JP3052811U - 指 輪 - Google Patents
指 輪Info
- Publication number
- JP3052811U JP3052811U JP1998002428U JP242898U JP3052811U JP 3052811 U JP3052811 U JP 3052811U JP 1998002428 U JP1998002428 U JP 1998002428U JP 242898 U JP242898 U JP 242898U JP 3052811 U JP3052811 U JP 3052811U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shape
- joint
- tenon
- decorative
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】装飾性が高く、かつ、視覚障害の有無に拘わら
ず、我が国の伝統的な木造建築技術である「継手」の技
術を、容易に学習できる指輪を提供する。 【解決手段】指に装着されるリング部2に設けられる装
飾部3が、木造建築物で用いられるいずれかの継手のほ
ぞ又はほぞ穴の形成部の形状と略同形状に形成されてい
る。従って、使用者の視野に入る機会が多いと共に、装
飾部3が凹凸を有しているため、視覚だけでなく触覚に
よっても木造建築技術の継手のほぞ又はほぞ穴の形状を
観察し、学習することが可能である。
ず、我が国の伝統的な木造建築技術である「継手」の技
術を、容易に学習できる指輪を提供する。 【解決手段】指に装着されるリング部2に設けられる装
飾部3が、木造建築物で用いられるいずれかの継手のほ
ぞ又はほぞ穴の形成部の形状と略同形状に形成されてい
る。従って、使用者の視野に入る機会が多いと共に、装
飾部3が凹凸を有しているため、視覚だけでなく触覚に
よっても木造建築技術の継手のほぞ又はほぞ穴の形状を
観察し、学習することが可能である。
Description
【0001】
本考案は指輪に関する。
【0002】
指輪としては、指に直接装着されるリング部のみからなるもの、該リング部か ら外方に突出する突状の装飾部を設けたもの、あるいは、該リング部に台座を設 け、この台座に装飾部としての宝石を固定したもの等が知られている。
【0003】
しかしながら、上記した従来の指輪は、概してファッション性ないしは装飾性 のみを考慮してデザインされているに過ぎない。他の機能、特に、指輪を見たり 触ったりすることだけで、我が国の木造建築技術を学習できるような機能を備え た指輪はない。
【0004】 指輪本来の機能以外の機能を備えた指輪としては、現在のところ、装飾部に時 計機能を備えたものが存在する程度である。もちろん、将来的にはコンピュータ 制御によるゲーム機能等を備えたものの出現も予想できるが、いずれにしても、 これらは、電子部品の小型化によって初めてもたらされるものであって、時計や ゲームをより簡易にあるいはより身近に利用するための技術であるに過ぎない。 すなわち、時計やゲームを小型化すること自体に主眼がおかれたもので、そこに おいては、指輪本来の機能であるファッション性を高めるという機能は無視され がちである。
【0005】 ところで、我が国の木造建築、特に寺社建築においては、柱を継ぎ足したり、 接合したりするために継手が用いられている。伝統的な木造建築物に用いられる 継手は、釘、ボルトなどをほとんど用いなくても、耐震性に優れた建物を建築で きるといった非常に優れた技術であるが、近年は次第に、かかる継手技術を用い た建築物がほとんど見られなくなっている。我が国の伝統的な継手技術を観察し 、あるいは学習するには、神社や寺などを巡るか、専門書などを繙くよりほかな く、一般人にとっては、かかる伝統的な継手技術を学習することが非常に困難と なっている。そればかりか、目に触れる機会が少なくなったため、それに興味を 抱くきっかけさえ持ちにくくなっているのが現状である。仮に、寺社などを巡っ て、既に係合し合って建築物の一部となっている継手を観察したとしても、係合 前にどのような形状をしていたのかを認識することは難しい。特に、視覚障害の ある者が、完成された建築物の一部となっている継手の表面を手指等で触れただ けでは、係合前の継手のほぞやほぞ穴の形成部を含めた全体の形状を把握するこ とは困難である。従って、専門家はもとより、一般人にとっても容易に木造建築 物における継手を観察し、学習できる手段の提案も望まれていた。 本考案は上記事情に鑑みなされたものである。
【0006】 なお、木造建築においては、例えば、「継手」を長さの突きつけつなぎ、「接 手」を切り組みしたもの、「仕口」をいくつかの手口で木工の部分や形を形成す るものと区別する説や、あるいは「継手」と「接手」を区別せず、「継手」と「 仕口」とを区別する説などがあるが、本明細書では、これらを含めて木造建築に おいて2以上の部材を連結するために用いられる全てのものを指して「継手」と いう。また、「ほぞ」とは、継手の一方に設けられる突起を、「ほぞ穴」とは、 継手の他方に設けられる、ほぞを差し込むための穴をいう。
【0007】
上記課題を解決するため本考案者が鋭意検討を重ねた結果、我が国の伝統的な 木造建築技術である「継手」のほぞ又はほぞ穴の形成部の形状が意匠的に極めて 優秀であり、指輪の装飾部にこのほぞ又はほぞ穴の形成部の形状を利用すると、 指輪のファッション性や装飾性を高めることができる一方で、併せて伝統的な「 継手」技術を、視覚障害の有無に拘わらず誰でも容易に観察し、学習することが できることを見出し、本考案を完成するに至った。
【0008】 すなわち、請求項1記載の本考案の指輪は、指に装着されるリング部と、該リ ング部に設けられる装飾部とを備えた指輪において、 前記装飾部が、木造建築物で用いられるいずれかの継手のほぞ又はほぞ穴の形 成部の形状と略同形状に形成され、前記リング部に1以上突設されていることを 特徴とする。 請求項2記載の本考案の指輪は、請求項1記載の指輪であって、前記リング部 の少なくとも底部の外周形状が平坦であることを特徴とする。 請求項3記載の本考案の指輪は、請求項2記載の指輪であって、前記リング部 の外周形状が略方形であることを特徴とする。 請求項4記載の本考案の指輪は、請求項1〜3のいずれか1に記載の指輪であ って、少なくとも前記装飾部を構成する材料が木材であることを特徴とする。
【0009】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳述する。本実施の形態にかかる 指輪1は、図1に示したように、リング部2と装飾部3とを有して構成される。
【0010】 リング部2は、内周形状が略円形で人の指に装着できるようになっていればよ く、その外周形状は何ら限定されるものではない。通常、外周形状も円形のもの が考えられるが、底部が平坦となるように形成することができる。このような外 周形状とすれば、本実施の形態の指輪1を指から外した際に、指輪1を机上など に立てた状態で装飾部3を観察することができる。また、図1及び図2に示した ように、略方形に形成することもできる。この場合には、底部21が平坦である ため、指から外して指輪1を立てた状態で観察できるという利点のほか、指輪1 のリング部2に対する通常の既成観念が円形であることから、リング部2自体に 高い意匠性を付与することができ、見る者の印象度をより強くすることができる 。
【0011】 装飾部3は、上記したリング部2の外周面から外方に突出するよう設けられて いる。装飾部3の形成数は限定されるものではなく、1種類であってもよいし、 2種類以上であってもよい。装飾部3は、木造建築物で用いられるいずれかの継 手のほぞ又はほぞ穴の形成部の形状と略同形状に形成される。すなわち、リング 部2の外周面には、継手の一方に形成されるほぞと略同形状の装飾部3が突設さ れているか、継手の他方に形成されるほぞ穴を穿った部分(ほぞ穴の形成部)と 略同形状の装飾部3が突設されている。使用可能な継手のほぞ又はほぞ穴の形成 部の形状は限定されるものではなく、木造建築技術で知られている継手として採 用されているものであればいかなるものであってもよい。
【0012】 例えば、図1に示したような四方蟻形ほぞ継ぎのほぞ穴の形成部の形状と略同 形状のものを採用することもできるし、その他、図2に示したように、平掛け込 継ぎのほぞ(又は、対称に形成されるほぞ穴の形成部)の形状と略同形状のもの 、図3に示したように、十文字継ぎのほぞの形状と略同形状のもの、図4に示し たように、四方蟻形ほぞ継ぎのほぞの形状と略同形状のもの等を装飾部3として 採用することができる。
【0013】 ここで、上記したリング部2と装飾部3の材料としては、金属、合成樹脂、木 材等を採用することができるが、少なくとも装飾部3は、木造建築技術における 実際の継手により近い触感が得られることから木材から形成することが好ましい 。もちろん、例えば、リング部2を金属から形成し、装飾部3を木材から形成す るというように、異種の材料の組み合わせであってもよい。また、リング部2と 装飾部3を別体に形成し、接着剤等で接合したり、溶接したりすることも可能で あるが、両者を木材から形成する場合には、リング部2と装飾部3を一体的に加 工すると加工上便利であると共に、装飾部3がリング部2から外れてしまうこと もない。なお、リング部2及び装飾部3は、色の種類を問うことなく、必要に応 じて任意に着色することもできる。
【0014】 本実施の形態にかかる指輪1は、通常の指輪と同様、リング部2を指にはめて 使用する。このため、装飾部3は、使用者の視野に入る機会が多い。従って、装 飾部3として採用されている木造建築技術の継手のほぞ又はほぞ穴の形状を観察 し、学習することが極めて容易である。また、ほぞ又はほぞ穴の形成部の形状と 略同形状であることから、この装飾部3は凹凸を有している。従って、視覚障害 のある者も(もちろん、視覚障害のない者も)、装飾部3を手指で触って触覚で 認識し、学習することができる。
【0015】 また、装飾部3は、我が国の木造建築物で用いられるいずれかの継手のほぞ又 はほぞ穴の形成部の形状と略同形状であることから、この指輪1を装着している だけで、外国人に対する日本文化の紹介に容易に役立てることもできる。
【0016】 さらに、例えば、上記した指輪1をはめている男女同士が、装飾部3同士を突 き合わせ、両者が係合し合う一対の継手を構成するものであるか否かにより、相 性占いとして用いたり、結婚式などにおいて、両者がはめている指輪1の装飾部 3同士を係合させる儀式などに利用することも可能である。もちろん、指輪1の 装飾部3を観察するだけでも継手技術の学習になるし、また、装飾部3同士が係 合し合って一対の継手を構成する2つの指輪1を揃えておけば、両者を係合させ たりすることで継手技術に関する理解をさらに深めることができるし、いわゆる ペアリングとしても好適である。
【0017】
請求項1に記載の本考案の指輪は、リング部に設けられる装飾部が、木造建築 物で用いられるいずれかの継手のほぞ又はほぞ穴の形成部の形状と略同形状に形 成されている。従って、装飾性が高いばかりでなく、視覚障害の有無に拘わらず 、我が国の伝統的な木造建築技術である「継手」の技術を、容易に観察し、学習 することが可能で、伝統技術の継承に資するという、指輪として新たな機能を持 たせることができる。 請求項2に記載の本考案の指輪は、リング部の少なくとも底部の外周形状が平 坦であるため、指に装着してない状態においても、机上などに立てた状態で装飾 部の形状を観察し、学習することができる。 請求項3に記載の本考案の指輪は、リング部の外周形状が略方形であることか ら、指に装着してない状態においても、机上などに立てた状態で装飾部の形状を 観察し、学習することができると共に、リング部自体に意匠的な意外性を持たせ ることができる。 請求項4に記載の本考案の指輪は、少なくとも装飾部を構成する材料が木材で あるため、実際の木造建築技術で用いられる「継手」の感触を体得することに資 する。
【図1】 図1は、本考案の一の実施の形態にかかる指
輪の概略斜視図である。
輪の概略斜視図である。
【図2】 図2は、他の例にかかる指輪を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
は平面図、(b)は正面図である。
【図3】 図3は、他の例にかかる指輪を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
は平面図、(b)は正面図である。
【図4】 図4は、他の例にかかる指輪を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
は平面図、(b)は正面図である。
1 指輪 2 リング部 3 装飾部
Claims (4)
- 【請求項1】 指に装着されるリング部と、該リング部
に設けられる装飾部とを備えた指輪において、 前記装飾部が、木造建築物で用いられるいずれかの継手
のほぞ又はほぞ穴の形成部の形状と略同形状に形成さ
れ、前記リング部に1以上突設されていることを特徴と
する指輪。 - 【請求項2】 請求項1記載の指輪であって、前記リン
グ部の少なくとも底部の外周形状が平坦であることを特
徴とする指輪。 - 【請求項3】 請求項2記載の指輪であって、前記リン
グ部の外周形状が略方形であることを特徴とする指輪。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1に記載の指輪
であって、少なくとも前記装飾部を構成する材料が木材
であることを特徴とする指輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998002428U JP3052811U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 指 輪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998002428U JP3052811U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 指 輪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3052811U true JP3052811U (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=43186916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998002428U Expired - Lifetime JP3052811U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 指 輪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3052811U (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP1998002428U patent/JP3052811U/ja not_active Expired - Lifetime
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |