JP2995132B2 - 弾球遊技機用の球検出装置 - Google Patents

弾球遊技機用の球検出装置

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JP2995132B2 JP5181048A JP18104893A JP2995132B2 JP 2995132 B2 JP2995132 B2 JP 2995132B2 JP 5181048 A JP5181048 A JP 5181048A JP 18104893 A JP18104893 A JP 18104893A JP 2995132 B2 JP2995132 B2 JP 2995132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、球通路を通過する弾
球遊技機用の球を、一個ごとに計数するための弾球遊技
機用の球検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弾球遊技機用の球検出装
置としては、球が通過する球通過路と、この球通過路内
に配置され、球通過路内を流下する球により、回転軸を
中心に傾動する球検出片と、この球検出片の傾動を検出
する光センサーと備え、上記球検出片は、球通過路を流
下する球に係合して前記回転軸を中心に傾動する係合部
と、この係合部に連なり、光センサーの発光部と受光部
との間隔内に位置し、発光部から出た光を遮光する遮光
部と、前記係合部を傾動状態から復帰させる復帰手段と
を有するものが知られていた。
【0003】この弾球遊技機用の球検出装置は、遮光片
が対向部材の間を出入りして、遮光片が光センサーの発
光部と受光部との間を通過移動して、発光部から受光部
へ出力される光が遮られることで、通過する遊技球を検
出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の弾球遊技機用の球検出装置では、遮光部は回転軸を中
心に多少ブレながら回転することから、光センサーの発
光部と受光部との間に入る際に、遮光部が発光部若しく
は受光部又はそれらを支持する周辺部材に突き当たるこ
とがあり、発光部と受光部との間を遮光部が通過でき
ず、球通過路を通過する遊技球が検出できなかったり、
遮光部の衝突による故障が発生するといった問題点があ
った。
【0005】このため、遮光部をブレることなく正確に
回転させるよう工作することで、遮光部が発光部若しく
は受光部又はそれらを支持する周辺部材に突き当たるの
を防止させることも考えられるが、高い工作精度が要求
されるためコストアップに通じるといった問題点があっ
た。また、発光部と受光部との対向間隔を遮光部のブレ
幅よりも広く形成することも考えられるが、対向間隔の
拡大にともなって高感度の発光部又は受光部が必要とな
り、コストが高くなるといった問題点があった。
【0006】そこで、請求項1記載の弾球遊技機用の球
検出装置は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、安価
でかつ故障することなく、確実に球通過路を流下する遊
技球を検出することのできる弾球遊技機用の球検出装置
を提供しようとするものである。また、請求項2記載の
弾球遊技機用の球検出装置は、遮光部が受光部若しくは
発光部に接触するのを防止して、より故障の発生を低減
させ、確実に球通過路を流下する遊技球を検出すること
のできる弾球遊技機用の球検出装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の弾球遊
技機用の球検出装置(10)は、球が通過する球通過路(20)
と、この球通過路(20)内に配置され、球通過路(20)内を
流下する球により、回転軸(31)を中心に傾動する球検出
片(30)と、この球検出片(30)の傾動を検出する光センサ
ー(50)と備え、上記球検出片(30)は、球通過路(20)を流
下する球に係合して前記回転軸(31)を中心に傾動する係
合部(35)と、この係合部(35)に連なり、光センサー(50)
の発光部(51)と受光部(52)との間隔内に位置し、発光部
(51)から出た光を遮光する遮光部(32)と、前記係合部(3
5)を傾動状態から復帰させる復帰手段とを有する弾球遊
技機用の球検出装置(10)において、上記球検出片(30)の
遮光部(32)は、前記傾動状態から復帰手段による復帰状
態において光センサー(50)の発光部(51)から出た光を遮
光するとともに、遮光部(32)には、その傾動状態におい
て光センサー(50)の発光部(51)から出た光を通過させて
受光部(52)に入光させる光通過孔(33)が形成され、球検
出片(30)は、復帰手段による復帰動作の結果、球検出片
(30)の傾動方向と交差する方向から突出した回転規制突
起(61)と当接することによって、係合部(35)が球通過路
を塞ぐ位置に止まるように形成され、上記球検出装置(1
0)は、発光部(51)からの光を所定時間内に受光部(52)で
二度受光 することで、1個の球を検出可能に形成し、
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の弾球遊技機用の球検出装置
(10)は、光センサー(50)の発光部(51)と受光部(52)と
が、相対した一対の対向面(44,45)にそれぞれ固定され
た弾球遊技機用の球検出装置(10)において、上記遮光部
(32)には、前記両対向面(44,45)にそれぞれ臨む両側面
から、互いに背向して各対向面(44,45)に向かってそれ
ぞれ突出し、遮光部(32)が受光部(52)若しくは発光部(5
1)に接触するのを防止する一対の突起部(34)が設けられ
ていることを特徴とする。
【0009】
【作 用】したがって、請求項1記載の発明によれば、
球通過路(20)を球が通過すると、球の重量により球検出
片(30)の係合部(35)を下方に押し下げ、球検出片(30)を
回転させる。球検出片(30)が移動すると、遮光部(32)が
これに伴って移動し、遮光部(32)の光通過孔(33)が発光
部(51)と受光部(52)とを結ぶラインに位置する。これに
より、発光部(51)から出力された光が受光部(52)によっ
て検知され、遊技球の通過が検出される。
【0010】また、球検出片(30)は、復帰手段による復
帰動作の結果、球検出片(30)の傾動方向と交差する方向
から突出した回転規制突起(61)と当接することによっ
て、係合部(35)が球通過路を塞ぐ位置に止まるように形
成されているので、球通過路を塞ぐ位置に止まるので、
バネなどのテンションを用いて球検出片を止めるより
も、経時的な変化がなく、よって停止位置が変化するこ
とがない。また、遮光部(32)の回転移動方向の長さは、
遮光部(32)の回転移動範囲よりも大きく形成されている
から、遮光部(32)が移動しても、遮光部(32)が発光部(5
1)と受光部(52)との間を出入りすることなく、常に発光
部(51)と受光部(52)との間に位置している。このため、
遮光部(32)がブレても、遮光部(32)が発光部(51)及び受
光部(52)等に突き当たることがない。また、球検出装置
(10)は、発光部(51)からの光を所定時間内に受光部(52)
で二 度受光することで、1個の球を検出可能に形成した
ことから、球以外の影響によって検出片が動作しても、
球による動作よりも検出片の移動距離が短ければ、1個
の球として検出するような誤動作が生じない。
【0011】請求項2記載の発明によれば、遮光部(32)
は常に発光部(51)と受光部(52)との間に位置しているた
め、遮光部(32)の回転の際、多少のブレが発生する。し
かし、遮光部(32)には、互いに背向して各対向面(44,4
5)に向かってそれぞれ突出し、遮光部(51)が受光部(52)
若しくは発光部(51)に接触するのを防止する一対の突起
部(34)が設けられているため、突起部(34)が対向面(44,
45)に接触するのみで、遮光部(32)が発光部(51)若しく
は受光部(52)に直接衝接することがなく、発光部(51)及
び受光部(52)が損傷されることはない。
【0012】
【実施例】図1,2は、本発明の一実施例を示すもので
あり、図1は弾球遊技機用の球検出装置の平面図、図2
はその縦断面図を各々示す。図1中、10は、球検出装置
を示すものであり、球検出装置10は、弾球遊技機(図示
せず)、たとえばアレンジボール機の盤面に配置された
アタッカー及びチューリップ等を備え、入球した遊技球
の個数の計数が必要な弾球遊技機に使用される。そし
て、前記アタッカー及びチューリップ等と、入球した球
を1個づつ振り分ける振り分け部(図示せず)を介して
連通し、弾球遊技機の裏面側に固定されて使用される。
【0013】上記球検出装置10は、弾球遊技機の遊技球
が流下する球通過路20と、この球通過路20内に配置さ
れ、球通過路20内を流下する球により、回転軸31を中心
に傾動する球検出片30と、相対した一対の対向面44,45
を有する対向部材40と、この対向部材40の対向面44,45
に固定された発光部51若しくは受光部52からなり、前記
球検出片30の傾動を検出する光センサー50とを備えてい
る。
【0014】上記球通過路20は、図1に示すように、全
体として略L字形をなし、その上端は、盤面に配置され
た、アタッカー、チューリップなどの役物に入賞した球
を案内する案内路(図示せず)に連通されるとともに、
その後端は、球回収路(図示せず)に連通されている。
上記球検出片30は、図1に示すように、球通過路20を流
下する球に係合して前記回転軸31を中心に傾動する係合
部35と、この係合部35に連なり、光センサー50の発光部
51と受光部52との間隔内に位置し、発光部51から出た光
を遮光する遮光部32と、前記係合部35を傾動状態から復
帰させる復帰手段と備えている。
【0015】上記係合部35は、図1に示すように、その
形状が略L字状であって、常時は球通過路20の中程に球
通過路20を塞ぐように、球通過路20内に突出した係止片
21に当接して配置されているとともに、回転軸31に軸止
されている。さらに、球が球通過路20を通過する際に、
通過する球によって押されことにより、球の通過方向
に、すなわち時計回り方向に移動可能に形成されてい
る。
【0016】上記遮光部32は、図1に示すように、略方
形のケーシング60内に納められ、全体として扇状に形成
されている。遮光部32の扇の軸部分は、前記球検出片30
と同様の回転軸31に軸止され、この回転軸31はケーシン
グ60に設けた軸受部62に支持されている。これにより、
遮光部31の回転軸31は遮光部32の回転にともなって同一
方向、すなわち時計回り方向に回転可能に形成されてい
る。また、この遮光部32は、遮光部32が回転する範囲の
上下方向に位置する一対の回転規制突起61により、回転
角度が約30度に規制されている。具体的には、遮光部
32は、球通過路20を球が通過していない状態では、図1
に示すように、下方に位置する回転規制突起61に、遮光
部32の下端が当接する。また、球が球通過路20を通過し
て、球検出片30を移動させた際には、図1の破線に示す
ように、上方に位置する回転規制突起61に、遮光部32の
上端が当接するまで移動する。
【0017】上記復帰手段は、図には示さないが、前記
遮光部32は、球検出片30の移動にともなって移動した後
に、元位置、すなわち遮光部32の下端が、下方に位置す
る回転規制突起61に当接した状態に戻るように形成され
ている。具体的には、例えば回転軸31に設けられたコイ
ルバネの復元力で、元位置に戻るようにしてもよいし、
また、遮光部32の下部に、球通過路20を通過する球より
も軽い重りを設け、球が通過した後、重りの重量で遮光
部32が下に移動することで、遮光部32が元位置に戻るよ
うに形成してもよい。
【0018】前記遮光部32の扇の下端位置には、図1,
2に示すように、光通過孔33が形成されている。この光
通過孔33は、図2に示すように、遮光部32が回転した際
に、遮光部32の表面から裏面側まで直線状に貫通し、遮
光部32の前記発光部51と受光部52とを結ぶライン上を通
過するように配置されている。具体的には図1に示すよ
うに、光通過孔33は、球の通過によって遮光部32が時計
回りに最大に回転した際に、発光部51と受光部52とを結
ぶライン上を通過するように形成されている。
【0019】また、前記遮光部32の表裏両面には、図1
に示すように、一対の突起部34が形成されている。この
突起部34は、両対向面44,45にそれぞれ臨む両側面か
ら、互いに背向して各対向面44,45に向かってそれぞれ
突出するとともに、前記光通過孔33を挟んで、上記発光
部51又は受光部52に接しない位置に平行に対向して、遮
光部32の回転方向に沿って延びた弧状に形成されてい
る。
【0020】上記対向部材40は、図2に示すように、対
向して位置する一対の対向部42,43と、各対向部42,43の
端部を連結する連結部41とから構成され、全体としてコ
字形に形成されている。そして、対向部材40のコ字形の
開口部内に、前記遮光部32を挟み込んでいる。また、各
々の対向部42,43が対向する対向面44,45のうち、一方の
対向面45には、発光部51が配置され、他方の対向面44に
は受光部52が配置されている。
【0021】上記発光部51及び受光部52は、一般の光セ
ンサー50が用いられ、発光部51から出力された光が受光
部52に到達すると、球通過路20を球が通過したことを検
出できるように形成されている。そして、遮光部32が回
転して、発光部51と受光部52とを結ぶライン上を光通過
孔33が通過した際に、発光部51から出力された光が受光
部52に到達して、球通過路20を球が通過するのを検出可
能に形成されている。
【0022】上記のように構成された弾球遊技機用の球
検出装置10によれば、球通過路20を球が通過すると、球
検出片30の係合部35に衝突して、係合部35を球の通過方
向に移動させる。係合部35が回転軸31を中心に移動する
と、これに伴って同じく回転軸31に軸止されている遮光
部32が係合部35と同一回転方向、すなわち、図1におい
て時計回り方向に移動する。
【0023】そして、遮光部32が移動して、図2に示す
ように、光通過孔33が発光部51と受光部52とを結ぶライ
ン上にさしかかると、発光部51から出力された光が光通
過孔33を通過して、受光部52に到達する状態となり、こ
の状態で球通過路20を通過する球が一個づつ検出され
る。また、遮光部32は回転角度が回転規制突起61で規制
されるため、遮光部32が回転しても前記対向部42,43の
対向間隔内に常に位置し、対向間隔内から出ることがな
いから、遮光部32の出入りの際の対向部材40への衝突
や、この衝突による、球の検出不能といった弊害が生じ
ない。
【0024】また、遮光部32は常に対向部42,43の対向
間隔内に位置しているため、遮光部32の回転の際の多少
のブレで、対向部42,43の各々の内面に衝接することも
ある。しかし、遮光部32には、前記突起部34が設けられ
ている。このため、前記一対の突起部34が、上記発光部
51又は受光部52に接しない位置で、対向部42,43の対向
面44,45に衝接することから、この状態で遮光部32が回
転しても発光部51又は受光部52が損傷されることがな
い。
【0025】なお、先に説明した実施例においては、遮
光部32が球検出片30の回転にともなって時計回り方向に
最大に回転した際に、前記光通過孔33が発光部51と受光
部52とを結ぶライン上に位置するように形成されてい
る。しかし、これに限らず、異なる実施例では、遮光部
32が回転する途中に、光通過孔33が発光部51と受光部52
とを結ぶライン上を通過するように形成してもよい。た
だし、この場合には、球通過孔20を1個の球が通過する
際の球検出片30の回転、また、球通過路20を球が通過し
た後に遮光部32が元位置に復元する際の回転の2度にわ
たって、遮光部32の光通過孔33が、発光部51と受光部52
とを結ぶライン上を通過し、1個の球の通過で、発光部
51から出力された光が受光部52に2度到達することとな
る。したがって、受光部52が、発光部51からの光を所定
時間内に2度受光することで、1個の球を検出するよう
にする必要がある。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、安価でかつ故障することなく、確
実に遊技球を検出することのできる弾球遊技機用の球検
出装置を提供することができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、遮光部が受
光部若しくは発光部に接触するのを防止して、より故障
が発生することを低減させ、確実に球通過路を流下する
遊技球を検出することのできる弾球遊技機用の球検出装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】球検出装置の縦断面図である。
【図2】球検出装置の部分横断面図である。
【符号の説明】
10 球検出装置 20 球通過路 21 係止片 30 球検出片 31 回転軸 32 遮光部 33 光通過孔 34 突起部 35 係合部 40 対向部材 41 連結部 42,43 対向部 44,45 対向面 50 光センサー51 発光部 52 受光部 60 ケーシング 61 回転規制突起 62 軸受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球が通過する球通過路と、この球通過路
    内に配置され、球通過路内を流下する球により、回転軸
    を中心に傾動する球検出片と、この球検出片の傾動を検
    出する光センサーと備え、 上記球検出片は、球通過路を流下する球に係合して前記
    回転軸を中心に傾動する係合部と、この係合部に連な
    り、光センサーの発光部と受光部との間隔内に位置し、
    発光部から出た光を遮光する遮光部と、前記係合部を傾
    動状態から復帰させる復帰手段とを有する弾球遊技機用
    の球検出装置において、 上記球検出片の遮光部は、前記傾動状態から復帰手段に
    よる復帰状態において光センサーの発光部から出た光を
    遮光するとともに、遮光部には、その傾動状態において
    光センサーの発光部から出た光を通過させて受光部に入
    光させる光通過孔が形成され、 球検出片は、復帰手段による復帰動作の結果、球検出片
    の傾動方向と交差する方向から突出した回転規制突起と
    当接することによって、係合部が球通過路を塞ぐ位置に
    形成され、上記球検出装置は、発光部からの光を所定時間内に二度
    受光することで、1個の球を検出可能に形成し、 たこと
    を特徴とする弾球遊技機用の球検出装置。
  2. 【請求項2】 光センサーの発光部と受光部とが、相対
    した一対の対向面にそれぞれ固定された弾球遊技機用の
    球検出装置において、 上記遮光部には、前記両対向面にそれぞれ臨む両側面か
    ら、互いに背向して各対向面に向かってそれぞれ突出
    し、遮光部が受光部若しくは発光部に接触するのを防止
    する一対の突起部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の弾球遊技機用の球検出装置。
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