JP2987724B2 - ディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装置

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンの
燃料噴射時期調整装置に関し、簡便、迅速に噴射時期を
調整できるうえ、その構造を簡単にできるものを提供す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となるディーゼルエンジン
の基本構造は、図1に示すように、ディーゼルエンジン
Eのポンプ室1に燃料噴射カム軸2を軸受け6・7を介
して支持し、燃料噴射カム軸2に固定した噴射カムギヤ
3にアイドルギヤ4を介してクランク軸を動力伝達可能
に連動し、ポンプ室1に収容した燃料噴射ポンプ5に燃
料噴射カム軸2を燃料噴射可能に連動したものである。
【0003】一般に、ディーゼルエンジンでは、燃料噴
射時期の遅角・進角が排気ガスの成分に大きく影響す
る。例えば、噴射時期が遅れぎみになると、青白煙や黒
煙を発生し易い反面、燃焼室での燃焼時間が短縮されて
排気管内でもまだ燃焼するので、最高燃焼温度が低下し
てNOxが低減する。
【0004】従来では、ディーゼルエンジンの燃料噴射
時期は、燃料噴射ポンプ5のアジャスタ・スクリューの
高さを変化させたり、プランジャ・スプリング・シートと
タペットとの間にシムを挿入して調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実際の生産ラインで
は、ディーゼルエンジンの種類を問わず、スクリューの
高さやシムの厚さを画一化して噴射時期を調整している
ので、各種のエンジン間での噴射時期のズレが大きくな
り、例えば、青白煙を抑制するように設定したエンジン
をNOx低減用のエンジンに設定し直すには、シムの厚
みを変えるなどの煩雑な操作が必要になる。本発明は、
個別のディーゼルエンジンごとに燃料噴射時期を簡便に
調整することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の手段を、実施例を示す図面により以下に説明する。即
ち、本発明は、前記基本構造のディーゼルエンジンにお
いて、ポンプ室1の一端壁に回転操作部10を備えた回
転調整具8を燃料噴射カム軸2の軸心方向Aに進退調節
可能にネジ嵌合し、燃料噴射カム軸2の一方の軸受け6
を回転調整具8に支持し、他方の軸受け7をポンプ室1
の他端壁にカム軸心方向Aに沿って移動可能に支持し、
噴射カムギヤ3及びアイドルギヤ4をはす歯噛み合い構
造12に構成したことを特徴とするディーゼルエンジン
の燃料噴射時期調整装置である。
【0007】
【作用】回転操作部10に操作手段を装填して回転調整
具8を回転操作すると、ポンプ室1に対して回転調整具
8がネジ嵌合部を介してカム軸心方向Aに移動するの
で、燃料噴射カム軸2の全体がポンプ室1の中を軸心方
向Aに動くのに伴い、カム軸2に固定した噴射カムギヤ
3も共に移動する。上記アイドルギヤ4にはす歯構造1
2で噛み合う噴射カムギヤ3は、回転停止しているアイ
ドルギヤ4に対してそのネジレ角に沿いながら相対回転
する。このため、クランク軸(即ち、クランク角度)に対
して燃料噴射カム軸2はひねり回転操作されて燃料噴射
ポンプ5の噴射時期を調整できる。
【0008】
【発明の効果】(イ).燃料噴射時期の調整が容易に行える 操作手段により回転調整具を回転操作するだけで、燃料
噴射カム軸を簡便にひねり回転操作して燃料噴射ポンプ
の噴射時期を調整できる。従って、個別のディーゼルエ
ンジンを用途に合った噴射時期に迅速、容易に調整で
き、例えば、青白煙抑制用に設定されたエンジンをNO
x低減用に簡単に設定し直せる。
【0009】(ロ).燃料噴射時期調整用の専用部品が
回転調整具8のみの一つで済み、その構造が簡単で、故
障しにくいうえ、製造コストが安価である ポンプ室1に回転操作部10を備えた回転調整具8を燃
料噴射カム軸2の軸心方向Aにネジ嵌合し、燃料噴射カ
ム軸2の一方の軸受け6を回転調整具8に支持し、他方
の軸受け7をポンプ室1にカム軸心方向Aに沿って移動
可能に構成し、噴射カムギヤ3及びアイドルギヤ4をは
す歯噛み合い構造12に構成する。この構成から、レン
チなどの回転操作用工具30を回転操作部10に嵌め合
わせて回転操作すると、回転調整具8がネジ嵌合に沿っ
て進退移動し、燃料噴射カム軸2を介して噴射カムギヤ
12がその軸心方向Aに移動し、噴射カムギヤ12がア
イドルギヤ4に対するはす歯噛み合いに沿って回る角度
だけ、燃料噴射カム軸2の噴射カム2aが進角側または
遅角側に回転して、燃料噴射ポンプ5の燃料噴射時期が
調整される。この燃料噴射時期調整のために必要な構成
部品は、次の5つである。 .燃料噴射カム軸2をその軸心方向に進退調節する、
回転調整具8。 .この回転調整具8を支持する、ポンプ室1の一端
壁。 .燃料噴射カム軸2をその軸心方向に摺動自在に支持
する、ポンプ室1の他端壁。 .燃料噴射カム軸2の軸心方向の進退移動を、この燃
料噴射カム軸2の回転角に変換する、はす歯のカムギヤ
3。 .このと同じ働きをする、はす歯のアイドルギヤ
4。 この5つの構成部品のうち、ポンプ室1の一端壁、
ポンプ室1の他端壁、カムギヤ3、アイドルギヤ
4、の4つの部品は、エンジンを構成する既存の部品を
利用している。 これにより、 この燃料噴射時期調整のた
めの専用部品の必要点数は、回転調整具8のみの一つだ
けで済むので、その構造が簡単であること、故障しにく
くて耐久性にすぐれること、およびその製造コストが安
価であることの利点が有る。 (ハ).燃料噴射時期調整装置のためにエンジンの全長
が長くなることを無くす 燃料噴射時期調整のための専用部品は回転調整具8のみ
の一つだけで済み、この回転調整具8はポンプ室1に設
けるので噴射カムギヤ12の前側に出張らないで済み、
噴射カムギヤ12の前側に出張る場合にこの出張り寸法
だけエンジンの全長が長くなることを、無くすことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて述べ
る。図1は縦型ディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整
装置の要部縦断正面図であって、縦型ディーゼルエンジ
ンEにポンプ室1とギヤ室11を隣接して設け、ポンプ
室1に燃料噴射ポンプ5を収容し、ポンプ室1からギヤ
室11に亘り燃料噴射カム軸2を軸受け6・7を介して
横向きに支持し、燃料噴射カム軸2の噴射カム2aを燃
料噴射ポンプ5に燃料噴射可能に連動する。上記燃料噴
射カム軸2に噴射カムギヤ3を固定してギヤ室11に臨
ませ、噴射カムギヤ3にアイドルギヤ4を介してクラン
ク軸(図示省略)を動力伝達可能に連動する。
【0011】略円型カップ状の回転調整具8の外周面に
雄ネジ15を切り、その端壁16に6角穴状の回転操作
部10を凹設し、上記ポンプ室1の外側壁13に当該回
転調整具8を燃料噴射カム軸2の軸心方向Aに向けてネ
ジ嵌合する。また、右側の軸受け6を回転調整具8に押
し当て支持し、左側の軸受け7をポンプ室1のギヤ室1
1との区画壁14にカム軸心方向Aに沿って移動可能に
構成する。上記噴射カムギヤ3を下方のアイドルギヤ4
にはす歯噛み合い構造12で係合可能に構成し、噴射カ
ムギヤ3をアイドルギヤ4に余剰の厚みを持たせて噛み
合わせ当該はす歯構造12にギヤ移動調整代17を確保
する。
【0012】一方、燃料噴射カムギヤ3の径方向に広が
るリブ肉壁18に退避口19を貫設し、退避口19内に
沈み込ませた状態でガバナウエイト20を噴射カムギヤ
3に揺動可能に支持するとともに、噴射カム軸2の左端
部にガバナスリーブ21を進退自在に嵌挿し、ガバナス
リーブ21を当該ガバナウエイト20で押し出し可能に
構成する。上記ディーゼルエンジンEのギヤ室11にガ
バナレバー22を揺動自在に支持し、ガバナレバー22
の入力部23を揺動調整ネジ25を介してガバナスリー
ブ21に連動し、ガバナレバー20の出力部24を前記
燃料噴射ポンプ5の噴射ラック26に連結具27で連結
し、ガバナレバー22の中途部にガバナスプリング(図
示省略)を連動する。これにより、ガバナレバー22を
ガバナウエイト20の回転によるガバナフォースと、ガ
バナスプリングのスプリングフォースとの不釣合い力で
揺動させて、エンジンEの回転数に見合うように燃料噴
射ポンプ5のラック位置を調整可能に構成する。
【0013】そこで、本実施例の燃料噴射時期調整装置
の調整手順を述べる。 回転操作部10に6角柱レンチ30を係合して回転調
整具8をネジ嵌合部15を回転操作する。 ポンプ室1に対して回転調整具8がネジ嵌合部15を
介してカム軸心方向Aに移動するのに伴い、燃料噴射カ
ム軸2に固定した噴射カムギヤ3も共に軸心方向Aに移
動する。 アイドルギヤ4にはす歯構造12で噛み合う燃料噴射
カムギヤ3は、回転停止しているアイドルギヤ4に対し
てそのネジレ角に沿いながら相対回転する。このため、
燃料噴射カム軸2はクランク軸に対してひねり回転操作
され、カム軸2の噴射カム2aは例えばC/R角にして
1.5度程度進角或は遅角されて、燃料噴射ポンプ5の
噴射時期を適正に調整する。
【0014】即ち、レンチなどの操作手段30により回
転調整具8を回転操作するだけで、燃料噴射カム軸2を
簡便にひねり回転操作して燃料噴射ポンプ5の噴射時期
を調整できる。従って、例えば、噴射ポンプ5を進角側
に調整すると、ディーゼルエンジンEを青白煙或は黒煙
抑制用として設定でき、遅角側に調整するとエンジンE
をNOx低減用に簡単に設定できる。また、ガバナレバ
ー22の揺動調整ネジ25を調整すると、ガバナレバー
22を介して噴射ポンプ5のラック位置を変えられるの
で、燃料噴射ポンプ5の燃料噴射量を簡便に調整でき
る。
【0015】尚、本発明は、操作具30で左右に移動さ
せた燃料噴射カム軸2をアイドルギヤ4との間のはす歯
構造12でクランク角に対してひねらせて燃料噴射時期
を調整するものなので、上記実施例のようにガバナ軸を
燃料噴射カム軸2に兼用させた構造に限定されるもので
はなく、ガバナを燃料噴射カム軸2から全く分離して設
定した構造であっても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦型ディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装
置の要部縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ室 2 燃料噴射カム軸 3 噴射カムギヤ 4 アイドルギヤ 5 燃料噴射ポンプ 6 一方の軸受け 7 他方の軸受け 8 回転調整具 10 回転操作部 12 はす歯噛み合い構造 A 2の軸心方向 E ディーゼルエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−75825(JP,A) 実開 昭59−105039(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジン(E)のポンプ室(1)
    に燃料噴射カム軸(2)を軸受け(6)・(7)を介して支持
    し、燃料噴射カム軸(2)に固定した噴射カムギヤ(3)に
    アイドルギヤ(4)を介してクランク軸を動力伝達可能に
    連動し、ポンプ室(1)に収容した燃料噴射ポンプ(5)に
    燃料噴射カム軸(2)を燃料噴射可能に連動したディーゼ
    ルエンジンにおいて、 上記ポンプ室(1)の一端壁に回転操作部(10)を備えた
    回転調整具(8)を燃料噴射カム軸(2)の軸心方向(A)に
    進退調節可能にネジ嵌合し、燃料噴射カム軸(2)の一方
    の軸受け(6)を回転調整具(8)に支持し、他方の軸受け
    (7)をポンプ室(1)の他端壁にカム軸心方向(A)に沿っ
    て移動可能に支持し、噴射カムギヤ(3)及びアイドルギ
    ヤ(4)をはす歯噛み合い構造(12)に構成したことを特
    徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装置。
JP3228849A 1991-08-13 1991-08-13 ディーゼルエンジンの燃料噴射時期調整装置 Expired - Fee Related JP2987724B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US3951118A (en) * 1974-12-19 1976-04-20 Caterpillar Tractor Co. Engine timing device

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