JP2995283B2 - 板ガラスのフィルム貼着装置 - Google Patents
板ガラスのフィルム貼着装置Info
- Publication number
- JP2995283B2 JP2995283B2 JP8047435A JP4743596A JP2995283B2 JP 2995283 B2 JP2995283 B2 JP 2995283B2 JP 8047435 A JP8047435 A JP 8047435A JP 4743596 A JP4743596 A JP 4743596A JP 2995283 B2 JP2995283 B2 JP 2995283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- glass
- shaft
- heating roller
- sheet glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスの前面に樹
脂フィルムを貼り付ける板ガラスのフィルム貼着装置に
関する。
脂フィルムを貼り付ける板ガラスのフィルム貼着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の内外装設備では、窓や間仕切り
等で板ガラスが多用されている。板ガラスは、遮断効果
を有する採光手段として優秀な素材である反面、割れや
すい欠点があり、地震によって建物が歪んだり破損すれ
ば、砕け散った破片が散乱して危険であるし、後片付け
の作業性を悪化させる原因ともなる。そこで従来におい
て、ガラス面に樹脂フィルムを貼り付けて破片の飛散を
防止する試みが行なわれていた。そのフィルムの貼着作
業は、図6に例示するように、水平なテーブル17上に
板ガラスGを寝かせて載置し、クリーニングを終えたガ
ラスの表面に水を介して接着フィルムを重ね、接着フィ
ルム16bの表面を端部から丹念にスポンジ18等で擦
るようにしてガラスとフィルムとの間の空気を押し出し
ながら密着させるもので、これら総てが人手により行な
われているのが現状である。
等で板ガラスが多用されている。板ガラスは、遮断効果
を有する採光手段として優秀な素材である反面、割れや
すい欠点があり、地震によって建物が歪んだり破損すれ
ば、砕け散った破片が散乱して危険であるし、後片付け
の作業性を悪化させる原因ともなる。そこで従来におい
て、ガラス面に樹脂フィルムを貼り付けて破片の飛散を
防止する試みが行なわれていた。そのフィルムの貼着作
業は、図6に例示するように、水平なテーブル17上に
板ガラスGを寝かせて載置し、クリーニングを終えたガ
ラスの表面に水を介して接着フィルムを重ね、接着フィ
ルム16bの表面を端部から丹念にスポンジ18等で擦
るようにしてガラスとフィルムとの間の空気を押し出し
ながら密着させるもので、これら総てが人手により行な
われているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビルの窓ガラスや仕切
りに使用されているガラスは大きく而も厚いので、持ち
運びには相当な体力を要するし、板ガラスは通常立て掛
け状態で保管されるのに対して貼り付け作業は水平なテ
ーブル上で行なうため、移動中に姿勢を変える運搬作業
を伴い、少なくとも水平に持ち上げる場合は二人掛りの
作業となる。又、当然ながら総てが手作業であるから、
効率が悪く長時間を要するばかりか、熟練度によって作
業結果が左右され、不良品の発生を招くことが多い。更
に、手作業で貼り付ける場合は水を介して行なわざるを
得ないので、作業終了後、完全に貼着されるまで数日間
の養生期間が必要となるが、現状では現場にて貼着する
場合が殆どであるため、その間管理するのが大変であ
る。養生が不充分であると、例えば運搬用の吸着治具を
使用した場合、吸着させた部分にフィルムの剥離現象が
生じて貼り直しをしなくてはならなくなる。これまでに
も幾度となくフィルム貼着作業の自動化を望む声があっ
たものの、設置スペースの問題に阻まれて実現されてお
らず、フィルムロールを用いる貼着装置とすれば、フィ
ルムロールを着脱するためにいちいち支持軸を抜き外さ
なくてはならないので作業性が悪いとか、貼着対象の板
ガラスが施工場所によってまちまちであるので、厚みに
適合させるための調整機構が要求されるなど、解決すべ
き課題が多かった。
りに使用されているガラスは大きく而も厚いので、持ち
運びには相当な体力を要するし、板ガラスは通常立て掛
け状態で保管されるのに対して貼り付け作業は水平なテ
ーブル上で行なうため、移動中に姿勢を変える運搬作業
を伴い、少なくとも水平に持ち上げる場合は二人掛りの
作業となる。又、当然ながら総てが手作業であるから、
効率が悪く長時間を要するばかりか、熟練度によって作
業結果が左右され、不良品の発生を招くことが多い。更
に、手作業で貼り付ける場合は水を介して行なわざるを
得ないので、作業終了後、完全に貼着されるまで数日間
の養生期間が必要となるが、現状では現場にて貼着する
場合が殆どであるため、その間管理するのが大変であ
る。養生が不充分であると、例えば運搬用の吸着治具を
使用した場合、吸着させた部分にフィルムの剥離現象が
生じて貼り直しをしなくてはならなくなる。これまでに
も幾度となくフィルム貼着作業の自動化を望む声があっ
たものの、設置スペースの問題に阻まれて実現されてお
らず、フィルムロールを用いる貼着装置とすれば、フィ
ルムロールを着脱するためにいちいち支持軸を抜き外さ
なくてはならないので作業性が悪いとか、貼着対象の板
ガラスが施工場所によってまちまちであるので、厚みに
適合させるための調整機構が要求されるなど、解決すべ
き課題が多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、設置スペー
ス、作業性の改善を目的として自動化に成功した板ガラ
スのフィルム貼着装置(以下単にフィルム貼着装置とい
う)であって、その構成は、板ガラスを傾斜した状態で
横方向へ移動自在に支持する搬送路の途中に、前記傾斜
状態で支持された板ガラスを表裏両面から挟み込んで一
方向へ送り出す加熱ローラと、その加熱ローラと板ガラ
スとの間に接着フィルムを送り込む接着フィルム供給手
段とを備え、その接着フィルム供給手段は、剥離フィル
ムが貼り合わされ長尺のマザーフィルムを捲回して成る
フィルムロールの中心に挿通し、前記マザーフィルムを
連続して引き出し可能に支持するフィルムロール支持軸
と、引き出されたマザーフィルムを板ガラスの幅に適合
した幅にカットする切断刃と、前記カットされたマザー
フィルムの不要分を巻き取る不要フィルム巻き取り軸
と、不要分が除かれたマザーフイルムから剥離フィルム
を分離して巻き取る剥離フィルム巻き取り軸とを備え、
各軸を前記加熱ローラと平行に配置したものにある。そ
して前記各軸は、上下両端部で支持されたフィルムロー
ル挿通部又は巻き取り部の上端部に切り離し機構を設け
る一方、下端部を中折れ構造とし、下端部を支点に傾倒
可能にしてフィルムの着脱を容易にできる。又、前記加
熱ローラは、板ガラス面に対して接離可能に設け、例え
ば接離動作用のシリンダロッド先端にストッパを取り付
け、そのストッパとシリンダ本体との間に、厚みの異な
るプレートを介在させるなどして加熱ローラの移動スト
ロークを調整可能とし、板厚の異なるガラスに対応でき
るようにすることが望ましい。
ス、作業性の改善を目的として自動化に成功した板ガラ
スのフィルム貼着装置(以下単にフィルム貼着装置とい
う)であって、その構成は、板ガラスを傾斜した状態で
横方向へ移動自在に支持する搬送路の途中に、前記傾斜
状態で支持された板ガラスを表裏両面から挟み込んで一
方向へ送り出す加熱ローラと、その加熱ローラと板ガラ
スとの間に接着フィルムを送り込む接着フィルム供給手
段とを備え、その接着フィルム供給手段は、剥離フィル
ムが貼り合わされ長尺のマザーフィルムを捲回して成る
フィルムロールの中心に挿通し、前記マザーフィルムを
連続して引き出し可能に支持するフィルムロール支持軸
と、引き出されたマザーフィルムを板ガラスの幅に適合
した幅にカットする切断刃と、前記カットされたマザー
フィルムの不要分を巻き取る不要フィルム巻き取り軸
と、不要分が除かれたマザーフイルムから剥離フィルム
を分離して巻き取る剥離フィルム巻き取り軸とを備え、
各軸を前記加熱ローラと平行に配置したものにある。そ
して前記各軸は、上下両端部で支持されたフィルムロー
ル挿通部又は巻き取り部の上端部に切り離し機構を設け
る一方、下端部を中折れ構造とし、下端部を支点に傾倒
可能にしてフィルムの着脱を容易にできる。又、前記加
熱ローラは、板ガラス面に対して接離可能に設け、例え
ば接離動作用のシリンダロッド先端にストッパを取り付
け、そのストッパとシリンダ本体との間に、厚みの異な
るプレートを介在させるなどして加熱ローラの移動スト
ロークを調整可能とし、板厚の異なるガラスに対応でき
るようにすることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係るフィルム貼着装置を
図面に基づいて説明する。図1は装置の全体を示したも
ので、1は板ガラス支持面を急勾配としたセッティング
テーブル、2は、板ガラス支持面を前記セッティングテ
ーブルと同じ勾配に調整された搬出テーブルであり、こ
れら両テーブル1,2を互いに離間させ、板ガラス支持
面が同一レベルで横方向へ連続するよう配置することに
より、傾斜した横長の搬送路が形成されている。前記セ
ッティングテーブル1及び搬出テーブル2の各板ガラス
支持面には、いずれも下端縁に沿って転動ローラ3,3
・・が一直線上に配置され、板面には、回転自在なボー
ルを備えた球体コロ4,4・・が、縦横に複数列並んで
配置されている。前記球体コロ4,4・・は、ボールの
高さが総て一致するように調整されていて、垂直状態で
下縁を前記ローラ3,3・・に当接させ、板ガラス支持
面に押し付けるように倒して立て掛けた板ガラスの押し
付け面に対して均一に当接し、その板ガラスは、下端縁
を前記転動ローラ3,3・・により位置決めされたまま
横方向へ移動自在に支持される。
図面に基づいて説明する。図1は装置の全体を示したも
ので、1は板ガラス支持面を急勾配としたセッティング
テーブル、2は、板ガラス支持面を前記セッティングテ
ーブルと同じ勾配に調整された搬出テーブルであり、こ
れら両テーブル1,2を互いに離間させ、板ガラス支持
面が同一レベルで横方向へ連続するよう配置することに
より、傾斜した横長の搬送路が形成されている。前記セ
ッティングテーブル1及び搬出テーブル2の各板ガラス
支持面には、いずれも下端縁に沿って転動ローラ3,3
・・が一直線上に配置され、板面には、回転自在なボー
ルを備えた球体コロ4,4・・が、縦横に複数列並んで
配置されている。前記球体コロ4,4・・は、ボールの
高さが総て一致するように調整されていて、垂直状態で
下縁を前記ローラ3,3・・に当接させ、板ガラス支持
面に押し付けるように倒して立て掛けた板ガラスの押し
付け面に対して均一に当接し、その板ガラスは、下端縁
を前記転動ローラ3,3・・により位置決めされたまま
横方向へ移動自在に支持される。
【0006】前記セッティングテーブル1と搬出テーブ
ル2との間にはフィルム貼着機構5が配置され、そのフ
ィルム貼着機構5は、底板6aと天板6bとを備えた基
枠6に組み付けられていて、図2に示すように、前記セ
ッティングテーブル1(搬出テーブル2)で支持された
板ガラスの移動軌跡を挟む位置に軸支された一組の加熱
ローラ7,7aと、その加熱ローラ7,7aの近傍で、
長尺フィルムを捲回して成るフィルムロールRの中心に
挿通させて前記加熱ローラ7,7aと平行にセットし、
フィルムを連続して引き出し可能とする供給手段として
のフィルムロール支持軸8と、前記フィルムロールRか
ら引き出されたフィルムを前記加熱ローラ7と板ガラス
との間に送り込む案内手段としてのガイドシャフト9,
9・・とを有している。尚加熱ローラ7,7aは搬送方
向に対して上手と下手とに夫々一組づつ設けられてい
て、上手側は専ら押圧作用による圧着を目的とし、下手
側で加熱接着させるようになっている。
ル2との間にはフィルム貼着機構5が配置され、そのフ
ィルム貼着機構5は、底板6aと天板6bとを備えた基
枠6に組み付けられていて、図2に示すように、前記セ
ッティングテーブル1(搬出テーブル2)で支持された
板ガラスの移動軌跡を挟む位置に軸支された一組の加熱
ローラ7,7aと、その加熱ローラ7,7aの近傍で、
長尺フィルムを捲回して成るフィルムロールRの中心に
挿通させて前記加熱ローラ7,7aと平行にセットし、
フィルムを連続して引き出し可能とする供給手段として
のフィルムロール支持軸8と、前記フィルムロールRか
ら引き出されたフィルムを前記加熱ローラ7と板ガラス
との間に送り込む案内手段としてのガイドシャフト9,
9・・とを有している。尚加熱ローラ7,7aは搬送方
向に対して上手と下手とに夫々一組づつ設けられてい
て、上手側は専ら押圧作用による圧着を目的とし、下手
側で加熱接着させるようになっている。
【0007】又、実施例のフィルム貼着機構5には、接
着フィルムを板ガラスの幅に適合した幅にカットすべ
く、フィルム引き出し経路の途中に設けられ、フィルム
の送り出し方向と直交する方向へ移動調整可能な切断刃
10と、その切断刃10でカットされたフィルムの不要
分を巻き取る不要フィルム巻き取り軸11とを具備して
いる。更に、接着フィルムとして剥離フィルムが貼り合
わされたマザーフィルムの使用を可能とすべく、マザー
フイルムから分離された剥離フィルムを巻き取る剥離フ
ィルム巻き取り軸12も備えている。
着フィルムを板ガラスの幅に適合した幅にカットすべ
く、フィルム引き出し経路の途中に設けられ、フィルム
の送り出し方向と直交する方向へ移動調整可能な切断刃
10と、その切断刃10でカットされたフィルムの不要
分を巻き取る不要フィルム巻き取り軸11とを具備して
いる。更に、接着フィルムとして剥離フィルムが貼り合
わされたマザーフィルムの使用を可能とすべく、マザー
フイルムから分離された剥離フィルムを巻き取る剥離フ
ィルム巻き取り軸12も備えている。
【0008】前記加熱ローラ7,7aは、一方(図面の
奥方に位置し、板ガラスの押し付け面に当接する加熱ロ
ーラ7a)が固定タイプで、他方(図面手前側で接着フ
ィルム密着面に当接する加熱ローラ7)が、その下部分
を底板6a(上端部分は天板6b)へ回動自在に支持す
る軸受け13が、機台6に対して板ガラスの搬送方向と
直交する方向へ摺動自在且つ適宜位置で固定可能に取り
付けられていると共に、機台6側に固着したエアシリン
ダ14の進退動作するロッド14aを前記軸受け13に
連結することによって、搬送路に支持させた板ガラス面
に対して接離可能に設けられており、而も前記エアシリ
ンダ14の後方に突出し、前記ロッド14aと一体に進
退運動するロッド14bの先端部分にストッパを15を
固着させ、ロッド14bに板厚の異なるプレート15a
を介在せしめ、ロッド12bの引き込み長さを規制する
ことによって加熱ローラ7に移動ストロークの調整を可
能としている(図3参照)。
奥方に位置し、板ガラスの押し付け面に当接する加熱ロ
ーラ7a)が固定タイプで、他方(図面手前側で接着フ
ィルム密着面に当接する加熱ローラ7)が、その下部分
を底板6a(上端部分は天板6b)へ回動自在に支持す
る軸受け13が、機台6に対して板ガラスの搬送方向と
直交する方向へ摺動自在且つ適宜位置で固定可能に取り
付けられていると共に、機台6側に固着したエアシリン
ダ14の進退動作するロッド14aを前記軸受け13に
連結することによって、搬送路に支持させた板ガラス面
に対して接離可能に設けられており、而も前記エアシリ
ンダ14の後方に突出し、前記ロッド14aと一体に進
退運動するロッド14bの先端部分にストッパを15を
固着させ、ロッド14bに板厚の異なるプレート15a
を介在せしめ、ロッド12bの引き込み長さを規制する
ことによって加熱ローラ7に移動ストロークの調整を可
能としている(図3参照)。
【0009】又前記フィルムロール支持軸8は、図4の
(a),(b)に示すように、軸受け(図示せず)によ
り支持されている下端部分の付け根が、枢着ピン8aで
連結された中折れ構造になっていると共に、上端部分の
付け根に、回転操作してねじ込むことにより嵌合部を引
き下げて切り離し可能とする切り離し機構8bを設け、
上端を切り離して枢着ピン8aを支点に手前に倒伏可能
とすることにより、フィルムロールRの着脱操作をしや
すくしており、この倒伏構造は、不要フィルム巻き取り
軸11や剥離フィルム巻き取り軸12にも適用される。
(a),(b)に示すように、軸受け(図示せず)によ
り支持されている下端部分の付け根が、枢着ピン8aで
連結された中折れ構造になっていると共に、上端部分の
付け根に、回転操作してねじ込むことにより嵌合部を引
き下げて切り離し可能とする切り離し機構8bを設け、
上端を切り離して枢着ピン8aを支点に手前に倒伏可能
とすることにより、フィルムロールRの着脱操作をしや
すくしており、この倒伏構造は、不要フィルム巻き取り
軸11や剥離フィルム巻き取り軸12にも適用される。
【0010】このように形成された貼着装置により板ガ
ラスに接着フィルムを貼着させるには、前記図2に例示
するように、フィルムロール支持軸8に、剥離フィルム
に接着フィルムが貼り合わされた長尺のマザーフィルム
16を捲回させて成るフィルムロールRを装着し、ガイ
ドシャフト9を介して繰り出し、剥離フィルム16aか
ら剥がした接着フィルム16bを加熱ローラ7に送る一
方、剥離フィルム16aを剥離フィルム巻き取り軸12
に巻き掛ける。尚、フィルムを貼着すべき板ガラスの幅
がマザーフィルム16の幅より狭い場合は、切断刃10
を板ガラスの幅に相当する箇所に固定して、フィルムの
繰り出し動作で所定幅にカットして供給されるよう操作
すると共に、カットされた不要部分を不要フィルム巻き
取り軸11に巻き掛ける。このようにすれば、貼着対象
となる板ガラスに適合した幅の接着フィルム16bが加
熱ローラ7に供給される。
ラスに接着フィルムを貼着させるには、前記図2に例示
するように、フィルムロール支持軸8に、剥離フィルム
に接着フィルムが貼り合わされた長尺のマザーフィルム
16を捲回させて成るフィルムロールRを装着し、ガイ
ドシャフト9を介して繰り出し、剥離フィルム16aか
ら剥がした接着フィルム16bを加熱ローラ7に送る一
方、剥離フィルム16aを剥離フィルム巻き取り軸12
に巻き掛ける。尚、フィルムを貼着すべき板ガラスの幅
がマザーフィルム16の幅より狭い場合は、切断刃10
を板ガラスの幅に相当する箇所に固定して、フィルムの
繰り出し動作で所定幅にカットして供給されるよう操作
すると共に、カットされた不要部分を不要フィルム巻き
取り軸11に巻き掛ける。このようにすれば、貼着対象
となる板ガラスに適合した幅の接着フィルム16bが加
熱ローラ7に供給される。
【0011】フィルムセットが終ったら、図5に示すよ
うに、板ガラスGをセッテイングテーブル1にセットす
る。この板ガラスセット作業では、立て掛け状態で保管
されていた板ガラスを立てたままの姿勢でそのまま移動
し、下端縁を転動ローラ3,3・・に当接させて支持面
に倒すだけであるから操作性に優れ、長さが1m位であ
れば一人で充分対応できる。セットが終った板ガラスG
を支持面に沿ってスライドさせてフィルム貼着機構5に
送り込み、前記フィルムロールから供給された接着フィ
ルム16bが加熱ローラ7と板ガラスGとの間に挟まれ
るよう導入する。そして加熱ローラ7,7aの温度と回
転速度とをコントロールして、接着フィルム16bを板
ガラスGの表面に押し付けながら板ガラスGを搬出テー
ブル2側に送り出す。接着フィルム16bは加熱ローラ
7で圧着加熱されるから、フィルム貼着機構16を通過
した板ガラスGの表面には接着フィルム16bが強固に
固着され、貼着は完了する。よって乾燥の必要はないか
ら、貼着完了後直ちに取り付け作業ができ、周縁部をカ
ットした場合その切り口がシャープで、商品価値も高
い。実施例の装置では、前記各テーブルの下端縁に樋1
7が装備されているので、加熱ローラのヒータをOFF
にして押圧及び送り出し機能のみを利用すれば水貼り方
式の適用が可能であり、手作業に比べて作業性を大幅に
向上できる。各テーブルには、ガラス支持面の傾斜を変
更できるように傾斜調整用の調整機構が取り付けられて
いるので、設置スペースや作業の問題を考慮した傾斜角
度の設定ができる。
うに、板ガラスGをセッテイングテーブル1にセットす
る。この板ガラスセット作業では、立て掛け状態で保管
されていた板ガラスを立てたままの姿勢でそのまま移動
し、下端縁を転動ローラ3,3・・に当接させて支持面
に倒すだけであるから操作性に優れ、長さが1m位であ
れば一人で充分対応できる。セットが終った板ガラスG
を支持面に沿ってスライドさせてフィルム貼着機構5に
送り込み、前記フィルムロールから供給された接着フィ
ルム16bが加熱ローラ7と板ガラスGとの間に挟まれ
るよう導入する。そして加熱ローラ7,7aの温度と回
転速度とをコントロールして、接着フィルム16bを板
ガラスGの表面に押し付けながら板ガラスGを搬出テー
ブル2側に送り出す。接着フィルム16bは加熱ローラ
7で圧着加熱されるから、フィルム貼着機構16を通過
した板ガラスGの表面には接着フィルム16bが強固に
固着され、貼着は完了する。よって乾燥の必要はないか
ら、貼着完了後直ちに取り付け作業ができ、周縁部をカ
ットした場合その切り口がシャープで、商品価値も高
い。実施例の装置では、前記各テーブルの下端縁に樋1
7が装備されているので、加熱ローラのヒータをOFF
にして押圧及び送り出し機能のみを利用すれば水貼り方
式の適用が可能であり、手作業に比べて作業性を大幅に
向上できる。各テーブルには、ガラス支持面の傾斜を変
更できるように傾斜調整用の調整機構が取り付けられて
いるので、設置スペースや作業の問題を考慮した傾斜角
度の設定ができる。
【0012】尚、本発明の貼着装置は、加熱ローラを一
組のみとしてその一組の加熱ローラで押圧と加熱とを同
時に行なうようにしたり、逆に複数の加熱ローラを連続
配置しても差支えない。又、フィルムロール支持軸、不
要フィルム巻き取り軸及び剥離フィルム巻き取り軸を、
夫々下端部を支点に傾倒可能とする機構や、加熱ローラ
の移動ストロークを調整可能とする機構等は、実施例に
限定されるものではない。
組のみとしてその一組の加熱ローラで押圧と加熱とを同
時に行なうようにしたり、逆に複数の加熱ローラを連続
配置しても差支えない。又、フィルムロール支持軸、不
要フィルム巻き取り軸及び剥離フィルム巻き取り軸を、
夫々下端部を支点に傾倒可能とする機構や、加熱ローラ
の移動ストロークを調整可能とする機構等は、実施例に
限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】本発明のフィルム貼着装置は、板ガラス
を縦姿勢にして作業するから、大きく重い板ガラスでも
一人でセット及び搬出することが可能となり、又加熱ロ
ーラの採用で熱硬化樹脂の使用を可能としたので、貼り
終えた時点で接着は既に完了し、養生期間なしで即座に
取り付け作業を行なうことができるばかりでなく、傾斜
搬送路の採用により設置スペースが少なくなり、現場へ
の持ち込みには有利である。そして、供給手段に切断刃
と不要フィルム巻き取り軸とを設けることによって板ガ
ラスの大きさに適合した幅の接着フィルムを供給できる
と共に、剥離フィルム巻き取り軸によって剥離フィルム
付きの接着フィルムを使用できる。更に、各軸を傾倒可
能としたことによって、フィルムの着脱操作が容易とな
り、加熱ローラの移動量を調整可能としたので、ガラス
厚に応じた最適な加圧力が付与される。
を縦姿勢にして作業するから、大きく重い板ガラスでも
一人でセット及び搬出することが可能となり、又加熱ロ
ーラの採用で熱硬化樹脂の使用を可能としたので、貼り
終えた時点で接着は既に完了し、養生期間なしで即座に
取り付け作業を行なうことができるばかりでなく、傾斜
搬送路の採用により設置スペースが少なくなり、現場へ
の持ち込みには有利である。そして、供給手段に切断刃
と不要フィルム巻き取り軸とを設けることによって板ガ
ラスの大きさに適合した幅の接着フィルムを供給できる
と共に、剥離フィルム巻き取り軸によって剥離フィルム
付きの接着フィルムを使用できる。更に、各軸を傾倒可
能としたことによって、フィルムの着脱操作が容易とな
り、加熱ローラの移動量を調整可能としたので、ガラス
厚に応じた最適な加圧力が付与される。
【図1】本発明に係るフィルム貼着装置の概要を示す説
明図である。
明図である。
【図2】フィルム貼着機構の説明図である。
【図3】加熱ロールの支持構造を示した説明図である。
【図4】フィルムロール支持軸の支持構造の説明図であ
る。
る。
【図5】フィルム貼着作業の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
1・・セッティングテーブル、2・・搬出テーブル、3
・・転動ローラ、4・・球体コロ、5・・フィルム貼着
機構、6・・基枠、6a・・底板、6b・・天板、7,
7a・・加熱ローラ、8・・フィルムロール支持軸、8
a・・枢着軸、8b・・枢着機構、9・・ガイドシャフ
ト、10・・切断刃、11・・不要フィルム巻き取り
軸、12・・剥離フィルム巻き取り軸、13・・軸受
け、14・・エアシリンダ、14a,14b・・ロッ
ド、15・・ストッパ、16・・マザーフィルム、16
a・・剥離フィルム、16b・・接着フィルム、17・
・テーブル、18・・スポンジ、R・・フィルムロー
ル、G・・板ガラス。
・・転動ローラ、4・・球体コロ、5・・フィルム貼着
機構、6・・基枠、6a・・底板、6b・・天板、7,
7a・・加熱ローラ、8・・フィルムロール支持軸、8
a・・枢着軸、8b・・枢着機構、9・・ガイドシャフ
ト、10・・切断刃、11・・不要フィルム巻き取り
軸、12・・剥離フィルム巻き取り軸、13・・軸受
け、14・・エアシリンダ、14a,14b・・ロッ
ド、15・・ストッパ、16・・マザーフィルム、16
a・・剥離フィルム、16b・・接着フィルム、17・
・テーブル、18・・スポンジ、R・・フィルムロー
ル、G・・板ガラス。
Claims (3)
- 【請求項1】 板ガラスを傾斜した状態で横方向へ移動
自在に支持する搬送路の途中に、前記傾斜状態で支持さ
れたガラスを表裏両面から挟み込んで一方向へ送り出す
加熱ローラと、その加熱ローラと板ガラスとの間に接着
フィルムを送り込む接着フィルム供給手段とを備え、そ
の接着フィルム供給手段は、剥離フィルムが貼り合わさ
れた長尺のマザーフィルムを捲回して成るフィルムロー
ルの中心に挿通して前記マザーフィルムを連続して引き
出し可能に支持するフィルムロール支持軸と、前記フィ
ルムロールから引き出されたマザーフィルムを板ガラス
の幅に適合した幅にカットする切断刃と、そのカットさ
れたマザーフィルムの不要分を巻き取る不要フィルム巻
き取り軸と、不要分が除かれたマザーフイルムから剥離
フィルムを分離して巻き取る剥離フィルム巻き取り軸と
を備え、各軸を前記加熱ローラと平行に配置したもので
ある板ガラスのフィルム貼着装置。 - 【請求項2】 前記フィルムロール支持軸、不要フィル
ム巻き取り軸及び剥離フィルム巻き取り軸が、上下両端
部で支持されたフィルムロール挿通部、又はフィルム巻
き取り部の上端部に切り離し機構を設ける一方、下端部
を中折れ構造とし、下端部を支点に傾倒可能としたもの
である請求項1に記載した板ガラスのフィルム貼着装
置。 - 【請求項3】 前記加熱ローラが、板ガラス面に対して
接離可能に設けられ、加熱ローラの移動ストロークを調
整可能とした請求項1又は2に記載した板ガラスのフィ
ルム貼着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047435A JP2995283B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 板ガラスのフィルム貼着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047435A JP2995283B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 板ガラスのフィルム貼着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09241039A JPH09241039A (ja) | 1997-09-16 |
| JP2995283B2 true JP2995283B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=12775086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8047435A Expired - Lifetime JP2995283B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 板ガラスのフィルム貼着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995283B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105292578A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-02-03 | 广东拓捷科技股份有限公司 | 一种曲面玻璃的贴膜机 |
| CN105292577A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-02-03 | 金龙机电(东莞)有限公司 | 一种触摸屏覆膜设备 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4640946B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-03-02 | コーニングジャパン株式会社 | フィルム貼付装置 |
| JP2009109981A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-05-21 | Hitachi High-Technologies Corp | 光学フィルム貼り付け方法、光学フィルム貼り付け装置、及び表示用パネルの製造方法 |
| KR101480859B1 (ko) * | 2014-01-27 | 2015-01-14 | 주식회사 씨엔전자 | 저방사 유리 제조장치 |
| CN108656168B (zh) * | 2018-07-01 | 2023-12-22 | 苏州鑫鼎力智能装备有限公司 | 横切膜材切边机构 |
| CN113021870A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-06-25 | 苏州美力美机械设备有限公司 | 一种复膜机 |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP8047435A patent/JP2995283B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105292577A (zh) * | 2015-10-29 | 2016-02-03 | 金龙机电(东莞)有限公司 | 一种触摸屏覆膜设备 |
| CN105292578A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-02-03 | 广东拓捷科技股份有限公司 | 一种曲面玻璃的贴膜机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09241039A (ja) | 1997-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5578153A (en) | Method of assembling a windshield | |
| JP7157527B2 (ja) | 拡張装置 | |
| JP4850721B2 (ja) | フィルム貼付方法及びフィルム貼付装置 | |
| JP2001318375A (ja) | 液晶表示装置用偏光板付着装置および偏光板再加工装置 | |
| TW201013795A (en) | Method and apparatus for joining protective tape to semiconductor wafer | |
| JP4136890B2 (ja) | 保護テープの切断方法及び切断装置 | |
| CN1947235A (zh) | 粘贴装置以及粘贴方法 | |
| JP2995283B2 (ja) | 板ガラスのフィルム貼着装置 | |
| JP4340788B2 (ja) | 基板への偏光板貼付装置 | |
| JP2002151571A (ja) | 基板加熱エア浮上搬送装置及びそれを用いた基板搬送方法 | |
| CN115108080A (zh) | 一种供膜机构及贴膜装置 | |
| KR101589286B1 (ko) | 아크 플레이트 장치를 포함한 필름 부착 시스템 | |
| JP2005019841A (ja) | 紫外線硬化型粘着テープの貼付け方法およびその装置並びにそれを用いて形成した物品 | |
| JPH11192664A (ja) | フイルム貼合せ方法および装置 | |
| TW200909162A (en) | Method of manufacturing cutting apparatus | |
| JPH08292433A (ja) | 粘着フィルム剥離方法及び装置 | |
| CN212608475U (zh) | 自动接膜设备 | |
| JP2534210B2 (ja) | ウエハ剥し装置 | |
| JP2007118145A5 (ja) | ||
| JP2007118145A (ja) | 柔軟性フィルム切断装置及びその方法 | |
| JP3065293B2 (ja) | シート状部材吸着装置及び仮付け用ラミネータ | |
| JPH0692124B2 (ja) | ステンレス板へのシート貼付装置 | |
| JP2004148721A (ja) | 光学部材貼合方法および光学部材貼合装置 | |
| EP3763526B1 (en) | Flexible to rigid integrated laminator | |
| JP2021191626A (ja) | 付加部材貼付装置及びこれを備えた製本システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 14 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |