沢は極めて低く、銀塩写真の質感が得られるものではな
い。
例えば特開昭55−51583号、同56−157号、
同57−107879号、同57−107880号、同
59−230787号、同62−160277号、同6
2−184879号、同62−183382号、同64
−11877号公報等に見られるシリカ等の含珪素顔料
を水系バインダーとともに紙表面に塗工して得られる被
記録材が提案されている。シリカ等の無機顔料は吸油量
が大きく、シリカ等の無機顔料をインク吸収層の主成分
とする被記録材は一般にインクの吸収容量および吸収速
度の点ではある程度のレベルに達するものであるが、被
記録材自体の表面光沢が得られないという欠点を有す
る。光沢性を得る目的でシリカに替えてコロイダルシリ
カを使用すると先の特開昭56−157号公報に記載さ
れているようにインクの吸収性を悪くするため好ましく
ない。あるいは、特開平3−215082号、同4−6
7986号、同5−32037号公報等に記載されてい
るように微細なアルミナゾルを水溶性バインダーととも
に支持体表面に塗工することで透明性を有する被記録材
を形成する方法が記載されているが、塗層中におけるア
ルミナゾル(擬ベーマイト)のバインダーに対する比率
を高めないとインク吸収性が劣る問題があり、こうした
顔料比率の高い塗工層は塗布乾燥の際塗膜のひび割れが
非常に発生しやすく、かつ塗工量も20g/m2程度以
上でなければインク吸収容量が充分でないため厚膜塗布
が必要である。また、実製造における乾燥条件のコント
ロール等が困難となる問題がある。さらに塗膜強度が弱
いためインクジェット記録した表面が擦られることで容
易に画像が剥離する問題や、印字後にカールが発生しや
すいという種々の問題があることに加え、塗膜の透明性
が劣る為、高光沢表面を有する支持体を用いた場合でさ
えも、光沢表面が得られないという欠点を有する。一
方、光沢表面を備えたインクジェット用被記録材として
は、塗層が湿潤状態にある間にキャスト仕上げして得ら
れるキャスト塗被紙が特開平6−320857号公報等
に記載されているが、銀塩写真と比較するとその表面光
沢は極めて低く、銀塩写真の質感が得られるものではな
い。
【0009】透明性あるいは光沢性を高めたインク吸収
層を形成するためには上記のような種々の無機顔料は使
用しないか使用しても添加量は少量に限られてくること
から、インク吸収性は支持体表面に形成される樹脂層に
委ねられることが多い。従来こうした用途に使用される
樹脂の例としては、例えば特開昭57−38185号、
同62−184879号公報等に記載されるようなポリ
ビニルピロリドン、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重
合体、特開昭60−168651号、同60−1711
43号、同61−134290号公報に記載されるよう
なポリビニルアルコールを主体とする樹脂組成物、特開
昭60−234879号公報に示されるビニルアルコー
ルとオレフィンまたはスチレンと無水マレイン酸との共
重合体、特開昭61−74879号公報に示されるポリ
エチレンオキサイドとイソシアネートとの架橋物、特開
昭61−181679号公報に示されるカルボキシメチ
ルセルロースとポリエチレンオキサイドとの混合物、特
開昭61−132377号公報に示されるポリビニルア
ルコールにメタクリルアミドをグラフト化したポリマ
ー、特開昭62−220383号公報に示されるカルボ
キシル基を有するアクリル系ポリマー、特開平4−21
4382号公報等に示されるポリビニルアセタール系ポ
リマー、特開平4−282282号、同4−28565
0号公報に記載されるような架橋性アクリル系ポリマー
等種々のインク吸収性ポリマーが提案されている。しか
しながら、これらはいずれもインク吸収層の皮膜に耐水
性がない為、インクを吸収した際にインク吸収層がイン
ク中の溶剤によって溶解しており、十分に乾燥しないう
ちに印字した部分に他の物が接触するとインク吸収層の
皮膜が破壊されて記録が損なわれたり、染料が衣服等に
付着して汚染したりすることがあった。また、水滴等に
よりインク吸収層の皮膜が溶解して記録が損なわれるこ
とや、印字した部分にタック性(べたつき)が発生し、
手でさわった時に不快感を与えること等があった。更
に、他の物とインク吸収層との接触により、いわゆるブ
ロッキングが発生し、印字した部分の記録画像や、イン
ク吸収層の皮膜等が破壊されること等があった。
層を形成するためには上記のような種々の無機顔料は使
用しないか使用しても添加量は少量に限られてくること
から、インク吸収性は支持体表面に形成される樹脂層に
委ねられることが多い。従来こうした用途に使用される
樹脂の例としては、例えば特開昭57−38185号、
同62−184879号公報等に記載されるようなポリ
ビニルピロリドン、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重
合体、特開昭60−168651号、同60−1711
43号、同61−134290号公報に記載されるよう
なポリビニルアルコールを主体とする樹脂組成物、特開
昭60−234879号公報に示されるビニルアルコー
ルとオレフィンまたはスチレンと無水マレイン酸との共
重合体、特開昭61−74879号公報に示されるポリ
エチレンオキサイドとイソシアネートとの架橋物、特開
昭61−181679号公報に示されるカルボキシメチ
ルセルロースとポリエチレンオキサイドとの混合物、特
開昭61−132377号公報に示されるポリビニルア
ルコールにメタクリルアミドをグラフト化したポリマ
ー、特開昭62−220383号公報に示されるカルボ
キシル基を有するアクリル系ポリマー、特開平4−21
4382号公報等に示されるポリビニルアセタール系ポ
リマー、特開平4−282282号、同4−28565
0号公報に記載されるような架橋性アクリル系ポリマー
等種々のインク吸収性ポリマーが提案されている。しか
しながら、これらはいずれもインク吸収層の皮膜に耐水
性がない為、インクを吸収した際にインク吸収層がイン
ク中の溶剤によって溶解しており、十分に乾燥しないう
ちに印字した部分に他の物が接触するとインク吸収層の
皮膜が破壊されて記録が損なわれたり、染料が衣服等に
付着して汚染したりすることがあった。また、水滴等に
よりインク吸収層の皮膜が溶解して記録が損なわれるこ
とや、印字した部分にタック性(べたつき)が発生し、
手でさわった時に不快感を与えること等があった。更
に、他の物とインク吸収層との接触により、いわゆるブ
ロッキングが発生し、印字した部分の記録画像や、イン
ク吸収層の皮膜等が破壊されること等があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、イン
クジェット記録方式を利用したプリンターやプロッター
に使用される被記録材を提供することであり、特にカラ
ー記録での要望が高い写真の印画紙調の光沢を有するイ
ンクジェット用被記録材や、OHPフィルムとして使用
可能な透明性が高いインクジェット用被記録材等を提供
することである。
クジェット記録方式を利用したプリンターやプロッター
に使用される被記録材を提供することであり、特にカラ
ー記録での要望が高い写真の印画紙調の光沢を有するイ
ンクジェット用被記録材や、OHPフィルムとして使用
可能な透明性が高いインクジェット用被記録材等を提供
することである。
【0011】また、水滴等によってインク吸収層の皮膜
が溶解したり、染料が皮膜中から流れ出すことのない、
耐水性に優れた被記録材、印字した部分のタック性が少
なく、手でさわった時に不快感を与えない被記録材、耐
ブロッキング性に優れ、ブロッキングによって印字した
部分の記録画像や、インク吸収層の皮膜が破壊されるこ
とのない被記録材を提供することである。
が溶解したり、染料が皮膜中から流れ出すことのない、
耐水性に優れた被記録材、印字した部分のタック性が少
なく、手でさわった時に不快感を与えない被記録材、耐
ブロッキング性に優れ、ブロッキングによって印字した
部分の記録画像や、インク吸収層の皮膜が破壊されるこ
とのない被記録材を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は以下に述
べる手段によって解決することができた。すなわち、支
持体上にインク吸収層を設けたインクジェット用被記録
材において、該インク吸収層が下記一般式1で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種で架橋されたゼラチ
ンを含有することにより、印画紙調の光沢や、OHPと
して使用可能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速
く、耐水性に優れたインクジェット用被記録材を提供す
ることができた。
べる手段によって解決することができた。すなわち、支
持体上にインク吸収層を設けたインクジェット用被記録
材において、該インク吸収層が下記一般式1で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種で架橋されたゼラチ
ンを含有することにより、印画紙調の光沢や、OHPと
して使用可能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速
く、耐水性に優れたインクジェット用被記録材を提供す
ることができた。
【0013】
【化7】
【0014】一般式1中、Xは残基中にN原子に結合し
ているカルボニル基またはスルホニル基を有する2価の
残基を表す。R1、R2はいずれも1価の残基を表し、同
じであっても異なっていてもよい。また、R1とR2が互
いに結合して置換または無置換の環を形成していてもよ
い。R3は2価の残基を表し、pは0または1の整数を
表す。
ているカルボニル基またはスルホニル基を有する2価の
残基を表す。R1、R2はいずれも1価の残基を表し、同
じであっても異なっていてもよい。また、R1とR2が互
いに結合して置換または無置換の環を形成していてもよ
い。R3は2価の残基を表し、pは0または1の整数を
表す。
【0015】特に、一般式1で表される化合物のうち、
下記一般式2〜4のいずれかで表される化合物が好まし
い。
下記一般式2〜4のいずれかで表される化合物が好まし
い。
【0016】
【化8】
【0017】一般式2中、R1〜R3はいずれも一般式1
中のR1〜R3と同じである。
中のR1〜R3と同じである。
【0018】
【化9】
【0019】一般式3中、R1〜R3およびpはいずれも
一般式1中のR1〜R3およびpと同じである。
一般式1中のR1〜R3およびpと同じである。
【0020】
【化10】
【0021】一般式4中、R1〜R3およびpはいずれも
一般式1中のR1〜R3およびpと同じである。
一般式1中のR1〜R3およびpと同じである。
【0022】また、本発明の課題は支持体上にインク吸
収層を設けたインクジェット用被記録材において、該イ
ンク吸収層が下記一般式5で表される化合物から選ばれ
る少なくとも1種で架橋されたゼラチンを含有すること
によっても解決することができた。
収層を設けたインクジェット用被記録材において、該イ
ンク吸収層が下記一般式5で表される化合物から選ばれ
る少なくとも1種で架橋されたゼラチンを含有すること
によっても解決することができた。
【0023】
【化11】
【0024】一般式5中、Ar+は四級化窒素原子を有
する置換または無置換の5員環または6員環の複素芳香
族基を表す。nは1以上3以下の整数を、Yn-はn価の
陰イオンを表す。R4、R5は、いずれも1価の残基を表
し、同じであっても異なっていてもよい。また、R4と
R5が互いに結合して置換または無置換環を形成してい
てもよい。
する置換または無置換の5員環または6員環の複素芳香
族基を表す。nは1以上3以下の整数を、Yn-はn価の
陰イオンを表す。R4、R5は、いずれも1価の残基を表
し、同じであっても異なっていてもよい。また、R4と
R5が互いに結合して置換または無置換環を形成してい
てもよい。
【0025】更に、本発明の課題は支持体上にインク吸
収層を設けたインクジェット用被記録材において、該イ
ンク吸収層が下記一般式6で表される化合物から選ばれ
る少なくとも1種で架橋されたゼラチンを含有すること
によっても解決することができた。
収層を設けたインクジェット用被記録材において、該イ
ンク吸収層が下記一般式6で表される化合物から選ばれ
る少なくとも1種で架橋されたゼラチンを含有すること
によっても解決することができた。
【0026】
【化12】
【0027】一般式6中、R6は2価の残基を表す。q
は0または1の整数を表す。
は0または1の整数を表す。
【0028】また、支持体上にインク吸収層を設けたイ
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が上
記架橋剤によって架橋されたゼラチンの他に少なくとも
1種の親水性ポリマーを含有することにより、更にイン
ク吸収性に優れたインクジェット用被記録材を提供する
ことができた。親水性ポリマーとしては構成単位として
アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−
2−ピロリドンから選ばれる少なくとも1つのモノマー
を含む親水性ポリマーや、水溶性のセルロースエーテル
等がインク吸収性から特に好ましい。
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が上
記架橋剤によって架橋されたゼラチンの他に少なくとも
1種の親水性ポリマーを含有することにより、更にイン
ク吸収性に優れたインクジェット用被記録材を提供する
ことができた。親水性ポリマーとしては構成単位として
アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−
2−ピロリドンから選ばれる少なくとも1つのモノマー
を含む親水性ポリマーや、水溶性のセルロースエーテル
等がインク吸収性から特に好ましい。
【0029】また、染料の定着性を高める為に、これら
の親水性ポリマーが構成単位として少なくとも1種のア
ンモニウム塩モノマーを含むことが好ましい。
の親水性ポリマーが構成単位として少なくとも1種のア
ンモニウム塩モノマーを含むことが好ましい。
【0030】一方、支持体上にインク吸収層を設けたイ
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が親
水性モノマーでグラフト化されたゼラチンを含有するこ
とによっても、印画紙調の光沢や、OHPとして使用可
能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速く、耐水性
に優れたインクジェット用被記録材を提供することがで
きた。また、インク吸収層に親水性モノマーでグラフト
化されたゼラチンを含有せしめることにより、印字部の
タック性を更に小さくすることができた。
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が親
水性モノマーでグラフト化されたゼラチンを含有するこ
とによっても、印画紙調の光沢や、OHPとして使用可
能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速く、耐水性
に優れたインクジェット用被記録材を提供することがで
きた。また、インク吸収層に親水性モノマーでグラフト
化されたゼラチンを含有せしめることにより、印字部の
タック性を更に小さくすることができた。
【0031】親水性モノマーでグラフト化されたゼラチ
ンとしては、構成単位としてアクリルアミド、N,N−
ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルア
ミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アクリロイル
モルホリン、N−ビニル−2−ピロリドンから選ばれる
少なくとも1つの親水性モノマーを含むものがインク吸
収性から特に好ましい。
ンとしては、構成単位としてアクリルアミド、N,N−
ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルア
ミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アクリロイル
モルホリン、N−ビニル−2−ピロリドンから選ばれる
少なくとも1つの親水性モノマーを含むものがインク吸
収性から特に好ましい。
【0032】また、染料の定着性を高める為に、グラフ
ト化されたゼラチンが構成単位として少なくとも1種の
アンモニウム塩モノマーを含むことが好ましい。
ト化されたゼラチンが構成単位として少なくとも1種の
アンモニウム塩モノマーを含むことが好ましい。
【0033】また、耐水性を更に高める為に、グラフト
化されたゼラチンが架橋剤で架橋されていることが好ま
しい。架橋剤としては前記一般式1〜6のいずれかで表
される化合物から選ばれる少なくとも一種であること
が、インク吸収性や皮膜強度等から特に好ましい。
化されたゼラチンが架橋剤で架橋されていることが好ま
しい。架橋剤としては前記一般式1〜6のいずれかで表
される化合物から選ばれる少なくとも一種であること
が、インク吸収性や皮膜強度等から特に好ましい。
【0034】一方、屈折率が1.7以下の樹脂からなる
有機高分子微粒子をインク吸収層に含有せしめることに
より、光沢や透明性をあまり損なわずに、ブロッキング
による記録の破壊を効果的に防いだインクジェット用被
記録材を提供することができた。
有機高分子微粒子をインク吸収層に含有せしめることに
より、光沢や透明性をあまり損なわずに、ブロッキング
による記録の破壊を効果的に防いだインクジェット用被
記録材を提供することができた。
【0035】また、屈折率が1.7以下の無機顔料微粒
子をインク吸収層に含有せしめることによっても、光沢
や透明性をあまり損なわずに、他の物との接触による記
録の破壊を防いだインクジェット用被記録材を提供する
ことができた。無機顔料微粒子としては平均凝集粒子径
が2μm以上20μm以下の範囲の無定型シリカが光沢
や透明性を損なうことが少ない為に特に好ましい。
子をインク吸収層に含有せしめることによっても、光沢
や透明性をあまり損なわずに、他の物との接触による記
録の破壊を防いだインクジェット用被記録材を提供する
ことができた。無機顔料微粒子としては平均凝集粒子径
が2μm以上20μm以下の範囲の無定型シリカが光沢
や透明性を損なうことが少ない為に特に好ましい。
【0036】一方、該インク吸収層が塗液を支持体上に
塗布し、塗液をゲル化させない状態で乾燥し形成された
インク吸収層とすることにより、更にインク吸収性の良
い被記録材料を提供することができた。
塗布し、塗液をゲル化させない状態で乾燥し形成された
インク吸収層とすることにより、更にインク吸収性の良
い被記録材料を提供することができた。
【0037】架橋剤を用いてゼラチンを架橋させる技術
は、写真工業を中心としていくつかの分野で既に実用化
されている。また、ゼラチンの架橋剤としては、これま
で多数の化合物が有効であることが知られている。
は、写真工業を中心としていくつかの分野で既に実用化
されている。また、ゼラチンの架橋剤としては、これま
で多数の化合物が有効であることが知られている。
【0038】例えば、ホルムアルデヒド、グルタルアル
デヒド、サクシンアルデヒドの如きアルデヒド系化合物
類、米国特許第3,288,775号、同2,732,
303号明細書、英国特許第974,723号、同1,
167,207号明細書等に記載されているものや2−
ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−トリアジン塩等の反応
性のハロゲンを有する化合物類、ジアセチルシクロペン
タンジオンの如きケトン化合物類、ジビニルスルホン、
5−アセチル−1,3−ジアクリロイル、米国特許第
3,635,718号、同2,232,763号明細
書、英国特許第994,869号明細書等に記載されて
いる反応性のオレフィンを持つ化合物類、N−ヒドロキ
シメチルフタルイミド、米国特許第2,732,316
号、同2,586,168号明細書等に記載されている
N−メチロール化合物類、米国特許第3,103,43
7号明細書等に記載されているイソシアナート類、米国
特許第3,017,280号、同2,983,611号
明細書等に記載されているアジリジン化合物類、米国特
許第2,725,294号、同2,725,295号明
細書等に記載されている酸誘導体類、米国特許第3,1
00,704号明細書等に記載されているカルボジイミ
ド系化合物類、米国特許第3,091,537号明細書
等に記載されているエポキシ化合物類、米国特許第3,
321,313号、同3,543,292号明細書等に
記載されているイソオキサゾール系化合物類、ムコクロ
ル酸のようなハロゲノカルボキシアルデヒド類、ジヒド
ロキシジオキサン、ジクロロジオキサン等のジオキサン
誘導体類、その他、特開昭53−113856号公報に
記載されているブロックドイソシアナート、活性アシル
化合物類、クロム明礬、三塩化クロム等のごとき無機架
橋剤である。
デヒド、サクシンアルデヒドの如きアルデヒド系化合物
類、米国特許第3,288,775号、同2,732,
303号明細書、英国特許第974,723号、同1,
167,207号明細書等に記載されているものや2−
ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−トリアジン塩等の反応
性のハロゲンを有する化合物類、ジアセチルシクロペン
タンジオンの如きケトン化合物類、ジビニルスルホン、
5−アセチル−1,3−ジアクリロイル、米国特許第
3,635,718号、同2,232,763号明細
書、英国特許第994,869号明細書等に記載されて
いる反応性のオレフィンを持つ化合物類、N−ヒドロキ
シメチルフタルイミド、米国特許第2,732,316
号、同2,586,168号明細書等に記載されている
N−メチロール化合物類、米国特許第3,103,43
7号明細書等に記載されているイソシアナート類、米国
特許第3,017,280号、同2,983,611号
明細書等に記載されているアジリジン化合物類、米国特
許第2,725,294号、同2,725,295号明
細書等に記載されている酸誘導体類、米国特許第3,1
00,704号明細書等に記載されているカルボジイミ
ド系化合物類、米国特許第3,091,537号明細書
等に記載されているエポキシ化合物類、米国特許第3,
321,313号、同3,543,292号明細書等に
記載されているイソオキサゾール系化合物類、ムコクロ
ル酸のようなハロゲノカルボキシアルデヒド類、ジヒド
ロキシジオキサン、ジクロロジオキサン等のジオキサン
誘導体類、その他、特開昭53−113856号公報に
記載されているブロックドイソシアナート、活性アシル
化合物類、クロム明礬、三塩化クロム等のごとき無機架
橋剤である。
【0039】しかしながら、これらの架橋剤のほとんど
は写真工業の分野で開発されたものであり、皮膜の機械
的強度を向上させると共に、水の吸収を抑制すること等
を目的として開発されたものである。それ故、これらの
架橋剤を用いてゼラチンを架橋させると、水を大量に含
有しているインクジェット記録用のインクは吸収を阻害
されるのが通常である。
は写真工業の分野で開発されたものであり、皮膜の機械
的強度を向上させると共に、水の吸収を抑制すること等
を目的として開発されたものである。それ故、これらの
架橋剤を用いてゼラチンを架橋させると、水を大量に含
有しているインクジェット記録用のインクは吸収を阻害
されるのが通常である。
【0040】インクジェット記録で求められる特性とし
ては、水を大量に含有しているインクジェット記録用の
インクの吸収を阻害することなく、インク吸収層に耐水
性を持たせることが必要である。
ては、水を大量に含有しているインクジェット記録用の
インクの吸収を阻害することなく、インク吸収層に耐水
性を持たせることが必要である。
【0041】また、ゼラチンを使用する利点は、ゼラチ
ンを含むインク吸収層表面は未印字部、印字部を問わず
タック性が小さいことにある。他の天然ポリマーや合成
ポリマー等で構成されたインク吸収層の場合には、乾燥
により水分は蒸発してなくなるが、インク成分中の高沸
点溶剤であるグリセリン等はインク吸収層表面に残る
為、インクを吸収した印字部のインク吸収層表面のタッ
ク性が強くなることが多い。しかしながら、ゼラチンは
疎水性基と親水性基がバランスよく含まれており、グリ
セリンのような不揮発性溶剤も吸収、保持できる。ま
た、ゼラチンはその皮膜強度が非常に強く、インク成分
には膨張するが溶出はしないので、印字部のインク吸収
層表面のタック性が小さいという特徴がある。
ンを含むインク吸収層表面は未印字部、印字部を問わず
タック性が小さいことにある。他の天然ポリマーや合成
ポリマー等で構成されたインク吸収層の場合には、乾燥
により水分は蒸発してなくなるが、インク成分中の高沸
点溶剤であるグリセリン等はインク吸収層表面に残る
為、インクを吸収した印字部のインク吸収層表面のタッ
ク性が強くなることが多い。しかしながら、ゼラチンは
疎水性基と親水性基がバランスよく含まれており、グリ
セリンのような不揮発性溶剤も吸収、保持できる。ま
た、ゼラチンはその皮膜強度が非常に強く、インク成分
には膨張するが溶出はしないので、印字部のインク吸収
層表面のタック性が小さいという特徴がある。
【0042】また、ゼラチンを含有するインク吸収層
は、水分を吸収して乾燥膜厚の倍以上の体積変化を起こ
すため、インク吸収容量が多いことも特徴である。
は、水分を吸収して乾燥膜厚の倍以上の体積変化を起こ
すため、インク吸収容量が多いことも特徴である。
【0043】本発明の発明者達は鋭意検討した結果、特
定の架橋剤でゼラチンを架橋させることにより、インク
の吸収を阻害することなく、インク吸収層に耐水性を持
たせ、水滴等によってインク吸収層の皮膜が破壊されて
記録が損なわれることを防いだインクジェット用被記録
材を提供することができた。
定の架橋剤でゼラチンを架橋させることにより、インク
の吸収を阻害することなく、インク吸収層に耐水性を持
たせ、水滴等によってインク吸収層の皮膜が破壊されて
記録が損なわれることを防いだインクジェット用被記録
材を提供することができた。
【0044】
【発明の実施の形態】前記一般式1〜4のR3および前
記一般式6のR6の好ましい例を化13に示すが本発明
はこれらに限定されるものではない。
記一般式6のR6の好ましい例を化13に示すが本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0045】
【化13】
【0046】また、前記一般式2で表される化合物の好
ましい例としては、例えば表1〜5に挙げる化合物等が
挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
ましい例としては、例えば表1〜5に挙げる化合物等が
挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】前記一般式3で表される化合物の好ましい
例としては、例えば表6〜8に挙げる化合物等が挙げら
れるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例としては、例えば表6〜8に挙げる化合物等が挙げら
れるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0053】
【表6】
【0054】
【表7】
【0055】
【表8】
【0056】前記一般式4で表される化合物の好ましい
例としては、例えば表9に挙げる化合物等が挙げられる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
例としては、例えば表9に挙げる化合物等が挙げられる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0057】
【表9】
【0058】前記一般式5で表される化合物の好ましい
例としては、例えば表10〜13に挙げる化合物等が挙
げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。また、前記一般式5中のYn-としては、例えば塩素
イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、スルホン酸アニオ
ン、アルキルスルホン酸アニオン、酢酸イオンやアルキ
ルカルボン酸アニオン塩等のアニオン類を挙げることが
できるが本発明はこれらに限定されるものではない。
例としては、例えば表10〜13に挙げる化合物等が挙
げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。また、前記一般式5中のYn-としては、例えば塩素
イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、スルホン酸アニオ
ン、アルキルスルホン酸アニオン、酢酸イオンやアルキ
ルカルボン酸アニオン塩等のアニオン類を挙げることが
できるが本発明はこれらに限定されるものではない。
【0059】
【表10】
【0060】
【表11】
【0061】
【表12】
【0062】
【表13】
【0063】前記一般式6で表される化合物の好ましい
例としては、例えば表14〜15に挙げる化合物等が挙
げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
例としては、例えば表14〜15に挙げる化合物等が挙
げられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0064】
【表14】
【0065】
【表15】
【0066】これらの架橋剤のゼラチンに対する添加量
は、ゼラチンに対して0.1重量%以上10重量%以下
の範囲で添加されることが好ましく、特に好ましい架橋
剤の量としてはゼラチンに対し0.2重量%以上5重量
%以下の範囲である。架橋剤の量が0.1重量%未満で
は架橋が不十分で耐水性が十分ではなく、また10重量
%を越える添加では架橋が進み過ぎ、高度に架橋された
皮膜を形成するため、インク吸収層の吸収容量が極端に
低下しベタ印字部にインクのあふれ現象が生じる。
は、ゼラチンに対して0.1重量%以上10重量%以下
の範囲で添加されることが好ましく、特に好ましい架橋
剤の量としてはゼラチンに対し0.2重量%以上5重量
%以下の範囲である。架橋剤の量が0.1重量%未満で
は架橋が不十分で耐水性が十分ではなく、また10重量
%を越える添加では架橋が進み過ぎ、高度に架橋された
皮膜を形成するため、インク吸収層の吸収容量が極端に
低下しベタ印字部にインクのあふれ現象が生じる。
【0067】また、通常、インクジェット記録用のイン
クは水を70〜90重量%含有しているが、ヘッドの乾
燥による目詰まり防止やインクの表面張力の調整のため
ジエチレングリコール、トリエチレングリコールやグリ
セリン等のアルコール系の高沸点溶剤を含有しているこ
とが一般的である。従って、インク吸収層はこれらの高
沸点溶剤も吸収しなければならない。
クは水を70〜90重量%含有しているが、ヘッドの乾
燥による目詰まり防止やインクの表面張力の調整のため
ジエチレングリコール、トリエチレングリコールやグリ
セリン等のアルコール系の高沸点溶剤を含有しているこ
とが一般的である。従って、インク吸収層はこれらの高
沸点溶剤も吸収しなければならない。
【0068】これらの高沸点溶剤を効果的に吸収させる
為に、インク吸収層は架橋剤によって架橋されたゼラチ
ンの他に少なくとも1種の親水性ポリマーを含有するこ
とが好ましい。
為に、インク吸収層は架橋剤によって架橋されたゼラチ
ンの他に少なくとも1種の親水性ポリマーを含有するこ
とが好ましい。
【0069】親水性ポリマーとしては、構成単位として
アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−
2−ピロリドンから選ばれる少なくとも1つのモノマー
を含む親水性ポリマーが、インクジェット記録用のイン
クに通常含有されている高沸点溶剤を効果的に吸収させ
ることができるので好ましいが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−
2−ピロリドンから選ばれる少なくとも1つのモノマー
を含む親水性ポリマーが、インクジェット記録用のイン
クに通常含有されている高沸点溶剤を効果的に吸収させ
ることができるので好ましいが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0070】また、親水性ポリマーとして、水溶性のセ
ルロースエーテルを用いることによっても、インクジェ
ット記録用のインクに通常含有されている高沸点溶剤を
効果的に吸収させることができる。
ルロースエーテルを用いることによっても、インクジェ
ット記録用のインクに通常含有されている高沸点溶剤を
効果的に吸収させることができる。
【0071】セルロースエーテルとは、天然のセルロー
スから誘導される、アルキルエーテル、ヒドロキシアル
キルエーテル、カルボキシアルキルエーテル等の総称で
あり、水溶性のものと有機溶剤可溶性のものに大別され
る。
スから誘導される、アルキルエーテル、ヒドロキシアル
キルエーテル、カルボキシアルキルエーテル等の総称で
あり、水溶性のものと有機溶剤可溶性のものに大別され
る。
【0072】本発明における水溶性のセルロースエーテ
ルとは、熱水または冷水に可溶なセルロースエーテルの
ことであり、例えばカルボキシメチルセルロースのナト
リウム塩、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチル
セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース等を
挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
ルとは、熱水または冷水に可溶なセルロースエーテルの
ことであり、例えばカルボキシメチルセルロースのナト
リウム塩、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチル
セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース等を
挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0073】インク吸収層中のこれらの親水性ポリマー
の含有量としては、あまり多すぎると皮膜の耐水性が悪
くなり、逆に少なすぎると高沸点溶剤を吸収する効果が
小さくなる。それ故、親水性ポリマーの総含有量はゼラ
チンに対して5重量%以上300重量%以下の範囲であ
ることが好ましく、特に好ましくは50重量%以上20
0重量%以下である。
の含有量としては、あまり多すぎると皮膜の耐水性が悪
くなり、逆に少なすぎると高沸点溶剤を吸収する効果が
小さくなる。それ故、親水性ポリマーの総含有量はゼラ
チンに対して5重量%以上300重量%以下の範囲であ
ることが好ましく、特に好ましくは50重量%以上20
0重量%以下である。
【0074】また、インクジェットで使用される染料は
一般にスルホン酸基やカルボン酸基等のアニオン性基を
有し、インク吸収層中にカチオン性基を有するポリマー
が存在すると、対イオン交換によりポリマーと染料が化
学的に結合する。それ故、親水性ポリマーが構成単位と
して少なくとも1種のアンモニウム塩モノマーを含むこ
とにより、染料の定着性を高めることができ、水滴等に
よって皮膜中から染料が流れ出ることによる記録の破壊
を防ぐことができる。
一般にスルホン酸基やカルボン酸基等のアニオン性基を
有し、インク吸収層中にカチオン性基を有するポリマー
が存在すると、対イオン交換によりポリマーと染料が化
学的に結合する。それ故、親水性ポリマーが構成単位と
して少なくとも1種のアンモニウム塩モノマーを含むこ
とにより、染料の定着性を高めることができ、水滴等に
よって皮膜中から染料が流れ出ることによる記録の破壊
を防ぐことができる。
【0075】また、ゼラチンは18種類のアミノ酸から
なる等電点をもつ両電解物質である。この為、ゼラチン
はpHによりカチオン型にもアニオン型のどちらにでも
なることができる。すなわち等電点より低いpHではゼ
ラチンはカチオン型になり、等電点より高いpHではゼ
ラチンはアニオン型になる。
なる等電点をもつ両電解物質である。この為、ゼラチン
はpHによりカチオン型にもアニオン型のどちらにでも
なることができる。すなわち等電点より低いpHではゼ
ラチンはカチオン型になり、等電点より高いpHではゼ
ラチンはアニオン型になる。
【0076】酸性法ゼラチンは一般に等電点がアルカリ
法ゼラチンよりも高いため、容易にカチオン型にするこ
とができる。先に述べた様に、インクジェットで使用さ
れる染料は一般にスルホン酸基やカルボン酸基等のアニ
オン性基を有している。従って、インク吸収層のゼラチ
ンがカチオン型であれば染料を化学的に結合させること
ができる。それ故、酸性法ゼラチンを等電点より低いp
Hで用いると、染料の定着性を高めることができ、水滴
等によって皮膜中から染料が流れ出ることによる記録の
破壊を更に効果的に防ぐことができる。
法ゼラチンよりも高いため、容易にカチオン型にするこ
とができる。先に述べた様に、インクジェットで使用さ
れる染料は一般にスルホン酸基やカルボン酸基等のアニ
オン性基を有している。従って、インク吸収層のゼラチ
ンがカチオン型であれば染料を化学的に結合させること
ができる。それ故、酸性法ゼラチンを等電点より低いp
Hで用いると、染料の定着性を高めることができ、水滴
等によって皮膜中から染料が流れ出ることによる記録の
破壊を更に効果的に防ぐことができる。
【0077】一方、支持体上にインク吸収層を設けたイ
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が親
水性モノマーでグラフト化されたゼラチンを含有するこ
とによっても、印画紙調の光沢や、OHPとして使用可
能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速く、耐水性
に優れたインクジェット用被記録材を提供することがで
きた。また、インク吸収層に親水性モノマーでグラフト
化されたゼラチンを含有せしめることにより、印字部の
タック性を更に小さくすることができた。
ンクジェット用被記録材において、該インク吸収層が親
水性モノマーでグラフト化されたゼラチンを含有するこ
とによっても、印画紙調の光沢や、OHPとして使用可
能な透明性を有し、且つインク吸収速度が速く、耐水性
に優れたインクジェット用被記録材を提供することがで
きた。また、インク吸収層に親水性モノマーでグラフト
化されたゼラチンを含有せしめることにより、印字部の
タック性を更に小さくすることができた。
【0078】また、親水性モノマーでグラフト化された
ゼラチンは、グラフト化されていないゼラチンよりもイ
ンクジェット記録用のインクに通常含有される高沸点溶
剤を効果的に吸収することができる。
ゼラチンは、グラフト化されていないゼラチンよりもイ
ンクジェット記録用のインクに通常含有される高沸点溶
剤を効果的に吸収することができる。
【0079】この様な親水性モノマーとしては、アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−
ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルア
ミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピロ
リドンから選ばれる少なくとも1つの親水性モノマー
が、インクジェット記録用のインクに通常含有されてい
る高沸点溶剤を効果的に吸収させることができるので好
ましいが、本発明はこれらに限定されるものではない。
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−
ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルア
ミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピロ
リドンから選ばれる少なくとも1つの親水性モノマー
が、インクジェット記録用のインクに通常含有されてい
る高沸点溶剤を効果的に吸収させることができるので好
ましいが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0080】グラフト化されたゼラチンにおいて、グラ
フト化される前のゼラチンと親水性モノマーとの割合
は、グラフト化される前のゼラチンに対して親水性モノ
マーが5重量%以上300重量%以下の範囲であること
が好ましく、特に好ましくは50重量%以上200重量
%以下である。親水性モノマーの割合が高すぎると皮膜
の耐水性が悪くなり、逆に低すぎると高沸点溶剤を吸収
する効果が小さくなる。
フト化される前のゼラチンと親水性モノマーとの割合
は、グラフト化される前のゼラチンに対して親水性モノ
マーが5重量%以上300重量%以下の範囲であること
が好ましく、特に好ましくは50重量%以上200重量
%以下である。親水性モノマーの割合が高すぎると皮膜
の耐水性が悪くなり、逆に低すぎると高沸点溶剤を吸収
する効果が小さくなる。
【0081】本発明の親水性モノマーでグラフト化され
たゼラチンの場合にも、親水性モノマーとして、少なく
とも1種のアンモニウム塩モノマーを用いることによ
り、染料の定着性を高めることができ、水滴等により皮
膜中から染料が流れ出ることによる記録の破壊を防ぐこ
とができる。
たゼラチンの場合にも、親水性モノマーとして、少なく
とも1種のアンモニウム塩モノマーを用いることによ
り、染料の定着性を高めることができ、水滴等により皮
膜中から染料が流れ出ることによる記録の破壊を防ぐこ
とができる。
【0082】また、支持体上に親水性モノマーでグラフ
ト化されたゼラチンを含有するインク吸収層を設けたイ
ンクジェット用被記録材において、該グラフト化された
ゼラチンを架橋剤で架橋することによって、皮膜の耐水
性を更に高めた被記録材を提供することができた。
ト化されたゼラチンを含有するインク吸収層を設けたイ
ンクジェット用被記録材において、該グラフト化された
ゼラチンを架橋剤で架橋することによって、皮膜の耐水
性を更に高めた被記録材を提供することができた。
【0083】親水性モノマーでグラフト化されたゼラチ
ンを架橋させる架橋剤としては、前述した種々の架橋
剤、例えば、アルデヒド系化合物類、反応性のハロゲン
を有する化合物類、ジアセチルシクロペンタンジオンの
如きケトン化合物類、ジビニルスルホン、5−アセチル
−1,3−ジアクリロイル、反応性のオレフィンを持つ
化合物類、N−ヒドロキシメチルフタルイミド、N−メ
チロール化合物類、イソシアナート類、アジリジン化合
物類、カルボジイミド系化合物類、エポキシ化合物類、
イソオキサゾール系化合物類、ムコクロル酸のようなハ
ロゲノカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサ
ン、ジクロロジオキサン等のジオキサン誘導体類、ブロ
ックドイソシアナート、活性アシル化合物類、クロム明
礬、三塩化クロム等のごとき無機架橋剤等を挙げること
ができるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
ンを架橋させる架橋剤としては、前述した種々の架橋
剤、例えば、アルデヒド系化合物類、反応性のハロゲン
を有する化合物類、ジアセチルシクロペンタンジオンの
如きケトン化合物類、ジビニルスルホン、5−アセチル
−1,3−ジアクリロイル、反応性のオレフィンを持つ
化合物類、N−ヒドロキシメチルフタルイミド、N−メ
チロール化合物類、イソシアナート類、アジリジン化合
物類、カルボジイミド系化合物類、エポキシ化合物類、
イソオキサゾール系化合物類、ムコクロル酸のようなハ
ロゲノカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサ
ン、ジクロロジオキサン等のジオキサン誘導体類、ブロ
ックドイソシアナート、活性アシル化合物類、クロム明
礬、三塩化クロム等のごとき無機架橋剤等を挙げること
ができるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0084】エポキシ系架橋剤としては、例えばソルビ
トールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシ
ジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテ
ル、ジグリセロルポリグリシジルエーテル、グリセロル
ポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−
ヒドロキシエチル)イソシアネート、トリメチロールプ
ロパンポリグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジ
ルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエー
テル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエ
ーテル、オルト−フタル酸ジグリシジルエーテル、ハイ
ドロキノンジグリシジルエーテル、ビスフェノール S
ジグリシジルエーテル、テレフタル酸ジグリシジルエー
テル、ジブロモネオペンチルグリコールジグリシジルエ
ーテル等が好ましいが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
トールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシ
ジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテ
ル、ジグリセロルポリグリシジルエーテル、グリセロル
ポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−
ヒドロキシエチル)イソシアネート、トリメチロールプ
ロパンポリグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジ
ルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエー
テル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエ
ーテル、オルト−フタル酸ジグリシジルエーテル、ハイ
ドロキノンジグリシジルエーテル、ビスフェノール S
ジグリシジルエーテル、テレフタル酸ジグリシジルエー
テル、ジブロモネオペンチルグリコールジグリシジルエ
ーテル等が好ましいが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0085】アジリジン系架橋剤としては、例えばトリ
メチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオ
ネート、テトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジ
ニルプロピオネート、N,N′−ジフェニルメタン−
4,4′−ビス(1−アジリジンカルボクサミド)、
N,N′−ヘキサメチレン−1,6′−ビス(1−アジ
リジンカルボクサミド)、N,N′−トルエン−2,
4′−ビス(1−アジリジンカルボクサミド)、トリエ
チレンメラミン、ビスイソフタロイル−1−(2−メチ
ルアジリジン)等が好ましいが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
メチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオ
ネート、テトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジ
ニルプロピオネート、N,N′−ジフェニルメタン−
4,4′−ビス(1−アジリジンカルボクサミド)、
N,N′−ヘキサメチレン−1,6′−ビス(1−アジ
リジンカルボクサミド)、N,N′−トルエン−2,
4′−ビス(1−アジリジンカルボクサミド)、トリエ
チレンメラミン、ビスイソフタロイル−1−(2−メチ
ルアジリジン)等が好ましいが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0086】また、本発明の親水性モノマーでグラフト
化されたゼラチンを架橋する架橋剤として特に好ましい
ものとしては、前記一般式1で表される化合物が好まし
く、前記一般式1で表される化合物のうち特に前記一般
式2〜4のいずれかで表される化合物が耐水性とインク
吸収性のバランスが良いために特に好ましい。
化されたゼラチンを架橋する架橋剤として特に好ましい
ものとしては、前記一般式1で表される化合物が好まし
く、前記一般式1で表される化合物のうち特に前記一般
式2〜4のいずれかで表される化合物が耐水性とインク
吸収性のバランスが良いために特に好ましい。
【0087】また、前記一般式5および前記一般式6で
表される化合物も前記一般式1で表される化合物と同様
に好ましい。
表される化合物も前記一般式1で表される化合物と同様
に好ましい。
【0088】親水性モノマーでグラフト化されたゼラチ
ンを架橋剤で架橋する場合、インク受像層の耐水性をさ
らに高めるために、種々の官能基をもつモノマーをゼラ
チンに共重合してもよい。例えば、カルボキシル基、ア
ミノ基、ヒドロキシル基を有するモノマーを該親水性モ
ノマーでグラフト化されたゼラチンの構成成分として共
重合してもよい。
ンを架橋剤で架橋する場合、インク受像層の耐水性をさ
らに高めるために、種々の官能基をもつモノマーをゼラ
チンに共重合してもよい。例えば、カルボキシル基、ア
ミノ基、ヒドロキシル基を有するモノマーを該親水性モ
ノマーでグラフト化されたゼラチンの構成成分として共
重合してもよい。
【0089】親水性モノマーでグラフト化されたゼラチ
ンに対する架橋剤の添加量は、グラフト化される前のゼ
ラチンに対して0.1重量%以上10重量%以下の範囲
で添加されることが好ましく、特に好ましい架橋剤の量
としてはグラフト化される前のゼラチンに対し0.2重
量%以上5重量%以下の範囲である。架橋剤の量が0.
1重量%未満では架橋が不十分で耐水性が十分ではな
く、また10重量%を越える添加では架橋が進み過ぎ、
高度に架橋された皮膜を形成するため、インク吸収層の
吸収容量が極端に低下しベタ印字部にインクのあふれ現
象が生じる。
ンに対する架橋剤の添加量は、グラフト化される前のゼ
ラチンに対して0.1重量%以上10重量%以下の範囲
で添加されることが好ましく、特に好ましい架橋剤の量
としてはグラフト化される前のゼラチンに対し0.2重
量%以上5重量%以下の範囲である。架橋剤の量が0.
1重量%未満では架橋が不十分で耐水性が十分ではな
く、また10重量%を越える添加では架橋が進み過ぎ、
高度に架橋された皮膜を形成するため、インク吸収層の
吸収容量が極端に低下しベタ印字部にインクのあふれ現
象が生じる。
【0090】本発明における、親水性モノマーでグラフ
ト化されたゼラチンは公知の方法で合成することができ
る。例えば、連鎖移動法、セリウム塩を開始剤とするグ
ラフト重合法、各種レドックス系開始剤によるグラフト
重合法等である。中でも、水または水/アルコール溶媒
中での溶媒や連鎖移動物質によるラジカルの連鎖移動に
よる方法が好ましい。更には、種々のラジカル開始剤に
よる連鎖移動法が最も簡便で好ましく、例えばEur.Poly
m.J.21(2),195-199(1985)、J.Appl.Polym.Sci.55,1291-
1299(1995)等に記載されている。また、ゼラチンがグラ
フト化される理由はゼラチンが18種類の種々のアミノ
酸から構成され、その分子中にアミノ基、グアニジノ
基、カルボキシル基、フェノール性ヒドロキシ基、メル
カプト基等、種々の活性な官能基が多数存在しているた
めと考えられる。
ト化されたゼラチンは公知の方法で合成することができ
る。例えば、連鎖移動法、セリウム塩を開始剤とするグ
ラフト重合法、各種レドックス系開始剤によるグラフト
重合法等である。中でも、水または水/アルコール溶媒
中での溶媒や連鎖移動物質によるラジカルの連鎖移動に
よる方法が好ましい。更には、種々のラジカル開始剤に
よる連鎖移動法が最も簡便で好ましく、例えばEur.Poly
m.J.21(2),195-199(1985)、J.Appl.Polym.Sci.55,1291-
1299(1995)等に記載されている。また、ゼラチンがグラ
フト化される理由はゼラチンが18種類の種々のアミノ
酸から構成され、その分子中にアミノ基、グアニジノ
基、カルボキシル基、フェノール性ヒドロキシ基、メル
カプト基等、種々の活性な官能基が多数存在しているた
めと考えられる。
【0091】なお、通常、ゼラチンは動物、特に豚皮、
牛皮、牛骨あるいは腱から得られる水不溶性のコラーゲ
ンを原料とし、アルカリ処理や酸処理をして得られたも
のである。その種類は、アルカリ処理(石灰処理)ゼラ
チン、酸処理ゼラチン、高圧蒸気による抽出ゼラチン等
がある。またそれらをイオン交換して得られる脱イオン
ゼラチン、酵素等で分解した低分子化ゼラチン等もあ
る。更に、その他にも種々のゼラチン誘導体(例えば、
特公昭38−4854号公報、同39−5514号公
報、同40−12237号公報、同42−26345号
公報、米国特許第2525753号明細書、同第259
4293号明細書、同第2614928号明細書、同第
2763639号明細書、同第3118766号明細
書、同第3132945号明細書、同第3186846
号明細書、同第3312553号明細書、英国特許第8
61414号明細書、同第1033189号明細書に記
載のゼラチン誘導体)がある。
牛皮、牛骨あるいは腱から得られる水不溶性のコラーゲ
ンを原料とし、アルカリ処理や酸処理をして得られたも
のである。その種類は、アルカリ処理(石灰処理)ゼラ
チン、酸処理ゼラチン、高圧蒸気による抽出ゼラチン等
がある。またそれらをイオン交換して得られる脱イオン
ゼラチン、酵素等で分解した低分子化ゼラチン等もあ
る。更に、その他にも種々のゼラチン誘導体(例えば、
特公昭38−4854号公報、同39−5514号公
報、同40−12237号公報、同42−26345号
公報、米国特許第2525753号明細書、同第259
4293号明細書、同第2614928号明細書、同第
2763639号明細書、同第3118766号明細
書、同第3132945号明細書、同第3186846
号明細書、同第3312553号明細書、英国特許第8
61414号明細書、同第1033189号明細書に記
載のゼラチン誘導体)がある。
【0092】本発明で用いるゼラチンとしては、これら
の公知のゼラチンを単独または併用して用いることがで
きるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
の公知のゼラチンを単独または併用して用いることがで
きるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0093】本発明で言うアンモニウム塩モノマーと
は、窒素原子に4つの炭化水素基が結合した四級アンモ
ニウム塩が好ましいが、三級アミンや二級アミン等が酸
性条件下でプロトン化されてカチオン性となったアンモ
ニウム塩モノマーであってもよい。
は、窒素原子に4つの炭化水素基が結合した四級アンモ
ニウム塩が好ましいが、三級アミンや二級アミン等が酸
性条件下でプロトン化されてカチオン性となったアンモ
ニウム塩モノマーであってもよい。
【0094】この様なアンモニウム塩モノマーとしては
例えば、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルアクリ
レート、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルアクリ
レート、3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアク
リレート、3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルア
クリレート、3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル
アクリルアミド、3−(N,N−ジエチルアミノ)プロ
ピルアクリルアミド、2−(N,N−ジメチルアミノ)
エチルメタクリレート、2−(N,N−ジエチルアミ
ノ)エチルメタクリレート、3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピルメタクリレート、3−(N,N−ジエチ
ルアミノ)プロピルメタクリレート、3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピルメタクリルアミド、3−(N,
N−ジエチルアミノ)プロピルメタクリルアミド、N,
N,N−ジメチル−4−ビニルベンジルアミン、N,
N,N−ジメチル−4−ビニルベンジルアミン、N,N
−ジメチルアリルアミン、N,N,N−ジエチルアリル
アミン、N,N,N−ジプロピルアリルアミン、N,
N,N−ジブチルアリルアミン、N,N,N−ジベンジ
ルアリルアミン、N,N−ジアリルアミン等の三級およ
び二級アミン類、
例えば、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルアクリ
レート、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルアクリ
レート、3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアク
リレート、3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルア
クリレート、3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル
アクリルアミド、3−(N,N−ジエチルアミノ)プロ
ピルアクリルアミド、2−(N,N−ジメチルアミノ)
エチルメタクリレート、2−(N,N−ジエチルアミ
ノ)エチルメタクリレート、3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピルメタクリレート、3−(N,N−ジエチ
ルアミノ)プロピルメタクリレート、3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピルメタクリルアミド、3−(N,
N−ジエチルアミノ)プロピルメタクリルアミド、N,
N,N−ジメチル−4−ビニルベンジルアミン、N,
N,N−ジメチル−4−ビニルベンジルアミン、N,N
−ジメチルアリルアミン、N,N,N−ジエチルアリル
アミン、N,N,N−ジプロピルアリルアミン、N,
N,N−ジブチルアリルアミン、N,N,N−ジベンジ
ルアリルアミン、N,N−ジアリルアミン等の三級およ
び二級アミン類、
【0095】2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルア
クリレートのメチルクロライド付加物、3−(N,N−
ジメチルアミノ)プロピルアクリルアミドのメチルクロ
ライド付加物、N,N,N−ジメチル−4−ビニルベン
ジルアミンのメチルクロライド付加物等の前記の三級お
よび二級アミン類のメチルクロライド、エチルクロライ
ド、ベンジルクロライド、メチルブロマイド、エチルブ
ロマイド、ベンジルブロマイド、メチルアイオダイド、
エチルアイオダイドあるいはベンジルアイオダイドによ
る4級化物、または、それらのアニオンを置換したスル
ホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、酢酸塩あるいはアル
キルカルボン酸塩等を挙げることができるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。
クリレートのメチルクロライド付加物、3−(N,N−
ジメチルアミノ)プロピルアクリルアミドのメチルクロ
ライド付加物、N,N,N−ジメチル−4−ビニルベン
ジルアミンのメチルクロライド付加物等の前記の三級お
よび二級アミン類のメチルクロライド、エチルクロライ
ド、ベンジルクロライド、メチルブロマイド、エチルブ
ロマイド、ベンジルブロマイド、メチルアイオダイド、
エチルアイオダイドあるいはベンジルアイオダイドによ
る4級化物、または、それらのアニオンを置換したスル
ホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、酢酸塩あるいはアル
キルカルボン酸塩等を挙げることができるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。
【0096】一方、記録の破壊は水滴等だけでなく、イ
ンク吸収層がブロッキングを起こした場合にも発生す
る。
ンク吸収層がブロッキングを起こした場合にも発生す
る。
【0097】ブロッキングとは、例えばインク吸収層の
皮膜が紙やフィルム等の他の物と接触することにより、
皮膜が他の物に貼り付く現象を言う。ブロッキングが発
生するとインク吸収層の皮膜強度が剥離強度以上に強く
ない限り、一旦ブロッキングした皮膜を剥がした時にイ
ンク吸収層が破壊される。また、場合によっては支持体
が破れること等がある。
皮膜が紙やフィルム等の他の物と接触することにより、
皮膜が他の物に貼り付く現象を言う。ブロッキングが発
生するとインク吸収層の皮膜強度が剥離強度以上に強く
ない限り、一旦ブロッキングした皮膜を剥がした時にイ
ンク吸収層が破壊される。また、場合によっては支持体
が破れること等がある。
【0098】この様なブロッキングを防ぐ為には、微粒
子をインク吸収層に含有させることによってインク吸収
層表面に突起をつくり、紙やフィルムとの接触面積を小
さくすることが効果的である。しかしながら、微粒子を
インク吸収層に含有させるとインク吸収層の光沢や透明
性が損なわれる為、写真の印画紙調の光沢を有する被記
録材や、OHPフィルムとして使用可能な透明性が高い
被記録材等では、光沢や透明性を維持する為に微粒子を
インク吸収層に含有させないことが望ましいが、逆にブ
ロッキングを防ぐ為にはインク吸収層に微粒子を含有さ
せることが望ましい。
子をインク吸収層に含有させることによってインク吸収
層表面に突起をつくり、紙やフィルムとの接触面積を小
さくすることが効果的である。しかしながら、微粒子を
インク吸収層に含有させるとインク吸収層の光沢や透明
性が損なわれる為、写真の印画紙調の光沢を有する被記
録材や、OHPフィルムとして使用可能な透明性が高い
被記録材等では、光沢や透明性を維持する為に微粒子を
インク吸収層に含有させないことが望ましいが、逆にブ
ロッキングを防ぐ為にはインク吸収層に微粒子を含有さ
せることが望ましい。
【0099】微粒子が含有されていないインク吸収層の
屈折率は通常1.45〜1.65の範囲にある。微粒子
が含有されていないインク吸収層の屈折率と微粒子の屈
折率とが近いと、インク吸収層に微粒子を含有させても
光の散乱が小さくなり、インクジェット用被記録材の光
沢や透明性の低下は少ない。
屈折率は通常1.45〜1.65の範囲にある。微粒子
が含有されていないインク吸収層の屈折率と微粒子の屈
折率とが近いと、インク吸収層に微粒子を含有させても
光の散乱が小さくなり、インクジェット用被記録材の光
沢や透明性の低下は少ない。
【0100】一方、屈折率が1.7より大きな微粒子は
光の散乱が大きくなるために、インク吸収層の光沢や透
明性の低下が大きくなるので好ましくない。
光の散乱が大きくなるために、インク吸収層の光沢や透
明性の低下が大きくなるので好ましくない。
【0101】従って、皮膜の光沢や透明性の低下を少な
くする為には、屈折率が1.7以下、特に1.45以上
1.65以下の範囲の樹脂からなる有機高分子微粒子を
インク吸収層に添加することが望ましい。
くする為には、屈折率が1.7以下、特に1.45以上
1.65以下の範囲の樹脂からなる有機高分子微粒子を
インク吸収層に添加することが望ましい。
【0102】ブロッキングを防ぐ為の有機高分子微粒子
の大きさは、インク吸収層の厚みより大きくなければイ
ンク吸収層表面に突起をつくることができず、紙やフィ
ルム等の他の物との接触面積を小さくすることが出来な
い。
の大きさは、インク吸収層の厚みより大きくなければイ
ンク吸収層表面に突起をつくることができず、紙やフィ
ルム等の他の物との接触面積を小さくすることが出来な
い。
【0103】インク吸収層は通常5μm以上でなけれ
ば、インクを十分に吸収することが出来ない。従って、
微粒子は5μmを越える大きさであり、且つインク吸収
層の厚みより大きいことが必要である。また、インク吸
収層が厚すぎてもインク吸収性はあまり変わらず、むし
ろ厚すぎるとカールの発生等を生ずることがある。従っ
て、インク吸収層の厚みは30μm以下であることが好
ましく、特に20μm以下であることが好ましい。一
方、微粒子はあまり大きすぎるとインク吸収層表面にザ
ラツキ感を与える為、40μm以下であることが好まし
い。
ば、インクを十分に吸収することが出来ない。従って、
微粒子は5μmを越える大きさであり、且つインク吸収
層の厚みより大きいことが必要である。また、インク吸
収層が厚すぎてもインク吸収性はあまり変わらず、むし
ろ厚すぎるとカールの発生等を生ずることがある。従っ
て、インク吸収層の厚みは30μm以下であることが好
ましく、特に20μm以下であることが好ましい。一
方、微粒子はあまり大きすぎるとインク吸収層表面にザ
ラツキ感を与える為、40μm以下であることが好まし
い。
【0104】また、有機高分子微粒子の場合と同様の理
由により、屈折率が1.7以下の無機顔料微粒子をイン
ク吸収層に含有せしめることによっても、光沢や透明性
をあまり損なわずに、ブロッキングによる記録の破壊を
効果的に防ぐことができる。
由により、屈折率が1.7以下の無機顔料微粒子をイン
ク吸収層に含有せしめることによっても、光沢や透明性
をあまり損なわずに、ブロッキングによる記録の破壊を
効果的に防ぐことができる。
【0105】なお、無定型シリカの微粒子は有機高分子
微粒子と異なり、塗液を支持体上に塗布し、乾燥させて
インク吸収層を形成させる課程において、無定型シリカ
は形成されたインク吸収層と気層との界面付近にマイグ
レートし易い。それ故、無機顔料微粒子として無定型シ
リカを用いると、インク吸収層の厚みより必ずしも大き
い微粒子を使用しなくともインク吸収層表面に突起を作
ることができ、ブロッキングを防ぐことができる。しか
しながら、あまり小さ過ぎると紙やフィルム等の他の物
との接触面積を小さくすることができないので、無定型
シリカの微粒子は2μm以上の大きさであることが好ま
しい。また、無定型シリカの微粒子はあまり大きすぎる
とインク吸収層表面にザラツキ感を与える為、20μm
以下であることが好ましい。
微粒子と異なり、塗液を支持体上に塗布し、乾燥させて
インク吸収層を形成させる課程において、無定型シリカ
は形成されたインク吸収層と気層との界面付近にマイグ
レートし易い。それ故、無機顔料微粒子として無定型シ
リカを用いると、インク吸収層の厚みより必ずしも大き
い微粒子を使用しなくともインク吸収層表面に突起を作
ることができ、ブロッキングを防ぐことができる。しか
しながら、あまり小さ過ぎると紙やフィルム等の他の物
との接触面積を小さくすることができないので、無定型
シリカの微粒子は2μm以上の大きさであることが好ま
しい。また、無定型シリカの微粒子はあまり大きすぎる
とインク吸収層表面にザラツキ感を与える為、20μm
以下であることが好ましい。
【0106】また、無定型シリカは水等の媒体に分散し
ている状態では、一般に単粒子ではなく凝集状態で存在
する。それ故、本発明では無定型シリカの微粒子の大き
さは平均凝集粒子径で表すことにする。
ている状態では、一般に単粒子ではなく凝集状態で存在
する。それ故、本発明では無定型シリカの微粒子の大き
さは平均凝集粒子径で表すことにする。
【0107】なお、平均凝集粒子径は小孔通過法(コー
ルターカウンター法)によって測定することが一般的で
ある。
ルターカウンター法)によって測定することが一般的で
ある。
【0108】有機高分子微粒子や無機顔料微粒子の添加
量は、多すぎると光沢や透明性の低下が大きくなるので
好ましくなく、少な過ぎると耐ブロッキング性が小さく
なるので好ましくない。それ故、有機高分子微粒子や無
機顔料微粒子の添加量は10mg/m2以上1g/m2以
下の範囲、特に20mg/m2以上200mg/m2以下
の範囲がインク吸収層の光沢や透明性の低下が小さく、
耐ブロッキング性が良好であり好ましい。
量は、多すぎると光沢や透明性の低下が大きくなるので
好ましくなく、少な過ぎると耐ブロッキング性が小さく
なるので好ましくない。それ故、有機高分子微粒子や無
機顔料微粒子の添加量は10mg/m2以上1g/m2以
下の範囲、特に20mg/m2以上200mg/m2以下
の範囲がインク吸収層の光沢や透明性の低下が小さく、
耐ブロッキング性が良好であり好ましい。
【0109】このような屈折率が1.7以下の有機高分
子微粒子および無機顔料微粒子としては、種々のものを
使うことができる。例えば、尿素−ホルマリン樹脂(屈
折率1.54〜1.56)、尿素−チオ尿素−ホルマリ
ン樹脂(同1.66)、メラミン−ホルマリン樹脂(同
1.57)、ベンゾグアナミン−ホルマリン樹脂(同
1.57)、メラミン−ベンゾグアナミン−ホルマリン
樹脂(同1.57)、ポリスチレン樹脂(同1.5
9)、ポリメチルメタクリレート樹脂(同1.49)や
ポリエチレン樹脂(同1.55)等の有機高分子微粒
子、
子微粒子および無機顔料微粒子としては、種々のものを
使うことができる。例えば、尿素−ホルマリン樹脂(屈
折率1.54〜1.56)、尿素−チオ尿素−ホルマリ
ン樹脂(同1.66)、メラミン−ホルマリン樹脂(同
1.57)、ベンゾグアナミン−ホルマリン樹脂(同
1.57)、メラミン−ベンゾグアナミン−ホルマリン
樹脂(同1.57)、ポリスチレン樹脂(同1.5
9)、ポリメチルメタクリレート樹脂(同1.49)や
ポリエチレン樹脂(同1.55)等の有機高分子微粒
子、
【0110】重質および軽質炭酸カルシウム(屈折率
1.49〜1.66)、炭酸マグネシウム(同1.5
0)、カオリン(同1.55)、焼成クレー(同1.6
0)、タルク(同1.57)、ケイ酸カルシウム(同
1.5〜1.6)、シリカ(同1.4〜1.5)、水酸
化アルミニウム(同1.53)、硫酸バリウム(同1.
64)等の無機顔料微粒子等が挙げられるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。
1.49〜1.66)、炭酸マグネシウム(同1.5
0)、カオリン(同1.55)、焼成クレー(同1.6
0)、タルク(同1.57)、ケイ酸カルシウム(同
1.5〜1.6)、シリカ(同1.4〜1.5)、水酸
化アルミニウム(同1.53)、硫酸バリウム(同1.
64)等の無機顔料微粒子等が挙げられるが本発明はこ
れらに限定されるものではない。
【0111】ところで、ゼラチンを水に溶解したゾル
は、一般に1重量%以上の濃度ならば、10℃の温度に
保つと凝固してゲルとなる。本発明における、インクジ
ェット用被記録材料を製造する方法としては、インク吸
収層を形成する時にゼラチン部をゲル化させないで乾燥
形成(ホットドライセットフィルム)した方が、一旦ゲ
ル化させてから乾燥形成(コールドドライセットフィル
ム)した場合と比較して、インク吸収性が良好であるこ
とが分かった。
は、一般に1重量%以上の濃度ならば、10℃の温度に
保つと凝固してゲルとなる。本発明における、インクジ
ェット用被記録材料を製造する方法としては、インク吸
収層を形成する時にゼラチン部をゲル化させないで乾燥
形成(ホットドライセットフィルム)した方が、一旦ゲ
ル化させてから乾燥形成(コールドドライセットフィル
ム)した場合と比較して、インク吸収性が良好であるこ
とが分かった。
【0112】なお、ここでセットとは、成膜時に溶剤等
が蒸発することに先だって、膜の流動、変形等が起こら
ない状態のことを意味している。従って、ホットドライ
セットフィルムとは、セットの状態を経由しないで形成
された皮膜を意味しており、ホットドライセットフィル
ムと言う表現は、厳密には正しくはない。しかしなが
ら、コールドドライセットフィルム、ホットドライセッ
トフィム共に慣用的に使用されている表現であり、本発
明でもこれらの表現を使用することにする。
が蒸発することに先だって、膜の流動、変形等が起こら
ない状態のことを意味している。従って、ホットドライ
セットフィルムとは、セットの状態を経由しないで形成
された皮膜を意味しており、ホットドライセットフィル
ムと言う表現は、厳密には正しくはない。しかしなが
ら、コールドドライセットフィルム、ホットドライセッ
トフィム共に慣用的に使用されている表現であり、本発
明でもこれらの表現を使用することにする。
【0113】本発明の、「塗液をゲル化させない状態で
乾燥し形成されたインク吸収層」とは、本発明で言うホ
ットドライセットフィルムのことを表す。
乾燥し形成されたインク吸収層」とは、本発明で言うホ
ットドライセットフィルムのことを表す。
【0114】ホットドライセットフィルムがインク吸収
性が良好である理由は、以下の理由によるものと考えら
れる。
性が良好である理由は、以下の理由によるものと考えら
れる。
【0115】即ち、ゲル形成の際には親水性基が相互に
結合するため、親油性的な影響が顕著になる。実際、水
分を含んでいるゼラチンのゲルの表面やゲル化の後に乾
燥して得られた皮膜表面は、撥水性になる。反対にゼラ
チンをゲル化せずに形成させた皮膜表面は、親水性基に
よる相互の結合がないので、ゲル化させてから得られた
皮膜表面より撥水性は低く、より親水性の表面が形成さ
れる。よって、ホットドライセットフィルムの方が、濡
れ性の良い表面を形成する。これをインク吸収層として
使用した場合、その表面の濡れの良さのため、インク液
滴が適度に広がり、更に吸収性の良い被記録材料が得ら
れるものと考えられる。
結合するため、親油性的な影響が顕著になる。実際、水
分を含んでいるゼラチンのゲルの表面やゲル化の後に乾
燥して得られた皮膜表面は、撥水性になる。反対にゼラ
チンをゲル化せずに形成させた皮膜表面は、親水性基に
よる相互の結合がないので、ゲル化させてから得られた
皮膜表面より撥水性は低く、より親水性の表面が形成さ
れる。よって、ホットドライセットフィルムの方が、濡
れ性の良い表面を形成する。これをインク吸収層として
使用した場合、その表面の濡れの良さのため、インク液
滴が適度に広がり、更に吸収性の良い被記録材料が得ら
れるものと考えられる。
【0116】本発明に於いて、ホットドライセットフィ
ルムを得るには、種々の方法が用いられる。即ち、ゲル
化を起こすために働く力は主に水素結合、ファンデアワ
ールス力等が考えられるから、これらの結合力を排除も
しくは弱めれば良い。この結合力を排除もしくは弱める
方法として、尿素、サリチル酸、チオシアン酸カリウム
等の水素結合阻害剤を添加する方法がある。また、皮膜
の結晶化部を減少させる簡単な方法は、塗布前のゾル状
態の塗液にアルコール系溶媒を加える方法が考えられ
る。
ルムを得るには、種々の方法が用いられる。即ち、ゲル
化を起こすために働く力は主に水素結合、ファンデアワ
ールス力等が考えられるから、これらの結合力を排除も
しくは弱めれば良い。この結合力を排除もしくは弱める
方法として、尿素、サリチル酸、チオシアン酸カリウム
等の水素結合阻害剤を添加する方法がある。また、皮膜
の結晶化部を減少させる簡単な方法は、塗布前のゾル状
態の塗液にアルコール系溶媒を加える方法が考えられ
る。
【0117】また、本発明に於いて、最も簡便で確実に
ホットドライセットフィルムを得る方法は、ゲル化温度
以下の温度に下げることなく、より好ましくはゲル化温
度より5℃以上高い温度で乾燥させることである。従っ
て、本発明に於いて、ホットドライセットフィルムの得
られる乾燥温度は、一般的なゼラチンのゲル化温度であ
る35℃より5〜8℃以上の、40〜100℃が好まし
く、更には60〜90℃が好ましい。また、インク吸収
層形成用塗液を支持体上に塗布する場合、塗液がゲル化
しない温度以上に温度を保持しなければならない。その
温度は35℃以上が好適で、塗布中は塗液温度をこの温
度以上にしておく必要がある。
ホットドライセットフィルムを得る方法は、ゲル化温度
以下の温度に下げることなく、より好ましくはゲル化温
度より5℃以上高い温度で乾燥させることである。従っ
て、本発明に於いて、ホットドライセットフィルムの得
られる乾燥温度は、一般的なゼラチンのゲル化温度であ
る35℃より5〜8℃以上の、40〜100℃が好まし
く、更には60〜90℃が好ましい。また、インク吸収
層形成用塗液を支持体上に塗布する場合、塗液がゲル化
しない温度以上に温度を保持しなければならない。その
温度は35℃以上が好適で、塗布中は塗液温度をこの温
度以上にしておく必要がある。
【0118】ところで、ホットドライセットフィルム
は、コールドドライセットフィルムに比べて構造的に不
安定である。ホットドライセットフィルムは、上述した
様にそのほとんどがランダムコイル構造を有する。これ
が高湿下の環境下等でゾル−ゲル転移を起こし、より安
定なヘリックス構造へと変化する。絶乾状態では高分子
鎖の動きはほとんどなく、この様な変化は生じないもの
の、インクジェット用被記録材料等のハード・コピー媒
体は、種々の過酷な環境下に置かれる可能性があり、当
然湿度の影響も考慮しなければならない。よって、ホッ
トドライセットフィルムの湿度に経時安定性が懸念され
る。
は、コールドドライセットフィルムに比べて構造的に不
安定である。ホットドライセットフィルムは、上述した
様にそのほとんどがランダムコイル構造を有する。これ
が高湿下の環境下等でゾル−ゲル転移を起こし、より安
定なヘリックス構造へと変化する。絶乾状態では高分子
鎖の動きはほとんどなく、この様な変化は生じないもの
の、インクジェット用被記録材料等のハード・コピー媒
体は、種々の過酷な環境下に置かれる可能性があり、当
然湿度の影響も考慮しなければならない。よって、ホッ
トドライセットフィルムの湿度に経時安定性が懸念され
る。
【0119】そこで、本発明に於いてこの様な湿度に於
ける経時変化を防ぎ、更に皮膜強度を強くし、水に対し
て完全に不溶性の皮膜を得るためには、ゼラチンまたは
グラフト化されたゼラチンは架橋剤によって架橋されて
いることが好ましい。即ち、ホットドライセットフィル
ムのランダムコイル状態を、架橋により固定化してしま
うのである。これにより、湿度による経時安定性が向上
すると共に、インク吸収層の皮膜強度も強くなる。
ける経時変化を防ぎ、更に皮膜強度を強くし、水に対し
て完全に不溶性の皮膜を得るためには、ゼラチンまたは
グラフト化されたゼラチンは架橋剤によって架橋されて
いることが好ましい。即ち、ホットドライセットフィル
ムのランダムコイル状態を、架橋により固定化してしま
うのである。これにより、湿度による経時安定性が向上
すると共に、インク吸収層の皮膜強度も強くなる。
【0120】本発明においてインクジェット用被記録材
を製造する場合に、用いられる支持体としては、例えば
ポリエステルフィルム、樹脂被覆紙、コート紙等が主に
用いられるが、ガラス、アルミニウム箔、布、不織布、
蒸着紙、蒸着フィルム等インク吸収層を設けることがで
きる支持体であれば特に限定されるものではない。
を製造する場合に、用いられる支持体としては、例えば
ポリエステルフィルム、樹脂被覆紙、コート紙等が主に
用いられるが、ガラス、アルミニウム箔、布、不織布、
蒸着紙、蒸着フィルム等インク吸収層を設けることがで
きる支持体であれば特に限定されるものではない。
【0121】また、インク吸収層は、支持体の少なくと
も片面に設けられるが、カールを防止する等の目的で、
支持体の両面に設けてもよい。
も片面に設けられるが、カールを防止する等の目的で、
支持体の両面に設けてもよい。
【0122】本発明に用いる支持体として、ポリエステ
ルフィルムを用いる際には、その厚さは特に制限する必
要はないが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性か
ら10〜200μm程度のものが好ましい。
ルフィルムを用いる際には、その厚さは特に制限する必
要はないが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性か
ら10〜200μm程度のものが好ましい。
【0123】本発明において、ポリエステルフィルムと
は、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸等の芳香族ジカルボン酸またはそのエステルと、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール等の多価アルコ
ールとを重縮合させて得られるポリエステルをフィルム
化したものであり、通常はロール延伸、テンター延伸、
インフレーション延伸等の処理により、配向処理される
ことが多い。
は、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸等の芳香族ジカルボン酸またはそのエステルと、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール等の多価アルコ
ールとを重縮合させて得られるポリエステルをフィルム
化したものであり、通常はロール延伸、テンター延伸、
インフレーション延伸等の処理により、配向処理される
ことが多い。
【0124】ポリエステルの具体例としてはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレートおよびこれら
に他成分を共重合したもの等が挙げられるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
ンテレフタレート、ポリエチレンブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレートおよびこれら
に他成分を共重合したもの等が挙げられるが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0125】また、白色ポリエステルフィルムを支持体
として用いる場合には、ポリエステルフィルムの白色度
を高める方法として、硫酸バリウム、二酸化チタン、炭
酸カルシウム、二酸化珪素、酸化アルミニウム、カオリ
ン、タルク等の無機微粒子をポリエステルフィルム内部
に含有させる方法や、白色塗料を表面に塗布する方法等
がある。
として用いる場合には、ポリエステルフィルムの白色度
を高める方法として、硫酸バリウム、二酸化チタン、炭
酸カルシウム、二酸化珪素、酸化アルミニウム、カオリ
ン、タルク等の無機微粒子をポリエステルフィルム内部
に含有させる方法や、白色塗料を表面に塗布する方法等
がある。
【0126】また、クッション性や隠蔽性を付与する為
に、フィルム内部に多数の空洞を含有する空洞含有フィ
ルム、例えば発泡ポリエステルフィルム等も用いること
ができる。
に、フィルム内部に多数の空洞を含有する空洞含有フィ
ルム、例えば発泡ポリエステルフィルム等も用いること
ができる。
【0127】本発明に用いる支持体として、樹脂被覆紙
を用いる際にも、厚さについては特に制限する必要はな
いが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性から、5
0〜300μm程度のものが好ましい。また、写真の印
画紙の風合いを得るためには200〜300μm程度の
ものが好ましい。
を用いる際にも、厚さについては特に制限する必要はな
いが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性から、5
0〜300μm程度のものが好ましい。また、写真の印
画紙の風合いを得るためには200〜300μm程度の
ものが好ましい。
【0128】樹脂被覆紙用の原紙は、特に制限はなく、
一般に用いられている紙が使用できるが、好ましくは、
例えば、写真用支持体に用いられているような平滑な原
紙が好ましい。原紙を構成するパルプとしては、天然パ
ルプ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以
上混合して用いられる。この原紙には、一般に製紙で用
いられているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止
剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合される。更に、
表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、
染料、アンカー剤等が表面塗布されていてもよい。
一般に用いられている紙が使用できるが、好ましくは、
例えば、写真用支持体に用いられているような平滑な原
紙が好ましい。原紙を構成するパルプとしては、天然パ
ルプ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以
上混合して用いられる。この原紙には、一般に製紙で用
いられているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止
剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合される。更に、
表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、
染料、アンカー剤等が表面塗布されていてもよい。
【0129】また、樹脂被覆紙用の原紙は、抄造中また
は抄造後、カレンダー等にて圧力を印加して圧縮する等
した表面平滑性の良いものが好ましく、JIS−P−8
119で測定したベックの平滑度が200秒以上のもの
が特に好ましい。また、その坪量は30〜250g/m
2が好ましい。
は抄造後、カレンダー等にて圧力を印加して圧縮する等
した表面平滑性の良いものが好ましく、JIS−P−8
119で測定したベックの平滑度が200秒以上のもの
が特に好ましい。また、その坪量は30〜250g/m
2が好ましい。
【0130】樹脂被覆紙用の原紙の白色度は、JIS−
P−8123で測定したハンター白色度が65%以上で
あると白色度が高く、高級感のある被記録材が得られる
が、目的により求める白色度は異なり、天然パルプとし
て未晒しパルプを用いた茶褐色の原紙を併用して用いて
もよい。また、染料等の着色剤を用いて着色した原紙を
用いてもよい。
P−8123で測定したハンター白色度が65%以上で
あると白色度が高く、高級感のある被記録材が得られる
が、目的により求める白色度は異なり、天然パルプとし
て未晒しパルプを用いた茶褐色の原紙を併用して用いて
もよい。また、染料等の着色剤を用いて着色した原紙を
用いてもよい。
【0131】樹脂被覆紙用の被覆樹脂としては、ポリオ
レフィン樹脂が好ましく、特にポリエチレン樹脂が好ま
しい。また、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレンまたはこれらの混合物が使用で
きる。ここで言う低密度ポリエチレンとは、密度が0.
915〜0.930g/cm3のものであり、通常高圧
法で製造されるものである。一方、高密度ポリエチレン
とは、密度が0.950g/cm3以上のものであり、
通常低圧法或は中圧法で製造されるものである。これら
のポリエチレン樹脂は、各種の密度及びメルトフローレ
ートを有するものを単独にまたはそれらの二種以上を混
合して用いることができる。
レフィン樹脂が好ましく、特にポリエチレン樹脂が好ま
しい。また、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレンまたはこれらの混合物が使用で
きる。ここで言う低密度ポリエチレンとは、密度が0.
915〜0.930g/cm3のものであり、通常高圧
法で製造されるものである。一方、高密度ポリエチレン
とは、密度が0.950g/cm3以上のものであり、
通常低圧法或は中圧法で製造されるものである。これら
のポリエチレン樹脂は、各種の密度及びメルトフローレ
ートを有するものを単独にまたはそれらの二種以上を混
合して用いることができる。
【0132】樹脂被覆紙の樹脂層の構成は、単層、二層
以上の多層のいずれであっても良い。この場合にも、上
記のポリオレフィン樹脂を単独にまたは二種以上を混合
して用いることができる。また、多層の各層を互いに異
なる組成とすることも同一の組成とすることもできる。
多層からなる樹脂層を形成する方法としては、共押出コ
ーティング法と逐次コーティング法のいずれを採用して
も良い。
以上の多層のいずれであっても良い。この場合にも、上
記のポリオレフィン樹脂を単独にまたは二種以上を混合
して用いることができる。また、多層の各層を互いに異
なる組成とすることも同一の組成とすることもできる。
多層からなる樹脂層を形成する方法としては、共押出コ
ーティング法と逐次コーティング法のいずれを採用して
も良い。
【0133】一方、樹脂被覆紙の樹脂層は膜形成能のあ
るラテックスをコーテイングすることによって形成する
ことができる。例えば、最低成膜温度(MFT)の低い
ラテックスを、樹脂被覆紙用の原紙にコーテイングした
後、最低成膜温度以上の温度に過熱することによっても
形成することができる。
るラテックスをコーテイングすることによって形成する
ことができる。例えば、最低成膜温度(MFT)の低い
ラテックスを、樹脂被覆紙用の原紙にコーテイングした
後、最低成膜温度以上の温度に過熱することによっても
形成することができる。
【0134】樹脂被覆紙の被覆樹脂層の厚みとしては特
に制限はないが、一般に5〜50μmの厚みに表面の
み、または表裏両面にコーティングされる。
に制限はないが、一般に5〜50μmの厚みに表面の
み、または表裏両面にコーティングされる。
【0135】樹脂被覆紙の樹脂中には、酸化チタン、酸
化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等の白色顔料、ステア
リン酸アミド、アラキジン酸アミド等の脂肪酸アミド、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等の脂肪
酸金属塩、イルガノックス1010、イルガノックス1
076等の酸化防止剤、コバルトブルー、群青、セシリ
アンブルー、フタロシアニンブルー等のブルーの顔料や
染料、コバルトバイオレット、ファストバイオレット、
マンガン紫等のマゼンタの顔料や染料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤等の各種の添加剤を適宜組み合わせて加える
ことができる。
化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等の白色顔料、ステア
リン酸アミド、アラキジン酸アミド等の脂肪酸アミド、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等の脂肪
酸金属塩、イルガノックス1010、イルガノックス1
076等の酸化防止剤、コバルトブルー、群青、セシリ
アンブルー、フタロシアニンブルー等のブルーの顔料や
染料、コバルトバイオレット、ファストバイオレット、
マンガン紫等のマゼンタの顔料や染料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤等の各種の添加剤を適宜組み合わせて加える
ことができる。
【0136】本発明において支持体として用いられる樹
脂被覆紙は、走行する原紙上に、加熱溶融したポリオレ
フィン樹脂を流延する、いわゆる押出コーティング法に
より製造される。また、樹脂と原紙との接着性を向上さ
せるために、樹脂を原紙に被覆する前に、原紙にコロナ
放電処理、火炎処理等の活性化処理を施すことが好まし
い。支持体のインク吸収層が塗布される面(表面)は、
その用途に応じて、光沢面、マット面等を有し、特に光
沢面が好ましく用いられる。必ずしも裏面に樹脂を被覆
する必要はないが、カール防止の点から樹脂被覆したほ
うが好ましい。裏面は通常無光沢面であり、表面或は必
要に応じて表裏両面にも、コロナ放電処理、火炎処理等
の活性処理を施すことができる。
脂被覆紙は、走行する原紙上に、加熱溶融したポリオレ
フィン樹脂を流延する、いわゆる押出コーティング法に
より製造される。また、樹脂と原紙との接着性を向上さ
せるために、樹脂を原紙に被覆する前に、原紙にコロナ
放電処理、火炎処理等の活性化処理を施すことが好まし
い。支持体のインク吸収層が塗布される面(表面)は、
その用途に応じて、光沢面、マット面等を有し、特に光
沢面が好ましく用いられる。必ずしも裏面に樹脂を被覆
する必要はないが、カール防止の点から樹脂被覆したほ
うが好ましい。裏面は通常無光沢面であり、表面或は必
要に応じて表裏両面にも、コロナ放電処理、火炎処理等
の活性処理を施すことができる。
【0137】本発明は、OHPフィルムとして使用可能
な、透明性の高いインクジェット用被記録材に関するも
のでもあるが、OHPフィルム等の透光性を要求される
被記録材においては、インク吸収層の組成だけでなく、
支持体の特性も重要である。OHPフィルムとして使用
する際の光透過性は、全光線透過率よりも、ヘーズ(曇
価)の方が、人の感覚に近く、透明性の高いインクジェ
ット用被記録材を得る為には、本発明のインク吸収層を
JIS−K−7105によるヘーズ(曇価)が3.0以
下の透明支持体の少なくとも片面に設けることが好まし
い。
な、透明性の高いインクジェット用被記録材に関するも
のでもあるが、OHPフィルム等の透光性を要求される
被記録材においては、インク吸収層の組成だけでなく、
支持体の特性も重要である。OHPフィルムとして使用
する際の光透過性は、全光線透過率よりも、ヘーズ(曇
価)の方が、人の感覚に近く、透明性の高いインクジェ
ット用被記録材を得る為には、本発明のインク吸収層を
JIS−K−7105によるヘーズ(曇価)が3.0以
下の透明支持体の少なくとも片面に設けることが好まし
い。
【0138】また、OHPフィルムとして使用する際の
インクジェット用被記録材のヘーズは、支持体上にイン
ク吸収層を設けたインクジェット用被記録材において、
該インクジェット用被記録材のJIS−K−7105に
よるヘーズ(曇価)が5.0以下であることが好まし
い。
インクジェット用被記録材のヘーズは、支持体上にイン
ク吸収層を設けたインクジェット用被記録材において、
該インクジェット用被記録材のJIS−K−7105に
よるヘーズ(曇価)が5.0以下であることが好まし
い。
【0139】なお、ヘーズ(曇価)は、積分球式光線透
過率測定装置を用いて、拡散透過率および前光線透過率
を測定し、その比によって表すことが、JIS−K−7
105に定められている。
過率測定装置を用いて、拡散透過率および前光線透過率
を測定し、その比によって表すことが、JIS−K−7
105に定められている。
【0140】OHPフィルム等の透光性を要求される被
記録材において、用いる支持体の厚さは特に制限する必
要はないが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性か
ら50〜200μm程度のものが好ましい。
記録材において、用いる支持体の厚さは特に制限する必
要はないが、ハンドリング性とプリンターの通紙適性か
ら50〜200μm程度のものが好ましい。
【0141】本発明においてインクジェット用被記録材
を製造する場合には、界面活性剤を添加しなくても良好
な塗布性を得ることができる場合が多いが、より塗布性
を改善するため、あるいはインクがインク吸収層に付着
した時のドット径を調整することを目的として、界面活
性剤を添加することができる。用いられる界面活性剤
は、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系
のいずれのタイプでもよく、また、低分子のものでも高
分子のものでもよい。1種もしくは2種以上の界面活性
剤を組み合わせて用いてもよい。界面活性剤の添加量
は、固形分量でインク吸収層を構成するバインダー10
0gに対して0.001g〜5gが好ましく、より好ま
しくは0.01〜3gである。
を製造する場合には、界面活性剤を添加しなくても良好
な塗布性を得ることができる場合が多いが、より塗布性
を改善するため、あるいはインクがインク吸収層に付着
した時のドット径を調整することを目的として、界面活
性剤を添加することができる。用いられる界面活性剤
は、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系
のいずれのタイプでもよく、また、低分子のものでも高
分子のものでもよい。1種もしくは2種以上の界面活性
剤を組み合わせて用いてもよい。界面活性剤の添加量
は、固形分量でインク吸収層を構成するバインダー10
0gに対して0.001g〜5gが好ましく、より好ま
しくは0.01〜3gである。
【0142】更に、インク吸収層には、上記の界面活性
剤の他に、着色染料、着色顔料、インク染料の定着剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レ
ベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調
節剤等の公知の各種添加剤を添加することもできる。
剤の他に、着色染料、着色顔料、インク染料の定着剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レ
ベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調
節剤等の公知の各種添加剤を添加することもできる。
【0143】また、画像の解像性を向上させる為に、イ
ンク吸収層にフッ素樹脂系、シリコーン樹脂系またはア
ルキルケテンダイマー系の撥水剤またはサイズ剤を含有
することにより、印字ドット径をコントロールして画像
の解像性を向上させることができる。これらのフッ素樹
脂系、シリコーン樹脂系またはアルキルケテンダイマー
系の撥水剤またはサイズ剤としては一般に市販されてい
るものを使用することができる。また、これらの溶液ま
たは水系エマルジョンのどちらでも使用可能である。イ
ンク吸収層へのこれらの撥水剤の添加量により印字ドッ
ト径をコントロールすることができる。その添加量は各
成分や濃度および希望する印字ドット径によって異なる
が、通常有効固形成分としてインク吸収層の全固形分に
対して0.05〜10重量%、特に好ましくは0.1〜
5重量%である。
ンク吸収層にフッ素樹脂系、シリコーン樹脂系またはア
ルキルケテンダイマー系の撥水剤またはサイズ剤を含有
することにより、印字ドット径をコントロールして画像
の解像性を向上させることができる。これらのフッ素樹
脂系、シリコーン樹脂系またはアルキルケテンダイマー
系の撥水剤またはサイズ剤としては一般に市販されてい
るものを使用することができる。また、これらの溶液ま
たは水系エマルジョンのどちらでも使用可能である。イ
ンク吸収層へのこれらの撥水剤の添加量により印字ドッ
ト径をコントロールすることができる。その添加量は各
成分や濃度および希望する印字ドット径によって異なる
が、通常有効固形成分としてインク吸収層の全固形分に
対して0.05〜10重量%、特に好ましくは0.1〜
5重量%である。
【0144】本発明におけるインク吸収層塗液の塗布方
法としては、例えば、スライドホッパー方式、カーテン
方式、エクストルージョン方式、エアナイフ方式、ロー
ルコーティング方式、ロッドバーコーティング方式等の
通常用いられている塗布方法が用いられる。
法としては、例えば、スライドホッパー方式、カーテン
方式、エクストルージョン方式、エアナイフ方式、ロー
ルコーティング方式、ロッドバーコーティング方式等の
通常用いられている塗布方法が用いられる。
【0145】本発明における支持体には、インク吸収層
と支持体との接着性向上等の目的でアンカー層を設けて
もよい。アンカー層にはゼラチン等の親水性バインダ
ー、ブチラール等の溶剤可溶性バインダー、ラテック
ス、架橋剤、顔料、界面活性剤等を適宜組み合わせて添
加せしめることができる。
と支持体との接着性向上等の目的でアンカー層を設けて
もよい。アンカー層にはゼラチン等の親水性バインダ
ー、ブチラール等の溶剤可溶性バインダー、ラテック
ス、架橋剤、顔料、界面活性剤等を適宜組み合わせて添
加せしめることができる。
【0146】本発明における支持体には、帯電防止性、
搬送性、カール防止性、筆記性、糊付け性等のために、
各種のバックコート層を塗設することができる。バック
コート層には、無機帯電防止剤、有機帯電防止剤、親水
性バインダー、ラテックス、架橋剤、顔料、滑剤、界面
活性剤等を適宜組み合わせて添加せしめることができ
る。
搬送性、カール防止性、筆記性、糊付け性等のために、
各種のバックコート層を塗設することができる。バック
コート層には、無機帯電防止剤、有機帯電防止剤、親水
性バインダー、ラテックス、架橋剤、顔料、滑剤、界面
活性剤等を適宜組み合わせて添加せしめることができ
る。
【0147】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限定されるものではない。
なお、部とあるのは重量部を意味する。
が、本発明の内容は実施例に限定されるものではない。
なお、部とあるのは重量部を意味する。
【0148】(合成例)以下に本発明の架橋剤およびグ
ラフト化されたゼラチンの合成例を記すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
ラフト化されたゼラチンの合成例を記すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0149】合成例1 化合物番号(1−4)の架橋剤の合成:4−メチルイミ
ダゾール25gを25℃でアセトン500mlに溶解
し、氷冷しながらヘキサメチレンジイソシアナート25
gを滴下した。撹拌しながら25℃で5時間反応させ、
析出した生成物を濾取した。生成物をアセトンで洗浄
し、乾燥させて40gの白色粉末を得た。融点92℃。
ダゾール25gを25℃でアセトン500mlに溶解
し、氷冷しながらヘキサメチレンジイソシアナート25
gを滴下した。撹拌しながら25℃で5時間反応させ、
析出した生成物を濾取した。生成物をアセトンで洗浄
し、乾燥させて40gの白色粉末を得た。融点92℃。
【0150】合成例2 化合物番号(3−3)の架橋剤の合成:イミダゾール1
3.7gをアセトン250mlに溶解し、氷冷しながら
ヘキサメチレンジイソシアナート16.8gを滴下し
た。0〜5℃で30分間撹拌後、25℃で更に2時間撹
拌した。減圧下でアセトンを留去後、アセトンで再結晶
し、乾燥させて30gの白色粉末を得た。融点105
℃。
3.7gをアセトン250mlに溶解し、氷冷しながら
ヘキサメチレンジイソシアナート16.8gを滴下し
た。0〜5℃で30分間撹拌後、25℃で更に2時間撹
拌した。減圧下でアセトンを留去後、アセトンで再結晶
し、乾燥させて30gの白色粉末を得た。融点105
℃。
【0151】合成例3 化合物番号(6−1)の架橋剤の合成:コハク酸イミド
20gをジオキサン300mlに溶解し、60℃でアジ
ピン酸クロライド17gを加え、次いでトリエチルアミ
ン20gを滴下した。60℃で4時間撹拌した後、直ち
に白色の析出物を濾別した。減圧下で濾液からアセトン
を留去後、メタノールで再結晶し、乾燥させて白色粉末
7gを得た。融点156℃。
20gをジオキサン300mlに溶解し、60℃でアジ
ピン酸クロライド17gを加え、次いでトリエチルアミ
ン20gを滴下した。60℃で4時間撹拌した後、直ち
に白色の析出物を濾別した。減圧下で濾液からアセトン
を留去後、メタノールで再結晶し、乾燥させて白色粉末
7gを得た。融点156℃。
【0152】合成例4 化合物番号(9−3)の架橋剤の合成:イミダゾール2
7.2gをテトラヒドロフラン300mlに溶解し、氷
冷しながらテトラメチレンジスルホン酸ジクロリド2
5.6gを滴下した。0〜5℃で30分間撹拌後、25
℃で更に3時間撹拌した。減圧下でテトラヒドロフラン
約200mlを留去し、冷水1000ml中に注いで、
析出物を濾取した。メタノールで再結晶し、乾燥させて
23gの白色粉末を得た。融点154℃。
7.2gをテトラヒドロフラン300mlに溶解し、氷
冷しながらテトラメチレンジスルホン酸ジクロリド2
5.6gを滴下した。0〜5℃で30分間撹拌後、25
℃で更に3時間撹拌した。減圧下でテトラヒドロフラン
約200mlを留去し、冷水1000ml中に注いで、
析出物を濾取した。メタノールで再結晶し、乾燥させて
23gの白色粉末を得た。融点154℃。
【0153】合成例5 化合物番号(10−6)の架橋剤の合成:無水トルエン
400mlを20〜25℃に冷やし、ホスゲン49.5
gを穏やかに導入した。上記の溶液に、N−メチルアニ
リンの蒸留精製物107gを無水トルエン450mlに
溶解した溶液を撹拌しながら滴下した後、80〜90℃
に加熱して30分間撹拌した。冷却後、析出物を濾別
し、減圧下で濾液からトルエンを留去してフェニル−メ
チル−カルバモイルクロライドの結晶が81g得られ
た。
400mlを20〜25℃に冷やし、ホスゲン49.5
gを穏やかに導入した。上記の溶液に、N−メチルアニ
リンの蒸留精製物107gを無水トルエン450mlに
溶解した溶液を撹拌しながら滴下した後、80〜90℃
に加熱して30分間撹拌した。冷却後、析出物を濾別
し、減圧下で濾液からトルエンを留去してフェニル−メ
チル−カルバモイルクロライドの結晶が81g得られ
た。
【0154】上記の方法によって得られたフェニル−メ
チル−カルバモイルクロライド33.9gをピリジン4
00mlに加えて撹拌した。室温で4時間撹拌し、エー
テル400mlを加え、析出物を濾取した。再度エタノ
ールに溶解し、エーテルで再沈澱させて41gの白色粉
末を得た。融点109℃。
チル−カルバモイルクロライド33.9gをピリジン4
00mlに加えて撹拌した。室温で4時間撹拌し、エー
テル400mlを加え、析出物を濾取した。再度エタノ
ールに溶解し、エーテルで再沈澱させて41gの白色粉
末を得た。融点109℃。
【0155】合成例6 化合物番号(14−3)の架橋剤の合成:1−ヒドロキ
シピリジン19gをアセトン250mlに溶解し、氷冷
しながらヘキサメチレンジイソシアナート16gを滴下
した。0〜5℃で30分間撹拌後、25℃で更に3時間
撹拌した。減圧下でアセトンを留去後、イソプロピルエ
ーテルで再結晶し、乾燥させて白色粉末29gを得た。
融点87℃。
シピリジン19gをアセトン250mlに溶解し、氷冷
しながらヘキサメチレンジイソシアナート16gを滴下
した。0〜5℃で30分間撹拌後、25℃で更に3時間
撹拌した。減圧下でアセトンを留去後、イソプロピルエ
ーテルで再結晶し、乾燥させて白色粉末29gを得た。
融点87℃。
【0156】合成例7 グラフト化されたゼラチンの合成:ゼラチン(PAGI
法によるゼリー強度:350ブルーム、等電点:7.
8)100gとイオン交換水800gとを混合して約3
0分間放置し、ゼラチンを十分に膨潤させた。次に、膨
潤したゼラチン分散液中にN−ビニル−2−ピロリドン
100gを添加後、これらの入った容器を温水浴(60
℃設定)中で加温し、撹拌しながら乾燥窒素ガスで10
分間脱酸素操作を行った。液温が60℃に達したところ
で、重合開始剤としてV−50(和光純薬製、水溶性ア
ゾ系重合開始剤)を0.5g加えて重合を開始した。約
1時間後、反応温度のピーク(70℃前後)を過ぎたと
ころで液温の設定を70℃とし、重合開始から計約6時
間重合を行った。その後、重合を停止し、ゼラチングラ
フト共重合体水性液を得た。
法によるゼリー強度:350ブルーム、等電点:7.
8)100gとイオン交換水800gとを混合して約3
0分間放置し、ゼラチンを十分に膨潤させた。次に、膨
潤したゼラチン分散液中にN−ビニル−2−ピロリドン
100gを添加後、これらの入った容器を温水浴(60
℃設定)中で加温し、撹拌しながら乾燥窒素ガスで10
分間脱酸素操作を行った。液温が60℃に達したところ
で、重合開始剤としてV−50(和光純薬製、水溶性ア
ゾ系重合開始剤)を0.5g加えて重合を開始した。約
1時間後、反応温度のピーク(70℃前後)を過ぎたと
ころで液温の設定を70℃とし、重合開始から計約6時
間重合を行った。その後、重合を停止し、ゼラチングラ
フト共重合体水性液を得た。
【0157】その後、この共重合体水性液をアセトンに
投入し、未重合のN−ビニル−2−ピロリドンやグラフ
ト化していないポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)を
溶解させた後に濾過し、濾別されたアセトン不溶物を真
空乾燥した。この乾燥物をGPC及びIRで分析したと
ころ、ゼラチンにN−ビニル−2−ピロリドンがグラフ
ト化したことを確認した。
投入し、未重合のN−ビニル−2−ピロリドンやグラフ
ト化していないポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)を
溶解させた後に濾過し、濾別されたアセトン不溶物を真
空乾燥した。この乾燥物をGPC及びIRで分析したと
ころ、ゼラチンにN−ビニル−2−ピロリドンがグラフ
ト化したことを確認した。
【0158】実施例1 ゼラチン(PAGI法によるゼリー強度:260ブルー
ム、等電点:7.8)の10%温水溶液(温度約40
℃)70部を温水29部(温度約40℃)で希釈し、化
合物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルア
ルコール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液
の温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処
理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックス7
05、アイ・シー・アイ製)の表面に乾燥後の重量が9
g/m2になるように塗布し、直ちに約0℃の金属ロー
ルにポリエステルフィルムの裏面側を押しあてて冷却
し、塗布した塗液を急速にゲル化させた後、30〜60
℃で穏やかに乾燥させた。約50℃の温度で1昼夜加温
して、インクジェット用被記録材を得た。
ム、等電点:7.8)の10%温水溶液(温度約40
℃)70部を温水29部(温度約40℃)で希釈し、化
合物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルア
ルコール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液
の温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処
理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックス7
05、アイ・シー・アイ製)の表面に乾燥後の重量が9
g/m2になるように塗布し、直ちに約0℃の金属ロー
ルにポリエステルフィルムの裏面側を押しあてて冷却
し、塗布した塗液を急速にゲル化させた後、30〜60
℃で穏やかに乾燥させた。約50℃の温度で1昼夜加温
して、インクジェット用被記録材を得た。
【0159】実施例2〜6 実施例1における化合物番号(1−4)の架橋剤の代わ
りに、各々(実施例2)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例3)化合物番号(6−1)の架橋剤、(実
施例4)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施例5)
化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例6)化合物
番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実施例1と同
様にして5種のインクジェット用被記録材を得た。
りに、各々(実施例2)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例3)化合物番号(6−1)の架橋剤、(実
施例4)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施例5)
化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例6)化合物
番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実施例1と同
様にして5種のインクジェット用被記録材を得た。
【0160】実施例7 実施例1における透明ポリエステルフィルムの代わりに
白色ポリエステルフィルム(U2、帝人製)を用い、こ
の白色ポリエステルフィルムの表面をコロナ処理した
後、該コロナ処理面側に塗液を塗布し乾燥させた以外は
実施例1と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
白色ポリエステルフィルム(U2、帝人製)を用い、こ
の白色ポリエステルフィルムの表面をコロナ処理した
後、該コロナ処理面側に塗液を塗布し乾燥させた以外は
実施例1と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
【0161】実施例8 実施例1における透明ポリエステルフィルムの代わりに
下記により作製した樹脂被覆紙の表面をコロナ処理した
後、該コロナ処理面に塗液を塗布し乾燥させた以外は実
施例1と同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
下記により作製した樹脂被覆紙の表面をコロナ処理した
後、該コロナ処理面に塗液を塗布し乾燥させた以外は実
施例1と同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0162】(樹脂被覆紙の作製)LBKPからなる坪
量100g/m2の原紙の表面に、低密度ポリエチレン
85重量部と二酸化チタン15重量部からなる樹脂組成
物を25g/m2塗布し、裏面に、高密度ポリエチレン
50重量部と低密度ポリエチレン50重量部からなる樹
脂組成物を20g/m2塗布して、樹脂被覆紙を作製し
た。
量100g/m2の原紙の表面に、低密度ポリエチレン
85重量部と二酸化チタン15重量部からなる樹脂組成
物を25g/m2塗布し、裏面に、高密度ポリエチレン
50重量部と低密度ポリエチレン50重量部からなる樹
脂組成物を20g/m2塗布して、樹脂被覆紙を作製し
た。
【0163】比較例1 実施例1における化合物番号(1−4)の架橋剤を除い
た以外は実施例1と同様にしてインクジェット用被記録
材を得た。
た以外は実施例1と同様にしてインクジェット用被記録
材を得た。
【0164】比較例2 実施例1における化合物番号(1−4)の架橋剤の代わ
りに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例1と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
りに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例1と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
【0165】比較例3 実施例1における化合物番号(1−4)の架橋剤の3.
5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロム明
礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例1と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロム明
礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例1と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
【0166】(評価−1)実施例1〜8および比較例1
〜3で得られたインクジェット用被記録材をキャノン製
フルカラーインクジェットプリンターBJC−610J
を使用して印字を行った。下記の方法(試験1〜4)で
評価を行い、その結果を表16に示した。
〜3で得られたインクジェット用被記録材をキャノン製
フルカラーインクジェットプリンターBJC−610J
を使用して印字を行った。下記の方法(試験1〜4)で
評価を行い、その結果を表16に示した。
【0167】(試験1)画質:ベタ印字部を目視で観察
し、ムラの有無を判定した。2色重色したベタ印字部で
ムラの無いものを○、単色ベタ印字部ではムラがなく、
重色ベタ印字ではムラが有るものを△、単色ベタ印字部
でムラが有るものを×とした。
し、ムラの有無を判定した。2色重色したベタ印字部で
ムラの無いものを○、単色ベタ印字部ではムラがなく、
重色ベタ印字ではムラが有るものを△、単色ベタ印字部
でムラが有るものを×とした。
【0168】(試験2)皮膜耐水性:非印字部に水滴を
落とし、5分後に紙で水滴を吸い取り、インク吸収層の
皮膜の状態を目視で観察した。皮膜の溶解が認められな
いものを○、わずかに皮膜の溶解が認められるものの、
完全には溶解しないものを△、皮膜が完全に溶解するも
のを×とした。
落とし、5分後に紙で水滴を吸い取り、インク吸収層の
皮膜の状態を目視で観察した。皮膜の溶解が認められな
いものを○、わずかに皮膜の溶解が認められるものの、
完全には溶解しないものを△、皮膜が完全に溶解するも
のを×とした。
【0169】(試験3)染料耐水性:マゼンタのベタ印
字部に水滴を落とし、30秒後に紙で水滴を吸い取り、
紙への染料の付着および印字部の画像濃度の低下を目視
で観察した。紙への染料の付着が認められないものを
○、紙に染料の付着が認められるものの、印字部の画像
濃度はほとんど低下しないものを△、印字部の画像濃度
の低下が明らかに認められるものを×とした。なお、
(試験2)皮膜耐水性試験で×と判定したものには、
(試験3)は実施しなかった。
字部に水滴を落とし、30秒後に紙で水滴を吸い取り、
紙への染料の付着および印字部の画像濃度の低下を目視
で観察した。紙への染料の付着が認められないものを
○、紙に染料の付着が認められるものの、印字部の画像
濃度はほとんど低下しないものを△、印字部の画像濃度
の低下が明らかに認められるものを×とした。なお、
(試験2)皮膜耐水性試験で×と判定したものには、
(試験3)は実施しなかった。
【0170】(試験4)ヘーズ(曇価):日本電色工業
製の光沢度計、NDH−300Aを用い、JIS−K−
7105の方法に従い、未印字部のヘーズ(曇価)を測
定した。OHPフィルムとして用いる際には、未印字部
のヘーズは5.0以下が好ましく、5.0を越えると、
投影画像が暗くなる。
製の光沢度計、NDH−300Aを用い、JIS−K−
7105の方法に従い、未印字部のヘーズ(曇価)を測
定した。OHPフィルムとして用いる際には、未印字部
のヘーズは5.0以下が好ましく、5.0を越えると、
投影画像が暗くなる。
【0171】(試験5)光沢度:日本電色工業製の光沢
度計、VGS−300Aを用い、JIS−Z−8741
の方法に従い、白地部の60度鏡面光沢を測定した。写
真の印画紙調の風合いを有する為には、非画像部の60
度鏡面光沢は70以上であることが好ましい。
度計、VGS−300Aを用い、JIS−Z−8741
の方法に従い、白地部の60度鏡面光沢を測定した。写
真の印画紙調の風合いを有する為には、非画像部の60
度鏡面光沢は70以上であることが好ましい。
【0172】
【表16】
【0173】実施例9 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、ポリ
ビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF社
製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したのち、
上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合し、更に化合物
番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコ
ール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理を
施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD53
5、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の
方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布
し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インク
ジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、ポリ
ビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF社
製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したのち、
上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合し、更に化合物
番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコ
ール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理を
施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD53
5、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の
方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布
し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インク
ジェット用被記録材を得た。
【0174】実施例10〜14 実施例9における化合物番号(1−4)の架橋剤の代わ
りに、各々(実施例10)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例11)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例12)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例13)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例1
4)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例9と同様にして5種のインクジェット用被記録材を
得た。
りに、各々(実施例10)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例11)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例12)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例13)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例1
4)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例9と同様にして5種のインクジェット用被記録材を
得た。
【0175】実施例15 実施例9におけるポリビニルピロリドンの7%水溶液1
00部の代わりに、ポリビニルピロリドンの7%水溶液
90部とポリアクリルアミドの7%水溶液10部との混
合溶液100部を用いた以外は実施例9と同様にしてイ
ンクジェット用被記録材を得た。
00部の代わりに、ポリビニルピロリドンの7%水溶液
90部とポリアクリルアミドの7%水溶液10部との混
合溶液100部を用いた以外は実施例9と同様にしてイ
ンクジェット用被記録材を得た。
【0176】実施例16 実施例9におけるポリビニルピロリドン(ルビスコール
K−90、平均分子量:約630,000、BASF社
製)の代わりにポリビニルピロリドン(ルビスコールK
−30、平均分子量:約38,000、BASF社製)
を用いた以外は実施例9と同様にしてインクジェット用
被記録材を得た。
K−90、平均分子量:約630,000、BASF社
製)の代わりにポリビニルピロリドン(ルビスコールK
−30、平均分子量:約38,000、BASF社製)
を用いた以外は実施例9と同様にしてインクジェット用
被記録材を得た。
【0177】実施例17〜20 実施例9におけるポリビニルピロリドンの代わりに、各
々下記の親水性ポリマーを用いた以外は実施例9と同様
にして6種のインクジェット用被記録材を得た。 (実施例17)ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミ
ド)。(実施例18)N,N−ジメチルアクリルアミド
/N,N−ジエチルアクリルアミド/N−ビニル−2−
ピロリドン(重量比60/20/20)の共重合体。 (実施例19)ポリアクリロイルモルホリン。 (実施例20)N,N−ジメチルアクリルアミド/N−
イソプロピルアクリルアミド(重量比70/30)の共
重合体。
々下記の親水性ポリマーを用いた以外は実施例9と同様
にして6種のインクジェット用被記録材を得た。 (実施例17)ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミ
ド)。(実施例18)N,N−ジメチルアクリルアミド
/N,N−ジエチルアクリルアミド/N−ビニル−2−
ピロリドン(重量比60/20/20)の共重合体。 (実施例19)ポリアクリロイルモルホリン。 (実施例20)N,N−ジメチルアクリルアミド/N−
イソプロピルアクリルアミド(重量比70/30)の共
重合体。
【0178】実施例21 実施例9における透明ポリエステルフィルムの代わりに
白色ポリエステルフィルム(メリネックスD534、ア
イ・シー・アイ社製)を用いた以外は実施例9と同様に
してインクジェット用被記録材を得た。
白色ポリエステルフィルム(メリネックスD534、ア
イ・シー・アイ社製)を用いた以外は実施例9と同様に
してインクジェット用被記録材を得た。
【0179】実施例22 実施例9における透明ポリエステルフィルムの代わりに
実施例8で用いた樹脂被覆紙を用い、実施例8と同様に
樹脂被覆紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面
側に塗液を塗布し乾燥させた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
実施例8で用いた樹脂被覆紙を用い、実施例8と同様に
樹脂被覆紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面
側に塗液を塗布し乾燥させた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
【0180】比較例4 実施例9における化合物番号(1−4)の架橋剤を除い
た以外は実施例9と同様にしてインクジェット用被記録
材を得た。
た以外は実施例9と同様にしてインクジェット用被記録
材を得た。
【0181】比較例5 実施例9における化合物番号(1−4)の架橋剤の代わ
りに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
りに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
【0182】比較例6 実施例9における化合物番号(1−4)の架橋剤の3.
5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロム明
礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロム明
礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例9と同様にし
てインクジェット用被記録材を得た。
【0183】(評価−2)実施例9〜22および比較例
4〜6で得られたインクジェット用被記録材をキャノン
製フルカラーインクジェットプリンターBJC−610
Jを使用して印字を行った。(評価−1)と同様にして
評価し、その結果を表17に示した。
4〜6で得られたインクジェット用被記録材をキャノン
製フルカラーインクジェットプリンターBJC−610
Jを使用して印字を行った。(評価−1)と同様にして
評価し、その結果を表17に示した。
【0184】
【表17】
【0185】実施例23 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、カル
ボキシメチルセルロース(セロゲン5A、第一工業製薬
製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したのち、
上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合し、更に化合物
番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコ
ール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、JIS−K−71
05によるヘーズ(曇価)が0.5である、表面易接着
処理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックス
D535、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と
同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2になるよう
に塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、
インクジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、カル
ボキシメチルセルロース(セロゲン5A、第一工業製薬
製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したのち、
上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合し、更に化合物
番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコ
ール溶液1部を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、JIS−K−71
05によるヘーズ(曇価)が0.5である、表面易接着
処理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックス
D535、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と
同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2になるよう
に塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、
インクジェット用被記録材を得た。
【0186】実施例24〜28 実施例23おける化合物番号(1−4)の架橋剤の代わ
りに、各々(実施例24)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例25)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例26)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例27)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例2
8)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例23と同様にして5種のインクジェット用被記録材
を得た。
りに、各々(実施例24)化合物番号(3−3)の架橋
剤、(実施例25)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例26)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例27)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例2
8)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例23と同様にして5種のインクジェット用被記録材
を得た。
【0187】比較例7 実施例23における化合物番号(1−4)の架橋剤を除
いた以外は実施例23と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
いた以外は実施例23と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
【0188】比較例8 実施例23における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例23と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例23と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0189】比較例9 実施例23における化合物番号(1−4)の架橋剤の
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例23と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例23と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0190】(評価−3)実施例23〜28および比較
例7〜9で得られたインクジェット用被記録材をキャノ
ン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−61
0Jを使用して印字を行った。(評価−1)の試験1〜
4の方法で評価し、その結果を表18に示した。
例7〜9で得られたインクジェット用被記録材をキャノ
ン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−61
0Jを使用して印字を行った。(評価−1)の試験1〜
4の方法で評価し、その結果を表18に示した。
【0191】
【表18】
【0192】実施例29 実施例9 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(温度約40℃)29部で希釈し
た。ポリビニルピロリドン(ルビスコールK−90、B
ASF社製)の7%温水溶液(温度約40℃)90部を
混合し、次いで、構成単位にアンモニウム塩モノマーを
有する親水性ポリマーであるN,N−ジメチルアクリル
アミド/N−(3−ジメチルアミノプロピル)アクリル
アミドのメチルクロライド付加物(重量比60/40)
の共重合体の7%温水溶液(温度約40℃)10部を加
えて混合し、更に化合物番号(1−4)の架橋剤の3.
5%イソプロピルアルコール溶液1部を添加して塗液を
調製した。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちな
がら、表面易接着処理を施した透明ポリエステルフィル
ム(メリネックスD535、アイ・シー・アイ社製)の
表面に実施例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g
/m2になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度
で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(温度約40℃)29部で希釈し
た。ポリビニルピロリドン(ルビスコールK−90、B
ASF社製)の7%温水溶液(温度約40℃)90部を
混合し、次いで、構成単位にアンモニウム塩モノマーを
有する親水性ポリマーであるN,N−ジメチルアクリル
アミド/N−(3−ジメチルアミノプロピル)アクリル
アミドのメチルクロライド付加物(重量比60/40)
の共重合体の7%温水溶液(温度約40℃)10部を加
えて混合し、更に化合物番号(1−4)の架橋剤の3.
5%イソプロピルアルコール溶液1部を添加して塗液を
調製した。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちな
がら、表面易接着処理を施した透明ポリエステルフィル
ム(メリネックスD535、アイ・シー・アイ社製)の
表面に実施例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g
/m2になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度
で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
【0193】実施例30〜31 実施例29におけるN,N−ジメチルアクリルアミド/
N−(3−ジメチルアミノプロピル)アクリルアミドの
メチルクロライド付加物(重量比60/40)の共重合
体の代わりに、構成単位にアンモニウム塩モノマーを有
する下記の親水性ポリマーを用いた以外は実施例29と
同様にして2種のインクジェット用被記録材を得た。 (実施例30)スミレッツレジン1001(住友化学
製) (実施例31)ハイモP601(ハリマ化成製)
N−(3−ジメチルアミノプロピル)アクリルアミドの
メチルクロライド付加物(重量比60/40)の共重合
体の代わりに、構成単位にアンモニウム塩モノマーを有
する下記の親水性ポリマーを用いた以外は実施例29と
同様にして2種のインクジェット用被記録材を得た。 (実施例30)スミレッツレジン1001(住友化学
製) (実施例31)ハイモP601(ハリマ化成製)
【0194】比較例10 実施例29における化合物番号(1−4)の架橋剤を除
いた以外は実施例29と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
いた以外は実施例29と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
【0195】比較例11 実施例29における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例29と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例29と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0196】比較例12 実施例29における化合物番号(1−4)の架橋剤の
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例29と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例29と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0197】(評価−4)実施例29〜31および比較
例10〜12で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−1)の試験
1〜4の方法で評価し、その結果を表19に示した。
例10〜12で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−1)の試験
1〜4の方法で評価し、その結果を表19に示した。
【0198】
【表19】
【0199】実施例32 合成例7で作製したグラフト化されたゼラチンの15%
温水溶液(温度約40℃)200部を調製し、アジリジ
ン系架橋剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−
アジリジニルプロピオネートを0.3部添加して塗液を
調製した。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちな
がら、下記により作製した樹脂被覆紙を用い、樹脂被覆
紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面に乾燥塗
工量が15g/m2になるように塗液を塗布した。塗布
した塗液にまだ流動性があるうちに、直ちに80℃の熱
風乾燥器にて約10分乾燥させ、その後、約40℃の温
度で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
温水溶液(温度約40℃)200部を調製し、アジリジ
ン系架橋剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−
アジリジニルプロピオネートを0.3部添加して塗液を
調製した。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちな
がら、下記により作製した樹脂被覆紙を用い、樹脂被覆
紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面に乾燥塗
工量が15g/m2になるように塗液を塗布した。塗布
した塗液にまだ流動性があるうちに、直ちに80℃の熱
風乾燥器にて約10分乾燥させ、その後、約40℃の温
度で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
【0200】(樹脂被覆紙の作製)LBKPからなる坪
量170g/m2の原紙の表面に、低密度ポリエチレン
85重量部と二酸化チタン15重量部からなる樹脂組成
物を25g/m2塗布し、裏面に、高密度ポリエチレン
50重量部と低密度ポリエチレン50重量部からなる樹
脂組成物を25g/m2塗布して、樹脂被覆紙を作製し
た。
量170g/m2の原紙の表面に、低密度ポリエチレン
85重量部と二酸化チタン15重量部からなる樹脂組成
物を25g/m2塗布し、裏面に、高密度ポリエチレン
50重量部と低密度ポリエチレン50重量部からなる樹
脂組成物を25g/m2塗布して、樹脂被覆紙を作製し
た。
【0201】実施例33〜41 実施例32におけるグラフト化されたゼラチンの代わり
に下記の組成でグラフト化されたゼラチンを用いた以外
は実施例32と同様にして9種のインクジェット用被記
録材を得た。なお、グラフト化されたゼラチンは全て合
成例7と同様にして作製した。 (実施例33)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比50/47.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例34)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物/アクリル酸(重量比5
0/46.5/2.5/1.0)のグラフト化物。 (実施例35)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比35/62.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例36)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比70/27.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例37)ゼラチン/アクリルアミド(重量比50
/50)のグラフト化物。 (実施例38)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40
/10)のグラフト化物。 (実施例39)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40
/10)のグラフト化物。 (実施例40)ゼラチン/N−イソプロピルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/45
/5)のグラフト化物。 (実施例41)ゼラチン/アクリロイルモルホリン(重
量比50/50)のグラフト化物。
に下記の組成でグラフト化されたゼラチンを用いた以外
は実施例32と同様にして9種のインクジェット用被記
録材を得た。なお、グラフト化されたゼラチンは全て合
成例7と同様にして作製した。 (実施例33)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比50/47.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例34)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物/アクリル酸(重量比5
0/46.5/2.5/1.0)のグラフト化物。 (実施例35)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比35/62.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例36)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比70/27.5
/2.5)のグラフト化物。 (実施例37)ゼラチン/アクリルアミド(重量比50
/50)のグラフト化物。 (実施例38)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40
/10)のグラフト化物。 (実施例39)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40
/10)のグラフト化物。 (実施例40)ゼラチン/N−イソプロピルアクリルア
ミド/3−(N,N−ジエチルアミノ)プロピルアクリ
ルアミドのメチルクロライド付加物(重量比50/45
/5)のグラフト化物。 (実施例41)ゼラチン/アクリロイルモルホリン(重
量比50/50)のグラフト化物。
【0202】実施例42 実施例32における乾燥温度80℃を60℃に変更した
以外は、実施例32と同様にしてインクジェット被記録
材を作製した。
以外は、実施例32と同様にしてインクジェット被記録
材を作製した。
【0203】実施例43 実施例32におけるテトラメチロールメタン−トリ−β
−アジリジニルプロピオネートの代わりにエポキシ系架
橋剤であるエチレングリコールジグリシジルエーテルに
変更した以外は、実施例32と同様にしてインクジェッ
ト被記録材を作製した。
−アジリジニルプロピオネートの代わりにエポキシ系架
橋剤であるエチレングリコールジグリシジルエーテルに
変更した以外は、実施例32と同様にしてインクジェッ
ト被記録材を作製した。
【0204】実施例44 実施例32におけるテトラメチロールメタン−トリ−β
−アジリジニルプロピオネートを除いた以外は、実施例
32と同様にしてインクジェット被記録材を作製した。
−アジリジニルプロピオネートを除いた以外は、実施例
32と同様にしてインクジェット被記録材を作製した。
【0205】実施例45 実施例32における樹脂被覆紙の代わりに表面を易接着
処理した白色ポリエスエルフィルム(ULY−125、
帝人製)を用いた以外は、実施例32と同様にしてイン
クジェット被記録材を作製した。
処理した白色ポリエスエルフィルム(ULY−125、
帝人製)を用いた以外は、実施例32と同様にしてイン
クジェット被記録材を作製した。
【0206】実施例46 実施例32における樹脂被覆紙の代わりに表面を易接着
処理した透明ポリエスエルフィルム(Cronar、D
uPont社製)を用いた以外は、実施例32と同様に
してインクジェット被記録材を作製した。
処理した透明ポリエスエルフィルム(Cronar、D
uPont社製)を用いた以外は、実施例32と同様に
してインクジェット被記録材を作製した。
【0207】比較例13 ゼラチン(PAGI法によるゼリー強度:350ブルー
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部にポリビニルピロリドンの15%温水溶液
100部(温度約40℃)を混合し、アジリジン系架橋
剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジ
ニルプロピオネートを0.3部を添加して塗液を調製し
た。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、
実施例32で用いた樹脂被覆紙を用い、樹脂被覆紙の表
面をコロナ処理した後、該コロナ処理面に乾燥塗工量が
15g/m2になるように塗液を塗布した。室温25
℃、湿度55%RHの環境下に10分間置き、塗布層を
ゲル化させた。30℃の熱風乾燥器にて乾燥させ、約4
0℃の温度で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材
を作製した。
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部にポリビニルピロリドンの15%温水溶液
100部(温度約40℃)を混合し、アジリジン系架橋
剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジ
ニルプロピオネートを0.3部を添加して塗液を調製し
た。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、
実施例32で用いた樹脂被覆紙を用い、樹脂被覆紙の表
面をコロナ処理した後、該コロナ処理面に乾燥塗工量が
15g/m2になるように塗液を塗布した。室温25
℃、湿度55%RHの環境下に10分間置き、塗布層を
ゲル化させた。30℃の熱風乾燥器にて乾燥させ、約4
0℃の温度で1昼夜加温し、インクジェット用被記録材
を作製した。
【0208】比較例14 ゼラチン(PAGI法によるゼリー強度:350ブルー
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部、ポリビニルピロリドンの15%温水溶液
95部(温度約40℃)、構成単位にアンモニウム塩モ
ノマーを有するN−(3−ジメチルアミノプロピル)ア
クリルアミドのメチルクロライド付加物のホモポリマー
の15%温水溶液(温度約40℃)を混合し、アジリジ
ン系架橋剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−
アジリジニルプロピオネートを0.3部添加して塗液を
調製した。実施例32で用いた樹脂被覆紙の表面に比較
例13と同様の方法により乾燥後の重量が15g/m2
になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼
夜加温し、インクジェット用被記録材を作製した。
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部、ポリビニルピロリドンの15%温水溶液
95部(温度約40℃)、構成単位にアンモニウム塩モ
ノマーを有するN−(3−ジメチルアミノプロピル)ア
クリルアミドのメチルクロライド付加物のホモポリマー
の15%温水溶液(温度約40℃)を混合し、アジリジ
ン系架橋剤であるテトラメチロールメタン−トリ−β−
アジリジニルプロピオネートを0.3部添加して塗液を
調製した。実施例32で用いた樹脂被覆紙の表面に比較
例13と同様の方法により乾燥後の重量が15g/m2
になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼
夜加温し、インクジェット用被記録材を作製した。
【0209】比較例15 比較例14におけるポリビニルピロリドンの15%温水
溶液95部(温度約40℃)の代わりにポリビニルピロ
リドン/アクリル酸(重量比98/2)共重合体の15
%温水溶液95部(温度約40℃)を用いた以外は比較
例14と同様にして、インクジェット用被記録材を作製
した。
溶液95部(温度約40℃)の代わりにポリビニルピロ
リドン/アクリル酸(重量比98/2)共重合体の15
%温水溶液95部(温度約40℃)を用いた以外は比較
例14と同様にして、インクジェット用被記録材を作製
した。
【0210】比較例16 比較例13で調製した塗液を用い、実施例32と同様の
方法で、インクジェット用被記録材を作製した。
方法で、インクジェット用被記録材を作製した。
【0211】比較例17 比較例13における30℃の乾燥温度を60℃に変更し
た以外は比較例13と同様にして、インクジェット用被
記録材を作製した。
た以外は比較例13と同様にして、インクジェット用被
記録材を作製した。
【0212】比較例18 比較例13におけるテトラメチロールメタン−トリ−β
−アジリジニルプロピオネートを除いた以外は、比較例
13と同様にしてインクジェット被記録材を作製した。
−アジリジニルプロピオネートを除いた以外は、比較例
13と同様にしてインクジェット被記録材を作製した。
【0213】比較例19 比較例13におけるポリビニルピロリドンの代わりにポ
リビニルアルコール(PVA117、クラレ社製)を用
いた以外は、比較例13と同様にしてインクジェット被
記録材を作製した。
リビニルアルコール(PVA117、クラレ社製)を用
いた以外は、比較例13と同様にしてインクジェット被
記録材を作製した。
【0214】比較例20 比較例13におけるポリビニルピロリドンの代わりにポ
リヒドロキシエチルメタクリレートを用いた以外は、比
較例13と同様にしてインクジェット被記録材を作製し
た。
リヒドロキシエチルメタクリレートを用いた以外は、比
較例13と同様にしてインクジェット被記録材を作製し
た。
【0215】比較例21 比較例13における樹脂被覆紙の代わりに表面を易接着
処理した白色ポリエスエルフィルム(ULY−125、
帝人製)を用いた以外は、比較例13と同様にしてイン
クジェット被記録材を作製した。
処理した白色ポリエスエルフィルム(ULY−125、
帝人製)を用いた以外は、比較例13と同様にしてイン
クジェット被記録材を作製した。
【0216】比較例22 比較例13における樹脂被覆紙の代わりに表面を易接着
処理した透明ポリエスエルフィルム(Cronar、D
uPont社製)を用いた以外は、比較例13と同様に
してインクジェット被記録材を作製した。
処理した透明ポリエスエルフィルム(Cronar、D
uPont社製)を用いた以外は、比較例13と同様に
してインクジェット被記録材を作製した。
【0217】比較例23 実施例32における塗液の代わりにポリビニルピロリド
ンの15%水溶液を塗液として用いた以外は、実施例3
2と同様の方法で、インクジェット用被記録材を作製し
た。
ンの15%水溶液を塗液として用いた以外は、実施例3
2と同様の方法で、インクジェット用被記録材を作製し
た。
【0218】比較例24 実施例32における塗液の代わりにポリビニルアルコー
ルの15%水溶液を塗液として用いた以外は、実施例3
2と同様の方法で、インクジェット用被記録材を作製し
た。
ルの15%水溶液を塗液として用いた以外は、実施例3
2と同様の方法で、インクジェット用被記録材を作製し
た。
【0219】比較例25 ゼラチン(PAGI法によるゼリー強度:350ブルー
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部に、アジリジン系架橋剤であるテトラメチ
ロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート
を0.1部を添加して塗液を調製した。実施例32で用
いた樹脂被覆紙の表面に実施例32と同様の方法により
乾燥後の重量が15g/m2になるように塗布し乾燥さ
せた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インクジェット
用被記録材を作製した。
ム、等電点:7.8)の15%温水溶液(温度約40
℃)100部に、アジリジン系架橋剤であるテトラメチ
ロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート
を0.1部を添加して塗液を調製した。実施例32で用
いた樹脂被覆紙の表面に実施例32と同様の方法により
乾燥後の重量が15g/m2になるように塗布し乾燥さ
せた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インクジェット
用被記録材を作製した。
【0220】(評価−5)実施例32〜46および比較
例13〜25で得られたインクジェット用被記録材をセ
イコーエプソン製フルカラーインクジェットプリンター
MJ−800Cを使用して720dpiモードにて印字
を行った。(評価−1)の試験1、2、4、5の方法お
よび下記試験6〜10で評価し、その結果を表20〜2
1に示した。
例13〜25で得られたインクジェット用被記録材をセ
イコーエプソン製フルカラーインクジェットプリンター
MJ−800Cを使用して720dpiモードにて印字
を行った。(評価−1)の試験1、2、4、5の方法お
よび下記試験6〜10で評価し、その結果を表20〜2
1に示した。
【0221】(試験6)染料耐水性:イエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラックの各ベタ印字部に水滴を落と
し、30秒後に紙で水滴を吸い取り、紙への染料の付着
および印字部の画像濃度の低下を目視で観察した。紙へ
の染料の付着が認められないものを○、紙に染料の付着
が認められるものの、印字部の画像濃度はほとんど低下
しないものを△、印字部の画像濃度の低下が明らかに認
められるものを×とした。なお、(試験2)皮膜耐水性
試験で×と判定したものには、(試験6)は実施しなか
った。
ン、マゼンタ、ブラックの各ベタ印字部に水滴を落と
し、30秒後に紙で水滴を吸い取り、紙への染料の付着
および印字部の画像濃度の低下を目視で観察した。紙へ
の染料の付着が認められないものを○、紙に染料の付着
が認められるものの、印字部の画像濃度はほとんど低下
しないものを△、印字部の画像濃度の低下が明らかに認
められるものを×とした。なお、(試験2)皮膜耐水性
試験で×と判定したものには、(試験6)は実施しなか
った。
【0222】(試験7)皮膜強度:プリンター内蔵の紙
送りロール(歯車状ロール)によるロール跡を目視で判
定した。印字直後に紙送りロールにインク吸収層が当た
るため、皮膜強度が弱いとロール跡がインク吸収層の表
面に発生する。印字部、未印字部共にロール跡が認めら
れないものを○、印字部にはロール跡が認められるが、
未印字部には認められるないものを△、未印字部にもロ
ール跡が認められるものを×とした。
送りロール(歯車状ロール)によるロール跡を目視で判
定した。印字直後に紙送りロールにインク吸収層が当た
るため、皮膜強度が弱いとロール跡がインク吸収層の表
面に発生する。印字部、未印字部共にロール跡が認めら
れないものを○、印字部にはロール跡が認められるが、
未印字部には認められるないものを△、未印字部にもロ
ール跡が認められるものを×とした。
【0223】(試験8)高湿にじみ:2.5×2.5c
m2の正方形に、インク滴が独立するようにマゼンタ単
色にて印字し、マクベス濃度計(TR−1224)を用
いて反射または透過の光学濃度を測定する。次に印字サ
ンプルを40℃、80%RHの条件下に24時間放置し
た後の光学濃度を測定する。下記数1を用いてにじみ率
(%)を算出する。にじみ率が100%に近いほど、染
料定着性(高湿にじみ)が良好である。
m2の正方形に、インク滴が独立するようにマゼンタ単
色にて印字し、マクベス濃度計(TR−1224)を用
いて反射または透過の光学濃度を測定する。次に印字サ
ンプルを40℃、80%RHの条件下に24時間放置し
た後の光学濃度を測定する。下記数1を用いてにじみ率
(%)を算出する。にじみ率が100%に近いほど、染
料定着性(高湿にじみ)が良好である。
【0224】
【数1】A(%)=(B/C)×100 A:にじみ率(単位%) B:40℃、80%RHの条件に24時間放置後の光学
濃度 C:印字直後の光学濃度
濃度 C:印字直後の光学濃度
【0225】(試験9)高湿保存性:未印字のサンプル
を40℃、80%RHの条件下に3日間放置し、その
後、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各ベタ印
字を行い、前記環境下に放置する前に印字評価した画質
(評価項目の画質)と比較する。画質がほとんど変化し
ていないものを○、画質がわずかに変化しているものを
△、画質の変化が明らかに認められ、悪化しているもの
を×とした。
を40℃、80%RHの条件下に3日間放置し、その
後、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各ベタ印
字を行い、前記環境下に放置する前に印字評価した画質
(評価項目の画質)と比較する。画質がほとんど変化し
ていないものを○、画質がわずかに変化しているものを
△、画質の変化が明らかに認められ、悪化しているもの
を×とした。
【0226】(試験10)タック性およびインクの乾燥
性:手を石鹸でよく洗い、ペーパータオルで十分に水滴
を拭き取った。未印字部と印字後5分間経過した印字部
(ブラックのベタ印字部)を指でさわり、タック性を評
価した。インクの乾燥性が悪いと、未印字部のタックが
小さくても、印字部のタックは大きくなる。印字部、未
印字部ともにタックが小さいものを○、印字部はタック
が大きいが、未印字部のタックは小さいものを△、印字
部、未印字部ともにタックが大きいものを×とした。
性:手を石鹸でよく洗い、ペーパータオルで十分に水滴
を拭き取った。未印字部と印字後5分間経過した印字部
(ブラックのベタ印字部)を指でさわり、タック性を評
価した。インクの乾燥性が悪いと、未印字部のタックが
小さくても、印字部のタックは大きくなる。印字部、未
印字部ともにタックが小さいものを○、印字部はタック
が大きいが、未印字部のタックは小さいものを△、印字
部、未印字部ともにタックが大きいものを×とした。
【0227】
【表20】
【0228】
【表21】
【0229】実施例47 合成例7で作製したグラフト化されたゼラチンの7%温
水溶液(温度約40℃)を調製し、化合物番号(1−
4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコール溶液1
部を添加して塗液を調製した。この塗液の温度を35〜
40℃の間に保ちながら、ASTM−D1003による
ヘーズ(曇価)が0.4である、表面易接着処理を施し
た透明ポリエステルフィルム(メリネックス705、ア
イ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の方法に
より乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布し乾燥
させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インクジェッ
ト用被記録材を得た。
水溶液(温度約40℃)を調製し、化合物番号(1−
4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアルコール溶液1
部を添加して塗液を調製した。この塗液の温度を35〜
40℃の間に保ちながら、ASTM−D1003による
ヘーズ(曇価)が0.4である、表面易接着処理を施し
た透明ポリエステルフィルム(メリネックス705、ア
イ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の方法に
より乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布し乾燥
させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インクジェッ
ト用被記録材を得た。
【0230】実施例48〜52 実施例47における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、各々(実施例48)化合物番号(3−3)の架
橋剤、(実施例49)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例50)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例51)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例5
2)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例47と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
わりに、各々(実施例48)化合物番号(3−3)の架
橋剤、(実施例49)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例50)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例51)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例5
2)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例47と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
【0231】実施例53〜58 実施例47におけるグラフト化されたゼラチンの代わり
に下記の組成でグラフト化されたゼラチンを用いた以外
は実施例47と同様にして6種のインクジェット用被記
録材を得た。なお、グラフト化されたゼラチンは全て合
成例7と同様にして作製した。 (実施例53)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
(重量比70/30)のグラフト化物 (実施例54)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド(重量比50/50)のグラフト化物 (実施例55)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/N,N−ジエチルアクリルアミド(重量比50/
25/25)のグラフト化物 (実施例56)ゼラチン/アクリロイルモルホリン(重
量比50/50)のグラフト化物 (実施例57)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/N−イソプロピルアクリルアミド(重量比50/
30/20)のグラフト化物 (実施例58)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40/1
0)のグラフト化物
に下記の組成でグラフト化されたゼラチンを用いた以外
は実施例47と同様にして6種のインクジェット用被記
録材を得た。なお、グラフト化されたゼラチンは全て合
成例7と同様にして作製した。 (実施例53)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
(重量比70/30)のグラフト化物 (実施例54)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド(重量比50/50)のグラフト化物 (実施例55)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/N,N−ジエチルアクリルアミド(重量比50/
25/25)のグラフト化物 (実施例56)ゼラチン/アクリロイルモルホリン(重
量比50/50)のグラフト化物 (実施例57)ゼラチン/N,N−ジメチルアクリルア
ミド/N−イソプロピルアクリルアミド(重量比50/
30/20)のグラフト化物 (実施例58)ゼラチン/N−ビニル−2−ピロリドン
/3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピルアクリルア
ミドのメチルクロライド付加物(重量比50/40/1
0)のグラフト化物
【0232】実施例59 実施例47における透明ポリエステルフィルムの代わり
に白色ポリエステルフィルム(メリネックス339、ア
イ・シー・アイ社製)を用いた以外は実施例47と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
に白色ポリエステルフィルム(メリネックス339、ア
イ・シー・アイ社製)を用いた以外は実施例47と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0233】実施例60 実施例47における透明ポリエステルフィルムの代わり
に下記に記す実施例8で用いた樹脂被覆紙を用い、樹脂
被覆紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面側に
塗液を塗布し乾燥させた以外は実施例47と同様にして
インクジェット用被記録材を得た。
に下記に記す実施例8で用いた樹脂被覆紙を用い、樹脂
被覆紙の表面をコロナ処理した後、該コロナ処理面側に
塗液を塗布し乾燥させた以外は実施例47と同様にして
インクジェット用被記録材を得た。
【0234】(評価−6)実施例47〜60で得られた
インクジェット用被記録材をキャノン製フルカラーイン
クジェットプリンターBJC−610Jを使用して印字
を行った。(評価−1)と同様にして評価し、その結果
を表22に示した。
インクジェット用被記録材をキャノン製フルカラーイン
クジェットプリンターBJC−610Jを使用して印字
を行った。(評価−1)と同様にして評価し、その結果
を表22に示した。
【0235】
【表22】
【0236】実施例61 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、化合
物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアル
コール溶液1部に架橋ポリメタクリル酸メチルの有機高
分子微粒子(MBX−20、重量平均粒子径20μm、
屈折率1.49、積水化成工業製)0.04部を分散
し、上記のゼラチンの温水溶液に添加して塗液を調製し
た。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、
表面易接着処理を施した透明ポリエステルフィルム(メ
リネックスD535、アイ・シー・アイ社製)の表面に
実施例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2
になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼
夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、化合
物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアル
コール溶液1部に架橋ポリメタクリル酸メチルの有機高
分子微粒子(MBX−20、重量平均粒子径20μm、
屈折率1.49、積水化成工業製)0.04部を分散
し、上記のゼラチンの温水溶液に添加して塗液を調製し
た。この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、
表面易接着処理を施した透明ポリエステルフィルム(メ
リネックスD535、アイ・シー・アイ社製)の表面に
実施例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2
になるように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼
夜加温し、インクジェット用被記録材を得た。
【0237】実施例62 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈した。ポ
リビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF
社製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したの
ち、上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合した。更に
この混合液に化合物番号(1−4)の架橋剤の3.5%
イソプロピルアルコール溶液1部に架橋ポリスチレンの
有機高分子微粒子(SBX−12、重量平均粒子径12
μm、屈折率1.59、積水化成工業製)0.04部を
分散した分散液を添加して塗液を調製した。この塗液の
温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理
を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD5
35、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様
の方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗
布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、イン
クジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈した。ポ
リビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF
社製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したの
ち、上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合した。更に
この混合液に化合物番号(1−4)の架橋剤の3.5%
イソプロピルアルコール溶液1部に架橋ポリスチレンの
有機高分子微粒子(SBX−12、重量平均粒子径12
μm、屈折率1.59、積水化成工業製)0.04部を
分散した分散液を添加して塗液を調製した。この塗液の
温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理
を施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD5
35、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様
の方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗
布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、イン
クジェット用被記録材を得た。
【0238】実施例63〜67 実施例62における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、各々(実施例63)化合物番号(3−3)の架
橋剤、(実施例64)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例65)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例66)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例6
7)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例62と同様にして5種のインクジェット用被記録材
を得た。
わりに、各々(実施例63)化合物番号(3−3)の架
橋剤、(実施例64)化合物番号(6−1)の架橋剤、
(実施例65)化合物番号(9−3)の架橋剤、(実施
例66)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実施例6
7)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以外は実
施例62と同様にして5種のインクジェット用被記録材
を得た。
【0239】実施例68 実施例61で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約
40℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈したゼ
ラチンの温水溶液の代わりに、合成例7で作製したグラ
フト化されたゼラチンの7%温水溶液を用いた以外は実
施例61と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
40℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈したゼ
ラチンの温水溶液の代わりに、合成例7で作製したグラ
フト化されたゼラチンの7%温水溶液を用いた以外は実
施例61と同様にしてインクジェット用被記録材を得
た。
【0240】比較例26 実施例62における化合物番号(1−4)の架橋剤を除
いた以外は実施例62と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
いた以外は実施例62と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
【0241】比較例27 実施例62における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例62と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例62と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0242】比較例28 実施例62における化合物番号(1−4)の架橋剤の
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例62と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例62と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0243】(評価−7)実施例61〜68および比較
例26〜28で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−1)におけ
る試験1〜4および下記の(試験11)で評価し、その
結果を表23に示した。
例26〜28で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−1)におけ
る試験1〜4および下記の(試験11)で評価し、その
結果を表23に示した。
【0244】(試験11)ブロッキング:マゼンタのベ
タ印字部に普通紙(三菱PPC用紙、三菱製紙製)を重
ね、普通紙の上に10cm×10cmの面積に5kgの
重りをのせた。30秒後に普通紙を剥がし、ブロッキン
グの状態を判定した。普通紙を剥がす時にブロッキング
の認められない、またはブロッキングするものの、イン
ク吸収層の皮膜にはブロッキング痕が残らないものを
○、インク吸収層の皮膜にブロッキング痕の残るものを
△、普通紙を剥がした時に普通紙が破れてしまう、また
はインク吸収層が普通紙に転写してしまうものを×とし
た。
タ印字部に普通紙(三菱PPC用紙、三菱製紙製)を重
ね、普通紙の上に10cm×10cmの面積に5kgの
重りをのせた。30秒後に普通紙を剥がし、ブロッキン
グの状態を判定した。普通紙を剥がす時にブロッキング
の認められない、またはブロッキングするものの、イン
ク吸収層の皮膜にはブロッキング痕が残らないものを
○、インク吸収層の皮膜にブロッキング痕の残るものを
△、普通紙を剥がした時に普通紙が破れてしまう、また
はインク吸収層が普通紙に転写してしまうものを×とし
た。
【0245】
【表23】
【0246】実施例69 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、化合
物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアル
コール溶液1部にシリカからなる無機酸化物微粒子(ミ
ズカシルP−78F、平均凝集粒子径12.5μm、屈
折率1.46、水澤化学工業製)0.04部を分散し、
上記のゼラチンの温水溶液に添加して塗液を調製した。
この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面
易接着処理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネ
ックスD535、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施
例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2にな
るように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加
温し、インクジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈し、化合
物番号(1−4)の架橋剤の3.5%イソプロピルアル
コール溶液1部にシリカからなる無機酸化物微粒子(ミ
ズカシルP−78F、平均凝集粒子径12.5μm、屈
折率1.46、水澤化学工業製)0.04部を分散し、
上記のゼラチンの温水溶液に添加して塗液を調製した。
この塗液の温度を35〜40℃の間に保ちながら、表面
易接着処理を施した透明ポリエステルフィルム(メリネ
ックスD535、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施
例1と同様の方法により乾燥後の重量が9g/m2にな
るように塗布し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加
温し、インクジェット用被記録材を得た。
【0247】実施例70 実施例69における無機酸化物微粒子(ミズカシルP−
78F、平均凝集粒子径12.5μm、屈折率1.4
6、水澤化学工業製)のかわりに、無機酸化物微粒子
(ファインシールX37、平均凝集粒子径2.6μm、
屈折率1.46、トクヤマ社製)を用いた以外は実施例
69と同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
78F、平均凝集粒子径12.5μm、屈折率1.4
6、水澤化学工業製)のかわりに、無機酸化物微粒子
(ファインシールX37、平均凝集粒子径2.6μm、
屈折率1.46、トクヤマ社製)を用いた以外は実施例
69と同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0248】実施例71 実施例1で用いたゼラチンの10%温水溶液(温度約4
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈した。ポ
リビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF
社製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したの
ち、上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合した。更に
この混合液に化合物番号(3−3)の架橋剤の3.5%
イソプロピルアルコール溶液1部に無機酸化物微粒子
(ミズカシルP−78F、平均凝集粒子径12.5μ
m、屈折率1.46、水澤化学工業製)0.04部を分
散した分散液を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理を
施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD53
5、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の
方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布
し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インク
ジェット用被記録材を得た。
0℃)70部を温水(約40℃)29部で希釈した。ポ
リビニルピロリドン(ルビスコールK−90、BASF
社製)の7%水溶液100部を約40℃に加温したの
ち、上記のゼラチンの温水溶液に加えて混合した。更に
この混合液に化合物番号(3−3)の架橋剤の3.5%
イソプロピルアルコール溶液1部に無機酸化物微粒子
(ミズカシルP−78F、平均凝集粒子径12.5μ
m、屈折率1.46、水澤化学工業製)0.04部を分
散した分散液を添加して塗液を調製した。この塗液の温
度を35〜40℃の間に保ちながら、表面易接着処理を
施した透明ポリエステルフィルム(メリネックスD53
5、アイ・シー・アイ社製)の表面に実施例1と同様の
方法により乾燥後の重量が9g/m2になるように塗布
し乾燥させた。約40℃の温度で1昼夜加温し、インク
ジェット用被記録材を得た。
【0249】実施例72〜75 実施例71における化合物番号(3−3)の架橋剤の代
わりに、各々(実施例72)化合物番号(6−1)の架
橋剤、(実施例73)化合物番号(9−3)の架橋剤、
(実施例74)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実
施例75)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以
外は実施例71と同様にして4種のインクジェット用被
記録材を得た。
わりに、各々(実施例72)化合物番号(6−1)の架
橋剤、(実施例73)化合物番号(9−3)の架橋剤、
(実施例74)化合物番号(10−6)の架橋剤、(実
施例75)化合物番号(14−3)の架橋剤を用いた以
外は実施例71と同様にして4種のインクジェット用被
記録材を得た。
【0250】実施例76 実施例61における架橋ポリスチレンの有機高分子微粒
子のかわりに、炭酸カルシウムからなる無機酸化物微粒
子(カルライト−KT、白石中央研究所製、カルサイト
型、屈折率1.49〜1.66)を用いた以外は実施例
61と同様にしてインクジェット用被記録材を作製し
た。
子のかわりに、炭酸カルシウムからなる無機酸化物微粒
子(カルライト−KT、白石中央研究所製、カルサイト
型、屈折率1.49〜1.66)を用いた以外は実施例
61と同様にしてインクジェット用被記録材を作製し
た。
【0251】比較例29 実施例69における化合物番号(1−4)の架橋剤を除
いた以外は実施例69と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
いた以外は実施例69と同様にしてインクジェット用被
記録材を得た。
【0252】比較例30 実施例69における化合物番号(1−4)の架橋剤の代
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例69と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
わりに、ムコクロル酸を用いた以外は実施例69と同様
にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0253】比較例31 実施例69における化合物番号(1−4)の架橋剤の
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例69と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
3.5%イソプロピルアルコール溶液の代わりに、クロ
ム明礬の3.5%水溶液を用いた以外は実施例69と同
様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0254】比較例32 実施例69における化合物番号(1−4)の架橋剤を除
き、且つ実施例69におけるシリカからなる無機酸化物
微粒子の代わりに、酸化亜鉛(サゼックス3号、堺化学
工業製、屈折率2.01)を用いた以外は実施例69と
同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
き、且つ実施例69におけるシリカからなる無機酸化物
微粒子の代わりに、酸化亜鉛(サゼックス3号、堺化学
工業製、屈折率2.01)を用いた以外は実施例69と
同様にしてインクジェット用被記録材を得た。
【0255】(評価−8)実施例69〜76および比較
例29〜32で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−7)と同様
にして評価し、その結果を表24に示した。
例29〜32で得られたインクジェット用被記録材をキ
ャノン製フルカラーインクジェットプリンターBJC−
610Jを使用して印字を行った。(評価−7)と同様
にして評価し、その結果を表24に示した。
【0256】
【表24】
【0257】
【発明の効果】実施例から明らかな様に、特にカラー記
録での要望が高い写真の印画紙調の光沢を有するインク
ジェット用被記録材や、OHPフィルムとして使用可能
な透明性が高いインクジェット用被記録材等を提供する
ことができた。また、水滴等によりインク吸収層の皮膜
が溶解したり、染料が皮膜中から流れ出すことのない、
耐水性に優れた被記録材、耐ブロッキング性に優れ、ブ
ロッキングによって印字した部分の記録画像や、インク
吸収層の皮膜等の破壊されることのない被記録材、印字
した部分のタック性が小さく、手でさわった時に不快感
を与えない被記録材を提供することができた。
録での要望が高い写真の印画紙調の光沢を有するインク
ジェット用被記録材や、OHPフィルムとして使用可能
な透明性が高いインクジェット用被記録材等を提供する
ことができた。また、水滴等によりインク吸収層の皮膜
が溶解したり、染料が皮膜中から流れ出すことのない、
耐水性に優れた被記録材、耐ブロッキング性に優れ、ブ
ロッキングによって印字した部分の記録画像や、インク
吸収層の皮膜等の破壊されることのない被記録材、印字
した部分のタック性が小さく、手でさわった時に不快感
を与えない被記録材を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 光弘 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内 (72)発明者 関根 幹也 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内
Claims (17)
- 【請求項1】 支持体上にインク吸収層を設けたインク
ジェット用被記録材において、該インク吸収層が下記一
般式1で表される化合物から選ばれる少なくとも1種で
架橋されたゼラチンを含有することを特徴とするインク
ジェット用被記録材。 【化1】 (一般式1中、Xは残基中にN原子に結合しているカル
ボニル基またはスルホニル基を有する2価の残基を表
す。R1、R2はいずれも1価の残基を表し、同じであっ
ても異なっていてもよい。また、R1とR2は互いに結合
して置換または無置換の環を形成していてもよい。R3
は2価の残基を表し、pは0または1の整数を表す。) - 【請求項2】 一般式1で表される化合物が下記一般式
2〜4のいずれかで表される化合物から選ばれる少なく
とも1種であることを特徴とする請求項1に記載のイン
クジェット用被記録材。 【化2】 (一般式2中、R1〜R3はいずれも一般式1中のR1〜
R3と同じである。) 【化3】 (一般式3中、R1〜R3およびpはいずれも一般式1中
のR1〜R3およびpと同じである。) 【化4】 (一般式4中、R1〜R3およびpはいずれも一般式1中
のR1〜R3およびpと同じである。) - 【請求項3】 支持体上にインク吸収層を設けたインク
ジェット用被記録材において、該インク吸収層が下記一
般式5で表される化合物から選ばれる少なくとも1種で
架橋されたゼラチンを含有することを特徴とするインク
ジェット用被記録材。 【化5】 (一般式5中、Ar+は四級化窒素原子を有する置換ま
たは無置換の5員環または6員環の複素芳香族基を表
す。nは1以上3以下の整数を、Yn-はn価の陰イオン
を表す。R4、R5は、いずれも1価の残基を表し、同じ
であっても異なっていてもよい。また、R4とR5が互い
に結合して置換または無置換の環を形成していてもよ
い。) - 【請求項4】 支持体上にインク吸収層を設けたインク
ジェット用被記録材において、該インク吸収層が下記一
般式6で表される化合物から選ばれる少なくとも1種で
架橋されたゼラチンを含有することを特徴とするインク
ジェット用被記録材。 【化6】 (一般式6中、R6は2価の残基を表す。qは0または
1の整数を表す。) - 【請求項5】 該インク吸収層が架橋剤によって架橋さ
れたゼラチンの他に少なくとも1種の親水性ポリマーを
含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載のインクジェット用被記録材。 - 【請求項6】 該親水性ポリマーが構成単位としてアク
リルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリル
アミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピ
ロリドンから選ばれる少なくとも1つのモノマーを含む
ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット用被
記録材。 - 【請求項7】 該親水性ポリマーが水溶性のセルロース
エーテルであることを特徴とする請求項5に記載のイン
クジェット用被記録材。 - 【請求項8】 該親水性ポリマーが構成単位として少な
くとも1種のアンモニウム塩モノマーを含むことを特徴
とする請求項5または6のいずれかに記載のインクジェ
ット用被記録材。 - 【請求項9】 支持体上にインク吸収層を設けたインク
ジェット用被記録材において、該インク吸収層が親水性
モノマーでグラフト化されたゼラチンを含有することを
特徴とするインクジェット用被記録材。 - 【請求項10】 該親水性モノマーがアクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルア
クリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アク
リロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピロリドンから
選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項
9に記載のインクジェット用被記録材。 - 【請求項11】 該グラフト化されたゼラチンが構成単
位として少なくとも1種のアンモニウム塩モノマーを含
むことを特徴とする請求項9または10のいずれかに記
載のインクジェット用被記録材。 - 【請求項12】 該グラフト化されたゼラチンが架橋剤
で架橋されていることを特徴とする請求項9〜11のい
ずれかに記載のインクジェット用被記録材。 - 【請求項13】 該架橋剤が一般式1〜6のいずれかで
表される化合物から選ばれる少なくとも1種であること
を特徴とする請求項12に記載のインクジェット用被記
録材。 - 【請求項14】 屈折率が1.7以下の樹脂からなる有
機高分子微粒子をインク吸収層に含有せしめることを特
徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のインクジェ
ット用被記録材。 - 【請求項15】 屈折率が1.7以下の無機顔料微粒子
をインク吸収層に含有せしめることを特徴とする請求項
1〜13のいずれかに記載のインクジェット用被記録
材。 - 【請求項16】 該無機顔料微粒子の平均凝集粒子径が
2μm以上20μm以下の範囲の無定型シリカであるこ
とを特徴とする請求項15記載のインクジェット用被記
録材。 - 【請求項17】 該インク吸収層が塗液を支持体上に塗
布し、塗液をゲル化させない状態で乾燥し形成されたイ
ンク吸収層であることを特徴とする請求項1〜16のい
ずれかに記載のインクジェット用被記録材。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3668397A JPH09314991A (ja) | 1996-03-27 | 1997-02-20 | インクジェット用被記録材 |
| PCT/JP1997/001019 WO1997035730A1 (fr) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | Materiau d'impression pour impression par jets d'encre |
| DE69700647T DE69700647T2 (de) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | Aufzeichnungsmaterial für tintenstrahldruck |
| US08/952,496 US6083609A (en) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | Ink jet recording material |
| EP97914547A EP0829375B1 (en) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | Recording material for ink jet printing |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-72110 | 1996-03-27 | ||
| JP7211096 | 1996-03-27 | ||
| JP3668397A JPH09314991A (ja) | 1996-03-27 | 1997-02-20 | インクジェット用被記録材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314991A true JPH09314991A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=26375767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3668397A Withdrawn JPH09314991A (ja) | 1996-03-27 | 1997-02-20 | インクジェット用被記録材 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6083609A (ja) |
| EP (1) | EP0829375B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09314991A (ja) |
| DE (1) | DE69700647T2 (ja) |
| WO (1) | WO1997035730A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2002113944A (ja) * | 2001-08-10 | 2002-04-16 | Toyobo Co Ltd | 記録材及び電飾用記録材 |
| US7217447B2 (en) | 2002-01-22 | 2007-05-15 | Fujifilm Corporation | Ink-jet recording sheet |
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| US6682788B2 (en) * | 1998-04-30 | 2004-01-27 | Konica Corporation | Aqueous coating composition, coating method thereof, and ink-jet recording sheet |
| EP1002660B1 (en) * | 1998-06-10 | 2006-08-30 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet recording paper |
| US6460957B1 (en) | 1998-08-10 | 2002-10-08 | Agfa-Gevaert | Use of an ink jet image as prepress intermediate |
| DE69819898T2 (de) * | 1998-10-08 | 2004-08-26 | Agfa-Gevaert | Verfahren zur Herstellung eines Druckvorbereitungs-Bildes durch Tintenstrahlaufzeichnung |
| GB9914114D0 (en) * | 1999-06-18 | 1999-08-18 | Eastman Kodak Co | Inkjet ink image recording element |
| WO2001045957A1 (fr) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Citizen Watch Co., Ltd. | Element de reception d'encre et procede d'impression |
| US6667080B2 (en) * | 2000-02-04 | 2003-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium, production process and heat-treatment process of the recording medium, and recording apparatus |
| US20040091645A1 (en) * | 2001-02-05 | 2004-05-13 | Heederik Peter Johannes | Topcoat compositions, substrates containing a topcoat derived therefrom, and methods of preparing the same |
| US6623817B1 (en) * | 2001-02-22 | 2003-09-23 | Ghartpak, Inc. | Inkjet printable waterslide transferable media |
| JP2003145922A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-05-21 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録材料及びその製造方法 |
| FR2836564B1 (fr) * | 2002-02-25 | 2006-12-22 | Eastman Kodak Co | Materiau destine a la formation ou a l'edition d'images et son procede de fabrication |
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| WO2004054813A1 (en) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Fuji Photo Film B.V. | Ink-jet recording medium |
| WO2005032833A1 (en) * | 2003-10-03 | 2005-04-14 | Fuji Photo Film B.V. | Recording medium |
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| JPH0643145B2 (ja) * | 1988-03-07 | 1994-06-08 | 富士写真フイルム株式会社 | インク記録用シート |
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| US5206071A (en) * | 1991-11-27 | 1993-04-27 | Arkwright Incorporated | Archivable ink jet recording media |
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-
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- 1997-02-20 JP JP3668397A patent/JPH09314991A/ja not_active Withdrawn
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- 1997-03-26 WO PCT/JP1997/001019 patent/WO1997035730A1/ja not_active Ceased
- 1997-03-26 US US08/952,496 patent/US6083609A/en not_active Expired - Fee Related
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| EP0829375A4 (ja) | 1998-04-29 |
| EP0829375A1 (en) | 1998-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050119 |