JP2977833B2 - ホースの製造方法 - Google Patents
ホースの製造方法Info
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- JP2977833B2 JP2977833B2 JP1173045A JP17304589A JP2977833B2 JP 2977833 B2 JP2977833 B2 JP 2977833B2 JP 1173045 A JP1173045 A JP 1173045A JP 17304589 A JP17304589 A JP 17304589A JP 2977833 B2 JP2977833 B2 JP 2977833B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマンドレル製法を利用したホースの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術) 自動車用エアコン等の空調装置において冷媒配管とし
て利用されるホースに第2図(a)に示すものがある。
て利用されるホースに第2図(a)に示すものがある。
このホース20は内側から、不透過層21と、第1ゴム層
22と、金属網等からなる補強層23と、第2ゴム層24とか
ら構成されている。前記不透過層21は冷媒通過時におけ
るホースからのフロンガスの漏出を防止するためのもの
で、ナイロン6及びナイロン11の混合物等からなり、数
百μm程度の厚みを有している。
22と、金属網等からなる補強層23と、第2ゴム層24とか
ら構成されている。前記不透過層21は冷媒通過時におけ
るホースからのフロンガスの漏出を防止するためのもの
で、ナイロン6及びナイロン11の混合物等からなり、数
百μm程度の厚みを有している。
前記ホース20は、通常、マンドレル製法と称される方
法によって製造されており、つまりナイロン6等からな
り可撓性を有する長尺棒状のマンドレルの外周にホース
を構成する材料を前述の如く層状に被覆し、該材料を加
硫した後、該加硫後のホースからマンドレルを抜出すこ
とにより所望のホースを製造している。
法によって製造されており、つまりナイロン6等からな
り可撓性を有する長尺棒状のマンドレルの外周にホース
を構成する材料を前述の如く層状に被覆し、該材料を加
硫した後、該加硫後のホースからマンドレルを抜出すこ
とにより所望のホースを製造している。
加硫後のホースからマンドレルを抜出す方法として
は、第2図(b)に示すように、ホース20の一端内側に
所定圧、例えば60kgf/cm2で水を供給し、この水圧によ
ってマンドレル30をホース20から押出している。詳しく
は、前記水圧によってホース20の内面とマンドレル30の
表面との間に水を浸入させ、これによって両者の密着を
徐々に解き、そして密着力による抵抗が水圧より劣った
時点でマンドレル30をホース20から強制的に押出してい
る。
は、第2図(b)に示すように、ホース20の一端内側に
所定圧、例えば60kgf/cm2で水を供給し、この水圧によ
ってマンドレル30をホース20から押出している。詳しく
は、前記水圧によってホース20の内面とマンドレル30の
表面との間に水を浸入させ、これによって両者の密着を
徐々に解き、そして密着力による抵抗が水圧より劣った
時点でマンドレル30をホース20から強制的に押出してい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述の抜出し方法では、ホース20の内
面とマンドレル30の表面との密着力による抵抗が水圧よ
り劣った時点でマンドレル30がホース20から強制的に押
出されるので、押出しが開始される時点では特に水供給
側から離れた部分に水が行き渡っておらず両者の密着が
完全には解かれていない。つまり、この状態でマンドレ
ル30が押出されるので、両者間に離型剤が存在していて
も、密着の解かれていない部分に乾燥摩擦が生じ、該摩
擦及び摩擦熱による溶融を原因としてホース20及びマン
ドレル30に傷が発生するという問題点があった。
面とマンドレル30の表面との密着力による抵抗が水圧よ
り劣った時点でマンドレル30がホース20から強制的に押
出されるので、押出しが開始される時点では特に水供給
側から離れた部分に水が行き渡っておらず両者の密着が
完全には解かれていない。つまり、この状態でマンドレ
ル30が押出されるので、両者間に離型剤が存在していて
も、密着の解かれていない部分に乾燥摩擦が生じ、該摩
擦及び摩擦熱による溶融を原因としてホース20及びマン
ドレル30に傷が発生するという問題点があった。
ホース20の内面に発生する傷は前記不透過層21の不透
過能力を減退させフロンガスの漏出を完全に防止するこ
とができなくなるし、またマンドレル30の表面に発生す
る傷はマンドレルの再利用に大きく影響することにな
る。
過能力を減退させフロンガスの漏出を完全に防止するこ
とができなくなるし、またマンドレル30の表面に発生す
る傷はマンドレルの再利用に大きく影響することにな
る。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、マンドレル抜出し時に該マンドレル
の表面及びホースの内面に傷を生じることがないホース
の製造方法を提供することにある。
的とするところは、マンドレル抜出し時に該マンドレル
の表面及びホースの内面に傷を生じることがないホース
の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、マンドレルの外
周に被覆されたホース用のゴム材料を加硫した後、液圧
によって加硫後のホースからマンドレルを抜出すように
したホースの製造方法において、加硫後のホースの一端
を、液体漏出用の非クランプ部分が残るようにマンドレ
ルと共にクランプした後、ホースの他端内側に所定圧で
液体を供給し、クランプ側のホースの一端から液体が漏
出して所定時間経過後に前記クランプを解くようにした
ことを特徴としている。
周に被覆されたホース用のゴム材料を加硫した後、液圧
によって加硫後のホースからマンドレルを抜出すように
したホースの製造方法において、加硫後のホースの一端
を、液体漏出用の非クランプ部分が残るようにマンドレ
ルと共にクランプした後、ホースの他端内側に所定圧で
液体を供給し、クランプ側のホースの一端から液体が漏
出して所定時間経過後に前記クランプを解くようにした
ことを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、加硫後のホースの一端をマンドレル
と共にクランプした状態で、しかも該クランプ側のホー
ス端部から液体が漏出して所定時間経過するまで所定圧
で液体を供給しているので、ホースの内面とマンドレル
の表面との間全体に液体が充分に行き渡り、両者の密着
が完全に解かれる。そして、この後に前記クランプを解
くと液圧によってマンドレルがホースより押出される。
と共にクランプした状態で、しかも該クランプ側のホー
ス端部から液体が漏出して所定時間経過するまで所定圧
で液体を供給しているので、ホースの内面とマンドレル
の表面との間全体に液体が充分に行き渡り、両者の密着
が完全に解かれる。そして、この後に前記クランプを解
くと液圧によってマンドレルがホースより押出される。
(実施例) 以下に、第1図(a),(b)示す工程図を参照して
本発明の一実施例を説明する。
本発明の一実施例を説明する。
本実施例のホースの構成及び加硫までの製造方法は第
2図(a),(b)に示したものと同様であるため、そ
の説明を省略する。
2図(a),(b)に示したものと同様であるため、そ
の説明を省略する。
加硫後のホース1からマンドレル2を抜出す際には、
まずホース1の一端を、クランプ部材3によってマンド
レル2と共にクランプする。ここで使用されるクランプ
部材3は、ホース1の表面全体をマンドレル2に密着す
るようなものではなく、図に示すようにホース1の表面
をほぼ等間隔で3点或いはそれ以上の多点で支持できる
もの、即ち該端部に水漏出用の非クランプ部分が残るも
のを用いる。
まずホース1の一端を、クランプ部材3によってマンド
レル2と共にクランプする。ここで使用されるクランプ
部材3は、ホース1の表面全体をマンドレル2に密着す
るようなものではなく、図に示すようにホース1の表面
をほぼ等間隔で3点或いはそれ以上の多点で支持できる
もの、即ち該端部に水漏出用の非クランプ部分が残るも
のを用いる。
この後、クランプ側とは反対側のホース1の他端内側
に所定圧、例えば60kgf/cm2で水を供給する。ホース1
の一端をクランプした状態での水の供給は、クランプ側
のホース1の端部から水が漏出して所定時間、例えば3
分間程度経過するまで継続して行なわれる。これによ
り、ホース1の内面とマンドレル2の表面との間全体に
水が充分に行き渡り、両者の密着が完全に解かれる。
に所定圧、例えば60kgf/cm2で水を供給する。ホース1
の一端をクランプした状態での水の供給は、クランプ側
のホース1の端部から水が漏出して所定時間、例えば3
分間程度経過するまで継続して行なわれる。これによ
り、ホース1の内面とマンドレル2の表面との間全体に
水が充分に行き渡り、両者の密着が完全に解かれる。
そして、この後、前記クランプを解く。このクランプ
の解除によって、水圧によってマンドレル2がホース1
から押出される。この時の水圧は、ホース1の内面とマ
ンドレル2の表面との密着が完全に解かれていることか
ら、前記より低い水圧、例えば20kgf/cm2程度でもマン
ドレル2を押出することが可能である。
の解除によって、水圧によってマンドレル2がホース1
から押出される。この時の水圧は、ホース1の内面とマ
ンドレル2の表面との密着が完全に解かれていることか
ら、前記より低い水圧、例えば20kgf/cm2程度でもマン
ドレル2を押出することが可能である。
尚、水圧をかけた状態でクランプを解くとクランプ側
のホース1の端部から急激に水が噴出する恐れがあるの
で、このクランプ解除時にはその前段階で一旦水の供給
を停止し、クランプ解除後に再び水を供給するようにし
てもよい。
のホース1の端部から急激に水が噴出する恐れがあるの
で、このクランプ解除時にはその前段階で一旦水の供給
を停止し、クランプ解除後に再び水を供給するようにし
てもよい。
このように、前述の製造方法によれば、加硫後のホー
ス1の一端をマンドレル2と共にクランプした状態で、
しかも該クランプ側のホース1の端部から水が漏出して
所定時間経過するまで所定圧で水を供給しているので、
ホース1の内面とマンドレルの表面との間全体に水を充
分に行き渡らせ、両者の密着を完全に解くことができ、
これによりマンドレル2をホース1から円滑、且つ迅速
に押出すことができる。また、このマンドレル押出し時
にはホース1の内面とマンドレル2の表面との間に従来
のような乾燥摩擦を生じることがないので、ホース1の
内面とマンドレル2の表面に傷が発生することがない。
従って、第2図(a)に示したホース20にあっては不透
過層21の不透過能力を良好に発揮させてフロンガスの漏
出を確実に防止することできるし、またマンドレル30の
再利用を図ることも可能となる。
ス1の一端をマンドレル2と共にクランプした状態で、
しかも該クランプ側のホース1の端部から水が漏出して
所定時間経過するまで所定圧で水を供給しているので、
ホース1の内面とマンドレルの表面との間全体に水を充
分に行き渡らせ、両者の密着を完全に解くことができ、
これによりマンドレル2をホース1から円滑、且つ迅速
に押出すことができる。また、このマンドレル押出し時
にはホース1の内面とマンドレル2の表面との間に従来
のような乾燥摩擦を生じることがないので、ホース1の
内面とマンドレル2の表面に傷が発生することがない。
従って、第2図(a)に示したホース20にあっては不透
過層21の不透過能力を良好に発揮させてフロンガスの漏
出を確実に防止することできるし、またマンドレル30の
再利用を図ることも可能となる。
尚、マンドレルを押出すための水は水以外の他の液体
であってもよい。また、本発明の製造方法は不透過層21
を有しない通常のゴムホースを製造する場合にも適用で
きることは勿論である。
であってもよい。また、本発明の製造方法は不透過層21
を有しない通常のゴムホースを製造する場合にも適用で
きることは勿論である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、ホースの内面
とマンドレルの表面との間全体に液体を充分に行き渡ら
せ、両者の密着が完全に解くことができるので、マンド
レルをホースから円滑、且つ迅速に押出すことができる
と共に、このマンドレル押出し時にホースの内面とマン
ドレルの表面に摩擦を原因として傷が発生することがな
い。従って、ホースとしてマンドレル抜出し時の傷によ
る不良品の発生を確実に防止することができ、またマン
ドレルの再利用を図って製造コストの低減に大きく貢献
できる。
とマンドレルの表面との間全体に液体を充分に行き渡ら
せ、両者の密着が完全に解くことができるので、マンド
レルをホースから円滑、且つ迅速に押出すことができる
と共に、このマンドレル押出し時にホースの内面とマン
ドレルの表面に摩擦を原因として傷が発生することがな
い。従って、ホースとしてマンドレル抜出し時の傷によ
る不良品の発生を確実に防止することができ、またマン
ドレルの再利用を図って製造コストの低減に大きく貢献
できる。
第1図(a),(b)は本発明の一実施例を示す工程
図、第2図(a)はホースの一例を示す斜視図、第2図
(b)は従来の製造方法を示す簡略図である。 1……ホース、2……マンドレル。
図、第2図(a)はホースの一例を示す斜視図、第2図
(b)は従来の製造方法を示す簡略図である。 1……ホース、2……マンドレル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29D 23/00 B29D 31/00
Claims (1)
- 【請求項1】マンドレルの外周に被覆されたホース用の
ゴム材料を加硫した後、液圧によって加硫後のホースか
らマンドレルを抜出すようにしたホースの製造方法にお
いて、 加硫後のホースの一端を、液体漏出用の非クランプ部分
が残るようにマンドレルと共にクランプした後、 ホースの他端内側に所定圧で液体を供給し、 クランプ側のホースの一端から液体が漏出して所定時間
経過後に前記クランプを解くようにした、 ことを特徴とするホースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173045A JP2977833B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ホースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173045A JP2977833B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ホースの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339240A JPH0339240A (ja) | 1991-02-20 |
| JP2977833B2 true JP2977833B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=15953187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1173045A Expired - Lifetime JP2977833B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ホースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2977833B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100631473B1 (ko) * | 2004-07-29 | 2006-11-15 | 주식회사 화승알앤에이 | 자동차용 고무호스 제조방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923707B2 (ja) * | 1980-06-17 | 1984-06-04 | 株式会社 明治ゴム化成 | 補強ホ−スの製造方法 |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP1173045A patent/JP2977833B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100631473B1 (ko) * | 2004-07-29 | 2006-11-15 | 주식회사 화승알앤에이 | 자동차용 고무호스 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339240A (ja) | 1991-02-20 |
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