JP3064357B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3064357B2
JP3064357B2 JP2223883A JP22388390A JP3064357B2 JP 3064357 B2 JP3064357 B2 JP 3064357B2 JP 2223883 A JP2223883 A JP 2223883A JP 22388390 A JP22388390 A JP 22388390A JP 3064357 B2 JP3064357 B2 JP 3064357B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像
記録装置に関するものである。
〔従来技術〕
複写機、プリンタ等の各種画像記録装置には色々の方
式のものが使用されている。例えば作像方式としては粉
体現像方式、熱転写印字方式、インクジェット印字方式
等があり、夫々の方式において白黒画像用とカラー画像
用とが使いわけられている。
従来の画像記録装置では夫々の方式の装置が個別に製
作されており、インクジェット印字方式と熱転写印字方
式を使いたい場合は少なくとも2台のプリンタを用意し
なければならない。更に白黒用のプリンタがある上にカ
ラー印字を求めるときはカラー印字用のプリンタを追加
的に準備するか、黒白とカラーに兼用できる装置に交換
しなければならない。従ってユーザーにとっては多くの
出費を要求されることになり、メーカーも多くの装置を
製造しなければならないという問題があった。
この問題を解決するために、本出願人は未だ公知では
ないが、電気制御装置及び機械的駆動装置を1つの基体
ユニットとし、各種方式の作像装置を夫々1つの作像ユ
ニットとし、基体ユニットと複数の作像ユニットとを並
べて組付けて任意の画像記録装置を構成することを提案
した。
作像ユニットは作像方式が異なると作像速度が異なる
ため、異なる方式の作像ユニットを並べて連結する場合
には遅い速度の方式に合わされなければならないという
問題がある。又両面画像の形成ができないという問題が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の問題点を解消し、部品の共通化を図
ることにより、各種の方式の画像記録装置を少ない費用
と少ないスペースで構成することを可能にし、しかも作
像方式の違いによる作像性能のずれを受けることなく各
作像装置を最大性能で利用でき、又必要によっては両面
画像形成を可能にする画像記録装置を提供することを課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を、画像情報信号及び各種情報
信号を制御する電気的制御装置を少なくとも格納した基
体ユニットと、画像情報信号に基づいて画像を形成する
各種画像形成方式のうちから任意に選択された方式に関
わる構成部材夫々を格納した複数の作像ユニットと、記
録紙又は原稿を1つのケースに収納する用紙ユニットと
が重ねて連結されており、その際、基本ユニットと作像
ユニットの間と隣接する作像ユニット間の少なくとも一
方の適当な位置に用紙ユニットが着脱可能に取り付けら
れること、及び上記複数の作像ユニットと用紙ユニット
にわたって用紙搬送パスを垂直に延在させることを特徴
とする画像記録装置により、解決した。を特徴とする画
像記録装置により解決した。
〔作用〕
本発明により、画像記録装置は基体ユニットと作像ユ
ニットと用紙ユニットの組合せよりなり、用紙ユニット
は基体ユニットと作像ユニットとの間又は適当する作像
ユニット間又は用紙の流れの最後の作像ユニットの後の
位置に配置される。
異なった方式の作像ユニットを利用するときは、性能
が高く作像処理速度の大なる作像ユニットと性能が低い
方式の作像ユニットとの間に記録紙を一度貯留し再給紙
する一時貯留用紙ユニットを取付け、低性能作像ユニッ
トにより画像形成した記録紙を一時貯留用紙ユニットに
貯留し、後続の高性能作像ユニットによる処理速度との
差を補償する。
同じ方式の作像ユニットを1個又は複数個並べて単色
又は多色画像を形成をした後反転用紙ユニットに貯留
し、その反転用紙ユニットから再度給紙される記録紙を
後続の作像ユニットで画像形成するように配置すれば表
裏両面の画像形成が可能である。
カラー画像形成の場合、作像ユニットの画像形成に際
し、最後の作像ユニットによる画像形成後に反転用紙ユ
ニットに記録紙を収容するように反転用紙ユニットを配
置し、片面の画像形成後、所定枚数の記録紙を収容した
反転用紙ユニットを基体ユニットと作像ユニットの間に
取付けて作像を再開することにより裏面の画像形成を行
うようにすることもできる。この場合最初の記録紙の給
紙のため、用紙を収容し記録紙する通常の給紙カセット
タイプの給紙用紙ユニットを基体ユニットと作像ユニッ
トとの間に取付けて作像をし、反転用紙ユニットを給紙
用紙ユニットと入換えるようにすることもできる。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図において、画像記録装置は基体ユニット1と、
作像ユニット2と、用紙ユニット3を有する。1つの基
体ユニット1に対し、1つ又は複数の作像ユニット2を
上下に並べて連結することにより基体構成が得られ、基
体ユニット1の給紙装置から給紙される記録紙に作像ユ
ニット2により、基体ユニット1からの制御信号により
作像される。
第1図では記録紙を給紙する給紙装置を別個の単独の
用紙ユニット3として構成し、給紙装置を設けた又は給
紙装置を設けてない基体ユニット1に並べて連結する。
このため、基体ユニット1は作像ユニット2に用紙ユニ
ット3を介して連結される。複数の、例えば2個の作像
ユニット2を利用する例として、1つの作像ユニット2
に用紙ユニット3を介して別の作像ユニット2を連結す
ることもできる。
第1図は一例として基体ユニット1の上に通常の給紙
カセットのように記録紙を積重ね収容し1枚宛給紙可能
な給紙用紙ユニット3を連結し、その上にフルカラー4
色インクジェット法の作像ユニット2を連結し、その上
に用紙を一時受入貯蔵する一時貯留用紙ユニット3を重
ね連結し、その上に黒白用単色レーザプリンタ方式の作
像ユニット2が連結される。
以下に各ユニットについて説明する。
基体ユニット1は第2図に示すように給紙口12を設け
たケース11を有し、該ケース11には電気的制御装置、例
えばCPU、インターフェース、信号メモリ等を含む画像
処理系及び作像ユニット内のシステムを動かすための駆
動系の回路を構成した基板13及び駆動モータ14並びに駆
動モータ14の駆動力を作像ユニット3へ伝達するための
機械的駆動装置15が格納される。
機械的駆動装置15には、例えば第1傘歯車16aが設け
られ、該第1傘歯車16aは基体ユニット1の上に載せら
れた作像ユニット3等の中に設けられた例えば傘歯車17
にかみあう。第2傘歯車16bはその上の作像ユニット3
中に設けられた傘歯車にかみあう。
作像ユニット内では傘歯車17が伝達軸18に支持され、
該伝達軸18からウオーム19a、ウオーム歯車19bの組合せ
その他の機構及びクラッチ又はソレノイド等の伝達ON、
OFF機構19cを含む加減速機構19等を介してローラ等の各
回転体に伝達される。
各作像ユニット2の内においても基体ユニット1と同
様、並べて配置される作像ユニットに駆動に伝達するた
めに伝動軸15aに連結可能な伝達軸15bを設け、該伝達軸
に傘歯車16b等を設ける。
上記の例は一例を示したもので、1つのユニットから
他のユニットに駆動伝達ができる構造であれば任意の構
造を利用することができる。
作像ユニット2は、粉体現像方式の一例として第3図
に示す第1作像ユニット2Aが用いられる。第1作像ユニ
ット2Aは1つのケース21を有し、該ケース21には給紙口
22及び排紙口23が形成される。
熱磁気書込み方式の場合は給紙口22から入り排紙口23
を出るほぼ直線状の通紙路の途中に加熱ローラ24と、該
加熱ローラに圧接される加圧ローラ25とによる印紙位置
が配設される。
加熱ローラ24とテンションローラ26とに潜像ベルト27
が巻掛けられる。潜像ベルトとしては例えば磁性体ベル
ト(例えばCoO2を含む磁性材料よりなる)が用いられ
る。潜像ベルト27は矢印方向に駆動され、潜像ベルト27
の走行路に沿って配置された書込みヘッド28、現像装置
29、クリーナ30、イレーサ31により画像形成処理が行わ
れる。すなわち基体ユニット1からの書込み信号により
書込みヘッド28が潜像ベルト27に画像潜像を記録し、そ
の潜像を現像装置29の現像ローラ29aにより現像して顕
像化し、該顕像は加熱ローラ24と加圧ローラ25との間を
通る記録紙32に転写及び同時に定着が行われる。転写後
の潜像ベルト27はクリーナーにより残留現像剤を除去さ
れ、イレーサ31により潜像が消去される。加熱ローラ24
よりの熱による潜像ベルト27及び他の部品が不必要に加
熱されることを防ぐために、加熱ローラ24の横に断熱部
材33が設けられ、更に潜像ベルト27の冷却のための放熱
部材34が配置される。
第3図の例では加熱ローラ24と加圧ローラ25とテンシ
ョンローラ26と現像ローラ29aは夫々の中心軸線がほぼ
同一平面内に配置されることにより偏平なユニットを構
成することがきる。この場合現像装置29の容器も各ロー
ラを配置した平面にそって延びる薄い容器として構成す
るのが好都合である。
前記の基体ユニット1と第1作像ユニット3Aとにより
1つの画像記録装置が形成されることができる。
ケース21の上面には排紙トレイとして使用される凹部
21aが形成される。
黒画像と単色カラー画像とを適宜切換えて利用したい
ときは、同じ第1作像装置2Aを複数個種並べ、1つには
黒現像剤を、他には夫々の色現像剤を収容することによ
り要求に応じることができる。
第3図において、作像の際に、第1作像ユニット2Aの
下方に配置される基体ユニット1の中の給紙カセットか
ら又は給紙用紙ユニット3から給紙ローラ3aにより送ら
れる記録紙32が、第1作像ユニット2Aの給紙入口22から
給紙され、加熱ローラ24により転写定着され、排紙口23
より排紙される。1つの第1作像ユニット2Aの場合は廃
止される記録紙は直ちに凹部21aに収容され、2つ以上
の第1作像ユニット2Aが重ねられているときは最も上の
作像ユニットまで通紙され排紙される。複数の第1作像
ユニット2Aを重ねて利用するときは希望する1つの第1
作像ユニット2Aを作動して加増形成するために他の第1
作像ユニット2Aにおいては画像形成しないようにする必
要がある。このために加圧ローラ25又は加熱ローラ24の
いずれか又は両方が移動して圧接状態を解除し、転写を
行わないようにするのが好ましい。
画像形成方式がサーマル転写方式の場合には作像ユニ
ット2として、例えば第4図に示す第2作像ユニット2B
を用いることができる。
第2作像ユニット2Bは給紙口42と排紙口43とを設けた
ケース41を有する。
給紙口42から排紙口43に至るほぼ直線状の通紙路に1
ライン印字できるサーマルヘッド44と、該サーマルヘッ
ド44に対向する背面ローラ45とによる印字位置が設けら
れる。通紙される記録紙とサーマルヘッド44との間を記
録紙と同一方向に移動できるようにインクリボン54が配
置される。インクリボン54は供給ロール46より送り出さ
れ、第1変向コロ47と第2変向コロ48により印字位置を
案内され、第3変向コロ49により巻取ロール50に案内さ
れる。
サーマルヘッド44と背面ローラ45と供給ロール46と巻
取ロール50とは夫々の軸線がほぼ同一平面内に位置する
ように配置され、ケース41を偏平に形成可能にする。
ケース41内には必要に応じて通紙路に搬送ローラ対5
1、52が配置される。
排紙口43から排紙する記録紙をケース41に設けられた
排紙トレイ用凹部41aに向ける場合と、図の左に排紙す
る場合との切換えのために切換爪53を設けることができ
る。切換爪53を右へ、又は左へ傾動することにより排紙
方向を切換えることができる。記録紙を図の上に配置さ
れた作像ユニットの給紙口へ向ける場合のために、切換
爪53の回動中心を移動する構成を設けることが可能であ
る。切換爪53は第3図のケース21においても全く同様に
設けることができる。
サーマルヘッド44は矢印に示すように記録紙を背面ロ
ーラ43に圧接して印字する印字位置と、背面ローラ45か
ら離れる待機位置との間を移動可能に形成される。
カラー作像のためにインクリボン54として希望する色
のインクリボンを配置した第2作像ユニット2Bを複数個
配置し、カラーの切換印字が可能になる。
インクジエット作像方式の場合には、作像ユニット2
として例えば第5図に示す第3作像ユニット2Cを用いる
ことができる。
第3作像ユニット2Cは給紙口62と排紙口63とを設けた
ケース61を有する。
給紙口62から排紙口63に至るほぼ直線状の通紙路に記
録ヘッド64による印字位置が設けられる。記録ヘッド64
に対向してプラテン65並びにインク吸収体66が設けられ
る。
記録ヘッド64にはインクタンク67が着脱可能に装着さ
れ、基体ユニット1よりの画像情報信号により記録ヘッ
ド64はインクを噴射して記録紙に印字する。
記録ヘッド64と、プラテン65と、インク吸収体66と、
インクタンク67とが一線に並んで配置され、ケース61が
扁平に形成可能にしてある。
ケース61内には必要に応じて搬送ローラ対68、69が配
置される。
ケース61には排紙口63より排紙される記録紙を受入れ
る排紙トレイを形成する凹部61aが形成される。排紙口6
3には第4図の例と同様に切換爪を設けることもでき
る。
インクタンク67に収容するインクの色を選ぶことによ
り複数の第3作像ユニット3Cを並べて配置し、記録の色
に応じて作像を実際に行うユニットを基体ユニット1か
らの指令により選択することができる。
インクジェット作像方式にはグールドタイプ、バルブ
ジェットタイプ、スリットジェット等のオンデマンドタ
イプ、加圧振動方式又は荷電量制御形のデマンドタイプ
等があるが夫々第5図を参考にして同様に偏平なケース
の中に収容し、1つのユニットを構成することができ
る。作像ユニットを小型にまとめるために、オンデマン
ドタイプが有利である。
フルカラー色インクジェット作像装置を1つのユニッ
トとして構成することもできる。
作像方式としては別に電子写真方式、サーマル方式、
ワイヤドット方式等があるが、いずれの方式についても
上記の各例に似た形でケースに格納し、1つの作像ユニ
ットを構成することができる。ここでは図面による説明
は省略する。
各作像ユニットには上記の各構成部材の他に必要に応
じて、冷却ファン、作像を良好に行うための検知装置や
回路、ソレノイド、小型モータ等を格納することができ
る。
基体ユニット1内の基板13には第6図に示すような制
御装置を構成する回路が形成される。第6図においてAC
電源入力は電源コードからのAC入力を基体内部に供給す
る。低電圧DC電源は各電気回路基板やモータにDCを供給
する。コントロールユニットは装置全体の駆動や作像ユ
ニットへの画像等の制御を行う。
表示装置は基体ユニット及び作像ユニットの動作状態
をオペレータに表示する装置である。
操作スイッチは作像ユニットに合わせ、セットされる
スイッチで手動操作又は作像ユニットの特徴検知(読取
り)を行う。
画像処理、メモリ制御は作像ユニット内のサーマルヘ
ッド、インクジェットの駆動回路等に画像信号を伝送す
る。
モータ及びソレノイドは作像ユニットの動作駆動を制
御する。
a〜eは電気信号の入出力を示す。aは作像ユニット
内の電気回路にDC電圧を供給する。bは同じユニット内
のソレノイド類の動作信号を送る。cは作像ユニット内
からのセンサー類の信号を受ける。dは画像信号を伝送
する。eはファクシミリスキャナ、ワープロに接続され
るコネクターである。
a〜dはセンサロニクスで構成される。eはRS−232C
で構成される。Aはモータの回転駆動を作像ユニットに
伝動する回転軸を示す。
各作像ユニットには原則的には駆動源及び制御装置は
設けられないが、作像ユニット内には冷却用ファンや、
作像を良好に行うための検知装置並びに回路、ソレノイ
ド、小型モータ等は組入れられることがある。
用紙ユニット3は第7図に示す給紙用紙ユニット3A、
第8図に示す一時貯留用紙ユニット3B、第9図に示す反
転用紙ユニット3C等の如く用紙処理機能に応じて別のユ
ニットとして構成し、使いわけると便利である。
第7図に示す給紙用紙ユニット3Aは通常の給紙カセッ
トとしての機能を有し、ケース71には記録紙を多数積重
ねて収容する収容部72と、記録紙を1枚宛給紙する給紙
コロ3aとを有する。記録紙を給紙コロ3aに圧接する手
段、例えば押さえ板等が設けられる。
基板ユニット1には給紙装置を内蔵し、記録紙を給紙
可能にすることができるが、基板ユニット1の外部に付
加的に給紙用紙ユニット3Aを装着することを可能にす
る。給紙用紙ユニット3Aを設けることを前提にして、基
体ユニット1は給紙装置を持たない構造とすることもで
きる。
給紙用紙ユニット3Aはほとんどの場合、基体ユニット
1と作像ユニット2との間に取付けられる。
第8図に示す一時貯留用紙ユニット3Bのケース75は受
入口76と出口84とが形成され、ケース75内には駆動ロー
ラ77と従動ローラ78とが配置され、エンドレスベルト79
が駆動ローラ77と従動ローラ78に巻掛けられる。ケース
75には受入口76に進入する記録紙を図におけるベルト79
の下側に案内する分離爪80及び図におけるベルト79の上
側を走行する記録紙を出口84に案内するガイド81が設け
られる。
受入口76から進入する記録紙はエンドレスベルト79に
より搬送される。ケース75のベルト79より下側のスペー
スは記録紙をスタックするスペースとして利用すること
ができる。記録紙をスタックする場合は、スタックした
記録紙の給紙のために従動ローラ78を上下動可能に配置
し、従動ローラ78を下降させてベルト79をスタックされ
た記録紙に接触させて記録紙の給送を行うことを可能に
する。給送される記録紙を図のベルト79の上側に案内す
るためにUターンガイド板82を設ける。Uターンガイド
板82により反転した記録紙はベルト79により出口84に送
られ、給紙コロ3aにより隣りの作像ユニットに送られ
る。
印字方式の異なる作像ユニットを連結した場合、印字
スピード、すなわち記録紙が進む距離は最大性能で合わ
せた場合、ずれが生じる。作像ユニット方式の夫々を最
大に生かし合うようにするには、性能上のずれのある作
像ユニット間に記録紙を一時貯留する一時貯留ユニット
を設けるとよい。
例えば記録紙にプリントする内容が、用紙の一部分で
はフルカラー画像であり、大部分では黒文字の画像であ
る場合、フルカラー4色インクジェットと電子写真法の
黒色作像ユニットとの組合わせを用いることが考えられ
る。これはコスト意識や利便性により選択することにす
ることにより生じる。
インクジェットとレーザプリンタ等の電子写真法では
電子写真法の方が速いプリント速度が得られる。このた
めインクジェットのプリント速度に合わせると、電子写
真法の性能が生かせなくなる。そこで、一時貯留用紙ユ
ニット3Bを作像ユニット2間に配置し、用紙を一時貯留
用紙ユニット3Bに一時貯留して次の作像ユニット2によ
る作像過程を行うようにすると、各作像ユニットの性能
を最大限に生かすことができる。
例えば第1図においては基体ユニット1と作像ユニッ
ト2との間に配置される用紙ユニット3として給紙用紙
ユニット3Aを用い、基体ユニット1の次の作像ユニット
2としてインクジェット方式の作像ユニット、例えばフ
ルカラー4色インクジェット作像ユニット2Cを用い、そ
の作像ユニット2Cと隣合う作像ユニットとしてレーザプ
リンタ方式作像ユニット2Aを用い、両作像ユニット2間
に一時貯留用紙ユニット3Bを配置する。
給紙用紙ユニット3Aから給紙された記録紙がインクジ
ェット式作像ユニット2Cにより画像形成され、一時貯留
用紙ユニット3Bに送られる。インクジェットの印字速度
でカラー作像された記録紙はセットされた枚数だけ一時
貯留用紙ユニット3Bに貯留され、その後レーザプリンタ
の印字速度に切換えた速度で一時貯留用紙ユニット3Bか
らベルト79により吸引搬送されUターンガイド板82で方
向転換し、記録紙コロ3aでタイミングをとって給紙され
る。
斯くしてフルカラーがプリントされた同じ面にレーザ
プリンタ方式による画像がプリントされ、定着され排紙
される。斯くして合成プリントが行われる。
図では示していないが、各作像ユニットを通して記録
紙を通紙する場合に第8図の搬送ベルト83で示すように
総ての作像ユニットに対して共通の搬送ベルトを有する
搬送ユニットを設け、その搬送ベルト83により記録紙を
給送する構造とすることができる。
搬送ベルト83により搬送され、分離爪80により搬送ベ
ルト83より剥離された記録紙はベルト79の移動と吸引と
により記録紙を所定位置に運び、Uターンガイド板の手
前でベルト79の停止と吸引停止によりケース75内にスタ
ックする、予めセットされた枚数の貯留が行われると従
動ローラ78とベルト79の移動並びに吸引動により記録紙
は次の作像ユニットへと上記の如く搬送される。
従動ローラ78が下降し、一番上の記録紙を吸引しベル
ト79の移動を開始すると従動ローラは上昇し、2枚目以
下の記録紙が同時に送られるのを防止する。記録紙によ
っては給紙が始まるとベルト79から離れてUターンガイ
ド板82に沿って搬送され、記録紙コロ3a及びガイド81に
まで至るものがある。このときの再搬送速度は次の作像
ユニットの線速、例えばレーザプリンタ式作像ユニット
の線速になるようにする。
第9図に示す反転用紙ユニット3Cのケース85は受入口
86と出口87が形成され、受入口86の近くに排紙コロ88が
設けられ、出口87には給紙コロ3aが設けられる。ケース
85内にはストック板89が設けられる。
記録紙の流れにおいて反転用紙ユニット3Cの前に設け
られた作像ユニットにおいて画像形成された記録紙は受
入口86に進入し、排紙コロ88によりストック板89の上に
排紙され、順次積重ねて貯えられる。記録紙を第8図の
例のように全作像ユニットに対して共通の搬送手段とし
て設けられた搬送ベルト83により搬送する場合には、搬
送ベルト83から記録紙を剥離するために受入口86に分離
爪90を設け、又給紙する記録紙を搬送ベルト83に案内吸
着させるために出口87にガイド91を設ける。
ストック板89に記録紙が貯留され、給紙の信号によ
り、ストック板89は図の破線で示す位置まで上昇し記録
紙を送り出しコロ92に又は直接給紙コロ3aに圧接して1
枚宛給紙する。
給紙により記録紙が少なくなると、ストック板89が少
しずつ上昇し、記録紙を確実に送り出しコロ92に圧接さ
せる。
ストック板89に貯留された記録紙が給送されるとき、
受入口86を最初に入ってきた先端部が後端になり受入口
86を後端として入ってきた端部が給紙時には先端として
給紙され、しかも搬送ベルト83に接触する面は表裏反転
される。したがって先の工程で作像ユニットにより画像
形成される面とは表裏反転され、2つの作像ユニットに
より表裏両面の画像形成が可能となる。
第1図の2つの作像ユニット2の間に配置される用紙
ユニットとして上記の一時貯留ユニット3Bに代わって第
9図に示す反転用紙ユニット3Cを取付けることもでき
る。この場合は記録紙の両面に画像がプリントされる。
上記の説明のように反転用紙ユニット3Cより前の工程の
作像ユニットがインクジェット方式であり、後の工程の
作像レーザプリント方式である場合には、反転用紙ユニ
ット3Cに受入れるまでの搬送速度は前工程の線速に合わ
し、ストック板89に貯留した記録紙を次の工程に給紙す
るときの搬送速度は次の作像ユニットの線速に合わされ
る。例えば受入時より再給送時の線速が速くなる。
記録紙は反転用紙ユニット3Cから給紙されるときは前
後端も反転されるので、前工程で文頭から印字する場合
は次工程では文末から画像形成するように制御される。
画像記録装置の基体ユニット1と作像ユニット2と用
紙ユニット3の組合わせは第1図に組合わせを一例とし
て更に第10図、第11図、第12図に示すように様々の組合
せが可能である。図にはほんの僅かの例を示すにすぎな
い。
第10図では基体ユニット1の隣に作像ユニット2、例
えば電子写真作像ユニット2Aが連続され、その作像ユニ
ット2Aに反転用紙ユニット3Cが連結され、最後に同じ作
像方式の作像ユニット2Aが連結される。この装置では両
面プリントを高速で行うことができる。同じ方式の作像
ユニット2Aを2つ用いるため、反転用紙ユニット3Cは排
紙コロ88と給紙コロ3aの線速を同速にすることができ
る。
第11図Aでは基体ユニット1に並べて給紙用紙ユニッ
ト3Aが連結され、その隣りに同じ方式の作像ユニットが
異なる色の作像のために例えば4個配置される。色とし
ては一例としてイエロー(Y)用作像ユニット(図では
2Yで示す)、マゼンタ(M)用作像ユニット(図では2M
で示す)、シアン(C)用作像ユニット(図では2Cで示
す)、ブラック(B)用作像ユニット(図では2Bで示
す)を用いて夫々の色の画像を形成できるようにして全
体でフルカラーの作像をする。作像ユニット2として作
像方式が同じであればどの作像方式を選ぶこともでき
る。図では色別を明らかにするために作像ユニットの符
号2に色別の上記の符号を付加して示す。最後の作像ユ
ニット2、例えば作像ユニット2Bの隣には反転用紙ユニ
ット3Cが配置される。
第11図Aでは給紙用紙ユニット3Aより給送される記録
紙の同じ面に各作像ユニット2Y、2M、2C、2Bにより画像
が記録され、フルカラーの画像を片面に記録した記録紙
が反転用紙ユニット3Cに予めセットした枚数だけ貯留さ
れる。片面の画像記録がすむと、第11図Bに示すよう
に、第11図Aの反転用紙ユニット3Cを取外し、第11図A
の給紙用紙ユニット3Aを取外してその位置に取付ける。
斯くして第11図Bの状態で給紙を再開すると、反転用紙
ユニット3Cより記録紙が表裏前後を反転した状態で給紙
され、斯くして表裏両面のフルカラー画像形成が可能に
なる。
各作像ユニット2及び用紙ユニット3の給紙コロ、搬
送コロにより記録紙を順次次の工程へ送る例に対し、第
8図において説明した各作像ユニット2に対して共通の
搬送ベルトを有する搬送ユニットを別個に取付け可能に
構成する場合には、例えば、第12図に示すような搬送ユ
ニット4が形成される。
搬送ユニット4は第12図に示すようにケース95と該ケ
ース95内に配置された駆動ローラ96と従動ローラ97とを
有する。駆動ローラ96と従動ローラ97とには搬送ベルト
98が巻掛けられる。駆動ローラ96を駆動する駆動モータ
は図示しないがケース95内に配置されることができる。
搬送ベルト98を間にして従動ローラ97に対向して電位
形成ローラ99が回動自在に支持されている。電位形成ロ
ーラ99は電位形成電源100に接続される。従動ローラ97
は接地される。
搬送ベルト98は誘電体シートとして形成され、電位形
成ローラ100により電圧が印加され記録紙を吸着して搬
送するのに都合のよいパターン、例えば縞状や市松模様
状に正電位、負電位が形成される。
搬送ベルト98は駆動ローラ96と従動ローラ97との間で
は、ガイドローラ101により案内される。各ガイドロー
ラ101は第1作像ユニット2Aにおける加圧ローラ25等と
兼用する構造とすることができる。第3作像ユニット2C
におけるプラテン65およびインク吸収体66を搬送ユニッ
ト4のケース95内に配置し、各作像ユニット2B、2Cの記
録ヘッド44、64に対向配置されるようにすることもでき
る。
第3及び第12図において、給紙カセット3から給紙ロ
ーラ3aにより送り出される記録紙32は電位形成ローラ99
により電位形成された搬送ベルト98に吸着されて搬送さ
れ、各作像ユニット3の記録位置において記録紙32に画
像が順次形成される。ガイドローラ101が背面ローラ45
と兼用されるときは、各ガイドローラ101に記録紙32を
押圧した状態で記録ヘッド44により画像形成される。
記録紙は搬送ベルト内に吸着搬送され、複数の作像ユ
ニットを通過して順次画像形成されるので、記録紙の位
置ずれが防止され、色ずれが防止される。
全ての作像ユニットによる画像形成が終わった記録紙
は分離爪102により搬送ベルト98より分離され、切換爪1
03の切換により上排紙トレイ104に排出されるか、横排
紙トレイ105に排紙される。上排紙トレイ104及び横排紙
トレイ105はケース95に固定可能又は一体形成されるこ
とができる。ケース95の上端はカバー106によりカバー
されている。
〔効果〕
本発明により、1つの作像ユニットと1つの基体ユニ
ットとの組合せを基体として作像ユニットを増設するこ
とにより適宜の画像記録装置を形成することができ、異
なる作像方式の作像ユニットを任意に組合せた装置を形
成することができ、又カラー記録装置を随意に形成する
ことができ、しかも装置を随意増設する形で任意のカラ
ー記録装置を構成することができる。
任意の作像ユニットを共通の基台ユニットと組合せ、
1つの画像形成装置を形成することができ、ユニットの
共通化により生産コストを低減することが可能になっ
た。
本発明により1つの基体ユニットに同じ種類の複数の
作像ユニットを重ねて組付けることができ、しかも複数
の作像ユニットを1つの基体ユニットにより切換作像す
ることができ、異なる複数の画像形成装置を少ない費用
で使用することが可能になった。例えばランニングコス
トの安いサーマル方式の作像ユニットに対して印字速度
の早い電子写真方式の作像ユニットだけを追加すること
により、基体ユニットは変えることなく高速の画像形成
装置を利用することが可能になった。更にカラー画像も
費用をあまりかけずに適宜切換形成することが可能にな
り、高画質化への対応が使用者の選択により自由にでき
る。
本発明により、複数の作像ユニットのうち1個宛交換
することが可能であるので、色不具合のユニットだけを
交換又は保守修理すればよく、保守が容易になった。
本発明により、画像記録装置が各ユニットに分割され
るため、作業者1人で搬送しセットすることが可能にな
った。
本発明により、機能的に適当する用紙ユニットを選択
し、適当する位置に組込むことにより、全ての作像ユニ
ットを夫々の最大性能において利用することができ生産
性及び生産効率を向上することが可能である。
本発明により用紙ユニットの選択により両面画像形成
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録装置の一例の概略図、第
2図は基体ユニットの説明図、第3図〜第5図は夫々異
なる作像方式を示す作像ユニットの概略図、第6図は基
体ユニットの構成要素を示すブロック図、第7図〜第9
図は夫々機能を異にする用紙ユニットの概略図、第10図
及び第11図は画像記録装置の別の例の概略図で第11図A
とBは用紙ユニットの組替を示す夫々の状態図、第12図
は搬送ユニットの概略図である。 1……基体ユニット、2……作像ユニット 3……用紙ユニット、4……搬送ユニット 3A……給紙用紙ユニット 3B……一時貯留用紙ユニット 3C……反転用紙ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 浩一 東京都大田区下丸子1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 森 隆志 東京都大田区下丸子1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 石田 章 東京都大田区下丸子1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−111457(JP,A) 特開 昭60−230154(JP,A) 特開 昭60−230164(JP,A) 特開 昭62−71971(JP,A) 特開 昭62−141574(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 15/00 106 G03G 21/16 - 21/18 B41J 29/00 B65H 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報信号及び各種情報信号を制御する
    電気的制御装置を少なくとも格納した基体ユニットと、 画像情報信号に基づいて画像を形成する各種画像形成方
    式のうちから任意に選択された方式に関わる構成部材夫
    々を格納した複数の作像ユニットと、 記録紙又は原稿を1つのケースに収納する用紙ユニット
    と が重ねて連結されており、その際、基本ユニットと作像
    ユニットの間と隣接する作像ユニット間の少なくとも一
    方の適当な位置に用紙ユニットが脱着可能に取り付けら
    れること、及び 上記複数の作像ユニットと用紙ユニットにわたって用紙
    搬送パスが垂直に延在することを特徴とする画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】前記用紙ユニットが多数の記録紙を重ねて
    収容する収容部と該収容部から記録紙を1枚宛給送する
    給紙コロとを有し、作像ユニットの用紙移動の上流側に
    配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】前記用紙ユニットが受入口と出口とを有
    し、受入口から進入する記録紙は転向して反対側に案内
    されて出口に搬送される一時貯留用紙ユニットであるこ
    と、 該一時貯留用紙ユニットは適当な作像ユニット間に取り
    外し可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記用紙ユニットが受入口と、出口と、上
    記受入口に設けられた排紙コロと、出口に設けられた給
    紙コロと、前記ケース内に設けられた一時貯留用ストッ
    ク板とを有し、上記受入口から進入する記録紙は前記ス
    トック板上にストックされ、給紙信号により該ストック
    板上の記録紙は再度給紙コロにより1枚宛給紙される反
    転用紙ユニットであること、 該反転用紙ユニットは前記基本ユニットと作像ユニット
    の間、適当な作像ユニット間、及び記録紙の流れにおけ
    る最後の作像ユニットの後ろのいずれかの位置に取り外
    し可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像記録装置。
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