JP3137799B2 - 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 - Google Patents
走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法Info
- Publication number
- JP3137799B2 JP3137799B2 JP05096137A JP9613793A JP3137799B2 JP 3137799 B2 JP3137799 B2 JP 3137799B2 JP 05096137 A JP05096137 A JP 05096137A JP 9613793 A JP9613793 A JP 9613793A JP 3137799 B2 JP3137799 B2 JP 3137799B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- stage
- sample
- probe
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 title claims description 134
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 71
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000004441 surface measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル顕微鏡や原子
間力顕微鏡等を用いて試料の表面形状、電気特性、磁気
特性等を測定する走査型プローブ顕微鏡装置に関する。
間力顕微鏡等を用いて試料の表面形状、電気特性、磁気
特性等を測定する走査型プローブ顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡は、先端の尖った
探針を試料に対してナノメートル(nm)オーダまで接
近させ、そのとき探針と試料との間に生じるトンネル電
流や原子間力を測定することにより、試料表面の形状、
電気特性、磁気特性等を計測する装置である。このよう
な走査型プローブ顕微鏡の走査範囲は最大でも数100
μmである。
探針を試料に対してナノメートル(nm)オーダまで接
近させ、そのとき探針と試料との間に生じるトンネル電
流や原子間力を測定することにより、試料表面の形状、
電気特性、磁気特性等を計測する装置である。このよう
な走査型プローブ顕微鏡の走査範囲は最大でも数100
μmである。
【0003】図11は走査型プローブ顕微鏡の基本構成
の側面図である。この図で、X、Y、Zは座標軸を示す
(以下、各図において同じ)。1はX軸方向に駆動され
るXステージ、2はY軸方向に駆動されるYステージで
あり、これらでXYステージ3が構成される。4はXY
ステージ3上に載置される測定対象試料、5は試料4と
対向する探針、6は探針5をX、Y、Z軸方向に微小変
位させる微動機構、7は測定開始時に探針5を試料4に
接近(Z軸方向に移動)させるZ軸機構である。8は探
針5と試料4との間に生じる現象(トンネル顕微鏡の場
合はトンネル電流、原子間力顕微鏡の場合は原子間力)
を検出する検出器を示す。
の側面図である。この図で、X、Y、Zは座標軸を示す
(以下、各図において同じ)。1はX軸方向に駆動され
るXステージ、2はY軸方向に駆動されるYステージで
あり、これらでXYステージ3が構成される。4はXY
ステージ3上に載置される測定対象試料、5は試料4と
対向する探針、6は探針5をX、Y、Z軸方向に微小変
位させる微動機構、7は測定開始時に探針5を試料4に
接近(Z軸方向に移動)させるZ軸機構である。8は探
針5と試料4との間に生じる現象(トンネル顕微鏡の場
合はトンネル電流、原子間力顕微鏡の場合は原子間力)
を検出する検出器を示す。
【0004】図12は図11に示す微動機構6の斜視図
である。この図で、60は円筒形状の圧電素子、6Xは
圧電素子60の表面にX軸方向に対向して付された2つ
の電極、6Yは圧電素子60の表面にY軸方向に対向し
て付された2つの電極、6Zは圧電素子60の表面円周
に付された電極である。
である。この図で、60は円筒形状の圧電素子、6Xは
圧電素子60の表面にX軸方向に対向して付された2つ
の電極、6Yは圧電素子60の表面にY軸方向に対向し
て付された2つの電極、6Zは圧電素子60の表面円周
に付された電極である。
【0005】次に、上記走査型プローブ顕微鏡の動作を
簡単に説明する。まず、XYステージ3を駆動して試料
4の測定位置を探針5と対向する位置に移動させる。前
述のように、探針の走査範囲は数100μmであるの
で、試料4の測定位置と探針5とを目視により対向させ
ることはできない。このため、通常、光学顕微鏡が用い
られ、最初に試料4の測定位置を光学顕微鏡の視野内に
捉え、次いで、光学顕微鏡の視野の中心と探針5との間
の距離(既知)だけXYステージを移動させることによ
り両者を対向させる。
簡単に説明する。まず、XYステージ3を駆動して試料
4の測定位置を探針5と対向する位置に移動させる。前
述のように、探針の走査範囲は数100μmであるの
で、試料4の測定位置と探針5とを目視により対向させ
ることはできない。このため、通常、光学顕微鏡が用い
られ、最初に試料4の測定位置を光学顕微鏡の視野内に
捉え、次いで、光学顕微鏡の視野の中心と探針5との間
の距離(既知)だけXYステージを移動させることによ
り両者を対向させる。
【0006】この状態でZ軸機構7を駆動して探針5を
試料4の測定位置に接近させてゆくと、両者間の距離が
ある距離に達したとき、検出器8でトンネル電流、又は
原子間力が検出される。以後、微動機構6を駆動して探
針5による走査が行われる。この走査は、微動機構6の
電極6X、6Yに所定の電圧を印加することにより実行
される。この走査の間、微動機構6の電極6Zには、検
出器8の検出値が一定になるような電圧が印加される。
この電圧が走査型プローブ顕微鏡の測定値となる。
試料4の測定位置に接近させてゆくと、両者間の距離が
ある距離に達したとき、検出器8でトンネル電流、又は
原子間力が検出される。以後、微動機構6を駆動して探
針5による走査が行われる。この走査は、微動機構6の
電極6X、6Yに所定の電圧を印加することにより実行
される。この走査の間、微動機構6の電極6Zには、検
出器8の検出値が一定になるような電圧が印加される。
この電圧が走査型プローブ顕微鏡の測定値となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記走査型
プローブ顕微鏡装置においては、1つの試料上で複数の
個所を測定する場合がある。このような測定では、例え
ば、光ディスクにおける同一トラック上に存在するいく
つかのピットの形状の測定、半導体チップ上の1つの導
体で接続されている素子の形状の測定等、2つ以上の測
定対象個所が既知の軌跡(設計された基準線)に沿って
存在することが多い。各測定対象個所が上記のような関
係にある場合、1つの測定対象個所から次の測定対象個
所へ、当該基準線に沿ってXYステージ3を移動させれ
ば、各測定個所の測定毎に光学顕微鏡を使用する位置決
めを行わなくても測定ができ、面倒な手間を省くことが
できるはずである。
プローブ顕微鏡装置においては、1つの試料上で複数の
個所を測定する場合がある。このような測定では、例え
ば、光ディスクにおける同一トラック上に存在するいく
つかのピットの形状の測定、半導体チップ上の1つの導
体で接続されている素子の形状の測定等、2つ以上の測
定対象個所が既知の軌跡(設計された基準線)に沿って
存在することが多い。各測定対象個所が上記のような関
係にある場合、1つの測定対象個所から次の測定対象個
所へ、当該基準線に沿ってXYステージ3を移動させれ
ば、各測定個所の測定毎に光学顕微鏡を使用する位置決
めを行わなくても測定ができ、面倒な手間を省くことが
できるはずである。
【0008】しかしながら、試料上の実際の基準線は設
計された基準線とは微小ではあるが誤差を有するのが通
常であり、このため、当該基準線に沿ってXYステージ
を移動させても、移動中に実際の基準線から徐々にずれ
てゆき、結局、探針5を測定対象個所に正確に位置せし
めることができず測定不可能となることが多い。
計された基準線とは微小ではあるが誤差を有するのが通
常であり、このため、当該基準線に沿ってXYステージ
を移動させても、移動中に実際の基準線から徐々にずれ
てゆき、結局、探針5を測定対象個所に正確に位置せし
めることができず測定不可能となることが多い。
【0009】本発明の目的は、上記の課題を解決し、X
Yステージをある基準線に沿って自動的に、かつ、確実
に追従させることができる走査型プローブ顕微鏡装置を
提供することにある。
Yステージをある基準線に沿って自動的に、かつ、確実
に追従させることができる走査型プローブ顕微鏡装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージと、前記試料と対向する探針と、この探針
をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させる微動機構と、
この微動機構のZ軸方向の移動に基づいて前記試料表面
の情報を得る計測部とを備えた走査型プローブ顕微鏡装
置において、前記XYステージを所定の基準線に沿って
移動させるための移動ベクトルを演算する第1の演算手
段と、この第1の演算手段の演算結果に応じて前記XY
ステージが移動するとき前記微動機構を前記探針が前記
基準線を横切る方向に移動させる微動機構駆動手段と、
この微動機構駆動手段の駆動により得られた隣接する測
定値の特徴点間の誤差ベクトルを演算する第2の演算手
段と、この第2の演算手段で演算された誤差ベクトルで
前記第1の演算手段の演算値を補正する補正手段とを設
けたことを特徴とする。
め、本発明は、試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージと、前記試料と対向する探針と、この探針
をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させる微動機構と、
この微動機構のZ軸方向の移動に基づいて前記試料表面
の情報を得る計測部とを備えた走査型プローブ顕微鏡装
置において、前記XYステージを所定の基準線に沿って
移動させるための移動ベクトルを演算する第1の演算手
段と、この第1の演算手段の演算結果に応じて前記XY
ステージが移動するとき前記微動機構を前記探針が前記
基準線を横切る方向に移動させる微動機構駆動手段と、
この微動機構駆動手段の駆動により得られた隣接する測
定値の特徴点間の誤差ベクトルを演算する第2の演算手
段と、この第2の演算手段で演算された誤差ベクトルで
前記第1の演算手段の演算値を補正する補正手段とを設
けたことを特徴とする。
【0011】さらに本発明は、試料をX軸およびY軸方
向に移動させるXYステージと、前記試料と対向する探
針と、この探針をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させ
る微動機構と、この微動機構のZ軸方向の移動に基づい
て前記試料表面の情報を得る計測部とを備えた走査型プ
ローブ顕微鏡装置において、XYステージを所定の基準
線に対して所定の角度方向に移動させその移動中に前記
探針により測定を行う測定手段と、この測定手段による
測定値に特徴点が生じたとき前記XYステージを前記基
準線方向に移動させ特徴点の連続より成る線を探索する
探索手段と、この探索手段によって得られた前記線に対
する前記特徴点発生個所における前記XYステージの移
動方向の反射方向へ当該XYステージを移動させる反射
方向移動手段とを設けたことも特徴とする。
向に移動させるXYステージと、前記試料と対向する探
針と、この探針をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させ
る微動機構と、この微動機構のZ軸方向の移動に基づい
て前記試料表面の情報を得る計測部とを備えた走査型プ
ローブ顕微鏡装置において、XYステージを所定の基準
線に対して所定の角度方向に移動させその移動中に前記
探針により測定を行う測定手段と、この測定手段による
測定値に特徴点が生じたとき前記XYステージを前記基
準線方向に移動させ特徴点の連続より成る線を探索する
探索手段と、この探索手段によって得られた前記線に対
する前記特徴点発生個所における前記XYステージの移
動方向の反射方向へ当該XYステージを移動させる反射
方向移動手段とを設けたことも特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、試料を載置したXY
ステージは、予め定められた基準線に沿って間歇的又は
連続して低速で移動せしめられ、この移動中、微動機構
は基準線を横切って移動させ、測定像を採取する。この
ような動作において、前回採取した測定像と今回採取し
た測定像の各特徴点とを比較し、両特徴点から今回の移
動における誤差を見出し、この誤差で次の移動を補正す
る。これにより、XYステージを基準線に沿って正確に
移動させることができる。
ステージは、予め定められた基準線に沿って間歇的又は
連続して低速で移動せしめられ、この移動中、微動機構
は基準線を横切って移動させ、測定像を採取する。この
ような動作において、前回採取した測定像と今回採取し
た測定像の各特徴点とを比較し、両特徴点から今回の移
動における誤差を見出し、この誤差で次の移動を補正す
る。これにより、XYステージを基準線に沿って正確に
移動させることができる。
【0013】請求項3記載の発明では、最初、XYステ
ージは基準線に対して所定の角度で移動せしめられる。
この移動中、微動機構と探針による測定像の採取が行わ
れる。測定像に特徴点が現われると、XYステージを基
準線の方向に沿って移動させることにより特徴点の連続
線を見出す。そして、この連続線に対して特徴点での移
動方向の反射方向に次の移動を行う。この動作の繰り返
しによりXYステージを基準線に沿って正確に移動させ
ることができる。
ージは基準線に対して所定の角度で移動せしめられる。
この移動中、微動機構と探針による測定像の採取が行わ
れる。測定像に特徴点が現われると、XYステージを基
準線の方向に沿って移動させることにより特徴点の連続
線を見出す。そして、この連続線に対して特徴点での移
動方向の反射方向に次の移動を行う。この動作の繰り返
しによりXYステージを基準線に沿って正確に移動させ
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る走査型プローブ顕微
鏡の斜視図である。図1で、図11に示す部分と同一又
は等価な部分には同一符号を付して説明を省略する。9
は探針5、微動機構6、Z軸機構7および検出器8を支
持するブリッジである。ブリッジ9には光学顕微鏡も支
持されるが、その図示は省略されている。v(x)、v
(y)、v(z)はそれぞれ、後述する微動用コントロ
ーラで演算されて微動機構6に与えられるX、Y、Z軸
方向の移動指令値、S(z)はZ軸機構7に与えられる
指令値、S(x)、S(y)は後述するXYステージコ
ントローラで演算されるXYステージ3への指令値、B
は検出器8の検出値を示す。又、f(x、y)は、例え
ば試料4が光ディスクの場合、当該光ディスクにおける
トラックのように、探針5が測定すべき領域に沿う軌跡
(基準線)の関数を表し、Cは当該基準線の始点、Eは
探針5の移動軌跡を示す。
する。図1は本発明の実施例に係る走査型プローブ顕微
鏡の斜視図である。図1で、図11に示す部分と同一又
は等価な部分には同一符号を付して説明を省略する。9
は探針5、微動機構6、Z軸機構7および検出器8を支
持するブリッジである。ブリッジ9には光学顕微鏡も支
持されるが、その図示は省略されている。v(x)、v
(y)、v(z)はそれぞれ、後述する微動用コントロ
ーラで演算されて微動機構6に与えられるX、Y、Z軸
方向の移動指令値、S(z)はZ軸機構7に与えられる
指令値、S(x)、S(y)は後述するXYステージコ
ントローラで演算されるXYステージ3への指令値、B
は検出器8の検出値を示す。又、f(x、y)は、例え
ば試料4が光ディスクの場合、当該光ディスクにおける
トラックのように、探針5が測定すべき領域に沿う軌跡
(基準線)の関数を表し、Cは当該基準線の始点、Eは
探針5の移動軌跡を示す。
【0015】本実施例は上記基準線を自動的に追従する
ことができるが、この追従では探針5による測定が利用
される。そこで、まず、その測定原理を図2〜図6の測
定動作を示す図を参照して説明する。図2は関数f
(x、y)で表される上記基準線が直線の場合、即ち、
f(x、y)=xの場合の測定動作を示す図である。こ
の図で、Cは基準線の始点、11は探針5の相対的軌跡
を示す。まず、前述のように光学顕微鏡等を用いて探針
5と始点Cとを対向させ、Z軸機構7により探針5を、
検出器8の検出値が所定値になるまで始点Cに接近させ
た後、測定を開始する。
ことができるが、この追従では探針5による測定が利用
される。そこで、まず、その測定原理を図2〜図6の測
定動作を示す図を参照して説明する。図2は関数f
(x、y)で表される上記基準線が直線の場合、即ち、
f(x、y)=xの場合の測定動作を示す図である。こ
の図で、Cは基準線の始点、11は探針5の相対的軌跡
を示す。まず、前述のように光学顕微鏡等を用いて探針
5と始点Cとを対向させ、Z軸機構7により探針5を、
検出器8の検出値が所定値になるまで始点Cに接近させ
た後、測定を開始する。
【0016】最初に、指令値v(y)により探針5をY
軸負方向に微小距離Δh/2だけ移動させ、この移動の
間に、指令値v(z)に基づく測定値を得る。次に、指
令値S(x)によりXステージ1を微小距離ΔiだけX
軸方向に移動させた後その移動を停止する。次いで、指
令値v(y)により探針5をY軸正方向に微小距離Δh
だけ移動させ測定を行う。さらに、指令値S(y)によ
りXステージ1を軸方向に微小距離Δiだけ移動させて
停止し、その後で探針5をY軸負方向に微小距離Δhだ
け移動させて測定を行う。この移動は基準線を直交方向
に横切る移動となる。このような動作を繰り返すことに
より、探針5は相対的に図示の軌跡11を描くこととな
り、この軌跡は必要なだけ連続させることができる。
軸負方向に微小距離Δh/2だけ移動させ、この移動の
間に、指令値v(z)に基づく測定値を得る。次に、指
令値S(x)によりXステージ1を微小距離ΔiだけX
軸方向に移動させた後その移動を停止する。次いで、指
令値v(y)により探針5をY軸正方向に微小距離Δh
だけ移動させ測定を行う。さらに、指令値S(y)によ
りXステージ1を軸方向に微小距離Δiだけ移動させて
停止し、その後で探針5をY軸負方向に微小距離Δhだ
け移動させて測定を行う。この移動は基準線を直交方向
に横切る移動となる。このような動作を繰り返すことに
より、探針5は相対的に図示の軌跡11を描くこととな
り、この軌跡は必要なだけ連続させることができる。
【0017】図3は基準線が円弧の場合の測定動作を示
す図である。図で、Cは基準線の始点、Oは円弧の原
点、rは円弧の曲率半径を示す。この場合、指令値S
(x)、S(y)によりXステージ1およびYステージ
2が同時に移動して円弧の基準線を、微小距離Δiずつ
間歇的に描き、探針5はXYステージ3の停止毎に、指
令値v(x)、v(y)により当該円弧に対して直交す
る方向に微小距離Δhだけ交互に往復移動して測定を行
う。この場合、探針5は図示の軌跡11を描き、図2に
示す場合と同様の効果を奏する。
す図である。図で、Cは基準線の始点、Oは円弧の原
点、rは円弧の曲率半径を示す。この場合、指令値S
(x)、S(y)によりXステージ1およびYステージ
2が同時に移動して円弧の基準線を、微小距離Δiずつ
間歇的に描き、探針5はXYステージ3の停止毎に、指
令値v(x)、v(y)により当該円弧に対して直交す
る方向に微小距離Δhだけ交互に往復移動して測定を行
う。この場合、探針5は図示の軌跡11を描き、図2に
示す場合と同様の効果を奏する。
【0018】図4は基準線がX軸方向の直線の場合の測
定動作を示す図であり、Cは基準線の始点である。図2
に示す測定動作では、指令値S(x)がXステージ1を
間歇的に移動させ、かつ、指令値v(y)が探針5を間
歇的に移動させる指令であったが、図4に示す測定動作
では、指令値S(x)はXステージ1を一定の低速で連
続して移動させる指令であり、指令値v(y)も探針5
を連続して往復動させる指令である。このような指令に
より、探針5は図示のように鋸歯状の軌跡12を描くこ
ととなり、この場合も図2に示す場合と同様の効果を奏
する。
定動作を示す図であり、Cは基準線の始点である。図2
に示す測定動作では、指令値S(x)がXステージ1を
間歇的に移動させ、かつ、指令値v(y)が探針5を間
歇的に移動させる指令であったが、図4に示す測定動作
では、指令値S(x)はXステージ1を一定の低速で連
続して移動させる指令であり、指令値v(y)も探針5
を連続して往復動させる指令である。このような指令に
より、探針5は図示のように鋸歯状の軌跡12を描くこ
ととなり、この場合も図2に示す場合と同様の効果を奏
する。
【0019】なお、図4に示す測定動作において、Xス
テージ1を一定の低速で連続して移動させるには、通常
の駆動機構では困難であり、このため、静圧案内と電磁
モータの組合せによる摩擦駆動機構、又は、弾性案内と
圧電素子の組合せによる駆動機構等適宜の駆動機構が用
いられる。
テージ1を一定の低速で連続して移動させるには、通常
の駆動機構では困難であり、このため、静圧案内と電磁
モータの組合せによる摩擦駆動機構、又は、弾性案内と
圧電素子の組合せによる駆動機構等適宜の駆動機構が用
いられる。
【0020】図5は基準線が図3に示す円弧と同一の円
弧である場合の測定動作を示す図であり、Cは基準線の
始点を示す。図3に示す測定動作では、指令値S
(x)、S(y)がXYステージ3を間歇的に移動さ
せ、かつ、指令値v(x)、v(y)が探針5を間歇的
に移動させる指令であったが、図4に示す測定動作で
は、指令値S(x)、S(y)はXステージ1およびY
ステージ2を一定の低速で連続して同時に移動させる指
令であり、指令値v(x、)v(y)も探針5を連続し
て往復動させる指令である。このような指令により、探
針5は図示の軌跡12を描くこととなり、図2に示す場
合と同様の効果を奏する。なお、この場合の駆動機構も
図4に示す測定動作の場合に用いられるものと同じ駆動
機構が用いられる。
弧である場合の測定動作を示す図であり、Cは基準線の
始点を示す。図3に示す測定動作では、指令値S
(x)、S(y)がXYステージ3を間歇的に移動さ
せ、かつ、指令値v(x)、v(y)が探針5を間歇的
に移動させる指令であったが、図4に示す測定動作で
は、指令値S(x)、S(y)はXステージ1およびY
ステージ2を一定の低速で連続して同時に移動させる指
令であり、指令値v(x、)v(y)も探針5を連続し
て往復動させる指令である。このような指令により、探
針5は図示の軌跡12を描くこととなり、図2に示す場
合と同様の効果を奏する。なお、この場合の駆動機構も
図4に示す測定動作の場合に用いられるものと同じ駆動
機構が用いられる。
【0021】ここで、本実施例の基準線追従の動作を説
明する。図6は図1に示す走査型プローブ顕微鏡を駆動
する前述のコントローラのブロック図である。この図
で、図1に示す部分と同一部分には同一符号が付してあ
る。15はコントローラを示し、微動用コントローラ1
5aおよびXYステージコントローラ15bで構成され
ている。XYステージコントローラ15bには、XYス
テージ3が描くべき基準線の関数f(x、y)が予め入
力される。このようなコントローラ15の動作を図7お
よび図8を参照しながら説明する。
明する。図6は図1に示す走査型プローブ顕微鏡を駆動
する前述のコントローラのブロック図である。この図
で、図1に示す部分と同一部分には同一符号が付してあ
る。15はコントローラを示し、微動用コントローラ1
5aおよびXYステージコントローラ15bで構成され
ている。XYステージコントローラ15bには、XYス
テージ3が描くべき基準線の関数f(x、y)が予め入
力される。このようなコントローラ15の動作を図7お
よび図8を参照しながら説明する。
【0022】図7は試料上の基準線となる部分の一部の
拡大斜視図、図8は図7に示す試料の測定像を示す図で
ある。図7で4は試料、40は試料4の表面を示す。4
1は表面40に同一幅で形成された計測対象のV字型の
溝であり、関数f(x、y)で表される基準線に沿って
形成されている。以下、上記の溝41を、図3に示す場
合と同じく間歇的駆動により測定する場合の動作を説明
する。
拡大斜視図、図8は図7に示す試料の測定像を示す図で
ある。図7で4は試料、40は試料4の表面を示す。4
1は表面40に同一幅で形成された計測対象のV字型の
溝であり、関数f(x、y)で表される基準線に沿って
形成されている。以下、上記の溝41を、図3に示す場
合と同じく間歇的駆動により測定する場合の動作を説明
する。
【0023】図3に示す場合と同じく、始点の位置決め
がなされ、探針5が駆動され、XYステージ3が最初に
微小距離Δiだけ移動した後、微動用コントローラ15
aは探針5を図7に示すように速度ベクトルv1 (x
y)で駆動する。この速度ベクトルv1 (xy)は、X
Yステージ3を上記の微小距離Δiだけ移動したときに
XYステージコントローラ15bから出力される速度ベ
クトルS(xy)に基づいて、微動用コントローラ15
aで演算される。この演算された速度ベクトルv1 (x
y)に従って探針5を駆動させるため、微動機構6は図
7にベクトル図で示すように、速度ベクトルの指令値v
1 (x)、v1 (y)を出力する。
がなされ、探針5が駆動され、XYステージ3が最初に
微小距離Δiだけ移動した後、微動用コントローラ15
aは探針5を図7に示すように速度ベクトルv1 (x
y)で駆動する。この速度ベクトルv1 (xy)は、X
Yステージ3を上記の微小距離Δiだけ移動したときに
XYステージコントローラ15bから出力される速度ベ
クトルS(xy)に基づいて、微動用コントローラ15
aで演算される。この演算された速度ベクトルv1 (x
y)に従って探針5を駆動させるため、微動機構6は図
7にベクトル図で示すように、速度ベクトルの指令値v
1 (x)、v1 (y)を出力する。
【0024】この指令値v1 (x)、v1 (y)に従う
探針5の移動中、検出器8の検出値は微動用コントロー
ラ15aに入力され、これに応じた指令値v(z)が出
力されて測定像が得られる。この測定像が図8の符号4
0J1 、41J1 で示されている。40J1 は試料4の
表面40の測定像、41J1 は溝41の測定像である。
なお、K1 は測定像の特徴点、この場合溝41の開始点
を示す。一方、XYステージコントローラ15bも検出
器8の検出値を入力して測定像を得る。なお、この測定
像は微動機構6で得られる測定像を入力してもよい。
探針5の移動中、検出器8の検出値は微動用コントロー
ラ15aに入力され、これに応じた指令値v(z)が出
力されて測定像が得られる。この測定像が図8の符号4
0J1 、41J1 で示されている。40J1 は試料4の
表面40の測定像、41J1 は溝41の測定像である。
なお、K1 は測定像の特徴点、この場合溝41の開始点
を示す。一方、XYステージコントローラ15bも検出
器8の検出値を入力して測定像を得る。なお、この測定
像は微動機構6で得られる測定像を入力してもよい。
【0025】次に、XYステージコントローラ15bは
関数f(x、y)に沿う微小距離Δiの移動を行うた
め、関数f(x、y)に基づいて図8に破線で示す速度
ベクトルS1 (xy)を演算し、これに従ってXYステ
ージ3を駆動する指令値S(x)、S(y)を出力す
る。この指令値に従ってXYステージ3が移動した後停
止する。次いで、上記と同様にして、探針5が微動用コ
ントローラ15aの指令値により、図7に示すように速
度ベクトルv2 (xy)で移動し、図8に示す表面測定
像40J2 と溝の測定像41J2 を得る。
関数f(x、y)に沿う微小距離Δiの移動を行うた
め、関数f(x、y)に基づいて図8に破線で示す速度
ベクトルS1 (xy)を演算し、これに従ってXYステ
ージ3を駆動する指令値S(x)、S(y)を出力す
る。この指令値に従ってXYステージ3が移動した後停
止する。次いで、上記と同様にして、探針5が微動用コ
ントローラ15aの指令値により、図7に示すように速
度ベクトルv2 (xy)で移動し、図8に示す表面測定
像40J2 と溝の測定像41J2 を得る。
【0026】ここで、XYステージコントローラ15b
は、前回の測定像、今回の測定像および前回演算した速
度ベクトルS1 (xy)に基づいて、当該速度ベクトル
S1(xy)の先端と今回の測定像における特徴点K2
との「ずれ」のベクトル(誤差ベクトル)を演算する。
もし、XYステージ3の微小距離Δiの移動が正確に関
数f(x、y)に沿うものであれば、最初の測定像の特
徴点K1 からの速度ベクトルS1 (xy)の先端と次の
測定像の特徴点K2 とは一致するはずである。しかし、
図8に示す例の場合、両者には誤差ベクトルδS1 (x
y)が生じている。そこで、XYステージコントローラ
15bは当該誤差ベクトルδS1 (xy)を演算し、こ
の誤差分を補正して、図8に示すように、次の微小距離
Δiの移動のための速度ベクトルS2 (xy)《=S1
(xy)+δS1 (xy)》の演算を行い、これに応じ
た指令値S(x)、S(y)を出力する。以下、同様の
処理が繰り返され、XYステージ3は正確に与えられた
関数f(x、y)に沿って移動してゆくことになる。
は、前回の測定像、今回の測定像および前回演算した速
度ベクトルS1 (xy)に基づいて、当該速度ベクトル
S1(xy)の先端と今回の測定像における特徴点K2
との「ずれ」のベクトル(誤差ベクトル)を演算する。
もし、XYステージ3の微小距離Δiの移動が正確に関
数f(x、y)に沿うものであれば、最初の測定像の特
徴点K1 からの速度ベクトルS1 (xy)の先端と次の
測定像の特徴点K2 とは一致するはずである。しかし、
図8に示す例の場合、両者には誤差ベクトルδS1 (x
y)が生じている。そこで、XYステージコントローラ
15bは当該誤差ベクトルδS1 (xy)を演算し、こ
の誤差分を補正して、図8に示すように、次の微小距離
Δiの移動のための速度ベクトルS2 (xy)《=S1
(xy)+δS1 (xy)》の演算を行い、これに応じ
た指令値S(x)、S(y)を出力する。以下、同様の
処理が繰り返され、XYステージ3は正確に与えられた
関数f(x、y)に沿って移動してゆくことになる。
【0027】このように、本実施例では、測定対象領域
に沿う基準線の軌跡に沿ってXYステージを移動させ、
その移動中に探針を当該基準線を横切るように往復動さ
せて測定を行うようにし、XYステージの移動を測定像
に基づいて修正するようにしたので、XYステージを基
準線に沿って自動的に、かつ、正確に移動させることが
できる。
に沿う基準線の軌跡に沿ってXYステージを移動させ、
その移動中に探針を当該基準線を横切るように往復動さ
せて測定を行うようにし、XYステージの移動を測定像
に基づいて修正するようにしたので、XYステージを基
準線に沿って自動的に、かつ、正確に移動させることが
できる。
【0028】図9は本発明の他の実施例に係る基準線の
自動追従手段を説明する説明図である。この図で、20
は半導体パターンの表面の一部を示す。21、22はそ
れぞれ半導体パターン20の回路素子、23は各回路素
子21、22を接続する導体部(基準線に相当する)で
ある。この導体部23は図10に示すように、表面から
突出した台形に形成され、角部(特徴点)Pを有する。
なお、本実施例でも、図6に示すコントローラに相当す
るコントローラが備えられているが、その図示は省略す
る。
自動追従手段を説明する説明図である。この図で、20
は半導体パターンの表面の一部を示す。21、22はそ
れぞれ半導体パターン20の回路素子、23は各回路素
子21、22を接続する導体部(基準線に相当する)で
ある。この導体部23は図10に示すように、表面から
突出した台形に形成され、角部(特徴点)Pを有する。
なお、本実施例でも、図6に示すコントローラに相当す
るコントローラが備えられているが、その図示は省略す
る。
【0029】ここで、回路素子21を測定し、これに続
いて回路素子22を測定する場合の手段を説明する。回
路素子21の測定を終了した段階で、導体部23の位置
および方向は判っている。そこで、XYステージコント
ローラは導体部23の伸長方向(基準線の方向)に対し
て所定の角度でXYステージ3を移動させる。この移動
の軌跡が図9に破線25で示されている。この移動の
間、探針5による導体部23の表面形状の測定が行われ
る。このような移動および測定動作の継続により、探針
5は導体部23の特徴点P26に到達し、これを検出す
る。
いて回路素子22を測定する場合の手段を説明する。回
路素子21の測定を終了した段階で、導体部23の位置
および方向は判っている。そこで、XYステージコント
ローラは導体部23の伸長方向(基準線の方向)に対し
て所定の角度でXYステージ3を移動させる。この移動
の軌跡が図9に破線25で示されている。この移動の
間、探針5による導体部23の表面形状の測定が行われ
る。このような移動および測定動作の継続により、探針
5は導体部23の特徴点P26に到達し、これを検出す
る。
【0030】特徴点P26が検出されると、さきの実施例
と同一の手段により、又は、導体部23の伸長方向にX
Yステージ3を移動させながら、測定を行い、特徴点P
26に続く1又は2以上の特徴点を検出し、それらを結ぶ
直線を求める。この直線が図9に符号26で示されてい
る。次いで、XYステージコントローラはこの直線26
に対する特徴点P26における軌跡25の入射角θを演算
し、今度は直線26に対する軌跡25の反射方向(反射
角θ)へXYステージ3を移動させる。この移動の軌跡
が図9に破線27で示されている。
と同一の手段により、又は、導体部23の伸長方向にX
Yステージ3を移動させながら、測定を行い、特徴点P
26に続く1又は2以上の特徴点を検出し、それらを結ぶ
直線を求める。この直線が図9に符号26で示されてい
る。次いで、XYステージコントローラはこの直線26
に対する特徴点P26における軌跡25の入射角θを演算
し、今度は直線26に対する軌跡25の反射方向(反射
角θ)へXYステージ3を移動させる。この移動の軌跡
が図9に破線27で示されている。
【0031】以上の動作の繰り返しにより、XYステー
ジ3を導体部23に沿って自動的、かつ、確実に追従さ
せることができ、探針5を自動的に回路素子22に対向
させることができ、回路素子23の測定が実施される。
ジ3を導体部23に沿って自動的、かつ、確実に追従さ
せることができ、探針5を自動的に回路素子22に対向
させることができ、回路素子23の測定が実施される。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、XYス
テージを所定の基準線に沿って移動させ、順次測定によ
り特徴点を検出し、隣接する特徴点に基づいて前記移動
の誤差を修正するようにしたので、又は、XYステージ
を基準線に沿って所定の角度で移動させて測定により特
徴点を検出し、特徴点を検出したときそれまでの移動方
向の反射方向に移動方向を変え、このような動作を繰り
返すようにしたので、XYステージを基準線に沿って自
動的、かつ、確実に追従させることができる。
テージを所定の基準線に沿って移動させ、順次測定によ
り特徴点を検出し、隣接する特徴点に基づいて前記移動
の誤差を修正するようにしたので、又は、XYステージ
を基準線に沿って所定の角度で移動させて測定により特
徴点を検出し、特徴点を検出したときそれまでの移動方
向の反射方向に移動方向を変え、このような動作を繰り
返すようにしたので、XYステージを基準線に沿って自
動的、かつ、確実に追従させることができる。
【図1】本発明の実施例に係る走査型プローブ顕微鏡の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示す走査型プローブ顕微鏡の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図3】図1に示す走査型プローブ顕微鏡の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図4】図1に示す走査型プローブ顕微鏡の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図5】図1に示す走査型プローブ顕微鏡の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図6】図1に示す走査型プローブ顕微鏡の測定動作を
制御するコントローラのブロック図である。
制御するコントローラのブロック図である。
【図7】試料上の基準線の一部の拡大斜視図である。
【図8】図7に示す試料の測定像を示す図である。
【図9】半導体パターンの一部の平面図である。
【図10】図9に示す線X−Xに沿う断面図である。
【図11】従来の走査型プローブ顕微鏡の側面図であ
る。
る。
【図12】図11に示す微動機構の斜視図である。
3 XYステージ 4 試料 5 探針 6 微動機構 8 検出器 v(x)、v(y)、v(z)、S(x)、S(y)
指令値
指令値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−66127(JP,A) 特開 平3−231108(JP,A) 特開 昭63−220305(JP,A) 特開 昭57−79404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 5/00 - 7/34 102 G01N 13/10 - 13/24 G01N 37/00 H01J 37/28
Claims (5)
- 【請求項1】 試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージと、前記試料と対向する探針と、この探針
をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させる微動機構と、
この微動機構のZ軸方向の移動に基づいて前記試料表面
の情報を得る計測部とを備えた走査型プローブ顕微鏡装
置において、前記XYステージを所定の基準線に沿って
移動させるための移動ベクトルを演算する第1の演算手
段と、この第1の演算手段の演算結果に応じて前記XY
ステージが移動するとき前記微動機構を前記探針が前記
基準線を横切る方向に移動させる微動機構駆動手段と、
この微動機構駆動手段の駆動により得られた隣接する測
定値の特徴点間の誤差ベクトルを演算する第2の演算手
段と、この第2の演算手段で演算された誤差ベクトルで
前記第1の演算手段の演算値を補正する補正手段とを設
けたことを特徴とする走査型プローブ顕微鏡装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記微動機構駆動手
段は、前記探針を前記基準線と直交する方向に駆動させ
ることを特徴とする走査型プローブ顕微鏡装置。 - 【請求項3】 試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージと、前記試料と対向する探針と、この探針
をX軸、Y軸およびZ軸方向に移動させる微動機構と、
この微動機構のZ軸方向の移動に基づいて前記試料表面
の情報を得る計測部とを備えた走査型プローブ顕微鏡装
置において、前記XYステージを所定の基準線に対して
所定の角度方向に移動させその移動中に前記探針により
測定を行う測定手段と、この測定手段による測定値に特
徴点が生じたとき特徴点の連続より成る線を所定長さ探
索する探索手段と、この探索手段によって得られた前記
線に対する前記特徴点発生個所における前記XYステー
ジの移動方向の反射方向へ当該XYステージを移動させ
る反射方向移動手段とを設けたことを特徴とする走査型
プローブ顕微鏡装置。 - 【請求項4】 試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージに載置し、前記試料に探針を対向させて配
置し、この探針をX軸、Y軸およびこのX軸およびY軸
に直交するZ軸方向に移動させる微動機構によって、前
記試料の表面の情報を得る走査型プローブ顕微鏡装置を
用い、前記XYステージを移動させるための所定の基準
線を関数f(x、y)として定め、前記XYステージが
前記基準線に沿って移動するように移動ベクトルを演算
し、この演算結果に基づいて前記XYステージを移動さ
せながら前記微動機構によって前記探針をZ軸方向に移
動させるとともにX軸および/またはYじくを前記基準
線に対し横切るように移動させて前記試料表面の測定を
行い、その測定の結果得られた測定値の特徴点を検出し
隣接する他の特徴点間の誤差を演算し、この演算された
誤差に基づいて前記移動ベクトルを補正することを特徴
とする測定方法。 - 【請求項5】 試料をX軸およびY軸方向に移動させる
XYステージに載置し、前記試料に探針を対向させて配
置し、少なくともこの探針をX軸およびY軸に直交する
Z軸方向に移動させる微動機構によって、前記試料の表
面の情報を得る走査型プローブ顕微鏡装置を用い、前記
XYステージを移動させるための所定の基準線を定め、
前記XYステージを前記基準線に対して所定の角度方向
に傾けて移動させながら前記微動機構をZ軸方向に移動
させて前記試料表面を測定し、その測定から得られた測
定値の特徴点を検出したとき前記XYステージを前記基
準線に沿って所定の長さだけ移動させ前記特徴点の連続
線を見出し、この特徴点の連続線を得た後前記XYステ
ージをそれまで前記基準線に対し所定の角度方向に傾け
て移動してきた方向に対し反射方向に傾けて移動させて
測定を繰り返し行うことを特徴とする測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05096137A JP3137799B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05096137A JP3137799B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307849A JPH06307849A (ja) | 1994-11-04 |
| JP3137799B2 true JP3137799B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=14157007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05096137A Expired - Fee Related JP3137799B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3137799B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP05096137A patent/JP3137799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06307849A (ja) | 1994-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4328553A (en) | Method and apparatus for targetless wafer alignment | |
| EP0497288B1 (en) | Probe scanning system | |
| JP5690941B2 (ja) | 表面走査座標測定装置の制御方法及び制御装置 | |
| US6643944B2 (en) | Touch signal probe and signal processing apparatus and signal processing method of the same | |
| US6917699B2 (en) | Image processing method, an image processing device and a bonding apparatus | |
| US20020097904A1 (en) | Method and apparatus for measuring angular rotation of an object | |
| JP3137799B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 | |
| JP3137796B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡装置およびこれを用いた測定方法 | |
| US7053369B1 (en) | Scan data collection for better overall data accuracy | |
| JPH04212001A (ja) | 走査型トンネル顕微鏡 | |
| JP4085031B2 (ja) | 形状測定装置及びその制御方法 | |
| JP3423980B2 (ja) | 変位測定装置および変位測定方法 | |
| JP3299359B2 (ja) | 傾斜角位置決め装置 | |
| JPH0926427A (ja) | 位置決め装置、およびこれを用いたメディア移動型メモリ装置 | |
| JP3372335B2 (ja) | 情報ディスクの形状測定方法及び装置 | |
| JP2000298011A (ja) | 形状測定方法および装置 | |
| JPH0796491A (ja) | ロボットの制御装置 | |
| JPH06258073A (ja) | プローブ顕微鏡装置 | |
| JPH06194115A (ja) | 走査型トンネル顕微鏡およびその測定方法 | |
| JP5064725B2 (ja) | 形状測定方法 | |
| JPS6347601A (ja) | スキヤニングキヤパシタンスマイクロスコピ− | |
| JP2565392B2 (ja) | 走査型トンネル顕微鏡の測定方法 | |
| JPH0886640A (ja) | 形状測定方法及び装置 | |
| JP3473937B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡とその走査方法 | |
| JPH04318404A (ja) | 走査型顕微鏡及びその探針制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |