JP3109111B2 - 磁気浮上搬送装置の移動子制御方法 - Google Patents
磁気浮上搬送装置の移動子制御方法Info
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- JP3109111B2 JP3109111B2 JP03053251A JP5325191A JP3109111B2 JP 3109111 B2 JP3109111 B2 JP 3109111B2 JP 03053251 A JP03053251 A JP 03053251A JP 5325191 A JP5325191 A JP 5325191A JP 3109111 B2 JP3109111 B2 JP 3109111B2
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動子を複数の電磁石
で非接触に浮上させ、リニアモータの駆動によりリニア
走行させる磁気浮上搬送装置の移動子制御方法に関す
る。
で非接触に浮上させ、リニアモータの駆動によりリニア
走行させる磁気浮上搬送装置の移動子制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動子制御方法では、磁
気浮上支持された移動子をリニア方向に走行制御する場
合、アクチェエータとして非接触な駆動を実現するため
にリラクタンス形、同期形のリニアモータを採用してい
る。
気浮上支持された移動子をリニア方向に走行制御する場
合、アクチェエータとして非接触な駆動を実現するため
にリラクタンス形、同期形のリニアモータを採用してい
る。
【0003】図7(a)は磁気浮上搬送装置の従来例を
示す斜視図、図7(b)は移動子SFTと、固定子ST
Tに配設された電磁石との関係を示す図である。
示す斜視図、図7(b)は移動子SFTと、固定子ST
Tに配設された電磁石との関係を示す図である。
【0004】誘導子INDを具備する質量mの移動子S
FTは、矢印LSで示されるリニア方向に誘導子IND
を介してリニアモータ(不図示)で推進される。固定子
STTは、移動子の浮上方向である垂直方向に吸引力f
V1,fV2,fV3,fV4を発生する8個の電磁石MG
V10,MGV11,〜,MGV41,と、案内方向である水
平方向に吸引力fH1,fH2を発生する4個の電磁石MG
H10,MGH11,MGH20,MGH21とを有し、移動子
SFTを非接触に浮上保持し、その姿勢を制御する。制
御の内容としては、浮上垂直方向、ピッチング方向、ロ
ーリング方向、案内水平方向、ヨーイング方向がある。
これらの制御を行なうために、電磁石と移動子間のギャ
ップデータXV1,XV2,〜,XH2,を用いて算出した力
fV1,fV2,〜,fH2を制御することによって行ってい
る。
FTは、矢印LSで示されるリニア方向に誘導子IND
を介してリニアモータ(不図示)で推進される。固定子
STTは、移動子の浮上方向である垂直方向に吸引力f
V1,fV2,fV3,fV4を発生する8個の電磁石MG
V10,MGV11,〜,MGV41,と、案内方向である水
平方向に吸引力fH1,fH2を発生する4個の電磁石MG
H10,MGH11,MGH20,MGH21とを有し、移動子
SFTを非接触に浮上保持し、その姿勢を制御する。制
御の内容としては、浮上垂直方向、ピッチング方向、ロ
ーリング方向、案内水平方向、ヨーイング方向がある。
これらの制御を行なうために、電磁石と移動子間のギャ
ップデータXV1,XV2,〜,XH2,を用いて算出した力
fV1,fV2,〜,fH2を制御することによって行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁気浮上支持された移
動子を上述のリニアモータを用いて一定速度で走行させ
る場合には、移動子に作用する摩擦がないため、外乱が
ない時には、推進トルクは必要とされない。しかし、加
速・減速時には推進トルクを供給することが必要であ
り、この供給のため駆動電流アンプ部にはPWM方式を
採用するのが一搬的である。このため低電流駆動時の特
性が芳ばしくなく、トルクリップルを発生することがほ
とんどである。発生したトルクリップルは、移動子の一
定速度運転時、特に低速時に、速度リップルの原因とな
るという問題がある。
動子を上述のリニアモータを用いて一定速度で走行させ
る場合には、移動子に作用する摩擦がないため、外乱が
ない時には、推進トルクは必要とされない。しかし、加
速・減速時には推進トルクを供給することが必要であ
り、この供給のため駆動電流アンプ部にはPWM方式を
採用するのが一搬的である。このため低電流駆動時の特
性が芳ばしくなく、トルクリップルを発生することがほ
とんどである。発生したトルクリップルは、移動子の一
定速度運転時、特に低速時に、速度リップルの原因とな
るという問題がある。
【0006】このため、加減速時においては、リニアモ
ータを駆動して、指定速度に達した時に電流を0にし、
慣性走行させる方法が考えられるがこの方法では速度偏
差が残っている時もその偏差を0にすることが出来な
い。
ータを駆動して、指定速度に達した時に電流を0にし、
慣性走行させる方法が考えられるがこの方法では速度偏
差が残っている時もその偏差を0にすることが出来な
い。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、トルクリップル
を発生させず、かつ速度偏差をなくさしめる移動子制御
方法を提供することを目的とする。
を発生させず、かつ速度偏差をなくさしめる移動子制御
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気浮上搬送装
置の移動子制御方法は、移動子を複数の電磁石で非接触
に浮上させ、リニアモータの駆動によりリニア走行させ
る磁気浮上搬送装置の移動子制御方法において、移動子
の定速走行時にリニアモータによる駆動を停止し、指令
速度に対する移動子の走行速度の偏差を検出し、検出さ
れた偏差に対応して移動子のピッチング角を変え、前記
複数の電磁石が移動子に作用する吸引力と移動子に対す
る重力とから合成される力のリニア方向成分で前記偏差
をキャンセルさせる。
置の移動子制御方法は、移動子を複数の電磁石で非接触
に浮上させ、リニアモータの駆動によりリニア走行させ
る磁気浮上搬送装置の移動子制御方法において、移動子
の定速走行時にリニアモータによる駆動を停止し、指令
速度に対する移動子の走行速度の偏差を検出し、検出さ
れた偏差に対応して移動子のピッチング角を変え、前記
複数の電磁石が移動子に作用する吸引力と移動子に対す
る重力とから合成される力のリニア方向成分で前記偏差
をキャンセルさせる。
【0009】
【作用】リニアモータの駆動により移動子が定速走行に
達したら、リニアモータによる駆動を停止し、定速走行
速度と指令速度との間に偏差があると、移動子を浮上さ
せている電磁石の吸引力でその偏差をなくさせる。すな
わち電磁石は定速走行する移動子を偏差に対応した角度
だけピッチング方向に傾ける。移動子が傾くと、移動子
に垂直に働いている電磁石の吸引力のと移動子の重力と
で合成される力のリニア方向成分が偏差を打ち消し指令
速度通りの定速走行を可能とさせる。
達したら、リニアモータによる駆動を停止し、定速走行
速度と指令速度との間に偏差があると、移動子を浮上さ
せている電磁石の吸引力でその偏差をなくさせる。すな
わち電磁石は定速走行する移動子を偏差に対応した角度
だけピッチング方向に傾ける。移動子が傾くと、移動子
に垂直に働いている電磁石の吸引力のと移動子の重力と
で合成される力のリニア方向成分が偏差を打ち消し指令
速度通りの定速走行を可能とさせる。
【0010】次にこの作用の生ずる原理について図6を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】電磁石MGV10,MGV11(以降、電磁石
M1 と記す)による力fV1,電磁石MGV20,MGV21
(以降、電磁石M2 と記す)による力fV2,電磁石MG
V30,MGV31(以降、電磁石M3と記す)による力f
V3および電磁石MGV40,MGV41(以降、電磁石M4
と記す)による力fV4による吸引力は移動子の最も近い
所に作用するものとみなされる。すなわち移動子が平板
状である場合、吸引力は移動子の表面に垂直に作用す
る。
M1 と記す)による力fV1,電磁石MGV20,MGV21
(以降、電磁石M2 と記す)による力fV2,電磁石MG
V30,MGV31(以降、電磁石M3と記す)による力f
V3および電磁石MGV40,MGV41(以降、電磁石M4
と記す)による力fV4による吸引力は移動子の最も近い
所に作用するものとみなされる。すなわち移動子が平板
状である場合、吸引力は移動子の表面に垂直に作用す
る。
【0012】したがって、移動子が水平に保たれ定速運
動をしている場合(図6(a))には電磁石M1 ,M2
による吸引力fV1 +fV2 およびマグネットM3 ,M
4 による吸引力fV3 +fV4 と移動子による重力mg
とは矢印LSで示す移動子のリニア方向には作用しな
い。しかし移動子がピッチング角θpだけ傾くと(図6
(b))、例えば電磁石M1 ,M2 は移動子に垂直であ
り重力方向と平行でない吸引力fV1 +fV2 を作用さ
せ、両者によるリニア方向への合成力が移動子の走行速
度を増加させる。また、移動子を逆方向に傾ければ移動
子の走行速度を減少させる。
動をしている場合(図6(a))には電磁石M1 ,M2
による吸引力fV1 +fV2 およびマグネットM3 ,M
4 による吸引力fV3 +fV4 と移動子による重力mg
とは矢印LSで示す移動子のリニア方向には作用しな
い。しかし移動子がピッチング角θpだけ傾くと(図6
(b))、例えば電磁石M1 ,M2 は移動子に垂直であ
り重力方向と平行でない吸引力fV1 +fV2 を作用さ
せ、両者によるリニア方向への合成力が移動子の走行速
度を増加させる。また、移動子を逆方向に傾ければ移動
子の走行速度を減少させる。
【0013】この移動子の走行速度に対するアナログ的
な増加減少の制御により、移動子の走行速度を指令速度
にスムーズに合致させることが可能となる。
な増加減少の制御により、移動子の走行速度を指令速度
にスムーズに合致させることが可能となる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1(a),(b)は本発明の移動子制御
方法の実施例が図7,図8で示された磁気浮上搬送装置
に適用されている場合の移動子の重心回りの力を示すベ
クトル図である。
方法の実施例が図7,図8で示された磁気浮上搬送装置
に適用されている場合の移動子の重心回りの力を示すベ
クトル図である。
【0016】まず図7,図8の移動子SFTを特開平2
−179201号公報に記載したように比例制御する
と、電磁石M1 による力fV1および電磁石M2 による力
fV2は式(1)で表わされる(ただし、i=1,2)。
−179201号公報に記載したように比例制御する
と、電磁石M1 による力fV1および電磁石M2 による力
fV2は式(1)で表わされる(ただし、i=1,2)。
【0017】
【数1】 電磁石M3 による力fV3および電磁石M4 による力fV4
は式(2)で表わされる(ただし、j=3,4)。
は式(2)で表わされる(ただし、j=3,4)。
【0018】
【数2】 ただし、
【0019】
【数3】 Xr ( r に続くサフィックス省略)は指令値、gV
(s)は可変ゲイン本実施例では上記式(1)のXrpに
より移動子SFTの走行速度を制御しようとするもので
ある。
(s)は可変ゲイン本実施例では上記式(1)のXrpに
より移動子SFTの走行速度を制御しようとするもので
ある。
【0020】Xrpとピッチング角θp に対する指令値θ
rpとの関係は式(3)で表わされる。
rpとの関係は式(3)で表わされる。
【0021】Xrp=θrp・h …(3) また、説明を簡単にするために、各電磁石M1 ,M2 ,
M3 ,M4 の吸引力fV1,fV2,fV3,fV4は各電磁石
M1 〜M4 から最短距離にある移動子SFTの位置にピ
ンポイント的に働くとみなされ、定常状態において式
(4),(5)が成立する。
M3 ,M4 の吸引力fV1,fV2,fV3,fV4は各電磁石
M1 〜M4 から最短距離にある移動子SFTの位置にピ
ンポイント的に働くとみなされ、定常状態において式
(4),(5)が成立する。
【0022】 s1 ・(fV1+fV2))=s2 ・(fV3+fV4) …
(4) fV1+fV2+fV3+fV4=mgcosθp …(5)
したがって移動子SFTに垂直な方向には力はバランス
するが、移動子SFTの重量mgによる移動子SFTの
長手延長方向に対する分力fL がバランスしないため式
(6)に基づく力が働く。
(4) fV1+fV2+fV3+fV4=mgcosθp …(5)
したがって移動子SFTに垂直な方向には力はバランス
するが、移動子SFTの重量mgによる移動子SFTの
長手延長方向に対する分力fL がバランスしないため式
(6)に基づく力が働く。
【0023】fL =mg・sinθp …(6) 通常θp は十分小さいので式(6)は式(7)で近似さ
れる。
れる。
【0024】fL =mg・θp …(7) 移動子SFTの一定速度運転時の周波数応答をピッチン
グ方向の動特性(ピッチング指令θrpから、ピッチング
θp までの伝達関数)が無視出来る程度に低くとると、 fL =mgθrp …(8) となる。
グ方向の動特性(ピッチング指令θrpから、ピッチング
θp までの伝達関数)が無視出来る程度に低くとると、 fL =mgθrp …(8) となる。
【0025】ここで、θrpをリニア方向の指令速度VrL
と走行速度VL との偏差をフィードバックして、式
(9)で表わされるように制御する。
と走行速度VL との偏差をフィードバックして、式
(9)で表わされるように制御する。
【0026】 θrp=KvL(VrL−VL )−KTL∫(VrL−VL )dt …(9) で与える。式(8)に代入すると、 fL =mg{KvL(VrL−VL )−KTL∫(VrL−VL )dt}…(10) 式(9)において積分項は、定常偏差を補正するもので
ある。
ある。
【0027】簡単のため、動特性においては、右辺第2
項は、無視する。
項は、無視する。
【0028】この時、式(11)が成立する。
【0029】
【数4】 VrL−VL =Ve となり、Ve の初期値をVeOとすると Ve =Veoe-gK v Lt …(12) となり時定数t=1/g・KvLを有する指数関数に従っ
てVeは0に収束する。ここでgは重力加速度で、安定
な一定値であり、θpの制御が良好に動作しているかぎ
り、トルクリップルは0であり、すなわちまったく速度
リップルを発生することなくリニア方向の速度VL をV
rLに制御できる。
てVeは0に収束する。ここでgは重力加速度で、安定
な一定値であり、θpの制御が良好に動作しているかぎ
り、トルクリップルは0であり、すなわちまったく速度
リップルを発生することなくリニア方向の速度VL をV
rLに制御できる。
【0030】次に図1で示された実施例を実現するため
の制御ブロックおよび制御方法について図2,図3,図
4を参照して説明する。
の制御ブロックおよび制御方法について図2,図3,図
4を参照して説明する。
【0031】制御指令およびサーボロック制御部11
(例えばCPU)はリニア方向の指令値VrLと、フィー
ドバックされた移動子の速度VL(例えばレゾルバか
ら)とをとりこみ、指令xrV,θrp,θrRを出力する
(ステップS1)。この指令xrV,θrp,θrRは浮上制
御回路12に与えられる。この浮上制御回路12および
フィードバック信号xV ,θp ,θRについては、例え
ば図4で示されるような回路(特願平2−179201
号公報)を用いればよい。この場合信号xp ,xR およ
び指令xrp,xrRはそれぞれ角度に変換してθp ,θ
R ,θrp,θrRとして与えればよく、前記公報を参照す
れば容易に理解できるので説明は省略する。浮上制御回
路12のxV 制御回路12a,θp 制御回路12b,θ
R 制御回路12cにより算出された浮上電流指令は浮上
電流アンプ13により浮上電流とされ浮上用の電磁石M
1 〜M4 に与えられる。
(例えばCPU)はリニア方向の指令値VrLと、フィー
ドバックされた移動子の速度VL(例えばレゾルバか
ら)とをとりこみ、指令xrV,θrp,θrRを出力する
(ステップS1)。この指令xrV,θrp,θrRは浮上制
御回路12に与えられる。この浮上制御回路12および
フィードバック信号xV ,θp ,θRについては、例え
ば図4で示されるような回路(特願平2−179201
号公報)を用いればよい。この場合信号xp ,xR およ
び指令xrp,xrRはそれぞれ角度に変換してθp ,θ
R ,θrp,θrRとして与えればよく、前記公報を参照す
れば容易に理解できるので説明は省略する。浮上制御回
路12のxV 制御回路12a,θp 制御回路12b,θ
R 制御回路12cにより算出された浮上電流指令は浮上
電流アンプ13により浮上電流とされ浮上用の電磁石M
1 〜M4 に与えられる。
【0032】制御指令およびサーボロック制御部11
は、指令xrV、θrp,θrRを出力する一方、速度指令V
rLとリニア方向に対する移動子SFTの走行速度VL と
を比較し偏差が予め定められた閾値σより小であるかど
うか判定する(ステップS2)。閾値σより小でなけれ
ば、ピッチング指令θrpを0とし(ステップS3)、リ
ニアモータ制御回路15に速度指令VrLを与え、リニア
用電流アンプ17を介しリニアモータ18に移動子SF
Tを駆動させ(ステップS4)、ステップS1にもど
る。
は、指令xrV、θrp,θrRを出力する一方、速度指令V
rLとリニア方向に対する移動子SFTの走行速度VL と
を比較し偏差が予め定められた閾値σより小であるかど
うか判定する(ステップS2)。閾値σより小でなけれ
ば、ピッチング指令θrpを0とし(ステップS3)、リ
ニアモータ制御回路15に速度指令VrLを与え、リニア
用電流アンプ17を介しリニアモータ18に移動子SF
Tを駆動させ(ステップS4)、ステップS1にもど
る。
【0033】ステップS2において偏差が閾値σより小
であれば、制御部11はピッチング指令θrpを前記式
(9)で算出し(ステップS5)、算出に基づいたピッ
チング指令θrpを出力し(ステップS6)、サーボロッ
ク指令Lrcをサーボロック回路16に与え、サーボロッ
ク回路16からサーボロック信号LC を出力させ、アン
プ17を介してリニアモータ18の駆動を停止させる
(ステップS7)。リニアモータ18の駆動を停止させ
た後、ステップ1にもどり上述の制御を繰り返す。次に
他の制御方法について図5を参照して説明する。
であれば、制御部11はピッチング指令θrpを前記式
(9)で算出し(ステップS5)、算出に基づいたピッ
チング指令θrpを出力し(ステップS6)、サーボロッ
ク指令Lrcをサーボロック回路16に与え、サーボロッ
ク回路16からサーボロック信号LC を出力させ、アン
プ17を介してリニアモータ18の駆動を停止させる
(ステップS7)。リニアモータ18の駆動を停止させ
た後、ステップ1にもどり上述の制御を繰り返す。次に
他の制御方法について図5を参照して説明する。
【0034】制御指令およびサーボロック制御部11
(例えばCPU)はリニア方向の指令値VrLと、フィー
ドバックされた移動子の走行速度VL とをとりこみ、指
令xrV,θrp,θrRを出力する(ステップS11)。こ
の指令xrV,θrp,θrRは浮上制御回路12に与えら
れ、電磁石M1 〜M4 が制御される。指令は浮上電流ア
ンプ13により浮上電流とされ浮上用の電磁石M1 〜M
4 に与えられる。
(例えばCPU)はリニア方向の指令値VrLと、フィー
ドバックされた移動子の走行速度VL とをとりこみ、指
令xrV,θrp,θrRを出力する(ステップS11)。こ
の指令xrV,θrp,θrRは浮上制御回路12に与えら
れ、電磁石M1 〜M4 が制御される。指令は浮上電流ア
ンプ13により浮上電流とされ浮上用の電磁石M1 〜M
4 に与えられる。
【0035】制御指令およびサーボロック制御部11
は、指令xrV,θrp,θrRを出力する一方、速度指令V
rLとリニア方向の移動子SFTの走行速度VL とを比較
し偏差が予め定められた閾値σ1より小であれば、制御
部11はピッチング指令θrpを前記式(9)で算出し
(ステップS17)、算出に基づいたピッチング指令θ
rpを出力し(ステップS18)、サーボロック指令Lrc
をサーボロック回路16に与え、サーボロック回路16
からサーボロック信号LC を出力させ、アンプ17を介
してリニアモータ18の駆動を停止させ(ステップS1
9)ステップS11にもどる。
は、指令xrV,θrp,θrRを出力する一方、速度指令V
rLとリニア方向の移動子SFTの走行速度VL とを比較
し偏差が予め定められた閾値σ1より小であれば、制御
部11はピッチング指令θrpを前記式(9)で算出し
(ステップS17)、算出に基づいたピッチング指令θ
rpを出力し(ステップS18)、サーボロック指令Lrc
をサーボロック回路16に与え、サーボロック回路16
からサーボロック信号LC を出力させ、アンプ17を介
してリニアモータ18の駆動を停止させ(ステップS1
9)ステップS11にもどる。
【0036】ステップS12の判断で偏差が閾値σ1よ
り小でなければ、閾値σ2(σ2>σ1)より大である
か判断する(ステップS13)。閾値σ2より大であれ
ば、ピッチング指令θrpを0とし(ステップS15)、
リニアモータ制御回路15に速度指令VrLを与え、リニ
ア用電流アンプ17を介し、リニアモータ18に移動子
SFTを駆動させ(ステップS16)、ステップS11
にもどる。
り小でなければ、閾値σ2(σ2>σ1)より大である
か判断する(ステップS13)。閾値σ2より大であれ
ば、ピッチング指令θrpを0とし(ステップS15)、
リニアモータ制御回路15に速度指令VrLを与え、リニ
ア用電流アンプ17を介し、リニアモータ18に移動子
SFTを駆動させ(ステップS16)、ステップS11
にもどる。
【0037】ステップ13で偏差が閾値σ2より大でな
ければ(すなわち偏差がσ1とσ2との間であれば)、
ピッチング指令θrpが0でないか判定する(ステップS
14)。ピッチング指令θrpが0でなければ(すなわち
ピッチング指令θrpで制御中であったとすれば)ステッ
プS17に移行する。ステップS14でピッチング指令
θrpが0であれば(すなわちリニアモータ18で駆動中
であったとすれば)ステップ16に移行する。閾値σ
1,σ2を設定することにより判定境界近辺における雑
音等による異常切換動作を防止することができる。
ければ(すなわち偏差がσ1とσ2との間であれば)、
ピッチング指令θrpが0でないか判定する(ステップS
14)。ピッチング指令θrpが0でなければ(すなわち
ピッチング指令θrpで制御中であったとすれば)ステッ
プS17に移行する。ステップS14でピッチング指令
θrpが0であれば(すなわちリニアモータ18で駆動中
であったとすれば)ステップ16に移行する。閾値σ
1,σ2を設定することにより判定境界近辺における雑
音等による異常切換動作を防止することができる。
【0038】上述した実施例においては移動子の速度制
御のために移動子の長手方向に対する分力fL を制御し
ているが、マグネットM1 〜M4 による力の沿直方向の
成分を移動子の重量と一致させ、マグネットによる力の
水平方向の成分によって移動子の速度を制御してもよい
ことは明らかである。
御のために移動子の長手方向に対する分力fL を制御し
ているが、マグネットM1 〜M4 による力の沿直方向の
成分を移動子の重量と一致させ、マグネットによる力の
水平方向の成分によって移動子の速度を制御してもよい
ことは明らかである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動子に
ピッチング角を与えて移動子の定速走行時の速度を制御
することにより、速度リップルのない速度制御を行える
効果がある。
ピッチング角を与えて移動子の定速走行時の速度を制御
することにより、速度リップルのない速度制御を行える
効果がある。
【図1】本発明の移動子制御方法の一実施例における、
移動子の重心回りの力を示すベクトル図である。
移動子の重心回りの力を示すベクトル図である。
【図2】本発明の実施例を実行する制御ブロックを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図2で示される制御ブロックにおける第1の制
御方法を示すフローチャートである。
御方法を示すフローチャートである。
【図4】図3の浮上制御回路を詳細に示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】図2で示される制御ブロックにおける第2の制
御方法を示すフローチャートである。
御方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の原理を示す説明図である。
【図7】磁気浮上搬送装置の構造を示す概略図である。
11 制御指令およびサーボロック制御部 12 浮上制御回路 13 浮上用電流アンプ 14 浮上用の電磁石 15 リニアモータ制御回路 16 サーボロック回路 17 リニア用の電流アンプ 18 リニアモータ
Claims (1)
- 【請求項1】 移動子を複数の電磁石で非接触に浮上さ
せ、リニアモータの駆動によりリニア走行させる磁気浮
上搬送装置の移動子制御方法において、 移動子の定速
走行時にリニアモータによる駆動を停止し、指令速度に
対する移動子の走行速度の偏差を検出し、検出された偏
差に対応して移動子のピッチング角を変え、前記複数の
電磁石が移動子に作用する吸引力と移動子に対する重力
とから合成される力のリニア方向成分で前記偏差をキャ
ンセルさせることを特徴とする磁気浮上搬送装置の移動
子制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03053251A JP3109111B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 磁気浮上搬送装置の移動子制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03053251A JP3109111B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 磁気浮上搬送装置の移動子制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271210A JPH04271210A (ja) | 1992-09-28 |
| JP3109111B2 true JP3109111B2 (ja) | 2000-11-13 |
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ID=12937574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03053251A Expired - Fee Related JP3109111B2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 磁気浮上搬送装置の移動子制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109111B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP03053251A patent/JP3109111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04271210A (ja) | 1992-09-28 |
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