JPH08154400A - 流体継手付mgセットの励磁装置 - Google Patents

流体継手付mgセットの励磁装置

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JPH08154400A
JPH08154400A JP6315775A JP31577594A JPH08154400A JP H08154400 A JPH08154400 A JP H08154400A JP 6315775 A JP6315775 A JP 6315775A JP 31577594 A JP31577594 A JP 31577594A JP H08154400 A JPH08154400 A JP H08154400A
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generator
exciter
speed
fluid coupling
load
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JP6315775A
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English (en)
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Toshiyuki Takahashi
利幸 高橋
Hisayuki Ideno
久幸 出野
Shoji Tanigawa
尚司 谷川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体継手付MGセットの負荷として慣性が小
さく、プロセス上急激な速度変動が許容されないような
ポンプを用いる場合に、始動時のポンプ速度上昇率を抑
え、かつ、電源喪失後の短時間発電機運転を可能として
ポンプ降速率を緩和するに好適な流体継手付MGセット
の励磁装置を提供することにある。 【構成】 流体継手を有するMGセットにおいて、MG
セット駆動電動機に直結した交流励磁機と、MGセット
発電機から電力を供給する慣性の小さい負荷を有し、M
Gセットの始動時には発電機界磁を外部電源から直接励
磁し、前記発電機を低回転数から運転して前記流体継手
に負荷トルクを与え、前記負荷の速度上昇率を緩やかに
制御し、始動後は前記交流励磁機からの励磁に切り替
え、前記負荷を設定速度にて速度制御し、また、電源喪
失時にはMGセットの慣性を利用して交流励磁機の運転
を継続して、前記負荷の降速率を緩和するように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体継手付MGセット
を用いた可変周波数電源装置に係り、特に、慣性が小さ
く、速度変動率の制限の大きな負荷を運転する場合の流
体継手付MGセットの励磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体継手付MGセットにおいて、
発電機の励磁用電力は、MGセットの駆動電動機側に軸
直結された交流励磁機より供給する。この交流励磁機の
界磁電圧は、所定のMGセット発電機出力電圧に見合う
よう、自動電圧調整器(AVR)により励磁用発電機の
界磁回路に設けられたサイリスタの点弧角を制御して、
発電機電圧を制御する。交流励磁機は、流体継手付MG
セットの駆動電動機側に直結されているため、通常運転
中は一定速度であり、流体継手により可変速運転となる
発電機に対して安定した励磁用電力を供給できる構成と
なっている。このような構成においては、MGセットの
始動時に、駆動電動機速度が上昇し、交流励磁機から十
分な出力電圧が得られる速度になるのを待って界磁遮断
器を投入し、発電機の運転を開始していた。図3に、従
来技術によるMGセット始動時の駆動電動機、発電機、
負荷ポンプの速度変化を示す。MGセット始動後の無負
荷状態では、流体継手は発電機の負荷トルクがないた
め、すべりがあまり発生せず、発電機速度(実線)は駆
動電動機速度(一点鎖線)とほぼ同様に上昇する。した
がって、駆動電動機速度が十分上昇し、交流励磁機が十
分な出力電圧を出して発電機が運転できる時点では、発
電機速度は既に高い速度になってしまっている。発電機
が運転(発電機運転開始)され、ポンプが始動される
と、負荷トルクにより発電機速度は下降、ポンプ速度
(点線)は発電機速度に同期すべく上昇するが、慣性の
小さなポンプでは加速に必要な動力も小さいため、かな
り高い速度で発電機速度と同期し、その後すくい管設定
値の速度に整定する動作となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、交
流励磁機の十分な励磁出力が可能となり、発電機が運転
開始できる時点では、MGセットの速度が既に大きくな
ってしまっており、MGセットの負荷として慣性の小さ
なポンプが接続されている場合、発電機運転と同時にこ
れらのポンプが始動され、発電機速度に同期するよう加
速するため、ポンプ速度が高い速度に急上昇してしまう
という問題があった。また、このような始動時のポンプ
速度急上昇は、例えば改良形沸騰水形原子力発電プラン
トの再循環ポンプとして用いるインターナルポンプの場
合、中性子束高を引き起し、原子炉スクラムに至ってし
まうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、流体継手付MGセットの
負荷としてインターナルポンプのように慣性が小さく、
プロセス上急激な速度変動が許容されないようなポンプ
を用いる場合に、始動時のポンプ速度上昇率を抑え、か
つ、電源喪失後の短時間発電機運転を可能としてポンプ
降速率を緩和するに好適な流体継手付MGセットの励磁
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、流体継手を
有するMGセットにおいて、MGセット駆動電動機に直
結した交流励磁機と、MGセット発電機から電力を供給
する慣性の小さい負荷を有し、MGセットの始動時には
発電機界磁を外部電源から直接励磁し、前記発電機を低
回転数から運転して前記流体継手に負荷トルクを与え、
前記流体継手のすべりを早くから生じさせて、前記発電
機の速度上昇率をゆっくりとさせ、これと同期する前記
負荷の速度上昇率を緩やかに制御し、始動後は前記交流
励磁機からの励磁に切り替え、前記負荷を設定速度にて
速度制御し、また、電源喪失時にはMGセットの慣性を
利用して交流励磁機の運転を継続して、前記負荷の降速
率を緩和することによって、達成される。
【0006】
【作用】MGセット始動直後では駆動電動機の回転数が
まだ上昇していないため、交流励磁機は十分な出力電圧
を出せない。このため、始動中の回転数が低い段階でも
発電機運転に十分な励磁電力が得られるよう、発電機の
界磁回路に直接外部電源より励磁電源を供給し、発電機
電圧を制御する。すなわち、外部電源は、MGセット始
動中の速度が低く、励磁用発電機の出力が十分出せない
状態でも、発電機の界磁回路に直接MGセット発電機の
運転に十分な励磁電力を供給する。発電機が低い回転数
から運転されると、負荷となるポンプが運転されるた
め、流体継手に負荷トルクが生じ、これにより流体継手
のすべりは早くから生じ、発電機側速度上昇はゆっくり
となる。このため、発電機速度に同期するポンプの速度
上昇も抑えられる。MGセット始動後に交流励磁機が十
分な励磁電圧を発生できる状態になったとき、発電機の
励磁電源を交流励磁機よりの励磁制御に切り替える。交
流励磁機からの励磁電力による発電機運転に移行するこ
とにより、電源系の瞬停等の外乱の影響を受けることな
く、安定した発電機運転が可能となる。また、電源喪失
後も交流励磁機は、MGセットの慣性によりしばらくの
間、交流励磁機から発電機運転に必要な励磁電力の供給
が可能である。これにより発電機は、電源喪失後のMG
セットコーストダウン中しばらくの間運転が可能であ
り、ポンプ速度が慣性によって徐々に減速する発電機速
度に同期するため、急激なポンプ速度低下を防止でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す流体継
手付MGセットの励磁装置の構成図である。図1におい
て、MGセットは、駆動用電動機3と発電機5及び駆動
用電動機3のトルクを発電機5へ伝達する流体継手4か
ら構成される。駆動用電動機3は、遮断器2を介して電
源母線1から電力の供給を受け、流体継手4を介して発
電機5を回転駆動する。発電機5は、中性点側を中性点
接地変圧器11及び中性点接地抵抗12で接地し、線路
側に設けた遮断器13及び14a〜eを介してポンプモ
ータ15a〜eに電力を供給し、ポンプ16a〜eを駆
動する。また、MGセットの駆動電動機側には交流励磁
機6が軸直結されている。発電機5の界磁巻線9は、界
磁遮断器8を介して交流励磁機6より整流用ダイオード
7に接続する回路と、外部電源母線31より遮断器3
2、外部電源励磁用変圧器33、外部電源開閉器34及
びサイリスタ35に接続する回路に結合され、それぞれ
の回路を直流側で突き合わせる。交流励磁機6の界磁巻
線25は、励磁用変圧器22、サイリスタ24を介して
発電機5より出力電力の一部の供給を受ける。自動電圧
調整器(AVR)23は、発電機5の出力電圧を計器用
変成器21を介して計測し、所定の発電機電圧を得るの
に見合った点弧角のパルスをサイリスタ35及び24に
それぞれダイオード36a,36bを介して与える。発
電機5には、その回転数を検出してMGセットの励磁回
路を制御する制御装置を設ける。この制御装置は、発電
機5の回転数をパルスで検出する検出器10、パルスを
電圧に変換するパルス/電圧変換器41、さらに変換さ
れた電圧値を設定器43の規定値と比較する判定器4
2、その判定により界磁遮断器8と外部電源開閉器34
に動作指令を出力する始動時励磁制御回路44aから構
成する。
【0008】次に、本実施例におけるMGセット始動時
の動作について説明する。MGセットの始動に当たっ
て、遮断器2を閉じ、駆動電動機3が始動すると、その
トルクは流体継手4により発電機5に伝えられ、発電機
5の回転数が上昇する。発電機5の回転数は回転数検出
器10により検出され、パルス/電圧変換器41により
電圧に変換し、判定器42において設定器43にて設定
している規定値(低回転数)と比較判定し、その判定に
より始動時励磁制御回路44aは、図2のインターロッ
クブロック線図に示すように、発電機5の回転数が規定
値以上であれば、界磁遮断器8及び外部電源開閉器34
に「入」動作指令を出力する。界磁遮断器8と外部電源
開閉器34の「入」動作により、発電機5は、外部電源
母線31よりサイリスタ35を介して界磁巻線9に励磁
電力の供給を受け、運転を開始する。発電機5の運転が
開始されると、発電機出力電圧が発生し、負荷となるモ
ータ15a〜15eが始動する。その結果、発電機5に
負荷出力を生じ、流体継手4に負荷トルクが与えられ
る。このため流体継手4にすべりが生じ、しかも、この
すべりは機械的慣性により緩やかであるため、発電機5
の回転数上昇は、駆動電動機3の回転数上昇に比べてゆ
っくりとなり、最終的には流体継手4に設定したすくい
管位置(始動時は最小位置に設定)に相当する回転数に
落ち着く。この間、発電機5は、外部電源31より励磁
電源の供給を受け、AVR23及びサイリスタ35によ
り発電機電圧制御されて運転する。
【0009】図4に、本実施例によるMGセット始動時
の駆動電動機、発電機、負荷ポンプの速度変化を示す。
図4において、一点鎖線は、駆動電動機速度を示し、駆
動電動機3が起動すると、その回転速度は上昇する。実
線は、発電機速度を示し、発電機3の回転数が規定(速
度)値に達するまで、発電機3は駆動電動機3の速度に
同期して上昇する。しかし、発電機回転数が規定値に達
すると、界磁巻線9は外部電源31による直接励磁を受
け、発電機5の運転が開始される。ここで、発電機5の
運転が開始されると、発電機出力電圧が発生し、負荷と
なるモータ15a〜15eが始動し、発電機5には負荷
出力が生じることになる。流体継手4にはこの負荷トル
クが与えられ、このため流体継手4にすべりが生じ、こ
の結果、発電機5の回転数上昇は、駆動電動機3の回転
数上昇に比べてゆっくりとなる。そして、最終的には、
流体継手4に設定したすくい管位置に相当する回転数に
落ち着く。点線はポンプ速度を示し、発電機5の運転開
始と同時に発電機速度に同期して上昇する。なお、外部
電源開閉器34を「切」動作(後述する。)した時点
で、界磁巻線9は交流励磁機6による励磁運転に切り替
えられる。このように、本実施例によるMGセット始動
時には、流体継手4を採用したMGセットが有する機械
的慣性に着目して、界磁巻線9の励磁に利用する外部電
源31にMGセットの機械的慣性を組させることによっ
て、つまり、発電機5の運転開始に際し、界磁巻線9を
外部電源31によって励磁し、発電機5を低回転数から
運転して流体継手に負荷トルクを与えることにより、流
体継手のすべりを早くから生じさせ、これによって、発
電機5の回転数上昇を駆動電動機3の回転数上昇に比べ
てゆっくりとさせることができ、すなわち、発電機の運
転開始時のポンプ速度の上昇率を緩やかにすることがで
き、図3で説明したようなポンプ速度の上昇率を抑える
ことができる。したがって、例えば改良形沸騰水形原子
力発電プラントの再循環ポンプとして慣性の小さいイン
ターナルポンプを用いる場合、始動時のポンプ速度急上
昇によって引き起こされる原子炉の中性子束高、ひいて
は原子炉スクラムに至ってしまうという問題を回避する
ことができる。
【0010】次に、駆動電動機3の始動が完了し、交流
励磁機6からの励磁による発電機運転に切り替わる動作
について説明する。発電機5の運転開始(発電機励磁開
始)当初は、AVR23によってサイリスタ24が点弧
し、交流励磁機6の界磁巻線25が励磁されるが、駆動
電動機3の速度が低く、従って交流励磁機6の速度も低
いため、ダイオード7から出力される交流励磁機出力電
圧は小さく、発電機界磁電圧は、外部電源側サイリスタ
35より供給される。時間経過と共に駆動電動機速度及
び発電機速度が上昇すると、交流励磁機出力電圧が上昇
する。交流励磁機出力電圧が外部電源側サイリスタ35
の出力電圧を上回ると、発電機界磁電圧は交流励磁機出
力電圧で与えられるようになるため、界磁電圧を発電機
出力電圧に見合う電圧に制御するようAVR23はサイ
リスタ24への点弧角を絞る。そうすると同じ点弧パル
スは外部電源側サイリスタ35にも与えられているた
め、外部電源側サイリスタ35の出力電圧も絞られる。
したがって、駆動電動機が定格速度に達した後では、交
流励磁機出力電圧の方が外部電源側サイリスタ出力電圧
を確実に上回ることになり、実質的に発電機励磁制御は
交流励磁機側に切り替えられることになる。
【0011】図5に、発電機界磁が外部電源31から交
流励磁機6による励磁に切り替わるときの発電機界磁電
圧の変動を示す。図5において、一点鎖線の駆動電動機
速度と点線の発電機速度は図4と同様であり、二点鎖線
は外部電源側サイリスタ35の出力電圧、実線は交流励
磁機6のの出力電圧(ダイオード7の出力)をそれぞれ
示す。実線で示すように、交流励磁機6のの出力電圧
は、発電機5の運転開始(発電機励磁開始)当初は、駆
動電動機3の速度が低く、従って交流励磁機6の速度も
低いため、ダイオード7から出力される交流励磁機出力
電圧は小さいが、所定の時間が経過してA点に達する
と、駆動電動機速度及び発電機速度の上昇に伴って、交
流励磁機出力電圧が上昇し、二点鎖線で示す外部電源側
サイリスタ35の出力電圧を上回る。その後の発電機界
磁電圧は、交流励磁機出力電圧で与えられるようにな
り、実質的に発電機励磁制御は、外部電源側から交流励
磁機側に切り替わることになる。
【0012】以上説明した切替動作において、外部電源
開閉器34についてみると、図2のインターロックブロ
ック線図のようになる。すなわち、発電機回転数が規定
値以上となると、タイマ51が動作する。このタイマの
設定値は駆動電動機3の始動完了に十分な時間遅れにし
ており、所定の時間が経過すると、外部電源開閉器34
に「切」指令を発生すると同時に、ワイプアウト回路5
2によりそれまで出力していた「入」指令をブロックす
る。外部電源開閉器34が開となると、発電機界磁が外
部電源31から完全に遮断されるため、発電機5の運転
は交流励磁機6からの励磁運転のみとなる。このよう
に、本実施例による外部電源31からの直接励磁から交
流励磁機6による励磁への切替時には、交流励磁機出力
電圧が外部電源電圧を上回ったとき、外部電源側から交
流励磁機側に切り替えるので、発電機界磁電圧の切替制
御がバンプレスに実施でき、また、発電機5が特定の回
転数(設定値)に達したとき、外部電源31を用いて発
電機界磁9を直接励磁して、発電機5の運転を開始する
ので、信頼性の高いMGセットの始動制御を行うことが
できる。また、MGセットの定常運転時には、交流励磁
機6による発電機界磁9の励磁を行うので、外部電源系
の瞬停等の外乱の影響を受けることなく、安定したMG
セット制御を行うことができる。
【0013】次に、MGセットの運転中に、電源母線1
の電源が喪失した場合の発電機運転について説明する。
電源母線1の電源が喪失すると、駆動電動機3に供給さ
れていた電力が断たれるが、流体継手4を採用したMG
セットには機械的慣性が働き、MGセットはしばらくの
間回転を持続する。一方、交流励磁機6をMGセット軸
に直結しているため、交流励磁機6はしばらくの間運転
を継続する。そのため、発電機5は、電源母線1の電源
が喪失しても、交流励磁機6からの励磁電力によりしば
らくの間運転を継続することができる。したがって、ポ
ンプ15a〜eも電源喪失後直ちに停止することなく、
発電機5のコーストダウンにしたがって発電機速度に同
期して速度低下する。このように、本実施例では、電源
母線1の電源喪失時も、発電機5は、流体継手4を採用
したMGセットが有する機械的慣性により、コーストダ
ウンしつつポンプ15a〜e(負荷)をしばらくの間運
転するため、例えば負荷が改良形沸騰水形原子力プラン
トの再循環ポンプであり、再循環ポンプとして慣性の小
さいインターナルポンプを用いる場合、電源喪失時にイ
ンターナルポンプの回転をすぐに停止してしまうことが
ないため、流量の急減により炉心に与える影響を著しく
緩和することができる。なお、電源系で発生する瞬停に
対しても同様である。
【0014】図6は、本発明の第2の実施例を示す構成
図である。図6の第2の実施例は、始動時励磁制御回路
44への入力が駆動電動機遮断器2の位置検出器45よ
り与えられるという点を除いて、図1の第1の実施例と
同じである。第2の実施例におけるMGセット始動時の
動作は、次のようになる。遮断器2が閉となり、駆動電
動機3が始動すると、位置検出器45はこれを検出し、
始動時励磁制御回路44bの出力により外部電源開閉器
34及び界磁遮断器8が閉となり、発電機運転が開始す
る。その後の動作は第1の実施例と同様となる。本実施
例によれば、MGセットの始動の判定が駆動電動機用遮
断器の位置検出だけですみ、設備を簡素化できる。
【0015】図7は、本発明の第3の実施例を示す構成
図である。図7において、MGセットの主回路の構成
は、第1の実施例と同様であるので、説明を省略する。
発電機5の界磁巻線9は、界磁遮断器8を介してサイリ
スタ61に接続される。AVR23は、発電機5の出力
電圧を計器用変成器21を介して計測し、所定の電圧に
なるようサイリスタ61のゲートパルスを制御する。サ
イリスタ61の入力は、交流励磁機6に接続される遮断
器62と外部電源31に接続される遮断器63の双方に
接続される。また、交流励磁機6の出力は、励磁変圧器
64及び整流用ダイオード65を介して交流励磁機6の
界磁巻線25にも与えられる。さらに交流励磁機6の界
磁巻線25には、ダイオード66を介して初期励磁用電
源67からも初期励磁用の電源を供給できる構成となっ
ている。始動時励磁制御回路44cの入力は、発電機の
回転数検出器10よりパルスー電圧変換器41、判定器
42より与えられるほか、駆動電動機3の遮断器2の位
置検出器45からも与えられる。
【0016】本実施例の動作を始動時励磁制御回路44
cについて説明する。図8は、始動時励磁制御回路44
cの動作を示すためのインターロックブロック線図であ
り、MGセット始動前の状態では交流励磁機接続遮断器
62及び界磁遮断器8はいずれも開となっている。い
ま、MGセットの始動始動に当たって、駆動電動機3の
遮断器2を閉とすると、AND回路53が成立し、まず
外部電源接続遮断器63が入となる。駆動電動機3が始
動し、発電機回転数が規定値以上になると、発電機界磁
遮断器8が閉となり、発電機界磁9は外部電源31によ
り直接励磁され、発電機5は運転を開始する。タイマ5
1に設定した時間が経過すると、サイリスタ61を保護
するため、まずバイパスペア制御54を行った後、外部
電源接続遮断器63を切とする。ここで、タイマ51の
設定時間は、第1の実施例の場合と同様、駆動電動機3
の始動完了に十分な時間とする。外部電源接続遮断器6
3が切となると、交流励磁機接続遮断器62が入とな
り、発電機5の運転は、交流励磁機5よりの励磁運転に
切り替わる。交流励磁機6は自励方式であり、初期励磁
用電源67から交流励磁機界磁25が初期励磁され、初
期励磁後は単独運転が可能である。発電機5の電圧制御
は、いずれの励磁電源の場合もサイリスタ61及びAV
R23により行われる。なお、本実施例による駆動電動
機、発電機、負荷ポンプモータの動作は第1の実施例で
説明した動作と同様となる。また、電源喪失後の動作も
第1の実施例で説明した動作と同様となる。本実施例に
よれば、発電機界磁の励磁制御を行うサイリスタが一組
(サイリスタ61のみ)で済むため、経済的である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流体継手付MGセットの発電機を始動時の低い速度から
運転でき、また、電源喪失後もしばらくの間運転できる
ため、MGセット始動時及び電源喪失時のポンプ速度変
動率を緩和できるという効果がある。また、本発明によ
れば、流体継手付MGセットの負荷としてインターナル
ポンプのように慣性が小さく、プロセス上急激な速度変
動が許容されないようなポンプを用いる場合に、始動時
のポンプ速度上昇率を抑え、かつ、電源喪失後の短時間
発電機運転を可能としてポンプ降速率を緩和するので、
プロセスが例えば改良形沸騰水形原子力発電プラントで
あるとき、始動時のポンプ速度急上昇によって引き起こ
される原子炉の中性子束高、ひいては原子炉スクラムに
至ってしまうという問題を回避することができ、また、
流量の急減により炉心に与える影響を著しく緩和するこ
とができる。また、本発明によれば、MGセットの始動
の判定を駆動電動機用遮断器の位置検出により行うた
め、設備を簡素化でき、また、発電機界磁の励磁制御を
行うサイリスタを一組(サイリスタ61のみ)とするた
め、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の始動時励磁制御回路の動作論理を示すた
めのインターロックブロック線図である。
【図3】従来技術による駆動電動機とポンプ及び発電機
の時間−速度特性を示す。
【図4】本発明による駆動電動機とポンプ及び発電機の
時間−速度特性を示す。
【図5】本発明の第1の実施例による励磁系切替動作を
説明するための特性図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図8】図7の始動時励磁制御回路の動作論理を示すた
めのインターロックブロック線図である。
【符号の説明】
1 電源母線 3 MGセット用駆動電動機 4 流体継手 5 MGセット用発電機 6 交流励磁機 8 界磁遮断器 9 MGセット用発電機界磁巻線 10 回転数検出器 15a〜e ポンプモータ 16a〜e ポンプ 23 AVR(自動電圧調整器) 24 サイリスタ 25 交流励磁機界磁巻線 31 外部電源母線 34 外部電源開閉器 35 外部電源用サイリスタ 41 パルス/電圧変換器 42 判定器 43 設定器 44a、44b、44c 始動時励磁制御回路 45 遮断器位置検出器 51 限時動作タイマー 52 ワイプアウト回路 53 AND回路 61 サイリスタ 62 交流励磁機接続遮断器 63 外部電源接続遮断器 67 交流励磁機初期励磁用電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体継手を有するMGセットにおいて、
    MGセット駆動電動機に直結した交流励磁機と、MGセ
    ット発電機から電力を供給する慣性の小さい負荷を有
    し、MGセットの始動時には発電機界磁を外部電源から
    直接励磁し、前記発電機を低回転数から運転して前記流
    体継手に負荷トルクを与え、前記負荷の速度上昇率を緩
    やかに制御し、始動後は前記交流励磁機からの励磁に切
    り替え、前記負荷を設定速度にて速度制御することを特
    徴とする流体継手付MGセットの励磁装置。
  2. 【請求項2】 流体継手を有するMGセットにおいて、
    MGセット駆動電動機に直結した交流励磁機と、MGセ
    ット発電機から電力を供給する慣性の小さい負荷を有
    し、MGセットの始動時には発電機界磁を外部電源から
    直接励磁し、前記発電機を低回転数から運転して前記流
    体継手に負荷トルクを与え、前記負荷の速度上昇率を緩
    やかに制御し、始動後は前記交流励磁機からの励磁に切
    り替え、前記負荷を設定速度にて速度制御し、電源喪失
    時にはMGセットの慣性を利用して交流励磁機の運転を
    継続して、前記負荷の降速率を緩和することを特徴とす
    る流体継手付MGセットの励磁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、発電
    機界磁の外部電源による直接励磁は、発電機回転数が所
    定の値に達したとき、開始することを特徴とする流体継
    手付MGセットの励磁装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、発電機回転数と所定
    の値を比較判定する手段と、発電機回転数が所定の値に
    達したとき、発電機界磁の外部電源による直接励磁を開
    始する制御手段を有することを特徴とする流体継手付M
    Gセットの励磁装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2において、MG
    セット駆動電動機を開閉する遮断器を有し、遮断器が閉
    になったことを検出したとき、発電機界磁の外部電源に
    よる直接励磁を開始することを特徴とする流体継手付M
    Gセットの励磁装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2において、発電
    機回転数と所定の値を比較判定する手段と、MGセット
    駆動電動機を開閉する遮断器と、この遮断器が閉になっ
    たとき、前記駆動電動機を起動し、発電機回転数が所定
    の値に達したとき、発電機界磁の外部電源による直接励
    磁を開始する制御手段を有することを特徴とする流体継
    手付MGセットの励磁装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、交流励磁機の整流後出力に外部電源の整流後出力を
    突き合わせることを特徴とする流体継手付MGセットの
    励磁装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2において、交流
    励磁機を自己励磁とし、その交流出力と外部電源の交流
    電力とを切り替える切替手段と、この切替手段からの交
    流出力を点弧制御して出力調整する手段を設けたことを
    特徴とする流体継手付MGセットの励磁装置。
JP6315775A 1994-11-25 1994-11-25 流体継手付mgセットの励磁装置 Pending JPH08154400A (ja)

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