JP2988272B2 - ハンズフリーインターホン - Google Patents

ハンズフリーインターホン

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JP2988272B2
JP2988272B2 JP6211138A JP21113894A JP2988272B2 JP 2988272 B2 JP2988272 B2 JP 2988272B2 JP 6211138 A JP6211138 A JP 6211138A JP 21113894 A JP21113894 A JP 21113894A JP 2988272 B2 JP2988272 B2 JP 2988272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手機器(ドアホン子
器、インターホン親器など)に対してハンドセット無し
に通話出来るようにしたハンズフリーインターホンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンズフリーインターホンとし
て、例えば図10に示すようなものがある。該ハンズフ
リーインターホンは、相手機器(ドアホン子器、インタ
ーホン親器など)からの呼出音があった後、通話ボタン
101を押操作することにより、相手機器との通話状態
が形成される通話回路(図示せず)を、ハウジング10
0内に内蔵しており、そのとき内蔵のスピーカー10
2、マイク103を介して相手機器との通話を行うこと
ができるようになっている。
【0003】ところで、ハンズフリーインターホンの利
点として、ハンドセットを持たなくて良いので他に作業
で両手が塞がっていても通話が出来るという点があり、
前記通話ボタン101は、例えば肘などでも押操作が容
易に出来るように出来るだけ大きい形状のものが望まし
い。しかしながら、図10のハンズフリーインターホン
においては、通話ボタン101が指で押せる程度の大き
さしかないため、両手が塞がった状態で押操作すること
は非常に困難である。
【0004】そこで、本出願人は、上記問題を解決する
ために、面型の通話ハンドルを有し且つ薄型構成の通話
ボタンを有するハンズフリーインターホンを、特願平5
−292283号において提案している。該ハンズフリ
ーインターホンの構成を、図8および図9に示す。図8
は面型通話ハンドル51をハウジング50から外した状
態を示す正面図であり、図9は面型通話ハンドル51を
ハウジング50に取り付けた状態を示す側方断面図であ
る。
【0005】ハウジング50の前面には、面型通話ハン
ドル51が嵌合される窓孔52が開口しており、該窓孔
52の上縁には面型通話ハンドル51が固定(ハンドル
側ねじ穴51a、支持枠片側孔53bにおいてねじ止め
固定)される支持枠片53が延設されている。前記窓孔
と前記支持枠片53との継ぎ目は弾性変形可能な湾曲部
53a,53aとなっており、該湾曲部53a,53a
によって面型通話ハンドル51に押圧操作に対する弾性
力を付与させてクリック感を与える。面型通話ハンドル
51は、前記窓孔52に嵌合させることによって、ハウ
ジング50の表面とほぼ面一あるいはハウジング50の
表面のカーブに応じた湾曲状態に取り付けることがで
き、スプリングを用いなくても支持枠片53によって押
圧操作に対する弾性力を付与出来るようになっている。
尚、面型通話ハンドル51が押圧操作されると、該面型
通話ハンドル51がハウジング50に内蔵の接点(図示
せず)を押圧するようになっている。又、面型通話ハン
ドル51は、その他端部に一体に設けられた係止爪部5
1が窓枠52の周縁部にに着離自在に係止することによ
り、前記湾曲部53a,53aの弾性によりハウジング
50内方向とは反対側方向への一定以上の変位が制限さ
れ、且つ、窓孔52の周縁に設けた段部54によりハウ
ジング50内方向への一定以上の変位が制限されて成
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のものにおいては、ハウジング50に支持枠片53と湾
曲部53a,53aとが樹脂により金型一体成形される
ため、面型通話ハンドル51を、ハウジング50の表面
とほぼ面一あるいはハウジング50の表面のカーブに応
じた湾曲状態に取り付けるには、ハウジング50表面と
支持枠片53との位置関係を極めて精度よく設定しなけ
ればならない。しかしながら、金型一体成形によれば、
樹脂が完全に固まらないうちにハウジング成形品を取り
出すと、前記支持枠片53自体がその自重により垂れて
しまい、それにともなって湾曲部53a,53aが変形
してしまうため、ハウジング50表面と支持枠片53と
の位置関係が狂ってしまい、故に面型通話ハンドル51
をハウジング50に取付けた時に面型通話ハンドル51
がハウジング50表面から沈んでしまい面一にならない
という問題があった。無論、樹脂が完全に固まるまでハ
ウジング成形品を金型内に放置していては生産性が著し
く阻害されるし、各ハウジングごとに治具などにより前
記支持枠片53自体を垂れを支えた状態で樹脂が完全に
固まるまで待つようにしても、生産性が著しく阻害され
るので、何れも好ましくない。
【0007】又、面型通話ハンドル51を支持枠片53
にねじ固定する作業が必要なため、組立性があまり良く
なかった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、金型成形の生産性お
よび組立性に優れた面型通話ボタンの構成を有するハン
ズフリインターホンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された請求項1に記載の本発明は、接点の駆動によ
り相手機器との通話状態を形成又は遮断する通話回路を
内蔵するハウジングと、押圧操作することにより前記接
点を駆動する面型通話ハンドルと、を具備して成るハン
ズフリーインターホンにおいて、前記面型通話ハンドル
は、ハウジングの前面に設けられた嵌合段部に嵌合する
形状の面型押圧部と、該面型押圧部の一端部に一体に設
けられた弾性変形可能な弾性小片部と、該面型押圧部の
他端部に一体に設けられた係止爪部と、を具備して成
り、前記弾性小片部は、ハウジングに設けた孔部を貫通
させてその先端がハウジングの内面に当接し、前記係止
爪部は、嵌合段部の周縁部に着離自在に係止し、前記面
型押圧部は、弾性小片部の弾性によりハウジング内方向
とは反対側方向に付勢され、且つ、係止爪部の係止によ
り前記反対側方向への一定以上の変位が制限され、且
つ、嵌合段部によりハウジング内方向への一定以上の変
位が制限されて成ることを特徴とするものである。
【0010】又、請求項2に記載の本発明は、請求項1
において、前記ハウジングを貫通して該ハウジングの内
面に係止する非弾性片部を、前記面型通話ハンドルの一
端部に設けて成ることを特徴とするものである。
【0011】又、請求項3に記載の本発明は、請求項1
乃至請求項2の何れかにおいて、前記面型押圧部の一端
部に支点突起部を設け、前記嵌合段部に前記支点突起部
を枢支する突起受部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1の本発明においては、面型通話ハンド
ルの弾性小片部を、ハウジングに設けた孔部を貫通させ
てその先端がハウジングの内面に当接させ、更に係止爪
部を、嵌合段部の周縁部に着離自在に係止させることに
より、面型通話ハンドルを嵌合段部に嵌合させることが
出来る。ここで、面型通話ハンドルを押圧操作すると、
弾性小片部が弾性変形して面型通話ハンドルに弾性力が
付与される。又、弾性小片部は自重自体があまり重くは
ならないので、金型成形の際に樹脂が完全に固まってい
なくとも、該弾性小片部が垂れてしまうことを防止出来
る。
【0013】更に、請求項2の本発明は、請求項1の本
発明の作用に加えて、非弾性片部が面型通話ハンドルの
角回動の支点となり、ハンドルの支点回動が安定する。
【0014】更に、請求項3の本発明は、請求項1乃至
請求項2の本発明の作用に加えて、支点突起が面型通話
ハンドルの角回動の支点となり、ハンドルの支点回動が
安定する。
【0015】
【実施例】図1乃至図7は、本発明に係るハンズフリー
インターホンの一実施例を示す図である。以下、本発明
をその一実施例により説明する。
【0016】図1は、本発明一実施例のハンズフリーイ
ンターホンの一部分解斜視図である。図2は該ハンズフ
リーインターホンの側方断面図である。図7は、該ハン
ズフリーインターホン1の正面図及び周辺機器を接続し
た状態を示す図である。
【0017】本実施例のハンズフリーインターホン1
は、ドアホン子器やインターホン親器(図示せず)など
の通話手段である相手機器の他に、ガスセンサー、外付
非常釦や火災感知器(図示せず)などのセキュリティ機
器が接続可能な構成になっており、該セキュリティ機器
からの非常信号を受信して、内蔵のスピーカー3又は別
に接続された増設スピーカーから警報音を発するように
なっている。又、該ハンズフリーインターホン1自体に
も非常釦4が設けられており、該非常釦4を押圧操作す
ると、スピーカー3から警報音を発するようになってい
る。又、従来のハンズフリーインターホンと同様に、相
手機器との通話状態を制御する通話回路を搭載した基板
7が、ハウジング2に内蔵されており、相手機器からの
呼出音があった後、通話ボタン5を押圧操作することに
より内蔵の発光ダイオード9が発光しつつ相手機器との
通話状態が形成され、前記スピーカー3と、ハウジング
2下面に設けたマイク6を介して相手機器との通話を行
うことができるようになっている。又、通話状態におい
て通話ボタン5を押圧操作すると、前記発光ダイオード
9が消灯しつつ通話回路は相手機器との通話状態を遮断
して通話を終了させる。前記通話回路は、基板7に搭載
された接点8が駆動されるたびに、通話状態の形成/遮
断を行う。
【0018】尚、前記接点8は、ハウジング2の前面に
設けられた面型通話ハンドル10の押圧操作により駆動
されるようになっており、該面型通話ハンドル10と前
記接点8とで前記通話ボタン5が形成されている。
【0019】前記非常釦4は、半透明の押圧部4cと、
該押圧部4cを支承するばね材4bと、前記押圧部4c
の後方に位置する発光ダイオード4aとから成り、非常
釦4の押圧部4cを押圧すると発光ダイオード4aが点
灯または点滅するようになっている。
【0020】次に、本発明に係る通話釦5の構成につい
て詳細に説明する。図3はハウジング2に面型通話ハン
ドル10を取り付けた状態を示す側方断面図(a),
(a)のC−C断面図(b)であり、図4は図3のA−
A断面図(a),B−B断面図(b)である。図5はハ
ウジング2から面型通話ハンドル10を外した状態を示
す正面図であり、図6は該面型通話ハンドル10の正面
図(a),裏面図(b),側方断面図(c)である。
【0021】前記面型通話ハンドル10は、四角型の面
型押圧部10aと、該面型押圧部10aの一端部に一体
に設けられた弾性変形可能な湾曲状の弾性小片部10
b,10bと、該面型押圧部10aの他端部に一体に設
けられた係止爪部10cと、面型押圧部10aの押圧力
を前記接点8に伝えるための連結突部10dと、を一体
に具備して成り、前記ハウジング2の前面には、前記面
型押圧部10aを嵌合する四角型形状の嵌合段部11が
設けられている。該嵌合段部11は有底状になってお
り、その周縁には、弾性小片部10b,10bが貫通さ
れる貫通孔部12,12と、前記係止爪部10cが着離
自在に係止する爪受部13と、が設けられている。
【0022】面型通話ハンドル10は、発光ダイオード
9の光を透光する光窓10eを具備すると共に、弾性小
片部10b,10bの側方には非弾性片部10f,10
fを一体に具備し、嵌合段部11に対抗する非弾性の支
点突起部10gを一体に具備している。また、嵌合段部
11の一端部には、支点突起部10gを枢支する溝状の
突起受部11aが設けられている。
【0023】尚、面型押圧部10aは四角形状に限らず
とも肘などで押圧操作しやすい大きさおよび形状であれ
ば好ましい。又、弾性小片部10bは湾曲状に限らず、
コ型やく型など、弾性変形可能な形状であればよい。
【0024】又、嵌合段部11は、面型通話ハンドル1
0がハウジング10内方向へ一定以上変位しないように
制限するものであり、特に有底状に限らず、その周縁部
のみを段状に形成して中央付近は貫通孔状にしてもよ
い。又、それに併せて前記貫通孔部12,12や前記爪
受部13を省略した構成でもよい。
【0025】上記構成の面型通話ハンドル10を、嵌合
段部11に嵌合するには、面型通話ハンドル10の弾性
小片部10b,10bおよび非弾性片部10f,10f
を、ハウジング2に設けた貫通孔部12,12に差し込
み貫通させてその先端が図4に示すようにハウジング2
の内面に当接させ、更に面型通話ハンドル10の係止爪
部10cを、嵌合段部11の周縁部の爪受部13と着離
自在に係止させる。このとき、弾性小片部10b,10
bに、ハウジング内方向とは反対側方向に面型通話ハン
ドル10を付勢する弾性力が生じ、係止爪部10cが爪
受部13に係止することにより弾性通話ハンドル10が
前記反対側方向へ一定以上変位変位しないように制限さ
れる。
【0026】この状態で、面型通話ハンドル10の面型
押圧部10aを押圧操作すると、弾性小片部10b,1
0bが弾性変形して面型押圧部10aに更なる弾性力が
付与される。面型押圧部10aから押圧力を取り去る
と、弾性小片部10b,10bの弾性復帰力により元の
状態に戻る。
【0027】又、前記非弾性片部10f,10fは、面
型通話ハンドル10の(ハウジング2側方側から見た)
角回動の支点となり、ハンドル10の支点回動を安定さ
せることが出来る。又、支点突起10gも同様に面型通
話ハンドル10の(ハウジング2側方側から見た)角回
動の支点となり、ハンドルの支点回動が安定する。尚、
本実施例のごとく非弾性片部10f,10fと支点突起
10gとの両者を併用してもよいし、何れか片方のみを
設ける構成にしてもよい。又、何れも設けない場合は、
弾性小片部10b,10bのみが角回動の支点と成るか
ら、角回動が若干不安定なものになる。
【0028】上記構成のハンズフリーインターホン1
は、その製造過程において、面型通話ハンドル10とハ
ウジング2とを別々に金型一体成形することになるが、
弾性小片部10b,10bが面型通話ハンドル10側に
一体成形されているために、又弾性小片部10b,10
bは重量自体があまり重くはならないので、従来例のご
とく金型一体成形時において樹脂が完全に固まっていな
い状態で成形品を取り出しても弾性小片部10b,10
bが垂れて変形してしまうことが無く、生産性にも優れ
ている。
【0029】又、面型通話ハンドル10をハウジング2
に取り付ける場合にねじなどの固定作業が必要ないの
で、生産性に優れている。
【0030】
【発明の効果】上記の如く構成した請求項1の本発明に
よれば、面型通話ハンドルをハウジングに取付けた時に
面型通話ハンドルがハウジング表面から沈むことなく面
一に取り付けることが出来ると共に、成形品の金型成形
の際にも成形品が変形してしまうことなく、生産性も向
上する。
【0031】又、請求項2の本発明によれば、請求項1
の効果に加えて、非弾性片部が面型通話ハンドルの角回
動の支点となり、ハンドルの支点回動が安定させること
が出来る。
【0032】更に、請求項3の本発明においては、請求
項1乃至請求項2の効果に加えて、支点突起が面型通話
ハンドルの角回動の支点となり、ハンドルの支点回動を
安定させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示す一部分解斜視図。
【図2】本発明実施例を示す側方断面図。
【図3】本発明実施例においてハウジング2に面型通話
ハンドル10を取り付けた状態を示す側方断面図
(a)、(a)のC−C断面図(b)。
【図4】図3(a)のA−A断面図(a)と、図3
(a)のB−B断面図(b)。
【図5】本発明実施例においてハウジング2から面型通
話ハンドル10を外した状態を示す正面図。
【図6】本発明実施例の面型通話ハンドル10を示す前
面図(a)および裏面図(b)および側方断面図
(c)。
【図7】本発明実施例のハンズフリーインターホン1を
示す正面図であり、周辺機器を接続した状態を示す図。
【図8】従来例のハウジング50と面型通話ハンドル5
1との分解図。
【図9】従来例においてハウジング50に面型通話ハン
ドル51を取り付けた場合を示す側断面図。
【図10】上記とは異なる別の従来例を示す外観図。
【符号の説明】
1 ハンズフリーインターホン 2 ハウジング 8 接点 10 面型通話ハンドル 10a 面型押圧部 10b 弾性小片部 10c 係止爪部 10f 非弾性片部 10g 支点突起部 11 嵌合段部 11a 突起受部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点の駆動により相手機器との通話状態
    を形成又は遮断する通話回路を内蔵するハウジングと、
    押圧操作することにより前記接点を駆動する面型通話ハ
    ンドルと、を具備して成るハンズフリーインターホンに
    おいて、 前記面型通話ハンドルは、ハウジングの前面に設けられ
    た嵌合段部に嵌合する形状の面型押圧部と、該面型押圧
    部の一端部に一体に設けられた弾性変形可能な弾性小片
    部と、該面型押圧部の他端部に一体に設けられた係止爪
    部と、を具備して成り、 前記弾性小片部は、ハウジングに設けた孔部を貫通させ
    てその先端がハウジングの内面に当接し、 前記係止爪部は、嵌合段部の周縁部に着離自在に係止
    し、 前記面型押圧部は、弾性小片部の弾性によりハウジング
    内方向とは反対側方向に付勢され、且つ、係止爪部の係
    止により前記反対側方向への一定以上の変位が制限さ
    れ、且つ、嵌合段部によりハウジング内方向への一定以
    上の変位が制限されて成ることを特徴とするハンズフリ
    ーインターホン。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングを貫通して該ハウジング
    の内面に係止する非弾性片部を、前記面型通話ハンドル
    の一端部に設けて成ることを特徴とする請求項1に記載
    のハンズフリーインターホン。
  3. 【請求項3】 前記面型押圧部の一端部に支点突起部を
    設け、前記嵌合段部に前記支点突起部を枢支する突起受
    部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2の何
    れかに記載のハンズフリーインターホン。
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