JPH11122902A - リニアモータ駆動装置 - Google Patents

リニアモータ駆動装置

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JPH11122902A
JPH11122902A JP28534197A JP28534197A JPH11122902A JP H11122902 A JPH11122902 A JP H11122902A JP 28534197 A JP28534197 A JP 28534197A JP 28534197 A JP28534197 A JP 28534197A JP H11122902 A JPH11122902 A JP H11122902A
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JP
Japan
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movable
linear motor
movable part
thrust
center
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JP28534197A
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Inventor
Nobutaka Morohashi
信孝 諸橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータ駆動装置の停止時間の低減及び
軌跡精度を向上させる。 【解決手段】 位置制御回路23の出力として目標停止
位置からの差に基いた速度制御信号を電流指令回路37
を介して比較演算回路38で電流指令回路37の出力と
電力増幅回路35の出力とを比較し、電流指令回路37
の出力に一致させ、比較演算回路38の差に応じて電流
制御回路39で励磁電流を決定し、それを三相変換回路
34に入力し、更に、電力増幅回路35で電力変換し、
位置指令の出力に応じた電機子コイル7と固定側マグネ
ット6との吸引力を発生させる。 【効果】 可動部1の摺動部の摩擦力を制御して可動部
1の停止時間を短縮できる。また、可動部1の推力中心
と可動部1の重心を一致させれば、可動部1の倒れ込み
振動を防止しでき、可動部1の軌跡精度を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的精密な駆動
精度が要求される小型及び大型の直線運動を行う機器に
使用されるリニアモータ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の基本的なリニアモータ駆動装置の
事例を図9乃至図11を用いて説明する。図9は従来の
リニアモータ駆動装置の駆動部の進行方向から見た構造
の説明図、図10は図9の矢視A−Aによる断面図、ま
た、図11(a)は図9及び図10における推力(推進
力)を発生する推力発生部であり、(b)は反発力を発
生する反発力発生部の動作を説明する説明図である。
【0003】図9乃至図11において、可動部1は駆動
テーブルと一体となった駆動対象で、直線ガイド部2に
よって固定側となる基台10に取付けられたレール3に
対して、一定方向にのみ移動が案内される。推力を発生
する固定側マグネット4は基台10の両側部に対して固
着されている。固定側マグネット4に対向して推力を発
生する電機子コイル5は、可動部1の両側部に固着さ
れ、固定側マグネット4に対向している。反発力を発生
する固定側マグネット6は、基台10の底部上面に対し
て固着されている。反発力を発生する電機子コイル7
は、可動部1の下部に固着され、固定側マグネット6に
対向している。また、推力を発生する固定側マグネット
4と電機子コイル5及び反発力を発生する固定側マグネ
ット6と電機子コイル7は所定の間隔を保って対向して
配設されている。スケール11は基台10に取付けら
れ、可動部1の移動位置を測定するものであり、絶対位
置検出センサ12は可動部1に取付けられていて、スケ
ール11から可動部1の絶対位置を検出するものであ
る。
【0004】推力を発生する固定側マグネット4と電機
子コイル5及び反発力を発生する固定側マグネット6と
電機子コイル7の詳細な構造は、図11に示す構造を有
している。前記推力を発生する電機子コイル5は、鉄心
に溝を設け導体である120度の位相差を有するUVW
の三相巻線8を埋込み、また、反発力を発生する電機子
コイル7には同様に120度の位相差を有するuvwの
三相巻線9が埋込まれてる。そして、固定側マグネット
4及び固定側マグネット6の上面には、N極とS極が交
互に位置するように着磁されている。したがって、電機
子コイル5と固定側マグネット4は、互いの吸引反発に
よって推力を発生し、電機子コイル7と固定側マグネッ
ト6は、互いに反発力を発生し、可動部1の負荷重量を
軽減させている。
【0005】他の従来のリニアモータ駆動装置の動作原
理を図12乃至図14に示す。図12は従来例のリニア
モータ駆動装置の制御系を示すブロック図で、図13
(a)は図12に示すUVWの三相巻線8及びuvwの
三相巻線9に流す電流の時間に対する変化を示す特性図
及び図13(b)はUVWの三相巻線8及びuvwの三
相巻線9に電流が流れたときの可動部1の動きを説明す
るものである。図14は従来例のリニアモータ駆動装置
の位置制御における時間要素−変位振幅要素特性図であ
る。図12において、比較演算回路22は、位置指令回
路21の目標停止位置出力と絶対位置検出センサ12か
らの絶対位置とを比較演算し、その位置偏差を位置制御
回路23で応答性を調整し、速度としての出力信号と絶
対位置検出センサ12で得た変位量を微分回路32によ
り速度に変換した信号を比較演算し、速度偏差を算出し
ている。次に、比較演算回路24の速度偏差を速度制御
回路25で応答性を調整し、かつ、速度の変量の電流信
号に変換する。また、固定側マグネット4の磁極の位置
を磁極検出回路31で、かつ、磁極の位置において電機
子コイル5に供給されている電流の強さを振幅変換回路
30で検出し、速度制御回路25より出力された電流信
号との偏差を比較演算回路26で算出し、それを電流の
応答性を調整する電流制御回路27に入力する。更に、
それを三相変換回路28で三相に変換し、電力増幅回路
29で電力変換し、推力を発生する電機子コイル5に導
いて駆動させる。この間、電流指令回路33の出力が三
相変換回路34に入力され、それが電力増幅回路35で
電力変換され、反発力を発生する電機子コイル7に導か
れ、電流指令回路33の出力に応じた電機子コイル7と
固定側マグネット6との反発力が発生している。
【0006】このように、位置指令回路21の位置指令
目標値に対して、可動部1の位置をリニアスケール11
で検出して、目標値と現状値の誤差がゼロになるように
駆動系、即ち、可動部1を追従駆動させる。これと同時
に電流指令回路33によって電機子コイル7が固定側マ
グネット6に対して所定の反発力を発生するようにuv
wの三相巻線9に電流を流している。図13(a)は、
図12に示すリニアモータ駆動装置へUVWの三相巻線
8及びuvwの三相巻線9に流す電流の時間に対する変
化を示しており、UVWの三相巻線8及びuvwの三相
巻線9に流す電流は、それぞれ120度の位相差を持つ
三相正弦波からなっている。また、図13(b)は、U
VWの三相巻線8及びuvwの三相巻線9に電流が流れ
たときの可動部1の動きを説明したものである。即ち、
図13(a)に示す時間t1でV相巻線が永久磁石N、
S極の中央に有るとき、フレミングの左手法則に従って
可動部1は図示した右矢印の方向に移動する。このと
き、u相巻線に最大の電流が流れており、永久磁石N、
S極上に電磁石のN、S極が形成され、反発力が発生す
る。可動部1が移動して時間t2の位置にきたとき、前
述のように、右矢印の方向に移動し、三相巻線8及びu
vwの三相巻線9には反発力が発生する。時間t3の位
置に移動する。時間t3でも同様に、右矢印の方向に移
動し、三相巻線8及びuvwの三相巻線9には反発力が
発生する。
【0007】したがって、正弦波の周波数(周期)を変
化させることにより任意の速度で可動部1は、一定の方
向に進行する。このとき、前述の反発力と可動部1の荷
重はバランスしているので、直線ガイド部2に外力を与
えないので静止摩擦力が大幅に低減され精密な位置決め
が可能となる。しかし、可動部1の慣性力が大きく、か
つ、減速時の加速度が大きい場合は、図14の特性図に
示すように、目標停止位置に停止するまでに、減衰振動
に陥る可能性があった。なお、図14は、横軸を時間要
素、縦軸を変位振幅要素とするものである。即ち、可動
部1が目標位置に停止するまでに、目標位置を中心に挟
んで減衰振動を繰返し、停止するまでに時間がかかると
いう問題があった。
【0008】他の従来例として、例えば、特開昭59−
185154号公報、特開平6−197519号公報で
開示された技術がある。前者の公報で開示された事例を
図15に、後者の公報で開示された事例を図16及び図
17に示す。図15は前者の従来のリニアモータ駆動装
置の動作を示す事例の説明図である。図16は後者の従
来のリニアモータ駆動装置を使用したディスクドライブ
ユニットの斜視図、図17は図16の要部断面図であ
る。
【0009】図15において、軸42はリニアパルスモ
ータの1次側本体である可動部1に取付けられ、ベアリ
ング43を介して車輪44が配設されている。磁極45
は、磁極発生面に歯部46が形成され、可動部1に一体
に固着されている。47及び48は励磁用コイルで、そ
れぞれ磁極45に巻装されており、コイル47は一対の
コイル47a,47bからなり、コイル48は一対のコ
イル48a,48bからなり、同時に励磁され、それぞ
れ巻き方向を異にしている。49はスケールで、上記磁
極歯部46と等ピッチの歯部49aが形成され、このス
ケール49に沿って1次側の車輪44が案内される。5
0は予圧発生手段であり、永久磁石50a及び一対の磁
性部材50bより構成され、永久磁石50a、磁性部材
50bからの磁束が磁性部材50b、空隙M、スケール
49を通じて閉磁回路を構成している。
【0010】この種の従来のリニアモータ駆動装置は、
スケール49の長さ方向へ移動する推力を1次側本体で
ある可動部1に取付けられた磁極45とスケール49間
で得ている。また、1次側本体である可動部1の移動抵
抗は車輪44によって、その抵抗力を小さくしている。
また、制止状態を維持するために、予圧発生手段50を
配設し、可動部1との間で制止を維持する制動力を得て
いる。
【0011】この特開昭59−185154号公報で開
示されたリニアモータ駆動装置は、図15に示すよう
に、各一対のコイル47a,47b及び48a,48b
に対し、交互に順次電流の向きを変えて矩形波電圧を印
加して励磁すると、1/4ピッチずつ歩進する。このと
き、予圧発生手段50の磁気吸引力によりベアリング4
3のバネ定数を向上させて歩進動作時の振動を低下させ
ることができる。しかし、これをリニアモータ駆動装置
に適用した場合、駆動時に常に予圧発生手段50の磁気
吸引力による負荷重量が車輪44に加わるので、それが
車輪44の静止摩擦力となり、移動時はその分だけ推力
が余分に必要になり、また、可動部1がフィードバック
系に組み込まれている場合、停止時には微少な位置指令
目標値に対応する微少な推力に打ち勝ち、可動部1の駆
動を妨げ、また、リニアモータ駆動装置の感知する追従
誤差を解消するための大きな推力指令に対しては、静止
摩擦力の消滅に伴う過度の応答が生じて、精密位置決め
ができない問題があった。
【0012】また、特開平6−197519号公報で開
示された技術は、図16に示すように構成されている。
図16に示すように、デッキベース71上にスピンドル
モータ72が固定されており、このスピンドルモータ7
2によって光磁気ディスク73が回転自在に支持されて
いる。また、デッキベース71には、アクチュエータを
有する可動部70がX軸方向に移動可能に支持されてい
る。また、サイドヨーク78に当接させたマグネット7
4のZ軸方向における中心は、センターヨーク76、サ
イドヨーク78及びコイル77のZ軸方向における中心
に対してZ2 だけ高くなっている。したがって、センタ
ーヨーク76とマグネット74との間に存在する磁気ギ
ャップ中の、コイル77に作用する磁束の磁束密度中心
fは、センターヨーク76のZ軸方向の中心に対してほ
ぼZ2 /2だけ高い位置に存在することになる。この磁
束密度の中心fが、1個のコイル77に発生するX軸方
向の駆動力の駆動中心であり、2個のコイル77に発生
するX軸方向の駆動力の駆動中心Fは、図17に示すよ
うに、X軸方向から見て、B−B線で示す対物レンズの
光軸上にあり、ガイドレール75a,75bの中点Sと
一致している。また、可動部70の重心Gもこのコイル
77の駆動中心Fと一致させる構造となっている。
【0013】このように、特開平6−197519号公
報で開示されたリニアモータ駆動装置は、図17に示す
ように、駆動中心FはX軸方向から見て対物レンズの光
軸上にあり、前述のガイドレール75a,75bの中点
Sと一致させている。また、可動部70の重心Gもこの
コイル77の駆動中心Fと一致させる構造にしているこ
とから、可動部70を移動させたときにモーメントの発
生を防止して振動の発生を妨げることができる。しか
し、リニアモータ駆動装置のように可動部70に配設す
る負荷により重心Gが変化するような場合、駆動中心F
を可動部70の重心Gに一致できなくなり、回転力が発
生し、それに起因する振動を防止できない可能性があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来例のリニアモータ駆動装置では、負荷重量が大
きく、また、停止位置付近の加速度が大きい場合、慣性
力が可動部の静止力に打ち勝って目標位置を挟んで減衰
振動し、その減衰振動が停止するまでに時間がかかると
いう問題があった。また、駆動時に磁気吸引力による予
圧を付与する方法では、予圧が摺動部の静止摩擦力とな
り、駆動時にはその分だけ推力が余分に必要になり、停
止時には精密位置決めができないという問題があった。
そして、従来の可動部70の重心Gと推力の駆動中心F
を一致させる方法では、リニアモータ駆動装置の負荷重
量の変化により重心位置が変化すると、可動部70の重
心Gと推力の駆動中心Fを一致できないので、振動が発
生して精度良くリニアモータ駆動装置を駆動できない可
能性があった。
【0015】そこで、この発明は、可動部の整定時間を
短縮することを第1の目的とし、更に、可動部の負荷重
量の変化による重心位置の変化に対しても精度良く可動
部を駆動させることができるリニアモータ駆動装置の提
供を第2の目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるリニア
モータ駆動装置は、可動部と、前記可動部の移動方向を
特定する基台とを有し、前記可動部が前記基台の直線ガ
イド部に案内されて直線移動するリニア駆動テーブルに
おいて、前記可動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁
極が互いに異極となるように配設された固定マグネット
と該固定マグネットに対向する電機子コイルとを、前記
可動部または基台に配設して推力を発生する推力発生用
とし、かつ、前記可動部の直線移動方向に沿って隣り合
う磁極が互いに異極となるように配設された他の固定マ
グネットと該固定マグネットに対向する他の電機子コイ
ルとを、前記可動部または基台に配設して前記可動部と
基台とを相互吸引させる吸引力発生用として配設したも
のである。
【0017】請求項2にかかるリニアモータ駆動装置
は、可動部と、前記可動部の移動方向を特定する基台と
を有し、前記可動部が前記基台の直線ガイド部に案内さ
れて直線移動するリニア駆動テーブルにおいて、前記可
動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極
となるように配設された固定マグネットと該固定マグネ
ットに対向する電機子コイルとを、前記可動部または基
台に配設して推力を発生する推力発生用とし、かつ、前
記可動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに
異極となるように配設された他の固定マグネットと該固
定マグネットに対向する他の電機子コイルとを、前記可
動部または基台に配設して前記可動部と基台とを相互吸
引させる吸引力発生用として配設し、更に、前記可動部
の推力発生点を前記可動部の重心位置に応じて調整する
調整機構を配設したものである。
【0018】請求項3にかかるリニアモータ駆動装置
は、前記推力発生点位置を前記可動部の重心位置に応じ
て調整する調整機構は、前記可動部に配設された振動測
定用センサ及び前記振動測定用センサから得られる信号
で一致させる制御を行うものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図を参照して、この
発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、この
発明の各実施の形態について、従来例及び各実施の形態
に共通する同一の構成部分は、従来例及び各実施の形態
に付した符号と同一の符号を付すこととする。
【0020】実施の形態1.図1(a)はこの発明の第
1の実施の形態の図1及び図2における推力を発生する
推力発生部であり、(b)は吸引力を発生する吸引力発
生部の動作を説明する説明図である。なお、この発明の
実施の形態のリニアモータ駆動装置の駆動部の機械的構
成については、従来例の図9及び図10に示したものと
相違するものではないから、ここでは重複する説明を省
略する。
【0021】図において、推力を発生する固定側マグネ
ット4と電機子コイル5及び反発力を発生する固定側マ
グネット6と電機子コイル7の詳細な構造は、図1に示
す巻線構造を有している。推力を発生する電機子コイル
5は、鉄心に溝を設け導体である120度の位相差を有
するUVWの三相巻線8を埋込み、また、反発力を発生
する電機子コイル7には同様に120度の位相差を有す
るuvwの三相巻線9が埋込まれてる。そして、固定側
マグネット4及び固定側マグネット6の上面には、N極
とS極が交互に位置するように着磁されている。したが
って、電機子コイル5と固定側マグネット4は推力発生
部を構成し、固定側マグネット4の隣接する一方の磁極
と反発し、他方の磁極と吸引し、互いの吸引反発によっ
て推力を発生し、電機子コイル7と固定側マグネット6
は吸引力発生部を構成し、固定側マグネット6と同極の
磁界が電機子コイル7によって生成されることから、吸
引力を発生し、可動部1の荷重を大きくすることにな
る。
【0022】この発明の第1の実施の形態のリニアモー
タ駆動装置の動作原理を図2乃至図4に示す。図2はこ
の発明の第1の実施の形態のリニアモータ駆動装置の制
御系を示すブロック図で、図3(a)は図2に示すUV
Wの三相巻線8及びuvwの三相巻線9に流す電流の時
間に対する変化を示す特性図及び図3(b)はUVWの
三相巻線8及びuvwの三相巻線9に電流が流れたとき
の可動部1の動きを説明するものである。図4はこの発
明の第1の実施の形態のリニアモータ駆動装置の位置制
御における時間要素−変位振幅要素特性図である。図2
において、推力発生部において、比較演算回路22は、
位置指令回路21の目標停止位置の出力と絶対位置検出
センサ12からの変位量とを比較減算し、その位置差出
力を位置制御回路23の入力としている。位置制御回路
23では、入力した信号を速度に変換し、その速度出力
から、絶対位置検出センサ12で得た変位量の微分値、
即ち、速度を微分回路32で得て、それを比較演算回路
24で比較減算し、その応答性を良くすべく速度の指令
値を得ている。比較演算回路24の出力を速度制御回路
25で加速度に対応する電流に変換する。次に、固定側
マグネット4の磁極の位置を磁極検出回路31で検出
し、かつ、振幅変換回路30で磁極の位置における電機
子コイル5に供給されている電流の強さを検出し、速度
制御回路25より出力された電流信号との偏差を比較演
算回路26で演算し、それを電流の応答性を調整する電
流制御回路27に入力している。更に、それを三相変換
回路28で三相に変換し、電力増幅回路29で電力変換
し、推力を発生する電機子コイル5に導いて駆動させて
いる。
【0023】また、吸引力発生部においては、位置制御
回路23の速度制御出力として目標停止位置からの差に
基いた速度制御信号を電流指令回路37が入力する。し
たがって、電流指令回路37には可動部1の目標停止位
置からの差に比例した速度信号が入力されている。電流
指令回路37の出力は、比較演算回路38で電機子コイ
ル7と固定側マグネット6との吸引力を発生させる電機
子コイル7の励磁電流を検出し、それを振幅変換回路3
6で振幅に変換して比較減算し、電機子コイル7の励磁
電流が電流指令回路37の出力と一致しているか判定す
る。そして、比較演算回路38の差に応じて電流制御回
路39は、その励磁出力電流を決定し、それを三相変換
回路34に入力し、電力増幅回路35で電力変換し、吸
引力を発生する電機子コイル7に導かれ、位置指令の出
力に応じた電機子コイル7と固定側マグネット6との吸
引力が発生している。
【0024】このように、位置指令回路21の位置指令
目標値に対して、可動部1の位置を絶対位置検出センサ
12で検出して、目標停止位置と現在位置の誤差がゼロ
になるように駆動系、即ち、可動部1を追従駆動させ
る。これと同時に電流指令回路37によって電機子コイ
ル7が固定側マグネット6に対して位置指令回路21の
目標停止位置と実際の可動部1の位置との差に応じて、
所定の吸引力を発生するようにuvwの三相巻線9に電
流を流している。図3(a)は、図2に示すリニアモー
タ駆動装置へUVWの三相巻線8及びuvwの三相巻線
9に流す電流の時間に対する変化を示しており、三相の
周波数制御した場合のUVWの三相巻線8及び三相の振
幅制御した場合のuvwの三相巻線9に流す電流は、そ
れぞれ120度の位相差を持つ正弦波からなっている。
また、図3(b)は、UVWの三相巻線8及びuvwの
三相巻線9に電流が流れたときの可動部1の動きを説明
するものである。即ち、図3(a)に示す時間t1で推
力発生部では、V相巻線が永久磁石N、S極の中央に有
るとき大きな電流が流れ、U相巻線及びW相巻線に逆極
の電流が流れ、フレミングの左手の法則に従って可動部
1は図示した右矢印の方向に移動する。このとき、吸引
力発生部では、u相巻線に振幅のピークがあるものの、
この励磁電流は、減速初期には小電流であり、その小電
流により電磁石のS極、N極が形成され、永久磁石N
極、S極とで吸引力が発生する。なお、この減速初期に
は駆動電流をゼロとして、電磁石にN極、S極が形成さ
れないようにすることができ、特に、定常時の駆動時に
は図13(a)に示すように電流の位相をコントロール
して反発力を発生させ、摩擦力をより小さくすることが
好適である。
【0025】可動部1が移動して時間t2の位置にきた
とき、推力発生部では、V相巻線及びW相巻線に同極、
U相巻線に逆極の等しい電流が流れ、可動部1は更に目
標停止位置に向って図示した右矢印の方向に移動する。
このとき、吸引力発生部では、その励磁電流は小電流で
あり、その小電流により電磁石のS極、N極が形成さ
れ、永久磁石N極、S極上に吸引力が発生する。これに
より、可動部1が直線ガイド部2によって基台10に取
付けられたレール3を移動する際、可動部1の直線ガイ
ド部2と基台10のレール3との摩擦力を増加させてい
る。更に、時間t3の位置に移動する。時間t3の推力
部では、可動部1は更に目標停止位置に向って図示した
右矢印の方向に移動する。このとき、吸引力部では、更
に、励磁電流が大きくなり、可動部1が直線ガイド部2
によって基台10に取付けられたレール3を移動する
際、可動部1の直線ガイド部2と基台10のレール3と
の摩擦力を更に増加させる。したがって、正弦波の振幅
または周期を変化させることにより、任意の速度で可動
部1は、一定の方向に進行する。このとき、可動部1の
荷重は吸引力によって増減し、目標停止位置で最大とな
る。
【0026】目標停止位置に対して可動部1の位置をリ
ニアスケール11から絶対位置検出センサ12で検出し
て、目標停止位置と現在位置の誤差がゼロになるように
駆動系を追従駆動させる。これと同時に速度指令が加速
時や等速時の場合には固定側マグネット6が電機子コイ
ル7に対して所定の反発力を発生するようにuvwの三
相巻線9に電流を流し、減速時には固定側マグネット6
が電機子コイル7に対して所定の吸引力を発生するよう
にuvwの三相巻線9に電流を流し、停止直前までは電
機子コイル7に対する電流を大きくし、また、電流を遮
断して微動を許容したり、所定の反発力を発生させて、
uvwの三相巻線9に電流を流すことができる。
【0027】よって、正弦波の振幅を変化させることに
より任意の速度で可動部1の動きを制御すると同時に摩
擦力を増大させ、図4に示すように短時間で所定の目標
停止位置に停止させることができる。このとき、正弦波
の周期を変化させることにより任意の速度で可動部1の
速度制御すると同時に、摩擦力を変化させることによ
り、図4に示すように短時間で所定の位置に停止させる
こともできる。更に、固定側マグネット6と電機子コイ
ル7間の吸引反発は、電機子コイル7の巻線に対する位
相を切替えればよいことから、その切替制御により、微
少な位置指令目標値に対応する微少な推力を出力する場
合には、摩擦力を小さくするように固定側マグネット6
と電機子コイル7間の反発を行うように設定することも
できる。また、追従誤差を解消するための大きな推力指
令に対しては、静止摩擦力の消滅に伴う過度の応答が生
じ、精密位置決めができなくなるので、停止直前に大き
な吸引力から反発力に変えて精密な位置決めができるよ
うに制御することもできる。
【0028】この実施の形態のリニアモータ駆動装置
は、可動部1が基台10の直線ガイド2等に案内されて
直線移動するリニア駆動テーブルにおいて、可動部1の
直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極となる
ように配設された固定マグネット4と固定マグネット4
に対向する電機子コイル5とを、可動部1または基台1
0に配設して推力を発生する推力発生部と、可動部1の
直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極となる
ように配設された他の固定マグネット6と固定マグネッ
ト6に対向する他の電機子コイル7とを、可動部1また
は基台10に配設して可動部1と基台10とを相互吸引
させる吸引力発生部とを具備するものである。したがっ
て、電機子コイル5と固定側マグネット4にて可動部1
の停止時に吸引力を発生させ、直線ガイド2等の摩擦力
を増減させて可動部1の停止時間を短縮することができ
るものである。故に、電機子コイル5の固定側マグネッ
ト4に対する吸引力を調整することにより、リニアモー
タ駆動装置の可動部1の移動時の摩擦抵抗を任意に調整
でき、可動部1の目標停止位置に停止するまでの停止時
間を短くできる。
【0029】実施の形態2.図5、図6は本発明の第2
の実施の形態のリニアモータ駆動装置の構造図で、図5
はリニアモータ駆動装置の進行方向からみた正面図であ
り、図6はリニアモータ駆動装置の平面図である。図5
及び図6において、可動部1は駆動テーブルと一体とな
った駆動対象で、直線ガイド部2によって固定側となる
基台10の上面に取付けられたレール3に対して、一定
方向にのみ移動が案内される。推力を発生する固定側マ
グネット4Aは基台10の両側部に対して固着されてい
る。固定側マグネット4Aに対向して推力を発生する電
機子コイル5Aは、可動部1の両側部に固着され、各固
定側マグネット4Aに対向している。可動部1は電機子
コイル5Aを保持する2次側磁極取付金具13が直線ガ
イド14Aによって、上下方向に配設されたレール14
Bに沿って上下方向に摺動自在に配設されている。ま
た、2次側磁極取付金具13には直線ガイド14Aの位
置を任意の位置で固定できるように一対の固定金具15
も可動部1との間に配設されている。この固定金具15
は可動部1と2次側磁極取付金具13との間で、レール
14Bを摺動する直線ガイド14Aを任意の位置で固定
するものである。同様に、固定側マグネット4Aは1次
側磁極取付金具16に保持され、1次側磁極取付金具1
6は直線ガイド17Aによって、上下方向に配設された
レール17Bに沿って上下方向に摺動自在に配設されて
いる。また、1次側磁極取付金具16には直線ガイド1
7Aの位置を任意の位置で固定できるように一対の固定
金具18も基台10との間に配設されている。この固定
金具18は基台10と1次側磁極取付金具16との間
で、レール17Bを摺動する直線ガイド17Aを任意の
位置で固定するものである。なお、可動部1に載置され
ている負荷19は、可動部1が運搬するものである。ま
た、反発力発生部については、説明を省略しているが、
本発明を実施する場合には、その存在の有無を問うもの
ではない。
【0030】したがって、この実施の形態では、可動部
1に運搬する負荷19を積載すると、可動部1の重心G
0が、それよりも上部に移動した積載重心G1に変化す
るので、リニアモータ駆動装置の推力中心を重心G0に
設定すると、重心G0と積載重心G1との間に重心移動
距離L1が発生する。そこで、固定側マグネット4A及
び電機子コイル5Aの相対間隔を特定し、可動部1は直
線ガイド14Aによってレール14Bを重心移動距離L
1だけ摺動させ、また、2次側磁極取付金具13も前者
と相対的に直線ガイド17Aによってレール17Bを重
心移動距離L1だけ摺動させ、各固定金具15、固定金
具18によってそれらを固定する。これによって、可動
部1に運搬する負荷19を積載した場合の積載重心G1
とリニアモータ駆動装置の推力中心を一致する位置に設
定することができ、可動部1が駆動する際に、振動が発
生して駆動精度に影響を与えることなく高精度の軌跡精
度が得られる。なお、この実施の形態のリニアモータ駆
動装置では、前記推力発生部及び前記吸引力発生部を有
するもの、及び前記推力発生部のみを具備するものに使
用できる。
【0031】この実施の形態のリニアモータ駆動装置
は、可動部1が基台10の直線ガイド2等に案内されて
直線移動するリニア駆動テーブルにおいて、可動部1の
直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極となる
ように配設された固定マグネット4と固定マグネット4
に対向する電機子コイル5とを、可動部1または基台1
0に配設して推力を発生する推力発生部と、可動部1の
推力発生点位置を可動部1の重心位置に応じて調整する
直線ガイド14A及びレール14B及び固定金具15、
直線ガイド17A及びレール17B及び固定金具18か
らなる調整機構とを具備するものである。したがって、
可動部1に乗せる負荷重量により可動部1の重心位置が
変化しても、可動部1の推力中心を重心位置に一致させ
るように設定でき、振動の無い高精度な可動部1を実現
できる。特に、例えば、可動部1の負荷重量が比較的大
きい場合は、無負荷時の可動部1の重心が上昇して、推
力中心と一致しなくなり可動部1の加減速時には振動が
発生して駆動精度が悪くなるが、推力中心の位置を直線
ガイド14A及びレール14B及び固定金具15、直線
ガイド17A及びレール17B及び固定金具18からな
る調整機構により上昇させることにより可動部1の重心
と推力中心を一致させ加減速時の倒れ込み振動を解消で
き、可動部1の負荷重量により変化する可動部1の重心
位置の変化に対応して推力中心の位置を調整できるか
ら、振動の無い高精度な可動部1を実現できる。
【0032】実施の形態3.上記第2の実施の形態のリ
ニアモータ駆動装置は、マニュアルでリニアモータ駆動
装置の負荷に対する可動部1の補正を行うものである
が、これを自動で補正させることもできる。図7、図8
は本発明の第3の実施の形態のリニアモータ駆動装置の
構造図で、図7はリニアモータ駆動装置の進行方向から
みた正面図であり、図8はリニアモータ駆動装置の要部
分解説明図である。なお、本実施の形態の基本的構成
は、第2の実施の形態と同一であり、その相違点のみ説
明する。
【0033】この実施の形態では、第2の実施の形態の
固定金具15と固定金具18を、リニアモータRM1と
リニアモータRM2に変えたものである。このリニアモ
ータRM1とリニアモータRM2は同一特性のものであ
る。また、可動部1の端部には、同一特性のピエゾ素子
SE1及びピエゾ素子SE2が重力方向に距離を離して
配設されている。リニアモータ駆動装置の可動部1が移
動するとき、その可動部1の推力中心と可動部1の重心
との間に重心移動距離L1が発生すると、重心移動距離
L1に応じてモーメントが発生し、可動部1に配設した
ピエゾ素子SE1及びピエゾ素子SE2に振動が発生す
る。
【0034】ピエゾ素子SE1及びピエゾ素子SE2の
出力は、変位比較回路90に入力され、そこで両者が比
較され、その振動差が出力となって位置制御回路92の
入力としている。位置制御回路92では入力した信号を
重心移動距離L1を補正した位置とする電流を出力し、
また、それを電力増幅回路96の出力と演算比較回路9
3で比較し、それを電流制御回路94で電流に比較した
値に変換し、その電流を三相変換回路95で三相に変換
し、電力増幅回路96でそれを電力変換し、リニアモー
タRM1とリニアモータRM2にそれを入力する。三相
変換回路95の出力は振幅変換回路97で演算比較回路
93に帰還される。これによって、リニアモータRM1
とリニアモータRM2は同時に所定の距離相対移動し、
ピエゾ素子SE1とピエゾ素子SE2の出力が同一にな
った位置で、電力増幅回路96の出力が停止する。した
がって、可動部1が移動するとき、リニアモータ駆動装
置の推力中心と可動部1の重心に位置ずれがあると、そ
こにモーメントが発生し、可動部1に倒れ込むような振
動が発生する。それをピエゾ素子SE1及びピエゾ素子
SE2で検出し、ピエゾ素子SE1及びピエゾ素子SE
2の変位量の差異を比較して、その差異がゼロになるよ
うにすることにより、固定側マグネット4Aと電機子コ
イル5Aで構成される推力発生部の推力中心が重心位置
と一致するように制御でき、可動部1が移動するときの
振動の発生を抑さえて高精度の軌跡精度が得られる。な
お、この実施の形態のリニアモータ駆動装置では、前記
推力発生部及び前記吸引力発生部を有するもの、及び前
記推力発生部のみを具備するものに使用できる。
【0035】この実施の形態のリニアモータ駆動装置
は、前記推力発生点位置を可動部1の重心位置に応じて
調整する調整機構を、可動部1に配設されたピエゾ素子
SE1及びピエゾ素子SE2からなる振動測定用センサ
及び前記振動測定用センサから得られる信号で一致させ
る制御を行うものであるから、可動部1の推力中心を可
動部1に取付けた前記振動測定用センサの位置決め制御
により可動部1の負荷重量の変化に対しても簡単に可動
部1の位置決めが自動化できる。故に、可動部1に積載
された負荷重量が変化しても、可動部1に取付けた振動
測定用センサにより可動部1の振動を検出して、設けら
れたリニアモータRM1とリニアモータRM2からなる
調整機構により振動レベルが低減するように推力中心の
位置を自動調整して振動レベルを低減できる。
【0036】また、上記実施の形態のリニアモータ駆動
装置の前記推力発生部または前記吸引力発生部は、周波
数制御または振幅制御によって制御するものであるか
ら、制御が簡単であり、その回路構成も廉価にできる。
【0037】ところで、この実施の形態のリニアモータ
駆動装置では、ピエゾ素子SE1及びピエゾ素子SE2
からなる振動測定用センサを使用しているが、本発明を
実施する場合には、可動部1の部分的な振動を検出でき
るセンサであればよい。また、上記実施の形態の可動部
1の推力発生点位置を可動部1の重心位置に応じて調整
する直線ガイド14A及びレール14B及び固定金具1
5、直線ガイド17A及びレール17B及び固定金具1
8からなる調整機構と、リニアモータRM1とリニアモ
ータRM2からなる調整機構は、本発明を実施する場合
には、マニュアルまたは自動で所定の位置を維持できる
ものであればよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1のリニアモータ
駆動装置は、可動部が基台の直線ガイド部に案内されて
直線移動するリニア駆動テーブルにおいて、前記可動部
の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極とな
るように配設された固定マグネットと該固定マグネット
に対向する電機子コイルとを、前記可動部または基台に
配設して推力を発生する推力発生部と、前記可動部の直
線移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極となるよ
うに配設された他の固定マグネットと該固定マグネット
に対向する他の電機子コイルとを、前記可動部または基
台に配設して前記可動部と基台とを相互吸引させる吸引
力発生部とを具備するものである。したがって、電機子
コイルと固定側マグネットにて可動部の停止時に吸引力
を発生させ、直線ガイド部の摩擦力を増減させて可動部
の停止時間を短縮することができものである。
【0039】請求項2のリニアモータ駆動装置は、可動
部が基台の直線ガイド部に案内されて直線移動するリニ
ア駆動テーブルにおいて、前記可動部の直線移動方向に
沿って隣り合う磁極が互いに異極となるように配設され
た固定マグネットと該固定マグネットに対向する電機子
コイルとを、前記可動部または基台に配設して推力を発
生する推力発生部と、前記可動部の推力発生点位置を前
記可動部の重心位置に応じて調整する調整機構とを具備
するものである。したがって、可動部に乗せる負荷重量
により可動部の重心位置が変化しても、可動部の推力中
心位置を重心位置に応じて調整設定でき、振動の少ない
高精度な可動部を実現できる。
【0040】請求項3のリニアモータ駆動装置は、請求
項1に記載の前記推力発生点位置を前記可動部の重心位
置に応じて調整する調整機構を、前記可動部に配設され
た振動測定用センサ及び前記振動測定用センサから得ら
れる信号で調整する制御を行うものであるから、請求項
2に記載の効果に加えて、可動部の推力中心を可動部に
取付けた振動測定用センサの位置決め制御により可動部
の負荷重量の変化に対しても簡単に可動部の位置決めが
自動化できる。故に、可動部に積載された負荷重量が変
化しても、可動部に取付けた振動測定用センサにより可
動部の振動を検出して、設けられた調整機構により振動
レベルが低減するように推力中心の位置を自動調整して
振動レベルを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)はこの発明の第1の実施の形態の
リニアモータ駆動装置の推力を発生する推力発生部であ
り、(b)は吸引力を発生する吸引力発生部の動作を説
明する説明図である。
【図2】 図2はこの発明の第1の実施の形態のリニア
モータ駆動装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】 図3(a)はこの発明の第1の実施の形態の
リニアモータ駆動装置における図2に示すUVWの三相
巻線及びuvwの三相巻線に流す電流の時間に対する変
化を示す特性図及び図3(b)はUVWの三相巻線及び
uvwの三相巻線に電流が流れたときの可動部の動きを
説明するものである。
【図4】 図4はこの発明の第1の実施の形態のリニア
モータ駆動装置の位置制御における時間要素−変位振幅
要素特性図である。
【図5】 図5は本発明の第2の実施の形態のリニアモ
ータ駆動装置の進行方向からみた正面図である。
【図6】 図6は本発明の第2の実施の形態のリニアモ
ータ駆動装置の平面図である。
【図7】 図7は本発明の第3の実施の形態のリニアモ
ータ駆動装置の進行方向からみた正面図である。
【図8】 図8は本発明の第3の実施の形態のリニアモ
ータ駆動装置の要部分解説明図である。
【図9】 図9は従来のリニアモータ駆動装置の駆動部
の進行方向から見た構造の説明図である。
【図10】 図10は図9の矢視A−Aによる断面図で
ある。
【図11】 図11(a)は図9及び図10における推
力を発生する推力発生部であり、(b)は反発力を発生
する反発力発生部の動作を説明する説明図である。
【図12】 図12は従来例のリニアモータ駆動装置の
制御系を示すブロック図である。
【図13】 図13(a)は図12に示すUVWの三相
巻線及びuvwの三相巻線に流す電流の時間に対する変
化を示す特性図及び図13(b)はUVWの三相巻線及
びuvwの三相巻線に電流が流れたときの可動部の動き
を説明する説明図である。
【図14】 図14は従来例のリニアモータ駆動装置の
位置制御における時間要素−変位振幅要素特性図であ
る。
【図15】 図15は公報に記載の従来のリニアモータ
駆動装置の動作を示す事例の説明図である。
【図16】 図16は他の公報に記載のリニアモータ駆
動装置を使用したディスクドライブユニットの斜視図で
ある。
【図17】 図17は図16の要部断面図である。
【符号の説明】
1 可動部、2 直線ガイド部、3 基台、4 推力を
発生する固定側マグネット、5 推力を発生する電機子
コイル、6 吸引・反発を発生する固定側マグネット、
7 吸引・反発を発生する電機子コイル、12 絶対位
置検出センサ、19 運搬する負荷、SE1,SE2
ピエゾ素子、RM1,RM2 リニアモータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部と、前記可動部の移動方向を特定
    する基台とを有し、前記可動部が前記基台の直線ガイド
    部に案内されて直線移動するリニア駆動テーブルにおい
    て、 前記可動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互い
    に異極となるように配設された固定マグネットと該固定
    マグネットに対向する電機子コイルとを、前記可動部ま
    たは基台に配設して推力を発生する推力発生部と、 前記可動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互い
    に異極となるように配設された他の固定マグネットと該
    固定マグネットに対向する他の電機子コイルとを、前記
    可動部または基台に配設して前記可動部と基台とを相互
    吸引させる吸引力発生部とを具備することを特徴とする
    リニアモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 可動部と、前記可動部の移動方向を特定
    する基台とを有し、前記可動部が前記基台の直線ガイド
    部に案内されて直線移動するリニア駆動テーブルにおい
    て、 前記可動部の直線移動方向に沿って隣り合う磁極が互い
    に異極となるように配設された固定マグネットと該固定
    マグネットに対向する電機子コイルとを、前記可動部ま
    たは基台に配設して推力を発生する推力発生部と、 前記可動部の推力発生点位置を前記可動部の重心位置に
    応じて調整する調整機構とを具備することを特徴とする
    リニアモータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記推力発生点位置を前記可動部の重心
    位置に応じて調整する調整機構は、前記可動部に配設さ
    れた振動測定用センサ及び前記振動測定用センサから得
    られる信号で一致させる制御を行うことを特徴とする請
    求項2に記載のリニアモータ駆動装置。
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