JP3032099U - 表面固有抵抗の改善された気泡シート - Google Patents
表面固有抵抗の改善された気泡シートInfo
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- JP3032099U JP3032099U JP1996006055U JP605596U JP3032099U JP 3032099 U JP3032099 U JP 3032099U JP 1996006055 U JP1996006055 U JP 1996006055U JP 605596 U JP605596 U JP 605596U JP 3032099 U JP3032099 U JP 3032099U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】緩衝包装、断熱材等に用いる気泡緩衝体であっ
て、高い帯電防止性能を要求される気泡緩衝体に関する
ものである。 【構成】多数の凸部を有するキヤツプフイルムに平滑な
バツクフイルムを貼着し、凸部の表面にさらにもう一枚
平坦なライナーフイルムを貼着した表面固有抵抗の改善
された気泡シート。
て、高い帯電防止性能を要求される気泡緩衝体に関する
ものである。 【構成】多数の凸部を有するキヤツプフイルムに平滑な
バツクフイルムを貼着し、凸部の表面にさらにもう一枚
平坦なライナーフイルムを貼着した表面固有抵抗の改善
された気泡シート。
Description
【0001】
緩衝包装に用いる気泡緩衝体であって、高い帯電防止性能を要求される気泡緩 衝体に関するものである。
【0002】
多数の凸部を有するキヤツプフイルムに平滑なバツクフイルムを貼着してなる 気泡シートは、緩衝材として広く用いられている。
【0003】 これら気泡シートの主原料としてはポリオレフィン、特にポリエチレンが用い られてきた。
【0004】 上記ポリエチレンを原料とした気泡シートは、通常その表面固有抵抗が1016 Ω/□以上あり、非常に帯電し易く、被包装物がIC、トランジスタ等の電子部 品を多用している場合、その静電気によって破壊される恐れがあった。
【0005】 これらを解決する手段として原料たるポリエチレンにアミン系等の帯電防止剤 を適量添加して、その表面固有抵抗を低下させることは通常行われてきた。
【0006】
しかし、このような帯電防止剤を添加した気泡シートの場合、平坦なバツクフ イルムの場合はともかく、多数の凸部を有するキヤツプフイルムは、その多数の 凸部を有するという特徴ゆえに、 成形の過程において延伸されるため、分子の鎖が配向しているため、帯電防 止剤の湧出が阻害される。 成形の過程において延伸されるため、凸部の頂部のフイルム厚が薄くなり、 帯電防止剤の絶対含有量が低下する。 凸部が存在することにより、被包装物に接触する部分が凸部の頂部のみとな り、接触面積が低下することにより、抵抗値が増大する。
【0007】
考案者はこれら3つの問題を解決するものとして本考案を完成した。図1を用 いて以下に説明する。
【0008】
【図1】
【0009】 図1は、本考案による気泡シートの1実施例の斜視図であって、1は気泡緩衝 体、2はキヤツプフイルム、3はバツクフイルム、4はライナーフイルム、5は 空気室、Dは空気室の直径、Hは空気室の高さである。
【0010】 図1に示す空気室5は一般的な形状の円筒形で、空気室の高さHは2及至20 mmの範囲に、空気室の直径Dは3内至50mmの範囲にある。 しかし、本願考案の気泡シートの形状はこれに限定されるものではなく、例え ば、空気室5の形状はさらに大粒であってもよいし、その形状も、直方体等の形 状を有していてもかまわない。
【0011】 図1に示すように、多数の凸部を有するキヤツプフイルム2に平滑なバツクフ イルム3を貼着して、さらにキヤツプフイルム2の頂部にライナーフイルム4を 貼着することにより、前出の3つの問題点を解決するものである。
【0012】 ライナーフイルム4が存在することにより、本考案気泡シートは両側に平滑な 面を有することになる。このことによって、3つの課題はそれぞれ、 一般的に本考案の様な3層構造の気泡シートであれば、キヤツプフイルム2 とバツクフイルム3を熱融着の後にライナーフイルム4をキヤツプフイルム2の 頂部に熱融着せしめる。この場合ライナーフイルム4は延伸されていないので、 帯電防止剤の湧出は阻害されない。 上記の如くライナーフイルム4は延伸によって薄くなることはないので帯電 防止剤の絶対含有量は低下しない。 ライナーフイルム4は平坦であるため、被包装物に密着し接触面積が低下し ないため、抵抗値は増加しない。 以上のように解決される。
【0013】
【図2】
【0014】 本考案気泡シートの素材としては、合成樹脂であればどのようなものを用いて もよいが、先に述べたようにポリオレフィン、特にポリエチレンが好ましい。 この場合、ライナーフイルム4はポリエチレンの中でもLDPEを60〜10 0%含有することが好ましい。LDPEはHDPEやL−LDPEに比べ帯電防 止剤の湧出が容易になされるためであり、もしLDPEの含有量が40%以下で あれば、帯電防止剤の湧出が阻害されるおそれがあるが、図2の如くライナーフ イルム4の厚みAは、キヤツプフイルム2とバツクフイルム3の合成厚みB部に 比べ薄くなるために帯電防止剤の絶対湧出量が低下する為好ましくない。
【0015】 本考案気泡シートに用いる帯電防止剤としては、イオン系、ノニオン系のどち らを用いてもかまわないが、取扱い、入手の容易なノニオン系が一般的である。 ノニオン系の帯電防止剤としては、アミン系、モノグリセライト系、アルコー ル系、アマイド系等があるが、どのようなものを用いてもかまわない。
【0016】
本考案気泡シートは、多数の凸部を有するキヤツプフイルム2に平滑なバツク フイルム3を貼着して、さらにキヤツプフイルム2の頂部にライナーフイルム4 を貼着することにより、前出の3つの問題点を解決するものである。
【0017】
空気室の高さH=4mm、空気室の直径D=10mmの3層の気泡シートを得 た。材質はポリエチレンでその重さは80g/平方メートルであり、アミン系帯 電防止剤を4000ppm添加した。
【0018】
空気室の高さH=4mm、空気室の直径D=10mmの従来の2層の気泡シー トを得た。材質はポリエチレンでその重さは80g/平方メートルであり、アミ ン系帯電防止剤を400ppm添加した。
【0019】
JIS K6911 5.13項に準拠して表面固有抵抗を測定した。その結 果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
表1に示すとおり、実施例はライナーフイルム層を設けることにより、粒の頂 部側の表面固有抵抗が比較例寄りも格段に向上した。
一般的に本考案の様な3層構造の気泡シートであれば、キヤツプフイルム2 とバツクフイルム3を熱融着の後にライナーフイルム4をキヤツプフイルム2の 頂部に熱融着せしめる。この場合ライナーフイルム4は延伸されていないので、 帯電防止剤の湧出は阻害されない。 上記の如くライナーフイルム4は延伸によって薄くなることはないので帯電 防止剤の絶対含有量は低下しない。 ライナーフイルム4は平坦であるため、被包装物に密着し接触面積が低下し ないため、抵抗値は増加しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案気泡緩衝体の1実施例の斜視図である。
【図2】本考案気泡緩衝体の1実施例の断面図である。
1 気泡緩衝体 2 キヤツプフイルム 3 バツクフイルム 4 ライナーフイルム 5 空気室 D 空気室の直径 H 空気室の高さ
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の凸部を有するキヤツプフイルムに
平滑なバツクフイルムを貼着し、凸部の表面にさらにも
う一枚平坦なライナーフイルムを貼着してなる気泡シー
トにおいて、その外部両面の表面固有抵抗が1011Ω/
□以下に改善されたことを特徴とする気泡シート。 - 【請求項2】 上記ライナーフイルムの組成がLDPE
を60〜100%含有することを特徴とする、請求項1
記載の気泡シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996006055U JP3032099U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 表面固有抵抗の改善された気泡シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996006055U JP3032099U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 表面固有抵抗の改善された気泡シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3032099U true JP3032099U (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=43167025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996006055U Expired - Lifetime JP3032099U (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 表面固有抵抗の改善された気泡シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3032099U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200483600Y1 (ko) * | 2016-10-19 | 2017-06-05 | 대영합성 주식회사 | 포장용 에어 캡 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP1996006055U patent/JP3032099U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200483600Y1 (ko) * | 2016-10-19 | 2017-06-05 | 대영합성 주식회사 | 포장용 에어 캡 |
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