JP3141226B2 - 炉心流量制御システム - Google Patents
炉心流量制御システムInfo
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Description
性モーメントの大きい交流発電機を有する流体継手つき
MGセットに接続された慣性モーメントの小さいポンプ
によって流量制御を行なう炉心流量制御システムに関す
る。
トのうち、ポンプ速度制御性の向上を図りつつ、外部電
源系統の外乱による影響を極力小さくする観点で、炉心
圧力容器内の冷却材再循環用に10台のインターナルポ
ンプを設け、インターナルポンプの電源装置および制御
装置として機械的に接続された交流電動機と流体継手と
交流発電機で構成される可変周波数電源装置(以後、流
体継手つきMGセットと称する。)を2台適用するのが
最適とされている。この場合、流体継手つきMGセット
の交流電動機は、外部電源から電力が供給され、起動後
は一定速度で回転し、流体継手を介して機械的に接続さ
れた交流発電機にトルクを伝達する。1台の交流発電機
には5台のインターナルポンプが接続され、交流発電機
から各ポンプに対して電力を供給している。ここで、流
体継手内の油量は調整可能であり、この油量を調整する
ことによって、交流電動機から交流発電機に伝達するト
ルクを変更して交流発電機速度およびそれに接続される
各インターナルポンプ速度を制御し、炉心流量の制御を
行なう。こうした構成をとった場合、交流電動機から交
流発電機に伝達されるトルクを最小限にする目的で、可
能な限りすくい管を引き抜き、最低位置とした状態で交
流電動機を起動し、交流発電機速度が十分低い10%速
度で界磁遮断器を投入して、交流発電機に接続されたイ
ンターナルポンプを起動することが行なわれる。しか
し、すくい管が流体継手内の油量をすくい管位置相当に
調整できるのは、流体継手が十分に回転を開始した後で
あり、回転開始直後は、すくい管による油のすくい取り
が十分に機能しないため、すくい管位置に対して油の量
が相対的に多い状態になる。従って、交流発電機には、
すくい管位置相当よりも大きな値のトルクが伝達され、
交流発電機速度は高い状態で起動されることになる。一
方、流体継手つきMGセットによってインターナルポン
プの速度制御を行う場合、自動電圧調整装置(AVR)
を用いて、速度制御系を構成し、従来では、交流発電機
電圧と交流発電機周波数(速度と等価の意味で使用)の
比(V/f)を常時一定とする制御を実施している。そ
のため、交流発電機速度が高い状態で起動されると、交
流発電機速度の変化に対して交流発電機電圧は比例して
高い状態に変化し、交流発電機電圧によって制御される
インターナルポンプの速度は、起動とほぼ同時に交流発
電機速度まで急激に上昇してしまうことになる。この結
果、炉心流量が急増し、中性子束のオーバーシュートを
招き、計器誤差およびノイズを考慮すると、中性子束高
警報が発生する確率は極めて高く、中性子束高スクラム
に対する余裕も十分であるとは言えず、良好なインター
ナルポンプ起動特性が確保できない、という問題点があ
る。
ターナルポンプ起動時の中性子束オーバーシュートを抑
制し、中性子束高スクラムに対する余裕を十分に確保す
ると共に、良好なインターナルポンプ起動特性を有する
炉心流量制御システムを提供することにある。
に、駆動電動機と流体継手と交流発電機とを有する可変
周波数電源装置と、原子炉内に設置され、交流発電機に
より駆動されるインターナルポンプと、交流発電機の電
圧/周波数制御を行う制御装置からなる炉心流量制御シ
ステムであって、 制御装置は、可変周波数電源装置の起
動時に用いる電圧/周波数変換定数と、定常運転時に用
いる電圧/周波数変換定数を有する。 ここで、可変周波
数電源装置の起動時には、定常運転時に用いる電圧/周
波数変換定数から起動時に用いる電圧/周波数変換定数
に切り替え、予め設定した所定時間後には、定常運転時
に用いる電圧/周波数変換定数に再び切り替える。 ここ
で、可変周波数電源装置の起動時には、定常運転時に用
いる電圧/周波数変換定数から起動時に用いる電圧/周
波数変換定数に切り替え、インターナルポンプが最低速
度まで昇速した時には、定常運転時に用いる電圧/周波
数変換定数に再び切り替える。 ここで、制御装置は、電
圧/周波数変換定数として時間を関数にして起動時に用
いる電圧/周波数変換定数から定常運転時に用いる電圧
/周波数変換定数に変化する可変定数を有し、可変周波
数電源装置の起動時から定常運転時に至るまでの間、可
変定数に切り替える。 ここで、制御装置は、定常運転時
に用いる電圧/周波数変換定数を緩やかに変化させる変
化率制限手段を備え、可変周波数電源装置の起動時から
定常運転時に至るまでの間、電圧/周波数変換定数とし
て変化率制限手段が出力する可変定数に切り替える。 ま
た、可変周波数電源装置の起動時に、交流発電機の界磁
回路にインターナルポンプに伝達されるトルクを小さく
する抵抗を設ける。 また、可変周波数電源装置に交流励
磁機を設け、可変周波数電源装置の起動時に、交流励磁
機の界磁回路にインターナルポンプに伝達されるトルク
を小さくする抵抗を設ける。 また、制御装置は、可変周
波数電源装置の起動時には、定常運転時に比べて周 波数
変化に対する電圧変化を小さくする。
運転時で、自動電圧調整装置(AVR)内の電圧/周波
数(V/f)変換定数を変えることによって、インター
ナルポンプ起動時の速度上昇を抑制し、炉心流量の変動
幅を小さくすることが可能になるため、中性子束上昇オ
ーバーシュートを抑制し、安定な原子炉の運転ができ
る。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す炉心流量制
御システムである。図1において、原子炉11の炉心圧
力容器下部には、10個のインターナルポンプ16a〜
16jが同一円周上に設けられている(図1には、流体
継手つきMGセット1台、インターナルポンプ5台のみ
示す。)。交流電動機3は、一次側(固定子)が遮断器
2を介して電源1に接続され、二次側(回転子)が可変
速装置である流体継手4を介して交流発電機5に機械的
に連結される。流体継手4は、流体継手内の油量の調整
が可能であり、この油量を調整することによって、交流
電動機3から交流発電機5に伝達されるトルクを変更し
て交流発電機速度を制御する。交流発電機5は、界磁巻
線9が界磁遮断器8と整流用ダイオード7を介して交流
励磁機6に接続され、また、遮断器13および14a〜
14eを介し、インターナルポンプ16a〜16eに機
械的に直結するモータ15a〜15eに接続され、モー
タ15a〜15eに電力を供給してインターナルポンプ
速度を制御する。ここで、可変周波数電源装置(流体継
手つきMGセット)は、交流電動機3、流体継手4、交
流発電機5から構成される。交流励磁機6は、交流電動
機3に直結され、その界磁巻線23が励磁用変圧器2
2、サイリスタ25を介して交流発電機5に接続され、
交流発電機5から電力の一部の供給を受ける。自動電圧
調整器(AVR)100は、計器用変圧器21を介して
交流発電機5に、また、交流発電機5の回転数をパルス
で検出する検出器10に接続され、交流発電機5の出力
電圧を計器用変圧器21を介して計測した電圧信号26
と交流発電機5の回転数を検出器10を介して検出した
周波数信号12を入力し、一方、ダイオード24を介し
てサイリスタ25のゲートに接続され、所定の発電機電
圧を得るのに見合った点弧角のパルス信号27をサイリ
スタ25のゲートに出力する。
整器100の詳細を示す。自動電圧調整器100は、V
/f変換器200、電圧変換器101、加算器102、
電圧変換器103、パルス信号演算器104から構成す
る。交流発電機5の回転数として検出した周波数信号1
2はV/f変換器200により電圧に変換され、一方、
交流発電機5の出力電圧として検出した電圧信号26は
電圧変換器101により変換され、加算器102におい
て変換された両電圧を加算し、加算した信号がパルス信
号演算器104に入力される。パルス信号演算器104
では、加算器102からの信号と、電圧信号26を電圧
変換器103により変換した信号から、交流発電機5の
発電電圧を適切な値とするために、交流励磁機6の界磁
巻線23を励磁する必要な励磁電流を演算し、サイリス
タ25を点弧するパルス信号27を出力する。
の詳細な一実施例を示す。図3において、周波数信号1
2は、V/f変換定数(K)201が乗じられて加算器
102に出力される。V/f変換定数(K)201の値
は、スイッチ213〜215を入/切することによっ
て、定数(K1)202、定数(K0)203、可変定数
(Kv)204が適切に設定される。ここで、定数(K
1)202は通常運転時は定格周波数と定格電圧の比が
1:1となる定数、定数(K0)203は起動時の周波
数変化に対して電圧変化を小さくする定数、可変定数
(Kv)204は起動時の定数(K0)から通常時の定
数(K1)まで時間T(秒)とともに変化する可変定数
である。スイッチ213〜215は、ポンプ起動指令信
号28、ポンプ昇速完了信号29によって、OR回路2
05、211、AND回路209、タイマー210、ワ
イプアウト回路206、207、212からなる論理回
路を介して、入/切される。
場合の、インターナルポンプ16a〜16eの起動方法
を説明する。まず、流体継手つきMGセットの起動時に
は、起動要求信号28により交流電動機3の遮断器2を
閉とする。同時に起動要求信号28を自動電圧調整器1
00中のV/f変換器200に入力する。遮断器2が閉
になると、交流電動機3は起動し、一定の時間をかけて
定格回転数に達する。流体継手4が交流電動機3の回転
トルクを交流発電機5に伝え、交流発電機5も起動し、
交流電動機3の回転数に追従して駆動される。交流発電
機5の回転数が所定の値(比較的低回転数)になった
時、界磁遮断器8を閉にして、交流励磁機6から交流発
電機5の界磁巻線9に励磁電流を供給する。交流発電機
5は電力を発生し、この電力をモータ15a〜15eに
供給してインターナルポンプ16a〜16eを起動す
る。同時に、自動電圧調整器(AVR)100には、交
流発電機5の発電電圧を電圧信号26として、また、交
流発電機5の回転数を周波数信号12として入力され
る。自動電圧調整器(AVR)100中のV/f変換器
200には起動要求信号28が入力れることから、OR
回路205の条件が成立し、スイッチ214が入とな
り、一方、ワイプアウト回路212(B)によりスイッ
チ215が切となる。ここで、V/f変換定数(K)2
01の値は、通常運転時の定数(K1)202から起動
時の周波数変化に対して電圧変化を小さくする定数(K
0)203が設定されることになる。これは、起動時の
周波数変化幅に対する電圧変化幅は、通常時の変化幅に
比べて一定値だけ小さくなることを意味する。周波数信
号12は、この定数(K0)203が乗じられて、電圧
に変換され、加算器102に出力される。加算器102
では、このV/f変換器200により変換された電圧
と、電圧信号26を電圧変換器101により変換した電
圧とを加算する。パルス信号演算器104は、この加算
結果と電圧変換器103により変換された電圧に基づい
て、通常時の点呼角に比べて、小さい点呼角のパルス信
号27を出力する。そのため、サイリスタ25から交流
励磁機6の界磁巻線23に流れる励磁電流は抑制され、
交流発電機5の回転数に対して、交流発電機5の発電電
圧が抑えられ、インターナルポンプ16a〜16eの回
転数は緩やかになる。このように、流体継手つきMGセ
ットの起動時には、起動時の定数(K0)203を使用
することにより、交流発電機5の回転数に対して、交流
発電機5の発電電圧が低く抑えられるので、インターナ
ルポンプ16a〜16eの回転数は緩やかになり、従来
の流体継手つきMGセットのように、インターナルポン
プ速度が交流電動機の起動とほぼ同時に交流発電機速度
まで急激に上昇してしまうという問題を解消することが
できる。
eが起動時に緩やかに回転し、最低ポンプ速度(20パ
ーセント)まで昇速すると、ポンプ昇速完了信号29が
発せられる。ポンプ昇速完了信号29が自動電圧調整器
100中のV/f変換器200に入力されると、スイッ
チ214の入(A)とのAND条件209が成立する。
この結果、ワイプアウト回路206によりスイッチ21
4が切られると同時に、スイッチ213が入になり、V
/f変換定数(K)201には、起動時の定数(K0)
203の代わりに、起動時の定数(K0)から通常時の
定数(K1)まで、可変定数(Kv)204が変化を開
始した時点を基準に時間T(秒)で緩やかに変化する可
変定数(Kv)204が設定されることになる。さら
に、ポンプ昇速完了信号29の発生後、T(秒)を経過
し、可変定数(Kv)204の値が通常時の定数
(K1)になると、タイマー210から信号が出力さ
れ、OR回路211が成立する。この結果、ワイプアウ
ト回路207によりスイッチ213は切、スイッチ21
5は入となり、V/f変換定数(K)201には、可変
定数(Kv)204の代わりに通常時の定数(K1)2
02が設定される。このように、インターナルポンプ1
6a〜16eが起動してから最低ポンプ速度に達した
後、つまりポンプ昇速完了後は、可変定数(Kv)20
4を使用することにより、周波数に対する電圧の比(V
/f)を起動時の値から通常時の値に緩やかに変更する
ことが可能になり、この結果、交流発電機周波数のステ
ップ的な変動がなく、通常時の制御を開始することがで
きる。
式による場合のインターナルプンプ起動時の特性を示
す。図中の実線が本発明による場合、点線が従来方式に
よる場合である。従来方式による場合、界磁遮断器8の
投入直後、(a)図のように、インターナルポンプ16
の速度は直ちに交流発電機5の速度まで上昇してしま
う。この結果、(b)図のように、炉心流量が急激に上
昇し、(c)図のように、中性子束オーバーシュートも
大きく、中性子速最高値は約100パーセントに到達し
て、スクラム設定値に対する余裕は小さくなってしま
う。これに対して、本実施例を適用すれば、遮断器2の
投入と同時(図4中の時間0秒)にV/f変換器200
中のV/f変換定数(K)201の値を起動時用の周波
数変化に対して電圧の変化を小さくする定数(K0)2
03としているため、従来方式のように起動時でも通常
時の定数(K1)202を使う場合に比べて、(a)図
のように、インターナルポンプ周波数(すなわち、速
度)の立ち上がりが緩やかになる。この結果、(b)図
のように、炉心流量の上昇も緩やかになるため、(c)
図のように、中性子束の最高値もスクラム設定値に対し
て十分な余裕のある値となる。
の詳細な他の実施例を示す。図5において、図3と異な
るところは、スイッチ213〜215がポンプ起動指令
信号のみによって、OR回路205、タイマー209、
210、ワイプアウト回路206、207、208から
なる論理回路を介して、入/切される点である。その他
は、図3と同様であり、説明を省略する。V/f変換器
200に起動指令信号28が入力されると、ワイプアウ
ト回路208(B)によりスイッチ215が切となると
同時に、OR回路205が成立し、スイッチ214が入
となる。この結果、V/f変換定数(K)201には、
通常運転時の定数(K1)202の代わりに起動時の定
数(K0)203が設定される。また、起動指令信号2
8は、インターナルポンプが最低ポンプ速度まで昇速完
了するのに十分な時間T1(秒)が設定されたタイマー
209に入力される。タイマー209は、起動指令信号
28の入力後T1(秒)を経過した後、信号を出力し、
スイッチ213を入とすると同時に、ワイプアウト回路
206によりスイッチ214を切にする。この結果、V
/f変換定数(K)201には、起動時の定数(K0)
203に代わり可変定数(Kv)204が設定される。
さらに、タイマー209からの出力信号は、可変定数
(Kv)204と可変定数(Kv)204内に設定され
た関数の時間T(秒)と同一の時間T(秒)を設定値と
するタイマー210に入力される。このため、タイマー
210に信号が入力されてからT(秒)後にタイマー2
10から信号が出力され、スイッチ215を入にすると
同時に、ワイプアウト回路207によりスイッチ213
を切にする。この結果、V/f変換定数(K)201の
設定は、可変定数(Kv)204から通常運転時の定数
(K1)202に切り替わる。本実施例は、図3の実施
例に比して構成が簡単になり、また、図3の実施例と同
様の図4に示す効果が得られる。
の詳細な他の実施例を示す。図6において、V/f変換
器200は、V/f変換定数(K)201の値を常時記
録するメモリ216、加算器225、加算器225から
の偏差を入力し、スイッチ221、222を入/切する
モニタ217、通常時の定数(K1)202を入力し、
V/f変換定数(K)201の値を通常時の定数
(K1)の値まで緩やかに変化させる変化率制限器21
8を有する。周波数信号12は、V/f変換定数(K)
201が乗じられて加算器102に出力される。V/f
変換定数(K)201の値は、スイッチ223〜224
を入/切することによって、定数(K0)203、定数
(K1)202が適切に設定される。スイッチ223〜
224は、ポンプ起動指令信号28、ポンプ昇速完了信
号29によって、OR回路219を介して、入/切され
る。
を適用した場合の、インターナルポンプ16a〜16e
の起動方法を説明する。まず、流体継手つきMGセット
の起動時には、起動要求信号28により交流電動機3の
遮断器2を閉とする。同時に起動要求信号28を自動電
圧調整器100中のV/f変換器200に入力する。遮
断器2が閉になると、交流電動機3は起動し、一定の時
間をかけて定格回転数に達する。流体継手4が交流電動
機3の回転トルクを交流発電機5に伝え、交流発電機5
も起動し、交流電動機3の回転数に追従して駆動され
る。交流発電機5の回転数が所定の値(比較的低回転
数)になった時、界磁遮断器8を閉にして、交流励磁機
6から交流発電機5の界磁巻線9に励磁電流を供給す
る。交流発電機5は電力を発生し、この電力をモータ1
5a〜15eに供給してインターナルポンプ16a〜1
6eを起動する。同時に、自動電圧調整器(AVR)1
00には、交流発電機5の発電電圧を電圧信号26とし
て、また、交流発電機5の回転数を周波数信号12とし
て入力される。自動電圧調整器(AVR)100中のV
/f変換器200には起動要求信号28が入力れること
から、OR回路219の条件が成立し、スイッチ223
が入となり、同時にスイッチ224が切となる。ここ
で、V/f変換定数(K)201の値は、通常運転時の
定数(K1)202から起動時の周波数変化に対して電
圧変化を小さくする定数(K0)203が設定されるこ
とになる。これは、起動時の周波数変化幅に対する電圧
変化幅は、通常時の変化幅に比べて一定値だけ小さくな
ることを意味する。周波数信号12は、この定数
(K0)203が乗じられて、電圧に変換され、加算器
102に出力される。加算器102では、このV/f変
換器200により変換された電圧と、電圧信号26を電
圧変換器101により変換した電圧とを加算する。パル
ス信号演算器104は、この加算結果と電圧変換器10
3により変換された電圧に基づいて、通常時の点呼角に
比べて、小さい点呼角のパルス信号27を出力する。そ
のため、サイリスタ25から交流励磁機6の界磁巻線2
3に流れる励磁電流は抑制され、交流発電機5の回転数
に対して、交流発電機5の発電電圧が抑えられ、インタ
ーナルポンプ16a〜16eの回転数は緩やかになる。
eが起動時に緩やかに回転し、最低ポンプ速度(20パ
ーセント)まで昇速すると、ポンプ昇速完了信号29が
発せられる。ポンプ昇速完了信号29が自動電圧調整器
100中のV/f変換器200に入力されると、ワイプ
アウト回路220によりスイッチ223が切られると同
時に、スイッチ224が入となり、V/f変換定数
(K)201には、起動時の定数(K0)203の代わ
りに通常時の定数(K1)202が設定されることにな
る。一方、V/f変換定数(K)201の出口側に設け
たメモリ216には、V/f変換定数(K)201の値
を常時記録し、この記録した値と通常時の定数(K1)
202の値を加算器225で演算し、その偏差をモニタ
217に入力する。モニタ217は、入力信号の偏差が
ゼロになった時に信号を出力する。ポンプ昇速完了信号
29が成立し、スイッチ224が入となった直後は、V
/f変換定数(K)201の出力値は、起動時の定数
(K0)であり、通常時の定数(K1)との偏差は大き
い。このため、モニタ217からは信号(A)は出力さ
れず、スイッチ221は切、スイッチ222は入になっ
ている。従って、スイッチ224が入になったのち、通
常時の定数(K1)がV/f変換定数(K)201に入
力される場合、定数(K1)202は変化率制限器21
8を介して入力されるため、V/f変換定数(K)20
1の値は、緩やかに通常時の定数(K1)の値まで変化
することになる。こうして、V/f変換定数(K)20
1の値が通常時の定数(K1)まで変化すると、モニタ
217への入力信号はゼロになるため、モニタ217か
ら信号(A)が出力される。この結果、スイッチ222
が切となり、スイッチ221が入となる。このように、
インターナルポンプ16a〜16eが起動してから最低
ポンプ速度に達した後、つまりポンプ昇速完了後は、変
化率制限器218を介して起動時の定数(K0)から通
常時の定数(K1)に切り替えることにより、周波数に
対する電圧の比(V/f)を起動時の値から通常時の値
に緩やかに変更することが可能になり、この結果、交流
発電機周波数のステップ的な変動がなく、通常時の制御
を開始することができる。本実施例の場合も、図3の実
施例と同様に図4に示す効果が得られる。
説明した実施例は、自動電圧調整装置100内のV/f
変換器200におけるV/f変換定数(K)201の値
を適切に変更する制御を行うことにより、インターナル
ポンプ起動特性を改善する例について示した。本実施例
では、変換定数変更による効果と等価な効果を電気回路
によって得ることを特徴とする例を説明する。図7にお
いて、図1の実施例と異なるところは、界磁巻線9、界
磁遮断器8および整流用ダイオード7から構成される交
流発電機界磁回路に、起動時のみインターナルポンプへ
の伝達トルクを小さくするのに十分な抵抗34、切り替
えスイッチ32および33を設ける点である。その他
は、図1の実施例と同様であり、説明を省略する。イン
ターナルポンプ起動時に界磁遮断器8を投入する際、起
動指令信号28によりOR回路35を介してスイッチ3
2を閉とし、スイッチ33を開とする。この結果、起動
時に、交流発電機の界磁回路を流れる電流は抵抗34の
分だけ小さくなるため、交流発電機5からインターナル
ポンプモータ16に出力される電力は小さくなり、イン
ターナルポンプ16の速度を低く抑えることができる。
また、起動指令信号28は、インターナルポンプ16が
起動から最低ポンプ速度まで昇速完了するのに十分な時
間T(秒)を有するタイマー30に入力される。タイマ
ー30は時間T(秒)後にワイプアウト回路31に信号
を出力するため、この信号によりスイッチ32は開とな
り、スイッチ33が閉となる。この結果、抵抗34は交
流発電機界磁回路から除外され、界磁回路の電流は通常
運転時の値になる。本実施例は、図1の実施例と同様に
図4に示す効果が得られる。また、抵抗34、スイッチ
32およびスイッチ33をサイリスタ25と交流励磁機
6の界磁巻線23を結ぶ回路上に設けた場合でも本実施
例と同様の効果が期待できる。
インターナルポンプの起動時と通常運転時で、自動電圧
調整装置(AVR)内の電圧/周波数(V/f)変換定
数を変えることによって、インターナルポンプ起動時の
速度上昇を抑制し、炉心流量の変動幅を小さくすること
が可能になるため、中性子束上昇オーバーシュートを抑
制し、安定な原子炉の運転ができる。また、本発明によ
れば、インターナルポンプの起動時と通常運転時で、自
動電圧調整装置(AVR)内の電圧/周波数(V/f)
変換定数を変えることによって、インターナルポンプ周
波数(すなわち、速度)の立ち上がり、炉心流量の上昇
が緩やかで、かつ、中性子束の最高値もスクラム設定値
に対して十分な余裕のある値となる中性子束オーバーシ
ュートの小さい良好なインターナルポンプ起動特性を確
保することが可能である。また、本発明によれば、イン
ターナルポンプが起動してから最低ポンプ速度(昇速完
了)に達した後は、自動電圧調整装置(AVR)内の電
圧/周波数(V/f)変換定数の値を緩やかに変更する
ので、交流発電機周波数のステップ的な変動がなく、通
常時の制御をスムーズに開始することができる。また、
本発明によれば、起動時に、流体継手つきMGセットの
交流発電機または交流励磁機の界磁回路に抵抗を挿入す
るのみの簡単な構成により、インターナルポンプの速度
を低く抑えることができる。
の全体構成図
例
動特性の比較図
施例
施例
Claims (8)
- 【請求項1】 駆動電動機と流体継手と交流発電機とを
有する可変周波数電源装置と、原子炉内に設置され、前
記交流発電機により駆動されるインターナルポンプと、
前記交流発電機の電圧/周波数制御を行う制御装置から
なる炉心流量制御システムであって、前記制御装置は、
前記可変周波数電源装置の起動時に用いる電圧/周波数
変換定数と、定常運転時に用いる電圧/周波数変換定数
を有することを特徴とする炉心流量制御システム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記可変周波数電源
装置の起動時には、前記定常運転時に用いる電圧/周波
数変換定数から前記起動時に用いる電圧/周波数変換定
数に切り替え、予め設定した所定時間後には、前記定常
運転時に用いる電圧/周波数変換定数に再び切り替える
ことを特徴とする炉心流量制御システム。 - 【請求項3】 請求項1において、前記可変周波数電源
装置の起動時には、前記定常運転時に用いる電圧/周波
数変換定数から前記起動時に用いる電圧/周波数変換定
数に切り替え、前記インターナルポンプが最低速度まで
昇速した時には、前記定常運転時に用いる電圧/周波数
変換定数に再び切り替えることを特徴とする炉心流量制
御システム。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3において、前記
制御装置は、電圧/周波数変換定数として時間を関数に
して前記起動時に用いる電圧/周波数変換定数から前記
定常運転時に用いる電圧/周波数変換定数に変化する可
変定数を有し、前記可変周波数電源装置の起動時から前
記定常運転時に至るまでの間、前記可変定数に切り替え
ることを特徴とする炉心流量制御システム。 - 【請求項5】 請求項2または請求項3において、前記
制御装置は、前記定常運転時に用いる電圧/周波数変換
定数を緩やかに変化させる変化率制限手段を備え、前記
可変周波数電源装置の起動時から前記定常運転時に至る
までの間、電圧/周波数変換定数として前記変化率制限
手段が出力する可変定数に切り替えることを特徴とする
炉心流量制御システム。 - 【請求項6】 駆動電動機と流体継手と交流発電機とを
有する可変周波数電源装置と、原子炉内に設置され、前
記交流発電機により駆動されるインターナルポンプと、
前記交流発電機の電圧/周波数制御を行う制御装置から
なる炉心流量制御システムであって、前記可変周波数電
源装置の起動時に、前記交流発電機の界磁回路に前記イ
ンターナルポンプに伝達されるトルクを小さくする抵抗
を設けることを特徴とする炉心流量制御システム。 - 【請求項7】 駆動電動機と流体継手と交流発電機とを
有する可変周波数電源装置と、原子炉内に設置され、前
記交流発電機により駆動されるインターナルポンプと、
前記交流発電機の電圧/周波数制御を行う制御装置から
なる炉心流量制御システムであって、前記可変周波数電
源装置に交流励磁機を設け、前記可変周波数電源装置の
起動時に、前記交流励磁機の界磁回路にインターナルポ
ンプに伝達されるトルクを小さくする抵抗を設けること
を特徴とする炉心流量制御システム。 - 【請求項8】 駆動電動機と流体継手と交流発電機とを
有する可変周波数電源装置と、原子炉内に設置され、前
記交流発電機により駆動されるインターナルポンプと、
前記交流発電機の電圧/周波数制御を行う制御装置から
なる炉心流量制御システムであって、前記制御装置は、
前記可変周波数電源装置の起動時には、定常運転時に比
べて周波数変化に対する電圧変化を小さくすることを特
徴とする炉心流量制御システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07070791A JP3141226B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 炉心流量制御システム |
| US08/506,963 US5610957A (en) | 1994-07-31 | 1995-07-28 | Reactor core coolant flow rate control system for a BWR type nuclear power plant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07070791A JP3141226B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 炉心流量制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08240682A JPH08240682A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3141226B2 true JP3141226B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=13441719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07070791A Expired - Fee Related JP3141226B2 (ja) | 1994-07-31 | 1995-03-03 | 炉心流量制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141226B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2238154B1 (es) * | 2003-09-13 | 2006-12-16 | General Electric Company | Procedimiento y aparato para regular la tension de salida de un motor generador. |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP07070791A patent/JP3141226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08240682A (ja) | 1996-09-17 |
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