JP3084146B2 - 消火装置 - Google Patents
消火装置Info
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニタノズルを用いて
水、泡、粉末等の消火剤を放出することにより消火を行
う消火装置に関し、特に、例えば、体育館等の競技場、
展示場、工場や格納庫等の屋内もしくは屋外の大空間に
おける火災を消火させるための消火装置に関するもので
ある。
水、泡、粉末等の消火剤を放出することにより消火を行
う消火装置に関し、特に、例えば、体育館等の競技場、
展示場、工場や格納庫等の屋内もしくは屋外の大空間に
おける火災を消火させるための消火装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】大空間の消火装置として
モニタノズル(消火銃、消火砲、放水砲等とも称され
る)を用い、該モニタノズルから水、泡、あるいは粉末
等の消火剤を放出して消火する消火装置が用いられてい
る。
モニタノズル(消火銃、消火砲、放水砲等とも称され
る)を用い、該モニタノズルから水、泡、あるいは粉末
等の消火剤を放出して消火する消火装置が用いられてい
る。
【0003】このような従来の消火装置では、モニタノ
ズルは消火剤を棒状に近い状態で放射するため、1台の
モニタノズルで防護できる範囲が小さく、火災地点すな
わち消火地点に消火剤の照準を正確に定めて放射する必
要があると共に、拡大する火災や、火災の拡大抑制には
対処が困難であった。
ズルは消火剤を棒状に近い状態で放射するため、1台の
モニタノズルで防護できる範囲が小さく、火災地点すな
わち消火地点に消火剤の照準を正確に定めて放射する必
要があると共に、拡大する火災や、火災の拡大抑制には
対処が困難であった。
【0004】このため、大空間で発生する火災に対する
消火装置として、消火区画に対して旋回しながら、水、
泡あるいは粉末等の消火剤を放出する複数個のモニタノ
ズルを設け、その消火区画で火災が発生したときに、当
該消火区画を担当する複数個のモニタノズルを左右に往
復旋回させながら消火剤を散布させるようにした消火装
置が提案されている。
消火装置として、消火区画に対して旋回しながら、水、
泡あるいは粉末等の消火剤を放出する複数個のモニタノ
ズルを設け、その消火区画で火災が発生したときに、当
該消火区画を担当する複数個のモニタノズルを左右に往
復旋回させながら消火剤を散布させるようにした消火装
置が提案されている。
【0005】このような消火装置は、火災時に火災の発
生した消火区画に対して、複数個のモニタノズルが往復
旋回しながら消火剤を消火区画全域に散布するので、従
来のモニタノズルをその放出照準を火災地点に向けてか
ら消火剤を放出させる方式に比べ、放出照準を火災地点
に定める必要が無いので火災発生を検知した時点で直ち
に消火活動に入ることができ、初期消火に有効であると
共に、火災地点を含む広い範囲に消火剤が散布されるの
で、火災の拡大を効果的に抑制することができる。
生した消火区画に対して、複数個のモニタノズルが往復
旋回しながら消火剤を消火区画全域に散布するので、従
来のモニタノズルをその放出照準を火災地点に向けてか
ら消火剤を放出させる方式に比べ、放出照準を火災地点
に定める必要が無いので火災発生を検知した時点で直ち
に消火活動に入ることができ、初期消火に有効であると
共に、火災地点を含む広い範囲に消火剤が散布されるの
で、火災の拡大を効果的に抑制することができる。
【0006】しかしながら、この消火装置では、複数個
のモニタノズルが同時に旋回しつつ消火剤を放出するの
で、複数個のモニタノズルからそれぞれ放出された消火
剤同士が衝突し、その結果、消火剤を消火区画に有効に
散布できなくなることがある。しかも、消火剤同士の衝
突が消火区画内のどの場所で発生するか分からないた
め、いざというときに衝突のため必要な場所への散布が
有効に行われないという事態が生じてしまう。
のモニタノズルが同時に旋回しつつ消火剤を放出するの
で、複数個のモニタノズルからそれぞれ放出された消火
剤同士が衝突し、その結果、消火剤を消火区画に有効に
散布できなくなることがある。しかも、消火剤同士の衝
突が消火区画内のどの場所で発生するか分からないた
め、いざというときに衝突のため必要な場所への散布が
有効に行われないという事態が生じてしまう。
【0007】従って、本発明の目的は、複数個のモニタ
ノズルから放出された消火剤が衝突するのを防止して、
効率的に消火剤を散布することができるようにすること
である。
ノズルから放出された消火剤が衝突するのを防止して、
効率的に消火剤を散布することができるようにすること
である。
【0008】
【問題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によれば、大空間の消火領域に対して、複数
個のモニタノズルを往復旋回もしくは連続旋回させつつ
消火剤を散布させる消火装置において、前記複数個のモ
ニタノズルには放出する消火剤の放出射程を変更させる
射程変更手段を設け、前記複数個のモニタノズルのうち
対向配置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を前
記射程変更手段により異ならせる射程制御手段を設けて
なることを特徴とする消火装置が提供される。
め、本発明によれば、大空間の消火領域に対して、複数
個のモニタノズルを往復旋回もしくは連続旋回させつつ
消火剤を散布させる消火装置において、前記複数個のモ
ニタノズルには放出する消火剤の放出射程を変更させる
射程変更手段を設け、前記複数個のモニタノズルのうち
対向配置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を前
記射程変更手段により異ならせる射程制御手段を設けて
なることを特徴とする消火装置が提供される。
【0009】本発明のもう1つの態様によれば、大空間
の消火領域に対して、複数個のモニタノズルを往復旋回
もしくは連続旋回させつつ消火剤を散布させる消火装置
において、前記複数個のモニタノズルには放出する消火
剤の放出射程を変更させる射程変更手段を設け、前記複
数個のモニタノズルのうち隣接配置されるモニタノズル
同士の消火剤放出射程を前記射程変更手段により異なら
せる射程制御手段を設けてなることを特徴とする消火装
置が提供される。
の消火領域に対して、複数個のモニタノズルを往復旋回
もしくは連続旋回させつつ消火剤を散布させる消火装置
において、前記複数個のモニタノズルには放出する消火
剤の放出射程を変更させる射程変更手段を設け、前記複
数個のモニタノズルのうち隣接配置されるモニタノズル
同士の消火剤放出射程を前記射程変更手段により異なら
せる射程制御手段を設けてなることを特徴とする消火装
置が提供される。
【0010】上記2つの態様において、前記複数個のモ
ニタノズルを同一方向に同一旋回速度で同時に旋回させ
る旋回同期制御手段をさらに設け、前記射程変更手段
は、消火剤の放出形状もしくは放出圧力を変更すること
により射程変更を行うものとすることができる。
ニタノズルを同一方向に同一旋回速度で同時に旋回させ
る旋回同期制御手段をさらに設け、前記射程変更手段
は、消火剤の放出形状もしくは放出圧力を変更すること
により射程変更を行うものとすることができる。
【0011】
【作用】射程制御手段は、消火剤同士の衝突を避けるよ
うに、複数個のモニタノズルの配置状況に応じ、対向配
置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を異ならせ
るか、もしくは隣接配置されるモニタノズル同士の消火
剤放出射程を異ならせるように射程変更手段を制御す
る。すなわち一方のモニタノズルが消火剤を長射程で放
出している場合には他方のモニタノズルが短射程で放出
するように制御を行う。これにより、複数個のモニタノ
ズルから放出される消火剤同士が衝突するのを防止して
効率的に消火剤を散布することができる。
うに、複数個のモニタノズルの配置状況に応じ、対向配
置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を異ならせ
るか、もしくは隣接配置されるモニタノズル同士の消火
剤放出射程を異ならせるように射程変更手段を制御す
る。すなわち一方のモニタノズルが消火剤を長射程で放
出している場合には他方のモニタノズルが短射程で放出
するように制御を行う。これにより、複数個のモニタノ
ズルから放出される消火剤同士が衝突するのを防止して
効率的に消火剤を散布することができる。
【0012】射程変更手段としては、消火剤の放出形状
を変更したり、消火剤の放出圧力を変更したりすること
により消火剤の射程距離を調整するものとすることもで
き、また、モニタノズルの旋回速度を変更することによ
り射程距離を調整するものとすることもできる。放出形
状で調整するものとしては、ノズルの先端に出し入れ自
在に装着されるフラッパや、ノズルの先端筒とデフレク
タとの相対距離を変化させる手段とすることができ、こ
の場合、消火剤を遠くまで散布したい場合すなわち長射
程としたい場合は、フラッパもしくは先端筒をノズルか
ら引き抜く方向に移動させ、消火剤を近傍に散布したい
場合すなわち短射程としたい場合は、ノズルに挿入する
方向に移動させる。放出圧力により変更する場合は、長
射程が望まれるときは放出圧力は高くされ、短射程が望
まれるときは放出圧力は低くされる。旋回速度により調
整する場合は、長射程が望まれるときはモニタノズルの
旋回速度が遅くされ、短射程が望まれるときはモニタノ
ズルの旋回速度が早くされる。
を変更したり、消火剤の放出圧力を変更したりすること
により消火剤の射程距離を調整するものとすることもで
き、また、モニタノズルの旋回速度を変更することによ
り射程距離を調整するものとすることもできる。放出形
状で調整するものとしては、ノズルの先端に出し入れ自
在に装着されるフラッパや、ノズルの先端筒とデフレク
タとの相対距離を変化させる手段とすることができ、こ
の場合、消火剤を遠くまで散布したい場合すなわち長射
程としたい場合は、フラッパもしくは先端筒をノズルか
ら引き抜く方向に移動させ、消火剤を近傍に散布したい
場合すなわち短射程としたい場合は、ノズルに挿入する
方向に移動させる。放出圧力により変更する場合は、長
射程が望まれるときは放出圧力は高くされ、短射程が望
まれるときは放出圧力は低くされる。旋回速度により調
整する場合は、長射程が望まれるときはモニタノズルの
旋回速度が遅くされ、短射程が望まれるときはモニタノ
ズルの旋回速度が早くされる。
【0013】射程変更手段として消火剤の放出形状もし
くは放出圧力を変更することにより射程変更を行う場合
には、旋回同期制御手段により複数個のモニタノズルを
同一方向に同一旋回速度で同時に旋回させるようにする
ことにより、複数個のモニタノズルのうちの対向配置も
しくは隣接配置される一方及び他方のモニタノズルは射
程制御手段により長射程及び短射程が交互に行われるよ
う同期が取られる。すなわち、複数個のモニタノズルは
同時に右旋回、左旋回というように同一方向に同一速度
で旋回するよう同期が取られながら、対向配置されたモ
ニタノズル同士、もしくは隣接するモニタノズル同士の
放出射程が射程制御手段により異ならされるので、複数
個のモニタノズルからそれぞれ放出される消火剤は衝突
することがない。
くは放出圧力を変更することにより射程変更を行う場合
には、旋回同期制御手段により複数個のモニタノズルを
同一方向に同一旋回速度で同時に旋回させるようにする
ことにより、複数個のモニタノズルのうちの対向配置も
しくは隣接配置される一方及び他方のモニタノズルは射
程制御手段により長射程及び短射程が交互に行われるよ
う同期が取られる。すなわち、複数個のモニタノズルは
同時に右旋回、左旋回というように同一方向に同一速度
で旋回するよう同期が取られながら、対向配置されたモ
ニタノズル同士、もしくは隣接するモニタノズル同士の
放出射程が射程制御手段により異ならされるので、複数
個のモニタノズルからそれぞれ放出される消火剤は衝突
することがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0015】図1は、本発明を適用し得る大空間の消火
区画Zを示す図であり、4つのモニタノズル(放水砲も
しくは放水銃、消火銃とも称す)G1〜G4が配置され
ている。消火区画Zで火災が発生したときには、各モニ
タノズルG1〜G4が半円状に油圧モータ(または電動
モータ)により左右に首振り旋回しながら、水や泡、粉
末等の消火剤を散布して該消火区画Zを消火する。この
場合、本実施例では、各モニタノズルは、各半円の中心
から点線までの内円領域と、点線から実線までの外円領
域との2段階に切換制御されながら散布を行うものとす
る。なお、モニタノズルG1〜G4は、屋内の場合に
は、壁面の上方に、あるいは天井面から吊り下げられる
等して設けられ、屋外の場合には、建物の屋上に、ある
いはタワーの上等に設けられる。
区画Zを示す図であり、4つのモニタノズル(放水砲も
しくは放水銃、消火銃とも称す)G1〜G4が配置され
ている。消火区画Zで火災が発生したときには、各モニ
タノズルG1〜G4が半円状に油圧モータ(または電動
モータ)により左右に首振り旋回しながら、水や泡、粉
末等の消火剤を散布して該消火区画Zを消火する。この
場合、本実施例では、各モニタノズルは、各半円の中心
から点線までの内円領域と、点線から実線までの外円領
域との2段階に切換制御されながら散布を行うものとす
る。なお、モニタノズルG1〜G4は、屋内の場合に
は、壁面の上方に、あるいは天井面から吊り下げられる
等して設けられ、屋外の場合には、建物の屋上に、ある
いはタワーの上等に設けられる。
【0016】ここに用いられるモニタノズルG1〜G4
は、例えば「放水砲消火装置」という名称で平成3年4
月5日付けで出願された実願平3−22011号並びに
同じ名称で平成3年4月23日付けで出願された実願平
3−28113号等に記載された、例えば図2に示すよ
うなものであって良い。図2において、可変噴霧ノズル
10はノズル取付部18内に嵌合して固定され、該ノズ
ル取付部18は俯仰用軸支部20で放水砲回動部24の
放水管路30に上下方向に回動可能なように軸支されて
いる。放水砲回動部24には俯仰用伸縮手段22が装着
されており、該俯仰用伸縮手段22の一端はリンク22
aを介してノズル取付部18に軸支部18aで接続され
ており、これにより、ノズル取付部18従ってノズル1
0は俯仰用伸縮手段22の伸縮により上下方向に回動可
能である。放水砲回動部24は放水砲本体26に嵌合し
て、旋回用油圧モータ28により回転可能に取付けられ
ている。
は、例えば「放水砲消火装置」という名称で平成3年4
月5日付けで出願された実願平3−22011号並びに
同じ名称で平成3年4月23日付けで出願された実願平
3−28113号等に記載された、例えば図2に示すよ
うなものであって良い。図2において、可変噴霧ノズル
10はノズル取付部18内に嵌合して固定され、該ノズ
ル取付部18は俯仰用軸支部20で放水砲回動部24の
放水管路30に上下方向に回動可能なように軸支されて
いる。放水砲回動部24には俯仰用伸縮手段22が装着
されており、該俯仰用伸縮手段22の一端はリンク22
aを介してノズル取付部18に軸支部18aで接続され
ており、これにより、ノズル取付部18従ってノズル1
0は俯仰用伸縮手段22の伸縮により上下方向に回動可
能である。放水砲回動部24は放水砲本体26に嵌合し
て、旋回用油圧モータ28により回転可能に取付けられ
ている。
【0017】この構成によりノズル10は、旋回用油圧
モータ28により放水砲回動部24を放水砲本体26に
対して回動させることにより監視区域を横方向すなわち
旋回方向に移動し、また俯仰用伸縮手段22を俯仰用油
圧モータ23(図2においては俯仰用伸縮手段22の後
側に位置するため見えない)で伸縮させることにより上
下方向に俯仰可能である。例えば火災等により消火剤の
放出を行う際には、図示しない給水源からの水が放水砲
本体26及び放水砲回動部24の図示しない中空部を
経、次に、放水砲回動部24に固定的に取付けられた放
水管路30を経てノズル10の中空部に達し、ノズル1
0の外箱14から放出される。
モータ28により放水砲回動部24を放水砲本体26に
対して回動させることにより監視区域を横方向すなわち
旋回方向に移動し、また俯仰用伸縮手段22を俯仰用油
圧モータ23(図2においては俯仰用伸縮手段22の後
側に位置するため見えない)で伸縮させることにより上
下方向に俯仰可能である。例えば火災等により消火剤の
放出を行う際には、図示しない給水源からの水が放水砲
本体26及び放水砲回動部24の図示しない中空部を
経、次に、放水砲回動部24に固定的に取付けられた放
水管路30を経てノズル10の中空部に達し、ノズル1
0の外箱14から放出される。
【0018】可変噴霧ノズル10は、ノズル本体12
と、該ノズル本体12に滑動的に嵌合する外箱14と、
該外箱14をノズル本体12内に出し入れするために一
端が外箱14に装着されるピストン手段を有してノズル
本体12に固定される可変噴霧ノズル用油圧シリンダ1
6とを含み、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16により
外箱14をノズル本体12内に挿入する方向に移動させ
れば放水は散水状となり、引き抜く方向に移動させれば
放水は絞られ、このように可変噴霧ノズル用油圧シリン
ダ16により外箱14をノズル本体12内に出し入れす
ることにより散水形状を変えることができる。
と、該ノズル本体12に滑動的に嵌合する外箱14と、
該外箱14をノズル本体12内に出し入れするために一
端が外箱14に装着されるピストン手段を有してノズル
本体12に固定される可変噴霧ノズル用油圧シリンダ1
6とを含み、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16により
外箱14をノズル本体12内に挿入する方向に移動させ
れば放水は散水状となり、引き抜く方向に移動させれば
放水は絞られ、このように可変噴霧ノズル用油圧シリン
ダ16により外箱14をノズル本体12内に出し入れす
ることにより散水形状を変えることができる。
【0019】さらに、図2に示すモニタノズルにおいて
は、旋回用油圧モータ28による放水砲回動部24の回
転角すなわちノズルの旋回方向の回転角を検出するため
の旋回用エンコーダ32が取付けられており、また俯仰
用伸縮手段22によるノズル取付部10の上下方向の回
動角度すなわち俯仰角度を検出するための俯仰用エンコ
ーダ34が装着されており、さらに、図3に示すように
ノズル本体12と外箱14とにそれぞれ取付けられた近
接スイッチ36及び金属バー38を含む散水形状検出手
段40が設けられてノズル本体12に対する外箱14の
嵌合程度から散水形状を知ることができるようになって
いる。なお、近接スイッチ36及び金属バー38は、図
2においては可変噴霧ノズル10の後側に位置するため
示されていない。
は、旋回用油圧モータ28による放水砲回動部24の回
転角すなわちノズルの旋回方向の回転角を検出するため
の旋回用エンコーダ32が取付けられており、また俯仰
用伸縮手段22によるノズル取付部10の上下方向の回
動角度すなわち俯仰角度を検出するための俯仰用エンコ
ーダ34が装着されており、さらに、図3に示すように
ノズル本体12と外箱14とにそれぞれ取付けられた近
接スイッチ36及び金属バー38を含む散水形状検出手
段40が設けられてノズル本体12に対する外箱14の
嵌合程度から散水形状を知ることができるようになって
いる。なお、近接スイッチ36及び金属バー38は、図
2においては可変噴霧ノズル10の後側に位置するため
示されていない。
【0020】図4には、モニタノズルG1における放水
砲回動部24を回動させる旋回用油圧モータ28及び俯
仰用伸縮手段22を伸縮させる俯仰用油圧モータ23、
並びに可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16をそれぞれ付
勢するための油圧系統が示されている。また、図5に
は、図示しない火災受信機もしくは非常スイッチからの
火災地区信号を入力して図4の油圧系統の制御を行う、
火災制御盤PCにおける例えばマイクロコンピュータを
有する制御回路CCが示されている。
砲回動部24を回動させる旋回用油圧モータ28及び俯
仰用伸縮手段22を伸縮させる俯仰用油圧モータ23、
並びに可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16をそれぞれ付
勢するための油圧系統が示されている。また、図5に
は、図示しない火災受信機もしくは非常スイッチからの
火災地区信号を入力して図4の油圧系統の制御を行う、
火災制御盤PCにおける例えばマイクロコンピュータを
有する制御回路CCが示されている。
【0021】図5に示す制御回路CCは、前述の旋回用
エンコーダ32及び俯仰用エンコーダ34、並びに散水
形状検出手段40からの信号を受信しながら、図4に示
す油圧系統に制御信号を出力し、電磁切換弁EV1によ
り旋回用油圧モータ28を旋回制御してモニタノズルG
1を首振り旋回させ、電磁切換弁EV2により俯仰用油
圧モータ23を制御してモータG1を俯仰させ、電磁切
換弁EV3により切換用油圧シリンダすなわち可変噴霧
ノズル用油圧シリンダ16を制御して外箱14のノズル
本体12内への嵌合程度を変えて散水形状を変更する。
図4において、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16に対
しては、消火剤の放出時に該消火剤の放出圧力により外
箱14のノズル本体12に対する嵌合程度が変化してし
まわないよう、電磁切換弁EV3と油圧シリンダ16と
の間にパイロット操作逆止弁PVが設けられており、こ
れにより、それらの間の嵌合は消火剤の放出中その選択
された位置に固定保持される。なお、他のモニタノズル
G2〜G4においても油圧系統の構成並びに動作は同じ
であるので、図4においては図示並びに説明を省略して
ある。
エンコーダ32及び俯仰用エンコーダ34、並びに散水
形状検出手段40からの信号を受信しながら、図4に示
す油圧系統に制御信号を出力し、電磁切換弁EV1によ
り旋回用油圧モータ28を旋回制御してモニタノズルG
1を首振り旋回させ、電磁切換弁EV2により俯仰用油
圧モータ23を制御してモータG1を俯仰させ、電磁切
換弁EV3により切換用油圧シリンダすなわち可変噴霧
ノズル用油圧シリンダ16を制御して外箱14のノズル
本体12内への嵌合程度を変えて散水形状を変更する。
図4において、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16に対
しては、消火剤の放出時に該消火剤の放出圧力により外
箱14のノズル本体12に対する嵌合程度が変化してし
まわないよう、電磁切換弁EV3と油圧シリンダ16と
の間にパイロット操作逆止弁PVが設けられており、こ
れにより、それらの間の嵌合は消火剤の放出中その選択
された位置に固定保持される。なお、他のモニタノズル
G2〜G4においても油圧系統の構成並びに動作は同じ
であるので、図4においては図示並びに説明を省略して
ある。
【0022】以下、図6及び図7に示すフローチャート
をも参照しながら、本実施例の動作について説明する。
なお、以下の実施例においては、放水砲すなわちモニタ
ノズルは、旋回方向にのみ回動し俯仰動作は行わないも
のとし、消火剤の射程距離を変更するための手段として
は、ノズルに対してノズルの先端筒を出し入れして散水
形状を変更する場合を例にとって説明する。また、対向
配置されたモニタノズル同士で消火剤の長射程放出及び
短射程放出を異ならせて制御を行う場合について説明す
る。この場合、旋回用油圧モータ28はモニタノズルを
旋回方向に回動させるための旋回機構として用いられ、
また、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16は消火剤の射
程距離を切換えるための射程変更手段として用いられる
ものとする。
をも参照しながら、本実施例の動作について説明する。
なお、以下の実施例においては、放水砲すなわちモニタ
ノズルは、旋回方向にのみ回動し俯仰動作は行わないも
のとし、消火剤の射程距離を変更するための手段として
は、ノズルに対してノズルの先端筒を出し入れして散水
形状を変更する場合を例にとって説明する。また、対向
配置されたモニタノズル同士で消火剤の長射程放出及び
短射程放出を異ならせて制御を行う場合について説明す
る。この場合、旋回用油圧モータ28はモニタノズルを
旋回方向に回動させるための旋回機構として用いられ、
また、可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16は消火剤の射
程距離を切換えるための射程変更手段として用いられる
ものとする。
【0023】火災が発生して、火災受信機から火災地区
の信号または非常スイッチからの信号が制御盤PCに入
力されると、制御盤PCの例えばマイクロコンピュータ
を有する制御回路CCは、まず、モニタノズルG1及び
G4における射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁
切換弁EV3に対して短射程命令すなわち図3のCに示
すように散水形状を拡散状にする命令を出力すると共に
(ステップ102)、モニタノズルG2及びG3におけ
る射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁切換弁EV
3に対して長射程命令すなわち図3のAに示すように散
水形状を棒状にする命令を出力し(ステップ104)、
そしてモニタノズルG1〜G4のすべてに対して消火剤
の放出命令を出すと共に(ステップ106)、右旋回命
令を出す(ステップ108)。このようにモニタノズル
G1〜G4は、同一方向に同時に同じ旋回速度で旋回が
開始される。
の信号または非常スイッチからの信号が制御盤PCに入
力されると、制御盤PCの例えばマイクロコンピュータ
を有する制御回路CCは、まず、モニタノズルG1及び
G4における射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁
切換弁EV3に対して短射程命令すなわち図3のCに示
すように散水形状を拡散状にする命令を出力すると共に
(ステップ102)、モニタノズルG2及びG3におけ
る射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁切換弁EV
3に対して長射程命令すなわち図3のAに示すように散
水形状を棒状にする命令を出力し(ステップ104)、
そしてモニタノズルG1〜G4のすべてに対して消火剤
の放出命令を出すと共に(ステップ106)、右旋回命
令を出す(ステップ108)。このようにモニタノズル
G1〜G4は、同一方向に同時に同じ旋回速度で旋回が
開始される。
【0024】これにより、モニタノズルG1及びG4
は、図1に示す消火区画Zにおいて、各半円の中心から
点線までの内円領域に消火剤の散布を行い、また、モニ
タノズルG2及びG3は、該消火区画Zにおいて、各半
円の点線から実線までの外円領域に消火剤の散布を行
い、その様子が図7のA、B及びCにおいて陰影線で示
されている。図7のAは各モニタノズルG1〜G4が旋
回範囲の半分まで旋回した場合に散布される領域を、同
じくBはその後の半分を旋回した場合に散布される領域
を、そしてCは1旋回範囲に渡って旋回した場合に散布
される領域をそれぞれ示している。このように対向配置
されたモニタノズルG1とG3、並びにモニタノズルG
2とG4は互いに射程距離が異ならされるのが分かる。
は、図1に示す消火区画Zにおいて、各半円の中心から
点線までの内円領域に消火剤の散布を行い、また、モニ
タノズルG2及びG3は、該消火区画Zにおいて、各半
円の点線から実線までの外円領域に消火剤の散布を行
い、その様子が図7のA、B及びCにおいて陰影線で示
されている。図7のAは各モニタノズルG1〜G4が旋
回範囲の半分まで旋回した場合に散布される領域を、同
じくBはその後の半分を旋回した場合に散布される領域
を、そしてCは1旋回範囲に渡って旋回した場合に散布
される領域をそれぞれ示している。このように対向配置
されたモニタノズルG1とG3、並びにモニタノズルG
2とG4は互いに射程距離が異ならされるのが分かる。
【0025】モニタノズルG1〜G4が旋回を続けてい
る間、制御回路CCは各モニタノズルの旋回用エンコー
ダ32からの旋回角を表す信号を読込んで(ステップ1
10)、各モニタノズルがその旋回範囲の限界に達した
か否かを監視している。制御回路には、各モニタノズル
が図1、図8及び図9に例示した内円領域もしくは外円
領域の扇状領域に対して散布を行うべく右旋回の限界及
び左旋回の限界があらかじめ設定記憶されている。この
ような設定記憶方法は、制御回路内にそれら限界を記憶
するためのメモリを内蔵させても良いし、また、ディッ
プスイッチのような手動で設定可能な設定手段としても
良い。
る間、制御回路CCは各モニタノズルの旋回用エンコー
ダ32からの旋回角を表す信号を読込んで(ステップ1
10)、各モニタノズルがその旋回範囲の限界に達した
か否かを監視している。制御回路には、各モニタノズル
が図1、図8及び図9に例示した内円領域もしくは外円
領域の扇状領域に対して散布を行うべく右旋回の限界及
び左旋回の限界があらかじめ設定記憶されている。この
ような設定記憶方法は、制御回路内にそれら限界を記憶
するためのメモリを内蔵させても良いし、また、ディッ
プスイッチのような手動で設定可能な設定手段としても
良い。
【0026】制御回路は、各モニタノズルごとに、旋回
用エンコーダ32からの信号と、あらかじめ設定記憶さ
れている対応の限界との比較を常時行い、これにより、
右旋回(左旋回)しているモニタノズルが右旋回(左旋
回)の限界に達したことが判別されたら(ステップ11
2及び114、118及び120、124及び126、
並びに130及び132)、右旋回(左旋回)を停止し
て左旋回(右旋回)に移行するように油圧系統の電磁切
換弁EV1を切換制御すると共に、油圧系統の電磁切換
弁EV3を切換制御して散水形状を切換える(ステップ
116、122、128及び134)。すなわち、モニ
タノズルG1及びG4の場合は、射程距離切換用の油圧
シリンダ16の電磁切換弁EV3に対して短射程命令か
ら長射程命令に切換えて例えば図3のAに示すように散
水形状を棒状にする命令を出力すると共に(ステップ1
16及び134)、モニタノズルG2及びG3の場合
は、射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁切換弁E
V3に対して長射程命令から短射程命令に切換えて図3
のCに示すように散水形状を拡散状にする命令を出力す
る(ステップ122及び128)。
用エンコーダ32からの信号と、あらかじめ設定記憶さ
れている対応の限界との比較を常時行い、これにより、
右旋回(左旋回)しているモニタノズルが右旋回(左旋
回)の限界に達したことが判別されたら(ステップ11
2及び114、118及び120、124及び126、
並びに130及び132)、右旋回(左旋回)を停止し
て左旋回(右旋回)に移行するように油圧系統の電磁切
換弁EV1を切換制御すると共に、油圧系統の電磁切換
弁EV3を切換制御して散水形状を切換える(ステップ
116、122、128及び134)。すなわち、モニ
タノズルG1及びG4の場合は、射程距離切換用の油圧
シリンダ16の電磁切換弁EV3に対して短射程命令か
ら長射程命令に切換えて例えば図3のAに示すように散
水形状を棒状にする命令を出力すると共に(ステップ1
16及び134)、モニタノズルG2及びG3の場合
は、射程距離切換用の油圧シリンダ16の電磁切換弁E
V3に対して長射程命令から短射程命令に切換えて図3
のCに示すように散水形状を拡散状にする命令を出力す
る(ステップ122及び128)。
【0027】これにより、図8の場合と逆に、図9の
A、B及びCの陰影線に示すように、消火区画Zにおい
て、モニタノズルG2及びG3は、各半円の中心から点
線までの内円領域に消火剤の散布を行い、また、モニタ
ノズルG1及びG4は、該消火区画Zにおいて、各半円
の点線から実線までの外円領域に消火剤の散布を行う。
図8の場合と同様、図9のAは各モニタノズルG1〜G
4が旋回範囲の半分まで旋回した場合に散布される領域
を、同じくBはその後の半分を旋回した場合に散布され
る領域を、そしてCは1旋回範囲に渡って旋回した場合
に散布される領域をそれぞれ示している。
A、B及びCの陰影線に示すように、消火区画Zにおい
て、モニタノズルG2及びG3は、各半円の中心から点
線までの内円領域に消火剤の散布を行い、また、モニタ
ノズルG1及びG4は、該消火区画Zにおいて、各半円
の点線から実線までの外円領域に消火剤の散布を行う。
図8の場合と同様、図9のAは各モニタノズルG1〜G
4が旋回範囲の半分まで旋回した場合に散布される領域
を、同じくBはその後の半分を旋回した場合に散布され
る領域を、そしてCは1旋回範囲に渡って旋回した場合
に散布される領域をそれぞれ示している。
【0028】このようにして、各モニタノズルG1〜G
4は、消火が完了とされるまで(ステップ136)、消
火区画Zに対して内円領域と外円領域とを交互に切換え
られて旋回しながら散布を行い続ける。消火が完了した
ことが判別されたら(ステップ136のYES)、モニ
タノズルG1〜G4に対して放出停止命令が出され(ス
テップ138)、次に、モニタノズルは所定位置に達し
たときに停止命令が出されて(ステップ140)、最初
の待機状態となる。
4は、消火が完了とされるまで(ステップ136)、消
火区画Zに対して内円領域と外円領域とを交互に切換え
られて旋回しながら散布を行い続ける。消火が完了した
ことが判別されたら(ステップ136のYES)、モニ
タノズルG1〜G4に対して放出停止命令が出され(ス
テップ138)、次に、モニタノズルは所定位置に達し
たときに停止命令が出されて(ステップ140)、最初
の待機状態となる。
【0029】以上のように、対向配置されたモニタノズ
ル同士が消火剤の射程距離を異ならせて同一方向に同一
旋回速度で同時に旋回開始されるので、対向配置される
モニタノズル同士は、常時、射程距離が交互に変更され
ることとなり、対向配置されるモニタノズル同士の消火
剤の衝突は避けられる。勿論、モニタノズルの配置状況
に応じては、対向配置されるモニタノズル同士ではな
く、隣接されるモニタノズル同士の消火剤の射程距離を
交互に変更するよう制御が行われる。
ル同士が消火剤の射程距離を異ならせて同一方向に同一
旋回速度で同時に旋回開始されるので、対向配置される
モニタノズル同士は、常時、射程距離が交互に変更され
ることとなり、対向配置されるモニタノズル同士の消火
剤の衝突は避けられる。勿論、モニタノズルの配置状況
に応じては、対向配置されるモニタノズル同士ではな
く、隣接されるモニタノズル同士の消火剤の射程距離を
交互に変更するよう制御が行われる。
【0030】なお、上記実施例では、射程変更手段は、
可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16により散水形状を変
更することにより射程を変更するものを示したが、射程
変更手段としてはこれに限定されるものではなく、例え
ば、俯仰用油圧モータ23によりノズルの俯仰角を変更
することにより射程距離を変更するようにすることもで
きるし、また、消火剤の放出圧力もしくは流量を変更し
たりして射程距離を変更するようにすることもできる
し、さらに、モニタノズルの旋回速度を変化させること
により、射程距離を変更するようにすることもできる。
可変噴霧ノズル用油圧シリンダ16により散水形状を変
更することにより射程を変更するものを示したが、射程
変更手段としてはこれに限定されるものではなく、例え
ば、俯仰用油圧モータ23によりノズルの俯仰角を変更
することにより射程距離を変更するようにすることもで
きるし、また、消火剤の放出圧力もしくは流量を変更し
たりして射程距離を変更するようにすることもできる
し、さらに、モニタノズルの旋回速度を変化させること
により、射程距離を変更するようにすることもできる。
【0031】モニタノズルの旋回速度を変化させること
により射程距離を変更させる場合には、対向配置された
モニタノズル同士、もしくは隣接配置されたモニタノズ
ル同士は、一方が長射程で比較的遅い旋回速度のときは
他方は短射程で比較的早い旋回速度というように、一往
復の半分を旋回するのに要する時間が異なるので、一方
及び他方の相互間で同期を取らせる等の何等かの調整を
行う必要がある。このような調整方法として、例えば、
短射程での早い旋回速度を長射程での遅い旋回速度の整
数倍(例えば2倍)とし、一方が遅い旋回速度で半往復
している間に、他方は早い旋回速度で半往復の整数倍
(例えば一往復)を旋回させるようにすることができ
る。さらに、このような制御に加え、各モニタノズルが
旋回している間にバラツキが生じてくる場合を考慮し
て、制御回路は、モニタノズルの旋回角度信号と該モニ
タノズルに対応の限界値との各モニタノズルごとの比較
により、遅い旋回速度で旋回している一方のモニタノズ
ルと、整数倍の早い旋回速度で旋回している他方のモニ
タノズルとの双方が限界値に達したことが判別されたと
きに始めて、各モニタノズルに切換命令を出力するよう
にしても良い。
により射程距離を変更させる場合には、対向配置された
モニタノズル同士、もしくは隣接配置されたモニタノズ
ル同士は、一方が長射程で比較的遅い旋回速度のときは
他方は短射程で比較的早い旋回速度というように、一往
復の半分を旋回するのに要する時間が異なるので、一方
及び他方の相互間で同期を取らせる等の何等かの調整を
行う必要がある。このような調整方法として、例えば、
短射程での早い旋回速度を長射程での遅い旋回速度の整
数倍(例えば2倍)とし、一方が遅い旋回速度で半往復
している間に、他方は早い旋回速度で半往復の整数倍
(例えば一往復)を旋回させるようにすることができ
る。さらに、このような制御に加え、各モニタノズルが
旋回している間にバラツキが生じてくる場合を考慮し
て、制御回路は、モニタノズルの旋回角度信号と該モニ
タノズルに対応の限界値との各モニタノズルごとの比較
により、遅い旋回速度で旋回している一方のモニタノズ
ルと、整数倍の早い旋回速度で旋回している他方のモニ
タノズルとの双方が限界値に達したことが判別されたと
きに始めて、各モニタノズルに切換命令を出力するよう
にしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明によれば、大空間の消火領
域に対して旋回しつつ消火剤の散布を行う複数個のモニ
タノズルの各々に、消火剤の放出射程を変更させる射程
変更手段を設け、複数個のモニタノズルのうち対向配置
もしくは隣接配置されるモニタノズル同士の消火剤放出
射程を射程変更手段により異ならせるようにしたので、
複数個のモニタノズルから放出される消火剤が衝突する
のを防止することができ効率的に消火剤を散布すること
ができるという効果がある。
域に対して旋回しつつ消火剤の散布を行う複数個のモニ
タノズルの各々に、消火剤の放出射程を変更させる射程
変更手段を設け、複数個のモニタノズルのうち対向配置
もしくは隣接配置されるモニタノズル同士の消火剤放出
射程を射程変更手段により異ならせるようにしたので、
複数個のモニタノズルから放出される消火剤が衝突する
のを防止することができ効率的に消火剤を散布すること
ができるという効果がある。
【図1】本発明を適用した消火区画を概略的に示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明に用いられ得るモニタノズルの一例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】図2に示したモニタノズルの外箱とノズル本体
との嵌合程度並びに各嵌合程度においてモニタノズルか
ら放出される消火剤の散水形状を示す図である。
との嵌合程度並びに各嵌合程度においてモニタノズルか
ら放出される消火剤の散水形状を示す図である。
【図4】モニタノズルのノズルの旋回制御及び俯仰制御
並びに散水形状の制御を行う油圧系統を示す系統図であ
る。
並びに散水形状の制御を行う油圧系統を示す系統図であ
る。
【図5】油圧系統の制御を行う制御回路を示すブロック
回路図である。
回路図である。
【図6】本発明の動作を説明するフローチャートを示す
図である。
図である。
【図7】本発明の動作を説明するフローチャートを示す
図である。
図である。
【図8】図6及び図7に示す動作により消火区画に散布
される態様を示す図である。
される態様を示す図である。
【図9】図6及び図7に示す動作により消火区画に散布
される態様を示す図である。
される態様を示す図である。
Z 消火区画 G1〜G4 モニタノズル(放水砲) 10 可変噴霧ノズル 12 ノズル本体 14 外箱 16 可変噴霧ノズル用油圧シリンダ(射程変更手
段) 22 俯仰用伸縮手段 23 俯仰用油圧モータ 24 放水砲回動部 26 放水砲本体 28 旋回用油圧モータ(旋回機構) 32 旋回用エンコーダ 34 俯仰用エンコーダ EV1〜EV3 電磁切換弁 40 散水形状検出手段 CC 制御回路
段) 22 俯仰用伸縮手段 23 俯仰用油圧モータ 24 放水砲回動部 26 放水砲本体 28 旋回用油圧モータ(旋回機構) 32 旋回用エンコーダ 34 俯仰用エンコーダ EV1〜EV3 電磁切換弁 40 散水形状検出手段 CC 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 利彰 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能美防災株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−155874(JP,A) 特開 平6−229(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 27/00 - 39/00 A62C 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 大空間の消火領域に対して、複数個のモ
ニタノズルを往復旋回もしくは連続旋回させつつ消火剤
を散布させる消火装置において、前記複数個のモニタノ
ズルには放出する消火剤の放出射程を変更させる射程変
更手段を設け、前記複数個のモニタノズルのうち対向配
置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を前記射程
変更手段により異ならせる射程制御手段を設けてなるこ
とを特徴とする消火装置。 - 【請求項2】 大空間の消火領域に対して、複数個のモ
ニタノズルを往復旋回もしくは連続旋回させつつ消火剤
を散布させる消火装置において、前記複数個のモニタノ
ズルには放出する消火剤の放出射程を変更させる射程変
更手段を設け、前記複数個のモニタノズルのうち隣接配
置されるモニタノズル同士の消火剤放出射程を前記射程
変更手段により異ならせる射程制御手段を設けてなるこ
とを特徴とする消火装置。 - 【請求項3】 前記複数個のモニタノズルを同一方向に
同一旋回速度で同時に旋回させる旋回同期制御手段をさ
らに設け、前記射程変更手段は、消火剤の放出形状もし
くは放出圧力を変更することにより射程変更を行う請求
項1または2の消火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04227462A JP3084146B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 消火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04227462A JP3084146B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 消火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670997A JPH0670997A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3084146B2 true JP3084146B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=16861257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04227462A Expired - Fee Related JP3084146B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 消火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3084146B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2770220C1 (ru) * | 2021-08-12 | 2022-04-14 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский федеральный университет" | Способ тушения скважинных возгораний газовым огнетушащим веществом и устройство для его осуществления |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3641007B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2005-04-20 | 能美防災株式会社 | 消火装置 |
| JP3734252B2 (ja) * | 1995-12-05 | 2006-01-11 | ホーチキ株式会社 | スプリンクラー消火設備の消火用散水ノズル |
| JP6844843B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-03-17 | ヤマトプロテック株式会社 | 放水型泡消火装置及び放水型泡消火方法 |
| CN108553779A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-09-21 | 广东风华环保设备股份有限公司 | 车载风送式远射程干粉灭火装置 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP04227462A patent/JP3084146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2770220C1 (ru) * | 2021-08-12 | 2022-04-14 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский федеральный университет" | Способ тушения скважинных возгораний газовым огнетушащим веществом и устройство для его осуществления |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670997A (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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