JP3029016B2 - 車両用ベルト式変速機のハウジング構造 - Google Patents
車両用ベルト式変速機のハウジング構造Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車、三,四輪
作業車、三,四輪レジャービークル、あるいはスノーモ
ビル等の車両に変速装置として搭載されるベルト式変速
機のハウジング構造に関する。
作業車、三,四輪レジャービークル、あるいはスノーモ
ビル等の車両に変速装置として搭載されるベルト式変速
機のハウジング構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、二輪車、三,四輪作業車、三,四輪レジャービー
クル、あるいはスノーモビル等の車両の変速装置とし
て、構造が簡単で変速操作が不要で且つ変速時にショッ
クがなく無段変速可能なことから、ベルト式変速装置が
採用されている。
から、二輪車、三,四輪作業車、三,四輪レジャービー
クル、あるいはスノーモビル等の車両の変速装置とし
て、構造が簡単で変速操作が不要で且つ変速時にショッ
クがなく無段変速可能なことから、ベルト式変速装置が
採用されている。
【0003】このベルト式変速装置は、駆動ベルトとプ
ーリとの接触面に砂、塵芥等が介在しないように、エン
ジンの駆動軸によって駆動される可変ピッチ式の駆動プ
ーリと、駆動ベルトを介して上記駆動プーリにより駆動
される可変ピッチ式の被駆動プーリとを具備したベルト
式変速機構全体を、ハウジングによって、外気と隔壁し
ている。
ーリとの接触面に砂、塵芥等が介在しないように、エン
ジンの駆動軸によって駆動される可変ピッチ式の駆動プ
ーリと、駆動ベルトを介して上記駆動プーリにより駆動
される可変ピッチ式の被駆動プーリとを具備したベルト
式変速機構全体を、ハウジングによって、外気と隔壁し
ている。
【0004】そして、このハウジングへは、吸気ダクト
を介して外気を吸入し、該ハウジングの上記吸気ダクト
から離間した位置に設けた排気ダクトから排出して、該
ハウジング内を強制的に空気冷却し、駆動ベルトと各プ
ーリとの摩擦熱等を外部に排出するよう構成されてい
る。
を介して外気を吸入し、該ハウジングの上記吸気ダクト
から離間した位置に設けた排気ダクトから排出して、該
ハウジング内を強制的に空気冷却し、駆動ベルトと各プ
ーリとの摩擦熱等を外部に排出するよう構成されてい
る。
【0005】そして、上記ハウジング内の空気冷却を効
率的におこなうため、上記駆動プーリに冷却ファンを一
体的に設けて、吸気ダクトから強制的に空気を吸い込む
とともに、被駆動プーリにも冷却ファンを設けて、ハウ
ジング内の空気を強制的に外部に排出するよう構成され
ている。
率的におこなうため、上記駆動プーリに冷却ファンを一
体的に設けて、吸気ダクトから強制的に空気を吸い込む
とともに、被駆動プーリにも冷却ファンを設けて、ハウ
ジング内の空気を強制的に外部に排出するよう構成され
ている。
【0006】従って、ハウジングは、上記塵芥等の進入
防止の観点から、またハウジング内の冷却を効率良くお
こなわせなければならないことから、吸気口及び排気口
を除き、外気に対して隔壁された空間を形成しておく必
要がある。
防止の観点から、またハウジング内の冷却を効率良くお
こなわせなければならないことから、吸気口及び排気口
を除き、外気に対して隔壁された空間を形成しておく必
要がある。
【0007】このため、従来、図4に図示するように、
ベルト式変速装置のハウジングHは、エンジンE及び減
速機13の側面に隣接して、ハウジングHの内壁H1 を
固設し、この内壁H1 にハウジング本体2のフランジF
をボルトBによって取着ける手法が一般的である。
ベルト式変速装置のハウジングHは、エンジンE及び減
速機13の側面に隣接して、ハウジングHの内壁H1 を
固設し、この内壁H1 にハウジング本体2のフランジF
をボルトBによって取着ける手法が一般的である。
【0008】そして、上記内壁H1 とエンジンE及び減
速機13との接合部にシール部材6Aを配設するととも
に、この内壁H1 とハウジング本体2との間にもシール
部材6Bを配設することによって、ハウジングH内を外
気に対して隔離していた。
速機13との接合部にシール部材6Aを配設するととも
に、この内壁H1 とハウジング本体2との間にもシール
部材6Bを配設することによって、ハウジングH内を外
気に対して隔離していた。
【0009】ところで、この種のベルト式変速装置の場
合、エンジンの側方に配設されることから、エンジンと
ベルト式変速装置からなる駆動ユニットは非常に幅が広
くなるが、車両に搭載した際に、乗員の搭乗姿勢との関
係で幅は極力小さい方が良い。
合、エンジンの側方に配設されることから、エンジンと
ベルト式変速装置からなる駆動ユニットは非常に幅が広
くなるが、車両に搭載した際に、乗員の搭乗姿勢との関
係で幅は極力小さい方が良い。
【0010】さらに、上述のような場合、シール部材が
ハウジングの内壁とエンジン及び減速機との間、および
内壁とハウジング本体との間に必要となるため、組立て
が煩雑になるとともに、部品点数が増加することから、
作業工数が増加するとともに製造コストを上昇させるこ
とになる。
ハウジングの内壁とエンジン及び減速機との間、および
内壁とハウジング本体との間に必要となるため、組立て
が煩雑になるとともに、部品点数が増加することから、
作業工数が増加するとともに製造コストを上昇させるこ
とになる。
【0011】また、軽量化のため、ハウジング内壁およ
びハウジング本体を樹脂製とした場合、アルミダイキャ
スト製に比べて剛性が低いことに起因して、シール部材
は弾性率の高い(弾性の大きい)、例えばスポンジ状の
Oリング等を用いて、シール効果を維持しているが、時
間の経過とともにこのOリング等の弾性作用が低下して
しまい、定期的にシール部材の交換作業が必要となる。
びハウジング本体を樹脂製とした場合、アルミダイキャ
スト製に比べて剛性が低いことに起因して、シール部材
は弾性率の高い(弾性の大きい)、例えばスポンジ状の
Oリング等を用いて、シール効果を維持しているが、時
間の経過とともにこのOリング等の弾性作用が低下して
しまい、定期的にシール部材の交換作業が必要となる。
【0012】また、ハウジング本体を樹脂製で形成した
場合に、その取付力を大きくするとハウジング本体を変
形させる無用な応力が作用し、一方、取付力が小さすぎ
ると、ハウジング本体がエンジン等の振動に共振して騒
音を発することになる。
場合に、その取付力を大きくするとハウジング本体を変
形させる無用な応力が作用し、一方、取付力が小さすぎ
ると、ハウジング本体がエンジン等の振動に共振して騒
音を発することになる。
【0013】この種の関連の先行技術として、特開昭5
6−31887号等がある。
6−31887号等がある。
【0014】本発明は、このような状況に鑑みおこなわ
れたもので、駆動ユニットの幅を小さくすると共に、部
品点数が少なく構造の簡単な且つシール性の点で優れ
た、しかも取付された状態で共振して騒音を発すること
のない、ベルト式変速装置のハウジング構造を提供する
ことを目的とする。
れたもので、駆動ユニットの幅を小さくすると共に、部
品点数が少なく構造の簡単な且つシール性の点で優れ
た、しかも取付された状態で共振して騒音を発すること
のない、ベルト式変速装置のハウジング構造を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本請求項1記載の発明に
かかる車両用ベルト式変速機のハウジング構造は、エン
ジンから延設された駆動軸上に配設されるとともにピッ
チ径が可変になった駆動プーリと、駆動ベルトを介して
上記駆動プーリにより駆動されるとともにピッチ径が可
変になった被駆動プーリとを具備したベルト式変速機構
を、エンジン及び減速機の側方に、外気と隔壁するべく
配置するとともに、冷却ファンによって強制冷却するた
めに、吸気口から外気を導入し、排気口から熱を吸収し
た空気を外部へ排出するべく配置した車両用ベルト式変
速装置のハウジング構造であって、上記エンジン及び減
速機のハウジング側の壁を一体に形成すると共にハウジ
ングの内壁として利用し、この内壁に、ハウジング側に
突出した取着用リブを全周にわたり周設するとともに、
この取着用リブの全周に、断面U字状の弾性部材からな
るシール部材を介して、該シール部材を収容する断面U
字状の取着溝を周縁に有する樹脂製のハウジング本体
を、上記内壁に基端が固定された弾性体からなる押圧部
材の自由端部で、上記シール部材が弾性変形域の範囲で
変形するよう押圧することによって、ハウジング本体が
上記内壁に弾性保持された状態で装着されたことを特徴
とする。
かかる車両用ベルト式変速機のハウジング構造は、エン
ジンから延設された駆動軸上に配設されるとともにピッ
チ径が可変になった駆動プーリと、駆動ベルトを介して
上記駆動プーリにより駆動されるとともにピッチ径が可
変になった被駆動プーリとを具備したベルト式変速機構
を、エンジン及び減速機の側方に、外気と隔壁するべく
配置するとともに、冷却ファンによって強制冷却するた
めに、吸気口から外気を導入し、排気口から熱を吸収し
た空気を外部へ排出するべく配置した車両用ベルト式変
速装置のハウジング構造であって、上記エンジン及び減
速機のハウジング側の壁を一体に形成すると共にハウジ
ングの内壁として利用し、この内壁に、ハウジング側に
突出した取着用リブを全周にわたり周設するとともに、
この取着用リブの全周に、断面U字状の弾性部材からな
るシール部材を介して、該シール部材を収容する断面U
字状の取着溝を周縁に有する樹脂製のハウジング本体
を、上記内壁に基端が固定された弾性体からなる押圧部
材の自由端部で、上記シール部材が弾性変形域の範囲で
変形するよう押圧することによって、ハウジング本体が
上記内壁に弾性保持された状態で装着されたことを特徴
とする。
【0016】しかして、このように構成された車両用ベ
ルト式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジング
の内壁は、エンジン及び減速機のハウジング側の壁を共
用しているため、駆動ユニットの幅を小さくでき、且
つ、部品点数が減少する。さらに、この壁の剛性が高い
ため、ハウジング全体の剛性を高めることができる。こ
のため、製造コストを削減することができるとともに、
ハウジングから発生する騒音を低減させることができ
る。
ルト式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジング
の内壁は、エンジン及び減速機のハウジング側の壁を共
用しているため、駆動ユニットの幅を小さくでき、且
つ、部品点数が減少する。さらに、この壁の剛性が高い
ため、ハウジング全体の剛性を高めることができる。こ
のため、製造コストを削減することができるとともに、
ハウジングから発生する騒音を低減させることができ
る。
【0017】しかも、ハウジング本体も、その周縁がU
字状の断面に形成されているため、剛性が高く、また、
エンジン及び減速機に対して弾性保持された状態で装着
されているため、エンジン及び減速機に共振し難くな
り、ハウジング部分から発生する騒音を可及的に低減で
きる。
字状の断面に形成されているため、剛性が高く、また、
エンジン及び減速機に対して弾性保持された状態で装着
されているため、エンジン及び減速機に共振し難くな
り、ハウジング部分から発生する騒音を可及的に低減で
きる。
【0018】また、シール部材として、断面U字状の弾
性部材を用い、且つこのシール部材をハウジング本体側
に突出した取着用リブに装着するように構成されている
ため、従来の所謂「Oリング」を溝内に装着するのに比
べて、シール部材の上記取着用リブへの自己保持機能が
高いため、上記取着用リブにシール部材を取着しても該
シール部材はそのままの状態を維持することから、ハウ
ジング本体の装着時の組立が極めて容易に、且つ迅速に
おこなうことができる。
性部材を用い、且つこのシール部材をハウジング本体側
に突出した取着用リブに装着するように構成されている
ため、従来の所謂「Oリング」を溝内に装着するのに比
べて、シール部材の上記取着用リブへの自己保持機能が
高いため、上記取着用リブにシール部材を取着しても該
シール部材はそのままの状態を維持することから、ハウ
ジング本体の装着時の組立が極めて容易に、且つ迅速に
おこなうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】また、請求項1記載の発明にかか
る車両用ベルト式変速装置のハウジング構造を、本請求
項2記載の発明の如く、前記押圧部材が、一端に鍔が形
成された円筒体と、この円筒体の筒内に上記鍔がボルト
頭部側になるよう挿着して該円筒体を前記内壁に取着す
るボルトとから構成されるとともに、前記内壁の、ハウ
ジング本体が装着された状態において前記取着用リブの
外方になる位置に、上記ボルトの先端を螺着するための
取付穴を複数形成し、該ボルトを取付穴に螺着すること
により、上記鍔が、ハウジング本体を上記取着用リブ側
に押圧して保持するよう構成されているとよい。かかる
場合には、信頼性の高い且つ安価に実施可能な構成とな
り、また、ハウジング本体自体の構成を簡単にすること
ができる。
る車両用ベルト式変速装置のハウジング構造を、本請求
項2記載の発明の如く、前記押圧部材が、一端に鍔が形
成された円筒体と、この円筒体の筒内に上記鍔がボルト
頭部側になるよう挿着して該円筒体を前記内壁に取着す
るボルトとから構成されるとともに、前記内壁の、ハウ
ジング本体が装着された状態において前記取着用リブの
外方になる位置に、上記ボルトの先端を螺着するための
取付穴を複数形成し、該ボルトを取付穴に螺着すること
により、上記鍔が、ハウジング本体を上記取着用リブ側
に押圧して保持するよう構成されているとよい。かかる
場合には、信頼性の高い且つ安価に実施可能な構成とな
り、また、ハウジング本体自体の構成を簡単にすること
ができる。
【0020】また、請求項1又は2記載の発明にかかる
車両用ベルト式変速装置のハウジング構造を、本請求項
3記載の発明の如く、前記シール部材がスポンジ状の弾
性部材で構成されていると、組立時に自己保持性が良く
しかも安価に実施可能な構成となる。
車両用ベルト式変速装置のハウジング構造を、本請求項
3記載の発明の如く、前記シール部材がスポンジ状の弾
性部材で構成されていると、組立時に自己保持性が良く
しかも安価に実施可能な構成となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる車両用ベルト
式変速機のハウジング構造を図面を参照しながら説明す
る。この実施例では騎乗型四輪不整地走行車に搭載した
場合を例に挙げて説明する。
式変速機のハウジング構造を図面を参照しながら説明す
る。この実施例では騎乗型四輪不整地走行車に搭載した
場合を例に挙げて説明する。
【0022】図1は本発明の実施例にかかる車両用ベル
ト式変速機のハウジング構造を示す平断面図、図2はハ
ウジングの内壁を形成するエンジン及び減速機のハウジ
ング側の壁面の構成を示す側面図である。
ト式変速機のハウジング構造を示す平断面図、図2はハ
ウジングの内壁を形成するエンジン及び減速機のハウジ
ング側の壁面の構成を示す側面図である。
【0023】図において、1はエンジン及び減速機のハ
ウジング側の壁(ハウジングの内壁を構成する壁)、2
はハウジング本体、3は駆動プーリ、4は被駆動プー
リ、5はエンジンのクランクシャフトである。
ウジング側の壁(ハウジングの内壁を構成する壁)、2
はハウジング本体、3は駆動プーリ、4は被駆動プー
リ、5はエンジンのクランクシャフトである。
【0024】上記エンジン及び減速機のハウジング側の
壁1は、この実施例の場合、アルミダイキャストによっ
て一体に構成され、この壁1には、図1に図示するよう
にハウジング本体2側に取着用リブ1Aが突出するよ
う、図2に図示する如く該壁1の周囲に周設されてい
る。この取着用リブ1Aは、本実施例の場合には、その
先端面が同一レベルに構成されている。そして、図2に
図示する如く、取着用リブ1Aの外方には、取着用リブ
1Aの周縁に沿って適宜間隔で複数個の取付穴8が配設
されている。この取付穴8は、後述するハウジング本体
2を取り付けるための穴で、この取付穴8の内周面には
後述する取付ボルト7C(図3参照)のおねじ部分を螺
着するためのめねじが螺設されている。
壁1は、この実施例の場合、アルミダイキャストによっ
て一体に構成され、この壁1には、図1に図示するよう
にハウジング本体2側に取着用リブ1Aが突出するよ
う、図2に図示する如く該壁1の周囲に周設されてい
る。この取着用リブ1Aは、本実施例の場合には、その
先端面が同一レベルに構成されている。そして、図2に
図示する如く、取着用リブ1Aの外方には、取着用リブ
1Aの周縁に沿って適宜間隔で複数個の取付穴8が配設
されている。この取付穴8は、後述するハウジング本体
2を取り付けるための穴で、この取付穴8の内周面には
後述する取付ボルト7C(図3参照)のおねじ部分を螺
着するためのめねじが螺設されている。
【0025】そして、この取着用リブ1Aには、図3に
拡大して図示する如く、断面U字状のシール部材6が装
着される。このシール部材6は、この実施例では、内部
がスポンジ状で表面が滑らかになった弾性部材(CRス
ポンジゴム)によって構成され、概ね硬度HS20〜4
0(好ましくはHS30±5)程度の比較的柔らかいも
のが採用されている。また、このシール部材6は、上記
取着用リブ1Aに対応した長さを有する、全体が環状
(無端状)のもので構成され、上記取着用リブ1A(図
2参照)に取着された状態で切れ目のない状態になる。
拡大して図示する如く、断面U字状のシール部材6が装
着される。このシール部材6は、この実施例では、内部
がスポンジ状で表面が滑らかになった弾性部材(CRス
ポンジゴム)によって構成され、概ね硬度HS20〜4
0(好ましくはHS30±5)程度の比較的柔らかいも
のが採用されている。また、このシール部材6は、上記
取着用リブ1Aに対応した長さを有する、全体が環状
(無端状)のもので構成され、上記取着用リブ1A(図
2参照)に取着された状態で切れ目のない状態になる。
【0026】そして、図1に示す上記ハウジング本体2
の周縁には、図3に拡大して図示するように、上記シー
ル部材6を収容する断面U字状の取着溝2Aが周設さ
れ、この取着溝2Aは、上記取着用リブ1Aと同じ位置
関係になるよう構成されている。また、取着溝2Aの外
方には、上記壁1に設けられた取付穴8に対応した位置
に、ハウジング本体2を取付けるための穴2eを備えた
取付用ボス2Eが設けられている。
の周縁には、図3に拡大して図示するように、上記シー
ル部材6を収容する断面U字状の取着溝2Aが周設さ
れ、この取着溝2Aは、上記取着用リブ1Aと同じ位置
関係になるよう構成されている。また、取着溝2Aの外
方には、上記壁1に設けられた取付穴8に対応した位置
に、ハウジング本体2を取付けるための穴2eを備えた
取付用ボス2Eが設けられている。
【0027】そして、このハウジング本体2は、シール
部材6を介して、図3に図示する如き、押圧部材7によ
って上記壁1側に隙間Sが形成されるよう浮かせた状態
で弾性保持するよう取着される。
部材6を介して、図3に図示する如き、押圧部材7によ
って上記壁1側に隙間Sが形成されるよう浮かせた状態
で弾性保持するよう取着される。
【0028】つまり、この押圧部材7は、図3に図示す
るように、上端に鍔7aが形成されたゴム等の弾性体か
らなる円筒体7Aによって構成されている。この円筒体
7Aの穴には金属製のカラー7Bが一体的に内装され、
カラー7B内部には金属製の取付ボルト7Cが挿着さ
れ、また、上記円筒体7Aと取付ボルト7Cの間にはワ
ッシャ7Dが介装されるている。
るように、上端に鍔7aが形成されたゴム等の弾性体か
らなる円筒体7Aによって構成されている。この円筒体
7Aの穴には金属製のカラー7Bが一体的に内装され、
カラー7B内部には金属製の取付ボルト7Cが挿着さ
れ、また、上記円筒体7Aと取付ボルト7Cの間にはワ
ッシャ7Dが介装されるている。
【0029】なお、図1において、9は外気をハウジン
グH内に吸気するための吸気口、10はハウジングH内
から外気を排出するための排気口、11は外気を吸い込
むための遠心式の冷却ファン、12は被駆動プーリ4と
一体的に回転する変速装置の出力軸、13はエンジンE
と一体的に構成され上記出力軸12から伝達された動力
を減速する減速機、14はエンジンEのシリンダ、15
はエンジンEのピストンである。
グH内に吸気するための吸気口、10はハウジングH内
から外気を排出するための排気口、11は外気を吸い込
むための遠心式の冷却ファン、12は被駆動プーリ4と
一体的に回転する変速装置の出力軸、13はエンジンE
と一体的に構成され上記出力軸12から伝達された動力
を減速する減速機、14はエンジンEのシリンダ、15
はエンジンEのピストンである。
【0030】しかして、上述のように構成された車両用
ベルト式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジン
グ本体2のエンジンE側への取着に際し、図3に図示す
るハウジング本体2の取着用ボス2Eの穴2eに、押圧
部材7である円筒体7Aと上記カラー7Bを前もって装
着する。次に、壁1の取着用リブ1Aに、図3に図示す
るように、上記シール部材6を装着する。この際、シー
ル部材6を取着用リブ1Aに装着してゆくと、該シール
部材6自身の弾性作用により、該取着用リブ1Aに自己
保持される。従って、作業者は、熟練者でなくとも、簡
単に且つ迅速にシール部材6を取着用リブ1Aに装着し
てゆくことができる。
ベルト式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジン
グ本体2のエンジンE側への取着に際し、図3に図示す
るハウジング本体2の取着用ボス2Eの穴2eに、押圧
部材7である円筒体7Aと上記カラー7Bを前もって装
着する。次に、壁1の取着用リブ1Aに、図3に図示す
るように、上記シール部材6を装着する。この際、シー
ル部材6を取着用リブ1Aに装着してゆくと、該シール
部材6自身の弾性作用により、該取着用リブ1Aに自己
保持される。従って、作業者は、熟練者でなくとも、簡
単に且つ迅速にシール部材6を取着用リブ1Aに装着し
てゆくことができる。
【0031】このように、取着用リブ1Aへのシール部
材6の装着が完了すると、装着したシール部材6が、図
3に図示するように、ハウジング本体2の周縁に形成さ
れた断面U字状の取着溝2Aに収容されるよう、図1に
図示する如く、上記壁1の側方からハウジング本体2を
装着する。このようにハウジング本体2の装着が完了す
ると、図3に図示するように、壁1に形成されている各
取付穴8に、押圧部材7の鍔7aがハウジング本体2を
壁1側に押圧するように、それぞれ取付ボルト7Cを螺
着してゆく。この際、押圧部材7の基端と一致している
カラー7Bの先端(図3において下端)が壁1に当接す
るまで、取付ボルト7Cを規定トルクで一杯にねじ込
む。
材6の装着が完了すると、装着したシール部材6が、図
3に図示するように、ハウジング本体2の周縁に形成さ
れた断面U字状の取着溝2Aに収容されるよう、図1に
図示する如く、上記壁1の側方からハウジング本体2を
装着する。このようにハウジング本体2の装着が完了す
ると、図3に図示するように、壁1に形成されている各
取付穴8に、押圧部材7の鍔7aがハウジング本体2を
壁1側に押圧するように、それぞれ取付ボルト7Cを螺
着してゆく。この際、押圧部材7の基端と一致している
カラー7Bの先端(図3において下端)が壁1に当接す
るまで、取付ボルト7Cを規定トルクで一杯にねじ込
む。
【0032】そして、この状態で、ハウジング本体2
は、ハウジングの内壁を形成する壁1に対して、上記シ
ール部材6と押圧部材7の自由端部となる鍔7aによ
り、弾性保持された状態で装着されることになる。
は、ハウジングの内壁を形成する壁1に対して、上記シ
ール部材6と押圧部材7の自由端部となる鍔7aによ
り、弾性保持された状態で装着されることになる。
【0033】そして、この状態では、ハウジング本体2
の取着溝2Aと取着用リブ1Aとの間には、取着用リブ
1Aの方向(図3において上下方向)及びその直角方向
(幅方向;図3において左右方向)にも弾性変形して接
触したシール部材6が存在するため、完璧な密閉性能が
得られることになる。また、仮にシール部材6の弾性が
経年変化により低下しても、上述のように取着用リブ1
Aの方向及びその直角方向においても接触しているた
め、なおこの状態においてもシール性を維持することが
できる。また、この構成では、図4の構造の場合に比べ
て、シール部分は、ハウジング本体2と壁1との接合面
の1箇所のみでよく、且つシール効果に関して信頼性も
高い。
の取着溝2Aと取着用リブ1Aとの間には、取着用リブ
1Aの方向(図3において上下方向)及びその直角方向
(幅方向;図3において左右方向)にも弾性変形して接
触したシール部材6が存在するため、完璧な密閉性能が
得られることになる。また、仮にシール部材6の弾性が
経年変化により低下しても、上述のように取着用リブ1
Aの方向及びその直角方向においても接触しているた
め、なおこの状態においてもシール性を維持することが
できる。また、この構成では、図4の構造の場合に比べ
て、シール部分は、ハウジング本体2と壁1との接合面
の1箇所のみでよく、且つシール効果に関して信頼性も
高い。
【0034】そして、かかる状態において、エンジンE
側から振動が伝達されても、ハウジング本体2は、シー
ル部材6と押圧部材7により壁1に対して浮かせた状態
で弾性的に取り付けられているので、振動が著しく減衰
した状態でハウジング本体2に伝達され、又ハウジング
本体2自体が周縁に上記取着溝2Aが形成されて高い剛
性を有しており、且つ高い剛性を具備した壁1に取着さ
れるため、ハウジング本体2自体が振動することなく、
該ハウジング本体2から殆ど騒音を発することはない。
側から振動が伝達されても、ハウジング本体2は、シー
ル部材6と押圧部材7により壁1に対して浮かせた状態
で弾性的に取り付けられているので、振動が著しく減衰
した状態でハウジング本体2に伝達され、又ハウジング
本体2自体が周縁に上記取着溝2Aが形成されて高い剛
性を有しており、且つ高い剛性を具備した壁1に取着さ
れるため、ハウジング本体2自体が振動することなく、
該ハウジング本体2から殆ど騒音を発することはない。
【0035】そして、この実施例にかかる車両用ベルト
式変速装置のハウジング構造の場合、エンジンの壁1を
ハウジングHの内壁に利用しているため、図1に図示す
るように、エンジンとベルト式変速装置とを合わせて幅
寸法を可及的に小さくすることができる。
式変速装置のハウジング構造の場合、エンジンの壁1を
ハウジングHの内壁に利用しているため、図1に図示す
るように、エンジンとベルト式変速装置とを合わせて幅
寸法を可及的に小さくすることができる。
【0036】
【発明の効果】しかして、本発明にかかる車両用ベルト
式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジングはエ
ンジンの壁面を利用した内壁とハウジング本体のみで構
成されるため、部品点数の少なく、しかも、シール部材
が3つの面で取着用リブとハウジング本体との間をシー
ルするため、高いシール性能が得られる。
式変速装置のハウジング構造によれば、ハウジングはエ
ンジンの壁面を利用した内壁とハウジング本体のみで構
成されるため、部品点数の少なく、しかも、シール部材
が3つの面で取着用リブとハウジング本体との間をシー
ルするため、高いシール性能が得られる。
【0037】しかも、上述のように、ハウジングが高い
剛性を有するとともに、シール部材及び押圧部材とによ
って弾性保持された状態で装着されるため、エンジンに
共振して大きな騒音を発するようなこともない。
剛性を有するとともに、シール部材及び押圧部材とによ
って弾性保持された状態で装着されるため、エンジンに
共振して大きな騒音を発するようなこともない。
【図1】 本発明の実施例にかかる車両用ベルト式変速
機のハウジング構造を示す平断面図である。
機のハウジング構造を示す平断面図である。
【図2】 ハウジングの内壁を形成するエンジンのハウ
ジング側の壁面の構成を示す側面図である。
ジング側の壁面の構成を示す側面図である。
【図3】 ハウジング本体のエンジンの壁面側への取付
部分の構成を示す部分拡大図である。
部分の構成を示す部分拡大図である。
【図4】 従来の車両用ベルト式変速装置のハウジング
構造を示す図1に対応する平断面図である。
構造を示す図1に対応する平断面図である。
1…壁(エンジンのハウジング側の壁面) 1A…取着用リブ 2…ハウジング本体 2A…取着溝 3…駆動プーリ 4…被駆動プーリ 5…クランクシャフト 6…シール部材 7…押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/06 F02B 61/06 F02B 77/00
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンから延設された駆動軸上に配設
されるとともにピッチ径が可変になった駆動プーリと、
駆動ベルトを介して上記駆動プーリにより駆動されると
ともにピッチ径が可変になった被駆動プーリとを具備し
たベルト式変速機構を、エンジン及び減速機の側方に、
外気と隔壁するべく配置するとともに、冷却ファンによ
って強制冷却するために、吸気口から外気を導入し、排
気口から熱を吸収した空気を外部へ排出するべく配置し
た車両用ベルト式変速装置のハウジング構造であって、 上記エンジン及び減速機のハウジング側の壁を一体に形
成すると共にハウジングの内壁として利用し、この内壁
に、ハウジング側に突出した取着用リブを全周にわたり
周設するとともに、この取着用リブの全周に、断面U字
状の弾性部材からなるシール部材を介して、該シール部
材を収容する断面U字状の取着溝を周縁に有する樹脂製
のハウジング本体を、上記内壁に基端が固定された弾性
体からなる押圧部材の自由端部で、上記シール部材が弾
性変形域の範囲で変形するよう押圧することによって、
ハウジング本体が上記内壁に弾性保持された状態で装着
されたことを特徴とする車両用ベルト式変速装置のハウ
ジング構造。 - 【請求項2】 前記押圧部材が、一端に鍔が形成された
円筒体と、この円筒体の筒内に上記鍔がボルト頭部側に
なるよう挿着して該円筒体を前記内壁に取着するボルト
とから構成されるとともに、前記内壁の、ハウジング本
体が装着された状態において前記取着用リブの外方にな
る位置に、上記ボルトの先端を螺着するための取付穴を
複数形成し、該ボルトを取付穴に螺着することにより、
上記鍔が、ハウジング本体を上記取着用リブ側に押圧し
て保持するよう構成されていることを特徴とする請求項
1記載の車両用ベルト式変速装置のハウジング構造。 - 【請求項3】 前記シール部材がスポンジ状の弾性部材
で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
の車両用ベルト式変速装置のハウジング構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298492A JP3029016B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 車両用ベルト式変速機のハウジング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298492A JP3029016B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 車両用ベルト式変速機のハウジング構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10141081A JPH10141081A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3029016B2 true JP3029016B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17860416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8298492A Expired - Fee Related JP3029016B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 車両用ベルト式変速機のハウジング構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029016B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3127037U (ja) | 2006-09-06 | 2006-11-16 | 株式会社野口ハードウェアー | 家具用把手 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP8298492A patent/JP3029016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3127037U (ja) | 2006-09-06 | 2006-11-16 | 株式会社野口ハードウェアー | 家具用把手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10141081A (ja) | 1998-05-26 |
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