JP3065149U - 収納スペ―スを備えた表札 - Google Patents

収納スペ―スを備えた表札

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JP3065149U
JP3065149U JP1999004602U JP460299U JP3065149U JP 3065149 U JP3065149 U JP 3065149U JP 1999004602 U JP1999004602 U JP 1999004602U JP 460299 U JP460299 U JP 460299U JP 3065149 U JP3065149 U JP 3065149U
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sliding
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美子 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納スペースの密封性に優れるとともに、構
造がシンプルでかつ加工が容易で、収納物の出し入れが
簡単な収納スペースを備えた表札を提供する。 【解決手段】 表札20は、その表面を氏名、名称など
の表示面20aとし、これに対向する裏面を柱又は壁へ
の取付面20bとしている。表札20の本体には、内部
を直方体形状に刳り貫くことで神符などの収納物30を
収納するための収納スペース22が設けられており、こ
の収納スペース22は下面20cに開口してかつ上方に
は閉口している。また、収納スペース22を直角に貫く
摺動孔42が、表札20の側面20dの下方部に開口し
て穿設されている。この摺動孔42内を摺動して収納ス
ペース22の開閉を行う摺動蓋44は、前記摺動孔42
にきっちり収まるような形状および寸法で成形されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、表札に関し、とくに、収納スペースを備えた表札に関する。
【0002】
【従来の技術】
表札は、かつて「男の勲章」とも言われ、一戸建ての家を新築した主人は、表 札に様々な工夫を施すことでその先の一家の繁栄を願ったという。現在でも、家 に福を呼び込むために表札に水晶玉を入れてお札として祀ったり、受験生の間で 「よその家の表札を拝借すると試験に受かる」という噂が広まったりと、表札に 纏わる縁起話は列挙に暇がない。このように表札は、開運のシンボルとして昨今 問わず人々に親しまれている。
【0003】 そんな表札に神社の神符(お札やお守り)を収納して開運パワーをさらに向上 させようと考えるのはごく自然な成り行きかもしれないが、事実、実開昭55− 12205号にその趣旨の考案が開示されている。この考案の表札は、図2にそ の要部縦断面図を示すように、表札10の本体裏面10aに設けられた陥凹部1 2に神符等14を収納するとともに、その神符14を覆う蓋16を備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の収納スペースを備えた表札では、神符等の収納スペースが陥 凹状に形成されているため、雨水や塵埃などの進入を防ぐための蓋を外から取り 付ける必要があり、収納スペースの密封性は悪くなりがちであった。
【0005】 これを回避するために、前記蓋の形状や表札取付部に工夫を施したり、ねじで 前記蓋を固定したりするなどの対策が考えられるが、そのための加工が煩雑だっ たり、製作コストを引き上げることになるなどの問題があった。また、使用する ときに前記蓋の脱着が容易でないため、収納スペースへの収納物の出し入れが面 倒になるという問題もあった。
【0006】 この考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、収納スペ ースの密封性に優れるとともに、構造がシンプルでかつ加工が容易で、収納物の 出し入れが簡単な収納スペースを備えた表札を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、この考案は、氏名、名称などの表示面と、 柱、壁などへの取付面とが対向するとともに、両者の周囲に四つの側面を有して なる直方体形状の表札において、前記四つの側面のうち少なくとも一つの側面に 開口した中空状の収納スペースが前記表札の内部に形成されるとともに、この収 納スペースを塞ぐ封口手段を備えてなる表札であって、◎ 前記封口手段は、前記収納スペースが開口した側面に隣接する二つ側面のうち 少なくとも一方の側面の所定位置に開口部を有してかつこの開口部から前記収納 スペースを貫く状態に穿設された摺動孔と、この摺動孔に挿入されて前記収納ス ペースを塞ぐ摺動蓋とを備えてなることを特徴とする収納スペースを備えた表札 とした。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を添付図面に基づき説明する。 図1は、この考案の好適な一実施形態を示す分解斜視図である。表札20は、 その表面を氏名、名称などの表示面20aとし、これに対向する裏面を柱又は壁 への取付面20bとしている。この取付面20bの上方には、柱又は壁から突出 した釘に引っ掛けるための釘穴(図示せず)が設けられている。
【0009】 表札20の本体には、内部を直方体形状に刳り貫くことで神符などの収納物3 0を収納するための収納スペース22が設けられており、この収納スペース22 は下面20cに開口してかつ上方には閉口している。
【0010】 また、表札20は、収納スペース22を下方から封口する封口手段40を備え ており、この封口手段40は、摺動孔42及び摺動蓋44とから構成されている 。
【0011】 摺動孔42は、表札20の側面20dの下方の開口部42aに開口するととも に、この開口部42aから収納スペース22を直角に貫いた状態で穿設されてい る。摺動孔42の断面形状は長方形状であり、その幅(表札20の奥行方向の長 さ)は、収納スペース22のそれに比べてやや大きく設定されている。即ち、こ の摺動孔42と収納スペース22が交わる部分では、摺動孔42の幅方向の両端 部が収納スペース22の奥行方向に各々はみ出している。
【0012】 摺動蓋44は、表札20と同じ素材を用いて直方体形状に成形される。その摺 動蓋44の断面形状及び寸法は、前記摺動孔42にきっちり収まるように設定さ れており、その中央部には小さな貫通孔44aが形成されている。この摺動蓋4 4は、摺動孔42の開口部42aから挿入されて収納スペース22を封口する。
【0013】 以上のように構成される表札20の使い方について説明する。収納スペース2 2への収納物30の出し入れは、まず、表札20を柱などから取り外して、表示 面が水平もしくは下面が上方になるようにした状態で行う。
【0014】 即ち、摺動蓋44の中央部に設けられた貫通孔44aに別途用意した棒を挿入 し、この棒で摺動蓋44を引っ掛けた状態で摺動孔42の開口部42a方向に摺 動蓋44を摺動させることで収納スペース22を開口する。収納物30が挿入で きる位に開口したところで、その収納物30を収納スペース22に挿入していく 。
【0015】 そして、収納物30が収納スペース22に完全に入ったところで、今度は前述 したのと反対方向に摺動蓋44を摺動させて、収納スペース22を閉口していく 。このとき、摺動蓋44の後端を押圧することで摺動孔42内を摺動させる。そ して、その先端が摺動孔42の閉口部42bに突き当たるところまで摺動させて 、収納スペース22を完全に密閉する。このようにして収納物30が表札20内 に収納される。
【0016】 以上述べた実施例にあっては、収納スペース22を表札20の内部に設けたの で、その密封性は良く、その中の収納物30の保存状態は長期に渡って良好に保 たれる。
【0017】 また、摺動蓋44を表札20の側面20dから挿入するだけで収納スペース2 2を封口できるようにしたことにより、固定金具などを用意する必要はないので 、構造がシンプルでかつ加工が容易である。また、収容物の出し入れが簡単であ る。
【0018】 さらに、表札20は、その下面20cを除いてどこにも突起部や陥凹部がない ため、外観を損ねることはない。
【0019】 以下、この実施例の変形例を幾つか述べる。 図1に示した実施例においては、摺動孔42は、表札20の一側面20dのみ に開口しているが、これを側面20dに対向するもう一つの側面20eにも開口 させてもよい。この場合、摺動蓋44は二つの側面20d、20eの両方向への 摺動が可能になるだけでなく、摺動蓋44の一方端を押圧することで摺動蓋44 の他方端を表札20から突出させ、この突出した他方端を摘んで摺動蓋44を表 札20から引き出すことが可能になるので、収納物30の出し入れがさらに容易 になる。なお、摺動蓋44の長さを表札20の幅を一致させて、摺動孔42内部 にちょうど収まるように加工すると、表札20の外観を損ねることがない。
【0020】 また、摺動孔42及び摺動蓋44からなる封口手段40を表札20の下方のみ でなく、上方にも設けてもよい。この場合、収納物30の収納スペース22への 挿入を上方の封口手段40から行い、この収納物30を取り出すのは下方の封口 手段40から行うことが可能である。よって、収容物30の出し入れのために、 いちいち表札20を柱(壁)から取り外す必要がない。
【0021】 また、摺動蓋44を摺動させる際のガイドとしては、摺動孔42のような孔状 のものではなく、レール状の摺動溝としてもよい。この場合、摺動蓋の形状上の 自由度が増すため、表札を完全に覆う形状の摺動蓋を形成することも可能である 。この形状の摺動蓋は、前述した応用例のように表札20の上方に封口手段40 を設けた際に雨水の進入を防止するのに有効である。
【0022】 さらに、表札が図1に示したような縦型でなく、横型であっても前述したのと 同様な収納スペース及び封口手段を適用するのが可能であるのは勿論、収納スペ ースを水平方向に開口させたり、収納スペース及び封口手段をそれぞれ複数設け たりすることも可能である。
【0023】 なお、以上の実施例及び変形例における収納物30としては、お札やお守りな どの神符の他に、家の鍵、家紋、手紙などが考えられる。
【0024】
【考案の効果】
この考案に係る収納スペースを備えた表札によれば、直方体形状の表札の四つ の側面のうち少なくとも一つの側面に開口する中空状の収納スペースを前記表札 の内部に設けるとともに、この収納スペースを塞ぐ封口手段を備えることで、収 納スペースの密封性は良く、その中の収納物の保存状態を長期に渡って良好に保 てる。
【0025】 また、前記封口手段は、前記開口した側面に隣接する二つ側面のうち少なくと も一方の側面の所定位置に開口部を有してかつこの開口部から前記収納スペース を貫く状態に穿設された摺動孔と、この摺動孔から挿入されて前記収納スペース 内部を塞ぐ摺動蓋とを備えてなることから、蓋を固定するための金具などを用意 する必要はないので、構造がシンプルでかつ加工が容易である。また、収納物の 出し入れが簡単である。
【0026】 さらに、前記封口手段を設けても、前記表札の外観を損ねることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の収納スペースを備えた表札の好適な
一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】従来技術の要部縦断面図である。
【符号の説明】 10 表札(従来例) 10a 裏面 12 陥凹部 14 神符等 16 蓋 20 表札(本考案) 20a 表示面 20b 取付面 20c 下面 20d、20e 側面 22 収納スペース 30 収納物 40 封口手段 42 摺動孔 42a 開口部 42b 閉口部 44 摺動蓋 44a 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氏名、名称などの表示面と、柱、壁など
    への取付面とが対向するとともに、両者の周囲に四つの
    側面を有してなる直方体形状の表札において、前記四つ
    の側面のうち少なくとも一つの側面に開口した中空状の
    収納スペースが前記表札の内部に形成されるとともに、
    この収納スペースを塞ぐ封口手段を備えてなる表札であ
    って、 前記封口手段は、前記収納スペースが開口した側面に隣
    接する二つ側面のうち少なくとも一方の側面の所定位置
    に開口部を有してかつこの開口部から前記収納スペース
    を貫く状態に穿設された摺動孔と、この摺動孔に挿入さ
    れて前記収納スペースを塞ぐ摺動蓋とを備えてなること
    を特徴とする収納スペースを備えた表札。
JP1999004602U 1999-06-24 1999-06-24 収納スペ―スを備えた表札 Expired - Lifetime JP3065149U (ja)

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