JP2980459B2 - 半導体素子製造方法およびその装置 - Google Patents
半導体素子製造方法およびその装置Info
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Description
特性を精度良く効率的に抽出し、1次元特性の解析によ
り決定される半導体素子製造条件を用いて半導体素子の
製造を行う半導体素子製造方法およびその装置に関す
る。
として、例えば図3に示したような電界効果型トランジ
スタ(MOSFET)の酸化の際に(ゲート)ポリシリ
コン11の無い領域(ソース・ドレイン領域)のシリコ
ン基板12の酸化する効果により、ポリシリコン11で
覆われたシリコン基板12(チャネル領域)の不純物分
布が影響を受ける(例えばM.Orlowski,et.al.1987IEDM
CONFERENCE,P.632-635に示されている)等の多次元
(この場合2次元)効果が知られている。
例えば図3の1次元直線AA′上のシミュレーション領
域を、図4に示した2次元平面と等価であるとみなすた
めに、上述の様な多次元効果を採り入れて計算する事が
できず、精度の良いシミュレーション結果が得られ難か
った。
により多次元効果を取り入れた精度良い結果が得られる
が、計算時間が1次元計算に比べて膨大となり、半導体
素子設計の為の効果的なシミュレーションをおこなうこ
とが困難であった。
元シミュレーションが必要な部分と、1次元シミュレー
ションで十分良い精度が得られる部分とがある。
データを用いて継続的にシミュレーションしたい場合
は、同じ多次元シミュレーションによってシミュレーシ
ョンしなければならなかった。
結果を用いてMOSFETのしきい電圧を計算するに
は、図20に示すように、2次元ディバイスシミュレー
ターに2次元プロセスシミュレーションで得られた2次
元素子形状および素子中の不純物濃度分布などを入力
し、2次元ディバイスシミュレーションを行う必要があ
った。
1次元シミュレーション方法では、多次元効果を取り入
れて計算する事ができず、精度の良いシミュレーション
結果を得ることができないとう問題があった。
を用いて1次元シミュレーションを行うことができなか
ったため、すべて多次元シミュレーションを行うことに
よって計算時間が膨大になるという欠点があった。
造工程中に現れる多次元効果を1次元解析を実行する際
に考慮することにより、短い解析時間で高精度の1次元
特性抽出を可能にし、さらに、1次元特性の解析により
決定される半導体素子製造条件を用いて半導体素子の製
造を行うことにより、半導体素子製造プロセスを高効率
化する半導体素子製造方法およびその装置を提供するこ
とにある。
いて1次元特性の抽出を行うことにより、短い評価時間
で高精度の半導体素子特性を抽出し、さらに、半導体素
子特性により決定される半導体素子製造条件を用いて半
導体素子の製造を行うことにより、半導体素子製造プロ
セスを高効率化する半導体素子製造方法およびその装置
を提供することにある。
ために、本発明の第1の特徴は、製造する半導体素子内
の任意の1次元領域における不純物の1次元分布状態を
不純物の拡散方程式を用いて抽出し、不純物の1次元分
布状態から半導体素子の製造条件を決定した後に、製造
条件を用いて半導体素子の製造を行う半導体素子製造装
置において、多次元領域からの多次元効果が拡散方程式
を構成する物理量に与える影響を定量的に見積もる手段
と、定量的に見積もられた多次元効果の影響の大きさに
基づいて、拡散方程式を構成する物理量の多次元効果に
よる変化量を抽出する手段と、変化量に基づいて、多次
元効果を考慮した不純物の1次元分布状態を抽出する手
段と、不純物の1次元分布状態から前記半導体素子の製
造条件を決定する手段とを有する半導体素子製造方法お
よびその装置であることにある。
導体素子が有する素子特性の1次元解析を行い、1次元
解析から当該半導体素子の製造条件を決定した後に、製
造条件を用いて半導体素子の製造を行う半導体素子製造
装置において、製造する半導体素子に対して多次元解析
を実行する手段と、多次元解析を実行した半導体素子領
域中から1次元解析を実行する1次元解析領域を指定す
る手段と、1次元解析領域上の素子特性を多次元解析結
果から抽出する手段と、1次元解析領域上の素子特性を
用いて1次元解析を実行する手段と、1次元解析から半
導体素子の製造条件を決定する手段とを有する半導体素
子製造方法およびその装置であることにある。
1次元シミュレーションを行う際に、まず多次元領域か
ら得られる多次元効果による、1次元シミュレーション
領域に与える影響力を初期物理量を用いて見積る。見積
られた影響力と、前記多次元領域と1次元シミュレーシ
ョン領域との物理的関係とから、1次元シミュレーショ
ン領域におけるシミュレーションパラメータの変化量を
決定する。
ュレーションを実行し、1次元シミュレーション領域上
の物理量を決定している。
シミュレーションを行う際に、まず多次元シミュレーシ
ョンを行う。次に、多次元シミュレーション結果が得ら
れた多次元領域上の、1次元シミュレーションの実行を
希望する1次元領域を指定し、指定された1次元領域上
の物理量を、多次元シミュレーションによって得られた
結果から算出する。
を用いて1次元シミュレーションを行っている。
方法及び装置に関わる一実施例を図面を用いて説明す
る。
工程の後酸化工程の際に、チャネル拡散層を形成する不
純物(ホウ素)がソース・ドレイン領域が酸化されるこ
とによる酸化増速拡散効果の影響を受ける2次元効果を
例により、そのシミュレーション方法及び結果を図面を
用いて説明する。
て説明するが、例えば、ソース・ドレイン領域からだけ
でなく素子分離領域からの影響がチャネル領域の拡散に
及ぶ狭チャネルMOSFETの場合などの3次元効果を
扱うことも同様の方法で可能である。
ョン装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
領域から得られる多次元効果による、1次元シミュレー
ション領域に与える影響力を見積る際の初期物理量を入
力するところである。
から入力された初期物理量を用いて、1次元シミュレー
ション領域に与える影響力を見積るものである。
元効果見積り部2によって見積られた影響力と、多次元
領域と1次元シミュレーション領域との物理的関係とか
ら、1次元シミュレーション領域におけるシミュレーシ
ョンパラメータの変化量を決定して1次元シミュレーシ
ョンを実行する。
ン実行部3によって得られた1次元シミュレーション結
果から、1次元シミュレーション領域上の物理量を決定
する機能を有している。
於ける2次元効果を示した模式図である。ソース・ドレ
イン領域が酸化されることにより生成する点欠陥がゲー
トポリシリコン11直下のチャネル領域に回り込み1
3、これによりチャネル領域に於ける不純物(ホウ素)
の拡散係数が酸化増速拡散効果(OED)14により増
大する。
の厚さ(数千Å)は後酸化工程で生成される酸化膜厚
(100Å程度)に比べ十分に厚く、またポリシリコン
11とシリコン基板12の間にゲート酸化膜15が在る
ために、ゲートポリシリコン11が酸化されることによ
るOED効果がシリコン基板12に達することはないと
しているが、ポリシリコン11が酸化される効果がシリ
コン基板12に及ぶ場合は上記のOED効果と独立に扱
えば良い。
元直線AA′上に於ける上記の(後)酸化工程の1次元
シミュレーションを考える。従来法による1次元シミュ
レーションでは、この直線AA′上の層構造をシリコン
基板12に酸化膜15及びポリシリコン11が2次元平
面状に形成された図4に示した構造と等価であるとして
シミュレーションを行う。従って、従来法による1次元
シミュレーションではシリコン基板12内の不純物拡散
に前述のOED効果は入らない。
ション方法を以下で述べる。前述のように、ソース・ド
レイン領域が酸化されることにより、図3に示される1
次元直線AA′上のシリコン基板12に於ける不純物
(ホウ素)の拡散係数はOED効果により増大する。
ルとして例えば非酸化性雰囲気での拡散係数(真性拡散
係数)(D0 )とOED効果に依る拡散係数の増加分
(DOE D ) とを用いて拡散係数DをD=D0 +DOED の
ように表すモデルがある。ここで、DOED の具体的な表
式は、例えば文献(A.M.Lin,D.A.Antoniadis,R.W.Dutto
n ,J.Electrochem.Soc.,128,1131(1981))等で提案され
ている。本実施例では、上記のモデルに基づいてOED
効果を取り扱う。
以外にも、例えば点欠陥分布をあらわに取り入れた文献
(S.M.Hu,J.Appl.Phys.,57,1069(1985))のモデル等が提
案されているが、これらのモデルを用いてもかまわな
い。
に於けるn+ 拡散層を形成するためのヒ素等のイオン注
入を行っていない場合を考えているが、この様なイオン
注入直後の酸化工程を考えるときには、イオン注入時に
ソーン・ドレイン領域に生成される点欠陥により拡散係
数が変更される効果や、ソース・ドレイン領域の不純物
濃度が高濃度になることにより酸化速度が変化しOED
効果が変化する効果等を個別的に考えればよい。
に於けるホウ素の拡散係数Dを考えるとOED効果に依
る増加分(DOED AA′)を決定する主な要因として、ソ
ース・ドレイン領域の酸化膜厚(tox SD)、直線AA′
のゲートポリシリコン11端からの距離(dAA′)等が
ある。
ス・ドレイン領域が酸化されることによるホウ素の拡散
係数のOED効果に依る増加分、すなわち2次元効果に
よる影響力(DOED SD) を見積もることができる。
既知であるDOED SD(CB AA′)よりOED効果の横方
向の減衰長(L1at )を用いて、 DOED AA′(CB AA′)=DOED SD(CB AA′)×exp (−dAA′/L1at ) (1) とする方法が考えられる。
and R.W.Dutton,Appl.Phys.,35,799(1979))では2μ
m、また文献(M.Orlowski,C.Mazure and F.Lan,1987EDM
CONFERENCE, P632-635)では1.4μm等の値が提唱さ
れている。本実施例ではL1at=2μmとした。
≦L1at )場合や、dAA′が十分に小さな場合等のよう
に、exp (−dAA′/L1at )がほぼ1とみなせるとき
は、 DOED AA′=(CB AA′)DOED SD(CB AA′) …(2) を用いても構わない。
べるように、Lchanが小さい場合式(2) を用いた1次元
シミュレーションは精度良く2次元シミュレーションの
結果と一致することが分かる。さらに、Lchanが10μ
mと長い場合でも、半導体素子の電気特性(本実施例で
はMOSFETのしきい電圧)の評価を行う際に、式
(2) を用いた1次元シミュレーションが有効であること
が示される。
に示した。
(CB AA′(t=0))、ソース・ドレイン領域の初期酸化
膜厚(tox SD)、図3に示した1次元シミュレーション
を行う1次元直線AA′とポリシリコン11端との距離
(dAA′)等の入力を行う。
れた計算を行うかどうかの指定や上記式(1) 及び式(2)
に示した拡散係数の変化量を見積もる方法のいずれかを
採用するかの指定も合わせて行う。
テップS103でΔtだけ時間を進める。次に、ステッ
プS104で多次元効果を取り入れるかどうかの判定を
行う。多次元効果を取り入れた計算を行わない場合は、
従来法による計算同様に断面AA′におけるOED効果
による拡散係数の増加分(DOED AA′)はゼロとなる
(ステップS110)。
まずステップS105に示すようにtox SD等からDOED
SDの関数型を決定するためのパラメータ(例えばソース
・ドレイン領域の酸化速度)を求める。次に、ステップ
S106で時刻t+Δtに対するtox SDを前記酸化速度
より求める。
があらわにtox SDには依らない(酸化速度に依る)為
に、DOED AA′を決定するステップ以前にtox SDの更新
を行っても差し支えない。しかし、DOED AA′があらわ
にtox SDに依る場合などは、ステップS106の工程を
ステップ108或いはS109の後で行ってもかまわな
い。
を含む式(1) を用いるか、減衰項を含まない式(2) を用
いるかを判定し、それぞれの場合に対し、ステップS1
08或いはS109でDOED AA′を決定する。その後、
以上で決定されたDOED AA′から不純物の拡散係数(D
B =D0 +DOED AA′)を決定し、ステップS111で
不純物拡散を記述した拡散方程式を解き時刻tにおける
不純物濃度(CB AA′(t))を決定する。
間(tend )に達したかどうかの判定を行い、達してい
なければステップS103に戻り時間を進めて上記ステ
ップを繰り返し、tend に達していれば適宜の出力を行
い終了する。
に基づくシミュレーションの実施例をチャネル長(L
chan)10μmのn型MOSFETの場合について示
し、次にLchan=2μmの場合を示す。
膜厚100Åの酸化膜15及び膜厚2000Åのポリシ
リコン11が形成されている2次元断面図を示す。シリ
コン基板12には、チャネルを形成する為の不純物のホ
ウ素がイオン注入されている。この、シリコン基板12
内の深さ方向の、酸化工程前のホウ素濃度分布を図6に
示した。
分間の酸化の2次元シミュレーションを行った後の状態
を図7に示した。ここでシリコン基板12内の曲線は、
ホウ素等濃度線である。尚、本実施例では、ポリシリコ
ン11の酸化は無視した。
る、深さ方向の1次元上のシリコン基板12内のホウ素
濃度分布を、それぞれ図8〜10の黒三角印で示した。
ここで、図7のx=2,4,6μmはそれぞれ前述のd
AA′=1,3,5μmに対応する。特に、図10のx=
6μm(dAA′=5μm)の場合は、図7のポリシリコ
ン11の中央部における1次元を表す。
ュレーションの結果(黒三角印)と、第1の発明による
1次元シミュレーションの結果(実線)及び、比較のた
め、従来法による1次元シミュレーションの結果(点
線)を示した。尚、本実施例では、式(1) で表される酸
化増速拡散の効果を取り入れた。
て、第1の発明による1次元シミュレーション法による
結果が、2次元シミュレーション結果を全ての断面にお
いて精度良く再現できる事がわかる。特に、従来法の計
算では、ポリシリコン11の中央部(x=6μmの場
合)における結果と2次元シミュレーションとの差異は
比較的小さいが、ポリシリコン11端に近づくほどこの
差異は増大する。
算時間は大型計算機を使用して約15分であるのに対
し、図8〜10に示した第1の発明による1次元シミュ
レーションの計算時間は約1秒である。
が、実際の半導体素子を作成する工程では熱工程だけで
も数十回にのぼり、全工程のシミュレーションを実施す
る場合の2次元シミュレーションに要する計算時間が膨
大になることは明らかである。この点から、2次元シミ
ュレーションを精度良く再現する1次元シミュレーショ
ンは計算時間の点で素子設計効率の面の意義は大きい。
におけるDOED AA′を見積もり、計算を行ったが、式
(2) に示される減衰項を含まないDOED AA′を用いる事
により、酸化増速拡散の2次元効果のチャネル領域のホ
ウ素濃度分布に及ぼす影響の最大値を見積もる事ができ
る。また、通常の1次元シミュレーション(これはDOE
D AA′=0とする事に対応する)を行う事により、上記
2次元効果の影響の最小値を見積もる事ができる。
価の一例として、MOSFETのしきい電圧(VTH)の
評価をする際に、1次元計算だけでVTHの最大値(VTH
MAX)及び最小値(VTH MIN )を見積もる事ができ、実
際に2次元プロファイルを用いて得られるVTHを求めな
くても、VTH MAX 及びVTH MIN を用いる事により実用的
な例えば集積回路等の設計を効果的に行う事ができる。
の実施例を述べる。図11の断面図は、図5で示したL
chan=10μmの断面図に対応するものである。酸化膜
15の膜厚及びポリシリコン11の膜厚は先の実施例と
同じである。また、酸化前のシリコン基板コン12内の
ホウ素濃度分布も先の例と同じで、図6で示される。図
11に示される状態で先の実施例と同様の酸化工程(酸
素雰囲気の下で900℃40分間の酸化)の2次元シミ
ュレーションの結果を図12に示した。尚、この2次元
シミュレーションに要する計算時間は先の実施例の場合
同様、大型計算機で約15分である。
x≦3μm)のホウ素分布には、図7のチャネル領域
(1μm≦x≦11μm)に見られるチャネル方向の濃
度の斑がなく、チャネル領域の任意の断面のシリコン基
板12内のホウ素分布形状が断面の位置に依らずほとん
ど等しい事がわかる。
ネル領域全面に渡ってほぼ一様にOED効果の影響が現
れる為であると解釈できる。即ちこの場合、式(2) のD
OED AA′を用いる事によりチャネル領域内のホウ素濃度
分布が1次元シミュレーションでも2次元シミュレーシ
ョンの結果を精度良く求められることになる。
シリコン基板12内のホウ素濃度分布の結果(黒三角
印)を示した。また、図13に、式(2) に基づく第1の
発明の1次元シミュレーションの結果(実線)、及び比
較のため従来法による1次元シミュレーションの結果
(点線)も併せて示した。
果と2次元シミュレーションとの結果が大きく異なり、
従来法に基づく1次元シミュレーションの素子評価の精
度に問題があることがわかる。他方、第1の発明の計算
法による結果が2次元シミュレーションの結果と精度良
く一致することがわかる。従って、第1の発明により1
次元シミュレーションの精度が大幅に改善される。
方法及び装置の詳細をMOSFETシミュレーションを
例にとり図面を用いて説明する。尚、今回の実施例で
は、2次元シミュレーションについて説明するが、これ
に限らず第2の発明は、3次元シミュレーションなどの
多次元シミュレーションでも適応可能である。
ション装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
行部21は、2次元平面上の2次元シミュレーションを
行うところである。
は、2次元シミュレーション実行部21によって2次元
シミュレーション結果が得られた2次元平面上の、1次
元シミュレーションの実行を希望する位置を指定する部
分である。
ョン位置指定部22で指定された1次元領域上の物理量
を、2次元シミュレーション実行部21によって得られ
た2次元シミュレーション結果から算出する機能を有し
ている。
理量算出部23で算出された1次元領域上の物理量を用
いて1次元シミュレーションを行うところである。
行部21によって得られた2次元シミュレーション結
果、物理量算出部23で算出された1次元領域上の物理
量、あるいは1次元シミュレーション実行部24で得ら
れた1次元シミュレーション結果などを表示するもので
ある。
ング、イオン注入、酸化、拡散などの半導体素子製造プ
ロセスを1次元および2次元シミュレーションする機能
と、拡散層抵抗、MOSFETのしきい電圧などの電気
的特性を1次元シミュレーション(ディバイスシミュレ
ーション)する機能と、素子形状、不純物分布、電気的
特性などを出力装置上に表示する機能を有する。
Uに接続された入力装置、ROM、RAM、磁気ディス
ク等の記憶装置およびCRT端末等の出力装置を備えた
通常のコンピューターが使用され、シミュレーションの
各ステップにおける演算処理等はCPUの演算部で行わ
れると共に、各ステップで発生した数値情報等のデータ
格納はRAM等のメモリーや磁気ディスク等の記憶装置
に対して行われる。
装置は、1次元半導体素子シミュレーションに用いるサ
ブルーチンまたは関数の一部と、2次元半導体素子シミ
ュレーションに用いるサブルーチンまたは関数の一部を
共用するプログラム構造になってる。
ション方法のフローチャートであり、以下このフローチ
ャートにそって第2の発明の説明を行う。
レーターにMOSFET製造プロセスの2次元シミュレ
ーションを行うためのデータを入力する。次に、ステッ
プS202において堆積、エッチング、イオン注入、酸
化、拡散などのMOSFET製造プロセスの2次元シミ
ュレーションを行う。
うな、シリコン基板31、ゲート酸化膜32、ゲート電
極33、チャネル領域34、及びソース・ドレイン領域
35からなる2次元素子形状と、素子中の不純物濃度分
布(図示せず)を例えばCRT端末に表示する。
ようなCRT端末に表示された2次元素子形状と、1次
元シミュレーションの実行を希望する位置を指定するた
めのポインター36を見ながら、マウスやキーボードな
どを用いて1次元シミュレーション位置を対話的に指定
する。
のゲート電極33の中央を通るポインター36の位置
で、1次元シミュレーション用の節点を発生し、補間法
などを用いて2次元シミュレーション結果からそれぞれ
の1次元節点上の不純物濃度等の物理量を算出する。算
出されたポインター36上の物理量を図17に示す。
た1次元断面における物理量をCRT端末に表示しても
よい。図17に示される1次元断面における物理量は、
ゲート電極層33、ゲート酸化膜層32、及びシリコン
基板31内の不純物分布である。
1次元断面における物理量を初期値にして、ステップS
206において1次元シミュレーションを行うためのデ
ータを入力し、ステップS207で例えば1次元ポアッ
ソン方程式を解く1次元シミュレーションを行い、しき
い電圧を計算する。ステップS208において、得られ
たしきい電圧を図18に示すようにCRT端末の一部に
表示する。
には、この方法で求めたしきい電圧は2次元ディバイス
シミュレーションで計算したしきい電圧と良い精度で一
致する。このように第2の発明によれば通常の2次元シ
ミュレーションより短い計算時間でしきい電圧を精度良
く計算することができる。
ート端の1次元物理量から計算したしきい電圧とゲート
中央部の1次元断面における物理量から計算したしきい
電圧が異なる場合がある。
ミュレーションを継続する指示を行いステップS204
に戻って、1次元シミュレーションの実行を希望する位
置を変え、再び1次元シミュレーションを行う。このと
き図19に示すように、CRT端末上にポインター36
としきい電圧を両方表示し、マウス等を用いて対話的に
ポインター36の位置指定を行えば効率よくシミュレー
ションを行うことができる。
Tの場合には第2の発明によってしきい電圧の上限値、
下限値を知ることができる。さらに、MOSFETのし
きい電圧を支配している領域を特定することができ、素
子設計上の重要な指針として用いることができる。
め、チャネル領域34の1次元断面における物理量を算
出したが、ソース・ドレイン領域35の拡散層抵抗が必
要な場合にはソース・ドレイン領域35の1次元断面に
おける物理量を算出し、例えば1次元ポアッソン方程式
を解き拡散層抵抗を計算すれば良い。
ションは上記実施例のプロセスシミュレーションと同じ
であるから、新たにプロセスシミュレーションを行う必
要はなく、単にポインター36の位置を変更するだけで
必要な1次元断面における物理量を得ることができる。
接合深さが必要な場合には、ゲート電極33形成までは
2次元プロセスシミュレーションを行ったのちソース・
ドレイン領域35の1次元断面における物理量を算出
し、その後のプロセスシミュレーションを1次元で行え
ば短い計算時間で所望の接合深さを得ることができる。
前述したように、本実施例で用いたシミュレーション装
置は、1次元半導体素子シミュレーションに用いるサブ
ルーチンまたは関数の一部と、2次元半導体素子シミュ
レーションに用いるサブルーチンまたは関数の一部を共
用するプログラム構造になってる。
ーと2次元半導体素子シミュレーターを個別に開発する
よりも短期間に効率よくプログラム開発を行うことがで
き、プログラムの維持作業も容易になる。また1次元お
よび2次元シミュレーション両方に用いているモデルを
改良すれば1次元および2次元シミュレーション精度が
同時に改良されるので改良作業も効率よく行うことがで
きる。
従来、2次元シミュレーションでしか取り入れることが
できなかった2次元効果を、1次元シミュレーションに
有効に取り入れることができる。これにより、シミュレ
ーションの計算時間を大幅に短縮でき、その結果素子開
発効率が飛躍的に向上する。
素子シミュレーション結果を用いて1次元半導体素子シ
ミュレーションを行うため、すべて多次元シミュレーシ
ョンを行う場合に比べ、大幅に計算時間を短縮すること
ができる。この結果、半導体素子設計、解析、評価を効
率よく行うことができる。
実施例の構成を示すブロック図である。
ローチャートの一例である。
2次元的な影響を受けることを示した2次元平面の模式
図である。
レーションの場合と等価な2次元構造である。
mの場合のMOSFETの2次元断面図である。
度分布である。
る。
ーション結果である。
シミュレーション結果である。
1次元シミュレーション結果である。
μmの場合の2次元断面図である。
る。
ーション結果である。
一実施例の構成を示すブロック図である。
フローチャートである。
で得られた2次元素子形状の断面図である。
である。
結果が表示された様子を示す図である。
図と1次元シミュレーション結果が表示された様子を示
す図である。
方法のフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 製造する半導体素子内の任意の1次元領
域における不純物の1次元分布状態を不純物の拡散方程
式を用いて抽出し、当該不純物の1次元分布状態から当
該半導体素子の製造条件を決定した後に、当該製造条件
を用いて半導体素子の製造を行う半導体素子製造方法に
おいて、 多次元領域からの多次元効果が前記拡散方程式を構成す
る物理量に与える影響を定量的に見積もるステップと、 定量的に見積もられた前記多次元効果の影響の大きさに
基づいて、前記拡散方程式を構成する物理量の多次元効
果による変化量を抽出するステップと、 前記変化量に基づいて、多次元効果を考慮した不純物の
1次元分布状態を抽出するステップと、 前記不純物の1次元分布状態から前記半導体素子の製造
条件を決定するステップととから成ることを特徴とする
半導体素子製造方法。 - 【請求項2】 製造する半導体素子内の任意の1次元領
域における不純物の1次元分布状態を不純物の拡散方程
式を用いて抽出し、当該不純物の1次元分布状態から当
該半導体素子の製造条件を決定した後に、当該製造条件
を用いて半導体素子の製造を行う半導体素子製造装置に
おいて、 多次元領域からの多次元効果が前記拡散方程式を構成す
る物理量に与える影響を定量的に見積もる手段と、 定量的に見積もられた前記多次元効果の影響の大きさに
基づいて、前記拡散方程式を構成する物理量の多次元効
果による変化量を抽出する手段と、 前記変化量に基づいて、多次元効果を考慮した不純物の
1次元分布状態を抽出する手段と、 前記不純物の1次元分布状態から前記半導体素子の製造
条件を決定する手段とを有することを特徴とする半導体
素子製造装置。 - 【請求項3】 製造する半導体素子が有する素子特性の
1次元解析を行い、当該1次元解析から当該半導体素子
の製造条件を決定した後に、当該製造条件を用いて当該
半導体素子の製造を行う半導体素子製造方法において、 製造する半導体素子に対して多次元解析を実行するステ
ップと、 前記多次元解析を実行した半導体素子領域中から1次元
解析を実行する1次元解析領域を指定するステップと、 前記1次元解析領域上の素子特性を多次元解析結果から
抽出するステップと、 前記1次元解析領域上の素子特性を用いて1次元解析を
実行するステップと、 前記1次元解析から前記半導体素子の製造条件を決定す
るステップとから成ることを特徴とする半導体素子製造
方法。 - 【請求項4】 製造する半導体素子が有する素子特性の
1次元解析を行い、当該1次元解析から当該半導体素子
の製造条件を決定した後に、当該製造条件を用いて当該
半導体素子の製造を行う半導体素子製造装置において、 製造する半導体素子に対して多次元解析を実行する手段
と、 前記多次元解析を実行した半導体素子領域中から1次元
解析を実行する1次元解析領域を指定する手段と、 前記1次元解析領域上の素子特性を多次元解析結果から
抽出する手段と、 前記1次元解析領域上の素子特性を用いて1次元解析を
実行する手段と、 前記1次元解析から前記半導体素子の製造条件を決定す
る手段とを有することを特徴とする半導体素子製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22157892A JP2980459B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 半導体素子製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22157892A JP2980459B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 半導体素子製造方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668064A JPH0668064A (ja) | 1994-03-11 |
| JP2980459B2 true JP2980459B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=16768941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22157892A Expired - Lifetime JP2980459B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 半導体素子製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980459B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118919000B (zh) * | 2024-10-08 | 2025-01-17 | 深圳屹艮科技有限公司 | 电化学能量转换装置仿真方法、装置、设备、存储介质和程序产品 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP22157892A patent/JP2980459B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| E.Sheid et.al."1D Simulaton of Oxidation−Enhanced and Oxudation Rolated Diffusion in Silicon and Validitu of the Physical Model",Phisica status solidi(a)",Vol.93,NO.2,pp.523−533(1986) |
| Ulrich Weinert et al."A Simulation System for Diffusive Oxidation of Silicon:One−Dimentional Amalysis"Zeitschrift f▲u▼r Natureforschung A:Physical Sciencos Vol.46,No.11,pp.955−966(1991) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668064A (ja) | 1994-03-11 |
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