JP3095010B2 - 開き度制限用ストッパ機構 - Google Patents

開き度制限用ストッパ機構

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JP3095010B2
JP3095010B2 JP11031249A JP3124999A JP3095010B2 JP 3095010 B2 JP3095010 B2 JP 3095010B2 JP 11031249 A JP11031249 A JP 11031249A JP 3124999 A JP3124999 A JP 3124999A JP 3095010 B2 JP3095010 B2 JP 3095010B2
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stopper
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健一 小田
俊行 今中
浩義 勝山
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04—Pivotal connections
    • F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

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  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
内機における吸込みグリル等の開きの程度を制限する開
き度制限用ストッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室内機における吸込
みグリルは、開閉不可能に構成されているのが一般的で
ある。したがって、上記吸込みグリルの裏側にエアフィ
ルタを装着する場合には、フロントパネルにおける上記
吸込みグリルの上部に設けられたスリット状の挿入口か
らエアフィルタを抜き差しするようにしている。
【0003】また、上記吸込みグリルが開閉可能に構成
された室内機も出現している。その場合における開いた
吸込みグリルの固定は、この開かれた吸込みグリルとフ
ロントパネルとに螺子や引っ掛け金具等の別部品でスト
ッパを取り付けることによって行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の室内機における吸込みグリルには、以下のような問
題がある。すなわち、上記開閉不可能に構成された吸込
みグリルの場合は、上記フロントパネルに設けられた挿
入口からエアフィルタを抜き差しするようにしているた
め、上記フロントパネルの意匠面に上記エアフィルタの
摘み(取っ手)が出ており、見苦しいという問題がある。
【0005】また、上記開閉可能に構成された吸込みグ
リルの場合は、開かれた吸込みグリルとフロントパネル
とに螺子や引っ掛け金具等でストッパを取り付けること
によって吸込みグリルを固定するため、開かれた吸込み
グリルの固定が面倒であるという問題がある。さらに、
上記ストッパを吸込みグリルとフロントパネルとに取り
つけるための螺子や引っ掛け金具等は、上記ストッパと
別部品となっているため部品数や工数が多くなり、コス
トアップに繋がるという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、フロントパネ
ルの意匠面にエアフィルタの摘みや取っ手が現れること
がなく、吸込みグリルの開きの程度をストッパとこのス
トッパと一体に形成された部品とによって容易に制限で
きる開き度制限用ストッパ機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明の開き度制限用ストッパ機構
は、弾性を有して,本体とこの本体に対して開閉する開
閉体との何れか一方に,一動作で着脱可能なように撓み
係合する係合爪部を一端側に有すると共に、上記開閉体
の開度が所定の開度に至ると上記開閉体および本体の何
れか他方に係合して,上記開閉体の開き動作を停止させ
る係合部を他端側に有する開き度制限用ストッパを備え
たことを特徴としている。
【0008】上記構成によれば、本体に対する開閉体の
開度が、開き度制限用ストッパの他端側に設けられた係
合部の上記開閉体あるいは本体に対する係合によって制
限される。その結果、上記本体における上記開閉体の裏
面側に装着すべき被装着体の装着取出しが、上記開閉体
を開いて容易に行われる。その場合、上記被装着体の取
っ手は上記開閉体内に収納されており、上記本体の意匠
面には露出されていない。さらに、その場合における上
記本体および開閉体に対する上記開き度制限用ストッパ
の両端の係合は、上記開き度制限用ストッパに一体に設
けられた係合爪部および係合部によって行われる。こう
して、少ない部品点数と少ない工数とで上記開閉体の開
き度が制限される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の開き度制限用ストッパ機構において、上記開
閉体あるいは本体における上記係合爪部との係合個所近
傍に設けられて、指による上記係合爪部に対する撓み係
合操作を邪魔して不可能にする邪魔板を備えたことを特
徴としている。
【0010】上記構成によれば、指による上記係合爪部
に対する係合解除操作が邪魔板によって邪魔されて不可
能になる。その結果、不注意によって上記係合解除が行
われて上記開閉体が全開してしまうことがない。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明の開き度制限用ストッパ機構において、上記本
体あるいは開閉体には,上記係合部との係合を解除する
ための係合解除部が設けられており、上記係合解除部
は,上記開閉体あるいは本体に上記係合爪部が係合され
た状態では上記係合部との係合が解除されように設けら
れていることを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記開閉体あるいは本
体に上記開き度制限用ストッパの係合爪部が係合された
状態では、上記本体あるいは開閉体に設けられた係合解
除部によって上記係合部との係合は解除されない。こう
して、工具等を使用して上記係合爪部の係合を意識的に
解除しない限り上記本体あるいは開閉体から上記開き度
制限用ストッパが外れることはない。
【0013】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係る発明の開き度制限用ストッパ機構において、上記本
体は空気調和機の室内機本体であり、上記開閉体は上記
空気調和機の室内機における吸込みグリルであることを
特徴としている。
【0014】上記構成によれば、吸込みグリルを室内機
本体に対して開閉可能にし、その開度が上記開き度制限
用ストッパによって制限される。そして、フィルタの着
脱は上記吸込みグリルを開いて行われる。その結果、上
記フィルタの取っ手は上記吸込みグリル内に収納されて
上記室内機本体の意匠面には露出されない。さらに、上
記室内機本体および吸込みグリルに対する上記開き度制
限用ストッパの両端の係合は、上記開き度制限用ストッ
パに一体に設けられた係合爪部および係合部によって行
われる。こうして、少ない部品点数と少ない工数とで上
記吸込みグリルの開き度が制限される。
【0015】さらに、上記請求項2および請求項3を適
用することによって、上記開き度制限用ストッパの係合
爪部および係合部の係合が不用意に解除されて上記吸込
みグリルが全開し、上記室内機本体内に収納されている
ファンが前方に露出される危険状態が未然に回避され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の開き
度制限用ストッパ機構が適用された空気調和機の室内機
の断面図である。図1(a)は吸込みグリル6が閉じられ
た状態を示し、図1(b)は上記吸込みグリル6が開かれ
てグリルストッパ8によって開度が制限されている状態
を示す。さらに、図1(c)は図1(b)におけるA部拡大図
である。
【0017】図1において、1は室内機本体2の前面に
取り付けられたフロントパネルであり、このフロントパ
ネル1の正面下部には吸込み口3が設けられる一方、下
面には吹出し口4が設けられている。さらに、吸込み口
3の奥にはクロスフローファン(以下、単にファンと言
う)5が取り付けられており、このファン5の回転によ
って、吸込み口3から室内空気を取り込む一方、熱交換
後の空気を吹出し口4から室内に吹出すようにしてい
る。
【0018】上記吸込み口3は、上記吸込みグリル6で
覆われ、吸込みグリル6の後方には上記室内空気中の塵
を除去するためのフィルタ7が設置可能になっている。
吸込みグリル6は下端を回転中心としてフロントパネル
1に対して開閉可能になっており、フィルタ7の矢印
(B)方向への抜き出しと逆方向への装着が容易になって
いる。こうすることによって、フィルタ7を抜き差しす
るための取っ手7aをフロントパネル1の意匠面に出す
必要がなく、上記意匠面をすっきりにできるのである。
【0019】ところで、上述したように、上記吸込み口
3の奥にはファン5が設置されている。したがって、吸
込みグリル6が必要以上に開かれて吸込み口3が正面に
露出している場合には、子供等が容易に吸込み口3から
手を奥まで挿入することが可能になり、ファン5によっ
て怪我をする危険性がある。そこで、本実施の形態にお
いては、吸込みグリル6の凸部6aとフロントパネル1
の凹部1aとに両端が係合して、吸込みグリル6のフロ
ントパネル1に対する開度を制限するグリルストッパ8
を設けている。このグリルストッパ8は、後に詳述する
ように、グリルストッパ8自身に一体化されている部品
によって吸込みグリル6とフロントパネル1とにワンタ
ッチで係合させることができるようになっている。した
がって、螺子や引っ掛け金具等の別体部品でストッパを
取り付ける場合よりも部品点数を少なくできるのであ
る。以下、グリルストッパ8の構成と機能について詳細
に説明する。
【0020】図2は、上記グリルストッパ8の構造を示
す図である。尚、図2(a)は平面図であり、図2(b)は正
面図であり、図2(c)は側面図である。グリルストッパ
8の本体11は、概略長方形の板状を成し、その一端部
には側面から側方に突出した円柱体12が設けられてい
る。そして、円柱体12の先端上部には係合爪13が形
成されている。本体11の長手方向中央部には、上記一
端に開口を有するスリット14が形成されており、この
スリット14によって円柱体12は上部円柱体12aと
下部円柱体12bとに分割されている。その場合、スリ
ット14の形成位置は、本体11におけるスリット14
より上側の上側本体11aおよび下側の下側本体11b
(あるいは、その何れか一方)が適度な弾性力を呈するよ
うな位置になっている。
【0021】ここで、上記上側本体11aを撓ませてそ
の先端部を下側本体11bに近接させることによって、
あるいは、下側本体11bを撓ませてその先端部を上側
本体11aに近接させることによって、係合爪13の外
周面と下部円柱体12bの下側外周面とは、上側本体1
1aあるいは下側本体11bを撓ませる前の本体11の状
態における円柱体12と略同じ外径の円形を呈するよう
になっている。
【0022】また、上記本体11の他端部には、両側面
から両側方に突出して、フロントパネル1の凹部1aに
係合する円柱状の係合部材15が取り付けられている。
そして、板状の本体11と係合部材15とでT字状を成
している。
【0023】図3は、上記構成を有するグリルストッパ
8が、吸込みグリル6の凸部6aとフロントパネル1の
凹部1aとに取り付けられた状態を示す側面図である。
そして、図4は、図3の底面図である。吸込みグリル6
の凸部6aは、垂直方向に延在して概略平面状を成して
おり、中央部に水平方向に貫通する円形の穴16が設け
られている。そして、この穴16の直径は、上側本体1
1aを撓ませない状態における円柱体12の外径(≒上側
本体11aを撓ませた状態における係合爪13の外周面
と下部円柱体12bの下側外周面とで構成される円形の
外径)より少し大きく、上側本体11aを撓ませない状態
における係合爪13の外周面と下部円柱体12bの下側
外周面とで構成される円形の外径より小さくなってい
る。
【0024】したがって、図5に示すように、上記本体
11の上側本体11aに外力を与えて、上部円柱体12a
と下部円柱体12bとが近接する位置まで上側本体11a
を撓ませることによって、係合爪13を含む円柱体12
全体を吸込みグリル6側の穴16に挿入することができ
るのである。そして、係合爪13が穴16を通過した後
に上側本体11aの撓みを解放させることによって係合
爪13の外周面と下部円柱体12bの下側外周面とで構
成される円形の外径が穴16の直径よりも大きくなる。
こうして、図3に示すように、係合爪13が穴16に係
合して、グリルストッパ8が吸込みグリル6に回動自在
に係合されるのである。
【0025】図6は、上記溝17の正面図(フロントパ
ネル1の部分裏面図)である。図6に示すように、上記
フロントパネル1の凹部(図6では紙面に対して突出し
ている)1aには、上記グリルストッパ8が係合されるT
字形の溝17が形成してある。ここで、溝17の基部1
7aの幅はグリルストッパ8の本体11の幅よりやや広
く且つ係合部材15の幅より狭く形成され、広幅部17
bの幅は係合部材15の幅よりやや広く形成されてい
る。したがって、グリルストッパ8の係合部材15を溝
17の広幅部17bから挿入することによって、グリル
ストッパ8の本体11を溝17の基部17aに挿入する
のである。こうすることによって、吸込みグリル6に係
合されたグリルストッパ8の本体11が溝17の基部1
7a内を長手方向に移動して吸込みグリル6が開くこと
ができる。そして、グリルストッパ8の係合部材15が
溝17の基部17aに当接して係合することによって、
図1(b)に示すように吸込みグリル6の開度が15°に
制限される。
【0026】上述のように、本実施の形態においては、
上記グリルストッパ8によって吸込みグリル6の開度が
15°に制限されるようにしている。したがって、フィ
ルタ7がない状態でも吸込み口3から挿入された手がフ
ァン5に触れて怪我することはないのである。一方にお
いて、本実施の形態においては、上述したように、グリ
ルストッパ8の上側本体11aを撓ませることによっ
て、ワンタッチでグリルストッパ8を吸込みグリル6に
着脱可能になっている。したがって、吸込みグリル6を
グリルストッパ8から外した場合には吸込み口3が大き
く露出されることになって危険な状態となる。そこで、
このような状態を回避するために、本実施の形態におい
ては、以下のようにしている。
【0027】すなわち、図4に示すように、上記吸込み
グリル6における凸部6aに隣接する位置に凸部6aに対
向して延在する邪魔板18を設け、凸部6aと邪魔板1
8との間隔を人間の指の太さよりも狭く設定しておくの
である。したがって、誤って手でグリルストッパ8の上
側本体11aを撓ませてグリルストッパ8を吸込みグリ
ル6から外してしまって、吸込みグリル6が全開してし
まうことを防止できるのである。但し、グリルストッパ
8を吸込みグリル6の凸部6aに装着する場合には、凸
部6aと邪魔板18との隙間に入るような工具を使用し
て、グリルストッパ8の上側本体11aを撓ませればよ
い。
【0028】ところで、上述のように、上記グリルスト
ッパ8の係合部材15をフロントパネル1の凹部1aに
形成された溝17の広幅部17bから挿入することによ
って、グリルストッパ8をフロントパネル1の凹部1a
に着脱可能にしている。したがって、工具を使用しない
と吸込みグリル6がグリルストッパ8から外れないよう
にしているにも拘わらず、グリルストッパ8がフロント
パネル1の凹部1aから外れて吸込みグリル6が全開す
る場合が想定される。そこで、凹部1aに形成される溝
17の広幅部17bを、吸込みグリル6に係合された状
態におけるグリルストッパ8の係合部材15が到底通過
することができないように形成する(図3においては、
係合部材15は広幅部17bを垂直方向にしか通過でき
ない)のである。こうすることによって、意識して工具
を用いてグリルストッパ8の係合爪13を凸部6aの穴
16から外さない限り、吸込みグリル6は15°以上開
くことはないのである。すなわち、本実施の形態におい
ては、溝17の広幅部17bで上記係合解除部を構成す
るのである。
【0029】このように、本実施の形態においては、上
記フロントパネル1に対して開閉可能に設けた吸込みグ
リル6の凸部6aに穴16を形成しておく。また、フロ
ントパネル1の凹部1aに広幅部17bを有する溝17を
形成しておく。そして、穴16にはグリルストッパ8の
一端部に撓み可能に設けられた円柱体12の係合爪13
を係合させる一方、溝17にはグリルストッパ8の他端
部に設けられた係合部材15を係合させるようにしてい
る。したがって、吸込みグリル6を15°まで開くよう
に制限でき、フィルタ7全体を吸込みグリル6裏側に完
全に収納して取っ手7aがフロントパネル1の意匠面に
出て見苦しくなることを防止できるのである。
【0030】ここで、上記グリルストッパ8の係合爪1
3は、スリット14の両側に形成されて穴16に挿入可
能な外径を有する一つの円柱体12を構成する上部円柱
体12aの先端上部に形成されており、係合爪13の外
周面と下部円柱体12bの下側外周面との距離は、穴1
6の直径よりも長く設定されている。そして、上側本体
11aを撓ませてその先端部を下側本体11bに近接させ
た場合には、上記距離は穴16の直径よりも短くなるよ
うに設定されている。したがって、グリルストッパ8の
上側本体11aを撓ませて係合爪13と下部円柱体12b
とを吸込みグリル6の凸部6aの穴16を通過させた後
に上側本体11aの撓みを解放させることによって、ワ
ンタッチでグリルストッパ8を吸込みグリル6に係合さ
せることができるのである。
【0031】その結果、本実施の形態によれば、簡単に
吸込みグリル6およびフィルタ7をフロントパネル1か
ら取り外すことができ、吸込みグリル6の丸ごと洗いや
フィルタ7の清掃が非常に容易になる。
【0032】また、上記グリルストッパ8の係合部材1
5は、その幅がフロントパネル1の凹部1aに形成され
た溝17の広幅部17bよりも狭く、基部17aよりも広
く形成されている。したがって、グリルストッパ8の係
合部材15を広幅部17bから溝17内に挿入すること
によって、吸込みグリル6の開度が15°になった場合
に係合部材15を溝17に係合させて開度を制限するこ
とができる。こうすることによって、フィルタ7を交換
する際に不用意に吸込み口3内に手を入れてファン5で
怪我することを防止できる。
【0033】すなわち、上述のように、本実施の形態に
おけるグリルストッパ8は、このグリルストッパ8自身
に設けられたスリット14と円柱体12と係合爪13と
係合部材15とによって、吸込みグリル6とフロントパ
ネル1とに係合するようにしている。したがって、グリ
ルストッパ8を吸込みグリル6に取り付けるためのグリ
ルストッパ8とは別体の螺子や引っ掛け金具等と必要と
はせず、部品点数や工数を少なくしてコストダウンを図
ることができる。
【0034】さらに、本実施の形態においては、上記吸
込みグリル6における凸部6aに隣接する位置に凸部6a
に対向して邪魔板18を設けて指が入らないようにして
いる。したがって、不用意にグリルストッパ8の上側本
体11aが押圧されて係合爪13が穴16から抜けてし
まうことを防止できる。また、フロントパネル1の凹部
1aに形成される溝17の広幅部17bを、吸込みグリル
6に係合された状態のグリルストッパ8における係合部
材15が到底通過できないように形成している。したが
って、グリルストッパ8が吸込みグリル6に係合した状
態でフロントパネル1から外れてしまうことを防止でき
るのである。
【0035】上記実施の形態においては、上記グリルス
トッパ8の係合爪13に係合する凸部6aを吸込みグリ
ル6に取り付ける一方、係合部材15に係合する凹部1
aを空気調和機の室内機のフロントパネル1に取り付け
て、吸込みグリル6の開き度を制限するようにしてい
る。しかしながら、この発明が適用できるのは空気調和
機の吸込みグリル6に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】以上により明らかなように、請求項1に
係る発明の開き度制限用ストッパ機構は、開き度制限用
ストッパを有し、その一端側には、本体および開閉体の
何れか一方に一動作で着脱可能なように撓み係合する係
合爪部を設ける一方、他端側には、上記開閉体の開度が
所定の開度に至ると上記開閉体および本体の何れか他方
に係合して上記開閉体の開き動作を停止させる係合部を
設けたので、本体に対する開閉体の開度を上記開き度制
限用ストッパに一体に設けられた係合爪部及び係合部に
よって制限することができる。したがって、上記開閉体
を本体に対して固定するための螺子や引っ掛け金具等を
必要とはせず、部品点数や工数を少なくしてコストダウ
ンを図ることができる。さらに、上記本体における上記
開閉体の裏面側に装着すべき被装着体の取っ手を、上記
開閉体内に収納することができる。したがって、上記取
っ手が上記本体の意匠面に露出することによる見苦しさ
を解消できる。
【0037】また、請求項2に係る発明の開き度制限用
ストッパ機構は、上記開閉体あるいは本体における上記
係合爪部との係合個所近傍に、指による上記係合爪部に
対する撓み係合操作を不可能にする邪魔板を設けたの
で、手によって不注意に上記係合爪部の係合解除が行わ
れてしまい、上記開閉体が全開してしまうことを防止で
きる。したがって、上記本体内に危険個所が在っても、
その危険個所が意に反して露出されてしまうことを防止
できる。
【0038】また、請求項3に係る発明の開き度制限用
ストッパ機構は、上記係合部との係合を解除するための
係合解除部を設けると共に、上記開閉体あるいは本体に
上記係合爪部が係合された状態では上記係合部との係合
が解除されないようにしたので、上記開き度制限用スト
ッパの係合爪部の上記開閉体または本体に対する係合が
意識的に解除されない限り、上記係合部の係合を解除す
ることができない。したがって、不注意によって、上記
係合部の係合解除が行われてしまって上記開閉体が全開
し、危険個所が意に反して露出されてしまうことを防止
できる。
【0039】また、請求項4に係る発明の開き度制限用
ストッパ機構における上記本体は空気調和機の室内機本
体であり、上記開閉体は上記空気調和機の室内機におけ
る吸込みグリルであるので、上記室内機本体および吸込
みグリルに対する上記開き度制限用ストッパの両端の係
合を、上記開き度制限用ストッパに一体に設けられた係
合爪部および係合部によって行うことができる。したが
って、上記開き度制限用ストッパとは別体の螺子や引っ
掛け金具等を必要とはせず、部品点数や工数を少なくし
てコストダウンを図ることができる。さらに、上記室内
機本体における上記吸込みグリルの裏面側に装着すべき
フィルタの取っ手を、上記吸込みグリル内に収納するこ
とができる。したがって、上記取っ手が上記室内機本体
の意匠面に露出することによる見苦しさを解消できる。
【0040】さらに、上記請求項2および請求項3を適
用することによって、上記開き度制限用ストッパの係合
爪部および係合部の係合が不用意に解除されて上記吸込
みグリルが全開し、上記室内機本体内に収納されている
ファンが前方に露出される危険状態を未然に回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の開き度制限用ストッパが適用され
た空気調和機の室内機における断面図である。
【図2】 図1におけるグリルストッパの構造を示す図
である。
【図3】 図2に示すグリルストッパが吸込みグリルと
フロントパネルとに取り付けられた状態を示す側面図で
ある。
【図4】 図3の底面図である。
【図5】 図2に示すグリルストッパを吸込みグリルに
係合させる動作の説明図である。
【図6】 図3におけるフロントパネルの凹部に設けら
れた溝の正面図である。
【符号の説明】
1…フロントパネル、1a…フロントパネルの凹部、
3…吸込み口、4…吹出し口、
5…ファン、6…吸込みグリル、
6a…吸込みグリルの凸部、7…フィルタ、
7a…フィルタの取っ手、8…グリル
ストッパ、 11…グリルストッパの本
体、12…円柱体、 12a…上
部円柱体、12b…下部円柱体、 13
…係合爪、14…スリット、 15
…係合部材、16…穴、 1
7…溝、17a…溝の基部、 17b
…溝の広幅部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−204524(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F16C 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有して、本体(1)とこの本体(1)
    に対して開閉する開閉体(6)との何れか一方に、一動
    作で着脱可能なように撓み係合する係合爪部(11a,1
    2a,13)を一端側に有すると共に、 上記開閉体(6)の開度が所定の開度に至ると上記開閉体
    (6)および本体(1)の何れか他方に係合して、上記開閉
    体(6)の開き動作を停止させる係合部(15)を他端側に
    有する開き度制限用ストッパ(8)を備えたことを特徴と
    する開き度制限用ストッパ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開き度制限用ストッパ
    機構において、 上記開閉体(6)あるいは本体(1)における上記係合爪部
    (11a,12a,13)との係合個所近傍に設けられて、指
    による上記係合爪部(11a,12a,13)に対する撓み係
    合操作を邪魔して不可能にする邪魔板(18)を備えたこ
    とを特徴とする開き度制限用ストッパ機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の開き度制限用ストッパ
    機構において、 上記本体(1)あるいは開閉体(6)には、上記係合部(1
    5)との係合を解除するための係合解除部(17b)が設け
    られており、 上記係合解除部(17b)は、上記開閉体(6)あるいは本
    体(1)に上記係合爪部(11a,12a,13)が係合され
    た状態では上記係合部(15)との係合が解除されないよ
    うに設けられていることを特徴とする開き度制限用スト
    ッパ機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の開き度制限用ストッパ
    機構において、 上記本体は、空気調和機の室内機本体(1)であり、 上記開閉体は、上記空気調和機の室内機における吸込み
    グリル(6)であることを特徴とする開き度制限用ストッ
    パ機構。
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