JP3026468B2 - 超音波振動子 - Google Patents

超音波振動子

Info

Publication number
JP3026468B2
JP3026468B2 JP4236478A JP23647892A JP3026468B2 JP 3026468 B2 JP3026468 B2 JP 3026468B2 JP 4236478 A JP4236478 A JP 4236478A JP 23647892 A JP23647892 A JP 23647892A JP 3026468 B2 JP3026468 B2 JP 3026468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matching layer
vibrator
ultrasonic
slit
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4236478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0659026A (ja
Inventor
康雄 川端
建治 岳野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17001336&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3026468(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP4236478A priority Critical patent/JP3026468B2/ja
Publication of JPH0659026A publication Critical patent/JPH0659026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3026468B2 publication Critical patent/JP3026468B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動子素子の保持・保
護・音響整合等を目的として、音波放射面を樹脂等の整
合層で被覆した超音波振動子に係わり、特に広指向角探
査に適した超音波振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波振動子の構造を図4により
説明する。超音波振動子11は、振動子素子13の音波
放射面13aの側が樹脂等の整合層12で被覆されてな
るものである。この整合層12は超音波透過性に優れた
エポキシ等の樹脂であり、超音波振動子11及びその背
面の図示されない超音波吸収材としてのコルクの全体を
モールド成形で覆い、振動子素子13を機械的に保持す
ると共に、海水などから保護する役目を果たしている。
【0003】通常この整合層12の音波放射面側の厚み
はλ/2となっている。この様な超音波振動子11にお
いては、振動子素子13から斜め方向にでた音波が、整
合層12の表面を一回で透過する1次波15と、整合層
12の表面で反射した後、更に振動子素子13の面で反
射して整合層12を透過する点線表示の2次波16とに
分かれ、それらが干渉する。この時、反射経路による時
間の遅れで1次波15と2次波16に位相差が生じ、こ
の位相差が半波長(λ/2)であると、1次波15と2
次波16が逆位相であるので打ち消し合う。
【0004】上述した超音波振動子11の指向特性を図
5により説明する。一般に指向特性で得たい角度範囲は
−θ1〜+θ1と狭い。この場合−θ1〜+θ1以外の
角度範囲の極大をサイドローブと言い、これがために虚
像が発生して好ましくないので、サイドローブは極力抑
制される。すなわち、1次波15と2次波16の位相差
を半波長(λ/2)とすると、本来点線aの如きサイド
ローブが実線bのように抑制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
振動子11の全部が狭い指向特性を求めるものではな
く、魚群探知装置に用いられる超音波振動子は図6に示
されるように、広指向角−θ2〜+θ2が求められる。
この場合、上述した1次波15と2次波16の打ち消し
合いが広指向角−θ2〜+θ2の範囲で起こり、本来点
線cの指向特性が点線dのようにくびれ部分を生じさせ
る。このくびれ部分のところで最大の感度低下を生じ、
従来の超音波振動子11は、広指向角用超音波振動子に
適さないという問題点がある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、広指向角探査用であって
指向角の大きい部分で感度低下を生じない超音波振動子
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の超音波振動子は、1以上
の振動子素子と、該振動子素子の保持・保護・音響整合
等の為に音波放射面を被覆した樹脂等の整合層とを備え
てなる超音波振動子において、前記整合層の指向角方向
と交差する方向に延在すると共に、整合層の表面で内側
へ向かって反射した音波を遮断する位置にあるスリット
状の遮断層を整合層に多数設け、該遮断層は整合層の密
閉を確保できるように整合層の連続部を残して設けられ
ているものである。また、請求項2に記載の本発明の超
音波振動子は、1以上の振動子素子と、該振動子素子の
音波放射面を被覆した樹脂等の整合層とを備えてなる超
音波振動子において、前記整合層の表面で内側へ向かっ
て反射した音波を遮断するスリット状の遮断層を該整合
層に多数設けたことを特徴とする。 更に、請求項3に記
載の本発明の超音波振動子は、前記請求項1又は2に記
載の超音波振動子の特徴に加えて、遮蔽材が前記スリッ
ト状の遮断層に埋設されていることを特徴とする。 加え
て、請求項4に記載の本発明の超音波振動子は、前記請
求項1乃至3に記載のいずれかの超音波振動子の特徴に
加えて、前記スリット状の遮断層が格子状に設けられて
いることを特徴とする。
【0008】
【作用】整合層の指向角方向と交差する方向に延在する
と共に、整合層の表面で内側へ向かって反射した音波を
遮断する位置にある遮断層を整合層に多数設けると、指
向角方向の2次波の伝搬が遮断層で阻止され、指向角内
における1次波と2次波の干渉がなくなる。また整合層
の密閉を確保する連続部が残されるように遮断層を設け
ると、振動子素子の保持・保護・音響整合の本来の機能
は損なわれない。
【0009】
【実施例】本発明の超音波振動子7の実施例を図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明の超音波振動子を示す
図である。図1において、7は本発明の超音波振動子、
1は振動子素子、2は超音波吸収材としてのコルク、3
は整合層、4はスリットである。
【0010】本発明の超音波振動子7は、広指向角用
で、y方向に延びた振動子素子1を所定の間隔で多数並
べて、送波又は受信の信号の位相を制御して、x方向に
広い角度範囲のビームを得るものである。またy方向は
通常の如く狭い指向角とビームとなっている。なお、コ
ルク2は振動子素子1間の超音波の伝達及び背面への伝
達を吸収し干渉を防ぐ吸収材である。
【0011】整合層3は、樹脂モールド成形で厚みが半
波長λ/2の板状をしている。その表面には、広指向角
方向であるx方向と直交するy方向に延在するスリット
4が設けられている。このスリット4のピッチPは超音
波振動子1の配列ピッチPと一致しており、次に述べる
ように、整合層3の表面で内側へ向かって反射した音波
を遮断するピッチ間隔となってx方向に多数設けられて
いる。又、振動子素子1の保持・保護が可能なように密
閉を確保する連続部3aが整合層3には残されている。
【0012】この様な構造の本発明の超音波振動子7
は、図1(b)に示すように、振動子素子1から広範囲
指向角内の斜め方向にでた音波が、整合層3表面で内側
へ向かって反射しても、振動子素子1側の面にとどく迄
にスリット4により遮断されるので、整合層3の表面で
一回で透過する1次波15と整合層3表面で反射した
後、更に振動子素子1側の面で反射して整合層3を透過
する2次波16が干渉することがない。その結果、広範
囲指向角内におけるくびれ部分発生が、広指向角での特
に感度が低下する部分が無くなる。
【0013】また図1のy方向にはスリット状の遮断層
が存在せず、狭い指向角から外れた部分のサイドローブ
を抑制するという機能は維持されている。すなわち、遮
断層は要求される広指向角と交差する方向に設け、狭い
指向角の方向には設けないようにすることが重要であ
る。
【0014】図2は本発明の超音波振動子の他の実施例
を示す図である。スリット4の代わりに、y方向に延び
た遮蔽材5が使用されている。この場合も、y方向に延
在する遮蔽5がスリット状空間にコルク等の超音波吸
収材を埋設した状態で設けられている。この遮蔽5も
整合層3表面で内側へ向かって反射した音波を遮断する
間隔でx方向に多数設けられており、2次波の伝搬を阻
止して1次波と2次波が干渉することを防いでいる。
又、連続部3aとして、整合層の音波放射面側に連続す
る部分が残されており、振動子素子1の保持・保護が可
能なように密閉を確保している。
【0015】上述の2つの実施例はいずれも、y方向に
延びたスリット4や遮蔽材5が遮断層として、整合層3
表面で内側へ向かって反射した音波を遮断する間隔でx
方向に多数設けられており、x方向の広指向角となって
いる。しかし、x方向のみならずy方向にも広指向角が
求められる場合には、図3のように、スリット状の遮断
層を格子状に設ける。すると、x,y方向で1次波と2
次波が干渉することを防ぎ、二次元的な広指向角内での
感度低下が防止される。
【0016】
【発明の効果】本発明の超音波振動子は、整合層の指向
角方向と交差する方向に延在すると共に、整合層の表面
で内側へ向かって反射した音波を遮断する位置にある遮
断層整合層に多数設けられているものであり、指向角
方向の2次波の伝搬が遮断層で阻止され、指向角内にお
ける1次波と2次波の干渉がなくなる。更に、本発明の
超音波振動子は、該遮断層は整合層の密閉を確保できる
ように整合層の連続部を残すように設けられているもの
であり、振動子素子の保持・保護という整合層の本来の
機能は損なわれないので、振動子素子の保持・保護・音
響整合をしながら広指向角内の感度低下部分がなくな
り、広指向角用超音波振動子として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波振動子を示す図である。
【図2】本発明の超音波振動子の他の実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明の超音波振動子の更に他の実施例を示す
図である。
【図4】従来の超音波振動子を示す図である。
【図5】従来の超音波振動子の狭い指向角内の指向特性
を示すグラフ図である。
【図6】従来の超音波振動子の広指向角内の指向特性を
示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 振動子素子 3 整合層 3a 連続部 4 遮断層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−253999(JP,A) 特開 昭52−123265(JP,A) 特開 昭54−83856(JP,A) 特開 平1−291840(JP,A) 特開 昭58−181399(JP,A) 特開 昭52−153471(JP,A) 特開 昭58−6462(JP,A) 実開 昭62−135959(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/52 H04R 17/00 G01N 29/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の振動子素子と、該振動子素子の
    保持・保護・音響整合等の為に音波放射面を被覆した樹
    脂等の整合層とを備えてなる超音波振動子において、前
    記整合層の指向角方向と交差する方向に延在すると共
    に、整合層の表面で内側へ向かって反射した音波を遮断
    する位置にあるスリット状の遮断層を整合層に多数設
    け、該遮断層は整合層の密閉を確保できるように整合層
    連続部を残して設けられていることを特徴とする超音
    波振動子。
  2. 【請求項2】 1以上の振動子素子と、該振動子素子の
    音波放射面を被覆した樹脂等の整合層とを備えてなる超
    音波振動子において、前記整合層の表面で内側へ向かっ
    て反射した音波を遮断するスリット状の遮断層を該整合
    層に多数設けたことを特徴とする超音波振動子。
  3. 【請求項3】 遮蔽材が前記スリット状の遮断層に埋設
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の超
    音波振動子。
  4. 【請求項4】 前記スリット状の遮断層が格子状に設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のい
    ずれかの超音波振動子。
JP4236478A 1992-08-11 1992-08-11 超音波振動子 Expired - Fee Related JP3026468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4236478A JP3026468B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 超音波振動子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4236478A JP3026468B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 超音波振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0659026A JPH0659026A (ja) 1994-03-04
JP3026468B2 true JP3026468B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=17001336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4236478A Expired - Fee Related JP3026468B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 超音波振動子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3026468B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0659026A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004274656A (ja) レンズアンテナ
JP2019158592A (ja) アンテナ装置
CN104487862A (zh) 雷达装置
US4314098A (en) Reversible electroacoustic transducer device having a constant directivity characteristic over a wide frequency band
CN101271685A (zh) 超声波换能器装置和车辆后端外围监测系统
JP3026468B2 (ja) 超音波振動子
US7388810B2 (en) Ultrasonic distance measurement system
US3783967A (en) Focusing protective enclosure for ultrasonic transducer
US4521751A (en) Electronic component functioning with reflected acoustic waves
US6313829B1 (en) Edge treatment method for ultrasonic wave absorption
CN114096878B (zh) 雷达装置
US4155066A (en) Transducer structure
AU2021224835A1 (en) Waterborne sound transducer
JPS63261181A (ja) ソ−ナ−ド−ム
TWI870033B (zh) 天線裝置
WO2025253657A1 (ja) アンテナ装置
JP7292097B2 (ja) 水中音響探査装置及び水中音響伝搬遮断構造体
JP2590549Y2 (ja) 電波暗室
JP2005086528A (ja) 電波受信アンテナ用の妨害波シールド構造物
JPH01810A (ja) 超音波遅延線
KR100794205B1 (ko) 초음파 센서
JP3786783B2 (ja) 超音波センサ
JP3041311B2 (ja) アンテナ装置
JP3738646B2 (ja) ホン型遮音体及びホン型遮音体付き送受波器
SU1680895A1 (ru) Шумозащитный экран

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090128

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100128

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees