JP2983708B2 - 電力ケーブル線路の試験方法 - Google Patents

電力ケーブル線路の試験方法

Info

Publication number
JP2983708B2
JP2983708B2 JP22337091A JP22337091A JP2983708B2 JP 2983708 B2 JP2983708 B2 JP 2983708B2 JP 22337091 A JP22337091 A JP 22337091A JP 22337091 A JP22337091 A JP 22337091A JP 2983708 B2 JP2983708 B2 JP 2983708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
voltage
cable
transformer
completed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22337091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0540145A (ja
Inventor
秀郎 田中
進 佐久間
直隆 一柳
宏一 石津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP22337091A priority Critical patent/JP2983708B2/ja
Publication of JPH0540145A publication Critical patent/JPH0540145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983708B2 publication Critical patent/JP2983708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブル線路の竣
工試験を実施する方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、電力ケーブル線路の竣工試験を実施
する場合、全区間の完成を待って、直流電圧を印加する
ことにより竣工試験を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電力ケーブル線路の竣
工試験は直流電圧を印加することにより実施していた
が、直流電圧では運転電圧である商用周波交流電圧で有
害となる欠陥検出感度が悪く、有害な欠陥を見逃したま
ま試験を終了する危険性があり、運転を開始してから事
故が発生する可能性が否定できない。
【0004】そこで、商用周波交流電圧或いはこれに近
い周波数領域の電圧波形で試験をする事が望ましいが、
全区間の完成を待って商用周波交流電圧で試験を行う場
合、試験長が非常に長くなる(数km以上)ために課電
設備の容量が莫大なものが必要となり、現地試験の観点
から必要とされる可搬性に欠ける設備となってしまい、
実現性のないものとなる。
【0005】商用周波交流電圧という観点からは、実際
の送電設備の電源及び補償リアクトルを用いて試験電圧
を印加す方法も考えられるが、この方法によると運転電
圧しかかけることができない。しかし、一定の性能保証
を行うためには、運転電圧の1.5〜2倍といった電圧
で試験を行うことが必要であり、運転電圧そのものでし
か試験が行えないことは、不十分である。
【0006】また、商用周波試験では、欠陥検出能力が
最も高い部分放電試験を行うことが非常に望ましいが、
線路全長に対して部分放電を測定しようとしても感度が
悪くなり、本来の感度を得ることは極めて困難である。
また、接続部が非常に多いため、試験としては非常に非
現実的なものとなることは否定し得ない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な諸問題を解決する目的でなされたものであり、布設工
事区間の全長の接続工事が完了していない時点で、逐
次、既に工事の完了した1個以上の接続部又は終端部を
含む区間について、電圧を印加して部分的に竣工試験を
することを特徴とする。
【0008】
【作用】通常、電力ケーブル系統の布設工事は数カ月か
ら長いものでは2〜3年を有するため、部分的に工事が
終了してゆくものであり、全区間の工事が一度に終了す
るものではない。
【0009】そこで、工事の終了した一部の区間に対し
て、特殊な試験用端末を用いることによって、逐次竣工
試験を実施していく。この場合、試験を行う対象区間の
長さは全長に比較して大幅に短いものとなり、試験設備
(可搬性)の小型化が可能であり、例えば、全長では不
可能であった運転電圧よりも高い電圧の商用周波交流電
圧試験も可能となる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明の説明を行う。図
1は本発明を実施する上での構成図である。1〜9は電
力ケーブルであり、これらは接続箱11〜16により接
続される。ケーブル2と3及び7と8は接続箱によりい
ずれは接続されるケーブルであるが、部分竣工試験では
接続工事は完了していない。
【0011】図1においては、ケーブル3〜7及び接続
箱12〜15が部分竣工試験を実施する対象区間に含ま
れる。ケーブル3及び7には終端部21及び22が組み
立てられており、これらの終端部より試験電圧が印加さ
れる。課電を行わない終端部22は、周囲物との絶縁離
隔距離を考慮して、油中終端部または気中終端部とする
ことが望ましい。31は竣工試験電圧を発生する変圧器
であり、発電機32により試験電圧が供給される。これ
らは、電力容量が小さいため、トレーラー33により運
搬が可能である。
【0012】図2は本発明の効果を示すために試験ヤー
ド内に布設した、接続部を含むCVケーブルの試験線路
である。図2において101〜105は275kV・1
×2000平方ミリメートルのCVケーブルであり、そ
れぞれの長さは650mである。これらは押し出し型モ
ールドジョイント111〜114によって互いに接続さ
れている。なお、押し出し型モールドジョイント113
には、予めケーブル絶縁体と補強絶縁体の界面に剥離を
生じさせてある。
【0013】言うまでもなく、このような界面剥離は押
し出し型モールドジョイントの有害な欠陥である。ま
た、ケーブル101及び105の終端部には、試験用端
末121及び122が設けられている。これに電圧を印
加する変圧器は131である。この変圧器131は、可
変インダクタンス131−1と励磁変圧器131−2と
で構成されている。直列共振型変圧器で出力電圧250
kv、容量は50kVAである。共振のQは30である
ため1.5MVAまでの試験が可能である。
【0014】変圧器131による交流電圧試験に先立
ち、従来から行われている直流電圧による耐電圧試験を
実施した。規格により直流−414kV/10分の電圧
を印加したところ、何等の異常もなく直流耐電圧試験を
終了した。
【0015】この後、試験用変圧器131による交流耐
電圧試験を実施した。試験電圧は規格に基づく交流20
7kVを印加する。この電圧を印加したところ、5分経
過後の人工欠陥を設けた押し出し型モールドジョイント
113で絶縁破壊を起こした。この時、同時に部分放電
測定を行っていたが、破壊の1分24秒前から部分放電
の発生が観測されており、破壊の前兆現象であることが
確認された。
【0016】なお、ここの試験線路の静電容量は0.7
2μFであり、207kV印加時の皮相電力量は962
kVAとなる。これは、試験用変圧器131の運転容量
内である。また、このトランスの重量はおよそ20tで
あるため、トレーラー33による搬送が可能である。
【0017】以上の説明から明らかなように、ここでの
実験は、実線路で本発明を実施することを想定した模擬
実験である。従って、本発明により従来は不可能であっ
た交流電圧による竣工試験及び部分放電測定が交流電圧
で可能であることが明らかになった。なお、気中部分放
電の発生を防止し部分放電測定の感度を向上するため、
及び課電時の周囲物との離隔距離を短くして試験の実施
を容易にするため、変圧器との接続はいわゆるエレファ
ントヘッド型の構造とする事が望ましい。
【0018】次いで、第2の実施例について説明する。
上記実施例では、課電を行う終端部(図2での試験用端
末121)はこれを組み立てるケーブル(図2のCVケ
ーブル101)に直接取り付けられていた。これは、工
程を短縮する上では効果を有するが、一方ケーブルの余
長を予め長く準備しておかなければならない。このケー
ブルは図1ではケ─ブル3に相当し、試験終了後には不
必要となる長さを切除してケーブル2と接続されること
となる。
【0019】電力ケーブルの布設場所は、通常道路地下
の洞道内であり、洞道への入口と接続部の布設箇所には
距離の隔たりがある。従って、この条件によっては外部
への変圧器へケーブルを接続するための引出し長を確保
することが必要となる。そこで、図1でのケーブル3に
与える試験を行うための余長が非常に長くなり、工程の
短縮が得られても無駄が多くなる場合がある。
【0020】そこで、第2の実施例はこの問題点を解決
するための方法を実施したものである。図3はその説明
を行ったものである。基本的構成は図2と同様である
が、CVケーブル101に相当するCVケーブル201
には課電用試験端末は組み付けられておらず、試験用変
圧器231に接続されている課電用リードケーブル20
8と課電用プレハブ型ジョイント218により接続され
ている。このため、CVケーブル201は試験が終了し
た後に課電用プレハブ型ジョイント218を解体して
も、不必要となる試験余長を切除する必要がなく、無駄
の生じることがない。
【0021】課電用リードケーブル208と試験用変圧
器231はエレファントヘッド型終端部233で接続さ
れており、高電圧部が気中に露出しない構成となってい
る。これにより周囲物との絶縁離隔距離を小さくとれる
メリットがあり、試験の実施が容易になり且つ安全性も
確保される。
【0022】以上2つの実施例はそれぞれに得失があ
り、工事・試験工程と必要となるコストを勘案しなが
ら、適切な条件となる方を適宜選択して実施することが
望ましい。また上述したように、本発明では既に工事の
完了したジョイントを含む区間に対して部分的に竣工試
験を実施してゆくため、健全であることが保証される部
分が確実に得られる。従来の直流耐圧では、先の実施例
のように欠陥部を含む場合であっても検出できないこと
があるように、欠陥によっては健全性が保証される区間
は0%となる可能性がある。
【0023】これに対して本発明での竣工試験方法を採
用すると、図4に示すように試験区間がまとまるほど、
健全性の保証された部分が多く得られる。ただし、試験
区間長がむやみに長くなると変圧器の容量の大きいもの
が必要となり、本発明の効果は消えてしまう。従って、
試験に用いる変圧器や試験工程などのコストを勘案して
最適な条件の設定が必要となる。
【0024】なお、ここでは商用周波交流電圧での試験
を実施例として述べたが、この他に、40〜200Hz
の範囲での周波交流電圧や交流と同等の欠陥検出能力を
持つ減衰振動波など、直流以外の欠陥検出能力を持つ任
意の波形を用いることが可能である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば運
転電圧より高い(例えば運転電圧の1.5倍或いは2
倍)商用周波交流電圧或いはこれに近い周波数領域での
試験も可能となり、健全性の保証率が従来に比べて大幅
に向上する。また、1回行う試験線路長が短くなること
により、欠陥部の検出に威力のある部分放電試験の感度
も向上するので、欠陥部を早期に発見できるという効果
も有する。これにより、ケーブル系統の信頼度は一段と
向上したものが得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の具体的実施例を示す構成図。
【図3】本発明の他の具体的実施例を示す構成図。
【図4】本発明の実施により電力ケーブル線路の健全性
が保証される率を計算した結果を示したグラフ。
【符号の説明】
1〜9 電力ケーブル 11〜16 接続箱 21、22 試験用終端部 31 試験用変圧器 32 発電機 33 変圧器・発電機運搬トレーラー 101〜105 CVケーブル 111〜114 押し出し型モールドジョイント 121、122 試験用端末 131 試験用変圧器 131−1 可変インダクタンス 131−2 励磁変圧器 201〜205 CVケーブル 208 課電用リードケーブル 211〜214 押し出し型モールドジョイント 218 課電用プレハブ型ジョイント 221 油中終端部 231 試験用変圧器 (直列共振型) 231−1 可変インダクタンス 231−2 励磁変圧器 233 エレファントヘッド型終端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−100470(JP,A) 特開 昭63−177074(JP,A) 特開 昭60−216274(JP,A) 特開 平5−184029(JP,A) 実開 昭56−156311(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/12 - 31/20 H02G 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布設工事区間の全長の接続工事が完了し
    ていない時点で、逐次、既に工事の完了した1個以上の
    接続部又は終端部を含む区間について、電圧を印加して
    部分的に竣工試験をすることを特徴とする、電力ケーブ
    ル線路の試験方法。
JP22337091A 1991-08-08 1991-08-08 電力ケーブル線路の試験方法 Expired - Fee Related JP2983708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22337091A JP2983708B2 (ja) 1991-08-08 1991-08-08 電力ケーブル線路の試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22337091A JP2983708B2 (ja) 1991-08-08 1991-08-08 電力ケーブル線路の試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540145A JPH0540145A (ja) 1993-02-19
JP2983708B2 true JP2983708B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=16797082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22337091A Expired - Fee Related JP2983708B2 (ja) 1991-08-08 1991-08-08 電力ケーブル線路の試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983708B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0540145A (ja) 1993-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gulski et al. On-site testing and PD diagnosis of high voltage power cables
JPS61243375A (ja) 電力ケ−ブルの絶縁体劣化診断法
CN104880652B (zh) 一种开关柜带电局放测试系统及其电压信号提取装置
CN114047411A (zh) 一种检测高压电力电缆线路交叉互联状态的方法和装置
CN108680816B (zh) 一种高压电缆交叉互联接地系统带电核对方法
CN108020763B (zh) 一种直流海底电缆早期电树缺陷的监测方法
CN111880030A (zh) 一种电缆终端高频谐波电热老化试验系统
AU2024220932A1 (en) Method for determining at least one thermal characteristic, computer program and measuring system
JPH0540145A (ja) 電力ケーブル線路の試験方法
AU2007265746A1 (en) A method and a device for diagnosing an on-line high voltage component
CN116068321A (zh) 一种接地电流谐波分量干扰识别方法
Plath et al. After laying tests of 400 kV XLPE cable systems for Bewag Berlin
JP3197000B2 (ja) 開閉サージを利用した特別高電圧線路の現地試験方法
JPH05184028A (ja) 電力ケーブル線路の布設・試験方法
JP2005003548A (ja) 固体絶縁ケーブルの試験方法
Caprara et al. Partial Discharge measurements during AC voltage test: a fast and effective method for the site commissioning of long EHV XLPE cable systems
JPS6228655A (ja) 絶縁劣化診断方法
Bascom et al. Power cable failure modes and fault location methods, practices and strategies
Prombud et al. Development of A Low-Pass Filter for Partial Discharge Testing System with the Power Frequency Converter
JP2562490B2 (ja) プラスチック絶縁ケーブルの絶縁性能試験法
Kaltenborn et al. On-site testing of critical cable infra-structure
JPH06148259A (ja) 電力ケーブル線路の試験方法および試験装置
JPH05184029A (ja) 電力ケーブル線路の布設・試験方法
Yang et al. Wideband Impedance Measurement Device for Traction Power Supply System: Design, Implementation, and Field Tests
Schufft et al. Resonant test system with variable frequency for on-site testing and diagnostics of cables

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees