JP3134846B2 - ヒステリシスコンパレータ回路 - Google Patents
ヒステリシスコンパレータ回路Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/353—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
- H03K3/356—Bistable circuits
- H03K3/3565—Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger
-
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03K3/023—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
- H03K3/0233—Bistable circuits
- H03K3/02337—Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒステリシスコン
パレータ回路に関し、特に、差動入力回路および加算器
を用いて構成されたヒステリシスコンパレータ回路に関
する。
パレータ回路に関し、特に、差動入力回路および加算器
を用いて構成されたヒステリシスコンパレータ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】ヒステリシス特性を備えたコンパレータ
回路は、ヒステリシスコンパレータ回路とよばれ、例え
ば、ゼロクロス検波回路に用いられる。このようなゼロ
クロス検波回路は、従来より受信装置などの遅延検波回
路に用いられている。近年においては、携帯電話やPH
Sなどの移動通信機器の変復調回路に用いられている。
このような用途においては、微小信号が受信できるよう
にするための高感度化や、電池を長持ちさせるための低
消費電力化が要求されている。この要求に応えるものと
して、例えば、特開昭64−073906号公報に示さ
れたヒステリシスコンパレータ回路がある。この回路の
詳細について、以下に説明する。
回路は、ヒステリシスコンパレータ回路とよばれ、例え
ば、ゼロクロス検波回路に用いられる。このようなゼロ
クロス検波回路は、従来より受信装置などの遅延検波回
路に用いられている。近年においては、携帯電話やPH
Sなどの移動通信機器の変復調回路に用いられている。
このような用途においては、微小信号が受信できるよう
にするための高感度化や、電池を長持ちさせるための低
消費電力化が要求されている。この要求に応えるものと
して、例えば、特開昭64−073906号公報に示さ
れたヒステリシスコンパレータ回路がある。この回路の
詳細について、以下に説明する。
【0003】図7は、従来のヒステリシスコンパレータ
の構成を示す。以下、トランジスタにおいては、PMO
SはP型MOS(Metal Oxide Semiconductor)を示し、
NMOSはN型MOSを示している。ヒステリシスコン
パレータは、入力端子201,202,203、これら
に接続された第1の差動入力回路204、加算回路20
5、電流切り替え回路206、PMOSトランジスタ2
07、入力端子203にゲートが接続されたNMOSト
ランジスタ208、量子化器209、およびNMOSト
ランジスタ210より構成されている。量子化器209
の出力端は、出力端子211に接続されている。NMO
Sトランジスタ210は、入力端子203にゲートが接
続されると共にドレインが電流切り替え回路206の低
電位側に接続されている。第1の差動入力回路204と
高電位電源212との間には加算回路205が設けられ
ている。PMOSトランジスタ207のゲートは、加算
回路205の出力点Bに接続されている。量子化器20
9の入力端は、PMOSトランジスタ207とNMOS
トランジスタ208の各ドレインに接続されている。
の構成を示す。以下、トランジスタにおいては、PMO
SはP型MOS(Metal Oxide Semiconductor)を示し、
NMOSはN型MOSを示している。ヒステリシスコン
パレータは、入力端子201,202,203、これら
に接続された第1の差動入力回路204、加算回路20
5、電流切り替え回路206、PMOSトランジスタ2
07、入力端子203にゲートが接続されたNMOSト
ランジスタ208、量子化器209、およびNMOSト
ランジスタ210より構成されている。量子化器209
の出力端は、出力端子211に接続されている。NMO
Sトランジスタ210は、入力端子203にゲートが接
続されると共にドレインが電流切り替え回路206の低
電位側に接続されている。第1の差動入力回路204と
高電位電源212との間には加算回路205が設けられ
ている。PMOSトランジスタ207のゲートは、加算
回路205の出力点Bに接続されている。量子化器20
9の入力端は、PMOSトランジスタ207とNMOS
トランジスタ208の各ドレインに接続されている。
【0004】第1の差動入力回路204は、入力端子2
02にゲートが接続されたNMOSトランジスタ204
a、入力端子201にゲートが接続されたNMOSトラ
ンジスタ204b、入力端子203にゲートが接続され
たNMOSトランジスタ204cから成り、NMOSト
ランジスタ204cのドレインはNMOSトランジスタ
204a,204bの各ソースに接続されている。加算
回路205は、ゲートが共通接続されたPMOSトラン
ジスタ205a,205bから成り、それぞれのドレイ
ンがNMOSトランジスタ204a,204bのドレイ
ンに接続されている。
02にゲートが接続されたNMOSトランジスタ204
a、入力端子201にゲートが接続されたNMOSトラ
ンジスタ204b、入力端子203にゲートが接続され
たNMOSトランジスタ204cから成り、NMOSト
ランジスタ204cのドレインはNMOSトランジスタ
204a,204bの各ソースに接続されている。加算
回路205は、ゲートが共通接続されたPMOSトラン
ジスタ205a,205bから成り、それぞれのドレイ
ンがNMOSトランジスタ204a,204bのドレイ
ンに接続されている。
【0005】電流切り替え回路206は、NMOSトラ
ンジスタ206a,206bから成り、NMOSトラン
ジスタ206aのゲートは量子化器209の出力及び出
力端子211に接続されている。NMOSトランジスタ
206a,206bのソースは接続され、それぞれのド
レインはPMOSトランジスタ205a,205bのそ
れぞれのドレインに接続されている。さらに、NMOS
トランジスタ206a,206bのそれぞれのソースは
NMOSトランジスタ210のドレインに接続されてい
る。量子化器209は、2個のインバータ209a,2
09bが直列接続された構成を有し、或るレベル以上の
信号が入力されると出力信号を発生する。NMOSトラ
ンジスタ210は、定電流源として動作する。
ンジスタ206a,206bから成り、NMOSトラン
ジスタ206aのゲートは量子化器209の出力及び出
力端子211に接続されている。NMOSトランジスタ
206a,206bのソースは接続され、それぞれのド
レインはPMOSトランジスタ205a,205bのそ
れぞれのドレインに接続されている。さらに、NMOS
トランジスタ206a,206bのそれぞれのソースは
NMOSトランジスタ210のドレインに接続されてい
る。量子化器209は、2個のインバータ209a,2
09bが直列接続された構成を有し、或るレベル以上の
信号が入力されると出力信号を発生する。NMOSトラ
ンジスタ210は、定電流源として動作する。
【0006】図8は図7のヒステリシスコンパレータ回
路の動作波形を示す。第1の差動入力回路204と加算
回路205は、コンパレータを形成しており、図8の
(a)に示すように、入力端子201には基準電圧(V
REF)が印加され、入力端子202には入力電圧V
INが印加され、入力端子203には一定電圧(バイア
ス電圧)が印加され、NMOSトランジスタ204c,
208,210のそれぞれは定電流源として機能してい
る。ここで、加算回路205の出力点m,nの電圧が等
しいとき、すなわち、PMOSトランジスタ205a,
205bのそれぞれに流れる電流I1 とI2 が等し
いときがコンパレータの閾値になる。
路の動作波形を示す。第1の差動入力回路204と加算
回路205は、コンパレータを形成しており、図8の
(a)に示すように、入力端子201には基準電圧(V
REF)が印加され、入力端子202には入力電圧V
INが印加され、入力端子203には一定電圧(バイア
ス電圧)が印加され、NMOSトランジスタ204c,
208,210のそれぞれは定電流源として機能してい
る。ここで、加算回路205の出力点m,nの電圧が等
しいとき、すなわち、PMOSトランジスタ205a,
205bのそれぞれに流れる電流I1 とI2 が等し
いときがコンパレータの閾値になる。
【0007】図8の(a)に示すように、VREF>V
INの関係にあるとき、図8の(d)に示すように、N
MOSトランジスタ204aと204bの双方にドレイ
ン電流Ia ,Ibが流れている。この状態ではPMO
Sトランジスタ207がオン状態にあり、量子化器20
9の入力がHレベルであるため出力端子211は、図8
の(a)に示すように、Hレベルの出力電圧V211が
出力されている。この出力端子211の電圧V211を
入力としてNMOSトランジスタ206aがオン状態に
あることから、NMOSトランジスタ206aにドレイ
ン電流Ie(=NMOSトランジスタ210のドレイン
電流α)は流れるが、206bには流れない。
INの関係にあるとき、図8の(d)に示すように、N
MOSトランジスタ204aと204bの双方にドレイ
ン電流Ia ,Ibが流れている。この状態ではPMO
Sトランジスタ207がオン状態にあり、量子化器20
9の入力がHレベルであるため出力端子211は、図8
の(a)に示すように、Hレベルの出力電圧V211が
出力されている。この出力端子211の電圧V211を
入力としてNMOSトランジスタ206aがオン状態に
あることから、NMOSトランジスタ206aにドレイ
ン電流Ie(=NMOSトランジスタ210のドレイン
電流α)は流れるが、206bには流れない。
【0008】次に、図8の(a)のように、VINが次
第に増大し、t1の時点でVIN>VREFの関係が生
じたとすると、NMOSトランジスタ204aのドレイ
ン電流Ic増加傾向に、NMOSトランジスタ204b
のドレイン電流Idは低下傾向になる。この変化に伴っ
てPMOSトランジスタ205bのドレイン電流Ibも
減少し始め、n点の電位が徐々に下がり始める。或る値
まで低下すると、インバータ209aが動作を開始でき
る電圧がインバータ209aに入力されるようになる。
この時点がt2であり、インバータ209aの出力がH
レベル、インバータ209bの出力がLレベルに変化す
る。したがって、図8の(b)のように、NMOSトラ
ンジスタ206bがオン状態に転じ、同時に、図8の
(c)のようにNMOSトランジスタ206aがオフ状
態に転じる。この出力変化の時点(t2)は、VIN>
VREFになったt1時点より遅れており、ヒステリシ
ス特性が得られている。このとき、図8の(d)のよう
に、加算回路205のPMOSトランジスタ205aに
は、電流Iaとして、NMOSトランジスタ204aの
ドレイン電流Ic+NMOSトランジスタ206bのド
レイン電流Ifの和が流れるように変化し、PMOSト
ランジスタ205bのドレイン電流Ibは減少する。そ
して、図8の(e)のように、NMOSトランジスタ2
04aと204bの切り替わりに応じて、NMOSトラ
ンジスタ210のドレイン電流αが増加する。
第に増大し、t1の時点でVIN>VREFの関係が生
じたとすると、NMOSトランジスタ204aのドレイ
ン電流Ic増加傾向に、NMOSトランジスタ204b
のドレイン電流Idは低下傾向になる。この変化に伴っ
てPMOSトランジスタ205bのドレイン電流Ibも
減少し始め、n点の電位が徐々に下がり始める。或る値
まで低下すると、インバータ209aが動作を開始でき
る電圧がインバータ209aに入力されるようになる。
この時点がt2であり、インバータ209aの出力がH
レベル、インバータ209bの出力がLレベルに変化す
る。したがって、図8の(b)のように、NMOSトラ
ンジスタ206bがオン状態に転じ、同時に、図8の
(c)のようにNMOSトランジスタ206aがオフ状
態に転じる。この出力変化の時点(t2)は、VIN>
VREFになったt1時点より遅れており、ヒステリシ
ス特性が得られている。このとき、図8の(d)のよう
に、加算回路205のPMOSトランジスタ205aに
は、電流Iaとして、NMOSトランジスタ204aの
ドレイン電流Ic+NMOSトランジスタ206bのド
レイン電流Ifの和が流れるように変化し、PMOSト
ランジスタ205bのドレイン電流Ibは減少する。そ
して、図8の(e)のように、NMOSトランジスタ2
04aと204bの切り替わりに応じて、NMOSトラ
ンジスタ210のドレイン電流αが増加する。
【0009】次に、出力端子211がLレベルになった
後、VINが次第に減少し始めると、これに応じてNM
OSトランジスタ204bのドレイン電流Idが増大し
始め、逆に、NMOSトランジスタ204aのドレイン
電流Icは減少傾向になる。そして、t3の時点でV
REF>VINに転じる。しかし、t3の時点では、P
MOSトランジスタ207のドレイン出力が量子化器2
09および電流切り替え回路206を動作させる電圧に
まで上昇していないため、この時点ではインバータ20
9aを動作させるに至らない。VREF>VINの変化
時点より少し遅れたt4の時点になってインバータ20
9aの入力はHレベルに達し、インバータ209aの出
力がLレベルに、インバータ209bの出力がHレベル
に変化する。すなわち、出力端子211の電圧レベルが
LレベルからHレベルに変化する。この時点t4はt3
の時点より遅れていることから、ヒステリシス特性を持
っていることがわかる。このように、図7の構成によれ
ば、VIN>VREFまたはVREF>VIN の状態が
生じても、出力端子211の電圧レベルは遅れて変化す
るヒステリシス動作を持ったコンパレータ回路として動
作する。
後、VINが次第に減少し始めると、これに応じてNM
OSトランジスタ204bのドレイン電流Idが増大し
始め、逆に、NMOSトランジスタ204aのドレイン
電流Icは減少傾向になる。そして、t3の時点でV
REF>VINに転じる。しかし、t3の時点では、P
MOSトランジスタ207のドレイン出力が量子化器2
09および電流切り替え回路206を動作させる電圧に
まで上昇していないため、この時点ではインバータ20
9aを動作させるに至らない。VREF>VINの変化
時点より少し遅れたt4の時点になってインバータ20
9aの入力はHレベルに達し、インバータ209aの出
力がLレベルに、インバータ209bの出力がHレベル
に変化する。すなわち、出力端子211の電圧レベルが
LレベルからHレベルに変化する。この時点t4はt3
の時点より遅れていることから、ヒステリシス特性を持
っていることがわかる。このように、図7の構成によれ
ば、VIN>VREFまたはVREF>VIN の状態が
生じても、出力端子211の電圧レベルは遅れて変化す
るヒステリシス動作を持ったコンパレータ回路として動
作する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のヒステ
リシスコンパレータ回路によると、量子化器209の出
力レベルが高いと、電流切り替え回路206のNMOS
トランジスタ206a,206bが差動増幅器としての
線形領域を越え、図8の(b),(c)に示すように、
電流を切り替えるスイッチとして動作する。このため、
差動増幅器としての伝達特性のマッチング作用は生ぜ
ず、ヒステリシス幅は、NMOSトランジスタ210の
ドレイン電流と、差動入力回路204のNMOSトラン
ジスタ204a,204bの相互コンダクタンスとによ
って決定されるため、素子のばらつきや温度による素子
の特性変化の影響を受けるという問題がある。さらに、
立ち上がり信号と立ち下がり信号との応答時間のマッチ
ングを得ることが難しいという問題がある。
リシスコンパレータ回路によると、量子化器209の出
力レベルが高いと、電流切り替え回路206のNMOS
トランジスタ206a,206bが差動増幅器としての
線形領域を越え、図8の(b),(c)に示すように、
電流を切り替えるスイッチとして動作する。このため、
差動増幅器としての伝達特性のマッチング作用は生ぜ
ず、ヒステリシス幅は、NMOSトランジスタ210の
ドレイン電流と、差動入力回路204のNMOSトラン
ジスタ204a,204bの相互コンダクタンスとによ
って決定されるため、素子のばらつきや温度による素子
の特性変化の影響を受けるという問題がある。さらに、
立ち上がり信号と立ち下がり信号との応答時間のマッチ
ングを得ることが難しいという問題がある。
【0011】したがって、本発明の目的は、素子のばら
つきや温度の影響を受けにくく、立ち上がり及び立ち下
がり時の応答特性に優れ、低消費電力化が可能なヒステ
リシスコンパレータ回路を提供することにある。
つきや温度の影響を受けにくく、立ち上がり及び立ち下
がり時の応答特性に優れ、低消費電力化が可能なヒステ
リシスコンパレータ回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、入力電圧と基準電圧の差に応じて動作す
る第1の差動入力回路と、第1および第2の加算入力部
を備え、前記第1の差動入力回路の差動出力電圧が前記
第1および第2の加算入力部に第1の加算入力として入
力される加算回路と、前記加算回路の出力電圧を量子化
し、量子化した値を出力信号とする量子化器と、前記量
子化器の出力電圧を減衰させる減衰器と、前記減衰器の
出力電圧を差動増幅して得られた差動出力を前記加算回
路の前記第1および第2の加算入力部に第2の加算入力
として印加すると共に正帰還系を形成する第2の差動入
力回路と、を備えたことを特徴とするヒステリシスコン
パレータ回路を提供する。
達成するため、入力電圧と基準電圧の差に応じて動作す
る第1の差動入力回路と、第1および第2の加算入力部
を備え、前記第1の差動入力回路の差動出力電圧が前記
第1および第2の加算入力部に第1の加算入力として入
力される加算回路と、前記加算回路の出力電圧を量子化
し、量子化した値を出力信号とする量子化器と、前記量
子化器の出力電圧を減衰させる減衰器と、前記減衰器の
出力電圧を差動増幅して得られた差動出力を前記加算回
路の前記第1および第2の加算入力部に第2の加算入力
として印加すると共に正帰還系を形成する第2の差動入
力回路と、を備えたことを特徴とするヒステリシスコン
パレータ回路を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図1は、本発明によるヒステリ
シスコンパレータ回路の原理的構成を示す。本発明のヒ
ステリシスコンパレータ回路は、入力端子1に接続され
た第1の差動入力回路2、この第1の差動入力回路2に
接続された加算回路3、この加算回路3に接続された量
子化器4、この量子化器4の出力端に接続された出力端
子5、量子化器4に接続された減衰器6、この減衰器6
と加算回路3の間に設けられた第2の差動入力回路7を
備えて構成されている。
て図面を基に説明する。図1は、本発明によるヒステリ
シスコンパレータ回路の原理的構成を示す。本発明のヒ
ステリシスコンパレータ回路は、入力端子1に接続され
た第1の差動入力回路2、この第1の差動入力回路2に
接続された加算回路3、この加算回路3に接続された量
子化器4、この量子化器4の出力端に接続された出力端
子5、量子化器4に接続された減衰器6、この減衰器6
と加算回路3の間に設けられた第2の差動入力回路7を
備えて構成されている。
【0014】図1の構成において、第1の差動入力回路
2の出力信号と第2の差動入力回路7からの出力信号
は、加算回路3により加算される。加算回路3の出力
は、量子化器4で量子化される。量子化器4により量子
化された信号は、減衰器6で所定の減衰が行われた後、
第2の差動入力回路7に印加される。第2の差動入力回
路7の出力は、減衰器6の減衰状況に応じた出力レベル
になる。この第2の差動入力回路7の出力は、2つの差
動入力回路のそれぞれの増幅特性の比率に応じて第1の
差動入力回路2の入力レベルに換算されたヒステリシス
幅として、正帰還される。このとき、減衰器6は、第2
の差動入力回路7に与える信号が、第2の差動入力回路
7の非飽和領域に納まるように機能する。
2の出力信号と第2の差動入力回路7からの出力信号
は、加算回路3により加算される。加算回路3の出力
は、量子化器4で量子化される。量子化器4により量子
化された信号は、減衰器6で所定の減衰が行われた後、
第2の差動入力回路7に印加される。第2の差動入力回
路7の出力は、減衰器6の減衰状況に応じた出力レベル
になる。この第2の差動入力回路7の出力は、2つの差
動入力回路のそれぞれの増幅特性の比率に応じて第1の
差動入力回路2の入力レベルに換算されたヒステリシス
幅として、正帰還される。このとき、減衰器6は、第2
の差動入力回路7に与える信号が、第2の差動入力回路
7の非飽和領域に納まるように機能する。
【0015】次に、図1の構成のヒステリシスコンパレ
ータ回路の動作について説明する。第1の差動入力回路
2の利得をK1、第2の差動入力回路7の利得をK2、
減衰器6の減衰量を正の実数K3とする。また、量子化
器4は、加算回路3の出力が正のときは+1、負のとき
は−1を出力するものとする。加算回路3の出力が正の
とき、第2の差動入力回路7の出力電圧VBは、(1)
式で表される。 VB =K3 ×K2 ・・・・・(1)
ータ回路の動作について説明する。第1の差動入力回路
2の利得をK1、第2の差動入力回路7の利得をK2、
減衰器6の減衰量を正の実数K3とする。また、量子化
器4は、加算回路3の出力が正のときは+1、負のとき
は−1を出力するものとする。加算回路3の出力が正の
とき、第2の差動入力回路7の出力電圧VBは、(1)
式で表される。 VB =K3 ×K2 ・・・・・(1)
【0016】一方、第1の差動入力回路2の出力電圧V
Aは、入力電圧をVINとすれば、(2)式で表され
る。 VA =VIN×K1 ・・・・・(2) 量子化器4の出力が反転するのは、加算回路3の出力が
0レベルのときである。このとき、(3)式が成立す
る。 VA +VB =0 ・・・・・(3) 上記の(1)〜(3)式をもとに入力電圧VINを求め
ると、(4)式が得られる。 VIN=(−K3 )×K2 /K1 ・・・・・(4)
Aは、入力電圧をVINとすれば、(2)式で表され
る。 VA =VIN×K1 ・・・・・(2) 量子化器4の出力が反転するのは、加算回路3の出力が
0レベルのときである。このとき、(3)式が成立す
る。 VA +VB =0 ・・・・・(3) 上記の(1)〜(3)式をもとに入力電圧VINを求め
ると、(4)式が得られる。 VIN=(−K3 )×K2 /K1 ・・・・・(4)
【0017】次に、加算回路3の出力が負の時について
同様に考察すると、下記のようになる。 VB =(−K3 )×K2 ・・・・・(5) VA =VIN×K1 ・・・・・(6) VA +VB =0 ・・・・・(7) 上記の(4)〜(6)式をもとに入力電圧VINを求め
ると、(8)式が得られる。 VIN=K3 ×K2 /K1 ・・・・・(8)
同様に考察すると、下記のようになる。 VB =(−K3 )×K2 ・・・・・(5) VA =VIN×K1 ・・・・・(6) VA +VB =0 ・・・・・(7) 上記の(4)〜(6)式をもとに入力電圧VINを求め
ると、(8)式が得られる。 VIN=K3 ×K2 /K1 ・・・・・(8)
【0018】以上のように、減衰器6と第2の差動入力
回路7は、量子化器4で一定の振幅に量子化(ディジタ
ル化)した出力信号を減衰し、これを第1の差動入力回
路2と同一または相似な第2の差動入力回路7で増幅
し、この増幅出力を正帰還させることにより、ヒステリ
シス幅を減衰器6の出力に一致または比例させることが
可能になる。したがって、立ち上がり信号と立ち下がり
信号の応答時間のマッチングが得られる。そして、第1
と第2の差動入力回路を同一(または相似)にすること
により、上記の利得K2,K1を含んだ各式による値の
変動を軽減することができ、安定した特性のヒステリシ
スコンパレータ回路を得ることが可能になる。
回路7は、量子化器4で一定の振幅に量子化(ディジタ
ル化)した出力信号を減衰し、これを第1の差動入力回
路2と同一または相似な第2の差動入力回路7で増幅
し、この増幅出力を正帰還させることにより、ヒステリ
シス幅を減衰器6の出力に一致または比例させることが
可能になる。したがって、立ち上がり信号と立ち下がり
信号の応答時間のマッチングが得られる。そして、第1
と第2の差動入力回路を同一(または相似)にすること
により、上記の利得K2,K1を含んだ各式による値の
変動を軽減することができ、安定した特性のヒステリシ
スコンパレータ回路を得ることが可能になる。
【0019】図2は本発明によるヒステリシスコンパレ
ータ回路の第1の実施の形態を示す。このヒステリシス
コンパレータ回路は、図1を具体化したものである。第
1の差動入力回路2は、NMOSトランジスタ21(第
1のMOSトランジスタ),22(第2のMOSトラン
ジスタ),23(第3のMOSトランジスタ)より構成
され、差動増幅回路として動作する。NMOSトランジ
スタ21,23のゲートは入力端子101(非反転入力
端子),102(反転入力端子)に接続され、それぞれ
のソースはNMOSトランジスタ22のドレインに接続
され、さらに各ドレインは加算回路3に接続されてい
る。NMOSトランジスタ22のゲートは入力端子10
3(バイアス端子)に接続され、そのソースは接地され
ている。
ータ回路の第1の実施の形態を示す。このヒステリシス
コンパレータ回路は、図1を具体化したものである。第
1の差動入力回路2は、NMOSトランジスタ21(第
1のMOSトランジスタ),22(第2のMOSトラン
ジスタ),23(第3のMOSトランジスタ)より構成
され、差動増幅回路として動作する。NMOSトランジ
スタ21,23のゲートは入力端子101(非反転入力
端子),102(反転入力端子)に接続され、それぞれ
のソースはNMOSトランジスタ22のドレインに接続
され、さらに各ドレインは加算回路3に接続されてい
る。NMOSトランジスタ22のゲートは入力端子10
3(バイアス端子)に接続され、そのソースは接地され
ている。
【0020】加算回路3は、PMOSトランジスタ31
(第1のMOSトランジスタ),32(第2のMOSト
ランジスタ),33(第4のMOSトランジスタ),3
4(第5のMOSトランジスタ),35(第3のMOS
トランジスタ)、及びNMOSトランジスタ35(第2
のMOSトランジスタ),36(第6のMOSトランジ
スタ)から成る。PMOSトランジスタ31と32は第
1のカレントミラー回路を形成しており、PMOSトラ
ンジスタ33と34は第2のカレントミラー回路を構成
し、それぞれのカレントミラー回路には、第1の差動入
力回路2と第2の差動入力回路7の差動出力が、加算
(電流加算)されるように接続されている。PMOSト
ランジスタ32のドレインが第1の加算入力部になり、
PMOSトランジスタ33のドレインが第2の加算入力
部になる。また、NMOSトランジスタ35と36は能
動負荷回路を形成している。NMOSトランジスタ35
と36の各ゲートはNMOSトランジスタ36のドレイ
ンに接続され、NMOSトランジスタ35のドレインは
PMOSトランジスタ31のドレインに接続され、NM
OSトランジスタ36のドレインはPMOSトランジス
タ34のドレインに接続されている。
(第1のMOSトランジスタ),32(第2のMOSト
ランジスタ),33(第4のMOSトランジスタ),3
4(第5のMOSトランジスタ),35(第3のMOS
トランジスタ)、及びNMOSトランジスタ35(第2
のMOSトランジスタ),36(第6のMOSトランジ
スタ)から成る。PMOSトランジスタ31と32は第
1のカレントミラー回路を形成しており、PMOSトラ
ンジスタ33と34は第2のカレントミラー回路を構成
し、それぞれのカレントミラー回路には、第1の差動入
力回路2と第2の差動入力回路7の差動出力が、加算
(電流加算)されるように接続されている。PMOSト
ランジスタ32のドレインが第1の加算入力部になり、
PMOSトランジスタ33のドレインが第2の加算入力
部になる。また、NMOSトランジスタ35と36は能
動負荷回路を形成している。NMOSトランジスタ35
と36の各ゲートはNMOSトランジスタ36のドレイ
ンに接続され、NMOSトランジスタ35のドレインは
PMOSトランジスタ31のドレインに接続され、NM
OSトランジスタ36のドレインはPMOSトランジス
タ34のドレインに接続されている。
【0021】量子化器4は、インバータ41(第1のイ
ンバータ),42(第2のインバータ),43から成
る。インバータ41の入力端は加算回路3の出力を入力
とし、その出力端にインバータ42,43の各入力端が
接続されている。インバータ43の出力端には、出力端
子5が接続されている。
ンバータ),42(第2のインバータ),43から成
る。インバータ41の入力端は加算回路3の出力を入力
とし、その出力端にインバータ42,43の各入力端が
接続されている。インバータ43の出力端には、出力端
子5が接続されている。
【0022】減衰器6は、インバータ41の出力端(第
1の入力部)に接続された抵抗61、インバータ42の
出力端(第2の入力部)に接続された抵抗62、抵抗6
1と62を接続する抵抗63から成る分圧回路である。
抵抗63の両端が第1および第2の出力部を形成し、こ
れら出力部が第2の差動入力回路7の入力端(NMOS
トランジスタ71,72の各ゲート)に接続されてい
る。
1の入力部)に接続された抵抗61、インバータ42の
出力端(第2の入力部)に接続された抵抗62、抵抗6
1と62を接続する抵抗63から成る分圧回路である。
抵抗63の両端が第1および第2の出力部を形成し、こ
れら出力部が第2の差動入力回路7の入力端(NMOS
トランジスタ71,72の各ゲート)に接続されてい
る。
【0023】第2の差動入力回路7は、NMOSトラン
ジスタ71(第1のMOSトランジスタ),72(第2
のMOSトランジスタ),73(第3のMOSトランジ
スタ)からなる差動増幅回路であり、その構成は第1の
差動入力回路2と同一である。NMOSトランジスタ7
1と72のゲートは抵抗63の両端に接続され、それぞ
れのソースは共通接続されている。さらに、NMOSト
ランジスタ71のドレインはPMOSトランジスタ32
のドレインに接続され、NMOSトランジスタ72のド
レインはPMOSトランジスタ33のドレインに接続さ
れている。NMOSトランジスタ71と72のソースに
はNMOSトランジスタ73のドレインが接続され、N
MOSトランジスタ73のソースは接地されている。
ジスタ71(第1のMOSトランジスタ),72(第2
のMOSトランジスタ),73(第3のMOSトランジ
スタ)からなる差動増幅回路であり、その構成は第1の
差動入力回路2と同一である。NMOSトランジスタ7
1と72のゲートは抵抗63の両端に接続され、それぞ
れのソースは共通接続されている。さらに、NMOSト
ランジスタ71のドレインはPMOSトランジスタ32
のドレインに接続され、NMOSトランジスタ72のド
レインはPMOSトランジスタ33のドレインに接続さ
れている。NMOSトランジスタ71と72のソースに
はNMOSトランジスタ73のドレインが接続され、N
MOSトランジスタ73のソースは接地されている。
【0024】図3および図4は、図2のヒステリシスコ
ンパレータ回路における動作波形を示す。ここでは、図
2の接地レベルにマイナス電源を接続した±2電源にし
た構成における波形を示している。図2において、入力
端子102には比較参照用の基準電圧VREFが与えら
れ、入力端子103にはNMOSトランジスタ22,7
3を定電流源として動作させるための一定のバイアス電
圧V2が与えられる。この状態において、入力端子10
1にVREFより低い電位の入力信号VINが入力され
ていると、第1の差動入力回路2のドレイン電流I1,
I2は、図3の(c),(d)に示すように、NMOS
トランジスタ21よりも23に多く流れる。また、NM
OSトランジスタ71,72には、NMOSトランジス
タ21,23の通電状況に応じたドレイン電流I1,I
2が流れている。このとき、PMOSトランジスタ31
のドレイン電圧は高電位電源8寄りのHレベルにあり、
インバータ41の出力電圧がLレベル、インバータ4
2,43の出力電圧がHレベルにあり、図3の(a)に
示すように、出力端子5の出力電圧VOUTはHレベル
になっている。
ンパレータ回路における動作波形を示す。ここでは、図
2の接地レベルにマイナス電源を接続した±2電源にし
た構成における波形を示している。図2において、入力
端子102には比較参照用の基準電圧VREFが与えら
れ、入力端子103にはNMOSトランジスタ22,7
3を定電流源として動作させるための一定のバイアス電
圧V2が与えられる。この状態において、入力端子10
1にVREFより低い電位の入力信号VINが入力され
ていると、第1の差動入力回路2のドレイン電流I1,
I2は、図3の(c),(d)に示すように、NMOS
トランジスタ21よりも23に多く流れる。また、NM
OSトランジスタ71,72には、NMOSトランジス
タ21,23の通電状況に応じたドレイン電流I1,I
2が流れている。このとき、PMOSトランジスタ31
のドレイン電圧は高電位電源8寄りのHレベルにあり、
インバータ41の出力電圧がLレベル、インバータ4
2,43の出力電圧がHレベルにあり、図3の(a)に
示すように、出力端子5の出力電圧VOUTはHレベル
になっている。
【0025】入力端子102の入力信号VINが次第に
高くなると、図3の(c),(d)に示すように、NM
OSトランジスタ21のドレイン電流I1は減少傾向
に、NMOSトランジスタ23のドレイン電流I2は増
大傾向になる。このとき、量子化器4の動作に変更がな
いので、NMOSトランジスタ71には、減衰器6の抵
抗62を介してインバータ42の出力であるHレベルの
電圧が印加され、NMOSトランジスタ72には、抵抗
61を介してインバータ41の出力であるLレベルの電
圧が印加されたままになっている。
高くなると、図3の(c),(d)に示すように、NM
OSトランジスタ21のドレイン電流I1は減少傾向
に、NMOSトランジスタ23のドレイン電流I2は増
大傾向になる。このとき、量子化器4の動作に変更がな
いので、NMOSトランジスタ71には、減衰器6の抵
抗62を介してインバータ42の出力であるHレベルの
電圧が印加され、NMOSトランジスタ72には、抵抗
61を介してインバータ41の出力であるLレベルの電
圧が印加されたままになっている。
【0026】図3の(a)および図4に示すt11の時
点において、入力信号VINが基準電圧VREFのレベ
ルを越えると、PMOSトランジスタ32のドレイン電
流(I1+I3)が増大し、逆に、PMOSトランジス
タ33のドレイン電流(I2 +I4)が減少する。これ
により、図4に示すように、PMOSトランジスタ31
およびNMOSトランジスタ35のドレイン電圧が低電
位側へシフトし始める。
点において、入力信号VINが基準電圧VREFのレベ
ルを越えると、PMOSトランジスタ32のドレイン電
流(I1+I3)が増大し、逆に、PMOSトランジス
タ33のドレイン電流(I2 +I4)が減少する。これ
により、図4に示すように、PMOSトランジスタ31
およびNMOSトランジスタ35のドレイン電圧が低電
位側へシフトし始める。
【0027】t12の時点に達すると、PMOSトラン
ジスタ31のドレイン電圧は、インバータ41が動作で
きる電圧に達し、インバータ41の出力電圧がHレベル
になり、これによってインバータ42と43の出力電圧
はLレベルに変化する。t12はt11の時点より遅延
が生じている。つまり、ヒステリシスが生じている。こ
の状態では、抵抗61側がHレベルになり、抵抗62側
はLレベルになる。この結果、第2の差動入力回路7に
は、NMOSトランジスタ71のゲートにHレベル、N
MOSトランジスタ72のゲートにLレベルの電圧が印
加される。これにより、図3の(c),(d)に示すよ
うに、NMOSトランジスタ71のドレイン電流I3が
ステップ状に増え、NMOSトランジスタ72のドレイ
ン電流I4はステップ状に減少する。この状態は、正帰
還が生じていることを意味する。この結果、PMOSト
ランジスタ31のドレイン電圧はLレベルを維持し続け
る。
ジスタ31のドレイン電圧は、インバータ41が動作で
きる電圧に達し、インバータ41の出力電圧がHレベル
になり、これによってインバータ42と43の出力電圧
はLレベルに変化する。t12はt11の時点より遅延
が生じている。つまり、ヒステリシスが生じている。こ
の状態では、抵抗61側がHレベルになり、抵抗62側
はLレベルになる。この結果、第2の差動入力回路7に
は、NMOSトランジスタ71のゲートにHレベル、N
MOSトランジスタ72のゲートにLレベルの電圧が印
加される。これにより、図3の(c),(d)に示すよ
うに、NMOSトランジスタ71のドレイン電流I3が
ステップ状に増え、NMOSトランジスタ72のドレイ
ン電流I4はステップ状に減少する。この状態は、正帰
還が生じていることを意味する。この結果、PMOSト
ランジスタ31のドレイン電圧はLレベルを維持し続け
る。
【0028】次に、出力端子5の出力電圧がLレベルに
転じた後、入力信号VINが低下し始めると、これに伴
って図3の(b)に示すように、第1の差動入力回路2
の差動入力電圧は徐々に上昇し始める。t13の時点に
達すると、VREF(基準電圧)=VINになるが、イ
ンバータ41が動作しないため、第2の差動入力回路7
の動作に変化は生じない。さらに、VINがVREFよ
り減少するのに伴って、PMOSトランジスタ31のド
レイン電圧がHレベル側にシフトし始め、ついにはt
14の時点でインバータ41が動作可能なHレベル電圧
に到達する。インバータ41の入力電圧がHレベルにな
ったことにより、その出力はLレベルに転じ、さらに、
インバータ42および43の出力がHレベルに変化す
る。したがって、出力端子5の出力電圧はLレベルから
Hレベルに変わる。この時点(t14 )はt13に遅れ
て生じるため、波形の立ち上がり時にもヒステリシス特
性が得られていることがわかる。
転じた後、入力信号VINが低下し始めると、これに伴
って図3の(b)に示すように、第1の差動入力回路2
の差動入力電圧は徐々に上昇し始める。t13の時点に
達すると、VREF(基準電圧)=VINになるが、イ
ンバータ41が動作しないため、第2の差動入力回路7
の動作に変化は生じない。さらに、VINがVREFよ
り減少するのに伴って、PMOSトランジスタ31のド
レイン電圧がHレベル側にシフトし始め、ついにはt
14の時点でインバータ41が動作可能なHレベル電圧
に到達する。インバータ41の入力電圧がHレベルにな
ったことにより、その出力はLレベルに転じ、さらに、
インバータ42および43の出力がHレベルに変化す
る。したがって、出力端子5の出力電圧はLレベルから
Hレベルに変わる。この時点(t14 )はt13に遅れ
て生じるため、波形の立ち上がり時にもヒステリシス特
性が得られていることがわかる。
【0029】また、減衰器6においては、抵抗器61の
出力電圧はLレベルに、抵抗器62の出力電圧はHレベ
ルに変化するため、t14の時点で図3の(c),
(d)に示すように、NMOSトランジスタ71のドレ
イン電流I3がステップ状に増え、同時に、NMOSト
ランジスタ72のドレイン電流I4はステップ状に減少
する。これにより、PMOSトランジスタ32のドレイ
ン電流(I1+I3)が増え、PMOSトランジスタ3
3のドレイン電流(I2+I4)が減少する。そして、
この状態はVIN>VREFが生じるまで維持される。
出力電圧はLレベルに、抵抗器62の出力電圧はHレベ
ルに変化するため、t14の時点で図3の(c),
(d)に示すように、NMOSトランジスタ71のドレ
イン電流I3がステップ状に増え、同時に、NMOSト
ランジスタ72のドレイン電流I4はステップ状に減少
する。これにより、PMOSトランジスタ32のドレイ
ン電流(I1+I3)が増え、PMOSトランジスタ3
3のドレイン電流(I2+I4)が減少する。そして、
この状態はVIN>VREFが生じるまで維持される。
【0030】図5は、本発明によるヒステリシスコンパ
レータ回路の第2の実施の形態を示す。図5のヒステリ
シスコンパレータ回路は、図2の構成の第2の差動入力
回路7において、その定電流源として動作するNMOS
トランジスタ73のゲートが、第2のバイアス端子10
4に接続されている。これ以外の構成は、図2に示した
通りであるので、ここでは重複する説明を省略する。こ
の第2のバイアス端子104を備えた第2の差動入力回
路7によれば、バイアス端子104に印加する電圧に応
じて第2の差動入力回路7の利得制御が可能になり、し
たがって、図5の実施の形態によれば、ヒステリシス幅
を外部電圧で制御できるという効果が得られる。
レータ回路の第2の実施の形態を示す。図5のヒステリ
シスコンパレータ回路は、図2の構成の第2の差動入力
回路7において、その定電流源として動作するNMOS
トランジスタ73のゲートが、第2のバイアス端子10
4に接続されている。これ以外の構成は、図2に示した
通りであるので、ここでは重複する説明を省略する。こ
の第2のバイアス端子104を備えた第2の差動入力回
路7によれば、バイアス端子104に印加する電圧に応
じて第2の差動入力回路7の利得制御が可能になり、し
たがって、図5の実施の形態によれば、ヒステリシス幅
を外部電圧で制御できるという効果が得られる。
【0031】図6は本発明によるヒステリシスコンパレ
ータ回路の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、
第1の差動入力回路2、第2の差動入力回路7、および
加算回路3を両極性のコンプリメンタリ回路で構成した
ところに特徴がある。その構成は、図2に示したヒステ
リシスコンパレータ回路の構成数を2つとし、一方は図
2と全く同じ構成にし、他方は図2に示した各トランジ
スタのPとNの極性を逆にした構成にし、極性の異なる
2つのヒステリシスコンパレータ回路を並列接続した相
補接続の構成にしている。
ータ回路の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、
第1の差動入力回路2、第2の差動入力回路7、および
加算回路3を両極性のコンプリメンタリ回路で構成した
ところに特徴がある。その構成は、図2に示したヒステ
リシスコンパレータ回路の構成数を2つとし、一方は図
2と全く同じ構成にし、他方は図2に示した各トランジ
スタのPとNの極性を逆にした構成にし、極性の異なる
2つのヒステリシスコンパレータ回路を並列接続した相
補接続の構成にしている。
【0032】そこで、図6においては、回路構成を明確
にするため、図2に示した回路部分の各部材には「a」
を付け、新たに付加した逆極性の回路部分の各部材には
「b」を付けて、2つの回路を区別している。
にするため、図2に示した回路部分の各部材には「a」
を付け、新たに付加した逆極性の回路部分の各部材には
「b」を付けて、2つの回路を区別している。
【0033】第1の差動入力回路2は、NMOSトラン
ジスタ21a,22a,23aよ構成された差動増幅回
路であり、NMOSトランジスタ21a,22a,23
aからなる差動増幅回路に、NMOSトランジスタ21
b,22b,23bからなる差動増幅回路を対称形に付
加されている。さらに、第1の差動入力回路2は、NM
OSトランジスタ24,PMOSトランジスタ25を備
えている。NMOSトランジスタ24は、ゲートが入力
端子103に、ドレインがNMOSトランジスタ22b
と73bのゲートに接続され、ソースが接地されてい
る。PMOSトランジスタ25は、ソースが高電位電源
8に、ドレインがPMOSトランジスタ22bのゲート
に、ゲートがドレイン接続されている。
ジスタ21a,22a,23aよ構成された差動増幅回
路であり、NMOSトランジスタ21a,22a,23
aからなる差動増幅回路に、NMOSトランジスタ21
b,22b,23bからなる差動増幅回路を対称形に付
加されている。さらに、第1の差動入力回路2は、NM
OSトランジスタ24,PMOSトランジスタ25を備
えている。NMOSトランジスタ24は、ゲートが入力
端子103に、ドレインがNMOSトランジスタ22b
と73bのゲートに接続され、ソースが接地されてい
る。PMOSトランジスタ25は、ソースが高電位電源
8に、ドレインがPMOSトランジスタ22bのゲート
に、ゲートがドレイン接続されている。
【0034】第2の差動入力回路7は、NMOSトラン
ジスタ71a,72a,73aからなる差動増幅回路
に、NMOSトランジスタ71b,72b,73bから
なる差動増幅回路を対称形に付加して構成されている。
ジスタ71a,72a,73aからなる差動増幅回路
に、NMOSトランジスタ71b,72b,73bから
なる差動増幅回路を対称形に付加して構成されている。
【0035】加算回路3は、PMOSトランジスタ31
a,32a,34a,35aから成る図2に示した第1
のブロックに、PMOSトランジスタ31b,32b,
34b,35bから成る第2のブロックが対称形に付加
された構成を有する。さらに、加算回路3には、PMO
Sトランジスタ37,38、NMOSトランジスタ3
9,40が付加されている。PMOSトランジスタ37
は、ソースが高電位電源8に、ドレインがPMOSトラ
ンジスタ32aのドレインに、ゲートがNMOSトラン
ジスタ72aのドレインに接続されている。PMOSト
ランジスタ38は、ソースが高電位電源8に、ドレイン
がPMOSトランジスタ33aのドレインに、ゲートが
PMOSトランジスタ37のドレインに接続されてい
る。NMOSトランジスタ39は、ドレインがNMOS
トランジスタ32bのドレインに、ゲートがNMOSト
ランジスタ33bのドレインに、ソースが接地されてい
る。また、NMOSトランジスタ40は、ドレインがN
MOSトランジスタ33bのドレインに、ゲートがNM
OSトランジスタ39のドレインに、ソースが接地され
ている。以上の回路以外の量子化器4および減衰器6の
構成は、図2に示した通りであり、追加の部品は必要と
しない。
a,32a,34a,35aから成る図2に示した第1
のブロックに、PMOSトランジスタ31b,32b,
34b,35bから成る第2のブロックが対称形に付加
された構成を有する。さらに、加算回路3には、PMO
Sトランジスタ37,38、NMOSトランジスタ3
9,40が付加されている。PMOSトランジスタ37
は、ソースが高電位電源8に、ドレインがPMOSトラ
ンジスタ32aのドレインに、ゲートがNMOSトラン
ジスタ72aのドレインに接続されている。PMOSト
ランジスタ38は、ソースが高電位電源8に、ドレイン
がPMOSトランジスタ33aのドレインに、ゲートが
PMOSトランジスタ37のドレインに接続されてい
る。NMOSトランジスタ39は、ドレインがNMOS
トランジスタ32bのドレインに、ゲートがNMOSト
ランジスタ33bのドレインに、ソースが接地されてい
る。また、NMOSトランジスタ40は、ドレインがN
MOSトランジスタ33bのドレインに、ゲートがNM
OSトランジスタ39のドレインに、ソースが接地され
ている。以上の回路以外の量子化器4および減衰器6の
構成は、図2に示した通りであり、追加の部品は必要と
しない。
【0036】図6のヒステリシスコンパレータ回路の動
作については、入力電圧の極性に応じていずれかの回路
部分が動作することを除けば、全体の動作は同じである
ので、ここでは説明を省略する。図6の構成によれば、
同相入力電圧範囲を広くすることができ、検波器の入−
出力特性を改善することができる。また、相補型の差動
入力段にしているので、シングルエンドの入力信号に対
して、立ち上がりの応答時間と立ち下がりの応答時間の
差を低減することができ、応答特性を改善することがで
きる。
作については、入力電圧の極性に応じていずれかの回路
部分が動作することを除けば、全体の動作は同じである
ので、ここでは説明を省略する。図6の構成によれば、
同相入力電圧範囲を広くすることができ、検波器の入−
出力特性を改善することができる。また、相補型の差動
入力段にしているので、シングルエンドの入力信号に対
して、立ち上がりの応答時間と立ち下がりの応答時間の
差を低減することができ、応答特性を改善することがで
きる。
【0037】上記の各実施の形態においては、NMOS
トランジスタとPMOSトランジスタを組み合わせた構
成としたが、このトランジスタの極性を入れ換えた構成
にしてもよい。また、MOSトランジスタに代え、バイ
ポーラトランジスタを用いた構成にしてもよい。
トランジスタとPMOSトランジスタを組み合わせた構
成としたが、このトランジスタの極性を入れ換えた構成
にしてもよい。また、MOSトランジスタに代え、バイ
ポーラトランジスタを用いた構成にしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明のヒステ
リシスコンパレータ回路によれば、量子化器の出力を減
衰器で減衰し、この出力を第2の差動入力回路で差動増
幅し、この増幅出力を第1の差動入力回路の差動増幅出
力に加算するようにしたので、集積回路上のトランジス
タの性能の変動などに対して低感度になり、ヒステリシ
スコンパレータ回路のヒステリシス幅を安定化すること
ができる。
リシスコンパレータ回路によれば、量子化器の出力を減
衰器で減衰し、この出力を第2の差動入力回路で差動増
幅し、この増幅出力を第1の差動入力回路の差動増幅出
力に加算するようにしたので、集積回路上のトランジス
タの性能の変動などに対して低感度になり、ヒステリシ
スコンパレータ回路のヒステリシス幅を安定化すること
ができる。
【0039】更には、本実施例では、減衰器の減衰量に
ヒステリシス幅が依存する特性になっているので、減衰
器の減衰量を切り替えることによって容易にヒステリシ
ス幅を変更することができる。
ヒステリシス幅が依存する特性になっているので、減衰
器の減衰量を切り替えることによって容易にヒステリシ
ス幅を変更することができる。
【図1】本発明によるヒステリシスコンパレータ回路の
原理的構成を示すブロック図である。
原理的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるヒステリシスコンパレータ回路の
第1の実施の形態を示すブロック図である。
第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図2のヒステリシスコンパレータ回路における
各部の動作波形を示す波形図である。
各部の動作波形を示す波形図である。
【図4】図2のヒステリシスコンパレータ回路の入力変
化における入力電圧と出力電圧の波形を示す波形図であ
る。
化における入力電圧と出力電圧の波形を示す波形図であ
る。
【図5】本発明によるヒステリシスコンパレータ回路の
第2の実施の形態を示すブロック図である。
第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】本発明によるヒステリシスコンパレータ回路の
第3の実施の形態を示すブロック図である。
第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】従来のヒステリシスコンパレータの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】図7のヒステリシスコンパレータ回路の動作波
形を示す波形図である。
形を示す波形図である。
1,101,102,201,202,203 入力端
子 2,203,204 第1の差動入力回路 3,205 加算回路 4,209 量子化器 5,211 出力端子 6 減衰器 7 第2の差動入力回路 8,212 高電位電源 21,22,23,24,39,40 NMOSトラン
ジスタ 25,31,32,33,34,35 PMOSトラン
ジスタ 36,37,38 PMOSトランジスタ 41,42,43,209a,209b インバータ 61,62,63 抵抗 71,72,73 NMOSトランジスタ 103,104 入力端子(バイアス端子) 204a,204b,204c NMOSトランジスタ 206 電流切り替え回路 205,205a,205b,207 PMOSトラン
ジスタ 206a,206b,208,210 NMOSトラン
ジスタ
子 2,203,204 第1の差動入力回路 3,205 加算回路 4,209 量子化器 5,211 出力端子 6 減衰器 7 第2の差動入力回路 8,212 高電位電源 21,22,23,24,39,40 NMOSトラン
ジスタ 25,31,32,33,34,35 PMOSトラン
ジスタ 36,37,38 PMOSトランジスタ 41,42,43,209a,209b インバータ 61,62,63 抵抗 71,72,73 NMOSトランジスタ 103,104 入力端子(バイアス端子) 204a,204b,204c NMOSトランジスタ 206 電流切り替え回路 205,205a,205b,207 PMOSトラン
ジスタ 206a,206b,208,210 NMOSトラン
ジスタ
Claims (10)
- 【請求項1】 入力電圧と基準電圧の差に応じて動作す
る第1の差動入力回路と、 第1および第2の加算入力部を備え、前記第1の差動入
力回路の差動出力電圧が前記第1および第2の加算入力
部に第1の加算入力として入力される加算回路と、 前記加算回路の出力電圧を量子化し、量子化した値を出
力信号とする量子化器と、 前記量子化器の出力電圧を減衰させる減衰器と、 前記減衰器の出力電圧を差動増幅して得られた差動出力
を前記加算回路の前記第1および第2の加算入力部に第
2の加算入力として印加すると共に正帰還系を形成する
第2の差動入力回路と、を備えたことを特徴とするヒス
テリシスコンパレータ回路。 - 【請求項2】 前記第1および第2の差動入力回路は、
同一または相似の増幅特性を有することを特徴とする請
求項1記載のヒステリシスコンパレータ回路。 - 【請求項3】 前記第2の差動入力回路は、定電流源を
備え、該定電流源の入力端子に印加したバイアス電圧に
応じて前記第2の差動入力回路の利得が制御されること
を特徴とする請求項1記載のヒステリシスコンパレータ
回路。 - 【請求項4】 前記第1の差動入力回路、前記第2の差
動入力回路、および前記加算回路は、それぞれ両極性の
コンプリメンタリ回路により構成されていることを特徴
とする請求項1記載のヒステリシスコンパレータ回路。 - 【請求項5】 前記減衰器は、前記第2の差動入力回路
が非飽和領域で動作可能な減衰率に設定されることを特
徴とする請求項1記載のヒステリシスコンパレータ回
路。 - 【請求項6】 前記第1の差動入力回路は、同一極性の
第1および第2のMOSトランジスタと、それぞれのソ
ースに定電流源として接続された前記第1のMOSトラ
ンジスタと同一極性の第3のMOSトランジスタとを備
え、前記第1のMOSトランジスタのゲートに前記入力
電圧が印加され、前記第2のMOSトランジスタのゲー
トに前記基準電圧が印加され、それぞれのドレインが前
記加算回路の前記第1の加算入力部に接続されているこ
とを特徴とする請求項1記載のヒステリシスコンパレー
タ回路。 - 【請求項7】 前記第2の差動入力回路は、同一極性の
第1および第2のMOSトランジスタと、それぞれのソ
ースに定電流源として接続された前記第1のMOSトラ
ンジスタと同一極性の第3のMOSトランジスタとを備
え、前記第1および第2のMOSトランジスタのゲート
のそれぞれには前記減衰器の出力電圧が印加され、前記
第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれのドレ
インが前記加算回路の前記第2の加算入力部に接続され
ていることを特徴とする請求項1記載のヒステリシスコ
ンパレータ回路。 - 【請求項8】 前記加算回路は、同一極性の第1および
第2のMOSトランジスタ、これらMOSトランジスタ
とは逆極性の第3のMOSトランジスタを備え、前記第
1および第2のMOSトランジスタのソースは共に高電
位電源に接続され、前記第1および第2のMOSトラン
ジスタのゲート同士と前記第2のMOSトランジスタの
ドレインが接続され、この接続部を前記第1の加算入力
部とし、前記第3のMOSトランジスタは、ドレインを
前記第1のMOSトランジスタのドレインに接続して前
記量子化器への出力部とし、低電位電源にソースが接続
された構成の第1のカレントミラー回路部と、 同一極性の第4および第5のMOSトランジスタ、これ
らMOSトランジスタとは逆極性の第6のMOSトラン
ジスタを備え、前記第4および第5のMOSトランジス
タのソースは共に高電位電源に接続され、前記第4およ
び第5のMOSトランジスタのゲート同士と前記第5の
MOSトランジスタのドレインを接続して前記第2の加
算入力部とし、前記第6のMOSトランジスタは、ゲー
トがドレインおよび前記第5のMOSトランジスタのド
レインに接続され、ソースが低電位電源に接続され、ゲ
ートが前記第3のMOSトランジスタのゲートに接続さ
れた構成の第2のカレントミラー回路部とを有すること
を特徴とする請求項1記載のヒステリシスコンパレータ
回路。 - 【請求項9】 前記減衰器は、前記量子化器の第1およ
び第2の出力部間の電圧を分圧して2種類の出力電圧を
得る複数の抵抗器を備えることを特徴とする請求項1お
よび5記載のヒステリシスコンパレータ回路。 - 【請求項10】 前記量子化器は、前記加算回路の出力
電圧を反転して前記減衰器の第1の入力部へ出力する第
1のインバータと、該第1のインバータの出力電圧を反
転して前記減衰器の第2の入力部へ出力する第2のイン
バータを有することを特徴とする請求項1記載のヒステ
リシスコンパレータ回路。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP10192172A JP3134846B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | ヒステリシスコンパレータ回路 |
| US09/348,079 US6172536B1 (en) | 1998-07-07 | 1999-07-06 | Hysteresis comparator circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10192172A JP3134846B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | ヒステリシスコンパレータ回路 |
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|---|---|
| JP2000031795A JP2000031795A (ja) | 2000-01-28 |
| JP3134846B2 true JP3134846B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16286889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10192172A Expired - Fee Related JP3134846B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | ヒステリシスコンパレータ回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3134846B2 (ja) |
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| US7515084B1 (en) * | 2007-03-22 | 2009-04-07 | Hrl Laboratories, Llc | Analog to digital converter using asynchronous pulse technology |
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|---|---|---|---|---|
| JP3257209B2 (ja) * | 1993-11-30 | 2002-02-18 | ソニー株式会社 | ディジタル信号記録回路 |
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| US5570052A (en) * | 1995-06-07 | 1996-10-29 | Philips Electronics North America Corporation | Detection circuit with differential input and hysteresis proportional to the peak input voltage |
| US5973516A (en) * | 1998-08-24 | 1999-10-26 | National Semiconductor Corporation | Transient signal detector with temporal hysteresis |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10192172A patent/JP3134846B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-07-06 US US09/348,079 patent/US6172536B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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