JP3003282B2 - 回路検査装置 - Google Patents

回路検査装置

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JP3003282B2 JP3156714A JP15671491A JP3003282B2 JP 3003282 B2 JP3003282 B2 JP 3003282B2 JP 3156714 A JP3156714 A JP 3156714A JP 15671491 A JP15671491 A JP 15671491A JP 3003282 B2 JP3003282 B2 JP 3003282B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLSI等の負荷
特性を検査する回路検査装置に関し、更に詳しくは、負
荷特性を精度よく測定することができる回路検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の回路検査装置の構成ブロ
ック図である。図中、10はリファレンス電圧発生器
で、アンプ20を介してアクティブロ−ド30に接続さ
れている。 アクティブロ−ド30は、ダイオ−ドブリ
ッジ31のアノ−ド側の共通接続点に第1の定電流源C
C1 が接続されていて、カソ−ド側の共通接続点に第2
の定電流源CC2 が接続されている。
【0003】40はアクティブロ−ド30の出力端子に
接続された被検査対象物(以下、DUTという)であ
る。第1、第2の定電流源CC1,2 は、外部から印加さ
れる電圧によって電流値が制御できるようになってい
て、リファレンス電圧発生器10がアクティブロ−ド3
0に印加するコミュテ−ション電圧VCOM に基づいて、
DUT40に電流IOLを供給したり、DUT40から電
流IOHを流出したりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回路
検査装置は、ダイオ−ドブリッジを構成するダイオ−ド
の特性にバラツキがあるために、DUTの負荷試験を行
う電圧VDUT とリファレンス電圧発生器から印加される
コミュテ−ション電圧VCOM との間に誤差を生じるとい
う問題点があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、直流モジュ−ルによってダイオ−ドブリッジの
出力端子側から基準電圧を印加し、コミュテ−ション電
圧VCOM を補正するようにしたもので、DUTの負荷特
性を精度よく測定することができる回路検査装置を提供
すること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、ダイオ−ドブリッジのアノ−ド側
の共通接続点に第1の定電流源を接続するとともに、カ
ソ−ド側の共通接続点に第2の定電流源を接続し、前記
ダイオ−ドブリッジの出力端子に接続した被検査対象物
に一定電流を供給及び流出するアクティブロ−ドと、前
記ダイオ−ドブリッジの入力端子に、前記被検査対象物
に流す電流のスレッショルドとなるコミュテ−ション電
圧を印加する基準電圧発生器と、前記ダイオ−ドブリッ
ジの出力端子にスイッチ手段を介して接続され、任意の
電圧を設定するとともに、電流を測定することができる
直流モジュ−ルと、を設け、第1、第2の電流源の電流
値が等しい状態で、前記直流モジュ−ルが印加した電圧
に対し、前記直流モジュ−ルが検出する電流がゼロとな
るよう前記基準電圧発生器の電圧を可変し、この時のデ
−タに基づいてコミュテ−ション電圧の補正係数を求
め、正確なコミュテ−ション電圧で前記被検査対象物に
検査電流を供給及び流出することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の回路検査装置は、DCモジュ−ルから
アクティブロ−ドに印加した電圧に対し、コミュテ−シ
ョン電圧を変化させながらアクティブロ−ドのアンバラ
ンスを補正し、正確な電圧のもとで負荷特性が測定する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す回路検査
装置の構成ブロック図である。図中、図2と同一作用を
するものは同一符号を付けて説明する。以下、図面にお
いては同様とする。
【0009】11はアクティブロ−ド30に設定するコ
ミュテ−ション電圧VCOM の電圧デ−タを補正するデ−
タ補正部である。デ−タ補正部11において、111 は
CPU50にアドレスバス51、デ−タバス52を介し
て接続されているデ−タセレクタで、CPU50からコ
ミュテ−ション電圧VCOM の電圧デ−タDA1 と、この
電圧デ−タDA1 のゲイン及びオフセットを補正する補
正デ−タDA2,3 が入力される。
【0010】デ−タセレクタ111 は、電圧デ−タDA
1 を第1のレジスタ112 に出力するとともに、ゲイン
補正デ−タDA2 を第2のレジスタ113 に出力し、オ
フセット補正デ−タDA3 を第3のレジスタ114 に出
力する。
【0011】115 は各レジスタ111,2,3 から入力さ
れたデ−タD1,2,3 に基づいて補正演算を行う補正演算
器で、例えば、DA1 *DA2 +DA3 のような演算を
行いその結果をDA変換器12に出力する。DA変換器
12は、アナログ変換したデ−タを増幅器13を介して
ダイオ−ドブリッジ31の入力端子aにコミュテ−ショ
ン電圧VCOMとして印加する。14は電流調節手段で、
アクティブロ−ド30内の第1、第2の電流源CC1,2
が出力する電流IOL,OH の大きさを調節する。
【0012】60は直流モジュ−ル(以下DCモジュ−
ルと省略する)で、DUT40の負荷試験を行う電圧V
DUT とリファレンス電圧発生器10から印加されるコミ
ュテ−ション電圧VCOM との間の誤差を補正するために
もので、リレ−61を介してダイオ−ドブリッジ31の
出力端子bに接続されている。DCモジュ−ル60は、
アドレスバス51、デ−タバス52を介してCPU50
に接続されていて、CPU50の制御によって電圧VDC
を出力端子bに設定し、出力端子b間に流れる電流測定
IDCを測定する。
【0013】DCモジュ−ル60は、DUT40を切り
離した状態でリレ−61がオンされると、CPU50の
命令に基づいて任意の電圧VDCを出力端子b印加すると
ともに、入力端子aに印加されるコミュテ−ション電圧
VCOMとの関係によって変化する電流値IDCを連続的に
測定する。CPU50は、このDCモジュ−ル60が得
た電流値IDCに基づいて第2、3のレジスタ113,4 の
デ−タDA2,3 を変化させて、コミュテ−ション電圧V
COM を補正する。
【0014】次に、このように構成された回路検査装置
の動作について説明する。先ず、検査するDUTを取り
外した状態で、第1の定電流源CC1 と第2の定電流源
CC2 の電流値を等しい状態(IOL=IOH)に設定し、
リレ−61をオンにする。次に、CPU50は、DCモ
ジュ−ル60に0Vを印加する命令を与えるとともに、
コミュテ−ション電圧VCOM の補正にともなって変化す
る電流値IDCを測定する命令を与える。
【0015】一方、CPU50は、第1のレジスタ11
2 にコミュテ−ション電圧VCOM を実際に0Vするデ−
タDA1 を設定するとともに、第2のレジスタ113 に
ゲイン×1となるデ−タDA2 を設定する。そして、D
Cモジュ−ル60の測定する電流値IDCが0mAになる
ように第3のレジスタ114 のオフセットのデ−タDA
3 の設定を変化させ、コミュテ−ション電圧VCOM を補
正する。そして、CPU50は、電流値IDCが0mAに
なった時のオフセットのデ−タDA3 をメモリに記憶す
る。
【0016】オフセットの設定が完了すると、DCモジ
ュ−ル60は、CPU50の命令に基づいて、5Vの電
圧をダイオ−ドブリッジ31の出力端子bに印加する。
次に、CPU50は、第1のレジスタ112 にコミュテ
−ション電圧VCOM を実際に5Vにするデ−タDA1 を
設定するとともに、DCモジュ−ル60の測定する電流
値IDCが0mAとなるように第2のレジスタ113 のゲ
インのデ−タDA2 の設定を変化させる。そして、CP
U50は、電流値Iが0mAになった時のゲインのデ−
タDA2をメモリに記憶する。
【0017】以上のようにして得たゲイン及びオフセッ
トの補正デ−タD2,3 によって、CPU50は、例え
ば、0〜5Vの間のコミュテ−ション電圧VCOM を補正
し、アクティブロ−ド30に出力する。尚、本実施例に
おいては、ゲインとオフセットデ−タDA2,3 を求めて
コミュテ−ション電圧VCOM を補正するようにしている
が、DUT40の負荷試験を行う電圧VDUT 毎に補正を
行うこともできる。
【0018】図2は、アクティブロ−ドを抽出して示し
た回路図で、第1の定電流源CC1と第2の定電流源C
C2 の電流値が等しい状態で補正することの妥当性につ
いてこの図を用いて説明する。図中、D1 〜4 はダイオ
−ドで、それぞれに流れる電流をI1 〜4 とすると、各
ダイオ−ドには次式(1)に示すような電流が流れる。
尚、IS はダイオ−ドの逆方向飽和電流、kはボルトマ
ン定数、qは電荷、VD はダイオ−ドに印加される順方
向の電圧である。
【数1】
【0019】第1、2の定電流源CC1,2 の電流値が等
しい場合(IOL=IOH) ダイオ−ドD1 に流れる電流I1 とダイオ−ドD3 に流
れる電流I3 が等しく、ダイオ−ドD2 に流れる電流I
2 とダイオ−ドD4 に流れる電流I4 が等しくなる。
【数2】 それぞれの式の自然対数をとって、(2)式から(3)
式を減算すると(4)式が得られる。
【数3】 VDUT に加算されている部分がIOL=IOHの時のオフセ
ット電圧を示す項である。しかしながら、IOL、IOHの
一方が非常に大きな場合は、次のような結果になる。
【0020】第1の電流源CC1 の電流値IOLが第2の
電流源CC2 に対して非常に大きな場合(IOL》IOH) ダイオ−ドD3,4 に流れる電流は無視でき、ダイオ−ド
D1,2 には、次式(5)に示すような電流が流れること
になる。
【数4】 式(5)の自然対数をとってVCOM について整理すると
次式(6)に示すようになる。
【数5】 VDUT に加算されている部分がIOL》IOHの時のオフセ
ット電圧を示す項である。
【0021】第2の電流源CC2 の電流値IOHが第1の
電流源CC1 に対して非常に大きな場合(IOL《IOH) ダイオ−ドD1,2 に流れる電流は無視でき、ダイオ−ド
D3,4 には、次式(7)に示すような電流が流れること
になる。
【数6】 式(7)の自然対数をとってVCOM について整理すると
次式(8)に示すようになる。
【数7】 VDUT に加算されている部分がIOL《IOHの時のオフセ
ット電圧を示す項である。式(4)、(6)、(8)か
ら分かるように、式(4)で示されたオフセットは、式
(6)と(8)のオフセットの中心値であることが分か
る。以上のように、本発明の回路検査装置は、オフセッ
トが最大変化する範囲の中心でオフセットを補正するの
で、逆特性にならない限り補正誤差が小さいことが分か
る。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の回
路検査装置は、DCモジュ−ルによってアクティブロ−
ドに印加した電圧に対し、第1、第2の電流源の電流値
が等しい状態で、コミュテ−ション電圧VCOM を変化さ
せながらアクティブロ−ドのアンバランスを補正するよ
うにしたものであるため補正誤差が少なく、精度よくD
UTの負荷特性を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路検査装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】アクティブロ−ドを抽出して示した回路図であ
る。
【図3】従来の回路検査装置の構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 リファレンス電圧発生器 50 CPU 60 DCモジュ−ル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイオ−ドブリッジのアノ−ド側の共通
    接続点に第1の定電流源を接続するとともに、カソ−ド
    側の共通接続点に第2の定電流源を接続し、前記ダイオ
    −ドブリッジの出力端子に接続した被検査対象物に一定
    電流を供給及び流出するアクティブロ−ドと、前記ダイ
    オ−ドブリッジの入力端子に、前記被検査対象物に流す
    電流のスレッショルドとなるコミュテ−ション電圧を印
    加する基準電圧発生器と、前記ダイオ−ドブリッジの出
    力端子にスイッチ手段を介して接続され、任意の電圧を
    設定するとともに、電流を測定することができる直流モ
    ジュ−ルと、を設け、前記第1、第2の電流源の電流値
    が等しい状態で、前記直流モジュ−ルが印加した電圧に
    対し、前記直流モジュ−ルが検出する電流がゼロとなる
    よう前記基準電圧発生器の電圧を可変し、この時のデ−
    タに基づいてコミュテ−ション電圧の補正係数を求め、
    正確なコミュテ−ション電圧で前記被検査対象物に検査
    電流を供給及び流出する回路検査装置。
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