JP3055904U - 内燃機関の点火コイル - Google Patents
内燃機関の点火コイルInfo
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁ケースの小型化と、1次コイルと1次端
子を接続する電線を短くし、電線の寿命を長くする。 【解決手段】 絶縁ケース中で硬化した絶縁樹脂層によ
り下部が固定される1次端子座(4)を貫通した2つの
1次端子(5,5)の下端部に1次コイルのボビン
(1′)の上端部に向いた2つの突出片(14,14)を形
成し、1次コイルのボビンの上端部には上記両突出片を
挟持する挟持部(15)を設け、上記挟持部により両突出
片を挟持して1次コイルのボビンの上端部に1次端子座
(4)を連結する。
子を接続する電線を短くし、電線の寿命を長くする。 【解決手段】 絶縁ケース中で硬化した絶縁樹脂層によ
り下部が固定される1次端子座(4)を貫通した2つの
1次端子(5,5)の下端部に1次コイルのボビン
(1′)の上端部に向いた2つの突出片(14,14)を形
成し、1次コイルのボビンの上端部には上記両突出片を
挟持する挟持部(15)を設け、上記挟持部により両突出
片を挟持して1次コイルのボビンの上端部に1次端子座
(4)を連結する。
Description
【0001】
この考案は、例えば自動車のエンジンの点火プラグにおいて、火花を発生させ るために点火プラグに高電圧を供給する内燃機関のモールド型点火コイルに関す る。
【0002】
モールド型点火コイルとして、図5に示すように、1次コイル(1)の外に2 次コイル(2)を同心状に嵌合して有底の絶縁ケース(3)に収容し、該ケース の底に開設された開口を1次コイルのボビン(1′)の下端部で塞ぐと共に、該 1次コイルのボビンの上端部に1次端子(5)を貫通保持した合成樹脂製の1次 端子座(4)を連結し、1次端子座を貫通した1次端子の下端部と1次コイルを 電気的に接続し、前記絶縁ケース中に絶縁樹脂を注型して充填し、硬化した絶縁 樹脂層(6)で1次コイルと2次コイル、及び1次端子座の下部を絶縁ケース内 に固定し、前記1次コイルのボビンの内周に閉磁路を構成する積層鉄心(7)の 一部を貫通させたものは従来から公知である。
【0003】
上記従来の点火コイルでは、1次コイルのボビン1′の上端部に1次端子座4 を連結するため、ボビン1′と、1次端子座4に、互いに相手に向いた雌雄嵌合 する嵌合部材11と12を突設し、両嵌合部材11,12を嵌合して連結してい た(図4参照)。このため、1次端子座4が貫通保持する1次端子5の下端部5 ′は、1次コイルの方に向けることができないので、1次コイルの巻線との接続 の作業性がよい1次コイルとは反対の方向に向けていた。従って、絶縁ケース3 には1次コイルとは反対の方向に向いた1次端子の下端部5′の収容部3′を設 ける必要があり、その分、点火コイルは大きくなる。更に絶縁樹脂層6中を通っ て1次コイルから1次端子の下端部に至る電線の距離は長くなり、絶縁樹脂層と 電線との熱膨張率の違いにより電線は繰返し荷重を受けて断線し、点火コイルは 比較的早期に寿命が尽きる。
【0004】
本考案は上述した問題点を解消するために開発されたもので、1次端子座(4 )を貫通した2つの1次端子(5,5)の下端部に1次コイルのボビン(1′) の上端部に向いた2つの突出片(14,14)を形成し、1次コイルのボビンの上端 部には上記両突出片を挟持する挟持部(15)を設け、上記挟持部により両突出片 を挟持して1次コイルのボビンの上端部に1次端子座(4)を連結したことを特 徴とする。
【0005】
1次コイル1の外に2次コイル2を同心状に嵌合して有底の絶縁ケース3に収 容し、該ケースの底に開設された開口を1次コイルのボビン1′の下端部で塞ぐ 。1次コイルのボビン1′は例えば合成樹脂などの電気的絶縁材にて一体的に形 成されている。1次コイルの外に同心状に配設された2次コイルのボビンも例え ば合成樹脂などの電気的絶縁材にて構成され、その外周には分割巻きするための 仕切りとして機能する複数の鍔が軸方向に間隔を保って設けてある。2次コイル のボビンには、例えば1次コイルと巻数比にして1:70〜1:120となる2 次コイルが分割巻きで巻回してある。絶縁ケース3の底に1次コイルと2次コイ ルを同心状に嵌合して立てると、1次コイルのボビンの鍔13を有する上端部が 2次コイルの上端から上に突出する。1次ボビンの上端は絶縁ケース3の開放し た上面と同レベルになっている。
【0006】 2つの1次端子5,5を貫通保持した合成樹脂製の1次端子座4の下部からは 1次コイルのボビンの上端部に向かって2つの1次端子5,5の下部が突出片1 4,14として突出する。この両突出片14,14を挟持して1次端子座4を1 次コイルのボビンの上端部に連結するため、1次コイルのボビンの鍔13の上に は両突出片14,14を挟持する挟持部15が一体に設けてある。
【0007】 上記両突出片14,14の平面形状は背中合せのL形で、1次端子座4の下部 から平行に突出する前向き部14a,14aと、前向き部14a,14aの前端 から互いに反対の方向に直角に向きを変える横向き部14b,14bからなる。
【0008】 このため挟持部15は、前向き部14a,14a間に進入して両突出片14, 14が接触するのを防ぐ仕切壁15aと、仕切壁15aの両側に形成され、前向 き部14a,14aと、前向き部に接続した一部の横向き部14b,14bを収 容する厚さの薄い2つの溝部15b,15bからなり、全体としてエ形断面形状 を有し、両突出片14,14を挟持部15で挟持した場合、横向き部14b,1 4bの先端部は挟持部の2つの溝部15b,15bから外に突出した露出部分1 4′,14′になる。
【0009】 従って、1次端子座の下部から突出する2つの突出片14,14を挟持部15 で挟持して1次コイルのボビンの上端部に1次端子座を連結したら、各突出片の 露出部14′,14′に1次コイルの巻き初めと、巻終りの電線をからげ、必要 ならば半田付けして1次コイルと1次端子を電気的に接続する。
【0010】 又、2次コイルの巻き終りの電線は、絶縁ケースの側壁に設けた筒形の高圧端 子座8に保持した高圧端子9に電気的に接続する。
【0011】 それから、絶縁ケース3内にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂からなる絶縁樹 脂を注型して充填し、硬化した絶縁樹脂層6で1次コイルと2次コイル、及び1 次端子座4の下部を絶縁ケース内に固定する。
【0012】 そして、閉磁路を構成する例えばC形の2つの積層鉄心7,7を向かい合わせ 、その一方の脚7a,7aを1次ボビン1′の内周に上下の各端部から挿入して 突き合わせ、必要ならば接着するか、図示のように凹凸嵌合で固定し、他方の脚 7b,7bは絶縁ケース3の外に沿わせ、エアギャップ7′を保って対向させる 。尚、絶縁ケース3の外には上記鉄心の他方の脚7b,7bを収容する筒部10 を設けておいてもよい。
【0013】
以上で明らかなように、本考案によれば1次端子座4に貫通保持され、その下 部から突出する2つの1次端子の突出片14,14は1次コイルのボビン1′の 上端部に向いているため、従来の1次コイルとは反対の方向に向いていた場合に 絶縁ケースに設けていた収容部3′は不要になり、点火コイルを小型化すること ができる。更に、この2つの1次端子の突出片14,14は、1次コイルのボビ ンの上端部に設けた挟持部15と協同して1次端子座を1次コイルのボビンの上 端部に連結する役目をする。 そして、1次コイルから1次端子に接続する電線の接続距離は非常に短くなる ため絶縁樹脂と電線との熱膨張率の違いにより断線が生じるまでの寿命を延ばす ことができる。
【図1】(A)は本考案の要部の組立て前の斜視図、
(B)は組立て状態の斜視図である。
(B)は組立て状態の斜視図である。
【図2】本考案の点火コイルの、一部を拡大して示した
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図3】図2のIII−III線での、一部を拡大して
示した断面図である。
示した断面図である。
【図4】従来の点火コイルの1次コイルと、1次端子座
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図5】従来の点火コイルの縦断側面図である。
1 1次コイル 1′ 1次コイルのボビン 2 2次コイル 3 底に開口を有する絶縁ケース 4 1次端子座 5 1次端子 6 絶縁樹脂層 7 閉磁路を構成する積層鉄心 14 1次端子の突出片 15 1次ボビンに設けた挟持部
Claims (2)
- 【請求項1】 1次コイル(1)の外に2次コイル
(2)を同心状に嵌合して有底の絶縁ケース(3)に収
容し、該ケースの底に開設された開口を1次コイルのボ
ビン(1′)の下端部で塞ぐと共に、該1次コイルのボ
ビンの上端部に1次端子(5)を貫通保持した合成樹脂
製の1次端子座(4)を連結し、1次端子座を貫通した
1次端子の下端部と1次コイルを電気的に接続し、前記
絶縁ケース中に絶縁樹脂を注型して充填し、硬化した絶
縁樹脂層(6)で1次コイルと2次コイル、及び1次端
子座の下部を絶縁ケース内に固定し、前記1次コイルの
ボビンの内周に閉磁路を構成する積層鉄心(7)の一部
を貫通させた内燃機関の点火コイルにおいて、前記1次
端子座(4)を貫通した2つの1次端子(5,5)の下
端部に1次コイルのボビン(1′)の上端部に向いた2
つの突出片(14,14)を形成し、1次コイルのボビンの
上端部には上記両突出片を挟持する挟持部(15)を設
け、上記挟持部により両突出片を挟持して1次コイルの
ボビンの上端部に1次端子座(4)を連結したことを特
徴とする内燃機関の点火コイル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の点火コイル
において、2つの1次端子の下端部に形成された2つの
突出片(14,14)の平面形状は背中合せのL形で、挟持
部(15)の外に露出する露出部分(14′,14′)を有
し、1次コイルの電線を上記露出部分(14′,14′)に
電気的に接続したことを特徴とする内燃機関の点火コイ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998005273U JP3055904U (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 内燃機関の点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998005273U JP3055904U (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 内燃機関の点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3055904U true JP3055904U (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=43189898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998005273U Expired - Lifetime JP3055904U (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | 内燃機関の点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3055904U (ja) |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP1998005273U patent/JP3055904U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |