JP3141271B2 - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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JP3141271B2
JP3141271B2 JP32920494A JP32920494A JP3141271B2 JP 3141271 B2 JP3141271 B2 JP 3141271B2 JP 32920494 A JP32920494 A JP 32920494A JP 32920494 A JP32920494 A JP 32920494A JP 3141271 B2 JP3141271 B2 JP 3141271B2
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保 見城
愛一郎 木下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品点数や組立工数を
削減することを目的とした新規な車輌用標識灯を提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】後続車への停止の意思表示についての視
認性を良好にする目的で自動車のリアウインドの内側に
配置される車輌用標識灯が知られている。
【0003】例えば、特開昭64−109142号公報
には、前面が開口した合成樹脂製のランプボディの中に
配置された電球の上下及び後部を反射鏡で覆い、該反射
鏡はランプボディの後壁から突設された突部に支持され
て該支持部以外はランプボディの内面から離間された構
成を有する灯具が開示されている。
【0004】図21に示す車輌用標識灯aにおいて、合
成樹脂製のランプボディbは、主部b1と該主部b1の
前部に着脱自在に取着されたフード部b2とから成って
おり、両者はビスc、cによって結合されている。
【0005】そして、透明な合成樹脂で形成されたレン
ズdが、ランプボディbのフード部b2の前端寄りの部
分に内嵌された状態で接着、溶着等によりフード部b2
に固定されている。
【0006】ランプボディbとレンズdとによって画成
される灯室e内には、金属製の反射鏡fが配置されてお
り、該反射鏡fはその一部を挿通された取付ネジgがラ
ンプボディbの主部b1に形成された突部hに螺着され
ことによって主部b1に支持されている。
【0007】iは円筒状をしたランプソケットであり、
該ランプソケットiは、これに金属バンドjを巻き付け
て、取付ネジk、kを該金属バンドjの端部の挿通孔及
びこれらに対応する反射鏡fの挿通孔にそれぞれ挿通し
た後、ランプボディbに形成されたボス部l、lの下孔
m、mに螺合することによって、ボス部l、lに保持さ
れるようになっている。
【0008】nは電球であり、その口金部oがランプソ
ケットiに着脱自在に取り付けられている。
【0009】pはリアウインドガラスである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の車輌
用標識灯aにあっては、ランプボディbを構成する主部
b1とフード部b2とがビスc、cによって結合されて
おり、また、反射鏡fがランプボディbとは別部材とさ
れて主部b1に金属バンドjや取付ネジk、kを用いて
取り付けられる構成となっているため、部品点数が多
く、組み立てに手間がかかるという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用標識灯は、
上記した課題を解決するために、上下に分割される上ボ
ディと下ボディとからランプボディが形成成され、レン
ズの周りを囲むフード部が上ボディ又は下ボディに一体
に形成されるとともに、反射鏡が上ボディ又上下ボディ
に一体に形成されており、光源バルブが反射鏡の取付孔
に取り付けられたものである。
【0012】
【作用】従って、本発明によれば、フード部が上ボディ
又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上
ボディ又は下ボディに一体に形成されているので、部品
点数が少なくなり、フード部のランプボディ主部への取
付や反射鏡のランプボディへの取付工程を削減すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明車輌用標識灯の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。尚、図示した実施例は、後
続車に停止信号を送出するためのハイマウントストップ
ランプに本発明を適用したものである。
【0014】1はハイマウントストップランプである。
【0015】2は合成樹脂製のランプボディであり、下
ボディ2aと上ボディ2bとから成っている。
【0016】図6乃至図9は下ボディ2aを示すもので
ある。
【0017】下ボディ2aの前半部(ハイマウントスト
ップランプ1の照射方向を前方とする。)は、角筒状を
したフード部3とされている。該フード部3は、その正
面形状が角のとれた横長の長方形をしており、その上面
部3aの後端面が前方に湾曲した形状をなし、該後端面
の上半部には切欠3bが形成されている。
【0018】下ボディ2aの後半部4には、上方を向い
た開口5が形成されており、後述する上ボディ2bによ
って該開口5が閉塞されるようになっている。そして、
後半部4は後方に湾曲した形状の後面壁4aと底面壁4
bとを有し、底面壁4bのうち後面壁4a寄りの位置に
はボス部6、6が左右方向に離間して立設されている。
尚、ボス部6、6には螺孔6a、6aがそれぞれ形成さ
れるとともに、側面で見て三角形状の補強リブ6b、6
b、・・・がそれぞれ設けられている。
【0019】フード部3の底面壁3cは、図8に示すよ
うに、その高さが後方に行くにつれて次第に高くなるよ
うに傾斜しており、また、後半部4の底面壁4bはその
高さが略一定とされており、両者の境界には、段差7が
形成されている。そして、図9に示すように、段差7上
には下方に突出した突部8、8が所定の距離を置いて形
成されている。
【0020】また、フード部3は左右方向の幅が後方に
行くにつれて次第に小さくなっており、フード部3の側
面壁と後半部4との境界には上記段差7に連続する段差
9が形成されている。
【0021】図10乃至図13は上ボディ2bを示すも
のである。
【0022】上ボディ2bは平面形状において上記下ボ
ディ2aの開口5に対応する形状を有しており、その前
縁部10には前方を向いたレンズ据付溝11が形成され
ている。そして、図5の上方の大円内に拡大して示すよ
うに、レンズ据付溝11の上側を限定する壁部11aの
前端が上記フード部3の切欠3bに係合されるようにな
っている。
【0023】12は上ボディ2bの下面の側縁及び後縁
寄りの位置に形成された位置決め突条であり、上ボディ
2bにより下ボディ2aの開口5を覆った時に該位置決
め突条12が下ボディ2aの開口5の内側開口縁に当接
される。このようにすると、上ボディ2bと下ボディ2
aとの隙間を通した光漏れを防ぐことができる。
【0024】13はリフレクタ部であり、上ボディ2b
の下面に一体に形成されている。リフレクタ部13は、
図13に示すように、底面から見た形状が略W字状を為
しており、その前面に反射処理が施されている。そし
て、正面から見たリフレクタ部13の中央には円孔状の
電球取付孔14が形成されている。
【0025】15、15は取付孔であり、下ボディ2a
のボス部6、6の螺孔6a、6aにそれぞれ対応する位
置に形成されている。
【0026】16は取付孔15と15との間に形成され
た電球挿入孔であり、前側の部分が台形状とされ、これ
に横長の長方形状をした開口が連続された形状となって
いる。
【0027】17は角孔状の放熱孔であり、上記電球挿
入孔16の前方に形成されている。
【0028】18は電球であり(図3参照。)、上記電
球挿入孔16を介してランプボディ2内に挿入される。
該電球18は、そのガラス球18aがリフレクタ部13
の電球取付孔14に挿入された状態でリフレクタ部13
に着脱自在に取り付けられるようになっている。従っ
て、正面からはガラス球18aだけが見え、電球18の
ソケット部19はリフレクタ部13の後ろに隠されるこ
とになるので、見栄えが良くなる。尚、ガラス球18a
と電球取付孔14との隙間からは光が漏れないようにな
っている。
【0029】図14乃至図16はレンズ20を示すもの
である。
【0030】レンズ20は、透明の合成樹脂で形成され
ており、図14(a)に示すように、その正面形状が上
記ランプボディ2のフード部3の内法形状に対応した横
長の長方形状をしている。
【0031】そして、レンズ20の表面には、図14
(a)に示すように、光拡散のための凹状の魚眼レンズ
ステップが形成されている。
【0032】レンズ20の裏面には電球18による直射
光を光軸方向に沿う光に制御するためのレンズステップ
が形成されており、該レンズステップは、図14
(b)、(c)に示すように、2つの制御区分領域21
a、21bに分けられている。
【0033】制御区分領域21aは、レンズ20の中央
部に位置した円形状の領域であり、該領域にはフレネル
レンズステップ22、22、・・・が形成されている。
尚、この制御区分領域21aはその周囲より稍前方に突
出されているが、これは電球18との間の距離を長くす
ることによって熱の影響を受けにくくするためである。
【0034】また、制御区分領域21aを除いた領域で
ある制御区分領域21bには、プリズムレンズステップ
23、23、・・・が形成されている。
【0035】24、24、・・・はレンズ20の周縁部
に後方へ向けて突出された周壁部20aの上辺部及び下
辺部の適所に突設された突片であり(図15及び図16
参照。)、これら突片24、24、・・・はレンズ20
をランプボディ2に対して位置決めするために設けられ
ている。
【0036】即ち、図5の上方の大円内に拡大して示す
ように、レンズ20の周壁部20aは、その上辺部が上
ボディ2bのレンズ据付溝11内に受け入れられかつ突
片24、24の上面に形成された係合爪24a、24a
がフード部3の上面部3aの後端面の下半部3dに係合
され、また、下方の大円内に拡大して示すように、周壁
部20aの下辺部に形成された突片24、24の下面に
形成された係合爪24a、24aが、突部8、8の内面
に形成された凹部8a、8aの前面に係合されるように
なっており、これによってレンズ20がランプボディ2
のフード部3と上ボディ2bとの間に挟持される。
【0037】図17乃至図19は、ハイマウントストッ
プランプ1を車体の所定位置に取り付けるための金属製
のブラケット25を示すものである。
【0038】ブラケット25は、鉛直断面形状で略L字
状をなしており、ランプボディ2をビス止めにより固定
するためのボディ取付部26と、ハイマウントストップ
ランプ1を車体に取り付けるための車体取付部27とが
一体に形成されいる。
【0039】ボディ取付部26は平面で見て略Y字状し
た平板とされ、図18に示すように、後方に突出した2
つの部分28、29には、取付孔28a、29aがそれ
ぞれ形成されている。尚、取付孔28aと29aとの間
の中心間隔は、上ボディ2bの取付孔15と取付孔15
との間及び下ボディ2aのボス部6、6の螺孔6aと螺
孔6aとの間の形成間隔に対応した間隔とされている。
【0040】また、前方に突出した矩形状の部分30
は、ブラケット25を上ボディ2bに取り付けた時に上
ボディ2bの放熱孔17を上から塞ぐために設けられて
おり、ランプボディ2内の熱が放熱孔17及び部分30
を介してブラケット25全体に伝達されて放散されるよ
うになっている。
【0041】車体取付部27は正面から見て横倒コ字状
をしており、ボディ取付部26の前端部の端寄りの位置
から上斜め後方に傾斜した状態で屈曲された2つの部分
31、32と、これら部分31と32との間を繋ぐ部分
33とからなっている。そして、これら部分には、車体
への取付孔31a、32a、33aがそれぞれ形成され
ており、取付孔31a、33aが円孔とされ、取付孔3
2aが横長の長孔とされている。
【0042】34、34、・・・は補強のための折返部
であり、ボディ取付部26及び車体取付部27の左右の
側縁部に延長された部分を略直角に屈曲することによっ
て形成されている。
【0043】35、35はハイマウントストップランプ
1をブラケット25に取り付けるためのビスであり(図
2参照。)、ハイマウントストップランプ1は、これら
のビス35、35をブラケット25のボディ取付部26
の取付孔28a、29a及び上ボディ2bの取付孔1
5、15にそれぞれ挿通した後、下ボディ2a内のボス
部6、6の螺孔6a、6aに各別に螺合することによっ
てブラケット25に取付けられる。
【0044】しかして、上記ハイマウントストップラン
プ1にあっては、フード部3がランプボディ2の下ボデ
ィ2aに一体的に形成されており、リフレクタ部13が
上ボディ2bと一体に形成されているので、構成部品数
が少なく組み立てが簡単となる。
【0045】即ち、ハイマウントストップランプ1の組
み立て及び車体への取付に際しては、先ず、ランプボデ
ィ2のフード部3にレンズ20を仮止めするとともに、
電球18をリフレクタ部13に取り付けた後、下ボディ
2aの開口5を覆うように上ボディ2bを下ボディ2a
に対して位置合せし、ビス35、35を用いて上ボディ
2bとボス部6とをブラケット25のボディ取付部26
に共締めする。そして、ブラケット25の車体取付部2
7を車体の所定位置にビス止めによって取り付ければ、
ハイマウントストップランプ1の車体への取付作業が完
了する。尚、電球18の交換作業にあたっては、上ボデ
ィ2bに形成された電球挿入孔16を通して電球18を
取り外した後、電球挿入孔16を通して新しい電球18
をランプボディ2内に位置させ、リフレクタ部13の裏
側からガラス球18aを電球取付孔14に挿入してリフ
レクタ部13に取り付けるだけで済むので、作業が容易
である。
【0046】上記した実施例では、リフレクタ部13を
上ボディ2bに一体に形成したが、図20に示すよう
に、リフレクタ部13Aをランプボディ2の下ボディ2
aに一体に形成しても良いことは勿論である。また、フ
ード部3を上ボディ2bに一体に形成することも可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、フード部が上ボディ
又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上
ボディ又は下ボディに一体に形成されているので、部品
点数や組立工数を低減することができる。
【0048】そして、請求項2に係る発明によれば、上
ボディのうち光源バルブの発光部の上方に位置するとこ
ろに放熱孔を形成し、該放熱孔をその上から覆うように
金属製のブラケットを上ボディに取り付けてこのブラケ
ットによって灯具を車輌に取り付けることができるの
で、ブラケットを放熱板兼取付部材として利用すること
で放熱のための専用部材が不要となり、部品点数の削減
を図ることができる。
【0049】また、請求項3に係る発明によれば、光源
をランプボディ内に位置させるための挿入孔を上ボディ
に形成し、該挿入孔を通して光源の発光部を反射鏡の取
付孔に挿入することで、光源の交換作業を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5とともに本発明に係るハイマウン
トストップランプを示すものであり、本図は正面図であ
る。
【図2】平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図7乃至図9とともに本発明に係るハイマウン
トストップランプの下ボディを示すものであり、本図は
正面図である。
【図7】平面図である。
【図8】側面図である。
【図9】底面図である。
【図10】図11乃至図13とともに本発明に係るハイ
マウントストップランプの上ボディを示すものであり、
本図は正面図である。
【図11】平面図である。
【図12】側面図である。
【図13】底面図である。
【図14】図15及び図16とともに本発明に係るハイ
マウントストップランプのレンズを示すものであり、本
図の(a)は正面図であり、(b)は(a)のB−B線
に沿う断面図であり、(c)は背面図である。
【図15】平面図である。
【図16】底面図である。
【図17】図18及び図19とともに本発明に係るハイ
マウントストップランプのブラケットを示すものであ
り、本図は正面図である。
【図18】平面図である。
【図19】側面図である。
【図20】リフレクタ部を下ボディに形成した変形例を
示す平面図である。
【図21】従来の車輌用標識灯の一例を示す要部の水平
断面図である。
【図22】図21のXXII−XXII線の沿う拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 ハイマウントストップランプ(車輌用標識灯) 2 ランプボディ 2a 下ボディ 2b 上ボディ 3 フード部 13 リフレクタ部(反射鏡) 14 電球取付孔(取付孔) 16 電球挿入孔(挿入孔) 17 放熱孔 18 電球(光源バルブ) 20 レンズ 24 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−109142(JP,A) 実開 平3−77310(JP,U) 実開 平4−59006(JP,U) 実開 平5−72008(JP,U) 実開 平7−4164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 F21W 101:14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に分割される上ボディと下ボディと
    からランプボディが形成され、レンズの周りを囲むフー
    ド部が上ボディ又は下ボディに一体に形成されるととも
    に、反射鏡が上ボディ又は下ボディに一体に形成されて
    おり、光源バルブが反射鏡の取付孔に取り付けられるこ
    とを特徴とする車輌用標識灯。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車輌用標識灯におい
    て、上ボディのうち光源バルブの発光部の上方に位置す
    るところに放熱孔が形成されており、該放熱孔をその上
    から覆うように金属製のブラケットが上ボディに取り付
    けられ、該ブラケットによって車輌に取り付られるよう
    にしたことを特徴とする車輌用標識灯。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車輌用標
    識灯において、光源バルブをランプボディ内に位置させ
    るための挿入孔を上ボディに形成し、該挿入孔を通して
    光源バルブを反射鏡の取付孔に取り付けるようにしたこ
    とを特徴とする車輌用標識灯。
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