JP2989351B2 - 廃棄物焼却方法 - Google Patents
廃棄物焼却方法Info
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- JP2989351B2 JP2989351B2 JP3309448A JP30944891A JP2989351B2 JP 2989351 B2 JP2989351 B2 JP 2989351B2 JP 3309448 A JP3309448 A JP 3309448A JP 30944891 A JP30944891 A JP 30944891A JP 2989351 B2 JP2989351 B2 JP 2989351B2
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- JP
- Japan
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- fluidized bed
- pyrolysis
- furnace
- waste
- sand
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物焼却方法に係
り、特に都市ごみ、産業廃棄物等、金属片などの不燃物
を含有する廃棄物を焼却処理して熱回収する廃棄物焼却
方法に関するものである。
り、特に都市ごみ、産業廃棄物等、金属片などの不燃物
を含有する廃棄物を焼却処理して熱回収する廃棄物焼却
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、廃棄物を流動層炉で焼却して熱
を回収する、従来の廃棄物焼却方法を示す装置系統図で
ある。この装置は、焼却炉30と、該焼却炉30の底部
に設けられた、一次空気を供給する散気管31と、該散
気管31上に形成される流動層32と、該流動層32の
上方から廃棄物を導入する廃棄物導入管33と、前記流
動層32の上部の空塔部34と、該空塔部34に二次空
気を供給する二次空気供給管35と、焼却炉30の塔頂
部に連結されたボイラ36と、前記焼却炉30の底部か
ら抜き出された流動媒体(以下、単に砂という)37と
不燃物38とを分離する分離機39と、分離された砂3
7を前記流動層32に戻す砂戻し管40とから主として
構成されている。廃棄物は廃棄物供給管33から炉内に
供給され、流動層32と混合して燃焼し、未燃分は空塔
部34で二次空気と混合して燃焼する。燃焼ガスは、焼
却炉30の塔頂部からボイラ36に流入し、熱回収され
る。
を回収する、従来の廃棄物焼却方法を示す装置系統図で
ある。この装置は、焼却炉30と、該焼却炉30の底部
に設けられた、一次空気を供給する散気管31と、該散
気管31上に形成される流動層32と、該流動層32の
上方から廃棄物を導入する廃棄物導入管33と、前記流
動層32の上部の空塔部34と、該空塔部34に二次空
気を供給する二次空気供給管35と、焼却炉30の塔頂
部に連結されたボイラ36と、前記焼却炉30の底部か
ら抜き出された流動媒体(以下、単に砂という)37と
不燃物38とを分離する分離機39と、分離された砂3
7を前記流動層32に戻す砂戻し管40とから主として
構成されている。廃棄物は廃棄物供給管33から炉内に
供給され、流動層32と混合して燃焼し、未燃分は空塔
部34で二次空気と混合して燃焼する。燃焼ガスは、焼
却炉30の塔頂部からボイラ36に流入し、熱回収され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、空
びん、金属片、陶磁器片等(砂と大きさが大きく異なる
もの)を含む廃棄物を燃焼する場合、これら不燃物が流
動層内に蓄積して砂と一緒に流動することによる不都合
を防止するために、あらかじめ前処理によって不燃物を
分離しておく必要がある。また発熱量の大きな廃棄物を
焼却する場合は、廃棄物に同伴された金属等(砂と同程
度の大きさ)の不燃物の焼失または軟化を防止するた
め、一次空気の導入量を低減して砂の流動をマイルドに
し、比較的低温で焼却処理する必要がある。
びん、金属片、陶磁器片等(砂と大きさが大きく異なる
もの)を含む廃棄物を燃焼する場合、これら不燃物が流
動層内に蓄積して砂と一緒に流動することによる不都合
を防止するために、あらかじめ前処理によって不燃物を
分離しておく必要がある。また発熱量の大きな廃棄物を
焼却する場合は、廃棄物に同伴された金属等(砂と同程
度の大きさ)の不燃物の焼失または軟化を防止するた
め、一次空気の導入量を低減して砂の流動をマイルドに
し、比較的低温で焼却処理する必要がある。
【0004】すなわち、上記従来技術には、不燃物をあ
らかじめ分離するための前処理工程が必要となり、処理
工程が煩雑になるという欠点がある。また低温燃焼した
場合、発生した多量の熱分解ガスが空塔部54で二次空
気と接触して完全燃焼するので、局部的に高温(例えば
1000℃以上)部分が生じ、NOx濃度が高くなった
り、飛灰等が軟化して炉壁等に付着するという問題が生
じる。
らかじめ分離するための前処理工程が必要となり、処理
工程が煩雑になるという欠点がある。また低温燃焼した
場合、発生した多量の熱分解ガスが空塔部54で二次空
気と接触して完全燃焼するので、局部的に高温(例えば
1000℃以上)部分が生じ、NOx濃度が高くなった
り、飛灰等が軟化して炉壁等に付着するという問題が生
じる。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、廃棄物に同伴される金属片等の不燃物の焼失お
よび飛灰の軟化を回避し、エネルギ回収効率の高い廃棄
物焼却方法を提供することにある。
解決し、廃棄物に同伴される金属片等の不燃物の焼失お
よび飛灰の軟化を回避し、エネルギ回収効率の高い廃棄
物焼却方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め本発明は、廃棄物を熱分解炉で熱分解した後、循環型
流動層焼却炉に導入して焼却する廃棄物焼却方法におい
て、前記熱分解炉における熱分解を空気比0.2〜0.
7、熱分解温度400〜700℃で行い、不燃物を分離
した後、得られた熱分解ガスを前記循環型流動層焼却炉
に導入し、燃焼させることを特徴とする。
め本発明は、廃棄物を熱分解炉で熱分解した後、循環型
流動層焼却炉に導入して焼却する廃棄物焼却方法におい
て、前記熱分解炉における熱分解を空気比0.2〜0.
7、熱分解温度400〜700℃で行い、不燃物を分離
した後、得られた熱分解ガスを前記循環型流動層焼却炉
に導入し、燃焼させることを特徴とする。
【0007】
【作用】廃棄物を循環型流動層焼却炉に導入する前に、
あらかじめ熱分解炉で空気比0.2〜0.7、分解温度
400〜700℃で熱分解することにより、例えばアル
ミニウム等の金属片を焼失させることなく分離回収する
ことができる。また、不燃物を分離した熱分解ガスだけ
を後流の循環型流動層焼却炉に導入して燃焼することに
より、該循環型流動層内に、不燃物が混入することによ
る不都合を回避することができる。さらに循環型流動層
焼却炉では多量の砂が浮遊または搬送されるので熱移動
が良好となり、局部的な高温部分を生じることがなく、
飛灰の軟化および炉壁等への付着を防止することができ
る。
あらかじめ熱分解炉で空気比0.2〜0.7、分解温度
400〜700℃で熱分解することにより、例えばアル
ミニウム等の金属片を焼失させることなく分離回収する
ことができる。また、不燃物を分離した熱分解ガスだけ
を後流の循環型流動層焼却炉に導入して燃焼することに
より、該循環型流動層内に、不燃物が混入することによ
る不都合を回避することができる。さらに循環型流動層
焼却炉では多量の砂が浮遊または搬送されるので熱移動
が良好となり、局部的な高温部分を生じることがなく、
飛灰の軟化および炉壁等への付着を防止することができ
る。
【0008】本発明では、熱分解炉として不燃物を容易
に炉底から排出することができる、通常の流動層炉が好
ましく用いられるが、ロータリーキルン型炉、機械式ス
トーカー炉であってもよい。本発明において、熱分解炉
への空気供給量は、導入される可燃物に対する空気比が
0.2〜0.7の範囲になるように設定される。空気比
が0.2よりも小さいと熱分解炉における燃焼割合が小
さくなるために、流動層の温度を維持することができな
くなる。一方、0.7よりも大きくなると、炉内温度が
高くなり過ぎたり、廃棄物の大部分が熱分解炉内で燃え
てしまい、後流の循環型流動層の温度を維持することが
できなくなる。
に炉底から排出することができる、通常の流動層炉が好
ましく用いられるが、ロータリーキルン型炉、機械式ス
トーカー炉であってもよい。本発明において、熱分解炉
への空気供給量は、導入される可燃物に対する空気比が
0.2〜0.7の範囲になるように設定される。空気比
が0.2よりも小さいと熱分解炉における燃焼割合が小
さくなるために、流動層の温度を維持することができな
くなる。一方、0.7よりも大きくなると、炉内温度が
高くなり過ぎたり、廃棄物の大部分が熱分解炉内で燃え
てしまい、後流の循環型流動層の温度を維持することが
できなくなる。
【0009】本発明において熱分解炉の炉内温度は、約
400〜700℃とされる。アルミニウム等の金属片を
不燃物として回収する場合は、600℃以下にするとよ
いが、400℃よりも低くすると可燃分の燃焼速度が低
くなり、炉内温度を一定に維持することが困難となる。
また、700℃よりも高くしようとする場合、大部分の
可燃分を熱分解炉で燃焼し尽くす必要があるため、後流
の循環型流動層の温度が下がってその運転が難しくなる
という問題が生じる。一方、循環型流動層焼却炉の炉内
温度は、砂(流動媒体)の循環量、補助燃料の添加量等
を調節することによって800〜950℃の範囲に調節
される。
400〜700℃とされる。アルミニウム等の金属片を
不燃物として回収する場合は、600℃以下にするとよ
いが、400℃よりも低くすると可燃分の燃焼速度が低
くなり、炉内温度を一定に維持することが困難となる。
また、700℃よりも高くしようとする場合、大部分の
可燃分を熱分解炉で燃焼し尽くす必要があるため、後流
の循環型流動層の温度が下がってその運転が難しくなる
という問題が生じる。一方、循環型流動層焼却炉の炉内
温度は、砂(流動媒体)の循環量、補助燃料の添加量等
を調節することによって800〜950℃の範囲に調節
される。
【0010】本実施例において、循環型流動層の循環す
る砂から熱を回収する熱交換器として外部熱交換器を有
するものが好適に使用されるが、例えば循環型流動層焼
却炉の上部を水冷壁で構成したような、外部熱交換器を
有しない熱交換器であってもよい。
る砂から熱を回収する熱交換器として外部熱交換器を有
するものが好適に使用されるが、例えば循環型流動層焼
却炉の上部を水冷壁で構成したような、外部熱交換器を
有しない熱交換器であってもよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す装置系統図
である。この装置は、流動層型の熱分解炉1と、該熱分
解炉1に連結された循環型流動層焼却炉11とに大別さ
れ、前記熱分解炉1は、その底部に設けられた熱分解用
空気2を導入する散気管3と、該散気管3上に形成され
る流動層4と、該流動層4にその上方から廃棄物27を
供給する廃棄物供給管5と、前記熱分解炉1の底部から
抜き出された、不燃物6と砂7とを分離する分離機8
と、該分離機8で分離回収された砂7を前記熱分解炉1
の流動層4に戻す砂戻し管9とから主として構成さてい
る。一方、前記熱分解ガスを燃焼する、循環型流動層焼
却炉11は、前記熱分解炉1の上部と、熱分解ガスダク
ト10を介してその下方部で連結されており、底部に配
置された、一次空気12を導入する散気管13と、該散
気管13の上方に形成される循環型流動層14と、該循
環型流動層14に二次空気15を供給する二次空気供給
管16と、該循環型流動層焼却炉11の頂部に連結さ
れ、砂17と燃焼ガス18とを分離するサイクロン19
と、該サイクロン19で分離された燃焼ガス18から熱
を回収するボイラ20と、前記砂17の熱を回収する外
部熱交換器21と、該外部熱交換器21に設けられた過
熱管または蒸発管28と、前記外部熱交換器21に流動
化空気22を導入する散気管23と、熱が回収された砂
17を前記循環型流動層焼却炉11の下部に戻す砂戻し
管24とから主として構成さている。25は、補助燃料
29の供給管である。また、前記熱分解ガスダクト10
は、循環型流動層焼却炉11内を流動する砂17の浸入
を防止するために、該流動層炉に対して下向きに連結さ
れている。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す装置系統図
である。この装置は、流動層型の熱分解炉1と、該熱分
解炉1に連結された循環型流動層焼却炉11とに大別さ
れ、前記熱分解炉1は、その底部に設けられた熱分解用
空気2を導入する散気管3と、該散気管3上に形成され
る流動層4と、該流動層4にその上方から廃棄物27を
供給する廃棄物供給管5と、前記熱分解炉1の底部から
抜き出された、不燃物6と砂7とを分離する分離機8
と、該分離機8で分離回収された砂7を前記熱分解炉1
の流動層4に戻す砂戻し管9とから主として構成さてい
る。一方、前記熱分解ガスを燃焼する、循環型流動層焼
却炉11は、前記熱分解炉1の上部と、熱分解ガスダク
ト10を介してその下方部で連結されており、底部に配
置された、一次空気12を導入する散気管13と、該散
気管13の上方に形成される循環型流動層14と、該循
環型流動層14に二次空気15を供給する二次空気供給
管16と、該循環型流動層焼却炉11の頂部に連結さ
れ、砂17と燃焼ガス18とを分離するサイクロン19
と、該サイクロン19で分離された燃焼ガス18から熱
を回収するボイラ20と、前記砂17の熱を回収する外
部熱交換器21と、該外部熱交換器21に設けられた過
熱管または蒸発管28と、前記外部熱交換器21に流動
化空気22を導入する散気管23と、熱が回収された砂
17を前記循環型流動層焼却炉11の下部に戻す砂戻し
管24とから主として構成さている。25は、補助燃料
29の供給管である。また、前記熱分解ガスダクト10
は、循環型流動層焼却炉11内を流動する砂17の浸入
を防止するために、該流動層炉に対して下向きに連結さ
れている。
【0012】このような構成において、熱分解炉1の散
気管3から熱分解用空気(流動化空気)2が供給され、
前記熱分解炉1内に流動層4が形成される。廃棄物27
は、廃棄物供給管5から炉内に導入され、図示省略した
点火装置で点火され、熱分解する。このとき、空気比は
可燃物に対して0.2〜0.7になるように、また熱分
解温度が400〜700℃になるように調整される。生
成した熱分解ガス26は、塔頂部から熱分解ガスダクト
10を経て後流の循環型流動層焼却炉11にその底部か
ら流入する。循環型流動層焼却炉11に流入した熱分解
ガス26は、砂17を搬送する一次空気12および二次
空気15と混合して完全燃焼する。燃焼熱によって加熱
された砂17は後流のサイクロン19に流入し、該サイ
クロン19で燃焼ガス18と分離される。分離された砂
17は、外部熱交換器21に流入してその顕熱が回収さ
れ、その後、砂戻し管24を経て前記循環型流動層14
に戻る。他方燃焼ガス18は後流のボイラ20に流入し
て熱回収される。
気管3から熱分解用空気(流動化空気)2が供給され、
前記熱分解炉1内に流動層4が形成される。廃棄物27
は、廃棄物供給管5から炉内に導入され、図示省略した
点火装置で点火され、熱分解する。このとき、空気比は
可燃物に対して0.2〜0.7になるように、また熱分
解温度が400〜700℃になるように調整される。生
成した熱分解ガス26は、塔頂部から熱分解ガスダクト
10を経て後流の循環型流動層焼却炉11にその底部か
ら流入する。循環型流動層焼却炉11に流入した熱分解
ガス26は、砂17を搬送する一次空気12および二次
空気15と混合して完全燃焼する。燃焼熱によって加熱
された砂17は後流のサイクロン19に流入し、該サイ
クロン19で燃焼ガス18と分離される。分離された砂
17は、外部熱交換器21に流入してその顕熱が回収さ
れ、その後、砂戻し管24を経て前記循環型流動層14
に戻る。他方燃焼ガス18は後流のボイラ20に流入し
て熱回収される。
【0013】ところで、前記廃棄物とともに熱分解炉1
に導入された不燃物6は、定量的に炉底から抜き出され
る砂7と一緒に炉外に抜き出され、分離機8で分離され
たのち廃棄または有効利用される。他方、回収された砂
7は砂戻し管9を経て前記流動層4に戻される。本実施
例によれば、700℃以下で運転される熱分解炉1で得
られた熱分解ガス26を後流の循環型流動層焼却炉11
で燃焼することにより、アルミニウム等の金属片を焼失
することなく前記熱分解炉1の底部から容易に分離する
ことができる。また、循環型流動層炉11には熱分解ガ
スだけが導入されるので、不燃物の蓄積または詰まり等
が生じることはない。さらに、循環型流動層焼却炉11
内は砂17が循環流動するので熱分解ガス26と燃焼用
空気との混合が促進され、温度分布が均一となる。した
がって、酸素過剰率を低減できるとともに、飛灰等の軟
化が防止され熱回収率が向上する。
に導入された不燃物6は、定量的に炉底から抜き出され
る砂7と一緒に炉外に抜き出され、分離機8で分離され
たのち廃棄または有効利用される。他方、回収された砂
7は砂戻し管9を経て前記流動層4に戻される。本実施
例によれば、700℃以下で運転される熱分解炉1で得
られた熱分解ガス26を後流の循環型流動層焼却炉11
で燃焼することにより、アルミニウム等の金属片を焼失
することなく前記熱分解炉1の底部から容易に分離する
ことができる。また、循環型流動層炉11には熱分解ガ
スだけが導入されるので、不燃物の蓄積または詰まり等
が生じることはない。さらに、循環型流動層焼却炉11
内は砂17が循環流動するので熱分解ガス26と燃焼用
空気との混合が促進され、温度分布が均一となる。した
がって、酸素過剰率を低減できるとともに、飛灰等の軟
化が防止され熱回収率が向上する。
【0014】本実施例において、砂(流動媒体)の顕熱
を回収する熱交換器として、外部熱交換器を使用したの
で、熱交換器の流動空気として、HCl等の腐食成分を
含まないクリーンな空気を用いることができる。したが
って、蒸気温度を400〜450℃まで高くすること、
すなわち蒸気条件を改善することにより、熱回収効率を
著しく向上させることができる。
を回収する熱交換器として、外部熱交換器を使用したの
で、熱交換器の流動空気として、HCl等の腐食成分を
含まないクリーンな空気を用いることができる。したが
って、蒸気温度を400〜450℃まで高くすること、
すなわち蒸気条件を改善することにより、熱回収効率を
著しく向上させることができる。
【0015】本実施例において、補助燃料供給管25か
ら循環型流動層14に供給される補助燃料として大きな
不燃物を含まない廃棄物を使用することもできる。次に
本発明の具体的実施例を説明する。 実施例1 図1の装置により、発熱量が4500Kcal/kgの
アルミニウム等の不燃物を多量に含む廃棄物、例えばカ
ーシュレッターダストを、熱分解炉1の流動層温度を5
50℃、流動層の空気比を0.3として熱分解し、生成
した熱分解ガスを後流の循環型流動層焼却炉11で、酸
素濃度6%、炉出口温度900℃、熱回収蒸気圧力を2
5atmとして焼却したところ、循環型流動層焼却炉の
空気供給部の局部温度が900℃であり、飛灰の軟化は
認められなかった。また熱回収蒸気温度は400℃〜4
50℃と高く、この回収熱量を用いて発電した時の電気
エネルギの回収率は25%であった。また、アルミニウ
ム等の不燃物を焼失することなく、熱分解炉1の底部か
ら分離、回収することができた。
ら循環型流動層14に供給される補助燃料として大きな
不燃物を含まない廃棄物を使用することもできる。次に
本発明の具体的実施例を説明する。 実施例1 図1の装置により、発熱量が4500Kcal/kgの
アルミニウム等の不燃物を多量に含む廃棄物、例えばカ
ーシュレッターダストを、熱分解炉1の流動層温度を5
50℃、流動層の空気比を0.3として熱分解し、生成
した熱分解ガスを後流の循環型流動層焼却炉11で、酸
素濃度6%、炉出口温度900℃、熱回収蒸気圧力を2
5atmとして焼却したところ、循環型流動層焼却炉の
空気供給部の局部温度が900℃であり、飛灰の軟化は
認められなかった。また熱回収蒸気温度は400℃〜4
50℃と高く、この回収熱量を用いて発電した時の電気
エネルギの回収率は25%であった。また、アルミニウ
ム等の不燃物を焼失することなく、熱分解炉1の底部か
ら分離、回収することができた。
【0016】比較例1 従来の装置を用い、実施例1と同様の廃棄物を、熱分解
部の流動層温度550℃、流動層空気比0.3、熱分解
ガス焼却部の出口酸素濃度12%、炉出口温度900℃
で焼却処理したところ、空気供給部の局部温度は110
0℃となり、飛灰の軟化による炉壁等への付着が認めら
れた。また、熱回収蒸気温度は280℃と低く、この回
収熱によって得られた電気エネルギの回収率は15%で
あった。
部の流動層温度550℃、流動層空気比0.3、熱分解
ガス焼却部の出口酸素濃度12%、炉出口温度900℃
で焼却処理したところ、空気供給部の局部温度は110
0℃となり、飛灰の軟化による炉壁等への付着が認めら
れた。また、熱回収蒸気温度は280℃と低く、この回
収熱によって得られた電気エネルギの回収率は15%で
あった。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、廃棄物をあらかじめ熱
分解炉で空気比0.2〜0.7、熱分解温度400〜7
00℃で熱分解した後、熱分解ガスだけを循環型流動層
焼却炉に導入して燃焼することにより、アルミニウム等
の金属片を焼失させることなく回収することができ、ま
た飛灰を軟化させることなく、廃棄物を焼却処理するこ
とができ、エネルギ回収効率が向上する。
分解炉で空気比0.2〜0.7、熱分解温度400〜7
00℃で熱分解した後、熱分解ガスだけを循環型流動層
焼却炉に導入して燃焼することにより、アルミニウム等
の金属片を焼失させることなく回収することができ、ま
た飛灰を軟化させることなく、廃棄物を焼却処理するこ
とができ、エネルギ回収効率が向上する。
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す装置系統図で
ある。
ある。
【図2】図2は、従来技術を示す装置系統図である。
1…熱分解炉、2…熱分解用空気、3…散気管、4…流
動層、5…廃棄物供給管、6…不燃物、7…砂、8…分
離機、9…砂戻し管、10…熱分解ダクト、11…循環
型流動層焼却炉、12…一次空気、13…散気管、14
…循環型流動層、15…二次空気、16…二次空気供給
管、17…砂、18…燃焼ガス、19…サイクロン、2
0…ボイラ、21…外部熱交換器、22…流動化空気、
23…散気管、24…砂戻し管、25…補助燃料供給
管、26…熱分解ガス、27…廃棄物、28…過熱管ま
たは蒸発管、29…補助燃料。
動層、5…廃棄物供給管、6…不燃物、7…砂、8…分
離機、9…砂戻し管、10…熱分解ダクト、11…循環
型流動層焼却炉、12…一次空気、13…散気管、14
…循環型流動層、15…二次空気、16…二次空気供給
管、17…砂、18…燃焼ガス、19…サイクロン、2
0…ボイラ、21…外部熱交換器、22…流動化空気、
23…散気管、24…砂戻し管、25…補助燃料供給
管、26…熱分解ガス、27…廃棄物、28…過熱管ま
たは蒸発管、29…補助燃料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垂井 晴夫 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造 船株式会社 玉野事業所内 (56)参考文献 特開 昭60−144512(JP,A) 特開 昭58−61181(JP,A) 特開 昭53−89281(JP,A) 特開 昭57−184812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23G 5/50 F23G 5/027 F23G 5/00 115
Claims (1)
- 【請求項1】 廃棄物を熱分解炉で熱分解した後、循環
型流動層焼却炉に導入して焼却する廃棄物焼却方法にお
いて、前記熱分解炉における熱分解を空気比0.2〜
0.7、熱分解温度400〜700℃で行い、不燃物を
分離した後、得られた熱分解ガスを前記循環型流動層焼
却炉に導入し、燃焼させることを特徴とする廃棄物焼却
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309448A JP2989351B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 廃棄物焼却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309448A JP2989351B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 廃棄物焼却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141636A JPH05141636A (ja) | 1993-06-08 |
| JP2989351B2 true JP2989351B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17993124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3309448A Expired - Lifetime JP2989351B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 廃棄物焼却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2989351B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2769964B2 (ja) * | 1993-07-19 | 1998-06-25 | 川崎重工業株式会社 | 塩素含有廃棄物の焼却方法及び装置 |
| JP2769966B2 (ja) * | 1993-08-31 | 1998-06-25 | 川崎重工業株式会社 | 2炉式流動層焼却炉 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3309448A patent/JP2989351B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05141636A (ja) | 1993-06-08 |
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