JP2959155B2 - 対地作業機のロ−リング制御装置 - Google Patents
対地作業機のロ−リング制御装置Info
- Publication number
- JP2959155B2 JP2959155B2 JP5993791A JP5993791A JP2959155B2 JP 2959155 B2 JP2959155 B2 JP 2959155B2 JP 5993791 A JP5993791 A JP 5993791A JP 5993791 A JP5993791 A JP 5993791A JP 2959155 B2 JP2959155 B2 JP 2959155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- control
- detector
- ground
- changing means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims description 9
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ−の後部に
連結されるロ−タリ耕耘装置の如き対地作業機のロ−リ
ング制御装置に関する。
連結されるロ−タリ耕耘装置の如き対地作業機のロ−リ
ング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタ−の後部にトップリン
ク、ロワ−リンクからなる3点リンク機構を介してロ−
タリ耕耘装置を昇降自在に連結し、さらに、トラクタ−
側のリフトア−ムとロワ−リンクとをリフトロッドで連
結している。そして、左右のリフトロッドのうち少なく
とも一方を伸縮可能な油圧シリンダで構成して、これを
作動させることによってロ−タリ耕耘装置の傾斜姿勢を
変更するように構成している。
ク、ロワ−リンクからなる3点リンク機構を介してロ−
タリ耕耘装置を昇降自在に連結し、さらに、トラクタ−
側のリフトア−ムとロワ−リンクとをリフトロッドで連
結している。そして、左右のリフトロッドのうち少なく
とも一方を伸縮可能な油圧シリンダで構成して、これを
作動させることによってロ−タリ耕耘装置の傾斜姿勢を
変更するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置においては、傾斜検出器が検出した複数個の検出
値を重み付け平均してその結果により姿勢制御手段、即
ち、油圧シリンダの目標ストロ−ク値を求め、この目標
ストロ−ク値と、このときのストロ−ク検出器の値との
差に基づいて姿勢変更手段を制御するように構成してい
たために、制御の遅れを伴うことがあった。
来装置においては、傾斜検出器が検出した複数個の検出
値を重み付け平均してその結果により姿勢制御手段、即
ち、油圧シリンダの目標ストロ−ク値を求め、この目標
ストロ−ク値と、このときのストロ−ク検出器の値との
差に基づいて姿勢変更手段を制御するように構成してい
たために、制御の遅れを伴うことがあった。
【0004】更に詳述すると、従来装置にあっては、機
体が左右方向に傾斜して行くときに、その変化を傾斜検
出器が捉え、その検出値を重み付け平均した上で、油圧
シリンダの制御目標値としての目標ストロ−ク値を決定
し、その目標ストロ−ク値と、機体が傾斜を始める前の
ストロ−ク検出器の値との差を演算してこれを基に偏差
がゼロに近づくように油圧シリンダを伸縮制御させてい
たので、機体の左右傾斜を検出してから制御を開始する
までに時間が掛り、結果的に制御の遅れを招くという不
具合があった。
体が左右方向に傾斜して行くときに、その変化を傾斜検
出器が捉え、その検出値を重み付け平均した上で、油圧
シリンダの制御目標値としての目標ストロ−ク値を決定
し、その目標ストロ−ク値と、機体が傾斜を始める前の
ストロ−ク検出器の値との差を演算してこれを基に偏差
がゼロに近づくように油圧シリンダを伸縮制御させてい
たので、機体の左右傾斜を検出してから制御を開始する
までに時間が掛り、結果的に制御の遅れを招くという不
具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、機体1の左右横方向の傾きを検出
する傾斜検出器16と、機体1に連結された対地作業機
14の傾斜姿勢を変更する姿勢変更手段15aと、機体
1と対地作業機14との相対的角度差を検出するストロ
−ク検出器17とを備え、機体1が左右横方向に傾斜し
たときに前記姿勢変更手段15aを動作させて対地作業
機14を所定角度に維持すべく構成してなる対地作業機
のロ−リング制御装置において、傾斜検出器16にて検
出された値及び傾斜設定器18にて設定された設定値を
基に演算される姿勢変更手段15aの目標ストロ−ク値
と、機体1が傾斜を始める直前の姿勢変更手段15aの
ストロ−ク値との差を平均し、この平均値を制御目標値
として姿勢変更手段15aを伸縮制御させたことを特徴
とするものである。
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、機体1の左右横方向の傾きを検出
する傾斜検出器16と、機体1に連結された対地作業機
14の傾斜姿勢を変更する姿勢変更手段15aと、機体
1と対地作業機14との相対的角度差を検出するストロ
−ク検出器17とを備え、機体1が左右横方向に傾斜し
たときに前記姿勢変更手段15aを動作させて対地作業
機14を所定角度に維持すべく構成してなる対地作業機
のロ−リング制御装置において、傾斜検出器16にて検
出された値及び傾斜設定器18にて設定された設定値を
基に演算される姿勢変更手段15aの目標ストロ−ク値
と、機体1が傾斜を始める直前の姿勢変更手段15aの
ストロ−ク値との差を平均し、この平均値を制御目標値
として姿勢変更手段15aを伸縮制御させたことを特徴
とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で
機体の前後部に夫々前輪2、2と後輪3、3とを備え、
ミッションケ−ス4の後上部には油圧シリンダケ−ス5
を固着して設けている。油圧シリンダケ−ス5内には単
動式の油圧シリンダ6を設け、また、この油圧シリンダ
ケ−ス5の左右両側にはリフトア−ム7、7を回動自由
に枢支している。 なお、ここでは油圧シリンダ6、リ
フトア−ム7、7をまとめて油圧昇降機構8と総称する
が、後述する制御弁を適宜切り換えることにより、この
油圧シリンダ6内に作動油が給排され、リフトア−ム
7、7が上下に回動する。
明する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で
機体の前後部に夫々前輪2、2と後輪3、3とを備え、
ミッションケ−ス4の後上部には油圧シリンダケ−ス5
を固着して設けている。油圧シリンダケ−ス5内には単
動式の油圧シリンダ6を設け、また、この油圧シリンダ
ケ−ス5の左右両側にはリフトア−ム7、7を回動自由
に枢支している。 なお、ここでは油圧シリンダ6、リ
フトア−ム7、7をまとめて油圧昇降機構8と総称する
が、後述する制御弁を適宜切り換えることにより、この
油圧シリンダ6内に作動油が給排され、リフトア−ム
7、7が上下に回動する。
【0007】トップリンク10、ロワ−リンク11、1
1からなる3点リンク機構12の後端部には、対地作業
機としてのロ−タリ耕耘装置14が昇降自在に連結さ
れ、リフトア−ム7、7とロワ−リンク11、11との
間にはリフトロッド15、15が介装連結されている。
このうち、右側のリフトロッド15は複動式の油圧シリ
ンダ15aで構成され、後述する制御弁の切り換えでこ
の油圧シリンダ15a内に作動油が給排され、伸縮して
作業機を左右方向に傾動させる。
1からなる3点リンク機構12の後端部には、対地作業
機としてのロ−タリ耕耘装置14が昇降自在に連結さ
れ、リフトア−ム7、7とロワ−リンク11、11との
間にはリフトロッド15、15が介装連結されている。
このうち、右側のリフトロッド15は複動式の油圧シリ
ンダ15aで構成され、後述する制御弁の切り換えでこ
の油圧シリンダ15a内に作動油が給排され、伸縮して
作業機を左右方向に傾動させる。
【0008】16は前記油圧シリンダケ−ス5の横側部
に取り付けられた傾斜検出器であって、トラクタ−1の
左右横方向の傾斜を検出する。また、17はトラクタ−
1とロ−タリ耕耘装置14との相対的角度差を検出する
ストロ−ク検出器であって、直線式のポテンショメ−タ
にて構成され、このストロ−ク検出器17は前記油圧シ
リンダ15aの横側部に配設されている。
に取り付けられた傾斜検出器であって、トラクタ−1の
左右横方向の傾斜を検出する。また、17はトラクタ−
1とロ−タリ耕耘装置14との相対的角度差を検出する
ストロ−ク検出器であって、直線式のポテンショメ−タ
にて構成され、このストロ−ク検出器17は前記油圧シ
リンダ15aの横側部に配設されている。
【0009】20はポジションコントロ−ル用の油圧操
作レバ−で、この油圧操作レバ−20の回動基部には、
トラクタ−1の後部に連結されているロ−タリ耕耘装置
14の対地高さを設定する対地高さ設定器21が取り付
けられている。一方、片側リフトア−ム7の回動基部に
もそれの回動角度、即ち、対地作業機の高さを検出する
対地高さ検出器23が取り付けられ、油圧操作レバ−2
0にて設定された位置にリフトア−ム7、7が回動して
その設定位置で停止するように構成している。
作レバ−で、この油圧操作レバ−20の回動基部には、
トラクタ−1の後部に連結されているロ−タリ耕耘装置
14の対地高さを設定する対地高さ設定器21が取り付
けられている。一方、片側リフトア−ム7の回動基部に
もそれの回動角度、即ち、対地作業機の高さを検出する
対地高さ検出器23が取り付けられ、油圧操作レバ−2
0にて設定された位置にリフトア−ム7、7が回動して
その設定位置で停止するように構成している。
【0010】対地作業機としてのロ−タリ耕耘装置につ
いて簡単にその構成を説明すると、このロ−タリ耕耘装
置14は、耕耘部34と、耕耘部34の上方を覆う主カ
バ−35と、主カバ−35の後部に枢着されたリヤカバ
−36等を備え、リヤカバ−36の下端部を地面に摺接
させて耕起土壌面を均平にすべく弾性押圧するように構
成し、また、主カバ−35の上部後端部にはリヤカバ−
36の回動角度を検出する耕深検出器37を設けてい
る。
いて簡単にその構成を説明すると、このロ−タリ耕耘装
置14は、耕耘部34と、耕耘部34の上方を覆う主カ
バ−35と、主カバ−35の後部に枢着されたリヤカバ
−36等を備え、リヤカバ−36の下端部を地面に摺接
させて耕起土壌面を均平にすべく弾性押圧するように構
成し、また、主カバ−35の上部後端部にはリヤカバ−
36の回動角度を検出する耕深検出器37を設けてい
る。
【0011】次に図2に示すブロック図に基づいてこの
制御装置の制御系を説明する。対地作業機の高さを設定
する耕深設定器40と、対地作業機の左右傾斜角度を設
定する傾斜設定器18は夫々A/D変換器25を介して
CPUからなる制御装置27に接続され、また、対地高
さ検出器23と、耕深検出器37と、トラクタ−1の傾
斜角度を検出する傾斜検出器16と、ストロ−ク検出器
17も同様にA/D変換器25を介して制御装置27に
接続されている。そして、制御装置27の出力側には、
リフトア−ム7、7を昇降動させる上昇用比例制御弁4
6、下降用比例制御弁47、及び対地作業機の傾斜姿勢
変更用の油圧シリンダ15aを伸縮させる伸長用制御弁
48と短縮用制御弁49が接続されている。
制御装置の制御系を説明する。対地作業機の高さを設定
する耕深設定器40と、対地作業機の左右傾斜角度を設
定する傾斜設定器18は夫々A/D変換器25を介して
CPUからなる制御装置27に接続され、また、対地高
さ検出器23と、耕深検出器37と、トラクタ−1の傾
斜角度を検出する傾斜検出器16と、ストロ−ク検出器
17も同様にA/D変換器25を介して制御装置27に
接続されている。そして、制御装置27の出力側には、
リフトア−ム7、7を昇降動させる上昇用比例制御弁4
6、下降用比例制御弁47、及び対地作業機の傾斜姿勢
変更用の油圧シリンダ15aを伸縮させる伸長用制御弁
48と短縮用制御弁49が接続されている。
【0012】なお、28はA/D変換器25を経ること
なく直接制御装置27に接続された昇降スイッチで、こ
のスイッチ28をONにすると対地作業機は最大上昇位
置まで上昇し、OFFにすると油圧操作レバ−20にて
設定された高さまで下降する。図3は制御装置27の記
憶装置内にメモリされているロ−リング制御のプログラ
ムの内容を示すものであり、以下、これを説明する。
なく直接制御装置27に接続された昇降スイッチで、こ
のスイッチ28をONにすると対地作業機は最大上昇位
置まで上昇し、OFFにすると油圧操作レバ−20にて
設定された高さまで下降する。図3は制御装置27の記
憶装置内にメモリされているロ−リング制御のプログラ
ムの内容を示すものであり、以下、これを説明する。
【0013】まず、第1に各検出値、即ち、耕深検出器
37、傾斜検出器16、ストロ−ク検出器17による検
出値と、各設定値、即ち、耕深設定器40、傾斜設定器
18による設定値がCPU内に読み込まれる(ステップ
S1)、制御モ−ドが水平制御である場合(ステップS
2)には、傾斜検出器16の現在値と傾斜設定器18に
よる設定値との比較により、油圧シリンダ15aの目標
ストロ−ク値(STMn)が演算される(ステップS
3)。
37、傾斜検出器16、ストロ−ク検出器17による検
出値と、各設定値、即ち、耕深設定器40、傾斜設定器
18による設定値がCPU内に読み込まれる(ステップ
S1)、制御モ−ドが水平制御である場合(ステップS
2)には、傾斜検出器16の現在値と傾斜設定器18に
よる設定値との比較により、油圧シリンダ15aの目標
ストロ−ク値(STMn)が演算される(ステップS
3)。
【0014】通常、このような場合、ロ−タリ耕耘装置
14を水平に維持して使用する場合が多いので、傾斜設
定器18の設定を「水平」に指示する。また、従来装置
では、この傾斜検出器16の検出値を重み付け平均して
制御の基礎デ−タとしていたが、本案ではこのような平
均化処理を行なっていない。そして、機体が左右いずれ
かの方向に傾くと傾斜検出器16がその動きを検出し、
前記の目標ストロ−ク値(STMn)を算出するが、同
時にロ−タリ耕耘装置14が傾き始めるとき、その直前
のストロ−ク値(STn)をストロ−ク検出器17が検
出する。STnはロ−タリ耕耘装置14が傾き始めると
きの値であるから、この値は、傾斜が変わる直前のロ−
タリ耕耘装置14の真の傾斜角度を表していることにな
る。
14を水平に維持して使用する場合が多いので、傾斜設
定器18の設定を「水平」に指示する。また、従来装置
では、この傾斜検出器16の検出値を重み付け平均して
制御の基礎デ−タとしていたが、本案ではこのような平
均化処理を行なっていない。そして、機体が左右いずれ
かの方向に傾くと傾斜検出器16がその動きを検出し、
前記の目標ストロ−ク値(STMn)を算出するが、同
時にロ−タリ耕耘装置14が傾き始めるとき、その直前
のストロ−ク値(STn)をストロ−ク検出器17が検
出する。STnはロ−タリ耕耘装置14が傾き始めると
きの値であるから、この値は、傾斜が変わる直前のロ−
タリ耕耘装置14の真の傾斜角度を表していることにな
る。
【0015】ロ−リング制御の精度を高めるためには、
前記(STMn)と(STn)との差(ln)がなくな
るように油圧シリンダ15aを伸縮させればよいので、
ステップS4で両者の差(ln)を求め、さらに重み付
け平均を採り、差の平均値(Ln)を算出する(ステッ
プS5)。この差(Ln)が不感帯に入っている場合
(ステップS6)には上昇用比例制御弁46あるいは下
降用比例制御弁47に対する出力を停止(ステップS1
6)し、不感帯から外れている場合であって、(STM
n)と(STn)との差(ln)が中立状態から外れて
いる場合だけ、油圧シリンダ15aを伸長あるいは短縮
させる。
前記(STMn)と(STn)との差(ln)がなくな
るように油圧シリンダ15aを伸縮させればよいので、
ステップS4で両者の差(ln)を求め、さらに重み付
け平均を採り、差の平均値(Ln)を算出する(ステッ
プS5)。この差(Ln)が不感帯に入っている場合
(ステップS6)には上昇用比例制御弁46あるいは下
降用比例制御弁47に対する出力を停止(ステップS1
6)し、不感帯から外れている場合であって、(STM
n)と(STn)との差(ln)が中立状態から外れて
いる場合だけ、油圧シリンダ15aを伸長あるいは短縮
させる。
【0016】この場合、機体1が右に傾いてロ−タリ耕
耘装置14が右下がりの状態にあると判断されるときに
は、油圧シリンダ15aを短縮させ、逆に右上がりの状
態にあると判断される場合には、伸長用制御弁48を励
磁して油圧シリンダ15aを伸長させる。なお、その
際、油圧シリンダ15aが伸縮する速度は、偏差が大き
い場合には制御弁48、49に対して連続信号を流し、
偏差が微小範囲にあるときにはパルス信号を与えるもの
であり、この点は従来装置と変わらない。
耘装置14が右下がりの状態にあると判断されるときに
は、油圧シリンダ15aを短縮させ、逆に右上がりの状
態にあると判断される場合には、伸長用制御弁48を励
磁して油圧シリンダ15aを伸長させる。なお、その
際、油圧シリンダ15aが伸縮する速度は、偏差が大き
い場合には制御弁48、49に対して連続信号を流し、
偏差が微小範囲にあるときにはパルス信号を与えるもの
であり、この点は従来装置と変わらない。
【0017】また、この制御プログラムの特徴は、ステ
ップS7、ステップS15の段階で(ln)が中立状態
にあれば、(Ln)が不感帯から外れていても制御を停
止させたことである。即ち、差の平均値(Ln)が不感
帯から外れていても、平均を採る前の加工されていない
一番新しい制御デ−タ(ln)が中立、言い換えると
(STMn)と(STn)との差がゼロ若しくは略ゼロ
に近いような場合には、ステップS15に示すように
(Ln、Ln−1、…Ln−4)の値にゼロを代入して
制御目標値を「水平状態」にリセットし、ロ−リング制
御を停止させている。
ップS7、ステップS15の段階で(ln)が中立状態
にあれば、(Ln)が不感帯から外れていても制御を停
止させたことである。即ち、差の平均値(Ln)が不感
帯から外れていても、平均を採る前の加工されていない
一番新しい制御デ−タ(ln)が中立、言い換えると
(STMn)と(STn)との差がゼロ若しくは略ゼロ
に近いような場合には、ステップS15に示すように
(Ln、Ln−1、…Ln−4)の値にゼロを代入して
制御目標値を「水平状態」にリセットし、ロ−リング制
御を停止させている。
【0018】このように目標としている作業機の傾斜角
度が「水平」であるときに、従来装置においては、特に
固い圃場で作業をしているときなど、僅かな振動でも敏
感に反応してしまい、ハンチングを起こすことがあっ
た。また、その不具合を解消すべく一定時間だけは反対
出力を牽制するディレ−タイマ−を入れるものがあった
が、反対側の出力を牽制するデイレ−タイマ−を介装す
ると、「水平」付近から左右方向の一側に1〜2度程度
外れて作業機が僅かに傾いたままの状態を維持すること
があり、正確に水平姿勢を保持出来ない欠点があった。
しかしながら、前記したように油圧シリンダ15aの長
さを検出するストロ−ク検出器17の現在値と、目標ス
トロ−ク値との差が所定の幅内(中立と認められる幅)
にあるときには、過去の平均デ−タもゼロと見做して全
てをリセット状態に戻すものであるから、水平付近での
安定度が高まり、従来生じていたような水平付近での動
き過ぎ、片寄りが現れるようなことがない。
度が「水平」であるときに、従来装置においては、特に
固い圃場で作業をしているときなど、僅かな振動でも敏
感に反応してしまい、ハンチングを起こすことがあっ
た。また、その不具合を解消すべく一定時間だけは反対
出力を牽制するディレ−タイマ−を入れるものがあった
が、反対側の出力を牽制するデイレ−タイマ−を介装す
ると、「水平」付近から左右方向の一側に1〜2度程度
外れて作業機が僅かに傾いたままの状態を維持すること
があり、正確に水平姿勢を保持出来ない欠点があった。
しかしながら、前記したように油圧シリンダ15aの長
さを検出するストロ−ク検出器17の現在値と、目標ス
トロ−ク値との差が所定の幅内(中立と認められる幅)
にあるときには、過去の平均デ−タもゼロと見做して全
てをリセット状態に戻すものであるから、水平付近での
安定度が高まり、従来生じていたような水平付近での動
き過ぎ、片寄りが現れるようなことがない。
【0019】次に図4のフロ−チャ−トについて作用を
説明する。この制御プログラムの目的は、作業機を水平
姿勢に維持させる際の、水平付近での安定度を高めんと
するものである。反対出力を一定時間だけ禁じたデイレ
−タイマ−方式のものでは、作業機自体が水平付近にな
ると、水平位置よりも左右どちらかの側にずれた状態で
停止することがあることは前述の通りであるが、この改
良プログラムの特徴は、パルス出力の開始をOFFから
始めるようにした点にある。
説明する。この制御プログラムの目的は、作業機を水平
姿勢に維持させる際の、水平付近での安定度を高めんと
するものである。反対出力を一定時間だけ禁じたデイレ
−タイマ−方式のものでは、作業機自体が水平付近にな
ると、水平位置よりも左右どちらかの側にずれた状態で
停止することがあることは前述の通りであるが、この改
良プログラムの特徴は、パルス出力の開始をOFFから
始めるようにした点にある。
【0020】図4のフロ−チャ−トのうち、図3で述べ
たものと説明が重複する点は省略し、ステップS6以下
の作用について簡単に説明を加える。例えば(Ln)が
不感帯を越えていて、油圧シリンダ15aを伸長させな
ければならないようなとき、目標値と設定値との差、即
ち偏差が微小であるかどうか、言い換えるとパルス制御
域にあるか否かが判別され(ステップS6、S7)、そ
うでないときは、「伸長」側の連続出力を出して伸長用
制御弁48を励磁作動する。
たものと説明が重複する点は省略し、ステップS6以下
の作用について簡単に説明を加える。例えば(Ln)が
不感帯を越えていて、油圧シリンダ15aを伸長させな
ければならないようなとき、目標値と設定値との差、即
ち偏差が微小であるかどうか、言い換えるとパルス制御
域にあるか否かが判別され(ステップS6、S7)、そ
うでないときは、「伸長」側の連続出力を出して伸長用
制御弁48を励磁作動する。
【0021】そして、偏差が微小であってパルス出力要
求直後には、OFFタイマ−をセットし、一定時間(約
300msec)だけOFF信号を出す(ステップS
8、S9、S10、S24)。一定時間(300mse
c)経過したか否かをカウントした後、今度はONタイ
マ−をセットし、一定時間(300msec)だけON
信号を出力する(ステップ11、S12、S13、S2
4)。
求直後には、OFFタイマ−をセットし、一定時間(約
300msec)だけOFF信号を出す(ステップS
8、S9、S10、S24)。一定時間(300mse
c)経過したか否かをカウントした後、今度はONタイ
マ−をセットし、一定時間(300msec)だけON
信号を出力する(ステップ11、S12、S13、S2
4)。
【0022】なお、この実施例ではOFF側、ON側の
パルス通電時間を同一としたが、一方の通電時間を変更
してもよい。また、伸長用、短縮用の制御弁共に比例制
御弁とし、偏差に基づいてON時間を変更する所謂デュ
−ティ制御を行なっても良い。ステップS16乃至21
の短縮側の作用も伸長側と同様であって動作方向のみ異
なるものであるから説明は省略する。
パルス通電時間を同一としたが、一方の通電時間を変更
してもよい。また、伸長用、短縮用の制御弁共に比例制
御弁とし、偏差に基づいてON時間を変更する所謂デュ
−ティ制御を行なっても良い。ステップS16乃至21
の短縮側の作用も伸長側と同様であって動作方向のみ異
なるものであるから説明は省略する。
【0023】以上のように、油圧シリンダ15aを伸縮
駆動する傾斜姿勢制御装置にあって、パルス制御域にお
いては、従来のように出力要求が生じたときに、パルス
出力の開始をONから開始するのではなく、OFFから
開始するように構成したので従来必要とした反対出力デ
イレ−タイマ−が不要となるほか、機体の傾きが大きく
て偏差が大きいような場合にはこれまでと同様に出力要
求があった時点で直ちに連続信号が出力されて制御弁4
8(あるいは49)が励磁駆動されることになり、制御
遅れのない応答性の優れた制御装置を提供出来るのであ
る。
駆動する傾斜姿勢制御装置にあって、パルス制御域にお
いては、従来のように出力要求が生じたときに、パルス
出力の開始をONから開始するのではなく、OFFから
開始するように構成したので従来必要とした反対出力デ
イレ−タイマ−が不要となるほか、機体の傾きが大きく
て偏差が大きいような場合にはこれまでと同様に出力要
求があった時点で直ちに連続信号が出力されて制御弁4
8(あるいは49)が励磁駆動されることになり、制御
遅れのない応答性の優れた制御装置を提供出来るのであ
る。
【0024】
【発明の作用効果】以上説明したように、この発明は、
機体1の左右横方向の傾きを検出する傾斜検出器16
と、機体1に連結された対地作業機14の傾斜姿勢を変
更する姿勢変更手段15aと、機体1と対地作業機14
との相対的角度差を検出するストロ−ク検出器17とを
備え、機体1が左右横方向に傾斜したときに前記姿勢変
更手段15aを動作させて対地作業機14を所定角度に
維持すべく構成してなる対地作業機のロ−リング制御装
置において、傾斜検出器16にて検出された値及び傾斜
設定器18にて設定された設定値を基に演算される姿勢
変更手段15aの目標ストロ−ク値と、機体1が傾斜を
始める直前の姿勢変更手段15aのストロ−ク値との差
を平均し、この平均値を制御目標値として姿勢変更手段
15aを伸縮制御させたものであるから、従来装置のよ
うに傾斜検出器の検出値を平均化して水平制御を行なわ
せることに起因する制御遅れが少なく、制御の応答性が
向上する。
機体1の左右横方向の傾きを検出する傾斜検出器16
と、機体1に連結された対地作業機14の傾斜姿勢を変
更する姿勢変更手段15aと、機体1と対地作業機14
との相対的角度差を検出するストロ−ク検出器17とを
備え、機体1が左右横方向に傾斜したときに前記姿勢変
更手段15aを動作させて対地作業機14を所定角度に
維持すべく構成してなる対地作業機のロ−リング制御装
置において、傾斜検出器16にて検出された値及び傾斜
設定器18にて設定された設定値を基に演算される姿勢
変更手段15aの目標ストロ−ク値と、機体1が傾斜を
始める直前の姿勢変更手段15aのストロ−ク値との差
を平均し、この平均値を制御目標値として姿勢変更手段
15aを伸縮制御させたものであるから、従来装置のよ
うに傾斜検出器の検出値を平均化して水平制御を行なわ
せることに起因する制御遅れが少なく、制御の応答性が
向上する。
【図1】トラクタ−とロ−タリ耕耘装置の側面図であ
る。
る。
【図2】制御系を示すブロック図である。
【図3】水平制御のフロ−チャ−トである。
【図4】図3に示すプログラムの一部を改良したフロ−
チャ−トである。
チャ−トである。
1 トラクタ− 2 前輪 3 後輪 8 油圧昇降機構 14 対地作業機(ロ−タリ耕耘装置) 27 制御装置 46 上昇用比例制御弁 47 下降用比例制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】機体1の左右横方向の傾きを検出する傾斜
検出器16と、機体1に連結された対地作業機14の傾
斜姿勢を変更する姿勢変更手段15aと、機体1と対地
作業機14との相対的角度差を検出するストロ−ク検出
器17とを備え、機体1が左右横方向に傾斜したときに
前記姿勢変更手段15aを動作させて対地作業機14を
所定角度に維持すべく構成してなる対地作業機のロ−リ
ング制御装置において、傾斜検出器16にて検出された
値及び傾斜設定器18にて設定された設定値を基に演算
される姿勢変更手段15aの目標ストロ−ク値と、機体
1が傾斜を始める直前の姿勢変更手段15aのストロ−
ク値との差を平均し、この平均値を制御目標値として姿
勢変更手段15aを伸縮制御させてなる対地作業機のロ
−リング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5993791A JP2959155B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 対地作業機のロ−リング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5993791A JP2959155B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 対地作業機のロ−リング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293401A JPH04293401A (ja) | 1992-10-19 |
| JP2959155B2 true JP2959155B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=13127550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5993791A Expired - Lifetime JP2959155B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 対地作業機のロ−リング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959155B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP5993791A patent/JP2959155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04293401A (ja) | 1992-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2827371B2 (ja) | 対地作業機のローリング制御装置 | |
| JP2959155B2 (ja) | 対地作業機のロ−リング制御装置 | |
| JP3797881B2 (ja) | 作業機のローリング制御装置 | |
| JP2000354402A (ja) | 水平制御装置 | |
| JPH0531505U (ja) | トラクタの姿勢制御装置 | |
| JP2000324906A (ja) | 水平制御装置 | |
| JPH0711526Y2 (ja) | 農用トラクタのドラフト制御装置 | |
| JPH0779606A (ja) | 対地作業装置のローリング制御機構 | |
| JP2002253004A (ja) | 作業機のローリング制御装置 | |
| JPH0761203B2 (ja) | トラクタ−作業機の自動制御装置 | |
| JP2001016908A (ja) | 水平制御装置 | |
| JP3189164B2 (ja) | 動力車両における作業機の姿勢制御装置 | |
| JP3189165B2 (ja) | 動力車両における作業機の姿勢制御装置 | |
| JP2002243449A (ja) | 作業機のセンサ零点補正装置 | |
| JP3186112B2 (ja) | 対地作業機の姿勢制御装置 | |
| JP2893909B2 (ja) | 対地作業機の油圧制御装置 | |
| JP2559253Y2 (ja) | 対地作業車における耕深自動制御装置 | |
| JP2002253003A (ja) | 作業機のローリング制御装置 | |
| JPH0736722B2 (ja) | 農業用トラクタの作業機制御方法 | |
| JPH0811002B2 (ja) | 移動車輌の水平制御装置 | |
| JP2559714B2 (ja) | トラクタ | |
| JPS61242507A (ja) | 対地作業機のロ−リング制御装置 | |
| JP2000316314A (ja) | 耕深制御装置 | |
| JP2854658B2 (ja) | 作業用走行機体における作業部の傾斜制御装置 | |
| JPH071B2 (ja) | 移動車輌の水平制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730 |