JP2995105B2 - 印刷物の色むら検出方法および装置 - Google Patents

印刷物の色むら検出方法および装置

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JP2995105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枚葉印刷物例えばオフ
セットカラー印刷物等の色むらを自動的に検出する印刷
物の色むら検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオフセット印刷機で印刷されるカ
ラー印刷物は、複数の同一絵柄を一枚の用紙に同時に印
刷するものであり、各絵柄は印刷後に行われる切断によ
り夫々分離独立される。そして、オフセットカラー印刷
における色の濃さの調整は、インキの突出量を加減する
ことでなされ、インキの突出量(換言すればインキの付
着量)が多くなると色が濃くなり、逆にインキ突出量が
少なくなると色が薄くなることは知られている。そのた
め、オフセット印刷では、並設されるインキポンプ相互
のインキ突出量の差に基づく色むらが発生するととも
に、同一のインキポンプでもインキ突出量の経時的変化
に基づく色むらが発生し、また、色むらは面積が大きい
同一色部分(いわゆるべた地部分)で顕著に目立ち易い
ことが知られている。
【0003】そこで、従来一般的には、刷り上がった印
刷物の印刷面を定期的に熟練作業員が視認して、色むら
の発生の有無を検出し、それに基づき必要なインキ突出
量の調整操作をしている。
【0004】しかし、目視による色むら検出では、隣接
した同一色部分相互の色の違いは認識し易いが、離れて
位置する同一色部分相互の色の違いは分かりにくいの
で、色むら検出のばらつきが大きく、それに伴って印刷
物に色むらがでやすい。しかも、印刷物が動いている状
態では目視による色むら検出は不可能であるから、イン
ラインでの色むら検出はできなかった。
【0005】また、目視によらない色むら検出方法とし
て、適正な濃さの色に印刷された印刷物をマスタとし
て、これをCCDリニアアレイイメージセンサを受光部
としたテレビカメラで幅方向に走査し、このカメラから
の映像信号(アナログ信号)にばらつきの許容値を含め
た信号を基準信号としてメモリに記憶した後、被検査印
刷物をその移動中に前記カメラで走査し、その1走査ご
との映像信号を、前記メモリに記憶された基準信号と比
較することにより、印刷物の全面についての色むらを検
出する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
アナログの映像信号の変化量を利用した色むら検出方法
では、いわゆるべた地部分以外の色むらが目立たない部
分についても検出をしているため、検出動作上の無駄が
多く、処理時間が長いという問題がある。それだけでな
く、色むらを検出しても、その情報は1走査ライン上で
の局部についてのものであるため、このスポット的な検
出情報に全幅の信頼をおくことはできず、検出の信頼性
に欠ける。しかも、前述のように検出がスポット的にな
されるため、色むらの発生位置を特定できず、したがっ
て、色むらの発生を折角検出しても、事後の対策を取る
ことができないという問題がある。さらに、印刷物はイ
ンキの付着量の差に応じて乾燥速度が異なり、それに応
じてうねりを生じる(用紙が薄い程生じ易い)ため、こ
のうねりが色むら検出の誤差となって現れ易く、検出の
信頼性が悪いという問題がある。
【0007】本発明の目的は、デジタル処理により色む
らを検出するにも拘らず、その処理時間を短くできると
ともに、色むらの発生色を特定でき、かつ、色むら検出
の信頼性を向上できる印刷物の色むら検出方法を得るこ
とにある。また、本発明の他の目的は、前記色むら検出
方法を簡単に実施できる印刷物の色むら検出装置を得る
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る印刷物の色むら検出方法においては、
同一色のべた地部分を含む複数の同一絵柄が印刷された
基準印刷物の同一絵柄のうち互いに離れて位置した複数
の絵柄における前記同一色のべた地部分中の特定領域の
明度の平均値にばらつきの許容値を含めた値を基準値と
して基準値メモリに記憶し、前記基準印刷物と同一の印
刷パターンで印刷された被検査印刷物の印刷面を、この
被検査印刷物の移動方向と直交する方向に走査するリニ
アアレーイメージセンサを受光部としたテレビカメラで
撮像し、このテレビカメラからの映像信号をA/D変換
して画像データを得て、この画像データを前記被検印刷
物の移動速度と同期して画像メモリに順次書き込んで蓄
積し、このメモリに蓄積された画像データをモニターテ
レビに静止画表示し、このモニターテレビの画面に表示
された同一絵柄のうち前記基準印刷物の前記べた地部分
中の特定領域に対応する前記画像メモリ内の特定領域
を、前記画面上で指定し、この指定された特定領域の画
像データについての映像レベルの平均値を演算し、この
平均値と前記基準値とを比較することを特徴としたもの
である。
【0009】また、前記目的を達成するために、本発明
に係る印刷物の色むら検出装置においては、移動される
印刷物の同一色のべた地部分を含む同一絵柄が複数印刷
された印刷面を、前記印刷物の移動方向と直交する方向
に走査するリニアアレーイメージセンサからなる受光部
を有したテレビカメラと、このテレビカメラからの映像
信号をA/D変換して画像データとするA/D変換器
と、前記印刷物の移動速度を検出する速度センサと、こ
の速度センサおよび前記A/D変換器の出力端に接続さ
れ、前記画像データを前記印刷物の移動速度と同期して
順次書き込んで蓄積する画像メモリと、このメモリに蓄
積された画像データが静止画として表示されるモニター
テレビと、このモニターテレビの画面に表示された同一
絵柄のうち互いに離れて位置した複数の絵柄における
記同一色のべた地部分中の特定領域に対応する前記画像
メモリ内の特定領域を前記画面上で指定する制御部と、
この制御部および前記画像メモリに接続され、前記制御
部により指定された前記画像メモリ内の前記特定領域の
画像データについての映像レベルの平均値を算出する演
算部と、この演算部の出力端に接続された切替えスイッ
チと、このスイッチの一方の切替え端子に接続され、前
記平均値にばらつきの許容値を含めた値を基準値として
記憶する基準値メモリと、この基準値メモリと前記切替
えスイッチの他方の切替え端子に接続され、前記演算部
で算出された平均値と前記基準値メモリに記憶された基
準値とを比較する比較器とを具備したものである。
【0010】
【作用】請求項1の構成においては、まず、基準値メモ
リに基準値を記憶する。基準値は、複数の同一絵柄が印
刷された基準印刷物の同一絵柄のうち互いに離れて位置
した複数の絵柄における同一色のべた地部分中の特定領
域の明度の平均値にばらつきの許容値を含めた値であ
る。この記憶後に、リニアアレーイメージセンサを受光
部としたテレビカメラで移動中の被検査印刷物の印刷面
を、この印刷物の移動方向と直交する方向に走査する。
この走査により、前記センサは印刷面の明るさに応じた
電圧(アナログの映像信号)を出力する。したがって、
印刷面の色むらは映像信号の電圧値の変化として認識で
きる。次に、前記映像信号をA/D変換する。このA/
D変換によりアナログ量である映像信号の電圧値が、画
像データとしてのデジタル信号に変換される。したがっ
て、例えばA/D変換器が8ビットの変換機能を持って
いるものであれば256段階のデジタル出力を得ること
ができるから、前記映像信号は256段階のうちのいず
れかの段階のデジタル信号(画像データ)に変換され
る。このようにして得た画像データを、被検査印刷物の
移動速度と同期して順次画像メモリ書き込んで蓄積し、
この蓄積された画像データをモニターテレビに静止画と
して表示する。この後、モニターテレビの画面に表示さ
れた同一絵柄のうち前記基準印刷物の前記同一色のべた
地部分中の特定領域に対応する前記画像メモリ内の特定
領域を、モニターテレビの画面上で指定し、この指定さ
れた特定領域の画像データについての映像レベルの平均
値を演算する。最後に、この平均値と前記基準値とを比
較する。もって、色むらの自動検出を実施する。
【0011】このような色むら検出方法によれば、アナ
ログ処理に比較して処理速度が一般に遅いデジタル処理
をするにも拘らず、被検査印刷物の全面についての比較
を行うものではなく、色むらが目立ち易いいわゆる同一
色のべた地部分に特定して検出動作を実施するので、処
理時間を短くできる。そして、検出箇所を予め前述のよ
うに特定してあるから、この特定部位の色も予め分かっ
ており、したがって色むらを検出した後の対策を講じる
ことができ、色むら検出としての実用性が高い。しか
も、基準印刷物および被検査印刷物に対して同一色のべ
た地部分中の特定領域についての色むら検出をする。す
なわち、1走査ライン上での局部についてのデータをも
とに色むら検出をするものと異なり、所定面積の明度の
平均値で比較をして色むら検出をするので、印刷物のう
ねりの影響を少なくできるとともに、比較のデータを安
定化でき、したがって、色むら検出の信頼性を向上でき
る。しかも、モニターテレビの静止画を見ながら、その
画面上での指定により、前記特定領域の指定を容易に行
なうことができる。
【0012】また、請求項2の構成において、テレビカ
メラは、移動中の基準印刷物および被検査印刷物の印刷
面を、これら印刷物の移動方向と直交する方向に走査す
る。この走査により、リニアアレーイメージセンサから
明るさに応じた電圧値で出力される映像信号は、A/D
変換器で画像データとしてのデジタル信号に変換され、
この画像データは速度センサにより検出される印刷物の
移動速度と同期して画像メモリに順次書き込んで蓄積さ
れる。モニターテレビには画像メモリに蓄積された画像
データが静止画として表示され、制御部は、前記静止画
において同一絵柄のうち複数の絵柄における同一色のべ
た地部分中の特定領域に対応する画像メモリ内の特定領
域を指定する。演算部は、制御部が指定した画像メモリ
内の前記特定領域の画像データについての映像レベルの
平均値を算出する。切替えスイッチは、まず、基準印刷
物の同一色のべた地部分中の特定領域の画像データにつ
いて以上の処理により求められた映像レベルの平均値を
基準値メモリに入力させる。そうすると、基準値メモリ
は、前記平均値にばらつきの許容値を含めた値を基準値
として記憶するとともに、この基準値を比較器に入力す
る。また、この後に切替えスイッチは切替え動作して、
被検査印刷物について以上の処理により求められた演算
部の出力、つまり、モニターテレビの画面上において前
記制御部により指定された画像メモリ内の前記特定領域
の画像データについての映像レベルの平均値を比較器に
入力させる。比較器は、それに入力された前記基準値と
被検査印刷物についての前記平均値とを比較して、前記
特定領域の色むらの有無を判定する。
【0013】したがって、この色むら検出装置において
は、被検査印刷物についてその同一色のべた地部分中の
特定領域の平均値を求める処理をする構成を利用して、
基準値を基準値メモリに記憶できるので、基準値を求め
る装置や手間が不要であり、しかも、前記特定領域の指
定をモニターテレビの画面上での指定により容易に行な
うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は実施例に係るオフセットカラー枚葉印刷物
Aの平面図であって、この印刷面Bには複数の同一の絵
柄Cが印刷されている。これら絵柄Cのうち説明の都合
上図2において斜線を付して表示した部分Dは、同一色
で面積が大きい部分、すなわち、いわゆるべた地部分で
ある。なお、図2において二点鎖線Eは切断予定部を示
しており、前記印刷物Aが良品である場合には、前記鎖
線Eに沿って各絵柄Cは互いに切り離されて分離独立さ
れるものである。
【0015】図1は本発明の一実施例に係る色むら検出
装置の構成を示すブロック図である。図1において印刷
物Aは図1を描いた紙面の表裏方向に移動される。この
印刷物Aの移動経路に対して任意に定められる検査位置
には、例えば4台のテレビカメラ1を備えたカメラユニ
ット2が配置されているとともに、このユニット2の視
野を照明する照明装置3が配置されている。図1におい
て4は移動される印刷物Aの縁部に転接するように設け
られた速度センサで、例えばパルスジェネレータで形成
されており、これは印刷物Aの移動速度を検出する。
【0016】各テレビカメラ1にはCCDリニアアイメ
ージセンサ1aを受光部としたものが使用されている。
これらカメラ1は印刷物Aの移動方向と直交する方向に
沿って並べられており、前記センサ1aは印刷物Aの移
動方向と直交する方向に沿って印刷面Bを走査する。各
テレビカメラ1の出力端には増幅器5が接続されてい
る。この増幅器5はテレビカメラ1から出力された映像
信号を増幅するために使用される。
【0017】増幅器5には例えば8ビットの変換機能を
持っているA/D変換器6が接続されている。この変換
器6は、それによるA/D変換でアナログ量である前記
イメージセンサ1aから出力される映像信号の電圧値を
数値に変換して画像データとしてのデジタル信号を得る
ために使用されるものであり、前記8ビットの変換機能
により256通りのデジタル出力を得る。したがって、
前記映像信号の電圧値の範囲が0V〜1Vであるとすれ
ば、前記8ビットの変換機能を持っているA/D変換器
6の分解能は約0.004Vである。
【0018】前記速度センサ4の出力端とA/D変換器
6の出力端は夫々画像メモリ7に接続されている。この
メモリ7には、一枚の印刷物A全体についてこの印刷物
Aの移動速度と同期してA/D変換器6から出力された
画像データが順次書き込まれて蓄積される。この書き込
みにおいて本実施例のように各テレビカメラ1の視野が
重なっている場合には、この重なり部分についての一方
のテレビカメラからの画像データはキャンセルされる。
この画像メモリ7に蓄積された画像データは前記テレビ
カメラ1が新たな印刷物を撮像するたびに更新される。
【0019】画像メモリ7にはCRTインターフェース
8を介してモニターテレビ9が接続されているととも
に、同インターフェース8を介して制御部10が接続さ
れている。モニターテレビ9は画像メモリ7に蓄積され
た一枚の印刷物A全体についての画像データを静止画に
して表示するものである。制御部10は色むら検出装置
の検出動作全般を制御するものであって、CPU(中央
演算装置)で形成されている。
【0020】制御部10には特定領域をウィンドウ指定
する指定入力が入力されるようになっている。この指定
入力は、ライトペン、キーボード、またはマウス等の図
示しない入力手段を用いて行われる。制御部10は、前
記指定入力を受けることにより、モニターテレビ9に表
示された同一絵柄Cのうち互いに離れて位置した複数の
絵柄Cにおける同一色のべた地部分D中の特定領域F
(図2参照)に対応する前記画像メモリ7内の特定領域
を指定する。なお、指定される同一絵柄Cは、図2に示
すように印刷物Aの移動方向(図2中上方向)に最も遠
く離れた絵柄Cとすることが好ましく、この他に印刷物
の移動方向と直交する方向の一端に位置する1か所の絵
柄Cを指定することが好ましい。そして、このようにモ
ニターテレビ9に映された静止画を見ながら、その画面
上でのウインドウ指定により特定領域Fを指定できるの
で、その指定操作を容易に行なうことができる。
【0021】制御部10には演算部11が接続されてい
るとともに、この演算部11は画像メモリ7に接続され
ている。演算部11は、制御部10により指定された画
像メモリ7内の前記特定領域の画像データについての映
像レベルの平均値を算出するものである。この演算部1
1の出力端には切替えスイッチ12が接続されている。
【0022】切替えスイッチ12の一方の切替え端子1
2aは基準値メモリ13に接続されているとともに、他
方の切替え端子12bは比較器14の一方の入力端に接
続されている。基準値メモリ13は演算部11で算出さ
れた平均値にばらつきの許容値を含めた値を基準値とし
て記憶するものである。この基準値メモリ13に記憶さ
れた基準値は、前記切替え端子12aを通して新たな基
準値が入力されることにより更新される。基準値メモリ
13は比較器14の他方の入力端に接続されている。比
較器14はそれに入力する前記基準値と平均値とを比較
して色むらの判定を下すものであり、その出力端には図
示しないブザー等の報知器や記録装置等が接続されてい
る。
【0023】次に、前記一実施例の色むら検出装置を用
いた色むらの自動検出動作を説明する。まず、既に印刷
が完了し目視等により色むらがなく適正な印刷物である
と判定された一枚の基準印刷物を用意して、これを色む
ら検出装置にかけて色むら検出の基準を得る。この基準
値設定動作は図3のフローチャートに示される。
【0024】すなわち、演算部11の出力端を基準値メ
モリ13に接続した状態で、テレビカメラ1は移動中の
基準印刷物の印刷面をモノクロで撮像する。この撮像は
移動方向と直交する方向に沿うリニアアレーイメージセ
ンサ1aの走査によりなされ、リニアアレーイメージセ
ンサ1aからは印刷面の絵柄の明るさに応じた電圧値の
映像信号が出力される。この映像信号はアナログ量であ
って、増幅器5により増幅された後に、8ビットの変換
機能を持つA/D変換器6に供給されて、この変換器6
によるA/D変換により画像データとしてのデジタル信
号に変換される。このデジタル信号は前記絵柄の明るさ
に応じた前記電圧値に対応し256段階の内のいずれか
の段のデジタル出力に変換される。換言すれば、A/D
変換器6は、光学的に明度差としてとらえた絵柄の明度
情報を、デジタル化した画像データに変換する。
【0025】この画像データは一枚の基準印刷物全体に
ついて速度センサ4により検出される基準印刷物の移動
速度と同期して画像メモリ7に順次書き込んで蓄積され
る。このメモリ7に蓄積された一枚の基準印刷物全体に
ついての画像データは、CRTインターフェース8を介
してモニターテレビ9に静止画として表示される。
【0026】この画面表示に基づきオペーレータは色む
らを検出しようとする数箇所の場所を、例えばマウスを
用いて操作されるカーソル表示によりウィンドウ指定す
る。すなわち、制御部10への入力操作により制御部1
0は、印刷パターンが図2のような構成である基準印刷
物について、その同一絵柄のうち互いに離れて位置した
複数の絵柄Cにおける同一色のべた地部分D中の特定領
域Fに対応する画像メモリ7内の特定領域を、CRTイ
ンターフェース8を介して指定する。
【0027】このウィンドウ指定の情報は演算部11に
も供給される。この供給を受けて演算部11は、前記ウ
ィンドウ指定された画像メモリ7内の特定領域の画像デ
ータを演算部11に読み込んで、演算動作をする。この
演算により、画像メモリ7から読み出された前記特定領
域Fの画像データについての映像レベルの平均値Aが算
出される。
【0028】そうすると、この段階では切替えスイッチ
12が切替え端子12aを閉じているから、演算部11
での演算結果(つまり、基準印刷物の特定領域Dについ
て求められた映像レベルの平均値A)が基準値メモリ1
3に供給される。そのため、基準値メモリ13は、前記
平均値Aにばらつきの許容値(±α)を含めた値を基準
値Sとして記憶するとともに、この基準値Sを比較器1
4に入力する。すなわち、以上のような処理操作によ
り、特別に色差計を用いて色を計る手間を要することな
く色むら検出の基準を得ることができる。
【0029】この後に、切替えスイッチ12を切替え
て、その切替え端子12aを開くとともに切替え端子1
2bを閉じてから、前記基準印刷物と同一の印刷パター
ンでオフセットカラー印刷された被検出印刷物の印刷ラ
イン内移動中に、その印刷面の特定領域(この領域は前
記基準印刷物の特定領域Fに対応する)についての明度
データを定期的に求めて、それを前記基準値と比較する
ことにより、その都度色むらの有無を検出をする。この
比較動作は図4のフローチャートに示される。
【0030】この比較動作において実施される所定長さ
の画像データを画像メモリ7に記憶する処理は、前記基
準印刷物において行った手順と同じである。すなわち簡
単に述べれば、テレビカメラ1による被検査印刷物の印
刷面のモノクロ撮像、このカメラ1からの映像信号の増
幅、被検査印刷物の絵柄の明るさに応じた電圧値の映像
信号を、A/D変換器6により前記電圧値に対応し25
6段階の内のいずれかの段のデジタル信号(画像デー
タ)に変換、このようにして得た画像データを一枚の基
準印刷物全体について被検査印刷物の移動速度と同期し
て画像メモリ7に順次書き込んで蓄積することにより実
施される。
【0031】この処理の後に実施される指定された画像
データの映像レベルの平均値Bを演算する処理も、前記
基準印刷物において行った手順と同じである。すなわち
簡単に述べれば、画像メモリ7に蓄積された一枚の基準
印刷物全体についての画像データをモニターテレビ9に
静止画表示し、この画像中における色むらを検出しよう
とする数箇所、つまり同一絵柄のうち互いに離れて位置
した複数の絵柄Cにおける同一色のべた地部分D中の
定領域Fに対応する画像メモリ7内の特定領域を、(こ
の箇所は基準印刷物において指定した箇所に対応す
る。)オペレータによりウィンドウ指定し、演算部11
によりウィンドウ指定された画像メモリ7内から読み出
された特定領域の画像データを演算して、このデータに
ついての映像レベルの平均値Bを算出することにより実
施される。
【0032】この平均値Bは切替えスイッチ12の切替
え端子12bを通して比較器14に供給される。そのた
め、比較器14において平均値Bが基準値メモリ13に
記憶された基準値Sに含まれるかどうかが比較される。
【0033】この比較により、平均値Bが基準値Sの範
囲内にあってYESとの判断が出た場合には、色むらな
しとの判定が下されて、比較動作が終了する。また、平
均値Bが基準値Sの範囲外にあってNOとの判断が出た
場合には、色むらありとの判定が下された後、この判定
結果がブザー等で報知されて、比較動作が終了する。
【0034】したがって、この色むら検出の報知に基づ
いてオペレータは、前記特定領域を含む色を出すインキ
ポンプの突出量調整を行って色むらが生じないように対
処できる。
【0035】なお、本発明は前記一実施例には制約され
ない。例えば、本発明の色むら検出方法においては、基
準値メモリへの基準値の記憶は、予め決定した色を色差
計で測定して、その値をデジタル値に変換して基準値メ
モリに外部入力装置(キーボード)を用いて入力し、記
憶させるようにしてもよい。したがって、この場合の色
むら検出装置は、前記一実施例の切替えスイッチを省略
して演算部の出力端を直接比較器に接続するとともに、
この比較器に接続された基準値メモリに外部入力装置を
接続し、その他の構成は前記一実施例と同じ構成の色む
ら検出装置となる。
【0036】また、色むらが検出された際において、基
準値Sの平均値Aに対して被検査印刷物の平均値Bがど
の程度違っているか(色むらの度合)を知ることは、前
記平均値A,Bを比較することにより分かるので、色む
らの度合とインキポンプからのインキ突出量との相関関
係を予め実験的に知っておくことにより、色むらの度合
に応じてインキポンプにフィードバックをかけて、自動
的にインキポンプの突出量調整を行って色むらが生じな
いように対処することもできる。また、本発明は、枚葉
印刷物に限らず、連続した長い印刷物についての色むら
検出にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳記した本発明の構成によれば以下
の効果を有する。
【0038】請求項1に係る印刷物の色むら検出方法に
おいては、デジタル処理により色むら検出をするにも拘
らず、色むらが目立ち易いいわゆるべた地部分に特定し
て検出動作を実施するので、処理時間を短くできる。そ
して、検出箇所を予め特定してあるから、この特定領域
の色も予め知ることができ、そのため、色むらを検出し
た後の対策を講じることができ、色むら検出としての実
用性が高い。しかも、1走査ライン上での局部について
のデータをもとに色むら検出をするものではなく、所定
面積の明度の平均値で比較をすることにより色むら検出
をするので、比較のデータが安定し、かつ、印刷物のう
ねりの影響を少なくできるものであり、したがって、色
むら検出の信頼性を向上できる。更に、モニターテレビ
の静止画を見ながらその画面上での指定により前記特定
領域を容易に指定でき、使い勝手がよい。
【0039】請求項2に係る印刷物の色むら検出装置に
おいては、前記検出方法を実施できることは勿論のこ
と、被検査印刷物についての特定領域の平均値を求める
処理をする構成を利用して、基準値を基準値メモリに記
憶できるので、基準値を求める装置や手間が不要であ
り、しかも、前記特定領域の指定が容易であり、したが
って、簡単に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る色むら検出装置の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施例に係るオフセットカラー枚葉印刷物の
印刷パターン例の概略を示す平面図。
【図3】同実施例における基準値設定動作を示すフロー
チャート。
【図4】同実施例における比較動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…テレビカメラ、1a…リニアアレーイメージセン
サ、4…速度センサ、6…A/D変換器、7…画像メモ
リ、9…モニターテレビ、10…制御部、11…演算
部、12…切替えスイッチ、13…基準値メモリ、14
…比較器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一色のべた地部分を含む複数の同一絵
    柄が印刷された基準印刷物の同一絵柄のうち互いに離れ
    て位置した複数の絵柄における前記同一色のべた地部分
    中の特定領域の明度の平均値にばらつきの許容値を含め
    た値を基準値として基準値メモリに記憶し、 前記基準印刷物と同一の印刷パターンで印刷された被検
    査印刷物の印刷面を、この被検査印刷物の移動方向と直
    交する方向に走査するリニアアレーイメージセンサを受
    光部としたテレビカメラで撮像し、 このテレビカメラからの映像信号をA/D変換して画像
    データを得て、 この画像データを前記被検印刷物の移動速度と同期して
    画像メモリに順次書き込んで蓄積し、 このメモリに蓄積された画像データをモニターテレビに
    静止画表示し、 このモニターテレビの画面に表示された同一絵柄のうち
    前記基準印刷物の前記べた地部分中の特定領域に対応す
    る前記画像メモリ内の特定領域を、前記画面上で指定
    し、この指定された特定領域の画像データについての映
    像レベルの平均値を演算し、 この平均値と前記基準値とを比較することを特徴とする
    印刷物の色むら検出方法。
  2. 【請求項2】 移動される印刷物の同一色のべた地部分
    を含む同一絵柄が複数印刷された印刷面を、前記印刷物
    の移動方向と直交する方向に走査するリニアアレーイメ
    ージセンサからなる受光部を有したテレビカメラと、 このテレビカメラからの映像信号をA/D変換して画像
    データとするA/D変換器と、 前記印刷物の移動速度を検出する速度センサと、 この速度センサおよび前記A/D変換器の出力端に接続
    され、前記画像データを前記印刷物の移動速度と同期し
    て順次書き込んで蓄積する画像メモリと、 このメモリに蓄積された画像データが静止画として表示
    されるモニターテレビと、 このモニターテレビの画面に表示された同一絵柄のうち
    互いに離れて位置した複数の絵柄における前記同一色の
    べた地部分中の特定領域に対応する前記画像メモリ内の
    特定領域を前記画面上で指定する制御部と、 この制御部および前記画像メモリに接続され、前記制御
    部により指定された前記画像メモリ内の前記特定領域の
    画像データについての映像レベルの平均値を算出する演
    算部と、 この演算部の出力端に接続された切替えスイッチと、 このスイッチの一方の切替え端子に接続され、前記平均
    値にばらつきの許容値を含めた値を基準値として記憶す
    る基準値メモリと、 この基準値メモリと前記切替えスイッチの他方の切替え
    端子に接続され、前記演算部で算出された平均値と前記
    基準値メモリに記憶された基準値とを比較する比較器と
    を具備した印刷物の色むら検出装置。
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