JP3101480B2 - 静電荷像現像用トナー及びその製造方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナー及びその製造方法Info
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Description
如き画像形成方法における静電荷潜像を顕像化するため
のトナー及びその製造方法に関する。
物質を利用し、種々の方法により感光体上に電気的潜像
を形成し、ついで該潜像をトナーを用いて現像し、必要
に応じて紙の如き被転写材にトナー画像を転写した後に
種々な方法でトナー像を被転写材に定着を行い複写物を
得る方法がとられている。
ナーとに分類される。湿式トナーにおける溶剤の蒸発、
回収、臭い等の問題から、近年は乾式トナーが主流を占
めている。
形成が正確になされる為にはトナー粒子に数多くの機能
を持たせる必要がある。例えば、帯電性、搬送性、定着
性、着色力、保存性等である。したがって、トナーは各
種原料の混合物として作製される。
重合法、カプセル化法等があげられる。一般には粉砕法
が主流を占めている。粉砕法によるトナーの製造方法と
しては、被転写材に定着させるための結着樹脂、トナー
としての色味を出させる各種着色剤、その他にも、荷電
制御剤、磁性体、離型剤等の原料を前混合し、然る後、
ニーダー、エクストルーダー、ロールミルのような混練
装置にて、加温しながら、剪断力をかけて溶融混練し、
混練物を冷却固化した後に粗粉砕をかけて粗粉砕物原料
を作り、その後ジェットミルの如き微粉砕装置を用いて
トナーとして適切な粒径にまで粗粉砕物の微粉砕を行
う。然る後、必要により各種分級機により分級を行っ
て、トナーとして十分な性能を発揮しうる粒度分布に粒
子サイズを揃える。更には、必要に応じて流動性向上剤
や滑剤、研磨剤等を乾式混合しトナーとして用いる。2
成分現像剤として用いる場合には、各種磁性キャリアと
トナーと混合して現像剤を調製し、画像形成に供する。
は、トナーにおける各種原料のトナー粒子中の分散状態
は、ほぼ原料の前混合工程と混練工程によって決まる。
前混合に用いる製造装置としては、ナウターミキサーの
如き遊星攪拌タイプの混合装置や、ヘンシェルミキサー
の如き羽根攪拌タイプの混合装置が通常用いられ、これ
らの装置により調製された混合物を溶融混練する。混練
機には各種タイプがあるが、特に今日の様に量産を前提
とした場合には連続式で混練の可能なエクストルーダー
が通常用いられる。
P、LEDプリンタ等)の如き画像形成装置の性能の向
上に伴い、トナーに要求される性能も一段と厳しくなっ
てきている。高性能のトナーを得ようとしても、例え
ば、着色剤の微分散や着色剤と結着樹脂との濡れ、他の
内添剤の分散等において、従来の前記工程では、必ずし
も満足なトナーが得られないことが多い。これら分散、
濡れ等が不十分な場合、トナーは、結果として、画像濃
度の低下、各環境での性能の不安定さ、現像スリーブや
キャリア等の汚染の原因となる。
写機またはプリンターにおけるオゾンの発生を抑制する
ために、感光体上のトナー像を転写材へ転写する工程で
転写ローラの如き接触転写手段が用いられるようになっ
てきている。接触転写手段を用いた転写手段において
は、図12に示す如き「転写中抜け」が発生しやすいこ
とから、「転写中抜け」の発生しないトナーが待望さ
れ、また、該トナーの効率の良い製造方法が待望されて
いる。
ーを構成する原材料の分散を改良し、より高性能な静電
荷像現像用トナー及び該トナーの製造方法を提供するこ
とにある。
原材料の構成比率の安定した静電荷像現像用トナー及び
該トナーの製造方法を提供することにある。
原材料の偏析が無く、現像性が良好で耐久性が良く、カ
ブリも少なく、微小ドットの再現性が良く、さらには環
境特性の良好な静電荷像現像用トナー及び該トナーの製
造方法を提供することにある。
ャリア等に対する汚染が少ない静電荷像現像用トナー及
び該トナーの製造方法を提供することにある。
の発生しにくいトナーの効率の良い製造方法を提供する
ことにある。
発明は、(A)無機微粉体を担持または含有している樹
脂粒子、(B)結着樹脂粒子及び(C)着色剤を前混合
して混合物を調製し、該混合物を溶融混練して混練物を
得、該混練物を冷却して着色樹脂固形物を得、該着色樹
脂固形物を粉砕して粉砕物を得、該粉砕物を分級して得
られたトナー粒子を含有することを特徴とする静電荷像
現像用トナーに関する。
持または含有している樹脂粒子、(B)結着樹脂粒子及
び(C)着色剤を前混合して混合物を調製し、該混合物
を溶融混練して混練物を得、該混練物を冷却して着色樹
脂固形物を得、該着色樹脂固形物を粉砕して粉砕物を
得、該粉砕物を分級してトナー粒子を生成することを特
徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法に関する。
方法においては、使用する原材料をナウターミキサーの
如き遊星回転を行う混合装置あるいはヘンシェルミキサ
ーの如き回転羽根式の混合装置等により前混合し、次い
で溶融混練を行う。溶融混練工程においては、近年のト
ナーの量産化に対応してエクストルーダーを用いて混練
を行うのが一般的になっている。エクストルーダーは、
一軸あるいは二軸のスクリューを有する押し出し装置で
あり、連続的な混練が可能であるためトナー製造におい
ても連続生産に適し、有用である。
は、必ずしも混練機の分散能力だけに負うものではな
い。多種の原材料を用いるトナーの製造においては、混
練装置自身の分散能力に限界が存在する。たとえば、エ
クストルーダーにおいては、連続的に流れるがゆえに、
おのずと滞留時間に限界があり、滞留時間の短さが、分
散を不十分にする要因となりうる。さらに、滞留時間を
極力長くとっても装置本体の持っている分散能力の限界
がある。これを補うのが前混合であり、前混合の善し悪
しが原材料の分散の善し悪しに影響を与えることにもな
る。しかしながら、前述のような前混合の方法において
は、原材料をミクロ的に分散させているわけではないの
で、前混合および混練の条件を工夫しても十分満足な原
材料の分散は得られない場合がある。
面に着色剤等の細かな原材料が付着し、トナーを構成す
る原材料の最適比率の混合物が得られない場合がある。
たしかに一般的には、原材料粒度の小さい方が分散等が
良いはずであるが、実際は原材料粒子間の凝集力が強ま
り、前混合時の十分な分散が得られない傾向がある。粒
子が細かくなるほど空気を含み易くなり、混練時に十分
な分散が得られにくくなる。
るために、図1または図2に示すように、前混合におい
て、原材料中に、無機微粉体を担持または含有する樹脂
粒子を添加する。
子を原材料中に含有させることにより、前混合時に原材
料の分散性が改良される。無機微粉体を表面に有する樹
脂粒子を混合することにより、原材料を構成する着色
剤、荷電制御剤及びバインダー樹脂の細かいものが、混
合機の壁面等に付着するのを防止でき、さらに原材料の
相互の分散を向上させることができる。これは、樹脂粒
子に外添されている無機微粉体が、原材料中に分散し混
合物全体の流動性を向上させ壁面への原材料の付着を押
さえ、さらに、流動性の良い樹脂粒子により混合機の壁
面や羽根に付着した原材料をかき落とすことにより原材
料の分散を向上させ、混合比率の安定化を達成している
ものと考えられる。
原材料に対して1〜50重量%、より好ましくは2〜4
0重量%含有させることが良い。含有量が1重量%より
少ない場合は、上記したような効果がほとんど見られな
い。一方、含有量が50重量%を超える場合、混合時に
含まれる空気の量が過剰になり原材料の分散が悪化する
ことに加え、トナーの耐オフセット性等が悪化する傾向
がある。
ている樹脂粒子の成分は、本発明により得られるトナー
を構成する成分とほぼ同一であることが好ましい。成分
が大きく異なる場合は画像カブリ等の問題が発生するこ
とがある。そのため、樹脂粒子として、トナー粒子を使
用することが好ましい。
非磁性トナーでも良いが、特に磁性トナーの場合に効果
がある。その理由は明確には解明されていないが、磁性
トナーを製造する場合、磁性トナーを構成する磁性酸化
鉄とバインダー等の材料との比重差が大きく、同じくら
いの比重の材料を混合する非磁性トナーの場合と比較し
て、分散の程度が悪くなる傾向がある。この系に本発明
の無機微粉体が外添されている磁性トナー粒子を加える
と、磁性酸化鉄の比重とバインダー等の材料の比重との
間の比重を有する磁性トナー粒子が両者の間に介在し、
加えて無機微粉体が系全体の流動性を向上させることで
原材料の相互の分散が向上するものと考えられる。
は、トナー粒子の重量に対して0.05〜8.0重量
%、より好ましくは0.2〜6.0重量%である。含有
量が0.05重量%より少ない場合は、添加効果が得ら
れにくく、一方、8.0重量%を超える場合は、定着性
等が悪化する傾向にある。
現像剤として用いる場合、本発明に用いられる無機微粉
体は、上記無機微粉体と同種のものまたは類似の材料の
ものが好ましい。
大きさに固めた形で使用することも可能である。
ー粒子としては複写機、レーザービームプリンタ(LB
P)から回収されるトナーを用いることが可能であり、
回収されたトナーを原料として使用することにより、ト
ナーのコストダウン及び地球環境保全にも大きく貢献で
きるものである。
混合において、原材料中に、無機微粉体を担持または含
有する樹脂粒子と、分級工程において分離された微粉と
を、合計で2〜60重量%、より好ましくは5〜40重
量%含有させても良い。
混合時に適度な負荷を与えて分散性をさらに向上させる
ことが可能である。
る樹脂粒子と、分級により得られた微粉との比は、 樹脂粒子:微粉=1:20〜20:1 の範囲であることが好ましい。無機微粉体を担持または
含有している樹脂粒子と微粉との比が1:20よりも樹
脂粒子の比率が小さくなると、前混合時に原材料混合物
全体の流動性が低下する傾向にある。逆に、樹脂粒子と
微粉との合計の含有量が53重量%を超え且つその比が
20:1より樹脂粒子の比率が大きくなると、前混合時
において含まれる空気の量が過剰になり、原材料分散が
悪化する傾向にある。
た微粉はそのまま用いることもできるが、直径平均で
0.05mm〜5mm、より好ましくは0.1mm〜2
mmに成型した形で用いても良い。
存在させることで前混合時に負荷を与えて構成材料の分
散を向上させることが1つの大きな目的である。直径平
均が0.05mmより小さい場合は、前混合時に与える
負荷が弱くなることがある。逆に直径平均が5mmより
大きい場合には、前混合時の負荷が大きすぎて混合機内
の発熱が大きく、原材料が造粒され分散が悪化する場合
がある。
により得られるトナーを構成する成分とほぼ同一である
ことが好ましい。成分が大きく異なる場合は、画像カブ
リ等の問題が発生することがある。
成型は、熱と圧力を用いて行なう市販の装置を使用すれ
ば容易に行なうことが可能である。
を用いて視野に150〜350個の粒子がおさまる倍率
で撮影し、写真上の任意の100個を選びノギスを用い
て直径を測定し、平均した値を平均直径とする。
ポリスチレン;ポリビニルトルエンの如きスチレン置換
体の単重合体;スチレン−プロピレン共重合体、スチレ
ン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタ
リン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、
スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アク
リル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル
共重合体、スチレン−アクリル酸ジメチルアミノエチル
共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、
スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−
メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−メタクリル
酸ジメチルアミノエチル共重合体、スチレン−ビニルメ
チルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテ
ル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン
共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−
マレイン酸エステル共重合体の如きスチレン系共重合
体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレ
ート、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリビニルブチラール、シリコン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリアクリル
樹脂、ロジン、変性ロジン、テンペル樹脂、フェノール
樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油
樹脂、パラフィンワックス、カルナバワックスなどが挙
げられる。これらは、単独或いは混合して使用できる。
特に、スチレン系共重合体及びポリエステル樹脂が現像
特性、定着性等の点で好ましい。結着樹脂は、個数平均
粒径が10〜1000μmを有するのが良い。
である。例えばカーボンブラック、ランプブラック、群
青、ニグロシン染料、アニリンブルー、フタロシアニン
ブラック、フタロシアニングリーン、ハンザイエロー
G、ローダミン6Gレーキ、クロムイエロー、キナクリ
ドン、ベンジンイエロー、ローズベンガル、トリアリル
メタン系染料、モノアゾ系染顔料、ジスアゾ系染顔料、
アントラキノン系染料等がある。これらの染顔料を単独
あるいは混合して使用し得る。
径が3μm以下(好ましくは1μm以下)が良い。
樹脂100重量部に対して2〜20重量部使用するのが
良い。
合には、トナーは着色剤の役割を兼ねても良いが、磁性
材料を含有している。磁性トナー中に含まれる磁性材料
としては、マグネタイト、γ−酸化鉄、フェライト、鉄
過剰型フェライトの如き酸化鉄;鉄、コバルト、ニッケ
ルのような金属或いはこれらの金属とアルミニウム、コ
バルト、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモ
ン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、
マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナジウム
のような金属との合金およびその混合物等が挙げられ
る。
〜1μm、好ましくは0.1〜0.5μm、更に好まし
くは0.1〜0.3μmのものが好ましい。磁性トナー
中に含有させる量としては樹脂成分100重量部に対し
20〜200重量部、好ましくは樹脂成分100重量部
に対し50〜150重量部であるのが良い。
水素系ワックスまたはエチレン系オレフィン重合体を結
着樹脂と共に用いてもよい。
くはエチレン系オレフィン共重合体としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、ポリエチレン骨格を有するアイ
オノマーなどがある。上記共重合体においてはオレフィ
ンモノマーを50モル%以上(より好ましくは60モル
%以上)を含んでいるものが好ましい。
を含有しても良い。負帯電性トナーの場合、モノアゾ染
料の金属錯塩;サリチル酸、アルキルサリチル酸、ジア
ルキルサリチル酸またはナフトエ酸の金属錯塩等の負荷
電制御剤が用いられる。
合物、有機四級アンモニウム塩の如き正荷電制御剤が用
いられる。
例えばシリカ微粉体、酸化チタン微粉体、アルミナ微粉
体等が挙げられる。無機微粉体としては、窒素ガス吸着
法によるBET比表面50〜400m2 /gを有するも
のが良い。この中でも、シリカ微粉体が特に好ましく、
その中でも疎水化処理されたものがより好ましい。疎水
化処理には通常用いられるシランカップリング剤の如き
カップリング剤、シリコーンオイルの如き有機ケイ素化
合物を単独または並用して用いることが可能である。そ
の中でもシリコーンオイルで疎水化処理したものが最も
好ましい。
て一般的な混練方法を用いることが可能である。特に、
その中でも連続的な混練が可能なエクストルーダー方式
が好ましい。
(混練軸)の長さ(L)と直径(D)との比をL/D=
17〜50として使用する場合、トナー原材料中にシリ
コーンオイルで疎水化処理したシリカ微粉体が存在する
と原材料の分散が向上する。エクストルーダーが有する
スクリューの模式図を図4に示す。
では滞留時間が短く、短い滞留時間においてシリコーン
オイルで処理したシリカ微粉体のシリコーンオイルが原
材料中に分散し、原材料粒子間のすべり性が向上して短
時間で原材料の分散が向上するためと考えられる。
吸着する有機ケイ素化合物などで化学的に処理すること
によっておこなわれる。好ましい方法としては、無機微
粉体をシランカップリング剤で処理した後、あるいはシ
ランカップリング剤で処理すると同時にシリコーンオイ
ルの如き有機ケイ素化合物で処理する方法が挙げられ
る。シリコーンオイルは、無機微粉体100重量部当り
1〜35重量部保有されているのが好ましい。シリコー
ンオイルが1重量部未満の場合は、シリコーンオイルの
添加効果が少なく、35重量部を越える場合は、無機微
粉体の二次粒子径が大きくなって好ましくない。
オイルで処理された無機微粉体をトナー粒子内に均一に
含有させることができる。これにより、図9に示す如き
接触転写手段を用いる画像形成方法においては、図11
に示す「A」という文字のトナー画像を感光ドラム上に
形成し、転写材へトナー画像を転写する際に図12に示
す如き「転写中抜け」が発生する場合があるが、本発明
の製造方法で得られたトナーにおいては、「転写中抜
け」の発生を良好に防止または抑制することが可能であ
る。
照しながら、具体的に説明する。
料として結着樹脂粒子及び着色剤を必須成分とし、任意
成分として荷電制御剤及びオフセット防止剤等が、無機
微粉体を担持または含有している樹脂粒子と乾式混合さ
れる。混合には、図3に示すヘンシェルミキサーの如
き、上攪拌羽根と下攪拌羽根との回転によるせん断力を
粉体に印加しながら混合する混合装置が好ましく用いら
れる。
ば、重量平均粒径4〜20μm)と混合して、樹脂粒子
表面に外添されることにより、平均粒径100mμ以下
(好ましくは、70mμ以下)の微細な二次粒子の状態
で樹脂粒子表面に存在させることが可能である。その結
果、トナー粒子中に、無機微粉体を均一に含有させるこ
とが可能である。無機微粉体は、凝集力が強いため、あ
らかじめ樹脂粒子と混合せずに、直接トナー原料と混合
する場合には、混合系に約70μm以上の無機微粉体の
粗大な二次粒子がかなりの量存在するので、トナー粒子
中に無機微粉体を均一に含有させることが極めて困難で
ある。
平均粒径は、樹脂粒子を電子顕微鏡によって拡大写真
(例えば、2万倍)をとり、樹脂粒子表面上の微粒子1
00〜200個をランダムに選択して粒径を測定するこ
とにより、測定することが可能である。
り、着色剤2〜150重量部、無機微粉体0.1〜5重
量部及び樹脂粒子1〜50重量部の割合で配合すること
が、効率良く均一分散する点で好ましい。
クストルーダーの如き溶融混練機によって、加熱されな
がら混練される。
ト上に吐出され、コンベアーベルト上で冷却され、冷却
された混練物は、カッターミルまたはハンマーミルの如
き粉砕機により粗粉砕される。
粉砕工程に供給される。
たエルボジェット分級機(日鉄鉱業社製)の如き多分割
分級機を示し、第1分級機9で分級された分級粉を多分
割分級機は、微粉、中粉及び粗粉に分級する。
分級機1、定量供給機2a及び2b、定量供給機10、
振動フィーダー3、捕集サイクロン4、捕集サイクロン
5、捕集サイクロン6、捕集サイクロン7、粉砕機8、
第1分級機9を連通手段を連結してなるものである。
機2を介して第1分級機9に導入され、粗粉域を除去さ
れた分級粉は捕集サイクロン7を介して、定量供給機1
0に送りこまれ、ついで、振動フィーダー3を介し原料
供給ノズル16を介して三分割分級機1内に導入され
る。第1分級機9で分級された粗粉粒子群は、粉砕機8
に送り込まれて、微粉砕されたのち、新たに投入される
粉砕原料とともに再度第1分級機9に導入される。3分
割分級機1への導入に際しては捕集サイクロン4、5及
び/又は6の吸引力を利用して、粉砕物を50〜300
m/秒の流速で吸引導入する。吸引導入の場合は装置シ
ステムのシール性が加圧式導入よりも厳密には要求され
ないので好ましい。
〔10〜50cm〕×〔10〜50cm〕なので、粉砕
物は0.1〜0.01秒以下の瞬時に3種以上の粒子群
に分級し得る。三分割分級機1により、粗粉(規定粒径
以上の粒子)、中粉(規定内の粒子径の粒子)、微粉
(規定粒径以下の粒子)に分割される。その後、粗粉は
排出導管11を通って、捕集サイクロン6を介して、定
量供給機2bに戻される。
され捕集サイクロン5で捕集されトナー製品51となる
べく回収される。微粉は、排出導管13を介して系外に
排出され捕集サイクロン4で捕集され、ついで規定外粒
径の微粉41として回収され、前混合工程に供給され
る。捕集サイクロン4、5、6は粉砕原料をノズル16
を介して分級域に吸引導入するための吸引減圧手段とし
ての働きをしている。
バグフィルター30を通すことにより、第1分級機9か
ら排出される微粉が回収される。バグフィルターで回収
された微粉は、前混合工程に供給しても良い。
砕機の如き微粉砕手段が使用できる。衝撃式粉砕機とし
てはターボ工業社製ターボミルが挙げられ、ジェットを
利用した粉砕機としては日本ニューマチック工業社製超
音速ジェットミルPJM−I、細川ミクロン社製ミクロ
ンジェット等が挙げられる。
られる。
ー粒子として使用することも可能であるが、前述の無機
微粉体または疎水性無機微粉体が外添されて、トナーと
して使用される。
粉体以外の外添剤を使用してもよい。
付与剤、ケーキング防止剤、熱ロール定着時の離型剤、
滑剤、研磨剤として使用される樹脂微粒子や無機微粒子
である。
出しに使用される画像形成装置の一例について説明す
る。
参照しながら説明する。
面を負極性に帯電し、レーザ光による露光605により
イメージスキャニングによりデジタル潜像を形成し、カ
ウンター方向に設置されたウレタンゴム性の弾性ブレー
ド609および磁石615を内包している現像スリーブ
606を具備する現像装置601のシリコーンオイルで
疎水化されているシリカ微粉体及び磁性トナーを有する
一成分系磁性現像剤613で該潜像を反転現像する。現
像部において感光ドラム603の導電性基体と現像スリ
ーブ606との間で、バイアス印加手段612により交
互バイアス、パルスバイアス及び/又は直流バイアスが
印加されている。転写紙Pが搬送されて、転写部にくる
と静電的転写手段604により転写紙Pの背面(感光ド
ラム側と反対面)からコロナ帯電をすることにより、感
光ドラム表面上の現像画像(トナー像)が転写紙P上へ
静電転写される。感光ドラム603から分離された転写
紙Pは、加熱加圧ローラ定着器607により転写紙P上
のトナー画像を定着するために定着処理される。
系現像剤は、クリーニングブレード608を有するクリ
ーニング部614で除去される。クリーニング後の感光
ドラム603は、イレース露光619により除電され、
再度、一次帯電器611による帯電工程から始まる工程
が繰り返される。
及び導電性基体を有し、矢印方向に動く。トナー担持体
である非磁性円筒の現像スリーブ606は、現像部にお
いて静電像保持体表面と同方向に進むように回転する。
非磁性円筒の現像スリーブ606の内部には、磁界発生
手段である多極永久磁石615(マグネットロール)が
回転しないように配されている。現像装置601内の一
成分系絶縁性現像剤613は非磁性円筒面上に塗布さ
れ、かつ現像スリーブ606の表面と磁性トナー粒子と
の摩擦によって、磁性トナー粒子は例えばマイナスのト
リボ電荷が与えられる。さらに弾性ドクターブレード6
09を配置することにより、現像剤層の厚さを薄く(3
0μm〜300μm)且つ均一に規制して、現像部にお
ける感光ドラム603と現像スリーブ606の間隙より
も薄い現像剤層を非接触となるように形成する。このス
リーブ606の回転速度を調整することにより、スリー
ブ表面速度が静電像保持面の速度と実質的に等速、もし
くはそれに近い速度となるようにする。
ム603との間で交流バイアスまたはパルスバイアスを
バイアス手段612により印加しても良い。この交流バ
イアスはfが200〜4,000Hz、Vppが500
〜3,000Vであることが好ましい。
ラム603の表面の静電的力及び交流バイアスまたはパ
ルスバイアスの作用によって磁性トナー粒子は静電像側
に転移する。
像形成装置の他の例を説明する。
606上の磁性現像剤の層厚を磁性ドクターブレード6
16で規制している点で図6に示す画像形成装置と相違
している。図7において、図6と同じ参照番号の部材
は、同一の部材を示す。
ば鉄製のドクターブレードを円筒表面に近接して(間隔
50μm〜500μm)、多極永久磁石の一つの磁極位
置に対向して配置することにより、現像剤層の厚さを薄
く(30μm〜300μm)且つ均一に規制して、現像
部における感光ドラム603と現像スリーブ606の間
隙よりも薄い現像剤層を非接触となるように形成する。
この現像スリーブ606の回転速度を調整することによ
り、スリーブ表面速度が静電像保持面の速度と実質的に
等速、もしくはそれに近い速度となるようにする。磁性
ドクターブレード616として鉄のかわりに永久磁石を
用いて対向磁極を形成してもよい。
の如き静電潜像担持体や現像装置、クリーニング手段な
どの構成要素のうち、複数のものを装置ユニットとして
一体に結合して構成し、このユニットを装置本体に対し
て着脱自在に構成しても良い。例えば、帯電手段、現像
装置およびクリーニング手段の少なくとも1つを感光ド
ラムとともに一体に支持してユニットを形成し、装置本
体に着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールな
どの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良い。こ
のとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段および/
または現像装置を伴って構成しても良い。
示している。本実施例では、現像装置601、感光ドラ
ム603、クリーナ614、一次帯電器611を一体と
した画像形成ユニット(所謂、カートリッジ)618を
備えた電子写真方式の画像形成装置が例示される。
18内の現像装置601の磁性現像剤613がなくなっ
た時に新たなカートリッジと交換される。
成分系磁性現像剤を用い、現像時には、感光ドラム60
3と現像スリーブ606との間に所定の電界が形成さ
れ、現像工程が好適に実施されるためには、感光ドラム
603と現像スリーブ606との間の距離は非常に大切
である。本実施例では300μm中心とし、誤差が±3
0μmとなるように調整される。
像剤613を収容するための現像剤容器602と、現像
剤容器602内の磁性現像剤613を現像剤容器602
から潜像担持体603に対面した現像域へと担持し搬送
する現像スリーブ606と、現像スリーブ606にて担
持され、現像域へと搬送される磁性現像剤を所定厚さに
規制し該現像スリーブ上に現像剤薄層を形成するために
弾性ブレード609とを有する。
を有し、転写ローラ922にバイアスを印加するための
バイアス印加手段928を有する画像形成装置を示す。
の当接圧力としては線圧として3g/cm以上であるこ
とが好ましい。線圧については次式で算定する。
れる総圧)〔g〕÷(当接されている長さ)〔cm〕 当接圧が3g/cm未満であると転写材の搬送ブレ、転
写電流不足による転写不良がおこりやすく好ましくな
い。特に好ましくは20g/cm以上(さらに好ましく
は25〜80g/cm)である。
性層924を有し、導電性弾性層924はカーボンの如
き導電材料を分散させたポリウレタン系樹脂またはエチ
レン−プロピレン−ジエン系三元共重合体(EPDM)
の如き体積抵抗106 〜1010Ω・cmの弾性体でつく
られている。芯金923には定電圧電源928によりバ
イアスが印加されている。バイアス条件としては、電流
値0.1〜50μA、電圧(絶対値)100〜5000
V(好ましくは500〜4000V)が好ましい。
9に示す如き接触転写手段を有する画像形成装置に適用
すると、特に良好な転写特性を示す。
る。実施例に記載されている部数または%は重量部また
は重量%を示す。
1.05、重量平均分子量35万)の粉末(平均粒径約
250μ) 100部 ・磁性酸化鉄粒子(比重約5、平均粒径約0.2μm)
60部 ・エチレン−ポリプロピレン共重合体(比重約1、数平
均分子量約3000)4部 ・モノアゾ染料のクロム錯体(比重約2、平均粒径約3
μm) 3部 上記材料の組み合せを組成物Aと称す。
粉砕法で生成した重量平均径11μmの磁性トナー10
0部と、ジメチルシリコーンオイルで処理された疎水性
シリカ微粉体(BET比表面積200m2 /g、シリコ
ーンオイルの処理量10wt%)0.6部とをヘンシェ
ルミキサーによって3分間混合して、疎水性シリカ微粉
体が外添されている磁性トナーを図7に示す画像形成装
置に導入し、多数枚の画出し試験をおこなった。
トナー100部に対して、シリコーンオイルで処理され
た疎水性シリカ微粉体1.2部が外添されている磁性ト
ナーが回収された。回収されたトナー粒子上の疎水性シ
リカ微粉体の二次粒子の平均粒径は約40μmであっ
た。転写工程において、感光体上に残留する疎水性シリ
カがあるために、現像器内の磁性トナーに対する疎水性
シリカ微粉体の外添量とは違っていた。
ー粒子表面に疎水性シリカ微粉体を有する磁性トナー1
5部と、後述の分級工程で分級された微粉(重量平均粒
径約6μm)60部とを下記条件でヘンシェルミキサー
により乾式混合をおこなった。
着はほとんど見られなかった。
軸の長さ(L)/直径(D)=30)を用いて、加熱温
度110℃、軸回転数180rpmで混練し、混練物を
冷却後にハンマーミルで粒径約100〜約1000μm
に粗粉砕し、次いでホソカワミクロン社製のACMパル
ベライザにより重量平均粒径約50μmに粉砕した。次
に、図5に示す分級−粉砕システムにおいて、粉砕物を
定量供給機2aに投入し、第1分級機9(日本ニューマ
チック工業社製の気流分級機DS−10VR)に導入
し、分級された粗粉体を粉砕機8(日本ニューマチック
工業社製のジェットミルPJM−I−10)で微粉砕
し、微粉砕後に第1分級機9に循した。第1分級機9で
分級された細粉体を定量供給機10に投入し、振動フィ
ーター3を介してコアンダ効果を利用した多分割分級装
置1(日鉄鉱業社製のエルボジェットEJ−45−3型
機)で粗粉、中粉及び微粉に分級した。分級された粗粉
は、定量供給機2bを介して第1分級機9に導入し、分
級された微粉は、前混合に供給した。分級された中粉
(磁性トナー)は重量平均径(D4 )が11.5μmを
有していた。
ンハルト社ウルトラカットN)で切断し、透過型電子顕
微鏡(日立H−800)を用いて観察したところ、非常
に良好に各成分が分散されていることが確認された。
ンオイルで処理した疎水性シリカ微粉体0.6部とをヘ
ンシェルミキサー(150lの混合槽に30kg投入
し、攪拌羽根の回転数1500rpm)で3分間混合し
て、トナー粒子表面に疎水性シリカ微粉体を有する磁性
トナーを調製した。
ーLBP−8II(キヤノン(株)製)の装置ユニット
部分(トナーカートリッジ)に上記磁性トナーを供給
し、一次帯電を−700Vとして反転現像のための静電
潜像をOPC感光ドラム上に形成し、現像スリーブ(磁
石内包)上の磁性トナー層を感光ドラムと非接触に間隙
(300μm)を設定し、交流バイアス(f=1,80
0Hz、Vpp=1,600V)および直流バイアス
(VDC=−500V)とを現像スリーブに印加しなが
ら、VL を−170Vにし静電荷像を反転現像により現
像して磁性トナー像をOPC感光体上に形成した。形成
された磁性トナー像をプラス転写電位で普通紙へ転写
し、磁性トナー像を有する普通紙を加熱加圧ローラ定着
器を通して磁性トナー像を定着し、逐次、磁性トナーを
補給しながら常温常湿環境下(23.5℃、60%R
H)6000枚まで画出し試験をおこなった。マクベス
反射濃度計により測定した画像濃度、リフレクメータ
(東京電色(株)製)により測定した転写紙の白色度と
ベタ白をプリント後の転写紙の白色度との比較から算出
したカブリ、及び、図10に示す模様の画出し試験をお
こなってドット再現性をみた結果を表1に示す。
℃、85%RH)及び低温低湿環境下(10℃、15%
RH)において画出し試験をおこなった。結果を表1に
示す。
100部 ・磁性酸化鉄粒子 100部 ・低分子量ポリプロピレン 2部 ・ジアルキルサリチル酸系クロム錯体 2部 上記材料の組み合せを組成物Bと称す。
した磁性トナー(重量平均粒径6.5μm)100部に
シリコーンオイルで処理された疎水性シリカ微粉体1.
2部を実施例1と同様にしてヘンシェルミキサーで外添
した磁性トナー(トナー粒子上の疎水性シリカ微粉体の
二次粒子の平均粒径約50mμ)20部及び分級工程で
分級された組成物Bの微粉(重量平均径約4.2μm)
100部を、組成物B(204部)とともにヘンシェル
ミキサーに入れ、実施例1と同様にして前混合をおこな
った。この時トナー原材料のヘンシェルミキサー内への
付着はほとんど見られなかった。さらに一軸エクストル
ーダーのL/D=23とした以外は実施例1と同様の方
法で、重量平均径(D4)6.5μmの磁性トナーを得
た。
クロトーム透過型電子顕微鏡を用いて観察したところ、
非常に良好に各成分が分散されていることが確認され
た。
イルで疎水化処理した疎水性シリカ0.5部をヘンシェ
ルミキサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シリカ微
粉体を有する磁性トナーを得た。
ーLBP−8II(キヤノン(株)製)の装置ユニット
部分(トナーカートリッジ)を図6に示す如く改造し、
ウレタンゴム製弾性ブレードをアルミニウム製現像スリ
ーブへ当接圧30g/cmで当接した装置ユニット部分
(カートリッジ)に供給し、実施例1と同様に画出し試
験を行なった。結果を表1に示す。
部 ・磁性酸化鉄粒子 80部 ・エチレン−プロピレン共重合体 4部 ・モノアゾ染料系クロム錯体 3部 上記材料の組み合せを組成物Cと称す。
た磁性トナー100部と、ヘキサメチルジシラザン(1
0wt%)処理した後にシリコーンオイル(10wt
%)で処理した疎水性シリカ0.5部とを実施例1と同
様にしてヘンシェルミキサーで混合して得た磁性トナー
を図7に示す画像形成装置に導入し、多数枚の画出し試
験をおこなった。
トナー100部に対して、ジメチルジシラザン及びシリ
コーンオイルで処理されている疎水性シリカ微粉体0.
6部が外添されている磁性トナーが回収された。回収さ
れたトナー粒子上の疎水性シリカ微粉体の二次粒子の平
均粒径は約45μmであった。
た微粉(重量平均粒径約5.8μm)の成型物(平均直
径約0.5mm)3部と、組成物C(187部)とをヘ
ンシェルミキサーに入れ、実施例1と同様にして前混合
をおこなった。この時トナー原材料のヘンシェルミキサ
ー内への付着はほとんど見られなかった。さらに二軸エ
クストルーダーのL/D=40とした以外は実施例1と
同様の方法で、重量平均径(D4)9.2μmの磁性ト
ナーを得た。
にミクロトームと透過型電子顕微鏡を用いて観察したと
ころ非常に良好に各成分が分散されていることが確認さ
れた。
ザン処理した後シリコーンオイルで処理した疎水性シリ
カ0.5部をヘンシェルミキサーで混合してトナー粒子
表面に疎水性シリカ微粉体を有する磁性トナーを得た。
この磁性トナーを実施例1と同様に画出し試験を行なっ
た。結果を表1に示す。
100部 ・磁性酸化鉄粒子 60部 ・低分子量ポリプロピレン 4部 ・モノアゾ染料系クロム錯体 3部 上記材料の組み合せを組成物Dと称す。
した磁性トナー(重量平均粒径11.5μm)100部
にジメチルジクロルシランで処理した疎水性シリカ微粉
体0.6部を実施例1と同様にしてヘンシェルミキサー
で外添したトナー(トナー粒子上の疎水性シリカ微粉体
の二次粒子の平均粒径約30mμ)120部及び分級工
程で分級された組成物Dの微粉の成型物(直径平均約4
mm)10部を、組成物Dとともにヘンシェルミキサー
に入れ、実施例1と同様にして前混合をおこなった。こ
の時トナー原材料のヘンシェルミキサー内への付着はほ
とんど見られなかった。さらに二軸エクストルーダーの
L/D=16とした以外は実施例1と同様の方法で、重
量平均径(D4)11.5μmの磁性トナーを得た。
にミクロトーム透過型電子顕微鏡を用いて観察したとこ
ろ、非常に良好に各成分が分散されていることが確認さ
れた。
イルで疎水化処理したシリカ微粉体0.6部をヘンシェ
ルミキサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シリカ微
粉体を有する磁性トナーを得た。この磁性トナーを実施
1と同様に画出し試験を行なった。結果を表1に示す。
のうち主に磁性酸化鉄がヘンシェルミキサーの羽根に若
干付着していた。さらに二軸エクストルーダーのL/D
=14とした以外は実施例1と同様の方法で、重量平均
径(D4)11.5μmの磁性トナーを得た。
クロトーム透過型電子顕微鏡を用いて観察したところ、
磁性酸化鉄の小さな固まりがわずかに見られた。
ルシランで処理した疎水性シリカ微粉体0.6部をヘン
シェルミキサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シリ
カ微粉体を有する磁性トナーを得た。この磁性トナーを
実施例1と同様に画出し試験を行なった。結果を表1に
示す。
部と、シリコーンオイルで処理された疎水性シリカ微粉
体そのもの0.2部とをヘンシェルミキサーに入れ、実
施例1と同様にして前混合をおこなった。この時、トナ
ー原材料のヘンシェルミキサー内での付着がみられた。
次いで、実施例1と同様にして重量平均径(D4)6.
4μmの磁性トナーを得た。
にミクロトーム透過型電子顕微鏡を用いて観察したとこ
ろ、トナー粒子内に磁性酸化鉄の大きな固まりが見られ
た。
ルで疎水化処理した疎水性シリカ微粉体0.5部をヘン
シェルミキサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シリ
カ微粉体を有する磁性トナーを得た。この磁性トナーを
レーザービームプリンターLBP8IIの装置ユニット
(カートリッジ)に供給し、実施例1と同様に画出し試
験を行なった。結果を表1に示す。
び3で調製された磁性トナーを使用して図9に示す画像
形成装置(転写ローラによる転写)に導入し、画出し試
験をおこなった。結果を表2に示す。
紙に印字し、アルファベット100個当りの中抜けの程
度の悪いアルファベットの数で評価した。
(比重1.05;重量平均分子量35万;平均粒径約2
50μm) 100部 ・磁性酸化鉄粒子(比重約5、平均粒径約0.2μm)
100部 ・エチレン−プロピレン共重合体(比重約1、数平均分
子量約3000) 3部 ・モノアゾ染料のクロム錯体(比重約2、平均粒径約3
μm) 2部 上記材料の組み合せを組成物Eと称す。
た磁性トナー100部と、シリコーンオイルで処理され
た疎水性シリカ微粉体1.2部とを実施例1と同様にし
てヘンシェルミキサーで混合して得た磁性トナーを図7
に示す画像形成装置に入れ、多数枚の画出し試験をおこ
なった。
トナー100部に対して、シリコーンオイルで処理され
た疎水性シリカ微粉体3部が外添されている磁性トナー
が回収された。回収されたトナー粒子上の疎水性シリカ
微粉体の二次粒子の平均粒径は、約40mμであった。
(205部)とをヘンシェルミキサーに入れて実施例1
と同様にして前混合をおこなった。
着はほとんど見られなかった。
軸の長さ(L)/直径(D)=3)を用いて、加熱温度
110℃、軸回転数200rpmで溶融混練し、その後
実施例1と同様にして粉砕、分級して、重量平均粒径
(D4)7.0μmの磁性トナーを得た。
ンハルト社ウルトラカットN)で切断し、切断面を透過
型電子顕微鏡(日立H−800)を用いて観察したとこ
ろ、非常に良好に各成分が分散されていることが確認さ
れた。この磁性トナー100部と、シリコーンオイルで
処理した疎水性シリカ微粉体1.2部とをヘンシェルミ
キサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シリカ微粉体
を有する磁性トナーを調製した。
8II(キヤノン(株)製)の装置ユニット部分(トナ
ーカートリッジ)を図6に示す如く改造し、ウレタンゴ
ム製弾性ブレードをアルミニウム製現像スリーブへ当接
圧30g/cmで当接した。
00Vとして反転現像のための静電潜像をOPC感光ド
ラム3上に形成し、現像スリーブ6(磁石内包)上の磁
性トナー層を感光ドラム3と非接触に間隙(300μ
m)を設定し、交流バイアス(f=1,800Hz、V
pp=1,600V)および直流バイアス(VDC=−5
00V)とを現像スリーブに印加しながら、VL を−1
70Vにして静電荷像を反転現像により現像して磁性ト
ナー像をOPC感光体上に形成した。形成された磁性ト
ナー像をプラス転写電位で普通紙へ転写し、磁性トナー
像を有する普通紙を加熱加圧ローラ定着器を通して磁性
トナー像を定着した。
環境下(23.5℃、60%RH)6000枚まで画出
し試験をおこなった。マクベス反射濃度計により測定し
た画像濃度、リフレクメータ(東京電色(株)製)によ
り測定した転写紙の白色度とベタ白をプリント後の転写
紙の白色度との比較から算出したカブリ、及び、図5に
示す模様の画出し試験をおこなってドット再現性をみた
結果を表3に示す。
℃、85%RH)及び低温低湿環境下(10℃、15%
RH)において画出し試験をおこなった。結果を表3に
示す。
100部 ・磁性酸化鉄粒子 60部 ・低分子量ポリプロピレン 3部 ・ジアルキルサリチル酸系クロム錯体 3部 上記材料の組み合せを、組成物Fと称す。
した磁性トナー(重量平均粒径12μm)100部に、
シリコーンオイルで処理した疎水性シリカ微粉体0.5
部を実施例1と同様にしてヘンシェルミキサーで外添し
た磁性トナー(トナー粒子上の疎水性シリカ微粉体の二
次粒子の平均粒径約50μm)85部と、組成物F(1
66部)とをヘンシェルミキサーにより実施例1と同様
に前混合をおこなった。
内への付着はほとんど見られなかった。さらに一軸エク
ストルーダーL/D=22とした以外は実施例1と同様
の方法で、重量平均径(D4)12.0μmの磁性トナ
ーを得た。
にミクロトーム透過型電子顕微鏡を用いて観察したとこ
ろ、非常に良好に各成分が分散されていることが確認さ
れた。
イルで疎水化処理した疎水性シリカ微粉体0.5部をヘ
ンシェルミキサーで混合してトナー粒子表面に疎水性シ
リカ微粉体を有する磁性トナーを得た。この磁性トナー
をレーザービームプリンターLBP−8IIの装置ユニ
ット(カートリッジ)に供給し、実施例1と同様に画出
し試験を行なった。結果を表3に示す。
部 ・磁性酸化鉄粒子 80部 ・エチレン−プロピレン共重合体 4部 ・モノアゾ染料系クロム錯体 2部 上記材料の組み合せを組成物Gと称す。
した磁性トナー100部と、ヘキサメチルジシラザン
(10wt%)処理した後にシリコーンオイル(10w
t%)で処理した疎水性シリカ0.9部とを実施例1と
同様にしてヘンシェルミキサーで混合して得た磁性トナ
ーを図7に示す画像形成装置に導入し、多数枚の画出し
試験をおこなった。
トナー100部に対して、ジメチルジシラザン及びシリ
コーンオイルで処理されている疎水性シリカ微粉体2.
2部が外添されている磁性トナーが回収された。回収さ
れたトナー粒子上の疎水性シリカ微粉体の二次粒子の平
均粒径は約45μmであった。
部)とをヘンシェルミキサーに入れて実施例1と同様に
前混合をおこなった。
とした以外は実施例1と同様の方法で、重量平均径(D
4)9.2μmの磁性トナーを得た。
にミクロトームと透過型電子顕微鏡を用いて観察したと
ころ非常に良好に各成分が分散されていることが確認さ
れた。
シラザン処理した後シリコーンオイルで処理した疎水性
シリカ微粉体0.5部をヘンシェルミキサーで混合して
トナー粒子表面に疎水性シリカ微粉体を有する磁性トナ
ーを得た。この磁性トナーを用いて実施例1と同様に画
出し試験を行なった。結果を表3に示す。
部 ・磁性酸化鉄粒子 65部 ・低分子量ポリプロピレン 4部 ・モノアゾ染料系クロム錯体 3部 上記材料の組み合せを、組成物Hと称す。
した磁性トナー(重量平均粒径11.5μm)100部
にジメチルジクロルシランで処理した疎水性シリカ微粉
体0.6部を実施例1と同様にしてヘンシェルミキサー
で外添した磁性トナー(トナー粒子上の疎水性シリカ微
粉体の二次粒子の平均粒径約30mμ)100部と、組
成物H(172部)とをヘンシェルミキサーに入れて実
施例1と同様に前混合をおこなった。
にミクロトームと透過型電子顕微鏡を用いて観察したと
ころ良好に各成分が分散されていることが確認された。
イルで疎水化処理した疎水性シリカ微粉体0.6部をヘ
ンシェルミキサーで混合して磁性トナー粒子表面に疎水
性シリカ微粉体を有する磁性トナーを得た。この磁性ト
ナーを実施1と同様に画出し試験を行なった。結果を表
3に示す。
前混合時に無機微粉体を担持または含有している樹脂粒
子を添加することにより、画像濃度が安定し、カブリが
なく、ドッド再現性の優れたトナーを製造することがで
きる。
ーチャートである。
ローチャートである。
すヘンシェルミキサーの概略的説明図である。
の、粗粉砕物の分級工程及び微粉砕工程の一具体例を示
す説明図である。
す概略的説明図である。
示す概略的説明図である。
装置ユニットの説明図である。
示す概略的説明図である。
ー模様の説明図である。
ある。
である。
Claims (34)
- 【請求項1】 (A)無機微粉体を担持または含有して
いる樹脂粒子、(B)結着樹脂粒子及び(C)着色剤を
前混合して混合物を調製し、 該混合物を溶融混練して混練物を得、 該混練物を冷却して着色樹脂固形物を得、 該着色樹脂固形物を粉砕して粉砕物を得、 該粉砕物を分級して得られたトナー粒子を含有すること
を特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 【請求項2】 無機微粉体がシリカ微粉体である請求項
1に記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項3】 無機微粉体が疎水性シリカ微粉体である
請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項4】 無機微粉体がシリコーンオイルで処理し
た疎水性シリカ微粉体である請求項3に記載の静電荷像
現像用トナー。 - 【請求項5】 トナー及び添加する樹脂粒子が同一な成
分で構成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の
静電荷像現像用トナー。 - 【請求項6】 トナー及び添加する樹脂粒子が磁性トナ
ーである請求項1乃至5のいずれかに記載の静電荷像現
像用トナー。 - 【請求項7】 無機微粉体が酸化チタン微粉体である請
求項1に記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項8】 無機微粉体が疎水性酸化チタン微粉体で
ある請求項7に記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項9】 無機微粉体がシリコーンオイルで処理さ
れた疎水性酸化チタン微粉体である請求項8に記載の静
電荷像現像用トナー。 - 【請求項10】 前混合工程において、分級工程で分級
された微粉がさらに添加されている請求項1に記載の静
電荷像現像用トナー。 - 【請求項11】 無機微粉体を担持または含有している
樹脂粒子と微粉との合計量が、前混合工程で使用する全
材料を基準にして2〜60重量%である請求項10に記
載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項12】(A)無機微粉体を担持または含有して
いる樹脂粒子、(B)結着樹脂粒子及び(C)着色剤を
前混合して混合物を調製し、 該混合物を溶融混練して混練物を得、 該混練物を冷却して着色樹脂固形物を得、 該着色樹脂固形物を粉砕して粉砕物を得、 該粉砕物を分級してトナー粒子を生成することを特徴と
する静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項13】 無機微粉体があらかじめ樹脂粒子表面
に外添されている請求項12に記載の静電荷像現像用ト
ナーの製造方法。 - 【請求項14】 無機微粉体がシリカ微粉体である請求
項12または13に記載の静電荷像現像用トナーの製造
方法。 - 【請求項15】 無機微粉体が疎水性シリカ微粉体であ
る請求項14に記載の静電荷像現像用トナーの製造方
法。 - 【請求項16】 無機微粉体が、シリコーンオイルで処
理されている疎水性シリカ微粉体である請求項15に記
載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項17】 無機微粉体が、酸化チタン微粉体であ
る請求項12に記載の静電荷像現像用トナーの製造方
法。 - 【請求項18】 無機微粉体が、疎水性酸化チタン微粉
体である請求項17に記載の静電荷像現像用トナーの製
造方法。 - 【請求項19】 無機微粉体が、シリコーンオイルで処
理されている疎水性酸化チタン微粉体である請求項18
に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項20】 無機微粉体は、その二次粒子の平均粒
径が100mμ以下であるようにあらかじめ樹脂粒子に
担持または含有されている請求項12乃至19のいずれ
かに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項21】 粉砕物が粗粉と、中粉と、微粉とに少
なくとも分級され、分級された微粉が前混合工程に供給
される請求項12乃至20のいずれかに記載の静電荷像
現像用トナーの製造方法。 - 【請求項22】 無機微粉体を担持または含有している
樹脂粒子が該混合物中に1〜50重量%含有されている
請求項12乃至21のいずれかに記載の静電荷像現像用
トナーの製造方法。 - 【請求項23】 微粉と、無機微粉体を担持または含有
している樹脂粒子との合計が該混合物中に2〜60重量
%含有されている請求項12乃至22のいずれかに記載
の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項24】 微粉と、無機微粉体を担持または含有
している樹脂粒子は、1:20乃至20:1の重量比で
配合されている請求項12乃至23のいずれかに記載の
静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項25】 無機微粉体が、シリコーンオイルで処
理された疎水性シリカ微粉体であり、該疎水性シリカ微
粉体は、あらかじめ樹脂粒子と乾式混合されており、乾
式混合後の樹脂粒子の表面上に担持されている該疎水性
シリカ微粉体の二次粒子は、平均粒径100mμ以下を
有しており、該無機微粒子を担持している樹脂粒子と結
着樹脂粒子と着色剤とを前混合する請求項12乃至16
及び20〜24のいずれかに記載の静電荷像現像用トナ
ーの製造方法。 - 【請求項26】 該疎水性シリカ微粉体と、樹脂粒子と
を乾式混合し、樹脂粒子表面上に存在する該疎水性シリ
カ微粉体の二次粒子の平均粒径を100mμ以下にし、
次いで該疎水性シリカ微粉体と樹脂粒子との混合物を成
型して、該疎水性シリカ微粉体を含有している樹脂粒子
を得、次いで結着樹脂粒子及び着色剤と前混合する請求
項12乃至25のいずれかに記載の静電荷像現像用トナ
ーの製造方法。 - 【請求項27】 結着樹脂粒子は、個数平均粒径10〜
1000μmを有している請求項12乃至26のいずれ
かに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項28】 着色剤は、個数平均粒径3μm以下を
有している請求項12乃至27のいずれかに記載の静電
荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項29】 混合物は、結着樹脂粒子100重量
部、着色剤2〜150重量部、無機微粉体0.1〜5重
量部及び樹脂粒子1〜50重量部を含有している請求項
12乃至28のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー
の製造方法。 - 【請求項30】 無機微粉体がシリカ微粉体であり、樹
脂粒子がトナー粒子である請求項12乃至29のいずれ
かに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項31】 疎水性シリカ微粉体は、100重量部
当り1〜35重量部のシリコーンオイルで処理されてい
る請求項16の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項32】 酸化チタン微粉体は、100重量部当
り1〜35重量部のシリコーンオイルで処理されている
請求項19の静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 【請求項33】 結着樹脂粒子、着色剤及びシリコーン
オイルで処理されている無機微粉体を担持または含有し
ている樹脂粒子は、複数の攪拌羽根を有する混合手段に
よってせん断力を受けながら前混合される請求項12乃
至32のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造
方法。 - 【請求項34】 混合物が混練軸の長さ(L)と直径
(D)との比(L/D)17〜50を有するエクストル
ーダーで溶融混練される請求項12の静電荷像現像用ト
ナーの製造方法。
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