JP2964229B2 - 湿し水供給装置 - Google Patents
湿し水供給装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/30—Damping devices using spraying elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/0054—Devices for controlling dampening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オフセット印刷
機における湿し水供給装置であって、噴出ノズルを用い
たスプレー式の湿し水供給装置に関し、特に、印刷稼動
開始時に、通常の印刷における必要量を超えた量の湿し
水を供給し得る湿し水供給装置に関する。
機における湿し水供給装置であって、噴出ノズルを用い
たスプレー式の湿し水供給装置に関し、特に、印刷稼動
開始時に、通常の印刷における必要量を超えた量の湿し
水を供給し得る湿し水供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷機におけるスプレー式の
湿し水供給装置は、噴出ノズルの精度が向上したこと、
湿し水のインキによる汚染がないこと及び供給量の制御
が容易、かつ比較的正確に行い得ることから、近年多数
提案されている。また、例えば特開昭52−15230
9号公報に示されるように、印刷稼動開始時の黒損紙
(非画像部にインキが付着して汚れた印刷となった損
紙)の発生を押えるために、印刷稼動開始時に、通常の
印刷における必要量を超えた量の湿し水の供給を行う必
要のあることもよく知られている。
湿し水供給装置は、噴出ノズルの精度が向上したこと、
湿し水のインキによる汚染がないこと及び供給量の制御
が容易、かつ比較的正確に行い得ることから、近年多数
提案されている。また、例えば特開昭52−15230
9号公報に示されるように、印刷稼動開始時の黒損紙
(非画像部にインキが付着して汚れた印刷となった損
紙)の発生を押えるために、印刷稼動開始時に、通常の
印刷における必要量を超えた量の湿し水の供給を行う必
要のあることもよく知られている。
【0003】また実公平2−19229号公報には、ス
プレー式の湿し水供給装置であって、しかも印刷稼動開
始時に、通常の印刷における必要量を超えた湿し水の供
給を行うことのできる湿し水供給装置が示されている。
プレー式の湿し水供給装置であって、しかも印刷稼動開
始時に、通常の印刷における必要量を超えた湿し水の供
給を行うことのできる湿し水供給装置が示されている。
【0004】この後者の公報に示される湿し水供給装置
は、輪転印刷機の速度検知手段からの電気信号によって
電−空変換する電空変換器を設け、噴出ノズルに連結さ
れた貯水槽内の気圧を輪転印刷機の稼動速度の変化に対
応させて変化させ、稼動速度に対応した湿し水の供給が
可能に構成されている。更に、電空変換器へのもう一系
統の制御電流源として定電流回路を設け、印刷稼動開始
時には多量の湿し水を供給するための所望の空気圧を貯
水槽に付与すべく、定電流による電−空変換を行わせる
ように構成されている。
は、輪転印刷機の速度検知手段からの電気信号によって
電−空変換する電空変換器を設け、噴出ノズルに連結さ
れた貯水槽内の気圧を輪転印刷機の稼動速度の変化に対
応させて変化させ、稼動速度に対応した湿し水の供給が
可能に構成されている。更に、電空変換器へのもう一系
統の制御電流源として定電流回路を設け、印刷稼動開始
時には多量の湿し水を供給するための所望の空気圧を貯
水槽に付与すべく、定電流による電−空変換を行わせる
ように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印刷稼動に
おいては、何らかの理由で印刷機を一時停止させること
がある。例えば、新聞印刷では、時間の経過にともなっ
て記事の内容が詳細になる等変化することがあり、ま
た、販売地域に合わせた内容の記事で構成した頁を設け
ることが一般的に行われており、適宜所定の部数を印刷
し終える毎に、印刷機を一時停止させ、該当する刷版の
交換を行っている。特に最近の新聞印刷では、できるだ
け新しい情報、及びできるだけ身近な情報を提供するこ
とによって、読者の要望にきめこまかくこたえるべく、
前記刷版の交換の頻度が高くなった。
おいては、何らかの理由で印刷機を一時停止させること
がある。例えば、新聞印刷では、時間の経過にともなっ
て記事の内容が詳細になる等変化することがあり、ま
た、販売地域に合わせた内容の記事で構成した頁を設け
ることが一般的に行われており、適宜所定の部数を印刷
し終える毎に、印刷機を一時停止させ、該当する刷版の
交換を行っている。特に最近の新聞印刷では、できるだ
け新しい情報、及びできるだけ身近な情報を提供するこ
とによって、読者の要望にきめこまかくこたえるべく、
前記刷版の交換の頻度が高くなった。
【0006】ところが、この刷版交換等の一時停止後の
印刷開始時に、いつも最初の印刷開始時と全く同様に湿
し水を供給をしたのでは、一時停止前の累積印刷稼動が
多いほど、一時停止後の印刷開始時に発生する黒損紙の
量が多くなることが認識されはじめ、問題視されるよう
になった。
印刷開始時に、いつも最初の印刷開始時と全く同様に湿
し水を供給をしたのでは、一時停止前の累積印刷稼動が
多いほど、一時停止後の印刷開始時に発生する黒損紙の
量が多くなることが認識されはじめ、問題視されるよう
になった。
【0007】その真正な原因は明らかではないが、印刷
稼動が多くなることによって印刷機やインキ、刷版の温
度が高くなること、及び刷版の消耗による非画像部の親
水性の後退などが複合し、刷版の非画像部にインキが付
着しやすくなったことによるものと考えられる。
稼動が多くなることによって印刷機やインキ、刷版の温
度が高くなること、及び刷版の消耗による非画像部の親
水性の後退などが複合し、刷版の非画像部にインキが付
着しやすくなったことによるものと考えられる。
【0008】この発明は、このような問題、すなわち、
一時停止前の累積印刷稼動が多いときでも、その一時停
止後の印刷開始時に発生する黒損紙が増加することがな
いようにするとともに、これによって黒損紙による損失
を軽減し、かつ印刷稼動効率を向上させることを目的と
するものである。
一時停止前の累積印刷稼動が多いときでも、その一時停
止後の印刷開始時に発生する黒損紙が増加することがな
いようにするとともに、これによって黒損紙による損失
を軽減し、かつ印刷稼動効率を向上させることを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、特許請求の
範囲に記載する構成により前記目的を達成しようとする
ものであり、その構成は、湿し水源から供給される湿し
水を噴出するノズルを備えたノズル手段を有し、ノズル
手段によって供給する湿し水の供給量を印刷機の稼動状
況に応じて変更するべく印刷機の稼動状況に関連付けて
あらかじめ定めた制御態様にしたがってノズルからの湿
し水の噴出と停止とを制御する湿し水供給装置におい
て、前記印刷機の稼動に関連する回転部の回転作動に対
応して作動信号を出力する作動信号出力手段と、作動信
号出力手段の出力する信号を計数し所定数の計数毎に信
号を出力する計数手段と、印刷開始から所定の稼動に至
るまでの湿し水の供給量が相違するよう定めた幾つかの
制御態様をあらかじめ設定したノズル作動制御手段と、
計数手段の出力する信号に基づいて累積計数値に対応し
てノズル作動制御手段の制御態様を印刷機の稼動が一時
停止・印刷開始される毎に選択的に指定する制御態様指
定手段と、を設け、前記一時停止後の印刷開始のときに
制御態様指定手段の指定した制御態様にしたがってノズ
ルからの湿し水の噴出と停止との制御を行うようにし、
印刷開始から所定の間、通常印刷における必要量を超え
た量の湿し水を供給するようにした構成になっている。
範囲に記載する構成により前記目的を達成しようとする
ものであり、その構成は、湿し水源から供給される湿し
水を噴出するノズルを備えたノズル手段を有し、ノズル
手段によって供給する湿し水の供給量を印刷機の稼動状
況に応じて変更するべく印刷機の稼動状況に関連付けて
あらかじめ定めた制御態様にしたがってノズルからの湿
し水の噴出と停止とを制御する湿し水供給装置におい
て、前記印刷機の稼動に関連する回転部の回転作動に対
応して作動信号を出力する作動信号出力手段と、作動信
号出力手段の出力する信号を計数し所定数の計数毎に信
号を出力する計数手段と、印刷開始から所定の稼動に至
るまでの湿し水の供給量が相違するよう定めた幾つかの
制御態様をあらかじめ設定したノズル作動制御手段と、
計数手段の出力する信号に基づいて累積計数値に対応し
てノズル作動制御手段の制御態様を印刷機の稼動が一時
停止・印刷開始される毎に選択的に指定する制御態様指
定手段と、を設け、前記一時停止後の印刷開始のときに
制御態様指定手段の指定した制御態様にしたがってノズ
ルからの湿し水の噴出と停止との制御を行うようにし、
印刷開始から所定の間、通常印刷における必要量を超え
た量の湿し水を供給するようにした構成になっている。
【0010】
【作 用】湿し水供給装置の作動ON信号により、計
数手段とノズル作動制御手段が作動状態になり、印刷機
の稼動開始により、ノズル作動制御手段の作動制御によ
ってノズル手段のノズルから湿し水が噴出される。
数手段とノズル作動制御手段が作動状態になり、印刷機
の稼動開始により、ノズル作動制御手段の作動制御によ
ってノズル手段のノズルから湿し水が噴出される。
【0011】そしてこのとき、印刷機の稼動に関連する
回転部の回転作動に対応する作動信号が作動信号出力手
段より計数手段に入力され、この計数手段では所定数の
計数毎に信号を出力する。そしてこの計数手段からの信
号に基づいて累積計数値に対応して制御態様指定手段に
て上記ノズル作動制御手段の制御態様が、印刷機の稼動
が一時停止・印刷開始される毎に選択的に指定される。
これにより、印刷機を一時停止した後の印刷開始にあた
って、一時停止までの累積印刷稼動の多少に対応して、
湿し水の供給量を通常の印刷に必要とする量よりも若干
多くすることができる。
回転部の回転作動に対応する作動信号が作動信号出力手
段より計数手段に入力され、この計数手段では所定数の
計数毎に信号を出力する。そしてこの計数手段からの信
号に基づいて累積計数値に対応して制御態様指定手段に
て上記ノズル作動制御手段の制御態様が、印刷機の稼動
が一時停止・印刷開始される毎に選択的に指定される。
これにより、印刷機を一時停止した後の印刷開始にあた
って、一時停止までの累積印刷稼動の多少に対応して、
湿し水の供給量を通常の印刷に必要とする量よりも若干
多くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に従
って説明する。図1に示す湿し水供給装置1を具備した
平版印刷機において、画像部を親油性とし、非画像部を
親水性として形成された刷版(図示しない)が版胴PC
に装着されており、この刷版表面にインキ装置IN(図
1においては、上流側を省略して示してある)によって
適量のインキが供給されるとともに、湿し水供給装置1
によって適量の湿し水が供給されるようになっている。
って説明する。図1に示す湿し水供給装置1を具備した
平版印刷機において、画像部を親油性とし、非画像部を
親水性として形成された刷版(図示しない)が版胴PC
に装着されており、この刷版表面にインキ装置IN(図
1においては、上流側を省略して示してある)によって
適量のインキが供給されるとともに、湿し水供給装置1
によって適量の湿し水が供給されるようになっている。
【0013】その結果、前記刷版面の画像部と非画像部
との相反する物性と、水を主成分とした湿し水と油性イ
ンキとの互いに反発する物性とを利用して、画像部のみ
にインキが着けられ、ブランケット胴BCに装着された
ブランケット(図示しない)の表面を介して、ブラケッ
ト胴BCと圧胴ICとの間に通されたウェブWに画像が
印刷されるようになっている。
との相反する物性と、水を主成分とした湿し水と油性イ
ンキとの互いに反発する物性とを利用して、画像部のみ
にインキが着けられ、ブランケット胴BCに装着された
ブランケット(図示しない)の表面を介して、ブラケッ
ト胴BCと圧胴ICとの間に通されたウェブWに画像が
印刷されるようになっている。
【0014】湿し水供給装置1には、刷版との接触部を
有するローラー手段10と、該ローラー手段10の適宜
所定の部位に向けて湿し水を噴出して供給するノズル手
段30と、ノズル手段30に湿し水を補給する湿し水補
給手段50とが設けられている。
有するローラー手段10と、該ローラー手段10の適宜
所定の部位に向けて湿し水を噴出して供給するノズル手
段30と、ノズル手段30に湿し水を補給する湿し水補
給手段50とが設けられている。
【0015】ローラー手段10は、刷版と接触して回転
する下流ローラー11と、該下流ローラー11と接触し
て回転するとともに、ノズル手段30から噴出される湿
し水を受け取る上流ローラー12とが互いに平行に接触
して設けられて構成されている。
する下流ローラー11と、該下流ローラー11と接触し
て回転するとともに、ノズル手段30から噴出される湿
し水を受け取る上流ローラー12とが互いに平行に接触
して設けられて構成されている。
【0016】図示のローラー手段10は、前記のように
2本のローラー、即ち下流ローラー11及び上流ローラ
ー12で構成されているが、下流ローラー11が省略さ
れ、上流ローラー12が刷版に直接接触する構成でもよ
く、また、他のライダーローラー(図示しない)や中間
ローラー(図示しない)が付加された構成でもよい。更
に、湿し水の受け取りが、隣接するローラーの接触部近
傍で複数のローラーの外周面によって行われる構成でも
よい。
2本のローラー、即ち下流ローラー11及び上流ローラ
ー12で構成されているが、下流ローラー11が省略さ
れ、上流ローラー12が刷版に直接接触する構成でもよ
く、また、他のライダーローラー(図示しない)や中間
ローラー(図示しない)が付加された構成でもよい。更
に、湿し水の受け取りが、隣接するローラーの接触部近
傍で複数のローラーの外周面によって行われる構成でも
よい。
【0017】ノズル手段30は、上流ローラ12の軸線
と略平行に設けられた管部材31と、該管部材31に略
等間隔に取り付けられて設けられた複数の(図示の例で
は8個)のノズル32,32…とを具備し、ブラケット
33を介して長手方向の両側がフレーム(図示しない)
に取り付けられ、管部材31には、後に説明するように
接続された湿し水補給手段50から湿し水が加圧された
状態で補給されるようになっている。
と略平行に設けられた管部材31と、該管部材31に略
等間隔に取り付けられて設けられた複数の(図示の例で
は8個)のノズル32,32…とを具備し、ブラケット
33を介して長手方向の両側がフレーム(図示しない)
に取り付けられ、管部材31には、後に説明するように
接続された湿し水補給手段50から湿し水が加圧された
状態で補給されるようになっている。
【0018】ノズル32,32…は、湿し水を上流ロー
ラー12の外周面に対して噴出する噴出口を有し、湿し
水の取入口が管部材31に対して開口し、湿し水の噴出
口が上流ローラー12の外周面に向けられていて管部材
31に設けられている。
ラー12の外周面に対して噴出する噴出口を有し、湿し
水の取入口が管部材31に対して開口し、湿し水の噴出
口が上流ローラー12の外周面に向けられていて管部材
31に設けられている。
【0019】ノズル32には、後述のノズル作動制御手
段100の制御に基づくソレノイド(図示しない)の励
磁により噴出口を開き、消磁によりばね(図示しない)
の力で噴出口を閉じ、この噴出口の開閉によりノズル3
2からの湿し水の供給量を制御する電磁弁機構(図示し
ない)が設けられている。
段100の制御に基づくソレノイド(図示しない)の励
磁により噴出口を開き、消磁によりばね(図示しない)
の力で噴出口を閉じ、この噴出口の開閉によりノズル3
2からの湿し水の供給量を制御する電磁弁機構(図示し
ない)が設けられている。
【0020】湿し水補給手段50は、湿し水を貯留する
湿し水槽51、湿し水槽51と管部材31とを接続する
管路52、及び該管路52中に介在するポンプ53を具
備し、さらに管路52中のポンプ53の下流側に圧力調
整手段54を具備している。管路52は、少なくとも管
部材31との結合部近傍では、取り付け位置の調節やメ
ンテナンスを容易にし得るように、可撓管材とするのが
このましい。
湿し水槽51、湿し水槽51と管部材31とを接続する
管路52、及び該管路52中に介在するポンプ53を具
備し、さらに管路52中のポンプ53の下流側に圧力調
整手段54を具備している。管路52は、少なくとも管
部材31との結合部近傍では、取り付け位置の調節やメ
ンテナンスを容易にし得るように、可撓管材とするのが
このましい。
【0021】ノズル作動制御手段100は、印刷機の稼
動速度に対応した信号を出力する速度信号出力手段11
0と電気的に連係されており、速度信号出力手段110
は、版胴PC又はこれと同期して回転する回転部、例え
ば主駆動源112によって駆動回転される主駆動軸11
3に連係して設けられ、版胴PCの回転に同期したパル
ス信号を出力するロータリーエンコーダー等のパルス信
号出力機構111より構成されている。
動速度に対応した信号を出力する速度信号出力手段11
0と電気的に連係されており、速度信号出力手段110
は、版胴PC又はこれと同期して回転する回転部、例え
ば主駆動源112によって駆動回転される主駆動軸11
3に連係して設けられ、版胴PCの回転に同期したパル
ス信号を出力するロータリーエンコーダー等のパルス信
号出力機構111より構成されている。
【0022】ノズル作動制御手段100は、パルス信号
出力機構111からパルス信号が入力されるよう接続さ
れ、そのパルス信号を計数し、その計数値が所定の設定
値に達する毎にノズル32,32…のソレノイドに対し
励磁電流を出力するとともに、所定時間におけるパルス
の計数値に応じた、すなわち稼動速度に応じた所定の設
定時間だけ励磁電流の出力を継続できるようになってお
り、具体的にはCPU及びソレノイドドライバーを具備
している。
出力機構111からパルス信号が入力されるよう接続さ
れ、そのパルス信号を計数し、その計数値が所定の設定
値に達する毎にノズル32,32…のソレノイドに対し
励磁電流を出力するとともに、所定時間におけるパルス
の計数値に応じた、すなわち稼動速度に応じた所定の設
定時間だけ励磁電流の出力を継続できるようになってお
り、具体的にはCPU及びソレノイドドライバーを具備
している。
【0023】このノズル作動制御手段100の図示しな
いソレノイドドライバーに励磁電流を出力させるための
励磁信号の出力態様(すなわちノズル32,32…の制
御態様)は、例えば表1乃至表3に示すように設定され
ており、後に説明する制御態様指定手段340が選択指
定する出力態様の励磁信号出力をする。なお、表1乃至
表3は、新聞印刷における励磁信号の出力態様を例示し
ており、表中の印刷速度は、1時間あたりの新聞の印刷
部数(通常の新聞2頁幅1枚を1部と呼称する)で示し
ている。
いソレノイドドライバーに励磁電流を出力させるための
励磁信号の出力態様(すなわちノズル32,32…の制
御態様)は、例えば表1乃至表3に示すように設定され
ており、後に説明する制御態様指定手段340が選択指
定する出力態様の励磁信号出力をする。なお、表1乃至
表3は、新聞印刷における励磁信号の出力態様を例示し
ており、表中の印刷速度は、1時間あたりの新聞の印刷
部数(通常の新聞2頁幅1枚を1部と呼称する)で示し
ている。
【0024】表1は、通常の印刷において必要とされる
量の湿し水を供給するための励磁信号の出力態様、すな
わち標準制御態様として決めた設定値を例示したもの
で、パルス信号出力機構111の出力パルスを2000
計数する毎に励磁信号を出力するように、かつ印刷速度
に応じて励磁信号の継続出力時間を1000分の70秒
乃至1000分の38秒と設定している。
量の湿し水を供給するための励磁信号の出力態様、すな
わち標準制御態様として決めた設定値を例示したもの
で、パルス信号出力機構111の出力パルスを2000
計数する毎に励磁信号を出力するように、かつ印刷速度
に応じて励磁信号の継続出力時間を1000分の70秒
乃至1000分の38秒と設定している。
【0025】表2は、印刷開始から所定の印刷速度、こ
の表示例では毎時4万部の印刷速度に達するまでの間、
通常の印刷において必要とされる量を超える量の湿し水
を供給するための励磁信号の出力態様、すなわち印刷開
始時制御態様を決めた設定値を、表1と同様に例示した
もので、励磁信号の出力間隔は、パルス信号出力機構1
11の出力パルスを2000計数する間であり、表1の
設定と同じである。そして、印刷速度に応じた励磁信号
の出力継続時間を、表1の設定より長く設定しており、
かつ後に説明する作動信号出力手段300が出力する作
動信号(図示の実施の形態では、後に説明するパルス信
号出力機構111が出力する基準パルス信号を代用して
いる)の累積計数値に対応して、例えば7通りに設定し
ている。
の表示例では毎時4万部の印刷速度に達するまでの間、
通常の印刷において必要とされる量を超える量の湿し水
を供給するための励磁信号の出力態様、すなわち印刷開
始時制御態様を決めた設定値を、表1と同様に例示した
もので、励磁信号の出力間隔は、パルス信号出力機構1
11の出力パルスを2000計数する間であり、表1の
設定と同じである。そして、印刷速度に応じた励磁信号
の出力継続時間を、表1の設定より長く設定しており、
かつ後に説明する作動信号出力手段300が出力する作
動信号(図示の実施の形態では、後に説明するパルス信
号出力機構111が出力する基準パルス信号を代用して
いる)の累積計数値に対応して、例えば7通りに設定し
ている。
【0026】表中A乃至Fは、作動信号すなわち図示の
実施の形態では基準パルス信号の累積計数値であり、例
えば3万乃至18万の3万間隔の数値である。
実施の形態では基準パルス信号の累積計数値であり、例
えば3万乃至18万の3万間隔の数値である。
【0027】表3は、表2と同様に、印刷開始から毎時
4万部の印刷速度に達するまでの間、通常の印刷におい
て必要とされる量を超える量の湿し水を供給するための
励磁信号の出力態様(印刷開始時制御態様)を決めた設
定値を例示したものであるが、表2が、励磁信号の出力
間隔をパルス信号出力機構111の出力パルス数を一定
に定め、励磁信号の出力継続時間を長くした励磁信号の
出力態様にしているのに対し、表3は、励磁信号の出力
継続時間を一定に定め、励磁信号の出力間隔を決めるパ
ルス信号出力機構111の出力パルス数を減らした、す
なわち励磁信号の出力間隔を減らした励磁信号の出力態
様にしている点で相違している。
4万部の印刷速度に達するまでの間、通常の印刷におい
て必要とされる量を超える量の湿し水を供給するための
励磁信号の出力態様(印刷開始時制御態様)を決めた設
定値を例示したものであるが、表2が、励磁信号の出力
間隔をパルス信号出力機構111の出力パルス数を一定
に定め、励磁信号の出力継続時間を長くした励磁信号の
出力態様にしているのに対し、表3は、励磁信号の出力
継続時間を一定に定め、励磁信号の出力間隔を決めるパ
ルス信号出力機構111の出力パルス数を減らした、す
なわち励磁信号の出力間隔を減らした励磁信号の出力態
様にしている点で相違している。
【0028】このほか、表示してないが、通常の印刷に
おいて必要とされる量を超える量の湿し水を供給するに
あたって、励磁信号の出力継続時間を長くするとともに
励磁信号の出力間隔を減らした励磁信号の出力態様にし
てもよい。
おいて必要とされる量を超える量の湿し水を供給するに
あたって、励磁信号の出力継続時間を長くするとともに
励磁信号の出力間隔を減らした励磁信号の出力態様にし
てもよい。
【0029】また、ノズル作動制御手段100は、ノズ
ル32,32…毎に湿し水の供給量の若干の補正ができ
るように、例えば励磁信号の出力継続時間を補正する1
000分の1秒乃至1000分の10秒の補正計数が設
定してあり、外部からの補正指令によって前記励磁信号
の出力継続時間をあらかじめ補正することができるよう
になっている。
ル32,32…毎に湿し水の供給量の若干の補正ができ
るように、例えば励磁信号の出力継続時間を補正する1
000分の1秒乃至1000分の10秒の補正計数が設
定してあり、外部からの補正指令によって前記励磁信号
の出力継続時間をあらかじめ補正することができるよう
になっている。
【0030】作動信号出力手段300は、印刷機の稼動
に対応して信号出力すべく、印刷機の稼動に関連して回
転作動する回転部の回転作動に対応する、例えば回転部
の1回転毎に1信号を出力するように構成されている。
図示の実施の形態では、前記パルス出力機構111を、
所定数のパルス出力毎に基準パルス信号を出力する基準
パルス出力機能を有するパルス出力機構111とし、基
準パルス信号及びパルス出力機構111をそれぞれ作動
信号及び作動信号出力手段300として代用している。
勿論、パルス出力機構111を代用することなく、適宜
な回転体、例えば版胴PCと連係させた作動信号出力手
段(図示せず)を別個に設けてもよい。
に対応して信号出力すべく、印刷機の稼動に関連して回
転作動する回転部の回転作動に対応する、例えば回転部
の1回転毎に1信号を出力するように構成されている。
図示の実施の形態では、前記パルス出力機構111を、
所定数のパルス出力毎に基準パルス信号を出力する基準
パルス出力機能を有するパルス出力機構111とし、基
準パルス信号及びパルス出力機構111をそれぞれ作動
信号及び作動信号出力手段300として代用している。
勿論、パルス出力機構111を代用することなく、適宜
な回転体、例えば版胴PCと連係させた作動信号出力手
段(図示せず)を別個に設けてもよい。
【0031】計数手段320は、作動信号出力手段30
0が出力する作動信号を計数し、所定数の計数が終了す
る毎に計数終了信号を出力するもので、図2で示した実
施の形態では、前記作動信号を計数し所定数の計数が終
了するたびに計数終了信号を出力するカウンター321
と、カウンター321に計数すべき所定数を設定するデ
ィップスイッチ322と、湿し水供給装置作動ON・O
FF信号の立ちあがり及び立ちさがりに対応して微分信
号を出力する微分回路323とを有している。
0が出力する作動信号を計数し、所定数の計数が終了す
る毎に計数終了信号を出力するもので、図2で示した実
施の形態では、前記作動信号を計数し所定数の計数が終
了するたびに計数終了信号を出力するカウンター321
と、カウンター321に計数すべき所定数を設定するデ
ィップスイッチ322と、湿し水供給装置作動ON・O
FF信号の立ちあがり及び立ちさがりに対応して微分信
号を出力する微分回路323とを有している。
【0032】制御態様指定手段340は、計数手段32
0のカウンタ−321が出力する計数終了信号が入力さ
れるたびに順次出力をシフトするシフトレジスター34
1、シフトレジスター341の出力信号と、印刷機の印
刷開始信号の組み合わせに対応して各印刷開始毎に、い
ずれか1個が信号出力するよう設けられた複数(図示の
実施の形態では7個)のAND回路342乃至348
と、各印刷開始信号の立ちあがりに対応して微分信号を
出力する微分回路349とを有している。
0のカウンタ−321が出力する計数終了信号が入力さ
れるたびに順次出力をシフトするシフトレジスター34
1、シフトレジスター341の出力信号と、印刷機の印
刷開始信号の組み合わせに対応して各印刷開始毎に、い
ずれか1個が信号出力するよう設けられた複数(図示の
実施の形態では7個)のAND回路342乃至348
と、各印刷開始信号の立ちあがりに対応して微分信号を
出力する微分回路349とを有している。
【0033】次に、この湿し水供給装置1の作動を説明
する。湿し水供給装置作動ON信号により、湿し水槽5
1に貯留されている湿し水が、ポンプ53により管路5
2を介して管部材31に補給される。また、湿し水供給
装置作動ON信号は、計数手段320及びノズル作動制
御手段100に入力され、これら2つの手段を作動状態
にする。
する。湿し水供給装置作動ON信号により、湿し水槽5
1に貯留されている湿し水が、ポンプ53により管路5
2を介して管部材31に補給される。また、湿し水供給
装置作動ON信号は、計数手段320及びノズル作動制
御手段100に入力され、これら2つの手段を作動状態
にする。
【0034】管部材31に補給された湿し水は、後に説
明するノズル作動制御手段100の作動制御によってノ
ズル32,32…の電磁弁機構が開放状態にあるときの
み、刷版との接触部を有するローラー手段10の上流ロ
ーラー12の外周面の適宜所定の部位に向けてノズル3
2,32…から噴出する。そして、上流ローラー12の
外周面から落下する等の残余の湿し水は、カバー81等
に適宜に設けた図示しない排出口から排出され、湿し水
槽51に戻される。
明するノズル作動制御手段100の作動制御によってノ
ズル32,32…の電磁弁機構が開放状態にあるときの
み、刷版との接触部を有するローラー手段10の上流ロ
ーラー12の外周面の適宜所定の部位に向けてノズル3
2,32…から噴出する。そして、上流ローラー12の
外周面から落下する等の残余の湿し水は、カバー81等
に適宜に設けた図示しない排出口から排出され、湿し水
槽51に戻される。
【0035】他方、湿し水供給装置ON信号とは別に印
刷開始信号が出力される。すると、主駆動源112が回
転作動し、これによって主駆動軸113を介して版胴P
Cが駆動回転され、かつパルス信号出力機構111が主
駆動軸113の回転に対応して、例えば主駆動軸113
の1回転につき250のパルス信号を出力するととも
に、図示の実施の形態では所定数(例えば1000)の
パルス信号を出力する毎に、1個の基準パルス信号を出
力する。
刷開始信号が出力される。すると、主駆動源112が回
転作動し、これによって主駆動軸113を介して版胴P
Cが駆動回転され、かつパルス信号出力機構111が主
駆動軸113の回転に対応して、例えば主駆動軸113
の1回転につき250のパルス信号を出力するととも
に、図示の実施の形態では所定数(例えば1000)の
パルス信号を出力する毎に、1個の基準パルス信号を出
力する。
【0036】パルス信号出力機構111が出力するパル
ス信号は、ノズル作動制御手段100に入力される。ま
たパルス信号出力機構111が出力する基準パルス信号
は、前記したように、作動信号の代用信号として計数手
段320に入力される。
ス信号は、ノズル作動制御手段100に入力される。ま
たパルス信号出力機構111が出力する基準パルス信号
は、前記したように、作動信号の代用信号として計数手
段320に入力される。
【0037】また、前記印刷開始信号が出力されると、
この印刷開始信号は、制御態様指定手段340の微分回
路349によって微分信号に変換されて出力され、この
微分信号は、AND回路342乃至348に入力され
る。AND回路342乃至348は、シフトレジスター
341の信号出力状況に対応していずれかひとつが制御
態様指定信号を出力し、ノズル作動制御手段100に設
定されている幾つかの制御態様すなわちノズル32,3
2…の作動に係る励磁信号の出力態様のなかから適宜な
ものを選択的に指定する。
この印刷開始信号は、制御態様指定手段340の微分回
路349によって微分信号に変換されて出力され、この
微分信号は、AND回路342乃至348に入力され
る。AND回路342乃至348は、シフトレジスター
341の信号出力状況に対応していずれかひとつが制御
態様指定信号を出力し、ノズル作動制御手段100に設
定されている幾つかの制御態様すなわちノズル32,3
2…の作動に係る励磁信号の出力態様のなかから適宜な
ものを選択的に指定する。
【0038】すなわち、最先の印刷信号が出力される
と、シフトレジスター341の各信号出力端子は未だ信
号出力をしておらず、これら各信号出力端子とNOR回
路350を介して連結されているAND回路342が制
御態様指定信号を出力し、ノズル作動制御手段100に
表1及び表2に示す制御態様が設定されているときは、
表1の制御態様と表2の制御態様番号01の制御態様を
指定する。なお、表1に示す制御態様は、前記の通り標
準制御態様であり、AND回路342乃至348のいず
れが出力する制御態様指定信号によっても必ず指定され
る。
と、シフトレジスター341の各信号出力端子は未だ信
号出力をしておらず、これら各信号出力端子とNOR回
路350を介して連結されているAND回路342が制
御態様指定信号を出力し、ノズル作動制御手段100に
表1及び表2に示す制御態様が設定されているときは、
表1の制御態様と表2の制御態様番号01の制御態様を
指定する。なお、表1に示す制御態様は、前記の通り標
準制御態様であり、AND回路342乃至348のいず
れが出力する制御態様指定信号によっても必ず指定され
る。
【0039】このような状態において、パルス出力機構
111が出力するパルス信号がノズル作動制御手段10
0に入力されると、ノズル作動制御手段100において
は、パルス信号が計数され、その計数値が所定の設定
値、例えば「2000」に達する毎に、すなわち版胴が
所定の回転角だけ回転する毎に、ソレノイドドライバー
に対する励磁信号が所定の設定時間だけ、すなわちその
時点の印刷速度に対応する設定時間だけ継続して出力さ
れる。そして、このノズル作動制御手段100における
印刷開始時の毎時4万部以下の印刷速度の条件下に限っ
て、表1に示す標準制御態様に優先して表2に示す印刷
開始時制御態様が実施される。
111が出力するパルス信号がノズル作動制御手段10
0に入力されると、ノズル作動制御手段100において
は、パルス信号が計数され、その計数値が所定の設定
値、例えば「2000」に達する毎に、すなわち版胴が
所定の回転角だけ回転する毎に、ソレノイドドライバー
に対する励磁信号が所定の設定時間だけ、すなわちその
時点の印刷速度に対応する設定時間だけ継続して出力さ
れる。そして、このノズル作動制御手段100における
印刷開始時の毎時4万部以下の印刷速度の条件下に限っ
て、表1に示す標準制御態様に優先して表2に示す印刷
開始時制御態様が実施される。
【0040】なお、これら励磁信号の出力態様が、刷版
上の画線の比率や配置によりノズル32,32…毎に適
宜条件を変えて湿し水の供給を行うべく、あらかじめ補
正指令がなされているときは、励磁信号の出力は、補正
された出力継続時間によって行われる。
上の画線の比率や配置によりノズル32,32…毎に適
宜条件を変えて湿し水の供給を行うべく、あらかじめ補
正指令がなされているときは、励磁信号の出力は、補正
された出力継続時間によって行われる。
【0041】励磁信号が出力されると、ソレノイドドラ
イバーは、その励磁信号にしたがってノズル32,32
…の電磁弁機構のソレノイドに励磁電流を印加し、弁を
開く。その結果、上流ローラー12の外周面の適宜所定
の部位に対して、予め設定された条件にしたがった供給
量の湿し水の噴出供給が行われる。
イバーは、その励磁信号にしたがってノズル32,32
…の電磁弁機構のソレノイドに励磁電流を印加し、弁を
開く。その結果、上流ローラー12の外周面の適宜所定
の部位に対して、予め設定された条件にしたがった供給
量の湿し水の噴出供給が行われる。
【0042】すなわち、印刷開始信号が出力されると、
制御態様指定手段340がノズル作動制御手段100に
よるノズル32,32…の制御態様を指定する一方、印
刷開始信号で起動するシーケンシャル制御によって印刷
機が稼動、増速される。すると、パルス信号出力機構1
11が出力するパルス信号が「2000」出力される毎
に、その時点の印刷速度に対応する設定時間だけノズル
32,32…が開口され湿し水が噴出され供給される。
この湿し水の供給において、印刷開始から毎時4万部の
印刷速度に達するまでの間は、ノズル32,32…の開
口を標準制御態様よりも若干長くし、湿し水の供給量が
通常の印刷における必要量を超えた供給量になるように
している。そして、その後は、何らかの停止信号によっ
て印刷が停止するまで通常印刷が行われ、その間、ノズ
ル32,32…の開口を標準制御態様によって行い、湿
し水の供給量が通常の印刷における必要量になるように
している。
制御態様指定手段340がノズル作動制御手段100に
よるノズル32,32…の制御態様を指定する一方、印
刷開始信号で起動するシーケンシャル制御によって印刷
機が稼動、増速される。すると、パルス信号出力機構1
11が出力するパルス信号が「2000」出力される毎
に、その時点の印刷速度に対応する設定時間だけノズル
32,32…が開口され湿し水が噴出され供給される。
この湿し水の供給において、印刷開始から毎時4万部の
印刷速度に達するまでの間は、ノズル32,32…の開
口を標準制御態様よりも若干長くし、湿し水の供給量が
通常の印刷における必要量を超えた供給量になるように
している。そして、その後は、何らかの停止信号によっ
て印刷が停止するまで通常印刷が行われ、その間、ノズ
ル32,32…の開口を標準制御態様によって行い、湿
し水の供給量が通常の印刷における必要量になるように
している。
【0043】なお、ノズル作動制御手段100に表2の
制御態様にかえて表3の制御態様が設定されているとき
は、印刷開始から毎時4万部の印刷速度に達するまでの
ノズル32,32…の開口作動は、表3の制御態様によ
って行われる。
制御態様にかえて表3の制御態様が設定されているとき
は、印刷開始から毎時4万部の印刷速度に達するまでの
ノズル32,32…の開口作動は、表3の制御態様によ
って行われる。
【0044】ノズル32,32…の開口によって上流ロ
ーラー12に供給された湿し水は、ローラー手段10の
回転作動により、上流ローラー12と下流ローラー11
との接触部を通過するときに均されるとともに、下流ロ
ーラー11に転移され、下流ローラー11を介して刷版
に供給される。
ーラー12に供給された湿し水は、ローラー手段10の
回転作動により、上流ローラー12と下流ローラー11
との接触部を通過するときに均されるとともに、下流ロ
ーラー11に転移され、下流ローラー11を介して刷版
に供給される。
【0045】刷版には、別に、インキ装置INによって
インキが供給され、親水性である非画像部に転移してい
る湿し水との相互反発性によって、インキは親油性であ
る画像部のみに転移し、その画線部のインキが、ブラン
ケット胴BCのブランケット面を介してウェブWに印刷
される。
インキが供給され、親水性である非画像部に転移してい
る湿し水との相互反発性によって、インキは親油性であ
る画像部のみに転移し、その画線部のインキが、ブラン
ケット胴BCのブランケット面を介してウェブWに印刷
される。
【0046】また、前記の通り湿し水供給装置ON信号
によって作動状態にされた計数手段320では、まずカ
ウンター321にディップスイッチ322によって所定
数値、例えば「30000」が設定される。さらに、前
記湿し水供給装置ON信号は、微分回路323によって
微分信号に変換されて出力される。この微分信号は、O
R回路324を介してカウンター321に入力され、カ
ウンター321の計数値をリセットする。
によって作動状態にされた計数手段320では、まずカ
ウンター321にディップスイッチ322によって所定
数値、例えば「30000」が設定される。さらに、前
記湿し水供給装置ON信号は、微分回路323によって
微分信号に変換されて出力される。この微分信号は、O
R回路324を介してカウンター321に入力され、カ
ウンター321の計数値をリセットする。
【0047】また、この微分信号は、後に説明する制御
態様指定手段340のシフトレジスター341をリセッ
トする。
態様指定手段340のシフトレジスター341をリセッ
トする。
【0048】このような状態で印刷開始信号(最先の印
刷開始信号)が出力されると、制御態様指定手段340
が前記のようにノズル作動制御手段100に設定されて
いる制御態様を指定し、かつ主駆動源112が回転作動
し、印刷機が印刷稼動を開始する。これにともない、パ
ルス信号出力機構111は、前記したように、作動信号
の代用信号である基準パルス信号を出力する。
刷開始信号)が出力されると、制御態様指定手段340
が前記のようにノズル作動制御手段100に設定されて
いる制御態様を指定し、かつ主駆動源112が回転作動
し、印刷機が印刷稼動を開始する。これにともない、パ
ルス信号出力機構111は、前記したように、作動信号
の代用信号である基準パルス信号を出力する。
【0049】この基準パルス信号は、前記カウンター3
21に入力され、カウンター321がこれを計数する。
カウンター321は、この計数値が前記ディップスイッ
チ322によって設定された設定値に達する毎に設定値
計数終了信号を出力する。
21に入力され、カウンター321がこれを計数する。
カウンター321は、この計数値が前記ディップスイッ
チ322によって設定された設定値に達する毎に設定値
計数終了信号を出力する。
【0050】この設定値計数終了信号は、制御態様指定
手段340のシフトレジスター341に入力されるとと
もに、前記OR回路324を介してカウンター321の
計数値をリセットする。カウンター321は、前記基準
パルス信号の計数と設定値計数終了信号の出力を順次繰
り返す。
手段340のシフトレジスター341に入力されるとと
もに、前記OR回路324を介してカウンター321の
計数値をリセットする。カウンター321は、前記基準
パルス信号の計数と設定値計数終了信号の出力を順次繰
り返す。
【0051】シフトレジスター341は、前記カウンタ
ー321が出力した設定値計数終了信号が入力される
と、出力端子のひとつが信号出力する。そして、カウン
ター321から設定値計数終了信号が順次入力されるた
びに、その出力端子を順次、例えば図示の実施の形態で
は出力端子a乃至出力端子fの順に、信号出力する出力
端子を移動させる。
ー321が出力した設定値計数終了信号が入力される
と、出力端子のひとつが信号出力する。そして、カウン
ター321から設定値計数終了信号が順次入力されるた
びに、その出力端子を順次、例えば図示の実施の形態で
は出力端子a乃至出力端子fの順に、信号出力する出力
端子を移動させる。
【0052】シフトレジスター341が出力する出力信
号は、各出力端子a乃至fのそれぞれ別個に対応させて
設けられたAND回路343乃至348のいずれかに入
力される。
号は、各出力端子a乃至fのそれぞれ別個に対応させて
設けられたAND回路343乃至348のいずれかに入
力される。
【0053】ここで、例えば基準パルス信号(即ち作動
信号)が6万5千だけ出力された時点で、刷版交換のた
めに印刷稼動が停止されると、印刷開始から停止までの
間にカウンター321は基準パルス信号(即ち作動信
号)を前記ティップスイッチ322にて設定された数値
である3万ずつ2度計数して設定値計数終了信号を2度
出力し、かつカウンター321は基準パルス信号(即ち
作動信号)を5千計数した状態を維持する。
信号)が6万5千だけ出力された時点で、刷版交換のた
めに印刷稼動が停止されると、印刷開始から停止までの
間にカウンター321は基準パルス信号(即ち作動信
号)を前記ティップスイッチ322にて設定された数値
である3万ずつ2度計数して設定値計数終了信号を2度
出力し、かつカウンター321は基準パルス信号(即ち
作動信号)を5千計数した状態を維持する。
【0054】また、シフトレジスター341は、設定値
計数終了信号を2度入力されており、出力端子bがAN
D回路344に対して信号出力している状態を維持す
る。
計数終了信号を2度入力されており、出力端子bがAN
D回路344に対して信号出力している状態を維持す
る。
【0055】この状態下で、刷版の交換を完了した後、
印刷を再開するための印刷開始信号が出力されると、こ
の印刷開始信号は、制御態様指定手段340の微分回路
349で微分信号に変換されて出力され、AND回路3
42乃至348のそれぞれに入力される。すると、シフ
トレジスター341の出力信号とAND条件が成立する
AND回路344が制御態様指定信号を出力し、表1に
示す標準制御態様と表2の制御態様番号03に示す印刷
開始時制御態様を指定する。
印刷を再開するための印刷開始信号が出力されると、こ
の印刷開始信号は、制御態様指定手段340の微分回路
349で微分信号に変換されて出力され、AND回路3
42乃至348のそれぞれに入力される。すると、シフ
トレジスター341の出力信号とAND条件が成立する
AND回路344が制御態様指定信号を出力し、表1に
示す標準制御態様と表2の制御態様番号03に示す印刷
開始時制御態様を指定する。
【0056】また、前記印刷を再開するための印刷開始
信号で起動するシーケンシャル制御によって印刷機が稼
動、増速される。そして印刷機は前記と同様に、ただし
印刷開始から毎時4万部の印刷速度に達するまでの湿し
水供給の制御態様のみは表2の制御態様番号03に示す
制御態様に変更されて、印刷稼動する。
信号で起動するシーケンシャル制御によって印刷機が稼
動、増速される。そして印刷機は前記と同様に、ただし
印刷開始から毎時4万部の印刷速度に達するまでの湿し
水供給の制御態様のみは表2の制御態様番号03に示す
制御態様に変更されて、印刷稼動する。
【0057】以後、停止信号によって印刷が停止され、
その後印刷を再開するための印刷開始信号が出力される
たびに、前記と同様に制御態様指定手段340によって
湿し水供給の適宜な制御態様が選択指定され、印刷機の
印刷稼動が行われる。そして、予定の部数の印刷が完了
した後に出力される湿し水供給装置作動OFF信号によ
って、湿し水供給装置は一切の作動を停止する。
その後印刷を再開するための印刷開始信号が出力される
たびに、前記と同様に制御態様指定手段340によって
湿し水供給の適宜な制御態様が選択指定され、印刷機の
印刷稼動が行われる。そして、予定の部数の印刷が完了
した後に出力される湿し水供給装置作動OFF信号によ
って、湿し水供給装置は一切の作動を停止する。
【0058】なお、印刷稼動開始時に刷版の整面をさせ
る場合には、ノズル作動制御手段100に設定する湿し
水供給の印刷開始時制御態様を整面のための湿し水供給
を含んだ制御態様としておけばよい。
る場合には、ノズル作動制御手段100に設定する湿し
水供給の印刷開始時制御態様を整面のための湿し水供給
を含んだ制御態様としておけばよい。
【0059】また、制御態様を指定するときの基準とな
る基準パルス信号(即ち作動信号)の累積計数値の設定
は、実情に応じて適宜に定めてよい。
る基準パルス信号(即ち作動信号)の累積計数値の設定
は、実情に応じて適宜に定めてよい。
【0060】さらに、計数手段320及び制御態様指定
手段340に相当する作用の全部又は一部を、ノズル作
動制御手段100の一部であるCPU又は別に設けたC
PUに行わしめる構成であってもよい。
手段340に相当する作用の全部又は一部を、ノズル作
動制御手段100の一部であるCPU又は別に設けたC
PUに行わしめる構成であってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上記載の通りであり、この発明を実施
することによって、新聞印刷における刷版交換等、印刷
機を一時停止した後の印刷開始にあたって、一時停止ま
での累積印刷稼動の多少に対応して、湿し水の供給量を
通常の印刷に必要とする量よりも若干多い供給量とし、
刷版の非画像部へのインキの付着を短時間でなくすよう
にしたので、従来に比べ黒損紙の派生を低減することが
できるようになった。したがって、黒損紙による多額の
損失を軽減することができるとともに、印刷機の稼動効
率を向上させることができる。
することによって、新聞印刷における刷版交換等、印刷
機を一時停止した後の印刷開始にあたって、一時停止ま
での累積印刷稼動の多少に対応して、湿し水の供給量を
通常の印刷に必要とする量よりも若干多い供給量とし、
刷版の非画像部へのインキの付着を短時間でなくすよう
にしたので、従来に比べ黒損紙の派生を低減することが
できるようになった。したがって、黒損紙による多額の
損失を軽減することができるとともに、印刷機の稼動効
率を向上させることができる。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【図1】この発明の湿し水装置の一実施の形態を備えた
平版印刷機の概略構成説明斜視図である。
平版印刷機の概略構成説明斜視図である。
【図2】この発明の湿し水装置の制御態様指定のための
構成の一実施の形態を示すブロック図である。
構成の一実施の形態を示すブロック図である。
1…湿し水供給装置、10…ローラー手段、11…下流
ローラー、12…上流ローラー、30…ノズル手段、3
1…管部材、32…ノズル、33…ブラケット、50…
湿し水補給手段、51…湿し水槽、52…管路、53…
ポンプ、54…圧力調整手段、100…ノズル作動制御
手段、110…速度信号出力手段、111…パルス信号
出力機構、112…主駆動源、113…主駆動軸、30
0…作動信号出力手段(図示の実施の形態ではノズル作
動制御手段を代用)、320…計数手段、321…カウ
ンター、322…ディップスイッチ、323…微分回
路、324…OR回路、340…制御態様指定手段、3
41…シフトレジスター、…342,343,344,
345,346,347,348…AND回路、349
…微分回路、350…NOR回路、a,b,c,d,
e,f…シフトレジスターの出力端子、PC…版胴、B
C…ブランケット胴、IC…圧胴、IN…インキ装置、
W…ウェブ。
ローラー、12…上流ローラー、30…ノズル手段、3
1…管部材、32…ノズル、33…ブラケット、50…
湿し水補給手段、51…湿し水槽、52…管路、53…
ポンプ、54…圧力調整手段、100…ノズル作動制御
手段、110…速度信号出力手段、111…パルス信号
出力機構、112…主駆動源、113…主駆動軸、30
0…作動信号出力手段(図示の実施の形態ではノズル作
動制御手段を代用)、320…計数手段、321…カウ
ンター、322…ディップスイッチ、323…微分回
路、324…OR回路、340…制御態様指定手段、3
41…シフトレジスター、…342,343,344,
345,346,347,348…AND回路、349
…微分回路、350…NOR回路、a,b,c,d,
e,f…シフトレジスターの出力端子、PC…版胴、B
C…ブランケット胴、IC…圧胴、IN…インキ装置、
W…ウェブ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 7/24 - 7/40 B41F 33/10
Claims (1)
- 【請求項1】 湿し水源から供給される湿し水を噴出す
るノズルを備えたノズル手段を有し、ノズル手段によっ
て供給する湿し水の供給量を印刷機の稼動状況に応じて
変更するべく印刷機の稼動状況に関連付けてあらかじめ
定めた制御態様にしたがってノズルからの湿し水の噴出
と停止とを制御する湿し水供給装置において、 前記印刷機の稼動に関連する回転部の回転作動に対応し
て作動信号を出力する作動信号出力手段と、 作動信号出力手段の出力する信号を計数し所定数の計数
毎に信号を出力する計数手段と、 印刷開始から所定の稼動に至るまでの湿し水の供給量が
相違するよう定めた幾つかの制御態様をあらかじめ設定
したノズル作動制御手段と、 計数手段の出力する信号に基づいて累積計数値に対応し
てノズル作動制御手段の制御態様を印刷機の稼動が一時
停止・印刷開始される毎に選択的に指定する制御態様指
定手段と、を設け、 前記一時停止後の印刷開始のときに制御態様指定手段の
指定した制御態様にしたがってノズルからの湿し水の噴
出と停止との制御を行うようにし、印刷開始から所定の
間、通常印刷における必要量を超えた量の湿し水を供給
するようにしたことを特徴とする湿し水供給装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9186377A JP2964229B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 湿し水供給装置 |
| US09/062,486 US5887521A (en) | 1997-07-11 | 1998-04-17 | Dampening water supply device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9186377A JP2964229B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 湿し水供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128801A JPH1128801A (ja) | 1999-02-02 |
| JP2964229B2 true JP2964229B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16187331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9186377A Expired - Fee Related JP2964229B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 湿し水供給装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5887521A (ja) |
| JP (1) | JP2964229B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19921628B4 (de) * | 1998-06-04 | 2005-12-29 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Dosieren von Feuchtmittel beim Drucken mit einer Druckform für Offsetdruck |
| US6327974B1 (en) * | 1999-03-01 | 2001-12-11 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Spray dampening device having high effective spray frequency and method of using |
| DE10258325B4 (de) * | 2002-10-25 | 2005-08-18 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zur Einstellung eines Sprühfeuchtwerks |
| DE102008032393A1 (de) * | 2007-07-27 | 2009-01-29 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Fortdruckbeginn bei reduziertem Feuchtmittelauftrag |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52152309A (en) * | 1976-06-11 | 1977-12-17 | Tokyo Kikai Seisakushiyo Kk | Automatic adjustment method of water fed plate for lithographic printing |
| US4649818A (en) * | 1985-07-22 | 1987-03-17 | Ryco Graphic Manufacturing, Inc. | Variable frequency pulsed spray dampening system |
| IT1211266B (it) * | 1987-08-17 | 1989-10-12 | Grapho Eng Srl | Sistema di bagnatura continua a regolazione automatica per macchine da stampa offset |
| JP2688927B2 (ja) * | 1988-07-06 | 1997-12-10 | 昭和アルミニウム株式会社 | 密封包装用ガラス容器の熱封緘方法 |
| JP2622072B2 (ja) * | 1993-08-18 | 1997-06-18 | 株式会社東京機械製作所 | インキポンプの制御装置 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP9186377A patent/JP2964229B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-04-17 US US09/062,486 patent/US5887521A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1128801A (ja) | 1999-02-02 |
| US5887521A (en) | 1999-03-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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