JP3102811U - 不正開封防止ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】包袋の作業性良好な不正開封防止ケースを提供する。
【解決手段】第一乃至第四側壁片1〜4と糊代片5とを折り畳み線a〜dを介して連設し、上記各側壁片1〜4の下端に底フラップH〜Kと、上端に蓋フラップとO〜Rを、それぞれ折り畳み線h〜kとo〜rを介して連設し、向き合う側壁の内側蓋フラップO,Qの折り畳み線o,qと、他の向き合う側壁の外側蓋フラップP,Rの折り畳み線p,rとの間には微小段差zを設け、上記外側蓋フラップの内、先に折り畳むフラップRの折り畳み線rを跨ぐようにして側壁片4側に向けて末広がりで、かつ、蓋フラップ側の端を繋いだスリットtを形成し、後から折り畳む蓋フラップPの長さを、上記スリットtを設けた折り畳み線rにとどく長さとし、その端に折り畳み線sを介して差し込み片Sを連設し、該差し込み片Sの両端から折り畳み線sを跨ぐように切り込み部uを設けてなる。
【選択図】図1
【解決手段】第一乃至第四側壁片1〜4と糊代片5とを折り畳み線a〜dを介して連設し、上記各側壁片1〜4の下端に底フラップH〜Kと、上端に蓋フラップとO〜Rを、それぞれ折り畳み線h〜kとo〜rを介して連設し、向き合う側壁の内側蓋フラップO,Qの折り畳み線o,qと、他の向き合う側壁の外側蓋フラップP,Rの折り畳み線p,rとの間には微小段差zを設け、上記外側蓋フラップの内、先に折り畳むフラップRの折り畳み線rを跨ぐようにして側壁片4側に向けて末広がりで、かつ、蓋フラップ側の端を繋いだスリットtを形成し、後から折り畳む蓋フラップPの長さを、上記スリットtを設けた折り畳み線rにとどく長さとし、その端に折り畳み線sを介して差し込み片Sを連設し、該差し込み片Sの両端から折り畳み線sを跨ぐように切り込み部uを設けてなる。
【選択図】図1
Description
この考案は、収容した商品が移送中に抜き盗られたり、すり替えられたりすることがないようにし、もし、これらの行為があったときは直ちに判明するようにした不正開封防止ケースに関する。
本出願人は、特願2003−297513号で「函体の展開形状が、函体の側壁を形成する第一片乃至第四側壁片を互いに折り畳み線を介して連設し、上記各片の下縁に折り畳み線を介して第一乃至第四底フラップを、上記各片の上縁に折り畳み線を介して第一乃至第四蓋フラップをそれぞれ連設してなる函体において、上記第二蓋フラップの折り畳み線寄りに、両端に曲折部を形成したスリットを穿設し、上記第四蓋フラップの上縁に、上記第二蓋フラップに設けたスリットに両端を折り曲げて嵌り、嵌ると折り曲げが戻る差し込み片を、折り畳み線を介して連設し、第四蓋フラップの第四側壁片側または差し込み片側にジッパーを形成し、第一,第三蓋フラップの第二蓋フラップに向き合う側縁に上記差し込み片の折り曲げ部を受け入れる刳り抜き部を設けたことを特徴とする不正開封防止ケース」を提案した。
上記提案は、不正開封防止の目的を充分達成したものであるが、差し込み片を差し込むスリットの両端を曲折して形成しなければならないこと、差し込み片の両端を折り曲げてスリットに差し込まなければならないことなど、製箱と包装作業の能率化を図る上での問題があり改善が求められている。
上記の状況からこの考案は、差し込み片をスリットに差し込むとき、その両端を折り曲げることなく包装作業をできるようにした不正開封防止ケースを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの考案は、箱体の展開状態で、側壁を形成する第一乃至第四側壁片と糊代片とを折り畳み線を介して連設し、上記各片の下端に底を形成する底フラップと、上端に蓋を形成する蓋フラップとを、それぞれ折り畳み線を介して連設してなる箱体において、向き合う側壁の内側蓋フラップの折り畳み線と、他の向き合う側壁の外側蓋フラップの折り畳み線とに微小段差を設け、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように側壁側に向けて末広がりで、蓋フラップ側の端を繋いだスリットを形成し、後から折り畳むフラップの長さを、上記スリットを設けた折り畳み線にとどく長さとし、その端に折り畳み線を介して差し込み片を連設し、該差し込み片の両端から折り畳み線を跨ぐ切り込み部を設けてなる構成を採用したものであり、上記差し込み片の両端を円弧または斜めの面取りをし、上記折り畳み線を跨いで設けた切り込み部の幅を、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように設けた末広がりのスリットの、折り畳み線から末広がりの端までの高さと同一または僅かに大きい幅とし、切り込み部の深さを、上記スリットの曲折部から端までの水平長さと同一または僅かに短くし、上記スリットに平行してハーフカット部を形成し、そのハーフカット部をつぶして差し込み片を押し込むことができるようにするか、上記差し込み片を連設した蓋フラップに、折り畳み線に平行な引き裂きジッパーを形成した構成を採用したものである。
上記の如く構成する考案によれば、差し込み片の両端を折り曲げてスリットに差し込む必要がなく、商品の包装作業が容易となる。
次にこの考案の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に基づき実施例1を説明する。側壁を形成する第一乃至第四側壁片1,2,3,4と糊代片5とを折り畳み線a,b,c,dを介して連設し、上記各側壁片1,2,3,4の下端に底を形成する底フラップH,I,J,Kと、上端に蓋を形成する蓋フラップO,P,Q,Rとを、それぞれ折り畳み線h,i,j,kとo,p,q,rを介して連設してなる。
向き合う側壁の内側蓋フラップO,Qの折り畳み線o,qと、他の向き合う側壁の外側蓋フラップP,Rの折り畳み線p,rとの間には微小段差zを設け、上記外側蓋フラップの内、先に折り畳むフラップRの折り畳み線rを跨ぐようにして側壁片4側に向けて末広がりで、かつ、蓋フラップ側の端を繋いだスリットtを形成し、後から折り畳む蓋フラップPの長さを、上記スリットtを設けた折り畳み線rにとどく長さとし、その端に折り畳み線sを介して差し込み片Sを連設し、該差し込み片Sの両端から折り畳み線sを跨ぐように切り込み部uを設けてある。
上記差し込み片S側の折り畳み線sの外側蓋フラップP側には、折り畳み線sに平行な引き裂きジッパーvが設けられている。
底フラップIとKは、各側壁片1,2,3,4を90度折り畳んだとき接合点xで互いの小片I’,K’が相手側の下に入るように交差結合し、底フラップHの糊代H”は底フラップIの糊代I”に重なり、底フラップJの糊代J”は底フラップKの糊代K”に重なり、糊代片5は側壁片1の端に重なって接着される。
上記のように構成した底フラップは、底フラップIとJとの間、KとHとの間でフリーの状態となって、底を形成したままケースを折り畳むことができるようになっている。
商品をケースに収容すると図3に示すように、蓋フラップOとQとを倒し、次いでRを倒し、最後にPを倒して差し込み片Sをスリットtに差し込む。このときスリットtが折り畳み線rを跨いでいるので差し込み片Sの切り込み部uが入り込んだ後は差し込み片Sの両端の角wがスリットtの蓋フラップRの内面に引っかかって嵌め殺しとなる。
上記のように蓋フラップPは嵌め殺し構造となるので、ケースを開封するには、蓋フラップPの折り畳み線s側に設けた引き裂きジッパーvを引き裂かねば開封することができない。
従って、ケースに収容した商品を抜き盗ったり、すり替えたりするには、上記引き裂きジッパーvを引き裂かねばならないから不正行為があったときは直ちに判明することとなる。
なお、差し込み片Sをスリットtに差し込み易くするために、その端を円弧状に面取りをしてあるが斜めにカット(面取り)してもよい。また、上記折り畳み線sを跨いで設けた切り込み部uの幅gを、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように設けた末広がりのスリットtの折り畳み線rから末広がりの端までの高さeと同一または僅かに大きくし、深さfを、上記スリットtの曲折部から端までの水平長さyと同一または僅かに短くすることによって差し込み片Sをスリットtに差し込み易く、かつ、嵌め殺しになり易くしている。
図2に基づき実施例2を説明するが実施例1と相違するところは平たいケースになっていることと、底フラップと蓋フラップを連設した側壁片の位置がずれていること、および開封のための引き裂きジッパーに替えて円弧状のハーフカットまたはミシン目カットを蓋フラップRに設けるようにした点である。
側壁を形成する第一乃至第四側壁片1,2,3,4と糊代片5とを折り畳み線a,b,c,dを介して連設し、上記各側壁片1,2,3,4の下端に底を形成する底フラップH,I,J,Kと、上端に蓋を形成する蓋フラップO,P,Q,Rとを、それぞれ折り畳み線h,i,j,kとo,p,q,rを介して連設してなる。
向き合う側壁片の内側蓋フラップO,Qの折り畳み線o,qと、他の向き合う側壁の外側蓋フラップP,Rの折り畳み線p,rとの間には微小段差zを設け、上記外側蓋フラップの内、先に折り畳むフラップRの折り畳み線rを跨ぐようにして側壁片4側に向けて末広がりで、かつ、蓋フラップ側の端を繋いだスリットtを形成し、後から折り畳む蓋フラップPの長さを、上記スリットtを設けた折り畳み線rにとどく長さとし、その端に折り畳み線sを介して差し込み片Sを連設し、該差し込み片Sの両端から折り畳み線sを跨ぐように切り込み部uを設けてある。
底フラップIとKは、各側壁片1,2,3,4を90度折り畳んだとき接合点xで互いの小片I’,K’が相手側の下に入るように交差結合し、底フラップHの糊代H”は底フラップIの糊代I”に重なり、底フラップJの糊代J”は底フラップKの糊代K”に重なり、糊代片5は側壁片3の端に重なって接着される。
上記のように構成した底フラップは、底フラップIとJとの間、KとHとの間でフリーの状態となって、底を形成したままケースを折り畳むことができるようになっている。
商品をケースに収容すると図4に示すように、蓋フラップOとQとを倒し、次いでRを倒し、最後にPを倒して差し込み片Sをスリットtに差し込む。このときスリットtが折り畳み線rを跨いでいるので差し込み片Sの切り込み部uが入り込んだ後は差し込み片Sの両端の角wがスリットtの蓋フラップRの内面に引っかかって嵌め殺しとなる。
上記のように蓋フラップPは嵌め殺し構造となるので、ケースを開封するには、蓋フラップRの折り畳み線r側に設けた円弧状のハーフカットv’(ミシン目カットでもよい)を押し潰すとともに差し込まれた差し込み片Sを押し込まねば開封することができない。
従って、ケースに収容した商品を抜き盗ったり、すり替えたりするには、上記ハーフカットv’を押し潰さねばならないから不正行為があったときは直ちに判明することとなる。
なお、差し込み片Sをスリットtに差し込み易くするために、その端を円弧状に面取りをしてあるが斜めにカット(面取り)してもよい。また、上記折り畳み線sを跨いで設けた切り込み部uの幅gを、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように設けた末広がりのスリットtの折り畳み線から末広がりの端までの高さeと同一または僅かに大きくし、深さfを、上記スリットtの曲折部から端までの水平長さyと同一または僅かに短くすることによって差し込み片Sをスリットtに差し込み易く、かつ、嵌め殺しになり易くしている。
1,2,3,4 側壁片
5 糊代片
a,b,c,d,h,i,j,k,o,p,q,r,s 折り畳み線
H,I,J,K 底フラップ
O,P,Q,R 蓋フラップ
I’,K’ 小片
H”,I”,J”,K” 糊代
z 微小段差
t スリット
S 差し込み片
u 切り込み部
v 引き裂きジッパー
v’ 円弧状ハーフカット
w 差し込み片の両端の角
x 接合点
g 切り込み部の幅
f 切込みの深さ
e 折り畳み線rから末広がりの端までの高さ
y スリットの曲折部から端までの水平長さ
5 糊代片
a,b,c,d,h,i,j,k,o,p,q,r,s 折り畳み線
H,I,J,K 底フラップ
O,P,Q,R 蓋フラップ
I’,K’ 小片
H”,I”,J”,K” 糊代
z 微小段差
t スリット
S 差し込み片
u 切り込み部
v 引き裂きジッパー
v’ 円弧状ハーフカット
w 差し込み片の両端の角
x 接合点
g 切り込み部の幅
f 切込みの深さ
e 折り畳み線rから末広がりの端までの高さ
y スリットの曲折部から端までの水平長さ
Claims (5)
- 箱体の展開状態で、側壁を形成する第一乃至第四側壁片と糊代片とを折り畳み線を介して連設し、上記各片の下端に底を形成する底フラップと、上端に蓋を形成する蓋フラップとを、それぞれ折り畳み線を介して連設してなる箱体において、向き合う側壁の内側蓋フラップの折り畳み線と、他の向き合う側壁の外側蓋フラップの折り畳み線とに微小段差を設け、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように側壁側に向けて末広がりで、蓋フラップ側の端を繋いだスリットを形成し、後から折り畳むフラップの長さを、上記スリットを設けた折り畳み線にとどく長さとし、その端に折り畳み線を介して差し込み片を連設し、該差し込み片の両端から折り畳み線を跨ぐ切り込み部を設けたことを特徴とする不正開封防止ケース。
- 上記差し込み片の両端を円弧または斜めの面取りをしたことを特徴する請求項1に記載の不正開封防止ケース。
- 上記折り畳み線を跨いで設けた切り込み部の幅を、上記外側蓋フラップの、先に折り畳む方の折り畳み線を跨ぐように設けた末広がりのスリットの、折り畳み線から末広がりの端までの高さと同一または僅かに大きい幅とし、切り込み部の深さを、上記スリットの曲折部から端までの水平長さと同一または僅かに短くしたことを特徴とする1または2に記載の不正開封防止ケース。
- 上記スリットに平行してハーフカット部を形成し、そのハーフカット部をつぶして差し込み片を押し込むことができるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不正開封防止ケース。
- 上記差し込み片を連設した蓋フラップに、折り畳み線に平行な引き裂きジッパーを形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の不正開封防止ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004000126U JP3102811U (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 不正開封防止ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004000126U JP3102811U (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 不正開封防止ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3102811U true JP3102811U (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=43256322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004000126U Expired - Lifetime JP3102811U (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 不正開封防止ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102811U (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148500A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Ryoko Sangyo Kk | 包装用ケース |
| JP2011230837A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Nippon Tokan Package Kk | 包装用箱 |
| JP2012041065A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Nippon Tokan Package Kk | 包装用箱 |
| JP2014015220A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 不正開封防止カートン |
| KR101376004B1 (ko) | 2012-05-21 | 2014-03-19 | 유하정판 주식회사 | 포장박스 |
| JP2014141276A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Asahi Printing Co Ltd | 包装用箱 |
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| JP2017178343A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 凸版印刷株式会社 | 看板付カートン |
| KR20200009331A (ko) * | 2018-07-18 | 2020-01-30 | 주식회사 쓰리에스테크 | 포장용 박스 |
| KR102280824B1 (ko) * | 2021-04-27 | 2021-07-21 | 정재홍 | 테이핑이 없는 조립식 상자 |
-
2004
- 2004-01-15 JP JP2004000126U patent/JP3102811U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148500A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Ryoko Sangyo Kk | 包装用ケース |
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| KR20200009331A (ko) * | 2018-07-18 | 2020-01-30 | 주식회사 쓰리에스테크 | 포장용 박스 |
| KR102097481B1 (ko) | 2018-07-18 | 2020-04-06 | 주식회사 쓰리에스테크 | 포장용 박스 |
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